JPH0425626Y2 - - Google Patents

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JPH0425626Y2
JPH0425626Y2 JP1987058248U JP5824887U JPH0425626Y2 JP H0425626 Y2 JPH0425626 Y2 JP H0425626Y2 JP 1987058248 U JP1987058248 U JP 1987058248U JP 5824887 U JP5824887 U JP 5824887U JP H0425626 Y2 JPH0425626 Y2 JP H0425626Y2
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JP
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case
vibration
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holding
transducer
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JP1987058248U
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は振動計に関し、例えば産業用機械設備
の保持保全のため振動を測定する際に適用して好
適なものである。
〔考案の概要〕
本考案は、振動計において、ケースとしての全
体形状を片手で把持しながら測定作業を容易にな
し得るように検振部、表示部、スイツチ部を設け
たことにより、振動の測定作業を一段と簡便にな
し得る。
〔従来の技術〕
従来使用させている振動計は一般に、表示部を
有する測定器本体と、測定対象物に接触又は結合
固定される振動検出部とからなり、両者をコード
で接続した構成のものが用いられている。
この従来の振動計は、測定器本体及び振動検出
部が別体構造となつているため全体としての構成
が大形になり、作業者(測定者)が常時携行し、
必要に応じて随時多数の測定点について振動測定
を行うような場合には不便であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる従来の構成の不便さを軽減するため、振
動検出部及び測定器本体とを手で保持し得る程度
の多きさのケースに一体化した振動計が提案され
ているが、作業者が異和感なく常時携行するには
不便な形状、大きさをもつており、簡便さの点に
おいて未だ不十分であつた。
因に、機械設備の診断にあつては、必要が生ず
れば当該設備を常時管理し、又は当該設備を常時
使用している管理者や操作員自身が速やかに設備
診断をして設備の保守保全に関し迅速に対応でき
ることが好ましい。
しかし、従来の振動計では、その大きさ、形
状、構造の点から設備の保守保全に関し迅速に対
応することが困難であつた。
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、
作業者が異和感なく常時携行できることにより、
必要に応じて随時簡便に測定し得る小形の振動計
を提供しようとする。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するため本考案において
は、片手で把持し得る径を有し、先端がほぼ四角
錐状に突出する先端部3Aと、先端部3Aに続い
て細長い四角筒形状に延長する本体部と、本体部
の後方端を閉塞する閉塞部とでなるケース2と、
先端部3Aの尖頭部に、四角錐形状の中心線上を
外方に突出するように固着された検振子10と、
本体部の四角筒形状を囲む4つの外側面のうち前
面となる第1の外側面に、先端部3A側から閉塞
部側に向つて順次配設された表示部4、ホールド
スイツチ7及び電源スイツチ6とを具え、測定対
象物の振動を検出するとき、背面となる第2の外
側面を手のひらに当てた状態で4つの外側面のう
ち横方向の2つの位置において互いに対向する2
つの側面となる第3及び第4の外側面を指で挟み
持つことにより、第1の外側面に配設されたホー
ルドスイツチ7及び電源スイツチ6に不用意に触
れることなく検振子10を測定対象物に適度な対
接力で接触させ得るような保持力でケース2を把
持できると共に、第1の外側面に配設された表示
部4の表示をケース2を挟み持つ指によつて邪魔
されることなく読み取ることができるようにす
る。
〔作用〕 振動を検出する際作業者は、片手にケース2の
後方部5を把持して先端の検振子10を測定対象
物11に接触させる。
かくして検振子10を介して検出された測定対
象物11の振動を検出するにつき、振動計1のケ
ース2の径が片手で把持し得る大きさに選定さ
れ、かつケース2が手のひらないし指先によつて
安定に挟み持つことができるような四角筒形状と
なされ、かつ操作スイツチ部8のホールドスイツ
チ7が操作し易い位置に配設されると共に電源ス
イツチ6が不用意に操作できないような位置に配
設され、かつケース2の先端部3Aが先細りに成
形されていることにより、安定に測定作業をし得
る。
〔実施例〕
以下、図面について、本考案の一実施例を説明
する。
第1図〜第4図において、1は振動計で、片手
で把持し得る程度の径をもち、かつ外形断面がほ
ぼ四方形状の棒状のケース2を有する。
このケース2の一側面2A上の前方部3には表
示部4が設けられていると共に、後方部5には例
えば電源スイツチ6、測定数値をホールドさせる
ためのホールドスイツチ7でなる操作スイツチ部
8が順次配列されている。
かくして第5図に示すように、表示部4が上方
に向くようにケース2の後方部5の下側面を手の
ひら9Aに当てた状態で親指9B、中指9C、薬
指9D等によつてケース2の側面を挟むように保
持すれば、ケース2の前方部3を手のひら9Aか
ら前方に突出させながら後方部5を安定に把持す
ることができると共に、この把持状態において表
示部4の表示を目視できるようになされている。
かくして後合部5は把持部を構成する。
これに加えてケース2の前方部3の先端部3A
は、先細りになるように角錐状に成形され、その
先端に検振子10が突出形成されている。この検
振子10は第5図に示すように、測定対象物11
に接触するように押しつけられたとき、この検振
子10を伝達した振動がケース2の内部に組み込
まれた圧電素子等からなるセンサ部(図示せず)
に与えられ、これにより電気的な振動検出信号を
得ることができる。
実際上この振動検出信号はケース2に内蔵され
た測定回路部によつて信号処理され、表示部4に
数値表示される。
