JPH04258256A - 紅茶の処理方法 - Google Patents

紅茶の処理方法

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JPH04258256A
JPH04258256A JP3266278A JP26627891A JPH04258256A JP H04258256 A JPH04258256 A JP H04258256A JP 3266278 A JP3266278 A JP 3266278A JP 26627891 A JP26627891 A JP 26627891A JP H04258256 A JPH04258256 A JP H04258256A
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tea
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ジョン シー.プラウドリィ
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Nestle SA
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F3/00Tea; Tea substitutes; Preparations thereof
    • A23F3/06Treating tea before extraction; Preparations produced thereby
    • A23F3/08Oxidation; Fermentation

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  • Polymers & Plastics (AREA)
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  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紅茶の葉を処理して、
冷水中で最小の濁り度を有する飲用の水抽出液を与える
方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】熱お
よび冷飲料を作るための紅茶は歴史的に新しく摘み取っ
た茶葉をいろいろな工程にかけて得られた。それらの工
程は発酵工程を含み、それは新鮮な茶葉に自然に存在す
る酵素を利用するものである。適当な条件の下で、それ
らの酵素は茶の中に存在するいろいろな化合物と酸化反
応を行い、その結果紅茶から得られる飲用水抽出液に伴
う官能的および美的特徴を与える。さらに、当業界は、
緑茶を酸化加工することにより紅茶の特徴を有するとい
われる処理茶を得るための緑茶の処理方法を開示してい
る。例えば、米国特許第2,975,057号、第3,
445,236号および第3,484,246号各明細
書に開示された方法である。
【0003】紅茶より得られる水抽出液は若干の物質を
含み、その主なものはポリフェノール化合物およびポリ
フェノール化合物とカフェインの錯体であると信ぜられ
ている。当業界で論じられているように、これらの物質
は抽出物の望ましい官能的および美的特徴の原因となる
。これらの物質は熱水(すなわち、沸とう水)に容易に
溶解し、飲料が熱く(すなわち、約60℃以上で)消費
されるときの飲み物の濃度と温度では可溶であるが、抽
出液が室温以下に冷却されると、これらの物質は、せい
ぜい抽出液の水の中に一部のみ溶解するに過ぎない。 したがって、冷えた抽出液は「曇り」を有し、それはこ
れらの物質が懸濁する固形物の形であることからおよび
沈殿物から生ずる。審美的に許容され得ないこの曇りは
当業界では慣習的に「濁り度」として知られており、ま
た固形物もまた「ティークリーム」と称されている。
【0004】いろいろな方法および手段が当業界におい
て、冷水中で最小の濁り度を有する抽出物を提供するた
めに提案され、試みられまた利用された。その最も簡単
な方法は、紅茶の熱水抽出液を、沈殿が生ずるように冷
やすことである。それから固形物は、濾過または遠心分
離のような手段で抽出液から除去される。しかし、ずっ
と前からそのような方法は受入れられ得ないことが認め
られている。なぜならば、抽出液から固形物を除去する
と価値ある官能的および美的成分を失うばかりか、結果
としてかなりの収量の損失を生ずるからである。
【0005】したがって、従来いろいろな方法が、濁り
度の問題を起す物質を可溶化するために提案され、試み
られまた利用された。そのような成果に含まれるものは
、米国特許第3,163,539号明細書のように、紅
茶葉を水で抽出した後、得られた抽出液を、特にアルカ
リ性条件下に、酸素の存在で酸化させる方法である。 また同特許に開示されているように、ティークリーム沈
殿物を抽出物から分離してから酸化させることもできる
。それから、結果として生ずる酸化され、可溶化された
物質は抽出液へ戻し加えられる。
【0006】さらに、分離されたティークリームをアル
カリ性条件下に処理する方法が米国特許第3,151,
985号と第3,451,823号およびカナダ特許第
927,189号各明細書に引用されおよび開示されて
いる。後者の特許はまた酸化されたクリームを含硫化合
物と共に処理して改良された色特性を得る方法も開示し
ている。他方において、米国特許第3,787,590
号明細書はティークリームの酸化を添加されるアルカリ
の不存在で行う方法、したがって酸化は約2から約3.
