JPH04251107A - 灰溶融炉 - Google Patents
灰溶融炉Info
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- JPH04251107A JPH04251107A JP41723690A JP41723690A JPH04251107A JP H04251107 A JPH04251107 A JP H04251107A JP 41723690 A JP41723690 A JP 41723690A JP 41723690 A JP41723690 A JP 41723690A JP H04251107 A JPH04251107 A JP H04251107A
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Landscapes
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼却炉から排出される
焼却灰を減容等のために溶融処理するようにした灰溶融
炉に関するものである。
焼却灰を減容等のために溶融処理するようにした灰溶融
炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、都市ごみ等の廃棄物を
焼却する焼却炉から排出された焼却灰を、減容化や無公
害化並に再資源化等のため高温で溶融し固化するのに、
灰溶融炉が用いられている。
焼却する焼却炉から排出された焼却灰を、減容化や無公
害化並に再資源化等のため高温で溶融し固化するのに、
灰溶融炉が用いられている。
【0003】従来の灰溶融炉の一例を図5を用いて説明
すると、上部に形成された供給口1から炉本体2内部へ
図示しない焼却炉からの焼却灰3を投入し、炉本体2内
部に上方から装入されたアーク電極4によりアークを発
生させて該アークの熱により焼却灰3を溶融させ、炉本
体2底部にたまった焼却灰3の溶湯5を炉本体2下部に
形成された排出口6から排出させ図示しない固化装置へ
供給するようになっている。又、溶融の進行に伴ってア
ーク電極4を溶湯5中に浸漬し、溶湯5に通電させて溶
湯5の電気抵抗熱を利用して溶融を継続させる方式もあ
る。
すると、上部に形成された供給口1から炉本体2内部へ
図示しない焼却炉からの焼却灰3を投入し、炉本体2内
部に上方から装入されたアーク電極4によりアークを発
生させて該アークの熱により焼却灰3を溶融させ、炉本
体2底部にたまった焼却灰3の溶湯5を炉本体2下部に
形成された排出口6から排出させ図示しない固化装置へ
供給するようになっている。又、溶融の進行に伴ってア
ーク電極4を溶湯5中に浸漬し、溶湯5に通電させて溶
湯5の電気抵抗熱を利用して溶融を継続させる方式もあ
る。
【0004】図6は従来の灰溶融炉の他の例であり、上
部に形成された供給口7,8から炉本体9内部へ図示し
ない焼却炉からの焼却灰3を投入し、炉本体9内部に上
方から装入されたバーナ10の火炎によって炉本体9内
部に貯溜された焼却灰3の表面を溶融させ、溶融した焼
却灰3表面の溶湯5を炉本体9底部に形成された排出口
11から排出させ図示しない固化装置へ供給するように
なっている。
部に形成された供給口7,8から炉本体9内部へ図示し
ない焼却炉からの焼却灰3を投入し、炉本体9内部に上
方から装入されたバーナ10の火炎によって炉本体9内
部に貯溜された焼却灰3の表面を溶融させ、溶融した焼
却灰3表面の溶湯5を炉本体9底部に形成された排出口
11から排出させ図示しない固化装置へ供給するように
なっている。
【0005】これら2つの従来例はいずれも、廃棄物を
完全燃焼させて未燃炭素がほとんど残留しない状態とし
た焼却灰3を、他の熱源に依存して溶融させる装置であ
り、既に各方面で実施されている。上記図5の灰溶融炉
では、焼却灰3を溶融させるアーク電極4(或いは電気
抵抗用電極)へ多量の電力を常時投入し続けなければな
らず、又、図6の灰溶融炉では、焼却灰3を溶融させる
ために、バーナ10へ多量の燃料を常時投入し続けなけ
ればならないので、共にランニングコストが高くなって
