JPH04258281A - 喫煙物品 - Google Patents

喫煙物品

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JPH04258281A
JPH04258281A JP3224708A JP22470891A JPH04258281A JP H04258281 A JPH04258281 A JP H04258281A JP 3224708 A JP3224708 A JP 3224708A JP 22470891 A JP22470891 A JP 22470891A JP H04258281 A JPH04258281 A JP H04258281A
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heat
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Harry V Lanzillotti
ハリー・ブイ・ランジロッチ
Edward B Sanders
エドワード・ビー・サンダース
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エー・クリフトン・リリー・ジュニア
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チャールズ・アール・ヘイワード
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ジョン・アール・ハーン
Jr D Bruce Losee
デー・ブルース・ロージー・ジュニア
Grier S Fleischhauer
グリアー・エス・フレイシュハウアー
Willie G Houck
ウィリー・ジー・ホウク
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24DCIGARS; CIGARETTES; TOBACCO SMOKE FILTERS; MOUTHPIECES FOR CIGARS OR CIGARETTES; MANUFACTURE OF TOBACCO SMOKE FILTERS OR MOUTHPIECES
    • A24D1/00Cigars; Cigarettes
    • A24D1/22Cigarettes with integrated combustible heat sources, e.g. with carbonaceous heat sources

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は特開平2−84165号(これは
米国特許第4991606号及び第4966171号に
相当する)の改良又は改変である発明に関する。
【0002】本発明は実質的に目に見えない副流煙を発
生する喫煙物品に関する。特に本発明は煙草の喫煙に伴
われる感覚が煙草の燃焼なしに達成される喫煙物品に関
する。
【0003】通常の煙草の煙以外に吸収のためのエアロ
ゾル又は蒸気を生ずる喫煙物品を作るため、従来数多く
の計画がなされて来た。例えばSiegelの米国特許
第2907686号には、木炭棒及び燃焼する木炭棒に
よって加熱される合成「煙」形成剤及び香味料で含浸さ
れた分離キャリヤーからなる喫煙物品が記載されている
。木炭棒は、燃焼中不透過性層を形成するよう濃縮砂糖
溶液で被覆されている。この層は喫煙中に形成されるガ
スを含有し、かくして形成された熱を集中すると考えら
れた。
【0004】Ellis 等の米国特許第325801
5号に示された別の喫煙物品は、再構成煙草又は煙草抽
出物の如きニコチン源を含有する金属シリンダーを加熱
するため通常のシガレットの形で燃焼する煙草を使用し
ている。喫煙中、金属チューブ内の材料から放出される
蒸気は、喫煙物品の燃焼端へ流れるチューブの開口端を
通って吸入される空気と混合する。Ellis 等の米
国特許第3356094号には、チューブが加熱された
とき脆くなり、従って周囲の煙草が燃えるときはみ出る
ことのない同様の喫煙物品が示されている。
【0005】Hearn 等の公開されたヨーロッパ特
許出願第0177355号には、フレーバー発生材を加
熱するが燃焼しないことによってニコチン含有エアロゾ
ルを生ずる喫煙物品が示されている。フレーバー発生材
はアルミナ、天然クレー等、又は煙草充填材の如き基体
材料から形成できる。フレーバー発生材はニコチン、グ
リセロール、メントール等を含む熱的に放出しうる香味
料で含浸されている。フレーバー発生材の加熱は、煙草
又は他の炭素質材料の燃料棒の燃焼の結果として形成さ
れる熱ガスによって与えられる。
【0006】Banerjee等の米国特許第4714
082号には、短い燃料素子を使用するHearn 等
の喫煙物品の改変が示されている。この物品の性能は、
燃料素子及びエアロゾル発生材の間の熱伝達を最大にす
ることにより改良されると言われている。これは、絶縁
による熱損失を防止すること、及び金属導体による燃焼