この実施例の場合、ケース2の底面にはクリツ
プ13が設けられ、振動計1を使用しないときは
このクリツプ13を利用して例えば作業服のポケ
ツト等に差し込み保持得るようになされている。
以上の構成において、振動計1によつて振動を
検出するとき、作業者(測定者)は第5図につい
て上述したように、片手で把持部を把持し、手の
ひら9Aから突出した検振子10を測定対象物1
1に押しつけ、この状態のまま電源スイツチ6及
びホールドスイツチ7を操作することにより、振
動計1を全体として検出動作をさせ、このときの
表示部4の測定値を読み取る。
これに対して測定をしないときには、クリツプ
13を利用して振動計1をポケツト等に差し込ん
でおき、測定の必要が生じていないときには作業
者はそのまま振動計1を持ち運ぶ。
以上の構成によれば、ケース2に振動を検出す
る検振子10の部分と、検振結果を表示する表示
部4の部分とを一体化したことにより、振動検出
作業時の取扱いが容易である。
またケース2の外観形状を棒状としているた
め、確実に片手で振動形1を把持し得ると共に、
表示部4の表示を難なく読み取り得る。これに加
えて、振動検出作業をしないときには、振動計1
を容易にポケツト等に収納でき、携帯に便利であ
る。従つて作業者が常時携帯して、必要があれば
随時速やかに測定作業ができることにより、設備
の異常を迅速に検出し得るものである。
さらに検振子10が設けられているケース2の
先端部3Aは角ばつた肩部がなく先細りになつて
いるため、検振子10を測定対象物11の適正位
置に接触させ得る。因に、ケース2の先端部3A
が角ばつた肩部を有する場合には、検振子10の
設定位置を測定者が見ることができなくなつた
り、測定対象物11にこの肩部が接触するという
不都合が生じるおそれがあるが、上述のように構
成すれば先細りになつているため、このような不
都合が生じるおそれはない。
さらにケース2にクリツプ13を設けているの
で、例えば万年筆と同様に、このクリツプ13を
利用して軽便に携帯できる。
〔考案の効果〕
上述のように本考案によれば、振動検出作業時
の取扱いが簡便な短小な振動計を容易に実現し得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図は本考案によ
る振動計の一実施例を示す平面図、底面図、側面
図、正面図、第5図は振動計の使用状態を示す斜
視図である。 1……振動計、2……ケース、3……ケース前
方部、4……表示部、5……ケース後方部、6…
…電源スイツチ、7……ホールドスイツチ、8…
…操作スイツチ部、10……検振子、11……測
定対象物、13……クリツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 片手で把持し得る径を有し、先端がほぼ四角錐
    状に突出する先端部と、上記先端部に続いて細長
    い四角筒形状に延長する本体部と、上記本体部の
    後方端を閉塞する閉塞部とでなるケースと、 上記先端部の尖頭部に、上記四角錐形状の中心
    線上を外方に突出するように固着された検振子
    と、 上記本体部の四角筒形状を囲む4つの外側面の
    うち前面となる第1の外側面に、上記先端部側か
    ら上記閉塞部側に向つて順次配設された表示部、
    ホールドスイツチ及び電源スイツチと を具え、測定対象物の振動を検出するとき、背面
    となる第2の外側面を手のひらに当てた状態で、
    上記4つの外側面のうち横方向の2つの位置にお
    いて互いに対向する2つの側面となる第3及び第
    4の外側面を指で挟み持つことにより、上記第1
    の外側面に配設された上記ホールドスイツチ及び
    上記電源スイツチに不用意に触れることなく上記
    検振子を測定対象物に適度な対接力で接触させ得
    るような保持力で上記ケースを把持できると共
    に、上記第1の外側面に配設された上記表示部の
    表示を上記ケースを挟み持つ指によつて邪魔され
    ることなく読み取ることができるようにした ことを特徴とする振動計。
JP1987058248U 1987-04-17 1987-04-17 Expired JPH0425626Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987058248U JPH0425626Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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JP1987058248U JPH0425626Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63165532U JPS63165532U (ja) 1988-10-27
JPH0425626Y2 true JPH0425626Y2 (ja) 1992-06-19

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ID=30888664

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JP1987058248U Expired JPH0425626Y2 (ja) 1987-04-17 1987-04-17

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07318414A (ja) * 1994-05-30 1995-12-08 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 手持振動測定装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849231B2 (ja) * 1974-10-31 1983-11-02 ハウニ ウエルケ ケ−ルバ− ウント コンパニ− コンマンデイツトゲゼルシヤフト タバコセイゾウコウギヨウノヨリキニオケル カンシソウチ

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JPS5849231U (ja) * 1981-09-30 1983-04-02 関東電子開発株式会社 直読式検出表示装置
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JPS63165532U (ja) 1988-10-27

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