しまう。
完全燃焼させて未燃炭素がほとんど残留しない状態とし
た焼却灰3を、他の熱源に依存して溶融させる装置であ
り、既に各方面で実施されている。上記図5の灰溶融炉
では、焼却灰3を溶融させるアーク電極4(或いは電気
抵抗用電極)へ多量の電力を常時投入し続けなければな
らず、又、図6の灰溶融炉では、焼却灰3を溶融させる
ために、バーナ10へ多量の燃料を常時投入し続けなけ
ればならないので、共にランニングコストが高くなって
しまう。
【0006】そこで、図7に示すように、廃棄物13の
燃焼度合いを制御することにより、焼却灰3中に所要割
合で未燃炭素が残留するようにし、焼却炉12から排出
される焼却灰3に含まれる未燃炭素の燃焼熱を熱源とし
て溶融させる灰溶融炉14が開発されている。尚、焼却
灰3中に未燃炭素を残留させるために、例えば、回転式
円筒型の焼却炉12が用いられているが、その詳細は、
特願昭62−232646号に開示されている。
燃焼度合いを制御することにより、焼却灰3中に所要割
合で未燃炭素が残留するようにし、焼却炉12から排出
される焼却灰3に含まれる未燃炭素の燃焼熱を熱源とし
て溶融させる灰溶融炉14が開発されている。尚、焼却
灰3中に未燃炭素を残留させるために、例えば、回転式
円筒型の焼却炉12が用いられているが、その詳細は、
特願昭62−232646号に開示されている。
【0007】又、上記灰溶融炉14の代表的な構造例は
図7に示すように、焼却炉12から排出された未燃炭素
を含有する焼却灰3は灰溶融炉14内へ導入され、灰溶
融炉14入口にて燃焼用の空気15により未燃炭素が燃
焼され、この燃焼熱でもって焼却灰13が加熱溶融され
る。この際生成される溶湯5は炉床16を斜め下方へ流
下しつつ排出端17から次工程の図示しない固化装置へ
排出される。
図7に示すように、焼却炉12から排出された未燃炭素
を含有する焼却灰3は灰溶融炉14内へ導入され、灰溶
融炉14入口にて燃焼用の空気15により未燃炭素が燃
焼され、この燃焼熱でもって焼却灰13が加熱溶融され
る。この際生成される溶湯5は炉床16を斜め下方へ流
下しつつ排出端17から次工程の図示しない固化装置へ
排出される。
【0008】ところで、この種従来例にあっては、灰溶
融炉14入口にて燃焼用の空気15により未燃炭素を燃
焼することとしているため、炉床16を流れる溶湯5に
充分な熱量が供給されずこの溶湯5が炉床16に付着固
化して灰溶融炉14内を閉塞する問題があった。また、
この現象は炉床16のみならず炉壁にも現れ、操業の安
定化が得られなかった。そのため、以降も改善が進み、
近年、開発されている灰溶融炉としては、図8に示すよ
うに、上端に未燃炭素を含む焼却灰3の供給口18を形
成され、下端に溶湯5の排出口19を形成されて、全体
が下方に傾斜する耐火材製の炉本体20と、炉本体20
内部に階段状に配設された複数のセラミックス製の炉床
板21と、各炉床板21内部に設けられた高温電気ヒー
タ22と、燃焼空気23を噴出する空気ノズル24とで
構成されて、供給口18から投入された未燃炭素を含む
焼却灰3を炉床板21内部に設けられた高温電気ヒータ
22で高温加熱すると共に、空気ノズル24から高温の
燃焼空気23を焼却灰3中へ噴出させることにより、焼
却灰3に含まれる未燃炭素を燃焼させ、炉内雰囲気温度
が燃焼を継続できる高温になったら以後は高温電気ヒー
タ22による加熱を停止し、未燃炭素の燃焼熱のみを熱
源として焼却灰3を燃焼させ、燃焼して溶融された溶湯
5を階段状に配設された各火床板21に沿って上方から
下方へ順に流下させると共に、溶湯5の流下に伴って焼
却灰3を下方へ移送させ、最下部の炉床板21から溶湯
5を排出口19へ排出させて、図示しない外部の固化装
置へ供給させるようにしている。更に炉本体20にはプ
ッシャー24’が組み込まれ、炉本体20内部に溶湯5
が付着固化した場合、プッシャー24’を用いて付着物
を剥離して排出させるようにしている。
融炉14入口にて燃焼用の空気15により未燃炭素を燃
焼することとしているため、炉床16を流れる溶湯5に
