JPH04255051A - インタフエース機構 - Google Patents

インタフエース機構

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JPH04255051A
JPH04255051A JP3195894A JP19589491A JPH04255051A JP H04255051 A JPH04255051 A JP H04255051A JP 3195894 A JP3195894 A JP 3195894A JP 19589491 A JP19589491 A JP 19589491A JP H04255051 A JPH04255051 A JP H04255051A
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セスカ・ボーリユー
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ジヤン・カルヴイニヤツク
Jean-Marc Millet
ジヤン・マルク・ミレ
Bernard Naudin
ベルナール・ノダン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインタフエース機構に関
し、特に初期設定と、定常状態機能と、通信ノードのユ
ニツト間のメツセージ伝送を管理するプロトコルの誤り
回復手続きとを実行するための機構に関する。
【0002】
【従来の技術】標準的フオーマツトを有するフレーム内
にあるメツセージの転送を管理する同期プロトコルであ
るハイレベルデータリンク制御プロトコル(HDLC)
のような通信プロトコルのデータリンク制御機能(DL
C機能)は、通常ハードウエアにより実行される機能と
、ソフトウエアにより実行される機能とに分けられる。
【0003】データリンク制御機能に含まれる主な機能
は、フレーム同期化フラグの検出、ゼロ挿入及び削除、
フレーム検査シーケンスFCSの計算及び検査、順序割
当て機能、リンク監視機能、並びに再試行機能である。 ハードウエアにより実行される機能と、ソフトウエアに
より実行される機能との境界は、フレーム検査シーケン
スFCSの生成及び検査を越えたことがなかつた。ソフ
トウエアの方がより優れた柔軟性を有しているので、順
序割当て機能、リンク監視機能、再試行機能は通常、ソ
フトウエアによつて実現される。
【0004】しかし、メツセージ伝送が高速リンクを介
して行われる場合には、順序割当て機能、リンク監視機
能、再試行機能をソフトウエアのみによつて実現するこ
とは、通信システムの性能を損なうこととなるので適切
ではない。また同様に、ハードウエアのみによつて実現
することも適切ではない。その理由は、柔軟性に欠ける
上に、これらの機能が複雑なために膨大な経費を要する
からである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、通信
ノードの各ユニツトにおける順序割当て機能、監視機能
及び再試行機能をハードウエア部分及びソフトウエア部
分に分割して、効率を大幅に改善し得る機構を提供する
ことである。本発明は、経費増大をもたらすことなく通
信ノードの性能を改善し得る機構を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明の機構は、1つのモジユールが超高速で他のモ
ジユールと通信を行なうようにした通信ノード内に使用
される通信モジユールのうち、ハードウエア部分及びソ
フトウエア部分間に、効率的なインタフエースを提供す
るものである。そのような環境において本発明の機構は
、データ転送の性能を損なうことなしに、モジユール間
を転送されるデータメツセージの完全性を保証する。
【0007】超高速におけるデータメツセージの完全性
の問題を処理すべく、定常状態機能に関連するデータリ
ンク制御(DLC)プロトコルは有限状態機械でなるハ
ードウエアによつて実現され、ソフトウエアは初期設定
及び回復手続きを受け持つ。
【0008】本発明の機構は、n個のモジユールが高速
スイツチなどの通信媒体によつて接続されており、かつ
各モジユールが制御プログラムを走らせているマイクロ
プロセツサを含むと共に、通信媒体にメツセージを送出
しかつ通信媒体からメツセージを受け取る送受信システ
ムをも含むようにした通信ノードにおいて、発信元モジ
ユールと目標モジユールとの間のメツセージの転送を管
理する伝送プロトコルの定常状態機能を実行しかつ誤り
回復機能を実行する。この機能は、各モジユールiに以
下の各要素を含む。ここに、iは1からnまでの間の任
意の数である。
【0009】(A)データ記憶装置で、このデータ記憶
装置は以下の各項を記憶する。 (a1)n個のモジユールのうちのいずれかの発信元モ
ジユールから受信システムが受け取る第1メツセージと
、n個のモジユールのうちのいずれかの目標モジユール
に上記モジユールによつて送信される第2メツセージと
、マイクロプロセツサによつて処理される第3メツセー
ジとを記憶するようになされ、上記第2メツセージはそ
れに対する目標モジユールからの応答があるまで保管さ
れる。
【0010】(a2) 制御ブロツク1つにモジユール
1つが割り当てられ、モジユールiとその制御ブロツク
に割り当てられているモジユールとの間のメツセージ転
送に関する伝送プロトコル変数を保持するn個の制御ブ
ロツクを記憶する。
【0011】(B)nセツトの標識を記憶するためのメ
モリで、標識の1セツトにモジユール1つが割り当てら
れており、標識の各セツトはモジユールiと割り当てら
れたモジユールとの間の転送状態を表している。
【0012】(C)メツセージ転送制御ロジツクで、制
御ブロツクのうちの伝送プロトコル変数と、1つのモジ
ユールjに関する標識セツトとに応答する。ここでjは
1からnまでの間の任意の数である。 (D)データ記憶装置で、もし有れば、モジユールjか
ら受け取る1つの第1メツセージをデータ記憶装置から
読み取る。
【0013】(E)前記メツセージが、肯定応答を待ち
受けている退避させておいたメツセージについての有効
な肯定応答を含んでいるか否かを検査する。有効な肯定
応答を含んでいるとき、退避させておいたメツセージを
消去し、もし有れば、モジユールjに向けられた第2メ
ツセージを記憶手段に読み取り、前記メツセージに肯定
応答変数を加え、前記肯定応答メツセージ(I)を退避
させることによつて、肯定応答メツセージ(I)を組み
立てて前記メツセージをモジユールjに伝送し、その際
、発信元モジユールjに向けられた第2メツセージが存
在しないとき肯定応答変数のみを含む肯定応答メツセー
ジ(RR)を組み立てる。有効な肯定応答を含んでいな
いとき、プロトコルエラーを通知するためマイクロプロ
セツサに向けられた第3メツセージを書くことによつて
、マイクロプロセツサがエラー回復手続きを開始するよ
うにプロトコルエラーをマイクロプロセツサに知らせる
【0014】モジユールiのうちのメツセージ転送制御
ロジツクはいずれも、スケジユーリング回路とメツセー
ジ処理ロジツクとを含んでいる。スケジユーリング回路
は、スケジユーリング期間Tの逐次的期間t1〜tn内
にデータ記憶装置及びメモリをアドレス指定して、各期
間tj内に、モジユールjに割り当てられている制御ブ
ロツク及び標識セツトを読み取り、モジユールiによる
モジユールjからの1つのメツセージの受信と、モジユ
ールiからモジユールjへの1つのメツセージの送信と
を制御するための第1転送制御信号をそこから生成する
。メツセージ処理ロジツクは、第1転送制御信号及び第
2転送制御信号に応答して、モジユールiによるモジユ
ールjからの1つのメツセージの受信と、モジユールi
によるモジユールjへの1つのメツセージの送信とを処
理し、続いてモジユールjに割り当てられている標識セ
ツト及び制御ブロツクを更新する。
【0015】エラー回復手続きはモジユールjのいずれ
かとモジユールiとの間の転送に関し、メツセージ処理
ロジツクによつてデータ記憶装置内に記入されたプロト
コルエラー通知用の第3メツセージを受け取つたとき、
マイクロプロセツサによつて開始される。モジユールi
のマイクロプロセツサ及びモジユールjのマイクロプロ
セツサは、モジユールi及びモジユールjのデータ記憶
装置内に退避されていた第2メツセージのうちのどれが
肯定応答されていないのかを確認すべく、モジユールi
及びモジユールj間の伝送プロトコル変数を含んでいる
信号用メツセージの交換を開始し、これにより前記メツ
セージが再び伝送され、これに応じて伝送プロトコル変
数が更新される。
【0016】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0017】図1は本発明による通信ノードを示す。こ
の通信ノードは、本発明を適用し得る環境の一例として
示したものである。この環境において実施された本発明
の詳細な説明からの教示に基づいて当業者が異なる環境
においても本発明を実施することができるものである。
【0018】この通信ノードはn個の通信モジユール1
−1〜1−nを含み、各通信モジユールは通信リンク2
−1〜2−nを介してローカルユーザU−1〜U−nに
接続されている。各通信リンクは送信リンク(2−1)
T〜(2−n)Tと、受信リンク(2−1)R〜(2−
n)Rとを含む。この通信モジユールは通信ノードがい
かなる形式のメツセージであつても転送できるように異
なる形式のローカルユーザに接続され得る。例えば、あ
るモジユールは「IBM3745」型の通信コントロー
ラを介してホストシステムに接続され、また他のモジユ
ールは個別の通信回線を介して又は直列リンクを介して
端末装置に接続され、さらに他のモジユールはローカル
エリアネツトワーク等に接続され得る。
【0019】この実施例の場合、モジユール間のメツセ
ージの転送はスイツチシステム3でなる通信媒体によつ
て行なわれ、モジユールは受信リンク(4−1)R〜(
4−n)R及び送信リンク(4−1)T〜(4−n)T
によつて構成されるリンク4−1〜4−nによつてスイ
ツチシステム3に接続されている。このスイツチシステ
ムは本発明の一部ではないのでこのシステムについての
説明はしない。この機能を実現するために、時分割多重
方式バスなどの種々の形式のシステムを使用し得る。 この実施例の場合スイツチシステムとして、欧州特許出
願第89480047.3号に述べられているような高
速スイツチが適用され、この高速スイツチは一対のモジ
ユールを選択して当該一対のモジユールを接続すること
によつて時間区間内にメツセージバーストを転送できる
ようになされている。
【0020】各通信モジユールの要素にはこれをモジユ
ールに割り当てられている添字「1」〜「n」と一致す
る添字「1」〜「n」を付した符号によつて表す。モジ
ユールの一般的説明においては、各要素を添字を付けな
い符号によつて表す。各モジユールはユーザリンク2に
接続されているリンクアダプタ6と、スイツチリンク4
に接続されているスイツチインタフエース8とを含む。
【0021】ユーザリンク2Rからスイツチリンク4T
へのメツセージの転送及びスイツチリンク4Rからユー
ザリンク2Tへのメツセージの転送は、データ記憶装置
インタフエースDSI12及び14の制御の下に、共用
データ記憶装置10を介して行なわれる。この機能を実
行できるデータ記憶装置インタフエースとして欧州特許
出願第0365731号に記載のものを適用し得る。各
通信モジユールはメモリ内に格納されている制御プログ
ラムを走らせているマイクロプロセツサμP16を含み
、前記メモリは個別メモリ又はデータ記憶装置の一部分
を利用し得る。マイクロプロセツサμPは電源投入時に
おけるモジユールのハードウエア部分の初期設定を制御
し、かつエラー状況を処理する。これに関しては後述す
る。
【0022】図2及び図3は異なる通信モジユール例え
ばモジユール1−1及び1−nに接続されているユーザ
の間にデータを転送する場合のデータの流れを示す。共
用データ記憶装置10には、アダプタ6及び通信モジユ
ール1−1〜1−nに接続されているユーザと同数のリ
ンク到着キユーLIQが設けられている。アダプタ6に
接続されているユーザに割り当てられるリンク到着キユ
ーは、符号LIQ−Uに、モジユール及びユーザ番号を
示す添字を付けたものによつて表す。番号pのユーザが
アダプタ6−1に接続されかつ番号qのユーザがアダプ
タ6−nに接続されている場合、符号LIQ−U1−p
によつて表されるキユー(すなわち待ち行列)がアダプ
タ6−1に接続されている番号pのユーザに割り当てら
