JPH0425630A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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Publication number
JPH0425630A
JPH0425630A JP12950790A JP12950790A JPH0425630A JP H0425630 A JPH0425630 A JP H0425630A JP 12950790 A JP12950790 A JP 12950790A JP 12950790 A JP12950790 A JP 12950790A JP H0425630 A JPH0425630 A JP H0425630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
oil
piston
shock absorber
tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP12950790A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kaneko
金子 真二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
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Publication of JPH0425630A publication Critical patent/JPH0425630A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の駐車ブレーキペダル、跳上げ式のド
ア等に減衰力を作用させる油圧緩衝器に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、例えば第3図に示すように、自動車の駐車ブレー
キペダルlに油圧緩衝器2を連結したものがある。これ
は、駐車ブレーキ解除によって、ばね3の弾性力で駐車
ブレーキペダル1が図中仮想線で示す作動位置から解除
位置に戻る際に減衰力を作用させて打音を低減するよう
にしたものである。
油圧緩衝器2は第4図に示すように、シリンダを形成す
るチューブ4にオリフィス5aおよび連通路5bを有す
るピストン5を摺動自在に嵌合し、ピストン5にロッド
6を連結したものであり、チューブ4内には適当量の油
液およびガスが封入されている。図中7はオイルシール
である。この構成により、ロッド6の伸縮にともなって
チューブ4内を摺動するピストン5が油液中を移動する
ことによって減衰力を発生する。
また、ハツチバック型式の自動車のバックドア等の重量
の大きな跳上げ式のドアにチューブ内に封入するガスの
圧力を高めた油圧緩衝器を連結してガスの反発力によっ
てドアのバランスをとるとともに油液によりドアの開閉
に適当な減衰力を作用させるようにしたものもある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の油圧緩衝器では次のような問
題がある。
油圧緩衝器2において、ロッド6とオイルシール7の間
からチューブ4内のガスが漏れて減衰力が不安定になる
のを防止するために、チューブ4内のガスを油液によっ
てオイルシール7から隔離している。そのため、油圧緩
衝器2はチューブ4を上側、ロッド6を下側にして装着
されている。
したがって、ロッド6の表面あるいはオイルシール7が
損傷し、チューブ4内の油液がオイルシール7とロッド
6との間を通って外部に漏れた場合、その油液はロッド
6を伝って下方へたれ落ちる。そして、車室内に装着さ
れる油圧緩衝器においては、漏れた油液によって車室内
のじゅうたん、内装材等を汚すことになるという問題が
ある。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、ロッド
を伝って漏れた油液が下方にたれ落ちないようにした油
圧緩衝器を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の課題を解決するために、油液を封入した
シリンダにピストンを摺動自在に嵌合し、該ピストンに
ロッドの基端を連結してなる油圧緩衝器において、前記
ロッドの先端部の外周に油液吸収部材を設けたことを特
徴とする。
(作用) このように構成したことにより、シリンダ内からロッド
を伝って漏れた油液は、ロッドの先端部の外周に設けた
油液吸収部材に吸収されるので油圧緩衝器の下方にたれ
落ちることがない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面に基づいて詳細に
説明する。本実施例の油圧緩衝器を第1図に示す。
第1図において、8は筒形油圧緩衝器であり第4図に示
す従来の油圧緩衝器と同様に、シリンダを形成する有底
筒状のチューブ9にピストンlOが摺動自在に嵌合され
ており、ピストンlOにはロッド11の基端がナツト1
2によって固着されている。チューブ9の開口端にはロ
ッド11を挿通させてオイルシール13が装着されてお
り、チューブ9内に適当量の油液およびガスが封入され
ている。ピストン10には軸方向に連通ずるオリフィス
14aおよび連通路14bが設けられており、ロッド1
1の伸長にともなってピストンlOがチューブ9内を摺
動する際にはオリフィス14aを流通する油液の粘性に
よって減衰力を発生させ、また、ロッド11の短縮にと
もなってピストンIOがチューブ9内を摺動する際には
ピストンlOがロッド11上をロッドの先端側へ移動し
連通路14bが開いて殆ど抵抗無(油液を流通させるこ
とによって減衰力を発生させないようになっている。1
5は0リング、16はロッドガイドである。
ロッド11の先端部の外周に油液吸収部材として環状の
スポンジ17が外嵌、固着されている。
そして、一端がチューブ9の開口端部に、他端がロッド
11の先端部に取付けられロッド11の伸縮に応じて伸
縮する蛇腹状のダストカバー18が設けられており、チ
ューブ9から突出したロッド11およびスポンジ17を
被包している。図中19.20は油圧緩衝器8を車体等
に連結するための円筒状の取付部である。
このように構成された油圧緩衝器8は第4図に示す従来
のものと同様にチューブ9内のガスを油液によってオイ
ルシール13から隔離するためにチューブ9が上側、ロ
ッド11が下側となるように装着する。
以上のように構成した本実施例の作用について次に説明
する。
油圧緩衝器8は、第4図に示す従来の油圧緩衝器2と同
様に、ロッド11の伸縮にともなってピストン10が油
液中を移動することによって減衰力を発生する。
チューブ9内の油液がオイルシール13とロッド11と
の間をとおってチューブ9の外に漏れた場合、その油液
はロッド11を伝って下方へたれる。そして、ロッド1
1の先端部の外周に設けられたスポンジ17に吸収され
る。したがって、オイルシール13から漏れてロッド1
1を伝う油液はダストカバー18内に溜まったり下方に
たれ落ちたりすることがない。
本発明の他の実施例を第2図に示す。これは第1図に示
す油圧緩衝器において、ダストカバー18の代わりに、
ロッド11の短縮によってチューブ9の一部を収容可能
な有底筒状の固定式カバー21をロッド11の先端部に
装着してチューブ9から突出したロッドllオよびスポ
ンジ17を覆うようにしたものである。このようにして
、第1図に示す実施例と同様にオイルシール13から漏
れてロッド11を伝う油液をスポンジ17に吸収させる
ことによって、油液が固定式カバー21内に溜まってロ
ッド11の急激な作動により油圧緩衝器の外部へ飛散す
るのを防止している。
以上のことから、本発明の油圧緩衝器を第3図に示すよ
うな自動車の駐車ブレーキペダルあるいはハツチバック
型式の自動車のバックドア等に装着される油圧緩衝器の
ような車室内に装着される油圧緩衝器に適用すれば、油
圧緩衝器から漏れた油液によって車室内のじゅうたん、
内装材等が汚されるのを防止することができる。
なお、スポンジ17の体積はチューブ9内の油液を全量
吸収可能な大きさ、あるいは油液漏れによる減衰力の明
らかな低下に使用者が気付き油圧緩衝器の交換等の処置
を行なう程度の漏れ量を吸収可能な大きさとしてもよく
、吸収することが望まれる油液の体積に応じて適宜選択
することができる。また、本実施例においては油液吸収
部材としてスポンジ17を使用したが、油液吸収部材は
これに限定されるものではなく、高分子吸収体のように
油液を吸収してゲル化するようなものであってもよ(、
要は吸収した油液を保持するものであればよい。
(発明の効果) 本発明は以上詳述したように、油液を封入したシリンダ
にピストンを摺動自在に嵌合し、ピストンにロッドの基
端を連結してなる油圧緩衝器において、ロッドの先端部
の外周に油液吸収部材を設けたことにより、シリンダ内
からロッドを伝って漏れた油液は、ロッドの先端部の外
周に設けた油液吸収部材に吸収されるので、油圧緩衝器
の下方にたれ落ちることがない。その結果、本発明の油
圧緩衝器を自動車等の車室内に装着される油圧緩衝器に
適用すれば、油圧緩衝器から漏れた油液によって車室内
のじゅうたん、内装材等が汚されるのを防止することが
できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の縦断面図、第2図は、本
発明の他の実施例の縦断面図、第3図は、自動車の駐車
ブレーキペダルの構成を示す図、 第4図は、従来の筒形油圧緩衝器の一部縦断面図である
。 8・・・油圧緩衝器 9・・・チューブ (シリンダ) 10・・・ピストン 11・・・ロッ ド 17・・・スポンジ (油液吸収部材) 特 許 出 願 人 ト キ コ 株 式