5までの範囲内のpHで起る方法を開示している。
【0007】紅茶抽出液の濁り度を減少させかつ透明度
を向上させようとする当業界におけるその他の努力の成
果の例を挙げれば、米国特許第3,787,582号明
細書に開示されたように、ペクチナーゼ酵素標品を紅茶
水抽出液に加える方法(これはまたそれから製造される
インスタント水溶性抽出物の発泡を減らしかつ色を改良
すると言われる)、米国特許第4,680,193号明
細書に開示されたように、抽出液をカテキンと共に処理
する方法、ヨーロッパ特許出願公告第0  133  
772号明細書に開示されたように、抽出液に水溶性の
カゼイネートを加える方法、およびそれぞれ英国特許明
細書第1  249  932号および米国特許第3,
959,497号明細書に開示されたように、抽出液に
タンナーゼまたはタンナーゼ生産糸状菌を加える方法な
どがある。
【0008】さらに、米国特許第4,051,264号
明細書は緑茶をタンナーゼと共に処理する方法を開示し
ているが、この方法は伝統的発酵方法の後、そのような
処理をされなかった葉から得られた抽出物に比較して減
少した水準の冷水に不溶の固形分を有する抽出物を与え
る処理された葉を生産する。
【0009】また米国特許第4,639,375号明細
書の開示のように、紅茶の葉をタンナーゼおよび少なく
とも1種の「細胞壁消化」酵素(例えば、セルラーゼ、
パパインまたはヘミセルラーゼ)を含む酵素溶液と共に
処理することにより、従来慣用の紅茶抽出物よりも高い
溶解度を有する製品を作るように紅茶の葉を処理できる
ことも開示された。
【0010】最後に、Nagalakshmiら(Fo
od  Chemistry  13(1984)69
−77)は紅茶抽出物中のクリーム固形物の量は、いろ
いろな炭水化物を緑茶葉に混入して、それからその処理
された緑茶を紅茶にするため発酵させることにより減少
させることを開示している。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、湿った紅茶の
葉の中に含まれるポリフェノール化合物を、反応温度に
おける水蒸気圧よりも高い圧力の下に加熱して酸化させ
ることを特徴とする。さらに詳細には、本発明は、湿っ
た紅茶の葉を高温度で、その高温度における水蒸気圧よ
りも高い圧力の下に、前記の湿った茶葉の中に含まれる
ポリフェノール化合物を酸化させるために十分な量の分
子状酸素を供給する酸化剤と接触させることを特徴とす
る。
【0012】本発明の方法を実施した後に、処理された
葉を直ちに加工して水溶性のインスタント茶製品を調製
することができるし、あるいはその後の飲料調製のため
の抽出に備えて乾燥してもよい。
【0013】本発明はまた、環境による酸化プロセスの
みを受けた、すなわち、大気によるおよびその他の自然
の酸化現象のみを受けた同様の紅茶葉から得られる抽出
液のそれよりも低い濁り度を有する水抽出液を与える酸
化された紅茶葉を含む。好ましくは、この酸化された紅
茶葉は200ネフエロメトリック・タービジティ・ユニ
ット(“NTU”)より低い濁り度を有する水抽出液を
与えるものである。NTUは後記の実施例において述べ
られるようにして測定される、当業者によく知られた表
現である。最も好ましくは、この酸化された紅茶葉は、
実施例で測定されるように、100NTUより低い濁り
度を有する抽出液を与える茶葉である。
【0014】本発明の方法から望みの結果を得るために
は、処理の間に茶葉に含まれる湿分の量が極めて重要な
可変条件である。該茶葉は酸化剤による葉の浸透を容易
にすると信ぜられるほどにだけ湿っていることが不可欠
である。
【0015】この開示並びに特許請求の範囲において、
用語「湿った」は酸化工程の間に茶葉の中間または一緒
にまじって遊離の水が存在しないことを意味する。その
ような水は、茶葉が水で飽和されると生ずるものである
。それ故、加水量の上限は、水相の形成を結果としても
たらす傾向のある、または葉の抽出を引き起すかあるい
は結果としてスラリーを生ずる傾向のある、水による葉
の飽和および遊離水の存在を実質上避けることが不可欠
である。そのような遊離水の存在は酸化反応の間に甚だ
しいpHの低下を生ぜしめるであろう。それは酸化反応
を、たとえ阻止しないとしても、妨げるか遅くするであ
ろう。そのようなことはまた最終製品のフレーバと色に
悪影響を与えるであろう。
