JPH04257774A - パワーアシストステアリング装置 - Google Patents

パワーアシストステアリング装置

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JPH04257774A
JPH04257774A JP3233357A JP23335791A JPH04257774A JP H04257774 A JPH04257774 A JP H04257774A JP 3233357 A JP3233357 A JP 3233357A JP 23335791 A JP23335791 A JP 23335791A JP H04257774 A JPH04257774 A JP H04257774A
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JP
Japan
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temperature
current
steering
power
assist
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Pending
Application number
JP3233357A
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English (en)
Inventor
David W Graber
デビッド・ウェイン・グレイバー
Dennis C Eckhardt
デニス・チャールス・エクハート
Andrzej M Pawlak
アンドルジェー・マリアン・ポーラック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motors Liquidation Co
Original Assignee
Motors Liquidation Co
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04257774A publication Critical patent/JPH04257774A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/30Safety devices, e.g. alternate emergency power supply or transmission means to ensure steering upon failure of the primary steering means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のパワーアシストス
テアリング装置に関し、特に、異なる温度で同じパワー
アシストレベルを得るようにする温度補償機能を有する
パワーアシストステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液圧パワーアシストステアリング
装置は、供給される流体流れに対応してステアリングリ
ンク機構を動かすための液圧アクチュエータと、運転手
が加えるステアリングトルクに対応してアクチュエータ
への流体流れを制御する回転液圧制御弁組立体とを有す
る。制御弁は弁ハウジング内で回転可能な円筒状弁本体
と、弁本体内に位置した弁スプールとを有する。液圧流
体は弁スプール内に形成したキャビティへ供給され、弁
本体に設けた溝(グルーブ)は弁スプールと弁本体との
間の相対回転量に対応した流体流れを受け取る。次いで
、このように受け取られた流体はアクチュエータへ導か
れて、弁本体と弁スプールとの間の相対回転に対応する
ステアリングアシストを生じさせる。
【0003】弁スプールは運転手により手動で回転せし
められ、空動き(ロストモーション)連結を介してステ
アリングシャフトを機械的に駆動するように接続される
。トーションバーの如き弾性素子は弁スプールと弁本体
を結合し、弁スプールと弁本体とを整合させるためのセ
ンタリング力を提供すると共に、少なくとも空動き連結
の運動許容範囲内で、運転手が作用させるステアリング
トルクに対応する(弁スプールと弁本体との)相対回転
を許容する。
【0004】上述の型式の装置においては、一定レベル
のパワーアシストを生じさせるに必要な運転手によるス
テアリングアシストのレベルは主として、トーションバ
ーの柔順性即ちコンプライアンスに依存する。トーショ
ンバーのコンプライアンスが比較的高い場合は、運転手
によるステアリングアシストのレベルは比較的低くて済
む。これは、比較的大きなステアリング力が必要な車両
の低速走行時に望ましい。トーションバーが比較的低い
コンプライアンスを有する場合は、比較的高いレベルの
運転手によるステアリングアシストが必要となる。これ