充分な熱量が供給されずこの溶湯5が炉床16に付着固
化して灰溶融炉14内を閉塞する問題があった。また、
この現象は炉床16のみならず炉壁にも現れ、操業の安
定化が得られなかった。そのため、以降も改善が進み、
近年、開発されている灰溶融炉としては、図8に示すよ
うに、上端に未燃炭素を含む焼却灰3の供給口18を形
成され、下端に溶湯5の排出口19を形成されて、全体
が下方に傾斜する耐火材製の炉本体20と、炉本体20
内部に階段状に配設された複数のセラミックス製の炉床
板21と、各炉床板21内部に設けられた高温電気ヒー
タ22と、燃焼空気23を噴出する空気ノズル24とで
構成されて、供給口18から投入された未燃炭素を含む
焼却灰3を炉床板21内部に設けられた高温電気ヒータ
22で高温加熱すると共に、空気ノズル24から高温の
燃焼空気23を焼却灰3中へ噴出させることにより、焼
却灰3に含まれる未燃炭素を燃焼させ、炉内雰囲気温度
が燃焼を継続できる高温になったら以後は高温電気ヒー
タ22による加熱を停止し、未燃炭素の燃焼熱のみを熱
源として焼却灰3を燃焼させ、燃焼して溶融された溶湯
5を階段状に配設された各火床板21に沿って上方から
下方へ順に流下させると共に、溶湯5の流下に伴って焼
却灰3を下方へ移送させ、最下部の炉床板21から溶湯
5を排出口19へ排出させて、図示しない外部の固化装
置へ供給させるようにしている。更に炉本体20にはプ
ッシャー24’が組み込まれ、炉本体20内部に溶湯5
が付着固化した場合、プッシャー24’を用いて付着物
を剥離して排出させるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
8の灰溶融炉には、以下のような問題があった。
8の灰溶融炉には、以下のような問題があった。
【0010】即ち、炉本体20内部全体に階段状に設け
られた各炉床板21ごとに未燃炭素の燃焼熱を熱源とし
て焼却灰3の溶融を継続的に生じさせ、生じた溶湯5を
階段状の各炉床板21に沿って上方から下方へと順に流
下させるようにするためには、炉本体20内部全体が常
に高温雰囲気となるように保ち、且つ、焼却灰3に均等
に燃焼空気23を供給させることが必要であるが、この
ように炉本体20内部全体を常に高温雰囲気となるよう
に保ち、且つ、焼却灰3に均等に燃焼空気23を供給さ
せることができない場合には燃焼が継続されず、稼働中
に炉本体20内部に部分的な低温部が生じ、これによっ
て一度溶融した溶湯5が凝固して前記プッシャー24’
による強制的な排出作業を行わなければならなくなり、
又、焼却灰3の移送が均等に行われず、炉本体20内部
で焼却灰3の溶融が連続的に持続されなくなるので、灰
溶融炉14の安定操業が困難となっていた。
られた各炉床板21ごとに未燃炭素の燃焼熱を熱源とし
て焼却灰3の溶融を継続的に生じさせ、生じた溶湯5を
階段状の各炉床板21に沿って上方から下方へと順に流
下させるようにするためには、炉本体20内部全体が常
に高温雰囲気となるように保ち、且つ、焼却灰3に均等
に燃焼空気23を供給させることが必要であるが、この
ように炉本体20内部全体を常に高温雰囲気となるよう
に保ち、且つ、焼却灰3に均等に燃焼空気23を供給さ
せることができない場合には燃焼が継続されず、稼働中
に炉本体20内部に部分的な低温部が生じ、これによっ
て一度溶融した溶湯5が凝固して前記プッシャー24’
による強制的な排出作業を行わなければならなくなり、
又、焼却灰3の移送が均等に行われず、炉本体20内部
で焼却灰3の溶融が連続的に持続されなくなるので、灰
溶融炉14の安定操業が困難となっていた。
【0011】本発明は、上述の実情に鑑み、未燃炭素を
含む焼却灰を熱源とすることによって低いランニングコ
ストで、安定操業が可能で低価格な灰溶融炉を提供する
ことを目的とするものである。
含む焼却灰を熱源とすることによって低いランニングコ
ストで、安定操業が可能で低価格な灰溶融炉を提供する
ことを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上端
に未燃炭素を含む焼却灰の供給口を備え下端に焼却灰が