【0016】したがって、本発明の方法においては、茶
葉はただ湿っているに過ぎずかつそれにより遊離水が存
在しないので、酸化反応は茶葉構造の上または内部の局
限された位置で起る。これは結果として、酸化反応のた
めに生じるpHの変化は実質的に局限された位置でのみ
起り、そして実質上隣接する酸化反応位置に、もし遊離
水が存在すれば起るような影響を与えないので、酸化反
応を促進することが分った。したがって、本発明は酸化
反応のpHを調節する方法を提供し、かつpHを調節す
るため反応においてアルカリ性化合物を使用する必要、
または得られる抽出液の、もしあっても、かなりのpH
調節をする必要を無くする。
【0017】約200NTU以下の濁り度を有する抽出
液を得るためには、酸化されるべき紅茶葉は乾燥茶の固
形物の重量に基づく重量により(「乾燥茶固形物重量に
より」)少なくとも約13%の湿分を有することが不可
欠である。約100NTU以下の濁り度を有する抽出液
は、慣習的な飲料濃度(すなわち、茶固形分約0.3重
量%)において冷水に可溶でありかつ目立つ濁り度は、
どちらかといえば、殆どないような抽出液であるが、こ
れを得るためには酸化されるべき湿った紅茶葉の湿分が
乾燥茶固形物重量により少なくとも約19%であること
が不可欠である。
【0018】本発明方法の実施において、湿った茶葉、
したがって茶葉のいろいろな被酸化性物質を分子状酸素
と接触させる。反応のための分子状酸素を提供するため
、いろいろな酸化剤を使用することができるけれども、
例えば過酸化水素または過マンガン酸塩のようないろい
ろな化学薬品は好ましくない。なぜならば、処理された
茶葉の中の前記薬品の残渣は食品添加物であると考えら
れることがあり、したがって最終製品は100%茶とみ
なされないであろう。それ故、ガス状酸化剤が最も好ま
れる。適当なガス状酸化剤の例はオゾンまたはオゾン含
有ガスであるが、それより有利なものに、空気および酸
素濃縮空気を含めて、酸素含有ガスが使用されよう。し
かし、最も効果ある結果のためには、酸素ガスが酸化剤
として使用される。
【0019】さらに、ガス状酸化剤により本発明を実施
をする際に、最良の結果のために、すなわち、100N
TUの濁り度を有しかつ良好なフレーバおよび色の特徴
を有する抽出液を得るためには、使用される分子状酸素
の量は、処理される茶固形物の量に関係して決定的に重
要であるこが分った。もし少な過ぎる酸素が存在すると
、濁り度の最適な減少は実現されないであろう。もし多
過ぎる酸素が使用されると、処理された葉から得られる
抽出液の官能的および美的特性は悪影響を受ける。した
がって、100NTU以下の濁り度を有する茶抽出液を
得るという結果のためには、分子状酸素は湿った茶葉と
、少なくとも0.3モルO2 /湿った葉に含まれる茶
固形物の乾燥重量に基づくkg(「O2 /kg乾燥茶
固形物」)より約2.5モルO2 /kg乾燥茶固形物
までの量で接触させる。
【0020】酸化反応を行う際に、望ましい結果を得る
ために十分な高温度は約100℃から約130℃までの
範囲であり、その反応は約130℃以上の温度では制御
され難い。反応を実施するために十分な時間は約3分か
ら約30分までの範囲であり、温度および使用される分
子状酸素の量に逆比例する。したがって、一般に、温度
が高いほどそして分子状酸素の量が多いほど、短い時間
が採用される。他方では、温度が低いほどそして分子状
酸素が少ないほど、長い時間を要する。前記のように、
湿った茶の酸化反応温度における水蒸気圧より少なくと
も高い圧力が用いられ、それにより反応温度の維持を可
能にする。
【0021】本発明に従って処理されるべき茶葉がある
安定した湿分(それは慣習上乾燥茶固形物重量により約
5%から約7%までの範囲内にある)を有する乾燥状態
にある場合には、茶葉はまず水で湿されるが、それは酸
化工程が実施されることになる容器の中で行うと便利で
ある。もちろん、紅茶の本来の特性により、乾燥茶固形
物重量により約70%以上の程度の湿分は避けられる。 なぜならば、一般にそのような量は結果として葉の飽和
を招き、そしてたとえ確認できる水の相がなくても、遊
離の水を生じさせることになるからである。
【0022】最良の結果、すなわち、どちらかといえば
、殆どない濁り度と最良のフレーバおよび色との組合せ
を有する抽出液を与える酸化された紅茶、および最大の