は、比較的小さなステアリング力が必要な車両の高速走
行時に望ましい。
【0005】米国特許第4,871,040号明細書に
開示された構成では、異なる車速での異なるステアリン
グレベルに適応させる必要性がある。この米国特許明細
書は、流れを規制するための普通の相対回転可能な弁ス
プール及び弁本体と、一定レベルのパワーアシストを生
じさせるに必要な運転手によるステアリングアシストを
調整するように弁スプールと弁本体との間に可変の弾力
を有する継手を形成する一体の電磁機構とを有する液圧
パワーアシストステアリング装置を開示している。ステ
アリングアシストを制御可能にする他の解決策は米国特
許第4886,137号及び同第4,886,138号
各明細書に開示されている。これらの米国特許は弁スプ
ールと弁本体との間の継手(結合)を形成するために電
磁機構を使用することを教示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】いずれの場合も、設計
目的を達成するするようにステアリングアシストを微調
整制御できるが、装置の応答時に温度変化の効果(影響
)を受けてしまう。流体粘度、磁性材料の特性、電気部
品の特性及び機械的寸法がすべて温度変化の影響を受け
るので、与えられた温度に対する十分な補償を提供し、
ステアリング装置がさらされるすべての温度条件でステ
アリングアシストの挙動を均一に保つためには、これら
の特性の変化を考慮しなければならない。
【0007】
【課題を解決するための手段並びに作用効果】本発明に
係る車両のパワーアシストステアリング装置は、運転手
が操作するステアリングシャフトとギヤとを接続する一
対の相対回転可能な液圧素子と温度効果を補償するため
の温度補償手段とを有し;液圧素子がその相対位置に対
応するパワーアシストステアリング力を発生させるため
の液圧流れを生じさせるようになっており、パワーアシ
ストのレベルがパワーアシストステアリング装置内の温
度効果を受けるようになっており;温度補償手段が、対
をなす相対回転可能な液圧素子にそれぞれ接続した第1
及び第2回転磁気手段と、励磁コイルとを有し、第1及
び第2回転磁気手段が液圧素子上に相対回転力を作用さ
せるように磁気的に相互結合されており、励磁コイルが
第1及び第2回転磁気手段に磁気的に結合されていて、
励磁コイルに供給される付勢電流の関数として液圧素子
上の回転力従ってパワーアシストの量を制御するように
なっており;更に、感知した装置パラメータに応答して
、パワーアシストのレベルに対する温度効果を補償する
付勢電流の値を調整するための制御手段をも備えている
【0008】本発明の解決策は上記の諸米国特許明細書
に開示された構造にそれぞれ等しく適用できるが、以下
、本発明を説明するに当り、上記米国特許第4,871
,040号明細書に開示された構造を参照する。
【0009】一体の電磁機構は、回転磁気回路と、静止
磁気回路とを有する。回転磁気回路は一対の相対回転可
能な素子を有し、その一方は磁束を導くために歯を備え
、他方の素子は永久磁石結合を確立するための永久磁石
を有する。
【0010】図示の実施例では、歯付き素子は一対の軸
方向に変位した磁極片により形成され、永久磁石素子は
磁極片間に位置したデイスク素子により形成される。デ
ィスク素子は入力(運転手駆動)ステアリングシャフト
と一緒に回転するように支持され、磁極片は出力(ピニ
オン)ステアリングシャフトと一緒に回転するように支
持されている。ディスク素子は軸方向に磁化されて、偶
数個(N)の半径方向に延び磁極を交互したセクターを
形成する。各回転磁極片はディスク素子の対応する軸方
向面の方へ延びたN/2個の歯を有する。静止磁気回路
は回転磁気回路のまわりに位置した少なくとも1つの環
状励磁コイルと、回転磁極片に隣接して位置した強磁極
素子とを有する。
【0011】上述の素子は2つの磁束経路を形成する。 その一方は、回転磁気回路素子のみを含む永久磁石磁束
経路(漏洩磁束は無視する)であり、他方は、静止磁気
回路及び回転磁気回路の双方の素子を含む電磁石磁束経
路である。回転磁極片及びディスク素子は、(1)組立
体が中央位置(センタリング位置)にあるときには、両
方の磁束経路が中央位置に存在し、(2)入力ステアリ
ングシャフトと出力ステアリングシャフトとの間に相対
回転が生じたときには、2つの経路内の磁束が組立体を
中央位置へ戻すようなインフェイス(in−phase
)センタリング力を発生させるように、方位付けられて
いる。電磁石磁束経路による力は、コイルに供給される
電流の大きさ及び方向に応じて広井範囲で可変であり、
この電流は車速に対応してスケジュールされ、運転手に
よる入力トルクとパワーアシストトルクとの間に車速依
存関係を提供する。
【0012】図示の実施例においては、本発明の機構は
従来のトーションバーと組合せて使用され、液圧流体供
給素子間に可変弾性継手(結合)を提供する。トーショ