する燃料とフレーバー発生材の間の増強された熱伝達に
より行われる。
【0007】Banerjee等の機構は多くの欠点に
悩まされている。第一に可撓性ガラス繊維絶縁ジャケッ
トは、特殊な装置を用いないと近代の大量生産機械で取
り扱うことが難しい。第二にガラスは輸送中に追い出さ
れ、パックを通って喫煙物品の吸口端に乗るように移動
し、喫煙者の口中にガラス繊維が吸入される潜在性を生
ぜしめる。更に金属熱導体の使用は、導体自体が燃料素
子によって生ぜしめられる熱の多くを吸収するため幾分
非効率的である。
【0008】フレーバー付与されたエアロゾル放出性材
料が、炭素質熱源からの放射線により、又はそれを通る
空気の通過によって形成される熱ガスによって効率的に
加熱される喫煙物品を提供できることが望まれている。
【0009】更にかかる喫煙物品の喫煙者によるガラス
繊維の吸入潜在性を避けることが望まれている。
【0010】更に又通常のシガレットの外観及び感覚を
有するかかる物品を提供することが望まれている。
【0011】本発明の目的は、フレーバー付与エアロゾ
ル放出性材料が、炭素質熱源を通る空気の通過によって
形成される熱ガス、及び放射線により効率的に加熱され
る喫煙物品を提供することにある。
【0012】本発明の別の目的は、かかる喫煙物品の喫
煙者によるガラス繊維の吸入に対する潜在性を避けるこ
とにある。
【0013】本発明の更に別の目的は、通常のシガレッ
トの外観及び感覚の両方を有するかかる喫煙物品を提供
することにある。
【0014】本発明によれば、吸口端と吸口端から離れ
た末端を有する喫煙物品を提供する。この喫煙物品は、
吸口端と流体連通した末端で活性素子を含有し、かつ吸
口端に隣接してフイルターを含むことができる。活性素
子は、内壁及び外壁を有し、かつ末端での第一端及び吸
口端により近い第二端を有する熱反射性の実質的にシリ
ンダー状中空スリーブを含む。第一端でスリーブの少な
くとも一部が金属製である。熱源はスリーブの第一端に
隣接してスリーブ中に挿入される。好ましくは熱源は第
一端に隣接してスリーブ中で吊され、スリーブの内壁か
ら間隔が置かれ、熱源の周囲に環状空間を規定している
。熱源はそれを通る流体通路を有する。フレーバー床は
スリーブの第二端に隣接してスリーブ中に設け、熱源と
放射性かつ対流熱伝達関係にある。スペーサー素子が、
熱源と間隔をあけた関係でフレーバー床を保持する。ス
リーブは、熱源の燃焼を空気が支持できるようにするた
め熱源に隣接して空気透過性であり、そしてフレーバー
床中の材料の燃焼を防止するためフレーバー床に隣接し
て空気不透過性である。熱源が点火され、空気が喫煙物
品を通って引かれるとき、空気はそれが流体通路を通る
に従って加熱される。加熱された空気はフレーバー床を
通って流れ、フレーバー付与されたエアロゾルを放出し
、それを吸口端へと運ぶ。
【0015】本発明の上述した目的及び他の目的は、添
付図面との関係の以下の詳細な説明から明らかになるで
あろう、各図面において、同様の部分には類似した参照
番号を付してある。
【0016】図1は、本発明による喫煙物品の第一の好
ましい例の分解斜視図である。
【0017】図2は、図1の線2−2でとった図1の喫
煙物品の長手方向断面図である。
【0018】図3は、図2の線3−3でとった図1及び
図2の喫煙物品の端面図である。
【0019】図4は、図2の線4−4でとった図1〜図
3の喫煙物品の半径方向断面図である。
【0020】図5は、図2の線5−5でとった図1〜図
4の喫煙物品の半径方向断面図である。
【0021】図6は、図2の線6−6でとった図1〜図
5の喫煙物品の半径方向断面図である。
【0022】図7は、図1〜図6の喫煙物品の活性素子
の分解斜視図である。
【0023】図8は、図7の線8−8でとった図1〜図
7の喫煙物品の活性素子の長手方向断面図である。
【0024】図9は、本発明による喫煙物品の透過度を
測定するための試験装置の略図である。
【0025】図10は、本発明による喫煙物品の第二の
好ましい例の長手方向断面図である。
【0026】図11は、図10の線11−11でとった
図10の喫煙物品の半径方向断面図である。
【0027】図12は、図10〜図11の喫煙物品の活
性素子の分解斜視図である。
【0028】図13は、図12の線13−13でとった
図10〜図12の喫煙物品の活性素子の長手方向断面図
である。
【0029】図14は、本発明による喫煙物品の第三の
好ましい例の分解斜視図である。
【0030】図15は、図14の線15−15でとった
図14の喫煙物品の長手方向断面図である。
【0031】図16は、図14〜図15の喫煙物品の活
性素子の分解斜視図である。
【0032】図17は、図16の線17−17でとった
図14〜図16の喫煙物品の活性素子の長手方向断面図
である。
【0033】図18は、図15の線18−18でとった
図14〜図17の喫煙物品の端面図である。
【0034】図19は、図15の線19−19でとった
図14〜図18の喫煙物品の半径方向断面図である。
【0035】図20は、図15の線20−20でとった