効率は、処理される茶葉が乾燥茶固形物重量により約1
9%より約25%までの湿分を有するときに実現される
ことが分かった。これに関して、望ましい濁り度の低下
は約25%より多い湿分を採用するとき達成されるが、
そのようなことは特に低下した濁り度の利益を与えない
ことが判った。また約25%より多くの湿分にまで湿ら
された茶葉は、一般に、約19%より約25%までの湿
度を有する処理された茶から得られたものよりも一層灰
色がかった色相を有する傾向のある抽出液を与えること
も判った。さらに、それらの抽出液の官能評価は、約2
5%以上の湿分を有する処理された茶葉は一般に、約1
9%より約25%までの湿分を有する処理された葉から
調製された抽出液よりも好ましくないことを示している
。その上、より高い湿分を採用するほど、処理された茶
から得られる抽出液のpHはより酸性になる傾向のある
ことがさらに判った。もちろん、もし酸化された茶が乾
燥されなければならない場合には、湿分がより高いほど
、より長い乾燥時間が必要であろう。
【0023】湿潤化工程の目的は茶葉を均一に湿らせる
ためであり、そしてその目的のために、例えば容器内に
備わる一連のノズルにより水を葉に吹きつけることによ
り葉を湿らすことが好ましい。好ましくは、湿らされる
葉は、例えば攪拌機により、回転により、または流動床
により、あるいはその他の攪拌手段によりかきまぜる。 もし連続系が用いられ、それは、例えば、サージ装置に
より分離され、いろいろな処理工程を実施するための区
域を有する系であるならば、スクリュー装置が使用され
て処理されるべき葉をそれらの区域に運び入れおよび通
過させることができ、そしてそれにより処理区域内で葉
をかきまぜることができる。そのような系内で、湿った
葉と分子状酸素が向流で接触させることが好ましい。
【0024】最良の結果のためには、水を葉に加えた後
に、湿気は、好ましくは葉をかきまぜている間に、全体
の葉を通して平衡化させ、その結果湿気は葉の中に実質
上均一に吸収されかつ分配され、そして酸化工程におい
て処理されるべき湿った葉の中間におよび一緒にまじっ
て遊離水が存在しない。
【0025】茶葉からの芳香族化合物の損失または酸化
工程の間の芳香族化合物の不必要な酸化を避けるために
、当業界に知られている多くの芳香族除去技術のいずれ
かにより酸化工程の前に芳香族除去工程を実施するのが
賢明である。好ましくは、芳香族除去工程は湿潤化工程
の後に飽和水蒸気により行われる。それはまたも、容器
が適合するならば、酸化工程が行われる容器の中で実施
することができる。
【0026】本発明の好ましい態様の実施において、指
定された量の分子状酸素が湿った茶葉に供給されるが、
それは以下に例示されるように、乾燥茶固形物に関して
特別の比率(ここではモルO2 /kg乾燥茶固形物で
表わされる)の分子状酸素を得るために実質的に純粋な
酸素ガスの形で供給するのが最も好ましい。したがって
、ある既知量の酸素ガスを既知量の乾燥茶固形物を含む
湿った葉と接触させる。その他の分子状酸素源、例えば
、オゾン、空気、または酸素濃縮空気、を使用する場合
には、利用できる酸素は、本発明の方法を実施するため
に必要なガスの量を決定するため計算により求める。明
らかなように、ガス中の分子状酸素含量が少ないほど、
より多くのガスの絶対量が必要となる。
【0027】茶葉を好ましい量の分子状酸素と接触させ
る前に、プロセスを最良に制御するため、その湿った葉
は反応器内で、酸化工程に用いるため望ましい反応温度
にまで予熱させる。湿った葉の加熱を行うために、その
容器は熱を供給するためのジャケットを設置することが
あり、また湿った葉の温度を測定するための器具を内蔵
すべきである。均一な加熱を得るため、湿った葉は前記
のような手段によりかきまぜることが好ましい。
【0028】同様に、好ましくは、プロセスを最良に制
御するため、酸素の温度は反応器に導入する前に望まし
い反応温度に上げる。その上、最良のプロセス制御のた
め、湿気が酸素の中に導入されるが、その間に酸素は反
応の温度と圧力において湿気により実質的に飽和するよ
うに加熱する。酸素の加熱と加温を行うため、最も便利
な方法として、例えば酸素は加熱水を通過して散布する
ことができる。
【0029】酸化工程は開放または密閉式のいずれの反
応器、すなわち、外気に対して開放されているかまたは
密閉されている系のいずれかにおいても行なうこができ