れかつ符号LIQ−Un−qによつて表されるキユーが
アダプタ6−nに接続されている番号qのユーザに割り
当てられる。通信モジユール1−1〜1−nに割り当て
られるリンク到着キユーは符号LIQ−Mにモジユール
番号1−1〜1−nを示す添字を付けたものによつて表
される。
【0023】受信リンク2R及び4Rから受け取つたメ
ツセージは、上述の特許出願のように先ず最初にアダプ
タ6及びスイツチインタフエース8によつて処理して連
鎖状に結合され、その後データ記憶装置インタフエース
12及び14の制御の下に割り当てられたリンク到着キ
ユーLIQに入れられる(すなわちエンキユーされる)
。例えばモジユール1−1がモジユール1−nから受け
取るメツセージはリンク到着キユーLIQ−M1−nに
エンキユーされる。リンク到着キユーLIQ1セツトあ
たり少なくも1つのマイクロコード到着キユーMIQが
存在する。これらのキユーは符号MIQに対してそれら
がリンク到着キユーLIQ−U又はLIQ−Mに対応し
ていることを示す添字U又はMと、モジユール参照番号
とを付加したものによつて表される。MIQ−U1−1
はモジユール1−1の共用データ記憶装置10−1内に
あり、リンク到着キユーLIQ−U1−1〜LIQ−U
1−pのセツトに対応する。
【0024】共用データ記憶装置10には、アダプタ6
及び通信モジユール1−1〜1−nに接続されているユ
ーザと同数のリンク出発キユーLOQが設けられている
。アダプタ6に接続されているユーザに割り当てられる
リンク出発キユーは、符号LOQ−Uに、モジユール及
びユーザ番号を示す添字を付けたものによつて表す。 番号pのユーザがアダプタ6−1に接続されかつ番号q
のユーザがアダプタ6−nに接続されている場合、符号
LOQ−Un−qによつて表されるキユーがアダプタ6
−nに接続されている番号qのユーザに割り当てられる
。通信モジユール1−1〜1−nに割り当てられるリン
ク出発キユーは、符号LOQ−Mにモジユール番号1−
1〜1−nを示す添字を付けたものによつて表される。
【0025】送信リンク2T及び4Tに送信すべきメツ
セージは、上述の特許出願に述べられているように、デ
ータ記憶装置インタフエース12及び14の制御の下に
リンク出発キユーLOQから出されアダプタ6及びスイ
ツチインタフエース8によつて処理されることにより送
信リンクを介して送られる。共用データ記憶装置10並
びにデータ記憶装置インタフエース12及び14間のデ
ータ転送はバス18を介してなされる。このバスアクセ
スは仲裁装置すなわちアービタ20によつて制御される
。キユーに入れるエンキユー動作及びキユーから出すデ
キユー動作は集中制御回路22の制御の下に行なわれ、
集中制御回路22はデータ記憶装置インタフエース12
及び14とバスのマイクロプロセツサ16とによつて通
知される要求に応答してデータ記憶装置10に対するエ
ンキユー動作及びデキユー動作を管理する。
【0026】アダプタ6−1に接続されているユーザU
1−pからアダプタ6−nに接続されているユーザUn
−qへのメツセージに関するデータの流れは次の通りで
ある。ユーザU1−pから受け取るメツセージがリンク
到着キユーLIQ−U1−pにエンキユーされる。これ
をパス30によつて概略的に示す。その後このメツセー
ジをパス32によつて示すように、マイクロプロセツサ
16−1の制御の下に、マイクロコード到着キユーMI
Q−U1−1に入れる。マイクロプロセツサはこのメツ
セージはモジユール1−nに送られるべきものであるこ
とを確認してパス34によつて示すようにこのメツセー
ジをリンク出発キユーLOQ−M1−nに入れる。ここ
でハードウエアパス指定の場合には、このメツセージパ
ス36によつて示すようにリンク到着キユーLIQ−U
1−pからデキユーしてリンク出発キユーLOQ−M1
−nに直接エンキユーするようにしても良い。
【0027】次にこのメツセージはパス38によつて示
すようにデータ記憶装置インタフエース14によつてリ
ンク出発キユーLOQ−M1−nから出され、スイツチ
インタフエース8−1によつてリンク(4−1)Tに提
供され、高速スイツチ3によつてリンク(4−n)Rを
介して宛先モジユール1−nに供給される。このメツセ
ージはモジユール1−1から来たものであるから、パス
40によつて示すようにリンク到着キユーLIQ−M1
−1に入れられる。次にパス42のようにパス指定の趣
旨に従つてリンク到着キユーMIQ−M1−nに入れら
れる。
【0028】マイクロプロセツサは宛先ユーザがUn−
qであることを確認し、パス44によつて示すようにこ
のメツセージをリンク出発キユーLOQ−Un−qに入
れる。次に、データ記憶装置インタフエース12−nは
パス46のようにこのメツセージをリンク出発キユーL
OQ−Un−qから出してリンク(2−n)Tに送る。
【0029】モジユール1−nに接続されているユーザ
Un−qからモジユール1−1に接続されているユーザ
U1−pに別のパスを通つてメツセージを送るために番
号31〜47によつて表される同様のパスが設けられて
いる。共用データ記憶装置10において、キユー制御ブ
ロツクQCBのポインタによつて種々のキユーが識別さ
れる。これらのキユー制御ブロツクQCBはキユー先頭
及びキユー末尾アドレスを含んでおり、第1のキユーの
メツセージを第2のキユーにエンキユーする動作は、第
1キユー及び第2キユーのそれぞれのキユー制御ブロツ
クの第1キユーのキユー先頭の更新及び第2キユーのキ
ユー末尾の更新のみを必要とする。これらの動作を効率
的な手法によつて実行し得るデータ記憶装置インタフエ
ースが上述の欧州特許出願第0365731号に述べら
れている。
【0030】高速スイツチによるデータ転送はエンドユ
ーザ間のすべての転送ができるようにするために毎秒1
6メガバイトに達する速度で実行される。メツセージは
良く知られているハイレベルデータリンク制御HDLC
プロトコルのサブセツトを使用して転送される。これら
のプロトコルによれば、転送はフラグによつて区切られ
ると共に、アドレスフイールドA、制御フイールドC、
情報フイールドI及びフレーム検査文字列フイールドF
CSとを含むフレーム方式によつて行なわれる。この本
発明の実施例においては、1つのフレームが1つのメツ
セージを含むものと仮定しており、従つてフレーム及び
メツセージが同じエンテイテイを表現している。
【0031】3種類のフレーム、すなわち情報フレーム
、監視フレーム及び非番号フレームが有る。制御フイー
ルドは、フレーム列の番号割当て、フレーム応答及びそ
れ以外の機能(例えばフレームを情報フレーム又は監視
フレーム又は非番号フレームであると識別する機能)の
ために使用される。
【0032】情報フレームの制御フイールドは、送信さ
れたフレームのフレーム番号NSを表す少なくも3ビツ
ト(1バイト制御フイールドの場合)及び期待される次
のフレームのフレーム番号NRを表す少なくも3ビツト
を含み、これがフレーム番号NR−1に達するまでフレ
ームに応答することを許す。監視フレームは、肯定応答
、再送信要求及び一時的問題の通報のようなリンク監視
機能を実行するために使用される。これらの機能は2ビ
ツトSによつて表され、その詳細は以下の通りである。
【0033】ビツトS=00は「受信準備RR(Rec
eive  Ready)」型の監視フレームを示し、
この監視フレームはNRによつて次に期待されるフレー
ムを表すために用いられる肯定応答フレームである。こ
のフレームは肯定応答のための情報フレームを通じての
逆トラフイツクが存在しない場合に使用される。ビツト
S=01は「拒否REJ(Reject)」型の監視フ
レームを示す。これは伝送エラーが検出されたことを表
すために使用される。正しく受信されなかつた列のうち
の第1フレームがフレーム番号NRによつて表される。 送信側はフレーム番号NRによつて始まるすべてのフレ
ームを再送信するように要求される。
【0034】ビツトS=10は「受信非準備RNR(R
eceive  not  Ready)」型のフレー
ムを示す。これはNR−1まではすべてのフレームに対
して受信準備RRフレームとして肯定応答すると共に、
送信側に対して送信の中止を要求する。ビツトS=11
は「選択的拒絶SREJ(SelectiveReje
ct)」型の監視フレームを示す。これはフレーム番号
NRが付された1つのフレームのみの再送信を要求する
【0035】番号が付されていない無番号フレームUは
制御フイールドにNR標識を含んではいない。このこと
は制御を付加することを許容する。本発明の機構は、例
えば列の番号割当て、伝送ウインドウ管理、応答機能及
び伝送エラーが生じた場合における効率的手段による回
復機能のようなデータリンク制御機能を処理することに
よつて、高速スイツチを介して行なわれる2つのモジユ
ール間のデータ伝送の性能を改善するために使用し得る
。例えばフラグ検出、ゼロ挿入及び削除並びにフレーム
検査文字列フイールドFCSの生成及び検査のような機
能は、アドプテイ(養子)によつて実行される。データ
記憶装置インタフエースDSI14−1のうちハードウ
エアデバイスは定常状態機能を担当し、マイクロプロセ
ツサ16−1〜16−nにおいて走るマイクロコードは
、初期設定及びエラー回復手続きを担当する。本発明を
実施するために、ハードウエア及びソフトウエア間に存
在する効率的なインタフエースが機能する。
【0036】本発明によれば各通信モジユールは、宛先
となり得る各通信モジユールに対して、次の各要素を含
む。第1の要素はハードウエア制御ブロツク(SCB)
で、このハードウエア制御ブロツクSCBは共用メモリ
内において高レベルデータリンク制御プロトコルHDL
C状態変数を保持すると共に、後述するように、マイク
ロコードによつて初期設定及びプロトコルエラーの回復
の際に使用され、かつハードウエアによつてメツセージ
転送に誤りが有るか否かを検査する際に使用される。
【0037】第2の要素は付加的キユーで、付加的キユ
ーは共用メモリ内において符号LOS−M1−1〜LO
S−M1−n及びLOR−M1−1〜LOR−M1−n
によつて表されており、キユーLOS−M1−1〜LO
S−M1−nはそれらが応答するまでフレームを保管す
る未決キユー(LOS)として使用され、またキユーL
OR−M1−1〜LOR−M1−nは通報機能及び再試
行手続きをする際に再試行キユー(LOR)として使用
される。第3の要素は1組の標識で、標識は伝送状態を
表すと共に、プロトコルエラーが生じたときハードウエ
アを凍結し、かつ再試行手続き期間中の再試行キユーL
ORからのもの以外のメツセージ伝送をロツクすること
により再試行機能に対して通常の伝送機能に優越する優
先権を与える。
【0038】各データ記憶装置インタフエース14−1
〜14−nは1組の有限状態機械と、定常状態機能を担
当するハードウエアデバイスを構成するスケジユーラと
を含む。ハードウエア制御ブロツクSCBに加えて、メ
ツセージベースに基づいてハードウエア及びマイクロコ
ード間を付加的に通信するために、各メツセージについ
て制御ブロツク(MCCB)が使用される。
【0039】図4及び図5は、高速スイツチ3からリン
ク4−R及びスイツチインタフエース8を介して受け取
るメツセージの転送と、スイツチインタフエース8を介
してリンク4−Tから送信されるメツセージの転送とを
管理するデータ記憶装置インタフエース14のブロツク
図である。この機構はデータ記憶装置インタフエース1
2には必要とされない。その理由はリンク4及びリンク
2間のメツセージの転送が共用メモリ10を介して行な
われるからである。
【0040】データ記憶装置インタフエースDSI14
は5つの有限状態機械50−1、50−2、50−3、
50−4、50−5(それぞれ符号RCV、RLS、X
MIT、EOM、TOによつて参照する)を含んでいる
局内サービス機構SSV50を有する。その各部分は、
それぞれ、メツセージの受信(RCV−SSV)と、そ
れらが肯定応答を受けたときの未決キユーLOSからの
メツセージの除去(RLS−SSV)と、メツセージの
送信(XMIT−SSV)と、メツセージ伝送の終りに
おいて必要とされる動作(EOM−SSV)と、伝送エ
ラーを検出するためのタイムアウト制御(TO−SSV
)とを処理する。局内サービス機構50は本発明に従つ
て2つの通信モジユール間の通信を監視するための最小
限のサービスを提供する。受信部52−R及び送信部5
2−Tを含むデータ移動回路52は、制御バス58、6
0を通る信号の制御の下にデータバス54を介して高速
スイツチ3からデータバーストを受け取り、データバス