図14〜図19の喫煙物品の端面図である。
【0036】図21は、図15の線21−21でとった
図14〜図20の喫煙物品の半径方向断面図である。
【0037】本発明による喫煙物品の第一の好ましい例
を図1〜図8に示す。喫煙物品10は、シガレット包装
紙14で包まれた活性素子11及び膨張室チューブ12
、及び先端紙205でとりつけられたフイルター素子1
3からなる。包装紙14は、好ましくは水酸化マグネシ
ウム充填剤を有する紙、又は他の好適な耐火性のシガレ
ット紙、又は酸化アルミニウムゾルゲルで処理された紙
の如き熱劣化を最小にするために処理されたシガレット
紙である。以下に更に詳細に説明する如く、活性素子1
1は、熱源20及び熱源を通って流れる熱ガスによって
接触されたときフレーバー付与蒸気及びガスを放出する
フレーバー床21を含む。蒸気は膨張室チューブ12中
に通り、吸口素子13に通ずるエアロゾルを形成し、喫
煙者の口へと通る。
【0038】公開されたヨーロッパ特許出願(EP−A
)第0352108号に相当する特開平2−86759
号に詳細に記載されている如く、熱源20は、好ましく
は触媒又は燃焼添加剤と共に、実質的に純粋な炭素を含
有する。熱源20は木炭から形成でき、それを通る一つ
以上の長手方向通路を有する。これらの長手方向通路は
長く狭い頂点と小さい内側周囲を有する多頂点星型であ
るのがよい。熱源20は約1〜約2μの木炭粒子間の孔
の大きさを有し、約50%より大なる空隙容積を有する
とよい。熱源20は約81mg/10mmの重量及び約
0.2〜約1.5g/ccの密度を有するとよい。熱源
20に使用する木炭粒子のBET表面積は約50〜約2
000m2/gの範囲であることができる。
【0039】フレーバー床21は熱ガスに接触されたと
き、所望のフレーバー及び他の化合物を放出する任意の
材料を含有できる。喫煙物品において、フレーバー及び
他の化合物は煙草を連想するもの及び他の所望なフレー
バーであることができる。例えばフレーバー床21に好
適な材料は煙草充填材又は望ましい化合物が付着してい
る不活性基体を含有できる。参照してここに組入れる米
国特許第4981522号に相当する特開平2−841
64号に詳細に記載されている好ましいものにおいて、
フレーバー床21はペレット化した煙草の充填床である
。ペレットは約20〜約400メッシュ、好ましくは約
150メッシュの大きさを有する微粒子化煙草材料、エ
アロゾルプリカーサー例えば煙草粒子中に広く分散させ
うるグリセリン、1,3−ブタンジオール又はプロピレ
ングリコール、又はそれらの混合物、及び微粒子化充填
剤材料例えば炭酸カルシウム又はアルミナを押出機中で
混合して形成し、それらの熱分解温度以上にペレットの
温度を上昇させることから熱ガスを防ぐよう熱負荷を増
大させるのが好ましい。材料は混合して混合物を形成し
、混合物を複数のオリフイスを有するダイから押し出し
、ほぼ同じ直径のスパゲッティ状ストランドにする。 押出されたストランドを好ましくは均一な長さに切る。 ペレットは好ましくは均一な寸法であり、約15〜約9
5%の煙草材料、約5〜約35%のエアロゾルプリカー
サー、及び約0〜約50%の充填剤材料を含有する。
【0040】後述する如く熱源20は一定の充分な酸素
で大部分二酸化炭素を燃焼して生成する。又後述するよ
うに、活性素子11の輻射エネルギー反射体スリーブ2
2は実質的に非燃焼性であり、喫煙物品20の喫煙中燃
焼しない。更に喫煙物品10は、フレーバー床21を通
って流れるガスがこれも後述する如く、減少した酸素含
有率を有し、従ってフレーバー床21の構成成分はたと
えそれらの温度がそれらを点火するに充分な高さになっ
たときでも熱分解を受けず、燃焼しないように構成する
。喫煙物品10が喫煙されるとき目に見える副流煙は実
質的にない。
【0041】喫煙物品10の構成にもどって、活性素子
11は輻射エネルギー反射体スリーブ22及び好ましく
は輻射エネルギー反射体スリーブ22内の内部スリーブ
23を含む複合スリーブ中に入れる(ここで使用すると
き、他に特記せぬ限り、スリーブなる語はこの複合スリ
ーブを言う)。内部スリーブ23は折り曲げられて、炭
素熱源20を、輻射エネルギー反射体スリーブ22の内
壁から離して懸吊して保ち、環状空間25を残すリップ
24を設ける。フレーバー床21は、一端で熱源20及
びリップ24と、そして他端でエアロゾルが膨張室チュ
ーブ12中を通過できる間床21のペレット中に保持さ
れているスクリーンン様クリップ又はカップ26の間で
内部スリーブ23内に保持される。膨張室チューブ12
は物品10に長さを与え、従って外観上通常のシガレッ
トの長さを与える。内部スリーブ23の吸口端部分12
0は輻射エネルギー反射体スリーブ22の吸口端を越え
て延び、膨張室チューブ12中に嵌合している。包装紙
14は活性素子11及び膨張室チューブ12を一緒に保
持する。好ましくはシガレット包装紙14は、熱源20
の燃焼を支持するため輻射エネルギー反射体スリーブ2
2及び紙14を空気が通るよう充分な多孔性を有する。 或いは紙14は、熱源20をとりまく輻射エネルギー反
