JPH04251582A - 超音波モータの駆動制御装置 - Google Patents

超音波モータの駆動制御装置

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Publication number
JPH04251582A
JPH04251582A JP2416328A JP41632890A JPH04251582A JP H04251582 A JPH04251582 A JP H04251582A JP 2416328 A JP2416328 A JP 2416328A JP 41632890 A JP41632890 A JP 41632890A JP H04251582 A JPH04251582 A JP H04251582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic motor
frequency
temperature
signal
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2416328A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Sukai
須貝 直樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Corp filed Critical Anritsu Corp
Priority to JP2416328A priority Critical patent/JPH04251582A/ja
Publication of JPH04251582A publication Critical patent/JPH04251582A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波モータの駆動制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気発生がなく、小型でトルクが
大きいことから、超音波モータが各種の機器の駆動源と
して用いられている。
【0003】超音波モータは、図6に示すように、中心
に回転軸1を有する円板状の回転子2と、環状に配列さ
れた複数の圧電体31 〜3n 、41 〜4n 、5
および圧電センサ6の上面に弾性体7が接着された固定
子8とによって構成されている。
【0004】圧電体31 〜3n 、41 〜4n は
、極性が互い違いとなるように並んでおり、図7に示す
ように、左側の圧電体31 〜3n と右側の圧電体4
1 〜4n に対して、圧電体の共振周波数に近い周波
数で90度位相が異なる交流信号を電極9a、9b、1
0a、10bより印加すると、圧電体31 〜3n 、
41 〜4n は、円周方向に屈曲振動し、左右の波が
中間の圧電体5を介して干渉し、図8に示すように、弾
性体7の表面には、円周方向に沿って進行する弾性波が
生じる。
【0005】このため、弾性体7に上方から接している
回転子2は、弾性波の進行する方向と反対の方向に回転
駆動される。
【0006】なお、弾性波の振幅は、図9の特性Eに示
すように交流信号の周波数が圧電体31 〜3n 、4
1 〜4n の共振周波数Fo に近い程大きくなり、
これに追従して回転子2の回転速度も速くなる。また、
圧電センサ6は、この弾性波に対応した信号を出力する
【0007】したがって、超音波モータに対する交流信
号周波数を例えばFaからFb の範囲で可変すれば、
モータ回転速度もこの周波数の可変に追従して変化する
ことになる。
【0008】このような特性を有する超音波モータに、
いきなり目標回転速度に対応した周波数の信号を印加す
ると、モータ寿命を著しく短くしてしまうため、従来の
駆動制御装置では、交流信号の周波数を、共振周波数F
o よりかなり高い周波数Fs から所定の掃引速度で
共振周波数方向に掃引して、低回転速度から目標回転速
度へ起動するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、超音波
モータの共振特性は、周囲温度によって大きく変化し、
特に低温になると、図9の常温での特性Eは、より高い
共振周波数Fo ′を有する特性Gのように偏移するた
め、低温時にいきなり共振周波数に近い交流信号が印加
されるのを避けるため、起動時の周波数を、予め低温時
の特性の低回転域に設定しなければならない。このため
に、目標回転速度に達するまでの時間が、常温時に著し
く長くなってしまうという問題がある。
【0010】これを解決するために、掃引速度を速くす
ることも考えられるが、低回転域(図9の共振特性でK
より下の傾きの小さい回転域)に比べて、低回転域を越
えた回転域のモータ応答速度(周波数変化に対する回転
速度の追従性)が遅いため、この応答の遅い回転域に対
応した速度での掃引が限界であった。
【0011】本発明は、この課題を解決した超音波モー
タの駆動制御装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
、本発明の超音波モータの駆動制御装置は、超音波モー
タの温度を検出する温度センサと、起動時における掃引
開始周波数を、温度センサからの信号に応じて選択する
掃引開始周波数選択手段とを備えている。
【0013】
【作用】したがって、起動時の超音波モータの温度に応
じた周波数から交流信号の掃引が開始される。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は、一実施例の超音波モータの駆動制御装
置(以下、駆動制御装置と記す)20の構成を示すブロ
ック図である。
【0015】図1において、21は、後述するCPU3
0からの出力データに対応した電圧を出力するDA変換
器、22は、DA変換器21の出力電圧の変化に対して
逆方向に周波数変化する信号を発振出力するVCO(電
圧制御発振器)である。
【0016】23は、VCO22からの出力信号を1/
4分周することにより、90度位相の異なる交流信号を
発生する移相回路である。24、25は、移相回路23
の出力を増幅して超音波モータMの圧電体31 〜3n
 、41 〜4n にそれぞれ印加するドライバである
【0017】26は超音波モータMの温度に対応した信
号を出力する温度センサ、27は、温度センサ26から
の信号に対応した温度範囲に応じて、図2に示すような
2ビットの温度データを出力するAD変換器である。
【0018】超音波モータの回転子2には、回転子2の
回転速度に比例した周波数のパルス信号を出力するロー
タリエンコーダ28が連結されている。
【0019】29は、超音波モータMの目標速度を設定
するための速度設定器であり、超音波モータMが目標速
度で回転するときの、ロータリエンコーダ28のパルス
周期Tが設定される。
【0020】CPU30は、外部からの起動信号を受け
ると、AD変換器27、ロータリエンコーダ28および
速度設定器29からの信号に基づく起動処理と定速処理
とを、メモリ31に記憶された処理手順に従って行う。
【0021】このメモリ31には、図3に示すように、
温度データに対応した初期電圧データD1 〜D4 が
記憶されている。この初期電圧データD1 〜D4 は
、図4に示される各温度における超音波モータMの周波