56を介して高速スイツチ3にデータバーストを提供す
る。
【0041】受信部52−Rは緩衝及びメツセージ連鎖
並びにデータ記憶装置10へのメツセージエンキユーを
行ない、送信部52−Tは緩衝及びメツセージ連鎖解除
並びにデータ記憶装置10からのメツセージのデキユー
を行なう。本発明を実施するのに必要とされる制御信号
のみを図4及び図5に示す。これらの制御信号には「メ
ツセージ準備」信号、「バースト要求」信号及び「メツ
セージ終了」信号があり、「メツセージ準備」信号はメ
ツセージの伝送準備ができたときに局内サービス機構5
0によつてスイツチインタフエース8に供給され、「バ
ースト要求」信号はデータバーストの伝送を要求するた
めにスイツチインタフエース8によつて供給され、「メ
ツセージ終了」信号はメツセージの正しい伝送終了を通
報するためにスイツチインタフエース8によつて供給さ
れる。
【0042】また、データバス4−R、4−Tのデータ
バーストの転送を制御するに必要な信号を運ぶためスイ
ツチ8の間に制御バス4−Cが設けられている。構成テ
ーブルCT62は、通信モジユールごとにエントリ1つ
の割合いで、少なくもn個のエントリを含んでいる。ス
ケジユーラ64は要求テーブルRT66にエントリを獲
得するために構成CTテーブル62を走査する。構成C
Tテーブル62はマイクロプロセツサによつて初期設定
されるランダムアクセスメモリRAMにより構成されて
いる。構成テーブルCT62はスケジユーラ64によつ
てラツプテーブルとして処理される。各エントリは通信
モジユールの識別子、すなわちモジユール番号を含む。 すべてのモジユールが同じように利用されるとき、エン
トリ番号は通信モジユール番号と等しくなるのに対して
1つのモジユールが他のモジユールよりも頻繁に利用さ
れるときは、当該1つのモジユールは構成テーブルCT
62に繰り返し現われる。
【0043】構成テーブルCT62は物理的に要求テー
ブルRT66と同じRAMメモリ内に形成し得る。要求
テーブルRT66は各通信モジユールに関する1組の標
識を保持する。当該1組の標識には受信状態RCV、解
放状態RLS、送信状態XMIT、メツセージ終了状態
EOM及び後述するエラー状態ERRの各通信モジユー
ルに対して実行すべき動作を示すタイムアウト状態TO
とを表す1組の標識が含まれる。この要求テーブルRT
66はバス58から与えられるメツセージ終了信号及び
クロツク74によつて、後述するように各通信モジユー
ルについて実行される演算関数として、テーブル更新回
路67により更新される。
【0044】要求テーブルRT66から読み出される状
態情報はバス68を介してスケジユーラ64に供給され
、スケジユーラ64は必要に応じて実行すべき処理動作
を決定する。スケジユーラ64は局制御ブロツクフイー
ダ70を動作させて計画された通信モジユールに対する
局制御ブロツクSCBをデータ記憶装置10から得る。 この局制御ブロツクSCBは局内サービス機構SSV5
0に供給され、スケジユーラ64は局内サービス機構S
SV50の適切な部分50−1〜50−5をバス72を
介して動作させ、これにより要求テーブルRT66から
読み出される状態情報によつて指定された処理動作を局
内サービス機構SSV50が実行する。処理動作が終了
すると、局内サービスによつて更新された局制御ブロツ
クSCBがデータ記憶装置10に戻される。
【0045】指定されたキユーへのメツセージのエンキ
ユー、指定されたキユーからのメツセージのデキユー、
1つのメツセージを含むバツフアの自由バツフアキユー
への解放、メツセージをキユーに加えるためのバツフア
のリース及び自由バツフアキユーの管理は、上述の欧州
特許出願第0365731号に述べられているように、
局内サービス機構50、データ移動回路52及びマイク
ロプロセツサ16から送出される大域指令と呼ばれる要
求を介して集中制御回路22によつて実行される。この
特許出願に十分に述べられているように、メツセージ連
鎖制御ブロツクMCCB及びバツフア連鎖制御ブロツク
BCCBを含むバツフア制御ブロツクBCBによつて互
いに連鎖された一群のバツフアにメツセージが格納され
る。
【0046】メツセージの第1バツフアのメツセージ連
鎖制御ブロツクMCCBは次のメツセージの第1バツフ
アのアドレスを収納している。各バツフアのバツフア連
鎖制御ブロツクBCCBは次のバツフアのアドレスを収
納している。特定のコード、例えばメツセージ連鎖制御
ブロツクMCCB内の「FFFF」は、当該メツセージ
がキユーの最後のメツセージであることを表し、バツフ
ア連鎖制御ブロツクBCCB内の「FFFF」コードは
、当該バツフアがメツセージの最後のバツフアであるこ
とを表している。キユーの先頭及び末尾を示すキユー制
御ブロツクQCBは最初のメツセージLIQ−Hの第1
バツフアのアドレスと、最後のメツセージLIQ−Tの
第1バツフアのアドレスとを含む。メツセージ連鎖制御
ブロツクMCCB及びバツフア連鎖制御ブロツクBCC
Bはパラメータ及び状態情報を含む。メツセージ連鎖制
御ブロツクMCCBの内容の一部分のみが本発明を実施
するために用いられる。
【0047】各走査期間において、通信モジユール1−
i内のスケジユーラ64は要求テーブルRT66−iを
走査し、モジユール1−jについての要求テーブルRT
の内容がこのスケジユーラに供給される。ここでi及び
jは1からnまでの任意の数である。図6及び図7に要
求テーブルRT66に含まれている1つの通信モジユー
ルについての1組の標識を示す。エラービツトERRO
Rはエラー状態を制御するために使用される。
【0048】エラービツトERRORのうちビツトLR
及びLは、以下に記すコードに従つて、凍結状態FRO
ZEN及びロツク状態LOCKと呼ばれる2つのエラー
状態を定義する。凍結状態FROZENのとき、LR=
1、L=1になり、ロツク状態LOCKのとき、LR=
0、L=1になり、無効状態INVALIDのとき、L
R=1、L=0になり、正常状態NORMALのとき、
LR=0、L=0になる。凍結状態FROZENにある
ときには、受け取つたメツセージはフラツシユされ、未
決キユーLOSからの解放はなく、リンク出発キユーL
OQからのデキユーはなく、再試行キユーLORからの
デキユーはなく、メツセージ終了EOMプロセス及びタ
イムアウトTOプロセスはない。
【0049】ロツク状態LOCKにあるとき、受信は正
常に動作しており、未決キユーLOSからの解放は動作
しており、リンク出発キユーLOQからのデキユーはな
く、メツセージ終了EOMプロセスは正常に動作してお
り、タイムアウトTOプロセスはない。正常状態NOR
MALにあるとき、他の要求テーブルRT標識によつて
設定されるプロセスが正常に実行される。
【0050】無効状態INVALIDは本発明の目的と
は関係がない。それらは何等かの他の目的のために内部
エラーを通報する。リンク到着キユーLIQビツトは、
リンク到着キユーLIQが空であるか又はデキユーされ
得るメツセージを少なくも1つは含んでいるかというこ
とを表す。解放RLSビツトは、未決キユーLOSから
メツセージが解放されて良いときに論理「1」にセツト
される。解放RLSビツトは対応する未決キユーLOS
から1つ又は幾つかのフレームが除去されて良い旨を当
該フレーム番号NRが表しているメツセージを受信した
とき、局内サービス機構50の受信RCV部分によつて
セツトされる。このセツト状態は最早メツセージが除去
されなくなつたとき、局内サービス機構50の解放RL
S部分によつてリセツトされる。
【0051】リンク出発キユーLOQビツト及び再試行
キユーLORビツトは、リンク出発キユーLOQ−M1
−j及び再試行キユーLOR−M1−jが空であるか否
かを表す。肯定応答要求ACKビツトの機能は通信モジ
ユール1−jに肯定応答フレームを送信すべき旨を表す
ことである。肯定応答要求ACKビツトは肯定応答すべ
きIメツセージを受信したとき、局内サービス機構50
の受信RCV部分によつてセツトされ、また肯定応答要
求ACKビツトはリンク出発キユーLOQビツトが論理
「1」にセツトされていてこれによりキユーLOQ−M
1−jにIメツセージを送信する準備ができているとい
うことを表しているとき、肯定応答メツセージ(Iメツ
セージであり得る)を伝送し、又は局内サービス機構5
0の送信XMIT部分によつて組み立てられる監視メツ
セージを伝送した後、送信XMIT部分によつてリセツ
トされる。
【0052】メツセージ終了状態EOMを表すメツセー
ジ終了EOMカウンタはキユーLOQ−M1−jからの
1つのメツセージを正しく送信し終つたことを知らせる
メツセージ終了信号によつてインクリメントされる。 「メツセージ終了EOMビツト=0」のときこのことは
メツセージ終了EOMプロセスを待ち受けているメツセ
ージが1つもないことを意味する。「メツセージ終了E
OMビツト=1」のときこのことは1つのメツセージが
メツセージ終了EOMプロセスを待ち受けていることを
意味する。モジユール1−iのデータ記憶装置10につ
いて、本発明を実施するのに必要な当該モジユール1−
jに対する局制御ブロツクSCBに収納される情報のフ
オーマツトを図8に示す。
【0053】このフオーマツトは初期設定においてマイ
クロプロセツサによりセツトされるNS/NRビツトを
有し、このNS/NRビツトは対応するモジユールのデ
ータリンク制御DLCプロトコルのNS/NR検査が本
発明の教示に従つて局内サービスハードウエアによつて
なされるべきであるか否かを示す。VRビツトはモジユ
ール1−iがモジユール1−jから来ることを期待する
次のIメツセージのシーケンス番号を示す。VSビツト
はモジユール1−iからモジユール1−jに送信すべき
次のIメツセージのシーケンス番号を示す。LNRビツ
トはモジユール1−jから受け取る最後のフレーム番号
NRを示す。
【0054】TIMはタイマの値である。TSはタイマ
がスタートしたことを示す。NSHは未決キユーLOS
−M1−jの最初のメツセージの値を示す。Wは未決キ
ユーLOS−M1−jのうち肯定応答を待ち受けている
メツセージの数を示す伝送ウインドウ値である。この数
は最大値Wmaxより低くなる。LOS.Fは未決キユ
ーLOS−M1−jが少なくも1つのメツセージを含ん
でいることを示す。
【0055】XMIT.MSG.ADDはモジユール1
−i〜1−jによつて伝送される最後のメツセージのア
ドレス、すなわち当該メツセージの最初のバツフアのア
ドレスを有する。局制御ブロツクは他の目的のためにこ
れ以外の情報を含むこともできる。本発明を実施するの
に際して役立つメツセージ連鎖制御ブロツクMCCBの
パラメータ/状態ビツトを図8に示す。各ビツトは次の
通りである。
【0056】ビツトEVは当該メツセージがイベントメ
ツセージであるとき論理「1」にセツトされる。このビ
ツトEVエンキユーイベントENQUEUE  EVE
NT大域指令を実施するとき、中央制御マシン22によ
つてセツトされる。経路情報ROUTING  INF
ORMATIONビツトはメツセージ転送に関連する発
信元ユーザ及び宛先ユーザを識別して表す。ハードウエ
ア解放ビツトHRは送信後当該メツセージが局内サービ
ス機構50によつて解放される必要があることを示す。 ビツトMXNはメツセージ伝送通知で、メツセージの伝
送が成功した後にマイクロコードによつてセツトされて
イベントをMIQキユーに入れるように局内サービス機
構50に要請する。
【0057】ビツトFは当該メツセージが解放される必
要があることを示すフラツシユである。FRAME  
TYPEフイールドはフレーム型、すなわちP/F=0
又はP/F=1におけるI又はS又はUを示す。P/F
=0におけるIフレーム及び受信準備RRフレームだけ
が局内サービスによつて処理される。NSビツト及びN
Rビツトは当該メツセージについてのフレーム番号NS
のシーケンス値及びフレーム番号NRのシーケンス値で
なる。フレーム型並びにフレーム番号NS及びNRビツ
トは当該フレームの指令フイールドを表す。
【0058】スケジユーラ64、局制御ブロツクフイー
ダ70及び局内サービス機構50のブロツク図を図9に
示す。局内サービス機構50は図10ないし図23のフ
ローチヤートによつて実施される論理回路を含む5つの
有限状態機械RCV−SSV(50−1)、解放RLS
−SSV(50−2)、送信XMIT−SSV(50−
3)、メツセージ終了EOM−SSV(50−4)及び
タイムアウトTO−SSV(50−5)からなる。スケ
ジユーラ64は走査クロツク90を含み、各走査期間t