射体スリーブ22の帯域で、例えば静電気又はレーザー
穿孔によって穿孔してもよい。
【0042】クリップ26の後で内部スリーブ23中に
嵌合した好ましくはアルミニウムインサート27は活性
素子11の吸口端近くで離しておき、熱蒸気の通過のた
めのオリフイス28のみを残す。オリフイス28中の通
路は熱蒸気にその速度を増大させ、次いで膨張室チュー
ブ12中に拡がらせる。膨張室中への蒸気及びガスの膨
張は飽和蒸気を冷却して安定なエアロゾルを形成せしめ
、これによって吸口セグメント29,200何れかでの
凝縮を最小にして、喫煙者へのエアロゾルの送出量を増
大する。膨張度、従って冷却度はオリフイス28の大き
さ及び膨張室チューブ12の容積を変えることによって
制御できる。
【0043】吸口素子13は中空チューブであることが
できる、又はフイルターセグメント29を含むことがで
きる。吸口素子13は好ましくは二つの吸口セグメント
29,200を含む。吸口セグメント29はプラグ包装
202中に包まれたセルロースアセテートフイルタープ
ラグ201である。セグメント200はプラグ包装20
3で包まれた煙草材料又は他の煙草含有材料の棒であり
、これはエアロゾルを更に冷却し、若干の濾過を与える
ことに加えて、追加の煙草の味を与えることができる。 セグメント200中の煙草充填材は好ましくは1inに
ついて標準30カットで切る、しかし濾過を最小にする
ためより粗くてもよい。例えば煙草充填材は1inにつ
いて約15カットで切ってもよい。吸口素子13の二つ
のセグメント29,200はプラグ包装204で一緒に
包まれ、全体の吸口素子13はチッピング205により
喫煙物品10の残部にとりつけられる。或いはセグメン
ト200は別の材料のものであってよく、又はセグメン
ト200はなくてもよい。
【0044】活性素子11の構造に戻って、環状空間2
5は、燃焼を維持するよう熱源20に充分な空気流を与
え、そして外への熱の伝導を最小にするように設ける。 前者の理由のため、輻射エネルギー反射体スリーブ22
には孔をあけ、好ましくは少なくとも約9.5%の開口
面積を有せしめ、そして下記の如く測定して約9.1〜
約15.1の透過度を有せしめる。
【0045】透過度試験装置90は図9に示す如く、チ
ューブ区画91,92,93,94から組立てられ、そ
の全てが輻射エネルギー反射体スリーブ22と同じ直径
を有し、装置90中に一体的に組立てられている。窒素
ガスが2l/分の速度で開口95中に圧入される。開口
96は大気に開かれている。ガスは1l/分の速度で開
口97から送出される。スリーブ22の壁を通る空気の
流れに対する抵抗は、装置90のチューブを通るそれよ
り小さいから、空気は輻射エネルギー反射体スリーブ2
2の壁を通って引き入れられ、或る量の窒素ガスと共に
開口97を通って出る。質量分析計探針98をチューブ
区画94の下のチューブ区画の端に位置させ、質量分析
計900にケーブル99によって接続する。ケーブル9
9は901でチューブ区画94から出ている。ケーブル
99が通っている開口は封止し、輻射エネルギー反射体
スリーブ22の壁を通るものを除いて酸素は装置90に
入らない。輻射エネルギー反射体スリーブ22の透過度
は、質量分析計900によって測定するとき、探針98
によって検出された輻射エネルギー反射体スリーブ22
の外壁の表面積1cm2 についての酸素のml/分の
数として定義される。
【0046】輻射エネルギー反射体スリーブ22の透過
度は熱源20の素材燃焼速度を測定する。FTC条件(
1分について1度2秒、35mlの吸入)の下で約10
回の吸入を与えることが喫煙物品10にとって望ましい
。熱源20の素材燃焼速度が大きすぎるときには、喫煙
者によってとられた各吸入が追加のフレーバーを送出す
る、何故ならフレーバー床21に達するガスがより熱く
なるからである。しかしながら各吸入においてより多く
の熱源20が消費されるため、熱源20は10回の吸入
より少なくて消費される。同様に素材燃料速度が小さす
ぎると、10回より多くの吸入が利用できる、しかしガ
スがより冷却されるため少ないフレーバーを各回に送出
する。更に素材燃焼速度が小さすぎると、熱源20は喫
煙者が別の吸入をする前に消えることがある。好ましい
素材燃焼速度は約9mg/分〜約11mg/分であるこ
とが判った。かかる素材燃焼速度範囲を達成するため、
前述した方法により測定して約9.1〜約15.1の透
過度が好ましい。
【0047】素子11中でのフレーバー床21への空気
流は熱源20中の通路206を通る。できる限り大きく
、熱源20の表面積が空気流と接触し、フレーバー床2
1への対流熱伝達が最大になるようにし、又燃焼ができ
る限り完全であるようにするのが望ましい。同じ理由の
ため、通路206は簡単なシリンダー状通路でなく、む
しろそれは図に示す8頂点星型の如き多くの側断面を有
する。事実好ましい例における通路206の表面積は熱
源20の外面の表面積より大である。
【0048】喫煙物品10からの放射性熱損失を最小に