溶融してなる溶湯の排出口を備えて内部が下り勾配とさ
れた中空の溶融炉本体を設け、該溶融炉本体の中間部に
溶融炉本体の通路断面積を調整可能な調整ゲートを設け
て、該調整ゲートの下方に焼却灰の溶融ゾーンを形成し
、該溶融ゾーンへ向けて空気あるいは酸素を噴射する酸
素供給装置を設け、溶融炉本体の排出口下方に発熱装置
を備えて溶湯を貯溜及び均質溶融可能な均質溶融槽を設
けたことを特徴とする灰溶融炉にかかるものである。
に未燃炭素を含む焼却灰の供給口を備え下端に焼却灰が
溶融してなる溶湯の排出口を備えて内部が下り勾配とさ
れた中空の溶融炉本体を設け、該溶融炉本体の中間部に
溶融炉本体の通路断面積を調整可能な調整ゲートを設け
て、該調整ゲートの下方に焼却灰の溶融ゾーンを形成し
、該溶融ゾーンへ向けて空気あるいは酸素を噴射する酸
素供給装置を設け、溶融炉本体の排出口下方に発熱装置
を備えて溶湯を貯溜及び均質溶融可能な均質溶融槽を設
けたことを特徴とする灰溶融炉にかかるものである。
【0013】請求項2の発明は、溶融炉本体を角度調整
可能としている。
可能としている。
【0014】
【作用】請求項1の発明によれば、溶融炉本体の中間部
に設けられた調整ゲートを用いて溶融炉本体の通路断面
積を調整し、溶融炉本体の上端に形成された供給口から
未燃炭素を含む焼却灰を供給することにより、下り勾配
の溶融炉本体内部には所要量の焼却灰が傾斜層となって
堆積され、堆積した焼却灰の溶融に適した層厚で溶融ゾ
ーンが形成される。
に設けられた調整ゲートを用いて溶融炉本体の通路断面
積を調整し、溶融炉本体の上端に形成された供給口から
未燃炭素を含む焼却灰を供給することにより、下り勾配
の溶融炉本体内部には所要量の焼却灰が傾斜層となって
堆積され、堆積した焼却灰の溶融に適した層厚で溶融ゾ
ーンが形成される。
【0015】そして、後述するように、均質溶融槽内部
に貯溜された溶湯からの輻射熱によって溶融炉本体の焼
却灰が加熱されるので、酸素供給装置から焼却灰の溶融
ゾーンへ向けて空気あるいは酸素を噴射することにより
、溶融ゾーンの焼却灰に含まれる未燃炭素が燃焼して焼
却灰が溶融され、又、溶融ゾーンは調整ゲートにより上
流側の焼却炉からの排ガスの流入が遮断されるので、酸
素供給装置から供給される空気あるいは酸素は未燃炭素
と効果的に接触し、燃焼に最適な環境となる。溶融炉本
体で溶融された溶湯は排出口から均質溶融槽へ流れ落ち
る。
に貯溜された溶湯からの輻射熱によって溶融炉本体の焼
却灰が加熱されるので、酸素供給装置から焼却灰の溶融
ゾーンへ向けて空気あるいは酸素を噴射することにより
、溶融ゾーンの焼却灰に含まれる未燃炭素が燃焼して焼
却灰が溶融され、又、溶融ゾーンは調整ゲートにより上
流側の焼却炉からの排ガスの流入が遮断されるので、酸
素供給装置から供給される空気あるいは酸素は未燃炭素
と効果的に接触し、燃焼に最適な環境となる。溶融炉本
体で溶融された溶湯は排出口から均質溶融槽へ流れ落ち
る。
【0016】均質溶融槽では、溶融炉本体で溶融された
溶湯が貯溜されて、発熱装置により溶融状態が完全に均
質化される。同時に、溶湯からの輻射熱によって溶融炉
本体の焼却灰を加熱する。
溶湯が貯溜されて、発熱装置により溶融状態が完全に均
質化される。同時に、溶湯からの輻射熱によって溶融炉
本体の焼却灰を加熱する。
【0017】請求項2の発明によれば、溶融炉本体を角
度調整することにより、調整ゲートと相まって焼却灰の
量と溶融ゾーンの位置との関係が調整できる。
度調整することにより、調整ゲートと相まって焼却灰の
量と溶融ゾーンの位置との関係が調整できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例として発熱装置に通電
用電極を用いた場合を図面を参照しつつ説明する。
用電極を用いた場合を図面を参照しつつ説明する。
【0019】図1〜図3は、本発明の一実施例である。
【0020】図中25は焼却炉、26は焼却炉25で生
成された未燃炭素を含む焼却灰27を投下するシュート
である。
成された未燃炭素を含む焼却灰27を投下するシュート