る。いずれの系においても、酸素と加熱された湿った葉
との実質上均一な接触を最も効果的に得る目的を達成す
るためには、やはり前記のような手段により酸化工程に
おいて加熱された湿った葉をかきまぜることが望ましい
【0030】開放系においては、反応器は外気への通気
孔を有し、そして望みの量の予熱した湿らせた酸素ガス
が望みの処理時間について一定の速度で供給され、その
結果望みの量の分子状酸素が処理の間に加熱された湿っ
た茶に接触するようになる。反応器は、器内にある圧力
を維持するために一定の速度で排気する。前記の圧力は
高温度における水蒸気圧よりも少なくとも僅かに高い圧
力で、好ましくは高温度の水蒸気圧よりも約1.0kg
/cm2 より約2.0kg/cm2 まで高い圧力で
ある。これは反応温度の維持を可能にする。
【0031】密閉系では開放系におけるよりも幾分少な
い量の分子状酸素を使用してもよいことが分った。すな
わち、密閉系では、望みの分子状酸素対茶固形物比率を
得るため必要な全量の酸素ガスを一度に導入することが
でき、したがって、利用し得る分子状酸素の初期濃度は
、全量の酸素ガスがすべて一度に茶葉と接触のため導入
されない場合よりも高い。
【0032】密閉系内で本発明の目的を達成するために
は、酸素ガスは処理されるべき茶を容れた反応器中へ、
約0.3モルO2 /kg乾燥茶固形物より約1.5モ
ルO2 /kg乾燥茶固形物までの量で、好ましくは約
0.9モルO2 /kg乾燥茶固形物より約1.2モル
O2 /kg乾燥茶固形物までの量で、供給されかつ導
入される。好ましくは、密閉系において用いられる温度
は約110℃より約125℃までの範囲内であり、約1
15℃より約120℃の範囲の温度によると最も好まし
い。
【0033】本発明のすべての実施態様の場合にそうで
あるように、比較的低い反応温度では、反応は効果的に
進まず、そして最良の濁り度の低下を達成するためには
比較的長い時間、約30分にまで近づく程度の時間を必
要とすることがある。他方、比較的高い温度では、より
短い時間(約3分から約6分までの範囲になろう)が、
焦げたようなフレーバとアロマの特徴を有しかつ従来の
紅茶から得られる抽出液の色と比較して灰色がかった色
調を含む明るい色の抽出液を得ないために使用されなけ
ればならない。
【0034】密閉系において、好ましい量の分子状酸素
および好ましい温度が用いられる反応では、約5分から
約25分までの範囲の反応時間が好ましく、そして約1
2分から約20分までの範囲の時間が最も好ましい。
【0035】前記のように、開放系において、酸素ガス
は反応の間、特に初期には、密閉系において与えられる
ほど一般的に濃度が高くない。したがって、本発明の最
善の利益を実現するために与えられるべき最低量の分子
状酸素は、密閉系において用いられるそれよりも若干多
い。また同様に、用いられる範囲の上限は若干高くなる
ことがある。それ故、開放系において、酸素ガスは処理
されるべき茶と接触するため反応器中に導入されて、望
みの反応時間に亘って、約1.4モルO2 /kg乾燥
茶固形物より約2.5モルO2 /kg乾燥茶固形物ま
での量の分子状酸素を加熱された湿った茶と接触するた
め提供する。好ましくは、酸素ガスは、望みの反応時間
に亘って約1.6モルO2 /kg乾燥茶固形物より約
2.3O2 /kg乾燥茶固形物までの量の分子状酸素
と茶を接触させるため十分な量で供給される。
【0036】密閉系と同様に、開放系において、100
℃より130℃までの範囲の温度および約5分から約3
0分までの範囲の時間が用いられるが、この反応は開放
系においては密閉系におけるほど温度および時間の条件
に対して敏感でないことが判った。したがって、開放系
の採用は、約15分から約20分までの時間につき約1
10℃より約125℃の範囲の好まれる温度と時間の範
囲に亘って加熱された湿った茶葉を処理することにより
望みの結果を得ることを許す。さらに、一般に、より良
い品質の最終製品は開放系において得られることが分っ
た。これはこの操作の流通式排気の理由で、酸化の副産
物(例えば、特に、二酸化炭素)を除去することに帰せ
られると信ぜられる。
【0037】望ましい処理時間の後、好ましくは、処理
された茶は冷却され、好ましくは速やかに、例えば処理
反応器のジャケット内へ冷却液を導入、冷却し、その間
好ましくは、処理された茶の攪拌を継続する。冷却の後