するため、活性素子11の全内面は反射性にする。例え
ば輻射エネルギー反射体スリーブ22は金属蒸着紙から
作ることができる。更に好ましくは図7及び図8に見ら
れる如く、輻射エネルギー反射体スリーブ22は紙層7
0及び内部箔層71から作る。箔層71は熱源20によ
って輻射される熱を熱源20に反射して戻し、それを熱
く保つ、従ってそれはその点火温度以下に冷却せず、か
つ消火するようにならないことを確実にする。活性素子
11への熱の反射戻りは又フレーバー床21への伝達の
ためより多くの熱が利用できることを意味する。
【0049】紙層70は紙ストリップをらせん状に巻く
ことによって、又は紙チューブ製造の良く知られている
方法を用いて作ることができる。しかしながら、好まし
くは紙層70及び箔層71は、それをチューブに形成す
る通常のシガレットの製造に使用されるものと同様の装
置を一緒に通す。その好ましい例において、紙層70の
縁を重ねて相互に接着させる。紙層70は多孔質か又は
孔をあけたものである、かくすると前述した要求される
透過度が達成できる。箔層71は好ましくは0.001
5inのアルミニウム箔をとり、それを型押して上昇し
た孔を設け、次いでそれを圧延して孔を平らにし、かく
して有孔箔をほとんど平滑にして作る。圧延は孔を少し
閉じるけれども、型押したアルミニウルシートが少なく
とも4%の開口面積、好ましくは約9.5%の開口面積
を有する限り、所望の透過度は達成される。
【0050】箔層71は熱源20によって生ぜしめられ
る熱の実質的部分を反射するけれども、若干の熱は外に
逃散する。そのため、紙層70に使用する紙は、喫煙物
品10が喫煙されるとき、それが点火しないよう燃焼を
防止するため変性するのが好ましい。
【0051】内部スリーブ23も、外部アルミニウム層
80、内部アルミニウム層82、及び中間紙層81から
作られ、反射性である。内部スリーブ23は、二つの同
じ紙/箔積層ストリップをとり、それらを紙側対紙側で
らせん状に巻いて作ってもよく、かくして二つの紙側が
一緒になって中間層81を形成できる。紙層は硬質圧延
紙であるのが好ましい。好ましい例において、中間層8
1は、紙/箔積層ストリップに巻かれる、水酸化マグネ
シウムを有する紙、又は他の好適な耐火性のシガレット
紙、又は酸化アルミニウムゾルゲルで処理した紙の如き
、熱劣化を減ずるため処理されている紙の三つ以下の層
を含むこともできる。内部スリーブ23は空気透過性に
しない、何故ならばフレーバー床21は酸素を奪うよう
に保つべきで、かくして煙草の点火は生じ得ず、味を追
い出すことなく、熱分解構成成分をエアロゾルにする。 箔層80,82は空気を閉め出し、輻射熱を反射して戻
し最高のフレーバー発生をもたらす。勿論空気は、例え
ば輻射エネルギー反射体スリーブ22を、フレーバー床
21の区域で空気不透過性材料(図示せず)と重ねるよ
うな他の方法でフレーバー床21から閉め出すことがで
きる。箔層80,82は、それらが低熱容量を有し、フ
レーバー床21に対して熱をより有効に利用できるよう
にするようできる限り薄くすべきであるが、紙層81を
過熱させる程薄くしてはならない。
【0052】内部スリーブ23はリップ24を作るため
折り曲げる、これは熱源20がその場で確実に保持でき
るよう充分な幅でなければならない。
【0053】最後に、活性素子11は輻射エネルギー反
射体スリーブ22中に把持される反射性端キャップ15
を設ける。キャップ15は空気が活性素子11中に入れ
る開口16を一つ以上を有する。開口16はキャップ1
5の周囲に置く。好ましい例において、それぞれ0.0
80inの直径を有する等しい角で間隔を置いた6個の
開口を有する。キャップ15は放射線の活性素子11中
への反射戻りを増大し、熱源20が何かでゆるんだり、
破砕されたとき、熱源20が喫煙物品10から落下しな
いように保持する。これは、熱源20が各吸入間で高温
でくすぶることが考えられるとき、及び吸収中の高温で
あるとき重要である。キャップ15は又熱源20の燃焼
中形成する灰を保持する。
【0054】喫煙物品10は通常のシガレットに類似し
た7.9mmの外径を有するのが好ましい。炭素熱源2
0は4.6mmの直径及び10.1mmの長さを有する
のが好ましく、一方活性素子11は全体の長さ26mm
を有するのが好ましい。吸口素子13は、10mmのセ
ルロースアセテートフイルター部分29と11mmの煙
草棒部分200に分かれた21mmの長さを有するのが
好ましい。膨張室チューブ12は長さ33mmであるの
が好ましい、かくすると喫煙物品10の全体は長さ79
mmであり、これは通常のロングサイズシガレットに匹
敵する。好ましい例においてリップ24は幅2.6mm
である。
【0055】本発明による喫煙物品の第二の更に特に好
ましい例を図10〜図13に示す、図10〜図13に示
さない第二の例の部分は第一の好ましい例の対応部分と
同じである。
【0056】図10〜図13の例100において、活性
素子110内のスペーサー100は炭素熱源20の端か
ら間隔を置いた関係でフレーバー床21のペレットを保