1〜tnに、アドレスバス92−Aを介して構成テーブ
ルCT62にアドレスを供給する。構成テーブルCT6
2が読み取られ、当該アドレスの記憶位置から読み出さ
れたモジユール識別子MOD−IDがバス92−Tを介
して局制御ブロツクSCBフイーダ70に供給される。
【0059】このモジユール識別子MOD−IDはバス
92−Tを介して局制御ブロツクSCBフイーダ70に
供給され、局制御ブロツクSCBフイーダは対応する局
制御ブロツクSCBアドレスを共用データ記憶装置10
に生成する。走査クロツク90の制御の下にスケジユー
リング装置94はバス98の信号によつて局制御ブロツ
クSCBフイーダ70を動作させ、局制御ブロツクSC
Bフイーダ70の出力ライン97にリード/ライト制御
信号R/Wを送出すると共に、ライン96に局制御ブロ
ツクSCBアドレスを送出する。
【0060】共用データ記憶装置10から読み取られた
局制御ブロツクSCBは局制御ブロツクSCBレジスタ
100に書き込まれる。走査期間の初めにおいて、モジ
ユール識別子が前の走査期間におけるモジユール識別子
と異なると、前の走査期間の間に更新された局制御ブロ
ツクSCBレジスタの内容が共用データ記憶装置10に
リターンされて書き込まれ、新しいモジユールに対する
新しい局制御ブロツクSCBが局制御ブロツクSCBレ
ジスタ100にロードされる。モジユール識別子の変更
がないとき、更新された局制御ブロツクSCBレジスタ
の内容は局制御ブロツクSCBレジスタ100内に止ま
つて新しい走査期間中に局内サービス機構により使用さ
れる。また各走査期間において要求テーブルRT66か
ら読み取られた内容は要求テーブルRTレジスタ102
に退避され、かつバス103を介してスケジユーリング
装置94及び局内サービス機構50に供給される。スケ
ジユーリング装置94はレジスタ102内のビツト構成
に応答して局内サービス機構50の5つの部分を次のよ
うな順序で動作させる。
【0061】要求が有ると、有限状態機械、受信RCV
−SSV、解放RLS−SSV、送信XMIT−SSV
、メツセージ終了EOM−SSV、タイムアウトTO−
SSVの順序で動作させる。これを実行するためスケジ
ユーリング装置94はライン104、106、108、
110及び112にそれぞれ駆動信号を供給する。 局内サービス機構50の各部分がその処理を終了したと
き、ライン114、116、118、120又は122
を介して完了信号をスケジユーリング装置94に戻すこ
とにより局内サービス機構50の各部分はその次の部分
を次々と動作させる。
【0062】局内サービス機構50の5つの部分の動作
を図10〜図23に示すように制御するため、局内サー
ビス機構50の5つの部分に局制御ブロツクSCBレジ
スタの内容が供給される。モジユール1−jの処理スケ
ジユールがスケジユーラ94によつて指定されたときの
いずれかのモジユール、例えばモジユール1−iの場合
について、その局内サービス機構50−1の受信部分に
よつて実行される動作を図10〜13に示す。モジユー
ル1−iのリンク到着キユーLIQ−M1−jが空でな
いとき、駆動信号ラインRCV−ACT104を動作さ
せる(処理動作120)。空であるか否かは要求テーブ
ルレジスタ102のリンク到着キユーLIQビツトによ
つて表わされる。
【0063】この動作は受信プロセスを始動する。リン
ク到着キユーLIQ−M1−jの先頭メツセージがデキ
ユーされる(処理動作122)。リンク到着キユーLI
Qの先頭フイールド内のキユー制御ブロツクQCBから
デキユーすべきメツセージのアドレスを見出だし、デキ
ユーDEQUEUE大域指令を集中制御回路22に送つ
てデキユー動作を行なう。デキユーDEQUEUE大域
指令に対する応答内に用意されているメツセージのアド
レスを退避させる。メツセージのメツセージ連鎖制御ブ
ロツクMCCBを読み取つてその内容を退避させる(処
理動作124)。
【0064】保管されたメツセージ制御ブロツクMCC
BのFビツト並びに要求テーブルRTレジスタ102の
L及びLRビツトを検査する(処理動作126)。ここ
でFビツトが論理「1」にセツトされているか又はL及
びLRビツトが論理「1」にセツトされていれば(凍結
状態)、リリースRELEASE大域指令を集中制御回
路22に送ることによつてメツセージをフラツシユ(解
放)し、メツセージバツフアを自由バツフアキユーに解
放する(処理動作128)。次に受信完了ライン114
に動作信号を送る(処理動作129)。
【0065】これに対して処理動作126において否定
結果が得られると、レジスタ100の局制御ブロツクS
CBのNR/NSビツトを検査する(処理動作130)
。NR/NSビツトがオフであればこのことはデータリ
ンク制御プロトコルDLCが局内サービス機構50によ
り実行されてはならないことを表しており、このときエ
ンキユーENQUEUE大域指令を集中制御回路22に
対して指令することによつてメツセージ連鎖制御ブロツ
クMCCBの経路指定情報回路に従つてMIQキユー又
はリンク出発キユーLOQにメツセージをエンキユーす
る(処理動作132)。その後受信完了ライン114に
信号を送出する(処理動作129)。
【0066】処理動作130において局制御ブロツクS
CBのNS/NRビツトがオンである場合には、P/F
ビツトを検査する(処理動作134)。このビツトはフ
レーム内の制御フイールドのビツトであり、これが論理
「0」にセツトされていると、これにより、Iフレーム
又はRRフレームによつて、データリンク制御プロトコ
ルDLCが局内サービス機構50により実行されるべき
であるということを表す。このP/Fビツトがオンであ
れば、エンキユーENQUEUE大域指令を集中制御回
路22に対して指令することによりメツセージをエンキ
ユーし、ライン114を動作させる(処理動作132及
び129)。
【0067】これに対してP/Fビツトがオフであれば
、メツセージ連鎖制御ブロツクMCCB内のフレーム型
を検査する。先ず当該メツセージがIメツセージである
か否かを検査する(処理動作136)。相違すれば、そ
れが受信準備型RRメツセージであるか否かを検査する
(処理動作138)。そのメツセージがIメツセージで
はなくしかもRRメツセージでもないとき、メツセージ
連鎖制御ブロツクMCCB経路指定情報に従つてMIQ
キユー又はリンク出発キユーLOQに入れる(処理動作
132)。
【0068】IフレームのみがNSシーケンス番号を含
む。この番号は受け取つたメツセージの番号であるNS
及び期待されるメツセージの番号であるVRを比較する
ことによつて検査される(処理動作140)。ここでN
S=VRならば、受け取つたメツセージのシーケンス番
号は有効であり、当該フレームに対して肯定応答をする
必要がある。これを実行するため、要求テーブルRTの
肯定応答要求ビツトACKを論理「1」にセツトし、こ
れにより当該モジユールの次の走査期間に肯定応答メツ
セージACKが送られ、局制御ブロツクSCBにおいて
番号VRがVR+1にインクリメントされる(処理動作
142)。番号NS及びVRが異なれば、このことはシ
ーケンスエラーが生じたことを意味しており、このとき
メツセージは集中制御回路22に解放RELEASE大
域指令を送ることにより解放される(処理動作144)
【0069】図12及び図13に示すように、受け取つ
たIメツセージ又はRRメツセージのフレーム番号NR
値を検査する(処理動作150、151)。すなわちフ
レーム番号NSのシーケンスエラーを含まないIメツセ
ージについてのフレーム番号NRの検査結果(図11の
処理動作142の脚143)と、フレーム番号NSのシ
ーケンスエラーを含むIメツセージ又はRRメツセージ
についてのフレーム番号NRの検査結果(図11の処理
動作144の脚145)とが、同様の処理手順に従つて
実行される。これらの対応動作は、図12及び図13に
おいてそれぞれ偶数番号及び奇数番号によつて参照する
【0070】最初の処理動作(150及び151)はフ
レーム番号NR値の検査である。良好であると言うため
には、この値がVSと等しく又は小さく、かつLNRと
等しく又は大きいことが必要である。フレーム番号NR
が有効ではないことは、データリンク制御プロトコルD
LCがエラーであることを表す。このとき処理動作15
2において、局制御ブロツクSCBレジスタ100内の
タイマを止める(TS=「0」)。要求テーブルRT6
6にL=LR=「1」、すなわち凍結FROZEN状態
をセツトする。要求テーブルRT66のタイムアウトT
Oビツト、肯定応答要求ビツトACK及び解放RLSビ
ツトをリセツトすると共に、エンキユーイベントENQ
UEUE  EVENT大域指令を集中制御回路22に
送ることによりイベントEVENT  0をキユーMI
Qにエンキユーし、その結果マイクロコードにデータリ
ンク制御プロトコルDLCエラーを知らせることにより
マイクロコードが回復処理を開始するようにさせる。
【0071】これに対してフレーム番号NRが有効なら
ば、LNRが更新され、すなわちフレーム番号NRにセ
ツトされる(処理動作154及び155)。その後、肯
定応答したメツセージを解放するため、このメツセージ
が未決キユーLOS−M1−j内のメツセージに肯定応
答するかどうかを確認する(処理動作156及び157
)。この処理動作は、図12及び図13に概略的に示さ
れかつ上述の欧州特許出願にも述べられているように、
メツセージが未決キユーLOSにキユー先頭から入れら
れ連鎖されるものとして、局制御ブロツクSCBレジス
タ100の未決キユーLOS  Fビツトを検査すると
共に、フレーム番号NRが未決キユーLOS内の末尾の
メツセージのフレーム番号NRの値NST以下でありか
つNSH+1以上であるかどうかを検査するようになさ
れている。図12の中央付近に示すように、先頭メツセ
ージMSG−1のフレーム番号NSの値すなわちNSH
は1に等しく、最後のメツセージのフレーム番号NSの
値すなわちNSTは5である。フレーム番号NRが1に
等しいことにより次に期待されるメツセージがメツセー
ジ1であることを意味しているとき、メツセージ1は肯
定応答されることはないので、解放され得ない。フレー
ム番号NRが2に等しいときメツセージ1は解放され得
る。フレーム番号NR=4のときメツセージ1、2、及
び3が解放され得る。
【0072】フレーム番号の値NSTはNSH及びWか
ら計算され、NSH+W−1に等しい(ここで局制御ブ
ロツクSCBレジスタ100の値Wは未決キユーLOS
のメツセージの数である)。条件が合致すると、次の走
査期間中に解放RLS−SSVのスケジユールを決める
ため、未決キユーLOS内のメツセージは肯定応答され
て解放され得る状態になつて要求テーブルRT66の解
放RLSビツトがセツトされる(処理動作158、15
9)。これに対して条件が合致しないと、肯定応答され
るメツセージがない状態になる。
【0073】処理動作156、158の次の処理はエン
キユーENQUEUE大域指令を集中制御回路22に送
つてメツセージをエンキユーすることにより有効なIフ
レームの受信プロセスを完了させることである(処理動
作160)。次に受信RCV完了ライン114を動作状
態にする(処理動作162)。有効なフレーム番号NR
を有する受信準備RRメツセージを受信するプロセスは
処理動作159において終了し、処理動作157及び1
59の後に処理動作162が実行される。次に、図14
及び図15を参照しながら解放RLS−SSV(50−
2)の有限状態機械によつて実行される動作について説
明する。
【0074】ライン106が動作状態になるとき(要求
テーブルRTレジスタ102の解放RLSビツトが論理
「1」にセツトされて受信RCV−SSVの受信動作が
終了し、ライン114が動作状態になる)、又は処理さ
れるべき受信プロセスが存在しないとき(リンク到着キ
ユーLIQビツト=0)、解放RLS−SSVが動作す
る。これらの条件は処理動作170において検出される
。このとき未決キユーLOS−M1−jから先頭メツセ
ージがデキユーされ、この動作はデキユーDEQUEU
E大域指令を集中制御回路22に送ることにより実行さ
れると共に、この大域指令に対する応答として当該メツ
セージのアドレスを有しかつ当該メツセージが未決キユ
ーLOS内の最後のものであるかどうかを表示する応答
が退避される(処理動作172)。
【0075】続いてメツセージ制御ブロツクMCCBが
読み取られて退避される(処理動作174)。続いてメ
ツセージ連鎖制御ブロツクMCCB内のHRビツトを検
査し(処理動作176)、HRビツトが論理「1」にセ