、反応器の圧力を開放する。最も効果的には、特に消費
者により直接抽出される茶製品を調製するために、処理
された茶を直ちに乾燥器(流動床乾燥器であることが好
ましい)に移して、安定した湿分まで乾燥することがで
きよう。
【0038】水溶性インスタント茶の製造のためには、
有利な方法として、処理された茶を直接に抽出器に移し
てから、インスタント茶の製造において当業者に周知の
いろいろな方法のいずれかで加工する。かくして、本発
明は、特に煎茶抽出条件(すなわち、約100℃の温度
の水の添加)の下で化学品および添加物を含まない茶で
あり、そして容易に水中に抽出することができかつ室温
およびそれ以下で著しく目立つ濁り度を有しない抽出液
を与えない茶を得る方法を提供する。それ故、本発明は
特に、消費者がその茶葉を抽出することにより、冷えた
ときも澄んだ透明な一服の茶をいれることのできるよう
な酸化された紅茶を提供する。同じことは、同様な煎茶
抽出条件で抽出された、酸化茶葉から製造されたインス
タント製品についても言える。煎茶抽出条件よりも極端
な抽出条件の下で作られた抽出液は、本発明の方法によ
り処理されない類似の茶から得られる抽出液よりも著し
く低い濁り度を有するであろう。そしてその結果を達成
するために、このため使用される化学薬品または添加物
を採用する必要なく、かつ同時に価値ある官能的および
美的成分を抽出液の中に維持する。
【0039】
【実施例】以下の実施例は本発明の例示であり、そして
部および百分率は特に指定がなければ乾燥重量によるも
のである。
【0040】濁り度試験の説明 濁り度および透明度の試験は次のように行なう。 I.  200mlの、温度約100℃の脱イオン水を
25gの茶葉に加えて、その茶葉をそれから2 1/2
 分間浸漬させる。次にその浸出液をゆるやかに10秒
間攪拌してから、2分20秒の間放置する。抽出液を2
70米国標準メッシュのNYTEXふるいを通して茶葉
から分離する。抽出液の固形分を脱イオン水により2.
0重量%固形分に調整してから、その固形分調整した抽
出液を次に室温まで冷却させる。 II.  室温の抽出液の一部の濁り度を次にHACH
比率濁度計、モデル18900により室温で測定する。 III.  前記2%抽出液の他の一部を少なくとも4
8時間4℃に貯蔵して沈殿を検査する。 前記の試験に基づき、2重量%固形分を有しかつ室温で
100NTU以下の濁り度を有する抽出液は48時間4
℃における貯蔵において沈殿を生ずることなく透明に留
まることが判った。
【0041】例1  スマトラ紅茶50重量%とアフリ
カン・エスペランザ紅茶50重量%のブレンド約0.3
5kgを容器の中でかきまぜながら水を吹きつけること
により乾燥茶固形物重量による約20%の湿分にまで湿
らせる。水を加えてから後、攪拌を続けて、茶葉全体に
湿分を平衡させる。約2.8リットルの空隙容積を有す
るジャケットつき耐圧容器を約90℃の温度に予熱し、
それから前記の湿った葉を容器内に置く。容器を次に外
気から密閉し、約115℃に加熱して、容器内の温度探
査子により測定するとき、約115℃まで湿った葉を加
熱する。その間容器内に伸びて水平に配置されたかい棒
で攪拌することにより茶葉をかきまぜる。器内の湿った
葉を加熱している間に、約2.0リットルの空隙容積を
有する第2の容器へ酸素を導入して、その容器が実質的
に酸素のみを含むように容器から空気を追い出し、そし
て加熱された湿った葉を含むジャケットつき容器内の圧
力よりも約9.5kg/cm2 高い圧力の下にあるよ
うにする。 加熱された湿り葉が約115℃の温度に達したとき、第
2の容器内の酸素を約115℃に熱せられた水浴を通過
して送って、その酸素を加熱しかつ加湿する。加熱され
た湿り酸素を次に第1の容器の中へ、約0.7モルO2
 /kg乾燥茶固形物が反応器内に存在するように導入
し、それから反応器を酸素に対して閉じる。加熱された
湿り葉の温度を、葉をかきまぜながら約17.5分間約
115℃に保つ。その後、ジャケット内へ冷水を導入す
ることにより温度を約90℃に下げる。その間なお処理
された葉の攪拌を続ける。次に反応器の圧力を解放し、
そして処理された茶を反応器から取り出してから乾燥さ
せる。2重量%抽出液を調製するために得られた浸出液
は赤褐色および3.9のpHを有する。前記のようにし
て濁り度試験を行うと、その2%抽出液は50NTUの