である。
【0021】シュート26の下端100が挿入されて、
焼却炉25で生成された未燃炭素を含む焼却灰27を供
給可能な供給口29を上端に備え、下端に焼却灰27が
溶融してなる溶湯28の排出口30を備えて、全体が斜
めに傾斜する中空の溶融炉本体31を設ける。
焼却炉25で生成された未燃炭素を含む焼却灰27を供
給可能な供給口29を上端に備え、下端に焼却灰27が
溶融してなる溶湯28の排出口30を備えて、全体が斜
めに傾斜する中空の溶融炉本体31を設ける。
【0022】該溶融炉本体31の下端部は、図2に示す
ように、耐火物52の外周を冷却ジャケット53で覆っ
た構造を備えている。
ように、耐火物52の外周を冷却ジャケット53で覆っ
た構造を備えている。
【0023】前記溶融炉本体31のほぼ中間部に対し、
溶融炉本体31の通路断面積を変更することにより焼却
灰27の溶融位置34を調整自在な調整ゲート33を、
上方から溶融炉本体31内部へ貫通配置し、調整ゲート
33に油圧または空気圧シリンダあるいはネジ機構等の
駆動装置32を接続すると共に、該溶融炉本体31の下
部に対し、焼却灰27の溶融位置34へ向けて上方から
空気あるいはや酸素35等を噴射する酸素供給装置36
,37,38を、溶融炉本体31の長手方向39に沿っ
て複数段、差込み量を調整自在に貫通配置し、各段の酸
素供給装置36,37,38にそれぞれ別個に差込み量
調整用の図示しない調整装置を接続する。
溶融炉本体31の通路断面積を変更することにより焼却
灰27の溶融位置34を調整自在な調整ゲート33を、
上方から溶融炉本体31内部へ貫通配置し、調整ゲート
33に油圧または空気圧シリンダあるいはネジ機構等の
駆動装置32を接続すると共に、該溶融炉本体31の下
部に対し、焼却灰27の溶融位置34へ向けて上方から
空気あるいはや酸素35等を噴射する酸素供給装置36
,37,38を、溶融炉本体31の長手方向39に沿っ
て複数段、差込み量を調整自在に貫通配置し、各段の酸
素供給装置36,37,38にそれぞれ別個に差込み量
調整用の図示しない調整装置を接続する。
【0024】各段の酸素供給装置36,37,38はそ
れぞれ、溶融炉本体31の幅方向(紙面に対して直交す
る方向)へ延びるヘッダ40,41,42と、ヘッダ4
0,41,42に沿って複数個設けられたノズル43,
44,45と、各段の酸素供給装置36,37,38に
おける空気35等の供給量を、前記幅方向に対して調整
するため、各ノズル43,44,45につき幅方向に別
個に設けられた弁46,47,48と、前記各ヘッダ4
0,41,42に接続された酸素供給管49,50,5
1とで構成されている。
れぞれ、溶融炉本体31の幅方向(紙面に対して直交す
る方向)へ延びるヘッダ40,41,42と、ヘッダ4
0,41,42に沿って複数個設けられたノズル43,
44,45と、各段の酸素供給装置36,37,38に
おける空気35等の供給量を、前記幅方向に対して調整
するため、各ノズル43,44,45につき幅方向に別
個に設けられた弁46,47,48と、前記各ヘッダ4
0,41,42に接続された酸素供給管49,50,5
1とで構成されている。
【0025】上部に溶湯28の供給口54を備え、下部
に溶湯28の排出口55を備えて内部に溶湯28を貯溜
可能な耐火物製の密閉容器型をした均質溶融槽56を設
け、均質溶融槽56の供給口54に溶融炉本体31下端
の排出口30を挿入配置すると共に、排出口55に所要
の液面レベル57を超えた溶湯28を図示しない外部の
固化装置へ排出させるための堰板58を備えたオーバー
フロー装置59を接続する。
に溶湯28の排出口55を備えて内部に溶湯28を貯溜
可能な耐火物製の密閉容器型をした均質溶融槽56を設
け、均質溶融槽56の供給口54に溶融炉本体31下端
の排出口30を挿入配置すると共に、排出口55に所要
の液面レベル57を超えた溶湯28を図示しない外部の
固化装置へ排出させるための堰板58を備えたオーバー
フロー装置59を接続する。
【0026】均質溶融槽56からブラケット68を突設
し、該ブラケット68から支持部材69を立設して、該