ツトされていることにより当該メツセージのハードウエ
アの解放が要求されていることを意味しているとき、解
放RELEASE大域指令を集中制御回路22に送つて
当該メツセージを自由バツフアキユーに解放する(処理
動作178)。HRビツトが論理「0」にリセツトされ
ているとき、換言すればメツセージ解放の後に、MXN
ビツトが検査される(処理動作180)。このビツトは
、メツセージが伝送される旨の通知をマイクロコードが
求めているときに、マイクロコードによつて論理「1」
にセツトされる。この機能は後述する再試行プロセスを
実現するために必要である。
【0076】MXNビツトが論理「1」にセツトされて
いると判定されたとき、エンキユーENQUEUE大域
指令を集中制御回路22に送ることにより、イベント1
がMIQキユー内に入れられる(処理動作182)。M
XNビツトが論理「0」にリセツトされているとき、又
はイベントをキユーに入れた後に、W値がデクリメント
されて値W−1にセツトされ、NSHがインクリメント
されてNSH+1にセツトされる(処理動作184)。 続いて処理動作186において、処理動作172の終了
時に退避させておいた大域指令応答を検査することによ
り、未決キユーLOSが空(これは最後のメツセージが
未決キユーLOSからデキユーされた状態を表す)であ
るか否かを確認する。
【0077】肯定結果が得られると、未決キユーLOS
内に肯定応答を待つているメツセージはなくなつている
ので、局制御ブロツクSCBレジスタ100のビツトL
OSFを論理「0」にリセツトし、タイマをストツプさ
せ、局制御ブロツクSCBレジスタ100内のTS及び
TIMビツトを論理「0」にリセツトし、要求テーブル
66の解放RLSビツトを論理「0」にリセツトし(処
理動作188)、その後解放RLS完了ライン116を
動作状態にする(処理動作190)。
【0078】これに対して否定結果が得られると、解放
されるべきメツセージを未決キユーLOSが未だ有して
いるか否かを検査する(処理動作192)。この検査は
局制御ブロツクSCB内のLNRを、VS及びNSH+
1と比較することにより実行され、NSH+1≦LNR
≦VSの条件が成り立ち、これにより解放され得るメツ
セージを未決キユーLOSが有していることを意味して
いるとき、ライン116を動作状態にする(処理動作1
90)。これに対して成立しないとき、要求テーブル6
6の解放RLSビツトを論理「0」にリセツトし(動作
194)、その後ライン116を動作状態にする(処理
動作190)。
【0079】次に図16及び図17を参照しながら送信
XMIT−SSV(50−3)の動作について説明する
。動作信号をライン116に受け取つた時(有限状態機
械50−1及び50−2において受信プロセス及び解放
プロセスが完了していることを意味する)、又はレジス
タ102においてリンク到着キユーLIQビツト及び解
放RLSビツトが論理「0」にセツトされているとき(
通信モジユールについて実行すべき受信プロセス及び解
放プロセスがないことを意味している)、スケジユーリ
ング装置94によつて送信XMIT−SSV(50−3
)を動作させる。
【0080】送信XMIT−SSV(50−3)を動作
させるべく、スケジユーリング装置94がライン108
を動作状態にする(処理動作200)。続いてレジスタ
102内のビツトLRを検査する(処理動作202)。 ビツトLR=1のときこのことは無効状態又は凍結状態
を示しており、スケジユーリング装置は送信XMIT完
了信号をリターンするためにライン118を動作状態に
することによつて送信XMITプロセスを終了させる(
処理動作204)。「ビツトLR=0のときこのことは
再試行キユーLOR−M1−jからのデキユーがロツク
されていないことを意味する。
【0081】次にレジスタ102の再試行キユーLOR
ビツトを検査する(処理動作206)。再試行キユーL
ORビツトが論理「1」であれば、このことは再試行キ
ユーLORキユーがメツセージを収納していることを意
味し、このとき再試行キユーLORキユーからの先頭メ
ツセージはデキユーDEQUEUE大域指令を集中制御
回路22に送ることによつてデキユーされ、大域指令応
答からのメツセージアドレスはレジスタ102内の局制
御ブロツクSCBの送信XMITメツセージアドレスフ
イールドに退避され、メツセージ連鎖制御ブロツクMC
CBが読み取られて退避される(処理動作208)。
【0082】局制御ブロツクSCBレジスタ100のN
R/NSビツトを検査することにより局内サービス機構
50によつてデータリンク制御プロトコルDLC機能が
実行されるべきであるか否かを確認する(処理動作21
0)。否定結果が得られると(NR/NS=0)、処理
動作208の期間の間退避させておいたメツセージアド
レスを送信XMIT回路52−Tに送り、再試行キユー
LOR識別子及び「メツセージ準備」信号をバス60を
介してスイツチインタフエース8−iに送り(処理動作
212)、送信XMIT完了信号をスケジユーリング装
置94にリターンするためにライン118を動作状態に
する(処理動作214)。
【0083】処理動作210において、ビツトNR/N
Sが論理「1」であるとの判定結果が得られると、再試
行キユーLORから出されるメツセージが、P/F=0
のIメツセージ(肯定応答を送るためにそのメツセージ
を使用し得る旨を意味する)であるか否かを確認すべく
、メツセージ連鎖制御ブロツクMCCBの内容が分析さ
れる(処理動作216)。その後処理動作218におい
てメツセージのフイールドCをメツセージ連鎖制御ブロ
ツクMCCB内に準備する。フレーム番号NSがVSと
等しくなるようセツトされ、フレーム番号NRがVRと
等しくなるようセツトされ、P/Fが論理「0」にセツ
トされる。局制御ブロツクSCBにおいて、VSがVS
+1にセツトされ、WがW+1にセツトされ、要求テー
ブルRT66の肯定応答要求ビツトACKがリセツトさ
れ、タイマを再始動させてTS=1、TIM=000と
する。
【0084】この処理動作218の終了後、又はデキユ
ーされたメツセージがP/F=0のIメツセージではな
いことが処理動作216において確認されたときは、そ
のメツセージを送るために前述の処理動作212及び2
14を実行する。キユーLOR−M1−jが空であれば
、図18及び図19の動作を実行する。このように、再
試行キユーLOR内のメツセージの伝送は通常のリンク
出発キユーLOQキユー内のメツセージの伝送に先立つ
優先権を有する。先ずLビツトを検査してリンク出発キ
ユーLOQ−M1−jからのデキユーがロツクされてい
るか否かを確認する(処理動作220)。L=1のとき
このことはリンク出発キユーLOQからのデキユーがロ
ツクされていることを意味し、内部エラーに起因して凍
結状態に入り(処理動作222)、送信XMIT完了信
号をスケジユーリング装置94にリターンするためにラ
イン118を動作状態にする(処理動作224)。
【0085】これに対してL=0のときレジスタ102
内のリンク出発キユーLOQビツトを検査する(処理動
作226)。リンク出発キユーLOQビツトが0のとき
このことはリンク出発キユーLOQ−M1−jが空であ
ることを意味し、このときレジスタ102内の肯定応答
要求ビツトACKを検査する(処理動作221)。ここ
で肯定応答要求ビツトACKが0ならば、凍結状態に入
り(処理動作222)、ライン118を動作状態にする
(処理動作224)。これに対してリンク出発キユーL
OQビツトが1であれば、レジスタ100の中のNR/
NSビツトを検査する(処理動作230)。NR/NS
ビツトが0のとき、デキユーDEQUEUE大域指令を
集中制御回路22に送つてリンク出発キユーLOQ内の
先頭メツセージをデキユーする。また大域指令応答内に
受け取つたメツセージのアドレスを退避させる(処理動
作232)。
【0086】そのメツセージアドレスを送信XMIT回
路52−Tに送り、かつリンク出発キユーLOQ識別子
及び「メツセージ準備」信号をバス60を介してスイツ
チインタフエース8−iに送る(処理動作234)。送
信XMIT完了信号をスケジユーリング装置94にリタ
ーンするためにライン118を動作状態にする(処理動
作224)。処理動作230においてNR/NSビツト
が1にセツトされている場合には、局制御ブロツクSC
Bレジスタ100内のWの値をWmaxと比較すること
により、肯定応答を待ち受けているメツセージ数が許さ
れた最大値Wmaxを下回つているかどうかを確認する
(処理動作236)。下回つていれば、Iメツセージは
リンク出発キユーLOQから最早伝送されない。
【0087】レジスタ100の肯定応答要求ビツトAC
Kを検査する(処理動作238)。肯定応答要求ビツト
ACKが0でありこれにより伝送すべき肯定応答メツセ
ージが存在しないことを意味するとき、ライン118が
動作状態になる(処理動作224)。これに対して肯定
応答要求ビツトが1ならば受信準備RRメツセージを伝
送しなければならない。送信XMIT−SSV(50−
3)は、リースLEASE大域指令を送ることにより自
由バツフアキユーからバツフアを得、RR肯定応答メツ
セージを作ることができるようにする。リースLEAS
E大域指令応答から得たメツセージアドレスを局制御ブ
ロツクSCBレジスタ100の送信XMITメツセージ
アドレスフイールドに退避させる(処理動作240)。
【0088】メツセージ制御ブロツクMCCB受信準備
RRメツセージのCフイールドを準備する(処理動作2
42)。フレーム型を受信準備RRにセツトし、フレー
ム番号NRをVRにセツトし、P/Fビツトを0にセツ
トし、HRを1にセツトすることにより当該メツセージ
が同じモジユールのメツセージ終了EOMSSVによつ
て解放されるように、送信MXNビツトを0にセツトす
る。要求テーブルRT66の肯定応答要求ビツトACK
を0にリセツトし(処理動作244)、続いて処理動作
234及び動作224を実行することにより続いて受信
準備RRメツセージを送る。
【0089】ここでWがWmaxを下回つていれば、I
メツセージをリンク出発キユーLOQ−M1−jからデ
キユーする(処理動作246)。すなわち集中制御回路
22にデキユーDEQUEUE大域指令を送る。大域指
令応答からのメツセージアドレスを局制御ブロツクSC
Bレジスタ100の送信XMITメツセージアドレスフ
イールドに退避させる。メツセージ制御ブロツクMCC
Bを読み取つて退避させる。次にメツセージ連鎖制御ブ
ロツクMCCBにメツセージのCフイールドを準備する
(処理動作248)。すなわちフレーム番号NRをVR
にセツトし、フレーム番号NSをVSにセツトし、P/
Fビツトを0にセツトし、VSをVS+1にセツトし、
WをW+1にセツトし、タイマを再起動して、TS=1
、TIM=000とし、その後肯定応答要求ビツトAC
Kをリセツトし(処理動作244)、メツセージを送り
(処理動作234)、ライン118を動作状態にする(
処理動作224)。
【0090】要求テーブル66のメツセージ終了EOM
ビツトは、例えばモジユール1−jのようなモジユール
に関するメツセージがスイツチインタフエース8によつ
て送られるとき、そのインタフエースによりセツトされ
る。図20及び図21に、メツセージ終了EOM−SS
V部分50−4により実行される動作を示す。前のプロ
セスが終了して、送信XMIT完了ライン118の活動
状態信号をスケジユーリング装置94が受け取つたとき
、要求テーブルRTレジスタ102のメツセージ終了E
OMビツトが1ならば、ライン110を動作状態にして
メツセージ終了EOM−SSV部分を動作させる(処理
動作250)。
【0091】続いて局制御ブロツクSCBレジスタ10
0のメツセージアドレスフイールドからメツセージアド
レスを読み取り、当該メツセージアドレスに対応するメ
ツセージ制御ブロツクを読み取つて退避させる(処理動
作252)。レジスタ100内のNR/NSビツトを検
査する(処理動作254)。NR/NSビツトが1なら
ば、メツセージ連鎖制御ブロツクMCCB内のP/Fビ
ツト及びメツセージ型を検査する(処理動作256)。 P/FビツトP/Fビツト=0のIメツセージであると
き、局制御ブロツクSCBレジスタ100内の未決キユ
ーLOS  Fビツトを検査する(処理動作258)。 未決キユーLOS  Fビツトが0のとき、当該未決キ
ユーLOS  Fビツトを1にセツトし、レジスタ10
0内のNSHを、メツセージ連鎖制御ブロツクMCCB
から読み取られたフレーム番号NSにセツトする(処理
動作260)。
【0092】処理動作260に続いて、又は処理動作2