ンバーと永久磁石磁束経路とを組合せれば、与えられた
運転手によるステアリングアシストの中間レベルを与え
る中間の弾性度の結合が提供される。単一極の電流で励
磁コイルを可変的に付勢すると、結合の弾性度が可変的
に増大し、これにより、一定のパワーアシストを得るた
めの運転手の努力(運転手によるステアリングアシスト
)を減少させる。コイルの付勢は車速に対応してスケジ
ュールされ、これにより、ステアリングアシストのレベ
ルを車速の増大につれて減少させる。後の説明から明ら
かになるが、コイルの付勢についての制御は装置の温度
効果の補償を行うために使用される。運転手による優先
入力も使用できる。
【0013】
【実施例】図1を参照すると、自動車の液圧パワーアシ
ストステアリング装置(その一部を示す)は、ラック/
ピニオン式のステアリングギヤ(以下、単に「ステアリ
ングギヤ」という)10を有する。ステアリングギヤ1
0は(円筒状の平滑壁を有する)ボア14を備えた(2
部品)ハウジング12内に位置する。ボア14内に位置
した(円筒状の回転パワーステアリングギヤ)弁組立体
16は軸受組立体20によりハウジング12内で旋回運
動できるように装着された細長い円筒状スプールシャフ
ト18を有する。スプールシャフト18の内端は環状流
体シール22を通って突出し、普通のステアリングシャ
フト及びハンドル(図示せず)に連結するようになって
いる。
【0014】スプールシャフト18の外端にはスプライ
ン24が施してあって、(細長い)ピニオンギヤ28と
の間に機械的な空動き継手(連結)を画定し、スプール
シャフト18とピニオンギヤ28との間に制限された相
対回転変位を許容する。ピニオンギヤ28はスリーブ軸
受30及び玉軸受組立体32によりハウジング12内に
回転装着され、この軸受組立体はピニオンギヤ28のシ
ャンク部34を受け入れる。シャンク部34の外端に螺
合したナット36はピニオンギヤ28をハウジング12
に固定する。カップ状カバー38はハウジング12の端
部に摩擦嵌合し、修理等の際にはこれを外して内部に接
近できる。
【0015】ピニオンギヤ28の歯はハウジング12内
で直線摺動できるように装着された(細長い)ラック4
2の歯付き部分40に噛合する。ラック42は適当なボ
ールジョイント及びタイロッド(図示せず)により車両
の操舵車輪に接続している。このような構成においては
、ラック42が直線運動すると、車両の操舵車輪を旋回
させ、車両を操縦する。
【0016】ラック42はまた、このラック42にステ
アリングアシスト力を供給するための流体作動パワーシ
リンダ即ちアクチュエータ(図示せず)に接続している
。後に述べるが、弁組立体16はパワーシリンダの右旋
回室又は左旋回室へ液圧流体を導き、ラック42に右手
側又は左手側ステアリングアシスト力を供給する。上述
の条件を満たすパワーシリンダは米国特許第4,454
,801号明細書に記載されている。
【0017】ピニオンギヤ28の歯とラック42との噛
合い係合はハウジングのボア47内に摺動装着したラッ
ク接触シュー46により達成される。ラック接触シュー
4と調整プラグ50との間で着座したらせんバネ48は
ラック接触シュー46に張力を与える。調整プラグ50
はハウジングボア47の端部に螺入され、バネの力を変
更するためにボア内で軸方向に調整できる。調整プラグ
ナット52は調整プラグ50を選択した位置に維持する
【0018】弁組立体16のスプールシャフト18は(
円筒状の)弁スプール54を有する。弁スプール54は
、その周辺に形成された複数個の湾曲状で軸方向に延び
たオイル移送スロット56を有する。弁組立体16はま
た、弁スプール54のまわりで弁ボア14内に回転装着
した(円筒状の)弁本体64をも有する。弁本体64の
外端はピニオンギヤ28の端部を越えて延び、ラジアル
ピン66によりピニオンギヤに駆動連結している。
【0019】弁本体64は、この弁本体とボア14との
間に、右旋回室76、供給室78及び左旋回室80をそ
れぞれ形成する。液圧ポンプ82は流体を供給室78へ
供給し、その流体は、弁スプール54と弁本体64との
間の相対回転の方向及び程度に応じて、弁スプール54
のオイル移送スロット56及びドリル通路84、86を
介して、右旋回室76及び左旋回室80へ導かれる。右
旋回室76及び左旋回室80は、上述のように対応する
レベルのステアリングアシスト力をラック42内に発生
させるためのパワーシリンダ(アクチュエータ)の右(
RT)室及び左(LT)室に接続している。排液通路室
88は液圧流体を液圧ポンプ82の流体リザーバ83へ
帰還させる。弁組立体16及びその液圧系の詳細な説明
については、上記米国特許第4,454,801号明細
書を参照されたい。
【0020】弁スプール54と弁本体64との間の弾性
センタリング結合は、トーションバー90と本発明の電
磁機構92との組合せ作動により提供される。スプライ