持する。図1〜図8の例と比較したとき、スペーサー1
01を含ませたことは、熱源20に隣接するフレーバー
床の端のより均一な加熱を与える、何故なら通路20を
通って引かれる熱ガスのジェットがフレーバー床21に
到達する前に拡がる時間を有し、従ってそれはフレーバ
ー床21の端の更なる加熱をするからである。同様に、
スペーサー101を含むと、喫煙物品100を点火した
ときフレーバー床21のフラッシングを防ぐ。スペーサ
ー101が存在しないとき、点火中通路206を通って
引かれる炎はフレーバー床21を点火させるか又はフラ
ッシュできる、しかしスペーサー101があると、かか
る炎はスペーサー101上に拡がる。好ましくはスペー
サー101は金属円板、例えばアルミニウム円板であり
、これは好ましくはそれが熱源20からの熱を吸収し、
フレーバー床21にそれを輻射するよう処理されている
、例えば黒化されている面を有する。
【0057】スペーサー101を含むことは、他の利点
も提供する。例えばそれは煙草ペレットの破砕片の如き
フレーバー床からの小さい粒子を防止し、通路206を
通って落下すること、及び端キャップ15及び熱源20
の間で喫煙物品100の前端をふさぐこと、又は端キャ
ップ15を設けなかったとき喫煙物品の落下を防ぐ。更
にスペーサー101は、スペーサー101をクリップ2
6に近く又は離れるように動かすことによって、フレー
バー床21中のペレットの同じ量の充填度を変えること
を可能にする。フレーバー床21の異なる充填度は喫煙
物品100の吸引に対する抵抗度を変え、異なるフレー
バー特性をもたらす。最後に、熱源20から離れてフレ
ーバー床21のペレットを保持するスペーサー101は
ペレットから熱源20へのフレーバー化合物の移動も防
止する、これはそれらが熱分解を受け、味覚又は熱分解
生成物の放出を防止する。
【0058】第三に、本発明による喫煙物品の更に特に
好ましい例を図14〜図21に示す。図14〜図21に
示さなかった第三の例の部分は第二の好ましい例の対応
する部分と同じであり、或いは第二の好ましい例に対応
する部分がないときには第一の好ましい例のそれと同じ
である。
【0059】第三の好ましい例300において、オリフ
イス28を有するアルミニウムインンサート27は除か
れている。その代りに膨張室チューブ212中の所望の
膨張効果を達成するのに必要な流れ制限を与えるために
クリップ26を用いている(スケールについては示して
ないが、膨張室チューブ212は膨張室12より長いの
が好ましい)。クリップ26中の開口の大きさは所望の
流れ制限を達成するよう調節できる。
【0060】更に第三の好ましい例300において、熱
源220を通る流体通路の形は異なっている。通路20
6の如き多頂点星型断面を有する通路の代りに、第三の
好ましい例における熱源220は花型断面を有する通路
226を有し、通路の突出部(lobe)は花弁に似せ
てある。6個の突出部が通路226中にあるのが好まし
い。 花型断面は星型よりも効率的で均一な熱伝達を提供し、
例えば減少した灰形成性によってより熱制御を提供する
。熱源220自体は、実質的に純粋な炭素の代りに、金
属窒化物及び前述した如き必要な添加物と共に炭素を含
有する。熱源にとって特に好ましい金属窒化物は窒化鉄
である。かかる熱源及びその利点は特願平2−3287
56号、対応する米国特許出願及び公開されたヨーロッ
パ特許出願第0430658号に記載されている、詳細
はこれらを参照されたい。かかる利点の一つは二酸化炭
素以外の喫煙構成成分の減少にある。他の利点はより高
い燃焼温度にある。
【0061】最後に第三の好ましい例300において、
金属化紙輻射エネルギー反射体スリーブ22及び活性素
子11の有孔金属端キャップ15は、端面215を有す
る1個のキャップ222により活性素子211中で置換
えられている。キャップ222は引抜アルミニウムから
作るのが好ましい。端面215の穿孔216は端キャッ
プ15の穿孔16に類似しているが、端面215は、カ
ーブしている端キャップ15とは異なり平らである。勿
論圧延技術は任意の所望の穿孔形状の使用を可能にする
。穿孔216は喫煙物品300に使用するための点火炎
(マッチ又はライターからの)を熱源220の端により
均一に拡げることを可能にする。キャップ220は溝付
けされて、アルミニウム層270によって規定される外
径を有し、溝272は部域271中に押込むことによっ
て規定される。カップ222の外径は膨張室12のそれ
と同じであり、従って包装14に対して均一な面を提供
する。溝272でのカップ222の内径は、カップ22
2が滑り嵌めされ、内部スリーブ23に固定されるよう
な直径である。
【0062】カップ222は細長い開口273又は27
4を有することができ、又は空気が熱源220の燃焼を
支持できるようにする。好ましい例において、細長い開
口の全てが開口274である。しかしながら、層270
中の溝272の外に開口を含む別の形も使用できる。包
装14は開口274上で空気透過性であることができる
、何故ならそれは本来多孔性の紙から作られるか又はそ