支持部材69に溶融炉本体31を角度調整可能に枢支し
、前記ブラケット68と溶融炉本体31との間に角度調
整用シリンダ70を介装し、シュート26の下部100
近傍と溶融炉本体31の供給口29との間及び溶融炉本
体31の排出口30と均質溶融槽56の供給口54との
間にセラミック繊維布製のシール67を設ける。
し、該ブラケット68から支持部材69を立設して、該
支持部材69に溶融炉本体31を角度調整可能に枢支し
、前記ブラケット68と溶融炉本体31との間に角度調
整用シリンダ70を介装し、シュート26の下部100
近傍と溶融炉本体31の供給口29との間及び溶融炉本
体31の排出口30と均質溶融槽56の供給口54との
間にセラミック繊維布製のシール67を設ける。
【0027】均質溶融槽56の内部に上方から複数本の
通電用電極60を下端部が前記液面レベル57以下とな
るよう装入配置し、該均質溶融槽56の内部に下方から
前記通電用電極60と対をなす通電用電極61を対向さ
せて装入配置し、通電用電極60,61が互いに異なる
極性となるように図示しない電源に接続して発熱装置6
5を構成する。
通電用電極60を下端部が前記液面レベル57以下とな
るよう装入配置し、該均質溶融槽56の内部に下方から
前記通電用電極60と対をなす通電用電極61を対向さ
せて装入配置し、通電用電極60,61が互いに異なる
極性となるように図示しない電源に接続して発熱装置6
5を構成する。
【0028】又、均質溶融槽56の上部に排気口62を
設け、該排気口62から排出される排ガス63と前記酸
素供給装置36,37,38へ供給される空気35等と
の間で熱交換を行う熱交換器64を設ける。
設け、該排気口62から排出される排ガス63と前記酸
素供給装置36,37,38へ供給される空気35等と
の間で熱交換を行う熱交換器64を設ける。
【0029】73は溶融炉本体31内部における溶融位
置34の近傍に形成される溶融ゾーンである。
置34の近傍に形成される溶融ゾーンである。
【0030】次に、作動について説明する。
【0031】焼却炉25で燃焼度合いを制御しつつ都市
ごみ等の廃棄物を焼却することにより生成された、未燃
炭素が残留する焼却灰27が、焼却炉25からシュート
26へ排出される。
ごみ等の廃棄物を焼却することにより生成された、未燃
炭素が残留する焼却灰27が、焼却炉25からシュート
26へ排出される。
【0032】そして、初期起動として、駆動装置32に
より調整ゲート33をある開度で開き、シュート26内
の未燃炭素を含む焼却灰27を、溶融炉本体31を通過
させて直接均質溶融槽56へ供給する。
より調整ゲート33をある開度で開き、シュート26内
の未燃炭素を含む焼却灰27を、溶融炉本体31を通過
させて直接均質溶融槽56へ供給する。
【0033】均質溶融槽56へ所要量の焼却灰27が供
給されたら、駆動装置32により調整ゲート33の開度
を調整して溶融炉本体31の通路断面積を調整し、均質
溶融槽56には落下しないように焼却灰27を溶融炉本
体31内部に堆積させる。
給されたら、駆動装置32により調整ゲート33の開度
を調整して溶融炉本体31の通路断面積を調整し、均質
溶融槽56には落下しないように焼却灰27を溶融炉本
体31内部に堆積させる。
【0034】尚、初期起動は均質溶融槽56内部へ、シ
ュート26内の未燃炭素を含む焼却灰27を供給する代
わりに、予めコークス等の燃料あるいは導電性金属スク
ラップを供給して行っても、又はこれらの混合物で起動
することも可能である。
ュート26内の未燃炭素を含む焼却灰27を供給する代
わりに、予めコークス等の燃料あるいは導電性金属スク
ラップを供給して行っても、又はこれらの混合物で起動
することも可能である。
【0035】しかる後に、図示しない電源から通電用電
極60,61に通電して、導電性の未燃炭素を含む焼却
灰27に電流を流させることにより、焼却灰27が持つ
電気抵抗によって均質溶融槽56内の焼却灰27を加熱
(電気抵抗加熱)し、加熱された焼却灰27に含まれる
未燃炭素を燃焼させて焼却灰27が溶融されるようにす
る。
