JPH04255613A - 電車車輛間電力供給用リード線 - Google Patents

電車車輛間電力供給用リード線

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Publication number
JPH04255613A
JPH04255613A JP3773391A JP3773391A JPH04255613A JP H04255613 A JPH04255613 A JP H04255613A JP 3773391 A JP3773391 A JP 3773391A JP 3773391 A JP3773391 A JP 3773391A JP H04255613 A JPH04255613 A JP H04255613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
wire
spring member
periphery
electric wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP3773391A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Kono
広実 河野
Hiroshi Kasugai
春日井 汎
Masayuki Sasaki
正幸 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH04255613A publication Critical patent/JPH04255613A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電車車輛間に電力を
供給する可撓性リード線に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図面を参照して説明する。 図4は従来の電車車輛間配線の概略説明図である。即ち
、架線3からパンタグラフ2により取り込まれた電力は
、車輛1上の屋根上の電線5および碍子4を介して連結
部のカバー13上ではジャンパー線とよばれるリード線
6により他の車輛1aの碍子4aおよび電線5aに送電
されるとともに、車輛1,1aの床下の図示しないトラ
ンスに供給するようになっている。以下、このようにし
て順次他の車輛1b,・・・へと次々に供給するように
なっている。
【0003】最近、列車の高速化に伴う風騒音防止の観
点から、車輛1,1a,1b,・・・上の碍子4,4a
,4b,・・・による接続を止めて、図5に示すように
架線3からパンタグラフ2により取り込まれた電力を、
電線7,接続箱8を介し床下の電線9を介し分岐接続箱
8′を介し電線10によりトランス11に送電するとと
もに、他の車輛1aの接続箱8aにリード線12により
供給する、即ち、ケーブルを用いて列車内を順次渡り配
線することにより電力を供給することが検討されている
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図5に
示す渡り配線においては、列車走行時の振動等に対して
対応するため、リード線は可撓性を有することが必要で
ある。このため、この種のリード線には、図6に横断面
図を示すように細線を集合撚り合わせた撚合せ可撓導体
21を絶縁体22およびゴム等のケーブルシース23を
被覆した電線に保護用編組24を設けたものがリード線
として用いられる。しかし、このようなケーブルは振動
や繰返し曲げを受けると中央の撚合せ可撓導体21の素
線が断線しやすい欠点があった。
【0005】また、他の従来例として、図7に横断面図
、図8に図7のY−Y線に沿った側断面図に示すように
、中央の撚線導体14を絶縁体15で被覆した電線の外
周に断面丸形で紐状のスペーサ20を螺旋状に巻き付け
この上にシース16を被せたリード線を用いて衝撃を緩
和させるものもある。しかし、この構造のものは永久変
形を防止するためにスペーサ20をある程度硬めの材料
を用いる必要があり、振動等の変形量に対し応力立上が
りが図9のグラフに曲線Aで示すように大きくなる傾向
がある。即ち、この曲線Aは図10に示すようにスペー
サ20に応力Pを加えた場合のスペーサ20の変形量ρ
との関係を示したものである。このため、特に電車のよ
うに数mmオーダーの振動を常時受けるような場合には
、スペーサ20自体で柔軟に対応することができ難い欠
点があった。
【0006】この発明の目的は、このような点に鑑みて
なされたもので、上述した従来技術の欠点を解消し、素
線断線が生じ難い新規な電車車輛間電力供給用リード線
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、電車車輛間
に電力を供給するリード線において、絶縁被覆した電線
を中空状の可撓性をもつパイプ内に収納し、電線外径と
パイプ内面の空隙部に断面形状がL字状のバネ部材を電
線上に山形状にギャップを設けて螺旋状に巻き付けてな
る電車車輛間電力供給用リード線である。
【0008】また、この発明は、上記空隙部に絶縁油等
の液体を充填したことを特徴とする電車車輛間電力供給
用リード線である。
【0009】
【作用】バネ部材はギャップを有して山形状に巻回され
ているので、衝撃を適当に緩和するとともに、曲げ変形
を受けた場合でも曲げ部の内外においてギャップの間隔
を自動的に調整することによりバネ作用を一定に保持す
ることが可能となる。また、バネ部材の周りに絶縁油が
満たされているので緩衝作用を増加するとともに、油漏
れ等により外傷や異常発熱等の異常を外部から容易に検
知することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説
明する。図1は電車車輛間電力供給用リード線の構成を
示す横断面図、図2は図1のX−X線に沿った側断面図
である。即ち、リード線30は中央の撚線導体31の外
周に絶縁体32が被覆された電線の外周に金属またはプ
ラスチックの弾性力の材料を用いて断面L字状に成形し
たテープからなるバネ部材33を山形状にギャップδを
設けながら螺旋状に巻回して設け、この上に外部保護チ
ューブであるパイプ34を被せ、さらにこの外周に保護
編組35を設けて構成される。
【0011】このバネ部材33は、ステンレス,リン青
銅,ガラス繊維入り強化プラスチック,硬質塩化ビニル
等が使用され、厚さは0.1〜2mm程度のものである