れは前述した如く開口273,274上の区域で穿孔さ
れているからである。しかしながら包装14は、溝27
2が喫煙物品300の前端への空気ダクトを形成すると
き低透過性のものであることができる、これは熱源22
0の点火及び静的燃焼を支持するために充分な空気を開
口274に到達させうるからである。
【0063】金属及び紙のスリーブ22の代りに金属カ
ップ222を使用すると、紙層70の必要をなくする。 更にカップ222の大なる熱容量のため、それは、先の
点火が現存しなくて、喫煙物品300に使用者が再点火
しようとするときヒートシンクとして作用できる。喫煙
物品10及び100において再点火時に包装14の点火
を生ぜしめうる。これは通常のシガレットでもそうであ
る。しかしかかる点火の確度は、喫煙物品300では減
ずる、何故ならば紙層70が存在せず、カップ222が
スリーブ22より大なるヒートシンク能力を有するから
である。更に金属が加熱されたとき膨張するため、喫煙
物品を使用しているとき、カップ222と内部スリーブ
23の間の接触度は減少する。従ってスリーブ23の加
熱は少なくなり、従って包装14の点火するチャンスは
小さくなる。
【0064】かくして、フレーバー付与エアロゾル放出
性材料が炭素質又は部分的炭素質熱源によって効率的に
加熱され、喫煙者によるガラス繊維の吸入潜在性を避け
、フレーバー床の壁への熱損失を最小にし、通常のシガ
レットの外観と感覚を有する喫煙物品が提供されること
が判る。当業者には上述した例以外によって本発明が実
施しうることは認められるであろう、上述した例は例示
のためで、限定するためのものではなく、本発明は特許
請求の範囲によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による喫煙物品の第一の好ましい例の分
解斜視図である。
【図2】図1の線2−2でとった図1の喫煙物品の長手
方向断面図である。
【図3】図2の線3−3でとった図1及び図2の喫煙物
品の端面図である。
【図4】図2の線4−4でとった図1〜図3の喫煙物品
の半径方向断面図である。
【図5】図2の線5−5でとった図1〜図4の喫煙物品
の半径方向断面図である。
【図6】図2の線6−6でとった図1〜図5の喫煙物品
の半径方向断面図である。
【図7】図1〜図6の喫煙物品の活性素子の分解斜視図
である。
【図8】図7の線8−8でとった図1〜図7の喫煙物品
の活性素子の長手方向断面図である。
【図9】本発明による喫煙物品の透過度を測定するため
の試験装置の略図である。
【図10】本発明による喫煙物品の第二の好ましい例の
長手方向断面図である。
【図11】図10の線11−11でとった図10の喫煙
物品の半径方向断面図である。
【図12】図10〜図11の喫煙物品の活性素子の分解
斜視図である。
【図13】図12の線13−13でとった図10〜図1
2の喫煙物品の活性素子の長手方向断面図である。
【図14】本発明による喫煙物品の第三の好ましい例の
分解斜視図である。
【図15】図14の線15−15でとった図14の喫煙
物品の長手方向断面図である。
【図16】図14〜図15の喫煙物品の活性素子の分解
斜視図である。
【図17】図16の線17−17でとった図14〜図1
6の喫煙物品の活性素子の長手方向断面図である。
【図18】図15の線18−18でとった図14〜図1
7の喫煙物品の端面図である。
【図19】図15の線19−19でとった図14〜図1
8の喫煙物品の半径方向断面図である。
【図20】図15の線20−20でとった図14〜図1
9の喫煙物品の端面図である。
【図21】図15の線21−21でとった図14〜図2
0の喫煙物品の半径方向断面図である。
【符号の説明】
10  喫煙物品 11  活性素子 12  膨張室チューブ 13  フイルター素子 14  包装紙 20  熱源 21  フレーバー床 22  輻射エネルギー反射体スリーブ23  内部ス
リーブ 24  リップ 25  環状空間 26  クリップ 27  アルミニウムインサート 28  オリフイス 29  吸口セグメント

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  吸口端及び末端を有し、前記吸口端と
    流体連通している前記末端で活性素子を有する喫煙物品
    であって、前記活性素子が、前記末端での第一端及び前
    記吸口端により近い第二端を有する実質的に非燃焼性で
    実質的にシリンダー状の中空スリーブ;その前記第一端
    に隣接して前記スリーブ中に含有され、中を通る流体通
    路を有する熱源;前記熱源と放射及び対流熱伝達関係で
    前記第二端に隣接した前記スリーブ中のフレーバー床;
    及び前記熱源と間隔を置いた関係で前記フレーバー床を
    保持するためのスペーサー手段を有する喫煙物品におい
    て、前記スリーブが前記熱源の燃焼を支持するための空
    気を通すため、前記熱源に隣接して空気透過性であり、
    フレーバー床中の材料の燃焼を防止するため前記フレー