極60,61に通電して、導電性の未燃炭素を含む焼却
灰27に電流を流させることにより、焼却灰27が持つ
電気抵抗によって均質溶融槽56内の焼却灰27を加熱
(電気抵抗加熱)し、加熱された焼却灰27に含まれる
未燃炭素を燃焼させて焼却灰27が溶融されるようにす
る。
【0036】未燃炭素の燃焼により発生した燃焼ガスは
、排ガス63として排出口62から排出され、熱交換器
64により燃焼用の空気35との間で熱交換が行われる
。
、排ガス63として排出口62から排出され、熱交換器
64により燃焼用の空気35との間で熱交換が行われる
。
【0037】一旦、均質溶融槽56で未燃炭素の燃焼が
起こったら、通電用電極60,61の通電による焼却灰
27に対する電気抵抗加熱を弱めて、均質溶融槽56内
の焼却灰27が完全に溶融するまで燃焼を維持させ、均
質溶融槽56内の焼却灰27を溶湯28とする。
起こったら、通電用電極60,61の通電による焼却灰
27に対する電気抵抗加熱を弱めて、均質溶融槽56内
の焼却灰27が完全に溶融するまで燃焼を維持させ、均
質溶融槽56内の焼却灰27を溶湯28とする。
【0038】均質溶融槽56内の焼却灰27が均質な溶
湯28となったら、通電用電極60,61への電流値を
調整して溶湯28へ継続して電流を流し溶湯28の持つ
電気抵抗値による電気抵抗加熱で溶湯28を高温に保持
する。
湯28となったら、通電用電極60,61への電流値を
調整して溶湯28へ継続して電流を流し溶湯28の持つ
電気抵抗値による電気抵抗加熱で溶湯28を高温に保持
する。
【0039】尚、焼却灰27の溶湯28のような溶融ス
ラグは導電性が確認されており、既に種々の応用例があ
る。
ラグは導電性が確認されており、既に種々の応用例があ
る。
【0040】均質溶融槽56内に溶湯28ができると、
溶融炉本体31は、均質溶融槽56内の溶湯28からの
輻射熱を受けるので、溶融炉本体31内部の焼却灰27
は加熱され、酸素供給装置49,50,51のうち任意
の、例えば酸素供給装置50から溶融位置34の焼却灰
27へ向けて集中的に燃焼用の空気35等を噴射するこ
とにより、溶融位置34近傍の焼却灰27に含まれる未
燃炭素が燃焼され、未燃炭素の燃焼熱を熱源として焼却
灰27が溶融され溶湯28となる。
溶融炉本体31は、均質溶融槽56内の溶湯28からの
輻射熱を受けるので、溶融炉本体31内部の焼却灰27
は加熱され、酸素供給装置49,50,51のうち任意
の、例えば酸素供給装置50から溶融位置34の焼却灰
27へ向けて集中的に燃焼用の空気35等を噴射するこ
とにより、溶融位置34近傍の焼却灰27に含まれる未
燃炭素が燃焼され、未燃炭素の燃焼熱を熱源として焼却
灰27が溶融され溶湯28となる。
【0041】溶融位置34近傍即ち溶融ゾーン73で生
成された溶湯28は下り勾配の溶融炉本体31に沿って
円滑に流れ、均質溶融槽56へ流下する。又、溶湯28
が排出された溶融炉本体31では順次焼却灰27が移送
供給され、以後、焼却灰27の溶融が継続される。
成された溶湯28は下り勾配の溶融炉本体31に沿って
円滑に流れ、均質溶融槽56へ流下する。又、溶湯28
が排出された溶融炉本体31では順次焼却灰27が移送
供給され、以後、焼却灰27の溶融が継続される。
【0042】この際、調整ゲート33の開度調整や溶融
炉本体31の角度調整により溶融ゾーン73における焼
却灰27の量の制御を行い、併せて、使用する酸素供給
装置49,50,51の組合せの調整及び差込み量の調
整及び酸素流量の調整並びに各ノズル43,44,45
に設けられた弁46,47,48を用いた空気35の溶
融炉本体31幅方向に対する分布の調整等の制御を行う
ことにより、焼却灰27の溶融の効率化を図ることがで
きる。又、未燃炭素の燃焼熱を熱源としたので、低いラ
ンニングコストでの運転が可能となる。
炉本体31の角度調整により溶融ゾーン73における焼
却灰27の量の制御を行い、併せて、使用する酸素供給
装置49,50,51の組合せの調整及び差込み量の調
整及び酸素流量の調整並びに各ノズル43,44,45
に設けられた弁46,47,48を用いた空気35の溶