ン24での結合により許容される空動きの範囲内で、ト
ーションバー90及び電磁機構92は、運転手が作用さ
せたステアリングトルクに対応して、弁本体64に対し
て弁スプール54を回転させ、これにより、弁組立体1
6は所望レベルのステアリングアシスト力を生じさせる
ためのパワーシリンダ(図示せず)へ流体を導く。運転
手によるステアリングトルクが無くなったとき、トーシ
ョンバー90及び電磁機構92は弁本体64及び弁スプ
ール54をセンタリングさせ、ステアリングアシスト力
を消滅させる。
【0021】トーションバー90はスプールシャフト1
8内の軸方向開口69を通ってこれと同心的に延びてい
る。クロスピン70はトーションバーの入力端部をスプ
ールシャフト18に連結する。トーションバー90の出
力端部はピニオンギヤ28にスプライン連結(72で示
す)されている。軸受スリーブ74はトーションバー9
0の円筒状部分でスプールシャフト18の内端を支持す
る。
【0022】電磁機構92は回転磁気回路100と静止
磁気回路102とを有する。
【0023】静止磁気回路102はボビン132上で回
転磁気回路100のまわりに巻かれた(環状)励磁コイ
ル130と、(円弧形で強磁性の)磁極片134とを有
する。磁極片134の極表面136ー139は回転磁気
回路100に近接して位置し、静止磁気回路102と回
転磁気回路100との間での磁束の半径方向及び軸方向
の移送を容易にする。励磁コイル130のリード端17
0、172はハウジング12の適当な開口174を貫通
し、(コンピュータベースの)制御ユニット178(後
述)に接続している。
【0024】回転磁気回路100は(永久磁石の)ディ
スク素子104と、一対の(強磁性回転体の)磁極片1
06、108とを有する。ディスク素子104はロータ
ハブ110に固定され、このロータハブはスプールシャ
フト18の外端に固定されていてこれと一緒に回転する
。磁極片106は非磁性スペーサ107を介してピニオ
ンギヤ28の内端に固定されていてこれと一緒に回転す
る。磁極片106、108の開口内に固定された複数個
のピン112は磁極片108を磁極片106に剛直に固
定し、これらの間に所定の角度の整合関係を確立する。
【0025】各ピン112上の一対のフランジ114は
磁極片106、108に接して着座し、ディスク素子1
04の軸方向寸法より若干大きな所定の間隙を提供する
。ディスク素子104は組立て時に磁極片106、10
8間のほぼ中間に位置決めされる。
【0026】磁気回路の構造及び作動、並びに電磁付勢
の効果の更なる詳細については、上記米国特許第4,8
71,040号明細書を参照されたい。いずれの場合も
、パワーステアリングアシストの度合いは励磁コイル1
30の適正な付勢により選択的に増減せしめられる。
【0027】図1の(コンピュータベースの)制御ユニ
ット178は車両のバッテリー(図示せず)から作動パ
ワーを供給される。制御ユニットはマイクロコンピュー
タ(μC)180と、アナログ/デジタル(A/D)コ
ンバータ181と、入力/出力装置(I/O)182と
、入力カウンタ(INP  CTR)184と、パルス
幅変調(PWM)ドライバ186とを有し、これらはす
べて普通のものでよい。マイクロコンピュータ180は
入力/出力装置182を介してコンバータ181、カウ
ンタ184及びドライバ186に接続している。種々の
入力情報に応じて、マイクロコンピュータ180は励磁
コイル130の所要の付勢に関連する出力コマンドを発
生させるための一連の所定のプログラムインストラクシ
ョンを実行する。プログラムインストラクションについ
ては、図2のフローチャートに関連して説明する。
【0028】制御ユニットの主入力は、普通の速度ピッ
クアップ(図示せず)から得た(ライン188上の)変
動車速信号、及び温度センサ192から得た(ライン1
90上の)温度信号である。温度センサ192は流体リ
ザーバ83内に位置するものとして示してあるが、装置
の別の場所に配置してもよい。車速信号は入力カウンタ
184を介して入力/出力装置183へ送られ、所定の
ファクタにより車速信号の周波数を分割する。ライン1
90上の温度信号と、バッテリー信号V+は、A/Dコ
ンバータ181を介して入力/出力装置183へ送られ
る。励磁コイル130のためのパルス幅変調コマンドは
2方向パルス幅変調ドライバ186(普通のHスイッチ
ドライバの形をしたものでよい)へ送られ、バッテリー
(図示せず)からの電流で励磁コイル130を対応的に
変調する。コイル電流を表す信号はパルス幅変調ドライ
バ186により適当な電流分路を伴ってライン176上
に発生せしめられ、この信号は入力として入力/出力装
置183のアナログポートへ送られ、コイル電流の閉ル
ープ制御に使用される。必要なら、代わりに、開ループ
電圧制御を使用してもよい。
【0029】図2はマイクロコンピュータ180により