    バー床に隣接して空気不透過性であり;前記第一端で前
    記スリーブの少なくとも一部が金属であることを特徴と
    する喫煙物品。
  2. 【請求項2】  前記スリーブが、前記熱源に向って熱
    を反射して戻す作用をする引抜金属を含むことを特徴と
    する請求項1の喫煙物品。
  3. 【請求項3】  前記引抜金属スリーブが空気を通すた
    めその壁中に開口を有することを特徴とする請求項2の
    喫煙物品。
  4. 【請求項4】  前記スリーブが前記素子の前記末端で
    有孔端面を含む引抜金属カップを含むことを特徴とする
    請求項2又は3の喫煙物品。
  5. 【請求項5】  前記端面が輻射エネルギーの反射性で
    あることを特徴とする請求項4の喫煙物品。
  6. 【請求項6】  前記金属がアルミニウムであることを
    特徴とする請求項1〜5の何れか1項の喫煙物品。
  7. 【請求項7】  前記熱源が前記スリーブ中に吊され、
    前記スリーブの内壁から間隔を置かれており、かくして
    前記熱源の周囲に環状空間を規定していることを特徴と
    する請求項1〜6の何れか1項の喫煙物品。
  8. 【請求項8】  前記スリーブが前記フレーバー床に隣
    接する実質的に空気不透過性のスリーブを含むことを特
    徴とする請求項7の喫煙物品。
  9. 【請求項9】  更に前記吸口端に向って前記フレーバ
    ー床に隣接して前記エアロゾルを冷却するための膨張室
    を含有し、前記膨張室が前記内部スリーブの外径に等し
    い内径を有し、前記吸口端に向って前記内部スリーブの
    一部上に嵌合しているチューブを含有し、前記実質的に
    非燃焼性のスリーブが前記チューブの外径に実質的に等
    しい外径を有する引抜金属スリーブを含有し、前記スリ
    ーブがその表面に長手方向の溝及び前記内部スリーブの
    外径に実質的に等しい前記溝の部域における内径を有し
    、前記金属が前記熱源に向って生成した熱を反射して戻
    して熱源の燃焼を維持する助けをすることを特徴とする
    請求項8の喫煙物品。
  10. 【請求項10】  前記溝が前記引抜金属スリーブの末
    端まで延び、前記スリーブの壁中の開口と大気の間を連
    通する空気ダクトを形成していることを特徴とする請求
    項9の喫煙物品。
  11. 【請求項11】  前記内部スリーブが前記熱源を受容
    するためのリップを含有することを特徴とする請求項8
    ,9又は10の喫煙物品。
  12. 【請求項12】  前記内部スリーブが金属箔及び紙の
    積層体であることを特徴とする請求項8〜11の何れか
    1項の喫煙物品。
  13. 【請求項13】  前記内部スリーブが紙層をとりまく
    二つの金属箔層を含有することを特徴とする請求項12
    の喫煙物品。
  14. 【請求項14】  更に前記吸口端に隣接してセルロー
    スアセテートフイルタープラグを含有する吸口素子を含
    有することを特徴とする請求項1〜13の何れか1項の
    喫煙物品。
  15. 【請求項15】  前記吸口素子が、更に前記吸口端か
    ら離れて前記フイルタープラグの端に隣接して煙草含有
    材料の棒を含有することを特徴とする請求項14の喫煙
    物品。
  16. 【請求項16】  前記熱源が固体で点火でき、自己持
    効性であることを特徴とする請求項1〜15の何れか1
    項の喫煙物品。
  17. 【請求項17】  前記熱源が実質的にシリンダー状で
    あり、前記流体通路が実質的にその中央を通って延びて
    いることを特徴とする請求項1〜16の何れか1項の喫
    煙物品。
  18. 【請求項18】  前記フレーバー床が煙草、好ましく
    は多数の煙草含有ペレットを含有することを特徴とする
    請求項1〜17の何れか1項の喫煙物品。
  19. 【請求項19】  前記スペーサー手段が金属クリップ
    を含有することを特徴とする請求項1〜18の何れか1
    項の喫煙物品。
  20. 【請求項20】  前記スペーサー手段の表面が輻射エ
    ネルギーの吸収及び放射を増大するため黒化され、これ
    によって前記スペーサー手段が前記熱源からの熱を吸収
    し、前記フレーバー床への熱を放射する作用をすること
    を特徴とする請求項19の喫煙物品。
  21. 【請求項21】  前記箔がアルミニウムの箔であるこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3の喫煙物品。
  22. 【請求項22】  前記クリップがアルミニウムのクリ
    ップであることを特徴とする請求項19の喫煙物品。
  23. 【請求項23】  図14〜図20の何れかを参照して
    実質的に説明した喫煙物品。
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