濁り度を有することが判る。2%抽出液の一部を48時
間4℃に放置した後に、沈殿は明らかに見られない。
【0042】比較例I  例1に使用されたものと同じ
茶のブレンドであるが、但し本発明に従って処理されて
いない茶のブレンドの抽出液について濁り度試験を行う
。 その抽出液はpH4.5を有する。2%抽出液の濁り度
は630NTUである。
【0043】例2  重量により60%インドネシア、
20%ケニアおよび20%スリランカの紅茶葉ブレンド
約0.35kgに水を加えて、乾燥茶固形物重量により
約20%の湿分にそれらの葉を湿らせる。空隙容積約2
.8リットルのジャケットつき耐圧容器を約90°に予
熱し、それから前記の湿らせた葉をその容器内に置く。 次に容器を外気に対して閉じてから、容器内の温度探査
子により示されるとき、約120℃に湿り葉を熱するた
め加熱する。湿り葉を120℃に反応温度まで加熱して
いる間に、約2.8リットルの空隙容積を有する第2の
容器へ酸素を、湿り葉を含むジャケットつき容器内の圧
力よりも約9kg/cm2 高い圧力を得るような量に
導入する。加熱された湿り葉が約120℃の温度に達し
たとき、第2の容器からの酸素を約120℃に熱せられ
た水浴を通して反応器の底部の中へ送る。反応器の通気
装置を外気に開いて、ジャケットつき反応器内の圧力を
約1.1kg/cm2 まで下げて、その圧力に保つ。 酸素の流れを約15分間、インライン流量計を使用して
約825cc/分(標準温度と圧力において)に調節す
る。この流れは約1.6モルO2 /kg乾燥茶固形物
の量の分子状酸素を与える。その後ガスの供給を反応器
から封鎖し、反応器の通気弁を閉じる。ジャケット内へ
冷水を導入することにより反応器を冷却させ、それから
器内の圧力を開放する。処理された葉を反応器から取り
出して乾燥させる。濁り度試験のための2%抽出液を調
製するために得られた浸出煎茶抽出液はpH4.8であ
る。前記に要約したように、濁り度試験を行う。この2
%抽出液は40NTUの濁り度を有する。2%抽出液を
4℃に48時間貯蔵した後、濁りまたは沈殿が抽出液に
生じない。
【0044】比較例II  例2において使用されたも
のと同じ茶のブレンド(但し、その茶は本発明に従って
処理されていないもの)から得られた抽出物について濁
り度試験を行う。その抽出液はpH5.0である。2%
抽出液は400NTUの濁り度を有し、そして2%抽出
液の一部を48時間4℃に貯蔵した後に沈殿が明らかに
見られる。
【0045】例3  重量により60%インドネシア、
20%ケニアおよび20%スリランカの紅茶葉ブレンド
で、乾燥茶固形物重量により約6.1%の湿分を有する
ものの約0.35kgを数回の密閉系式の実験のそれぞ
れに使用する。各実験の反応温度は約115℃であり、
そして各反応は約15分間行われる。各実験において使
用された酸素の量は約0.65モルO2 /kg乾燥茶
固形物である。それらの湿分は操作の可変条件である。 処理された試料の抽出液の濁り度を前記のようにして測
定し、茶ブレンドの未処理試料から得られた抽出液と比
較する。後者は630NTUの濁り度および5.01の
pHを有する。
【0046】
【表1】 上記より明らかなことは、乾燥茶固形物重量により約1
9%以上の湿分が、100NTUに近いおよびそれ以下
の濁り度を得るために採用されなければならないことで
ある。また、乾燥茶固形物重量により約25%以上に湿
分を増しても、濁り度に関しては、実質的にそれ以上の
著しい利益が得られないことを見ることができる。
【0047】例4  重量により50%スマトラのおよ
び50%アフリカン・エスペランザの紅茶のブレンドを
乾燥茶固形物重量により約20%まで湿らせた試料を、
約1.0モルO2 /kg乾燥茶固形物により処理する
実験を表わす次の表により温度と時間の関係が証明され
る。未処理の茶葉から得られた対照用抽出液は4.5の
pHを有し、そして2%対照抽出液の濁り度は630N
TUである。
【0048】
【表2】 これらの結果はかくして、温度と時間の逆の関係を示し
、また温度と時間の組合せは酸化した葉から得られる抽
出液のpHに効果を有することも示している。
【0049】例5  次の表は開放系における反応温度
と時間がいろいろに変えられている実験の結果を示す。 例3と同じ紅茶ブレンドが使用されている。処理された
湿り茶葉は乾燥茶固形物重量により約20%の湿分を有