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)油液を封入したシリンダにピストンを摺動自在に
    嵌合し、該ピストンにロッドの基端を連結してなる油圧
    緩衝器において、前記ロッドの先端部の外周に油液吸収
    部材を設けたことを特徴とする油圧緩衝器。
JP12950790A 1990-05-19 1990-05-19 油圧緩衝器 Pending JPH0425630A (ja)

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JP12950790A JPH0425630A (ja) 1990-05-19 1990-05-19 油圧緩衝器

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JP12950790A JPH0425630A (ja) 1990-05-19 1990-05-19 油圧緩衝器

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Publication Number Publication Date
JPH0425630A true JPH0425630A (ja) 1992-01-29

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ID=15011200

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JP12950790A Pending JPH0425630A (ja) 1990-05-19 1990-05-19 油圧緩衝器

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JP (1) JPH0425630A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009030591A1 (de) * 2009-06-26 2011-02-17 Volkswagen Ag Dämpferkappe eines Schwingungsdämpfers
DE102010035576B4 (de) * 2009-09-03 2014-12-24 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Dämpfer für ein Kraftfahrzeug
JP2017036786A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 ガススプリング

Cited By (4)

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DE102009030591B4 (de) * 2009-06-26 2015-05-13 Zf Friedrichshafen Ag Dämpferkappe eines Schwingungsdämpfers
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