58において未決キユーLOS  Fビツトが1である
との判定結果が得られたとき、メツセージを未決キユー
LOS−M1−jにエンキユーする(処理動作262)
。 集中制御回路22に送られるエンキユーENQUEUE
大域指令のためのメツセージアドレスは、局制御ブロツ
クSCBレジスタ100内に見出だされるメツセージア
ドレスである。ライン120を動作状態にしてメツセー
ジ終了EOM完了信号をスケジユーリング装置94にリ
ターンし、このメツセージ終了EOMプロセスは完了す
る(処理動作264)。
【0093】NR/NSビツトが0であるか、又はメツ
セージがP/F=0のIメツセージではないとき、メツ
セージ連鎖制御ブロツクMCCBのHRビツトを検査す
る(処理動作266)。HRビツトが1のとき、解放R
ELEASE大域指令を集中制御回路22にデキユーし
てメツセージを解放する(処理動作268)。処理動作
268に続いて、又は処理動作266において、HRビ
ツトが0であるとの判定結果が得られたとき、ビツトM
XNを検査する(処理動作270)。HRビツトが1の
とき、MXNビツトにより要求されているように、メツ
セージ伝送に関するマイクロコードを通知すべくエンキ
ユーイベントENQUEUEEVENT大域指令を集中
制御回路22にエンキユーしてイベントEVENT2を
MIQ送る(処理動作272)。
【0094】動作272に続いて又はMXNビツトが0
であつたとき、ライン120を動作状態にする。図22
及び図23に、タイムアウト部分TO−SSV(50−
5)によつて実行される動作を示す。メツセージ終了E
OM完了信号ライン120が動作状態にあるとき、レジ
スタ102内のタイムアウトTOビツトが動作状態にあ
れば、タイムアウトTO−SSV部分(50−5)を動
作させる(処理動作280)。要求テーブル66のイム
アウトTOビツトは要求テーブル66のあらゆる位置に
おいてデータリンク制御プロトコルDLCクロツク74
によつて規則的間隔をもつてセツトされる。
【0095】要求テーブルRT66のタイムアウトTO
ビツトをリセツトする(処理動作282)。その後局制
御ブロツクSCBレジスタ100にあるNR/NSビツ
トを検査する(処理動作284)。NR/NSビツトが
0のとき、ライン122を動作状態にすることによりス
ケジユーリング装置94にタイムアウトTO完了信号を
返送する(処理動作286)。これに対してNR/NS
ビツトが0ではなくて1ならば、局制御ブロツクSCB
のタイマスタートTSビツトを検査する(処理動作28
8)。タイマスタートTSビツトが0にリセツトされて
おり、従つてタイマが停止していることを表わしている
とき、ライン122を動作状態にする(処理動作286
)。
【0096】タイマスタートTSビツトが1にセツトさ
れており、これによりタイマが起動していることを意味
しているとき、TIMの値をインクリメントする(処理
動作290)。その後当該タイマの値TIM値及び局内
サービス機構50のタイムアウトTO−SSV部分(5
0−5)にハードウエアによつて形成された固定値であ
るタイムアウト値とを比較する(処理動作292)。タ
イムアウト値に達していないとき、ライン122を動作
状態にする(処理動作286)。タイムアウト値に達し
ているとき、エンキユーイベントENQUEUE  E
VENT大域指令を集中制御回路22に送ることによつ
てイベント3をMIQキユーにエンキユーし、局内サー
ビス機構50を凍結FROZEN状態にセツトするため
に要求テーブル66内のLビツト及びLRビツトを1に
セツトし、タイマスタートビツトTSをTS=0にリセ
ツトする(処理動作294)。
【0097】その後ライン122を動作状態にする(処
理動作286)。タイマの機能は2つの局内サービス機
構間の通信が中断されないことを保証することである。 上述の幾つかの動作は、P/F=0の各Iフレームが予
定された期間内すなわちタイムアウトTIM  OUT
内に確実に応答を受けることができるようにするために
行なわれる。データリンク制御プロトコルDLCクロツ
ク94は、要求テーブル66にタイムアウトTOビツト
をセツトすることによりクロツク94が起動したとき局
制御ブロツクSCBレジスタ100のタイマの値TIM
インクリメントすることを表す。局制御ブロツクSCB
レジスタ100のタイマの値TIMを0にリセツトし、
P/F=0のIフレームが送信XMIT−SSVによつ
てデキユーされたとき、必ずTS=1としてタイマを起
動する。タイマは、ミリ秒ごとにタイムアウトTO−S
SVによつてインクリメントされる。タイマの値が最大
値すなわちタイムアウト値TIM  OUTに達すると
、イベント3をMIQキユーにデキユーする。
【0098】未決キユーLOSから最後のフレームがデ
キユーされると、肯定応答を待ち受けるIフレームは存
在しなので、TS=0、TIM=0にリセツトされる。 図24〜図29はモジユール内のマイクロコードの制御
の下にマイクロプロセツサ16により実行される動作を
示しており、モジユールの局内サービス機構SSV50
はプロトコルエラーすなわちデータリンク制御プロトコ
ルDLCエラー(図12の処理動作152)又はタイム
アウトエラー(図22の処理動作282)を検出する。 図12及び図22について上述したように、局内サービ
ス機構50がそのようなエラーを検出したとき、エラー
凍結FROZEN状態にセツトし、それぞれイベント0
又は3を呼び出したメツセージをマイクロコート到着キ
ユーMIQ内にエンキユーする。イベントメツセージは
これがエンキユーイベントENQUEUE  EVEN
T大域指令を受け取るときに集中制御回路22によつて
組み立てられる特別なメツセージである。この組立ては
、自由バツフアキユーから自由バツフアをリースし、そ
のリースされたバツフア内にイベントメツセージを収納
し、さらにメツセージ制御ブロツクを付加することによ
つて行なわれる。その後このメツセージをMIQにエン
キユーする。
【0099】イベントメツセージのメツセージ連鎖制御
ブロツクMCCBは、他のメツセージのメツセージ連鎖
制御ブロツクMCCBのフオーマツトと同じフオーマツ
トを有し、そのEVビツトによつてこれが1にセツトさ
れることによりイベントメツセージを認識することがで
きる。イベントメツセージはイベントの型を識別するフ
イールドを含んでおり、さらに局内サービス機構によつ
てエラー内に検出されるデータ転送に関連する宛先モジ
ユール及びMIQキユー内にイベントを記入したモジユ
ールを識別するフイールドを含む。エラー回復手続きを
説明する便宜上、スイツチ3を介して行なわれるモジユ
ール1−a及びモジユール1−b間の転送時にデータ転
送エラーが検出されるものとする。
【0100】モジユール1−a内にある局内サービス機
構SSV50及びマイクロプロセツサ16はそれぞれ、
SSV50−a、16−aによつて表わされる。モジユ
ール1−b内においてはそれぞれ、50−b、16−b
によつて表わされる。モジユール1−aにおいては、局
制御ブロツクSCB−bがモジユール1−bに割り当て
られている(これを添字bを付したパラメータによつて
表す)。例えばVRbはモジユール1−aがモジユール
1−bから来ることを期待する次のフレームのシーケン
ス番号を表わし、VSbはモジユール1−aがモジユー
ル1−bに送るべきフレームのシーケンス番号を表わす
。モジユール1−bにおいては、局制御ブロツクSCB
−aがモジユール1−aに割り当てられている(これを
添字を付したパラメータによつて表す)。例えばVRa
はモジユール1−bがモジユール1−aから来ることを
期待する次のフレームのシーケンス番号を表わし、VS
aはモジユール1−bがモジユール1−aに送るべきフ
レームのシーケンス番号を表わす。
【0101】モジユール1−a内におけるデータリンク
制御プロトコルDLCエラー又はタイムアウトエラーは
、前述したようにMIQキユー内へのイベント3のエン
キユー及びモジユール1−a内の局内サービス機構の凍
結状態へのセツトを生ずる。図24及び図25に示すよ
うに、MIQ内のメツセージはマイクロプロセツサ16
−aによつてデキユーされる。マイクロプロセツサのマ
イクロコードによるエラー回復手続きは、マイクロコー
ドがイベント3メツセージをデキユー識別するときに起
動する(ステツプ300)。この手続きに続くステツプ
302においては、局制御ブロツクSCB−bが読み取
られて1−aから1−bに送られる最後のメツセージM
SG−bのアドレスを得る。このアドレスは退避される
【0102】次にステツプ304においてマイクロコー
ドは、モジユール1−bのアドレスにおける要求テーブ
ルRT66−aのメツセージ終了EOMビツトをリセツ
トする。ステツプ306においてマイクロコードは、再
試行キユーLOR−M1−b内にUフレームを組み立て
る。このフレームU1は番号をもたないフレームであり
、その情報内容はエラー(データリンク制御プロトコル
DLCエラー又はタイムアウトエラー)がモジユール1
−bにより検出されたことを示す。ビツトLRが0にセ
ツトされ、これによりフレームU1を送るように局内サ
ービス機構がスケジユールされる(図16及び図17の
処理動作200〜212)。
【0103】リンク到着キユーLIQ−M1−a内のフ
レームU1をモジユール1−bが受け取り、図10及び
図11について上述した処理動作120〜138が局内
サービス機構50−bの受信部によつて実行され、Uフ
レームがMIQキユーにエンキユーされる。マイクロプ
ロセツサはステツプ308においてフレームU1をデキ
ユーし、マイクロコードはこのフレームU1をUフレー
ムとして識別し、かくしてエラーがモジユール1−aに
より検出されたことを知る。ステツプ310において、
モジユール1−aにおける要求テーブルRT66−b内
のLビツト及びLRビツトが1にセツトされることによ
つて局内サービス機構50−bを凍結状態にセツトする
。続くステツプ312において、マイクロコードはモジ
ユール1−bによつてモジユール1−aに送られる最後
のメツセージMSG−aのアドレスと、VRaとを得る
ために、局制御ブロツクSCB−aを読み取る。このア
ドレス及びVRaを退避させる。ステツプ314におい
て、モジユール1−aのアドレスにおける要求テーブル
66−b内のメツセージ終了EOMビツトをリセツトす
る。
【0104】ステツプ316においてマイクロコードは
、モジユール1−aに送られるべき再試行キユーLOR
−M1−a内に、NRシーケンス値NRb=VRaを含
むRNRフレームRNR1を組み立てる。マイクロコー
ドは、LRビツトを0にセツトすることにより、当該フ
レームをモジユール1−aに送信するように局内サービ
ス機構50−bをスケジユールさせる。図26及び図2
7に示すように、モジユール1−aはリンク到着キユー
LIQ−M1−b内にフレームRNR1を受け取り、図
10及び図11について説明した処理動作120〜13
8が局内サービス機構50−aの受信部によつて実行さ
れ、フレームRNR1がMIQキユー内に入れられる。 マイクロプロセツサはこのフレームをステツプ318に
おいてデキユーし(図26及び図27)、マイクロコー
ドはこのフレームをRNRフレームであると識別し、か
つNRb値を退避させる。次にステツプ320において
、局制御ブロツクSCB−b内のVSbをNRbに等し
くセツトし、局制御ブロツクSCB−bからVRbを読
み取つて退避させる。
【0105】ステツプ322においてマイクロコードは
、VRbに等しいNRシーケンス値NRa及び1に等し
いP/Fビツトを有するRNRフレームRNR2を再試
行キユーLOR−M1−bに組み立てる。要求テーブル
66−aのLRビツトが0にセツトされているので、図
16及び図17について上述したように、このフレーム
はモジユール1−aによつてモジユール1−bに送信さ
れ得る。モジユール1−bはリンク到着キユーLIQ−
M1−aにフレームRNR2を受け取り、図10及び図
11について説明した処理動作120〜138が局内サ
ービス機構50−bの受信部によつて実行され、フレー
ムRNR2がMIQキユーにエンキユーされる。マイク
ロプロセツサはステツプ324においてフレームをデキ
ユーし、マイクロコードはステツプ326においてこの
フレームをRNRフレームであると識別し、かつ局制御
ブロツクSCB−aのVSaと等しくなるようにセツト
する。
【0106】ステツプ328においてマイクロコードは
、メツセージを未決キユーLOS−M1−aからデキユ
ーする。マイクロコードはNRaによつて応答されるメ
ツセージを探索してこれらのメツセージを解放し、応答
