JPH0425733A - 送電線の張力測定装置 - Google Patents

送電線の張力測定装置

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JPH0425733A
JPH0425733A JP13064890A JP13064890A JPH0425733A JP H0425733 A JPH0425733 A JP H0425733A JP 13064890 A JP13064890 A JP 13064890A JP 13064890 A JP13064890 A JP 13064890A JP H0425733 A JPH0425733 A JP H0425733A
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pulley
switch
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tension
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JP13064890A
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Yoshio Suzuki
喜夫 鈴木
Manabu Kagawa
学 香川
Tadao Otani
忠男 大谷
Hiroyuki Hoshino
弘之 星野
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、架空送電線を延線する際に当該送電線に負荷
される延線張力の変動を精度よく測定するための送電線
の張力測定装置に関するものである。
[従来の技術] 架空送電線を鉄塔間に架線する際には、架線する鉄塔の
アームに滑車(一般に金車と呼ばれることが多い)を吊
り下げ、まず滑車上にメツセンジャーワイヤを引き渡し
た後、ドラム場より送り出される電線の端末と前記メツ
センジャーワイヤの端末を連結し、ドラム場の反対側に
設けられたエンジン場において当該メツセンジャーワイ
ヤを巻き取ることにより、前記滑車上に電線を延線して
行き、最後に架線張力となるように電線の緊線を行なっ
て鉄塔に引留める作業が行なわれる。
送電線の延線中には動的張力である延線張力が、そして
緊線作業の際には架線張力を設定するための静的張力が
負荷される。
通常の送電線の延線においては、延線張力が極端に過大
あるいは過小とならないように、延線車の出口部分に張
力計を設置し、おおよその張力の監視を行なうのが一般
的であった。
しかし、近年は、架空線として活線として使用される送
電線以外に光ファイバ複合架空地線(以下○PGWとい
う)を併せ架線する例が多くなった。
0PGWに複合されている光ファイバは、素材にガラス
が使用されているために、抗張力が小さいばかりでなく
、静荷重疲労を生ずるという性質があり、破断に至らな
いような応力でもこれが継続的に負荷された状態にある
と、極めて短期間のうちに静疲労破断をしてしまうこと
が知られている。
このため、0PGWの延線においては、延線中に異常張
力が負荷されないように慎重に延線する必要があるばか
りでなく、局部的に0PGWの光ファイバに応力集中個
所が生じないように、延線中の0PGWの長手方向にお
ける動的張力の変動を断えず測定しながら延線する必要
がある。
第3図に示したものは、そのような電線20の延線張力
の変動を測定するための従来の測定装置を示す説明図で
ある。
図において、1は滑車、2は滑車軸、3は滑車枠、4は
滑車全体を鉄塔に吊り下げるための取付リング、5は計
測バー、6は距離計測素子である。
いま、電線20が滑車1と接触した接触点をAとすると
滑車1の中心0を結ぶ線0と滑車1の吊り下げ中心線介
が形成する中心角θは電線20に負荷される張力の大小
により変化する。この中心角θは、幾何学的には電線2
0と接しかつ前記吊り下げ中心線OPと直交する線Qと
の間に形成される角度θに等しく、当然のことながら、
このθは電線20に負荷される張力の変化に伴い変化す
る。
滑車枠3の上部に図のように計測バー5を取付け、当該
計測バー5の前記中心線OPからlたけ離れた端部に電
線20との間の距離d。を測定し得る距離計測素子6を
取付けておき、連続的に距離d。を測定し得るようにす
れば、角度θは次式により求めることができる。
一方、滑車1に負荷される荷重については、鉄塔と取付
はリング4との間にロードセルを設置しておけば、当該
荷重を連続的に知ることができ、上記角度θと当該荷重
から電線20に負荷されている動的張力を連続的に求め
ることができる。
[発明が解決しようとする課題] 上記した従来の張力測定装置において、θの測定精度を
上げるためには、計測バー5の長さを十分長くする必要
がある。そのように計測バー5の長さを長くすることに
より距離d。が長くなり、全体として誤差に基く影響を
小さくすることができる。
このため、実用化されている測定装置においては、第3
図におけるlの長さを1.5m程度の長さにしである。
しかし、このように片側の長さlが1,5mにもなると
、装置全体の形状が大きくなり、このような大きな形状
のものを鉄塔アームの先端に取付ける作業は甚だ容易で
なく、非常に取扱い性が悪いという欠点がある。
本発明の目的は、上記したような従来技術の問題点を解
消し、全体に小型かつコンパクトであって、取扱いが容
易な上、測定精度を十分に向上させることができる新規
な送電線の張力測定装置を提供しようとするものである
[課題を解決するための手段] 本発明は、鉄塔より吊り下げられている滑車に負荷され
る荷重と滑車に送電線が接触している部分の円弧角から
送電線に負荷されている張力を測定する装置であって、
前記滑車には送電線が接触することによりONになり離
間することによりOFFとなるスイッチが設けられ、か
つ滑車の回転角を精度よく測定し得る回転角測定手段が
設置されてなるものであり、そのような回転角測定手段
としてロータリエンコーダを使用したものである。
[作用] 送電線が滑車に接触し離間する際に0N−OFFするス
イッチを設けておけば、電線の滑車への接触、離間を直
接知ることができ、そのスイッチがON状態にある間の
滑車の回転角を知ることで、電線と滑車との接触角を容
易に知ることができる。しかも、これらの機器はいずれ
も小型なものばかりであり、測定装置に取付けても滑車
全体が従来例のように大型化するおそれがないから、鉄
塔上での取扱いにおいて支障となることがない。
[実施例コ 以下に、本発明について実施例を参照し具体的に説明す