実行されるプログラムインストラクションを表すフロー
チャートである。ブロック150は車両の作動開始時に
実行される一連のプログラムインストラクションの初期
化ステップを示し、種々のレジスタ及びプログラム変数
を所定の値に初期化する。次いで、車速を計算する機能
、コイル電流を読取る機能、及び装置温度を読取る機能
をブロック152、154、156でそれぞれ遂行する
。ブロック158では、所定の式に従って所望のコイル
電流及び対応するパルス幅変調を計算する。この式は検
索テーブル内に記憶させてもよいし、所望の値を計算す
るためのアルゴリズム内に設定してもよい。最後に、計
算したパルス幅PWをパルス幅変調ドライバ186へ出
力して、所望のコイル電流を生じさせる。次いで、プロ
グラムはブロック152へ戻り、プログラムの実行を継
続し、計算値をアップデートする。
【0030】ブロック158におけるコイル電流及びパ
ルス幅変調の計算では、ステアリング装置に対する温度
効果についての情報を必要とする。この情報は、装置を
異なる温度で経験的に作動させ、標準のステアルング努
力(ステアリングアシスト)を得るに必要な修正を各温
度に対して決定することにより、決定される。この修正
はテーブル内に記憶させるか、等式としてマイクロコン
ピュータ180内に記憶させ、計算時に温度に対して要
求されるコイル電流の計算に使用される。このように、
流体の粘度や電気的及び磁気的特性や機械的寸法がすべ
て温度変化に伴って変化したとしても、ステアリング装
置の温度に左右されないステアリングアシストが得られ
る。
【0031】本発明の別の実施例では、温度センサを使
用することなくすべての温度にわたっての一定の作動に
必要な温度補償を達成する。温度を直接感知する代わり
に、コイル電流についての温度効果を測定し、次いで、
温度と電流との関係に関する経験的なデータを使用して
、温度を間接的に決定する。この情報に基づき、温度補
償値を計算できる。図3はこのような補償を行うための
構成を示すブロック線図である。この構成においては、
車両のバッテリーのレベルが励磁コイル130へ供給さ
れる電流に対して効果を与えるので、(電圧効果は温度
効果に比べて微々たるものであるが)電圧変化の補償を
も行える。
【0032】図3において、種々の組の情報は表示値を
計算するのに有用な形でマイクロコンピュータ180内
に記憶される。図示の装置では、情報は検索テーブルに
記憶されるようになっているが、本発明はこれに限定さ
れない。速度テーブル200は与えられた車速に対する
所望電流I(des)を決定し、この所望の電流は合計
ジャンクション201で修正されて、修正電流信号I(
mod)を生じさせ、この信号はパルス幅変調(PWM
)テーブル202において使用され、公称電圧及び温度
条件に対する所望の実際の電流を生じさせるのに必要な
パルス幅を選択する。パルス幅変調ドライバ186は選
択したパルス幅情報に従って付勢され、電流を励磁コイ
ル130へ供給する。(パルス幅変調ドライバ186の
一部である)電流センサ204は実際の電流信号I(a
ct)を提供する。この信号は電圧及び温度効果のため
所望の電流信号とは異なる場合がある。合計ジャンクシ
ョン206において、実際の電流を修正した所望電流と
比較して誤差信号を提供し、この誤差信号は合計ジャン
クション208で修正信号と組合され、パルス幅変調テ
ーブル202への入力を提供する。電圧修正テーブル2
10はパルス幅の各値での電圧の効果についての情報を
含んでいる。このテーブルは装置電圧及びパルス幅変調
テーブル202の出力によりアドレスされて、電圧修正
ファクタ(因子)を出力し、このファクタは合計ジャン
クション212で実際の電流信号と組合され、電圧効果
を除去した一層有効な実際の電流を生じさせる。
【0033】(合計ジャンクション214で決定された
)初期の所望電流と有効な実際の電流とのずれは、励磁
コイル130及びパルス幅変調ドライバ186内の温度
効果の結果として生じる。これらの温度効果は経験的に
決定され、電流変化(電流ずれ)の関数としての温度は
テーブル216に記憶される。電流変化I(dev)は
テーブル216へ入力され、温度を決定する。温度はま
た、温度の関数として総合装置変数を備え補償信号I(
comp)を生じさせる別の経験的に導き出すテーブル
218をアドレスするためにも使用される。補償信号I
(comp)は合計ジャンクション220で電圧修正値
と組合されて最終修正電流I(cor)を生じさせ、こ
の電流はジャンクション201で所望電流I(des)
に加算され、修正電流信号I(mod)を発生させる。 従って、装置内の電圧及び温度変化を相殺するのに必要
な調整が行われ、幅広い範囲の電圧及び温度にわたって
一定のパワーアシストを提供するコイル電流が得られる
。電流変化I(dev)は温度を有効に表すので、装置
温度を実際に決定することなく電流変化I(dev)か