のなかつたメツセージMAを退避させる。続くステツプ
330において、局制御ブロツクSCB−aのLOS 
 Fビツト、NSH及びWをリセツトする。マイクロプ
ロセツサ16−bのマイクロコードは、ステツプ332
において、P/F=1及びNRb=VRaを有するRR
フレームRR1を組み立てる。
【0107】このフレームRR1は、モジユール1−a
に送られる。図28及び図29に示すように、モジユー
ル1−aはリンク到着キユーLIQ−M1−b内にフレ
ームRR1を受け取り、図10及び図11について説明
した処理動作120〜138が局内サービス機構50−
aの受信部によつて実行され、フレームRR1がMIQ
キユーにエンキユーされる。ステツプ334において、
マイクロプロセツサはこのフレームをキユーからデキユ
ーし、マイクロコードはこのフレームをRRフレームで
あると識別しかつNRbを退避させる。次にステツプ3
36において、未決キユーLOS−M1−bからメツセ
ージをデキユーし、NRbによつて応答されるメツセー
ジを探索する。応答があつたメツセージを解放し、応答
がなかつたメツセージMBを退避させる。ステツプ33
8においては、局制御ブロツクSCB−bのLOS  
Fビツト、NSH値及びW値をリセツトする。
【0108】ステツプ340において、MXN=1及び
P/F=1を有するRRフレームRR2を組み立てる。 フレームRR2は局内サービス機構50−aによつてモ
ジユール1−bに送られる。局内サービス機構50−a
のメツセージ終了EOM部はメツセージ終了信号を受け
取つたとき、図20及び図21について上述した処理動
作を実行し、このときP/Fビツト及びMXNビツトが
1であるのでイベントEVENT2のメツセージがMI
Q内にエンキユーされる(処理動作272)。ステツプ
342においてマイクロプロセツサがイベントEVEN
T2のメツセージをMIQからデキユーするとき、モジ
ユール1−aについての回復プロセスが完了したことが
判る。
【0109】次にステツプ344において、ステツプ3
36において退避させたメツセージMBと、ステツプ3
02にてそのアドレスを退避させたメツセージMSG−
bとを、再試行キユーLOR−M1−b内にエンキユー
する。ステツプ346においては、局内サービス機構5
0−aの正規の動作が再開されるようにモジユール1−
bのアドレスにおける要求テーブル66−A内のビツト
Lをリセツトする。モジユール1−bはリンク到着キユ
ーLIQ−M1−aにフレームRR2を受け取り、図1
0及び図11について説明した処理動作120〜138
を局内サービス機構50−bの受信部が実行し、フレー
ムRR2をMIQキユーにエンキユーする。ステツプ3
48においてマイクロプロセツサはフレームRR2をデ
キユーし、マイクロコードはこのフレームをMXN=1
を有するRRフレームであると識別する。
【0110】ステツプ350において、ステツプ328
において退避されたメツセージMAと、ステツプ312
においてそのアドレスを退避させたメツセージMSG−
aとを、再試行キユーLOR−M1−aにエンキユーす
る。ステツプ352において、局内サービス機構50−
bの正規の動作が再開されるようにモジユール1−aの
アドレスにおける要求テーブル66−bのビツトLをリ
セツトする。かくして、図24〜図29について説明し
たように監視メツセージ交換をすることにより、局内サ
ービス機構50−a及び局内サービス機構50−bが同
期動作すれば、応答のなかつたメツセージMA、MB、
MSG−a、MSG−bが再試行キユーLOR内にあり
、それらは正規なリンク出発キユーLOQからのメツセ
ージ伝送が行なわれるべきものなので、これらの応答の
なかつたメツセージMA、MB、MSG−a、MSG−
bを再送することができる。
【0111】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、定常状態
の機能に関連するデータリンク制御プロトコルをハード
ウエアによつて実現すると共に、初期設定及び回復手続
きソフトウエアによつて受け持たせるようにしたことに
より、データ転送の性能を損うことなく、モジユール間
のデータメツセージの転送の完全性を実用上十分に保証
できる機構を容易に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の機構を実施し得る通信ノードを
示すブロツク図である。
【図2】図2は2つの通信モジユール間で実行される正
規の通信の期間におけるデータフローの説明に供するデ
ータ記憶装置10の構成を示す系統的なブロツク図であ
る。
【図3】図3は2つの通信モジユール間で実行される正
規の通信の期間におけるデータフローの説明に供するデ
ータ記憶装置10の構成を示す系統的なブロツク図であ
る。
【図4】図4はデータ記憶装置インターフエースの詳細
構成を示すブロツク図である。
【図5】図5はデータ記憶装置インターフエースの詳細
構成を示すブロツク図である。
【図6】図6は標識のセツト、制御ブロツク、メツセー
ジ制御ブロツクのフオーマツトを示す図である。
【図7】図7は標識のセツト、制御ブロツク、メツセー
ジ制御ブロツクのフオーマツトを示す図である。
【図8】図8は標識のセツト、制御ブロツク、メツセー
ジ制御ブロツクのフオーマツトを示す図である。
【図9】図9は本発明による順序付け機能及び監視機能
を実行するハードウエア部分として局内サービス機構5
0の詳細構成を示すブロツク図である。
【図10】図10は図5に示されている局内サービス機
構の中の受信ロジツクRCVの動作状態を示すフローチ
ヤートである。
【図11】図11は図5に示されている局内サービス機
構の中の受信ロジツクRCVの動作状態を示すフローチ
ヤートである。
【図12】図12は図5に示されている局内サービス機
構の中の受信ロジツクRCVの動作状態を示すフローチ
ヤートである。
【図13】図13は図5に示されている局内サービス機
構の中の受信ロジツクRCVの動作状態を示すフローチ
ヤートである。
【図14】図14は局内サービス機構の解放ロジツクR
LSの動作状態を示すフローチヤートである。
【図15】図15は局内サービス機構の解放ロジツクR
LSの動作状態を示すフローチヤートである。
【図16】図16は局内サービス機構の送信ロジツクX
MITの動作状態を示すフローチヤートである。
【図17】図17は局内サービス機構の送信ロジツクX
MITの動作状態を示すフローチヤートである。
【図18】図18は局内サービス機構の送信ロジツクX
MITの動作状態を示すフローチヤートである。
【図19】図19は局内サービス機構の送信ロジツクX
MITの動作状態を示すフローチヤートである。
【図20】図20は局内サービス機構のメツセージ終了
処理ロジツクEOMの動作状態を示すフローチヤートで
ある。
【図21】図21は局内サービス機構のメツセージ終了
処理ロジツクEOMの動作状態を示すフローチヤートで
ある。
【図22】図22は局内サービス機構のタイムアウト処
理ロジツクTOの動作状態を示すフローチヤートである
【図23】図23は局内サービス機構のタイムアウト処
理ロジツクTOの動作状態を示すフローチヤートである
【図24】図24はソフトウエアによつて実現される回
復機能を示すフローチヤートである。
【図25】図25はソフトウエアによつて実現される回
復機能を示すフローチヤートである。
【図26】図26はソフトウエアによつて実現される回
復機能を示すフローチヤートである。
【図27】図27はソフトウエアによつて実現される回
復機能を示すフローチヤートである。
【図28】図28はソフトウエアによつて実現される回
復機能を示すフローチヤートである。
【図29】図29はソフトウエアによつて実現される回
復機能を示すフローチヤートである。
【符号の説明】
1……通信モジユール、2……ユーザリンク、3……高
速スイツチシステム、4……スイツチリンク、6……リ
ンクアダプタ、8……スイツチインタフエース、10…
…共用データ記憶装置、12、14……データ記憶装置
インタフエース(DSI)、16……マイクロプロセツ
サ(μP)、18、92−T、103……バス、20…
…バススケジユーラ、20−1〜20−n……アービタ
、22……集中制御回路、50……局内サービス機構(
SSV)、50−1〜50−5……有限状態機械、52
……データ移動回路、54、56……データバス、58
……、60……制御バス、62……構成テーブル(CT
)、64……スケジユーラ、66……要求テーブルRT
、67……テーブル更新回路、70……局制御ブロツク
フイーダ、74……クロツク、90……走査クロツク、
92−A……アドレスバス、94……スケジユーリング
装置、100……局制御ブロツクSCBレジスタ、10
2……要求テーブルRTレジスタ、104……受信RC
V駆動ライン、106……解放RLS駆動ライン、10
8……送信XMIT駆動ライン、110……メツセージ
終了EOM駆動ライン、112……タイムアウトTO駆
動ライン、114……受信RCV完了ライン、116…
…解放RLS完了ライン、118……送信XMIT完了
ライン、120……メツセージ終了EOM完了ライン、
122……タイムアウトTO完了ライン。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発信元モジユール及び目標モジユール間の
    メツセージ転送を管理する伝送プロトコルの定常状態機
    能を実行すると共に誤り回復機能を実行するようになさ
    れ、n個のモジユールが通信手段によつて接続され、か
    つ各モジユールが制御プログラムを走らせているマイク
    ロプロセツサを有する通信ノードについて、送受手段が
    それぞれ上記通信手段に対してメツセージを送受するよ
    うになされたインタフエース機構において、上記各モジ
    ユールi(iは1からnまでの間の任意の数)は、記憶
    手段と、制御ブロツク内の伝送プロトコル変数及び1つ
    のモジユールj(jは1からnまでの間の任意の数)に
    関する1組の標識に応答するメツセージ転送制御手段と
    を具え、上記記憶手段は、n個のモジユールのうちいず
    れかの発信元モジユールから受信手段が受け取る第1メ
    ツセージ、n個のモジユールのうちいずれかの目標モジ
    ユールに対して前記モジユールによつて送信されかつ目
    標モジユールからの応答があるまで退避される第2メツ
    セージ及びマイクロプロセツサにより処理される第3メ
    ツセージと、n個の制御ブロツクであつて、それぞれ1
    つの制御ブロツクに1つのモジユールが割り当てられ、
    モジユールi及び制御ブロツクに割り当てられているモ
    ジユール間のメツセージ転送に関する伝送プロトコル変
    数を保持する制御ブロツクと、nセツトの標識であつて
    、それぞれ1つのセツトに1つのモジユールが割り当て
    られ、標識の各セツトはモジユールi及び割り当てられ
    たモジユール間の転送状態を表す標識とを記憶し、上記
    メツセージ転送手段は、必要に応じてモジユールjから
    受け取る1つの第1メツセージを第1記憶手段から読み
    取り、上記メツセージが肯定応答を待ち受けるために退
    避させておいた上記第2メツセージの有効応答を含んで
    いるか否かを検査し、肯定結果が得られたとき、退避さ
    せておいた上記第2メツセージを消去し、モジユールj
    に向けられた第2メツセージを記憶手段に読み取り、上
    記メツセージに肯定応答変数を加え、上記肯定応答メツ
    セージを退避させることによつて当該肯定応答メツセー
    ジを組み立てて上記メツセージをモジユールjに伝送し
    、その際発信元モジユールjに向けられた上記第2メツ
    セージが存在しないとき肯定応答変数のみを含む肯定応
    答メツセージを組み立て、否定結果が得られたとき、プ
    ロトコルエラーを通知するためのマイクロプロセツサに
    向けられた第3メツセージを書くことによつてプロトコ
    ルエラーをマイクロプロセツサに知らせ、これによりマ
    イクロプロセツサがエラー回復手続きを開始する動作を
    することにより定常状態機能及びエラー回復機能を実行
    することを特徴とするインタフエース機構。
  2. 【請求項2】いずれかのモジユールiの上記メツセージ
    転送制御手段は、スケジユーリング期間Tの逐次的期間
    t1〜tn内に記憶手段を順次アドレス指定して、モジ