る。
第1図は、滑車1に本発明に係るスイッチ7゜7および
スイッチ信号検出器8を取付けた様子を示す説明正面図
である。
詳細な図示は省略されているが、スイッチ7には電線2
0が滑車に接触することでONになり離間することでO
FFになる接点があり、その接点の0N−OFFをスイ
ッチ信号検出器8が検出できる構成となっている。
このようなスイッチ7がON状態にあるときの滑車1の
回転角を検出できれば、第1図に示した滑車1との接触
円弧の中心角2θ(第3図参照)が容易に測定でき、θ
の値をその1/2の値として直ちに知ることができる。
そのような回転角測定手段としては、回転による電気抵
抗の変化から求めるもの、円周方向に微小接点を分散さ
せたものから求めるものなど様々な手段が考えられるが
、最も好ましい手段としてロータリエンコーダを用いる
のがよい。
すなわち、第2図は、そのようなロータリエンコーダ9
を滑車枠3の側面に取付台11をもって取付け、同時に
マイクロコンピュータの如き演算部10をも取付けてい
る様子を示す説明側面図である。
延線中の電線20が滑車1上を移動して行き、当該電線
20が滑車1に接触しスイッチ7をONにすると、スイ
ッチ7のON状態をスイッチング信号検出器8が検出し
、演算部10にON状態を知らせる信号を送る。
演算部10においては、スイッチ7がONになった信号
を受けてロータリエンコーダ9が出力するパルス数をカ
ウントする。このカウントはスイッチ7がON状態にあ
る間続けられ、そのスイッチ7が滑車1と共に回転して
行き反対側で電線20が滑車1より離間し、てOFFと
なったときカウントを停止する。このパルス数によりス
イッチ7の回転角、ひいては電線20が滑車1と接触状
態にある間の円弧の中心角2θを知ることができる。こ
のようにして得られたθとそのとき滑車に負荷されてい
る荷重を別途ロードセル等で検出し、演算装置により演
算して必要に応じ演算結果を表示するようにすれば、延
線中の電線20に負荷されている張力の変動を連続的に
監視することができる。
本発明に係る装置によれば、測定精度はロータリエンコ
ーダ8の分解能で決まるから、この分解能を上げること
により容易に測定精度を高めることができる。
上記実施例においてはスイッチ7を3個設置した例を示
したが、測定精度を上げるためにはスイッチ7の数が適
当な数となるように設置しその平均値を求め得るように
するのがよい。しかし、それほどに細かい精度が必要な
ければ、スイッチ7は1個であっても差支えはないので
ある。
ロータリエンコーダ9はデジタル信号を発信するもので
あるから、デジタルで動作する演算部やその後の張力演
算装置と直接デジタル接続をすることができ、A/D変
換のための部品の点数を減らし得るという長所をも有す
る。
[発明の効果コ 以上の通り、本発明に係る装置によれば、装置全体を極
めて小型かつコンパクト化することができ、鉄塔上での
取扱い性を格段に容易化し得るばかりでなく、その測定
精度を例えばロータリエンコーダの分解能を上げるだけ
で大巾に高め得るものであり、送電線の延線なかんず(
OPGWの延線における信頼性を大きく向上し得る意義
は極めて大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の説明正面図、第2図はそ
の説明側面図、第3図は従来例の説明図である。 1:滑車、 2:滑車軸、 3:滑車枠、 4:取付はリング、 7:スイッチ、 8ニスイツチング信号検出器、 9:ロータリエンコーダ、 10:演算部、 11:取付台、 20:電線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄塔より吊り下げられている滑車に負荷される荷
    重と滑車に送電線が接触している部分の円弧角から送電
    線に負荷されている張力を測定する装置であって、前記
    滑車には送電線が接触することによりONになり離間す
    ることによりOFFとなるスイッチが設けられ、かつ滑
    車の回転角を精度よく測定し得る回転角測定手段が設置
    されてなる送電線の張力測定装置。
  2. (2)回転角測定手段がロータリエンコーダである請求
    項1記載の送電線の張力測定装置。
JP13064890A 1990-05-21 1990-05-21 送電線の張力測定装置 Expired - Lifetime JP2638259B2 (ja)

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JP13064890A JP2638259B2 (ja) 1990-05-21 1990-05-21 送電線の張力測定装置

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JPH0425733A true JPH0425733A (ja) 1992-01-29
JP2638259B2 JP2638259B2 (ja) 1997-08-06

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ID=15039279

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7010283B2 (en) 2002-01-16 2006-03-07 Oki Electric Industry Co., Ltd. Signal waveform detection circuit
JP2016151434A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 株式会社 スズキ技研 張力測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7010283B2 (en) 2002-01-16 2006-03-07 Oki Electric Industry Co., Ltd. Signal waveform detection circuit
JP2016151434A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 株式会社 スズキ技研 張力測定装置

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JP2638259B2 (ja) 1997-08-06

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