ら補償信号I(comp)を直接導き出すようにテーブ
ル216、218を合併してもよいこと明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための(コンピュータベース
の)制御ユニットのブロック線図を伴った、一体の電磁
機構を組み込んだ液圧制御弁組立体の断面図である。
【図2】本発明に係る図1の制御ユニットのためのプロ
グラムを表すフローチャートである。
【図3】本発明の別の実施例に係る図1の制御ユニット
の作動を示すブロック線図である。
【符号の説明】
10  パワーアシストステアリング装置18  スプ
ールシャフト 28  ピニオンギヤ 54  弁スプール 64  弁本体 104  ディスク素子 106、108  磁極片 130  励磁コイル 158  コイル電流/パルス幅変調計算ブロック17
8  制御ユニット 186  パルス幅変調ドライバ 188  ライン 192  温度センサ 200  速度テーブル 204  電流センサ 210  電圧修正テーブル 216  電流変化/温度テーブル 218  経験的に導き出すテーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パワーアシストステアリング装置であ
    って、運転手が操作するステアリングシャフト(18)
    とギヤ(28)とを接続する一対の相対回転可能な液圧
    素子(54、64)と温度効果を補償するための温度補
    償手段とを有し;前記液圧素子がその相対位置に対応す
    るパワーアシストステアリング力を発生させるための液
    圧流れを生じさせるようになっており、パワーアシスト
    のレベルがパワーアシストステアリング装置内の温度効
    果を受けるようになっており;前記温度補償手段が、対
    をなす前記相対回転可能な液圧素子にそれぞれ接続した
    第1回転磁気手段(106)及び第2回転磁気手段(1
    08)と、励磁コイル(130)とを有し、前記第1及
    び第2回転磁気手段が前記液圧素子上に相対回転力を作
    用させるように磁気的に相互結合されており、前記励磁
    コイルが前記第1及び第2回転磁気手段に磁気的に結合
    されていて、前記励磁コイルに供給される付勢電流の関
    数として前記液圧素子上の回転力従ってパワーアシスト
    の量を制御するようになっているパワーアシストステア
    リング装置において、感知した装置パラメータに応答し
    て、パワーアシストのレベルに対する温度効果を補償す
    る値だけ付勢電流を調整するための制御手段(178)
    を備えたことを特徴とするパワーアシストステアリング
    装置。
  2. 【請求項2】  前記制御手段(178)が装置の温度
    に応答する温度センサ(192)と、温度の関数として
    付勢電流を計算する手段(158)とを有することを特
    徴とする請求項1のパワーアシストステアリング装置。
  3. 【請求項3】  公称温度のための所望の電流と実際の
    電流との差が装置の温度に依存しており、前記制御手段
    が実際のコイル電流を感知するための感知手段(204
    )と、所望の電流と実際の電流との差を決定する手段(
    図3)と、所望の電流と実際の電流との差に応答して補
    償電流を経験的に導き出す手段とを有することを特徴と
    する請求項1のパワーアシストステアリング装置。
  4. 【請求項4】  前記経験的に導き出す手段(216)
    が所望の電流と実際の電流との差から温度を決定する第
    1手段と、決定した温度に基づき補償電流を生じさせる
    第2手段(218)とを有することを特徴とする請求項
    3のパワーアシストステアリング装置。
  5. 【請求項5】  前記励磁リング(130)がパルス幅
    変調信号により付勢され、コイル電流がパルス幅変調及
    び装置の電圧の双方に依存し;前記制御手段が、パルス
    幅変調及び装置の電圧の双方に応答して電圧修正信号を
    計算する手段(210)と、電圧修正信号により所望の
    信号を修正する手段とを有することを特徴とする請求項
    3のパワーアシストステアリング装置。
  6. 【請求項6】  前記制御手段が車速を感知する手段(
    188)と、車速の関数としてパワーアシストのレベル
    を変更するように付勢電流を調整する手段(1158、
    200)とを有することを特徴とする請求項1ないし5
    のいずれかに記載のパワーアシストステアリング装置。
JP3233357A 1990-09-12 1991-09-12 パワーアシストステアリング装置 Pending JPH04257774A (ja)

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