    ユールjに対して割り当てられている標識セツト及び制
    御ブロツクを各期間tjの間に読み取り、かつモジユー
    ルjから来る1つのメツセージのモジユールiによる受
    信及びモジユールiからモジユールjへの1つのメツセ
    ージの送信を制御する第1転送制御信号を生成するスケ
    ジユーリング手段と、モジユールjから来る1つのメツ
    セージのモジユールiによる受信及びモジユールiから
    モジユールjへの1つのメツセージの送信を処理し、続
    いてモジユールjに割り当てられている制御ブロツク及
    び標識セツトを更新するために、第1転送制御信号及び
    第2転送制御信号に応答するメツセージ処理手段を含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のインタ
    フエース機構。
  3. 【請求項3】各モジユールのための標識のセツトは、正
    規の転送状態又は誤つた転送状態を表す別々の値にセツ
    トされる第1標識と、上記メツセージ転送制御手段によ
    る第1メツセージの読取り動作を制御するために動作状
    態となる第2標識と、上記メツセージ転送制御手段によ
    り退避されていたメツセージの消去を制御するために動
    作状態となる第3標識と、上記メツセージ転送制御手段
    により標識セツトに割り当てられている目標モジユール
    へのメツセージ伝送を制御するために動作状態となる第
    4標識と、上記転送制御手段によつて肯定応答を待つて
    いるメツセージの退避を制御するために動作状態となる
    第5標識とを含むことを特徴とする特許請求の範囲第2
    項に記載のインタフエース機構。
  4. 【請求項4】発信元モジユール及び目標モジユール間を
    転送されるメツセージは少なくも第1及び第2の型を有
    し、第1の型は情報メツセージを含みかつ第2の型は監
    視メツセージを含み、上記第1及び第2の型のメツセー
    ジは共に制御フイールドを有し、上記情報メツセージの
    制御フイールドは少なくも発信元モジユールによつて目
    標モジユールに送られるメツセージのシーケンス番号を
    表す値NSと発信元モジユールが目標モジユールから受
    け取ることを期待する次のメツセージのシーケンス番号
    を表す値NRとを含み、上記監視メツセージは値NRの
    みを含むようにした通信ノードに使用される機構であつ
    て、モジユールjに向けられた対応するモジユールiの
    うち各制御ブロツク内の伝送プロトコル変数は、通信ノ
    ードの初期設定時において、モジユールi及びモジユー
    ルj間のメツセージ転送時にメツセージ転送制御手段が
    プロトコルエラーを検出できるようにするか又は検出で
    きないようにするかを表す2進値をマイクロプロセツサ
    によつてセツトされる第1フイールドと、モジユールj
    からモジユールiによつて期待される次のメツセージの
    番号を示す値をメツセージ処理手段によつてセツトされ
    る第2フイールドと、モジユールiによつてモジユール
    jに送られる次の情報メツセージの番号を示す値を上記
    メツセージ処理手段によつてセツトされる第3フイール
    ドと、モジユールiがモジユールjから受け取る最後の
    有効なメツセージの番号を示す値を上記メツセージ処理
    手段によつてセツトされる第4フイールドとを含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項又は第3項に記載の
    インタフエース機構。
  5. 【請求項5】上記メツセージ処理手段は、各期間tjの
    間に第1転送制御信号及び第2転送制御信号によつて逐
    次動作状態にされる受信手段、消去手段、送信手段及び
    メツセージ終了処理手段を含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第4項に記載のインタフエース機構。
  6. 【請求項6】上記第1標識がエラー転送状態にあること
    を表しているとき、記憶手段から第1メツセージを読み
    取つて当該メツセージを消去すべく上記受信手段が第1
    転送制御信号によつて動作状態にされかつ第1標識及び
    第2標識に応答し、これに対してエラー転送状態にある
    ことを表していないとき、当該メツセージの上記制御フ
    イールドからのNS値を第2フイールド、第3フイール
    ド及び第4フイールドに対して検査し、その際、第1に
    上記メツセージのシーケンス番号NSが正しいか否かを
    確認して正しくないとき当該メツセージを消去し、第2
    に、上記メツセージのシーケンス番号NRが正しいか否
    かを確認して正しくないとき第1標識をエラー転送状態
    であることを表す値にセツトしかつ第3メツセージを記
    憶手段に格納し、上記第3メツセージはプロトコルエラ
    ーを通知し、これに対して上記シーケンス番号が正しい
    とき上記第3標識及び上記第4標識を動作状態にし、第
    3に、上記メツセージが正しいシーケンス番号NSを有
    する情報メツセージであるとき、第2フイールドをイン
    クリメントすることによりモジユールjに関する制御ブ
    ロツクを更新し、上記メツセージのNR値が正しいとき
    上記第4フイールドを上記第2フイールドの値にセツト
    することを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載のイ
    ンタフエース機構。
  7. 【請求項7】メツセージ処理手段の消去手段は上記記憶
    手段内に退避されている1つの第2メツセージを消去す
    べく、上記第3標識が動作状態にあると判定したときス
    ケジユーリング手段からの第1転送制御信号によつて動
    作状態にされることを特徴とする特許請求の範囲第5項
    又は第6項に記載のインタフエース機構。
  8. 【請求項8】いずれかのモジユールjについての上記第
    4標識は、上記記憶手段がモジユールjについて少なく
    も1つの第2メツセージ及び上記受信手段により動作状
    態にされる少なくも1つの第2ビツトを有することを表
    す第1ビツトを具え、上記伝送手段は第2転送制御信号
    により動作状態にされると共に上記第1標識並びに上記
    第4標識の第1及び第2ビツトに応答し、上記伝送手段
    は、上記第1標識がエラー転送状態にあることを表して
    おらずかつ上記第4標識の第1ビツト及び第2ビツトが
    動作状態にあるとき、記憶手段から第2メツセージを読
    み取り、制御フイールド内のNR値及びNS値をそれぞ
    れ第2フイールドの値及び第3フイールドの値にセツト
    し、上記伝送手段にメツセージを供給するか又は監視メ
    ツセージを組み立て、制御フイールド内のNR値を第2
    フイールドの値にセツトし、記憶手段内に第2メツセー
    ジが存在しないことを上記第4標識内の第1ビツトが表
    しているとき上記監視メツセージを上記伝送手段に供給
    することを特徴とする特許請求の範囲第5項ないし第7
    項のいずれかに記載のインタフエース機構。
  9. 【請求項9】1つのメツセージをモジユールjに伝送終
    了したとき、上記伝送手段はメツセージ終了信号を生成
    し、上記メツセージ終了信号はモジユールjについての
    標識セツトのうち第5標識をセツトすることを特徴とす
    る特許請求の範囲第8項に記載のインタフエース機構。
  10. 【請求項10】メツセージ終了処理手段は、上記第5標
    識が動作状態にあると判定したとき、上記第2転送制御
    信号によつて動作状態にされることにより、伝送された
    メツセージを記憶手段に退避させることを特徴とする特
    許請求の範囲第9項に記載のインタフエース機構。
  11. 【請求項11】前記標識セツトは、伝送されたメツセー
    ジが与えられた期間内に応答されてプロトコルエラーを
    マイクロプロセツサに知らせるための第3メツセージが
    記憶手段に書き込まれないか否かをメツセージ処理手段
    が検出するように上記メツセージ処理手段を制御する第
    6標識を含むことを特徴とする特許請求の範囲第6項な
    いし第10項のいずれかに記載のインタフエース機構。
  12. 【請求項12】各モジユールjについての制御ブロツク
    はタイマの値を含み、上記タイマの値は上記伝送手段に
    より第2メツセージが読み取られたときにはいつでも第
    1の値にセツトされ、上記メツセージ転送処理手段はタ
    イムアウト処理手段を含み、上記タイムアウト処理手段
    は上記メツセージ終了処理手段がその動作を完了した後
    に上記第2転送制御信号の制御の下に動作状態にされ、
    そのとき第6標識は活動状態であり、第1に上記標識を
    非動作状態にし、続いてタイマの値をインクリメントし
    、続いて上記値が第2の値(タイムアウト)と等しいか
    又は大きいか否かを検査し、肯定結果が得られたとき、
    上記第1標識をエラー転送を表す状態にセツトし、第3
    メツセージを記憶手段に書き込み、上記第3メツセージ
    がプロトコルエラーを通知することを特徴とする特許請
    求の範囲第11項に記載のインタフエース機構。
  13. 【請求項13】エラー回復手続きは、モジユールiのマ
    イクロプロセツサがモジユールi及びいずれかのモジユ
    ールj間の転送についての記憶手段からプロトコルエラ
    ーを通知する第3メツセージを受け取つたとき、上記マ
    イクロプロセツサによつて開始され、これに応じてモジ
    ユールiのマイクロプロセツサ及びモジユールjのマイ
    クロプロセツサが、記憶手段に退避されていた第2メツ
    セージのいずれがモジユールi及びモジユールj間で応
    答されていないかを確認するために、伝送プロトコル変
    数を含んでいるモジユールi及びモジユールj間の信号
    メツセージの交換を開始し、かつモジユールi及びモジ
    ユールjのメツセージ処理手段が応答のなかつたメツセ
    ージを再び伝送するように、モジユールi内のモジユー
    ルjについての第1標識及びモジユールj内のモジユー
    ルiについての第1標識をそれらの正規の状態にセツト
    することを特徴とする特許請求の範囲第6項ないし第1
    2項のいずれかに記載のインタフエース機構。
  14. 【請求項14】前記記憶手段は、第1記憶手段と、nセ
    ツトの標識を格納するための第2記憶手段とを具え、上
    記第1の記憶手段は、1つの到着キユーが1つのモジユ
    ールに割り当てられ、指定されたモジユールから受信手
    段が受け取る第1メツセージを格納するn個の到着キユ
    ーと、1つの出発キユーが1つのモジユールに割り当て
    られ、指定されたモジユールに上記伝送手段により伝送
    されるべき第2メツセージを格納するn個の出発キユー
    と、1つの未決キユーが1つのモジユールに割り当てら
    れ、指定されたモジユールから第2メツセージに対する
    応答があるまで上記第2メツセージを退避させるn個の
    未決キユーと、上記第3メツセージを格納する少なくも
    1つのマイクロコード到着キユーとを含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第13項のいずれかに
    記載のインタフエース機構。
  15. 【請求項15】上記第1記憶手段は、1つの再試行キユ
    ーが1つのモジユールに割り当てられ、指定されたモジ
    ユールに上記転送制御手段により伝送される第4メツセ
    ージを格納するn個の再試行キユーを含み、上記第4メ
    ツセージは、マイクロプロセツサからの信号メツセージ
    を含み、又はエラー回復手続きが完了したとき指定され
    たモジユールに再送されるべき応答メツセージを含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第14項に記載のインタ
    フエース機構。
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