し、そして約1.6モルO2 /kg乾燥茶固形物と接
触させる。
【0050】
【表3】 これらの結果は、開放系では密閉系におけるより高い温
度およびより長い時間の組合せが採用されることを示す
【0051】例6  次の表は、密閉系において酸素の
量、温度および時間を変えることの効果の例を示す。こ
の場合に実験は例4と同じ紅茶ブレンドの試料で行われ
る。湿らせた茶葉は乾燥茶固形物重量により約20%の
湿分を有する。
【0052】
【表4】 上表から見ることができるように、反応時間および/ま
たは温度が増加するに従って、より少ない量の酸素が要
求される。また他方で、酸素の濃度が高いほど、より低
い温度と短い時間を用いる可能性を与えることができる
【0053】例7  次は開放系において酸素の量、温
度と時間を変えることの効果の例を示す。この場合に実
験は例3と同じ紅茶ブレンドにより行われている。湿ら
された茶葉は乾燥茶固形物重量により約20%の湿分を
有する。
【0054】
【表5】 酸素の量およびその温度と時間との相互関係を示すに加
えて、これはまた開放系が製品から得られる抽出物のp
Hに対して、密閉系の場合よりも少ない効果を有するこ
とを示す。上記より明らかなように、本発明の種々の改
変は前記特許請求の範囲に定義されたような本発明の精
神と範囲を逸脱することなくできるであろう。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  湿った紅茶の葉を高温度で、その高温
    度における水蒸気圧よりも高い圧力の下に、湿った茶葉
    の中に含まれるポリフェノール化合物を酸化させるため
    十分な量の分子状酸素を供する酸化剤と接触させること
    を特徴とする、紅茶葉を処理する方法。
  2. 【請求項2】  接触されるべき茶葉は乾燥茶固形物に
    より約19%から約25%までの湿分を有する、請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  酸化剤は酸素ガス、酸素含有ガス、空
    気、酸素、オゾンおよびオゾン含有ガスにより強化され
    た空気から成る群より選択する、請求項1に記載の方法
  4. 【請求項4】  湿った茶葉を、約0.3モルO2 /
    kg乾燥茶固形物より約2.5モルO2 /kg乾燥茶
    固形物の量の酸化剤と接触させる、請求項1,2または
    3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】  高温度は約100℃より約130℃ま
    での範囲であり、そして茶葉を酸化剤と約3分より約3
    0分までの時間接触させる、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】  外気に対して密閉された系内において
    、酸化剤は酸素ガスであり、約0.9モルO2 /kg
    乾燥茶固形物より約1.2モルO2 /kg乾燥茶固形
    物までを与える量の酸素ガスと湿った茶葉を接触させ、
    そして約110℃より約125℃までの温度で約5分よ
    り約25分までの時間湿った茶葉を酸素ガスと接触させ
    て行なう、請求項1または2または3に記載の方法。
  7. 【請求項7】  外気に対して開放された系内において
    、酸化剤は酸素ガスであり、約1.6モルO2 /kg
    乾燥茶固形物より約2.3モルO2 /kg乾燥茶固形
    物までを与える量の酸素ガスと湿った茶葉を接触させ、
    そして約110℃より約125℃までの温度で約15分
    より約20分までの時間に湿った茶葉と酸素ガスを接触
    させて行なう、請求項1または2または3に記載の方法
  8. 【請求項8】  環境による酸化のみを受けた同様の紅
    茶葉から得られる水抽出液のそれより低い濁り度を有す
    る水抽出液を与える酸化された紅茶葉。
  9. 【請求項9】  室温において200NTUより低い濁
    り度を有する水抽出液を与える酸化された紅茶葉。
  10. 【請求項10】  室温において100NTUより低い
    濁り度を有する水抽出液を与える、請求項9に記載の酸
    化された紅茶葉。
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