数対回転速度の特性に対して、最適な掃引開始周波数F
1〜F4 を与える値にそれぞれ設定されている。
【0022】図5は、CPU30の起動処理および定速
処理を示すフローチャートであり、以下、このフローチ
ャートに従って、駆動制御装置20の動作を説明する。
【0023】CPU30に対する起動信号がHレベルに
なると、初期電圧データD1 〜D4 の中から、温度
データに対応した値が初期データDs として選択され
、DA変換器21に出力される。(ステップ1、2)。
【0024】このため、初期データDs に対応した掃
引開始周波数(F1 〜F4 のいずれか)の2相の交
流信号が超音波モータMに印加される。
【0025】この交流信号の印加により、超音波モータ
Mは低速で回転駆動され、ロータリエンコーダ28から
は、この回転速度に比例した周波数のパルス信号が出力
される。
【0026】CPU30は、ロータリエンコーダ28の
パルス周期tが速度設定器29に設定された周期Tに達
するまで、電圧データをAずつ連続的に加算更新する(
ステップ3〜5)。
【0027】この加算更新処理によって、超音波モータ
Mに対する交流信号の周波数は、起動時の温度に対応し
た最適な掃引開始周波数から目標周波数まで、速やかに
掃引されることになる。
【0028】このようにして、超音波モータMが目標速
度まで起動されると、CPU30は定速処理に移行する
【0029】起動処理後には、ロータリエンコーダ28
のパルスの周期tが測定され、測定された周期tと設定
周期Tとの大小比較がなされる(ステップ6、7)。
【0030】ここで、t<Tであれば、回転速度が目標
速度より速いと判断されて、電圧データがBだけ減算更
新され、交流信号の周波数が高くなる(ステップ8)。 またt<Tであれば、回転速度が目標速度より遅いと判
断され、電圧データがBだけ加算更新され、交流信号の
周波数が低くなる(ステップ9)。
【0031】以後は、この定速処理が継続し、超音波モ
ータMの回転速度は、常に目標回転速度に維持されるこ
とになる。
【0032】
【他の実施例】なお、前記実施例では、CPU30によ
る電圧データの連続更新によって掃引制御を行なってい
たが、これは本発明を限定するものではなく、例えば、
コンデンサを定電流で充電あるいは放電することによっ
て得られる三角波状の掃引電圧をVCO22に入力して
、交流信号の周波数を掃引している場合は、温度データ
に応じて、VCO22の発振周波数を決定している定数
(コンデンサ等)を切り換えて、掃引開始周波数を選択
するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波モ
ータの駆動制御装置は、超音波モータに印加する交流信
号の起動時における掃引開始周波数を、超音波モータの
温度に応じて選択できるようにしたので、温度に対して
最適な掃引開始周波数から掃引することができ、温度の
高低によらず、目標回転速度まで速やかに起動させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】一実施例の要部の動作を説明するための対応図
である。
【図3】一実施例の要部のメモリ対応図である。
【図4】超音波モータの各温度における周波数対回転速
度の特性を示す図である。
【図5】一実施例の要部の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図6】超音波モータの構成を示す概略斜視図である。
【図7】超音波モータの要部の正面図である。
【図8】超音波モータの動作を説明するための概略図で
ある。
【図9】超音波モータの駆動周波数に対する弾性波振幅
の特性を示す図である。
【符号の説明】
20  超音波モータの駆動制御装置 22  VCO 23  移相回路 26  温度センサ 27  AD変換器 28  ロータリエンコーダ 29  速度設定器 30  CPU M    超音波モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  超音波モータの圧電体に印加する交流
    信号の周波数を、前記圧電体の共振周波数方向に掃引し
    て、前記超音波モータを目標回転速度まで起動する超音
    波モータの駆動制御装置において、前記超音波モータの
    温度を検出する温度センサと、起動時における前記交流
    信号の掃引開始周波数を、前記温度センサからの信号に
    応じて選択する掃引開始周波数選択手段とを備えたこと
    を特徴とする超音波モータの駆動制御装置。
JP2416328A 1990-12-27 1990-12-27 超音波モータの駆動制御装置 Pending JPH04251582A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2416328A JPH04251582A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 超音波モータの駆動制御装置

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JP2416328A JPH04251582A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 超音波モータの駆動制御装置

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JPH04251582A true JPH04251582A (ja) 1992-09-07

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ID=18524557

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JP2416328A Pending JPH04251582A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 超音波モータの駆動制御装置

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JP (1) JPH04251582A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002359982A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Nidec Copal Corp 超音波モータ制御回路
JP2003033056A (ja) * 2001-07-10 2003-01-31 Nidec Copal Corp 超音波モータ制御回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002359982A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Nidec Copal Corp 超音波モータ制御回路
JP2003033056A (ja) * 2001-07-10 2003-01-31 Nidec Copal Corp 超音波モータ制御回路

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