。そして、絶縁体32上に高さが5〜10mm程度の山
形状になるように螺旋状に巻回される。
【0012】上記バネ部材33に図11(ロ)に示すよ
うに応力Pを加えた場合の変形量ρとの関係を図9に曲
線Bで示す。
【0013】従って、リード線30が列車走行等の振動
を受けてもバネ部材33のバネ作用で振動が緩和され、
中央の撚線導体14への影響を大幅に減少できる利点が
ある。また、従来の丸形のスペーサに比べて、図9に曲
線Bで示すように振動による変形量に対する応力の関係
が緩やかにでき、外力に対して柔軟に対応することがで
きる。
【0014】さらに、車庫内等のポイント切換で大きく
曲げられるような場合には、図3に示すように円弧の内
側(図では下側)のバネ部材33の両脚部先端が互いに
接触するように狭められ、逆に外側のバネ部材33(図
では上側)はギャップδの間隔が大きくなり変形量の上
限を制限し局部的に大きな変形を受けて永久変形を受け
ることを防止することができる。
【0015】次に、この発明の他の実施例を説明する。 この例では図1および図2に示すリード線の構成におい
て、バネ部材33が挿入される絶縁体32とパイプ34
との間の空間を絶縁油36等で満たして構成するもので
ある。
【0016】従って、バネ部材33の緩衝作用に加え、
絶縁油36等の緩衝力が加わるので、さらに適当な緩衝
作用が得られ、バネ部材33が局部的に大きな変形を受
けて永久変形を受ける作用を大きく緩和することが可能
になる。また、絶縁油36等が漏れ出したことが直ちに
外から検出することが容易であり、リード線の異常を速
やかに知ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の電車車
輛間電力供給用リード線によれば、次に列挙するような
優れた作用・効果を奏する。
【0018】■列車走行時の振動,衝撃等がケーブル線
心に直接作用せずに緩和されるので、導体断線を防止す
ることができ、寿命の延長等に対して極めて優れたもの
となる。
【0019】■緩衝部材の形状をL字状にし山形状に設
けることにより、列車走行時に発生する数mmオーダー
の振動に対しても柔軟に対応し、緩衝効果が極めて大き
くなる。
【0020】■局部的に極端な曲げ変形を受けないため
、緩衝効果としてのバネ性を損なわず、また、導体側に
もむりな曲げが加わることがないので、寿命が大幅に改
善することができる。
【0021】■空隙部に油等を充填したものであっては
、振動吸収等の他、油漏れ等によって例えば外傷や異常
発熱等の何らかの異常を外観上からも容易に検知するこ
とができるため、導体断線等の最悪の事態になる前にこ
の異常を検知することが可能になり、事故を未然に防止
することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の電線車輛間電力供給リー
ド線の構成を示す横断面図である。
【図2】図1のX−X線に沿った断面図である。
【図3】図2のリード線が曲げ変形を受けた状態を示す
側断面図である。
【図4】従来の車輛間配線を示す概略配線図である。
【図5】最近検討されている車輛間配線図である。
【図6】従来のリード線の一例の構成を示す横断面図で
ある。
【図7】従来のリード線の他の構成を示す横断面図であ
る。
【図8】「図7」のY−Y線に沿った断面図である。
【図9】応力と変形量の関係を示すグラフである。
【図10】(イ),(ロ)はスペーサの応力と変形量の
関係を説明するための線図である。
【図11】(イ),(ロ)はバネ部材の応力と変形量の
関係を説明するための線図である。
【符号の説明】
30  リード線 31  撚線導体 32  絶縁体 33  ばね部材 34  パイプ 35  編組 36  空隙部(絶縁油)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電車車輛間に電力を供給するリード線
    において、絶縁被覆した電線を中空状の可撓性をもつパ
    イプ内に収納し、電線外径とパイプ内面の空隙部に断面
    形状がL字状のバネ部材を電線上に山形状にギャップを
    設けて螺旋状に巻き付けてなる電車車輛間電力供給用リ
    ード線。
  2. 【請求項2】  上記空隙部に絶縁油等の液体を充填し
    たことを特徴とする「請求項1」記載の電車車輛間電力
    供給用リード線。
JP3773391A 1991-02-08 1991-02-08 電車車輛間電力供給用リード線 Pending JPH04255613A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3773391A JPH04255613A (ja) 1991-02-08 1991-02-08 電車車輛間電力供給用リード線

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JP3773391A JPH04255613A (ja) 1991-02-08 1991-02-08 電車車輛間電力供給用リード線

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JPH04255613A true JPH04255613A (ja) 1992-09-10

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ID=12505691

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3773391A Pending JPH04255613A (ja) 1991-02-08 1991-02-08 電車車輛間電力供給用リード線

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103268782A (zh) * 2013-05-13 2013-08-28 宁夏新航能源环境科技有限公司 新能源电动汽车用电缆
CN105355315A (zh) * 2015-12-08 2016-02-24 无锡江南电缆有限公司 一种带控制线芯对的三芯复合隔震扁电缆
CN105551608A (zh) * 2015-12-08 2016-05-04 无锡江南电缆有限公司 一种带隔震层的三芯复合扁电缆

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