融炉本体31幅方向に対する分布の調整等の制御を行う
ことにより、焼却灰27の溶融の効率化を図ることがで
きる。又、未燃炭素の燃焼熱を熱源としたので、低いラ
ンニングコストでの運転が可能となる。
【0043】又、溶融ゾーン73は調整ゲート33によ
り上流側の焼却炉25からの排ガスの流入が遮断される
ので、酸素供給装置36,37,38から供給される空
気35等は未燃炭素と効果的に接触し、燃焼に最適な環
境となる。
り上流側の焼却炉25からの排ガスの流入が遮断される
ので、酸素供給装置36,37,38から供給される空
気35等は未燃炭素と効果的に接触し、燃焼に最適な環
境となる。
【0044】溶融炉本体31から均質溶融槽56へ流下
した溶湯28は均質溶融槽56へ貯溜されて行き、溶湯
28に溶融が不完全な部分があった場合でも均質溶融槽
56内で完全に均質に溶融される。
した溶湯28は均質溶融槽56へ貯溜されて行き、溶湯
28に溶融が不完全な部分があった場合でも均質溶融槽
56内で完全に均質に溶融される。
【0045】均質溶融槽56へ液面レベル57以上の溶
湯28が供給されると、以後溶湯28は、液面レベル5
7を超える分が均質溶融槽56の排出口55からオーバ
ーフロー装置59へと流れ、オーバーフロー装置59か
ら外部の図示しない固化装置へ排出される。
湯28が供給されると、以後溶湯28は、液面レベル5
7を超える分が均質溶融槽56の排出口55からオーバ
ーフロー装置59へと流れ、オーバーフロー装置59か
ら外部の図示しない固化装置へ排出される。
【0046】このように、均質溶融槽56を設けて、均
質溶融槽56で溶湯28を所定の時間だけ滞留させるよ
うにしているので、焼却灰27の完全溶融が可能となり
、又、均質溶融槽56の排出口55にオーバーフロー装
置59を設けたので、排出口55からは均質溶融槽56
下部の完全溶融した溶湯28のみがオーバーフロー装置
59を介して連続的に外部へ排出されることとなり、均
質溶融槽56上部の溶融が不完全な溶湯28が排出され
ることが防止される。
質溶融槽56で溶湯28を所定の時間だけ滞留させるよ
うにしているので、焼却灰27の完全溶融が可能となり
、又、均質溶融槽56の排出口55にオーバーフロー装
置59を設けたので、排出口55からは均質溶融槽56
下部の完全溶融した溶湯28のみがオーバーフロー装置
59を介して連続的に外部へ排出されることとなり、均
質溶融槽56上部の溶融が不完全な溶湯28が排出され
ることが防止される。
【0047】図4は溶融炉本体31の下端部の他の例で
あり、耐火物製としたものである。この他にも、溶融炉
本体31は種々の構造とすることが可能である。
あり、耐火物製としたものである。この他にも、溶融炉
本体31は種々の構造とすることが可能である。
【0048】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、発熱装置として電気アークや誘導加
熱や油又はガスバーナ等の設備を使用し得ること、その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
れるものではなく、発熱装置として電気アークや誘導加
熱や油又はガスバーナ等の設備を使用し得ること、その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の灰溶融炉
によれば、溶融炉本体と均質溶融槽を設けたので、未燃
炭素を含む焼却灰を熱源とすることによって低いランニ
ングコストでの運転をし得るようにした場合に、安定操
業を行うことができるという優れた効果を奏し得る。
によれば、溶融炉本体と均質溶融槽を設けたので、未燃
炭素を含む焼却灰を熱源とすることによって低いランニ
ングコストでの運転をし得るようにした場合に、安定操
業を行うことができるという優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明の第一の実施例の全体側方断面図である
。
。
【図2】図1における溶融炉本体の排出口部分の拡大断
面図である。
面図である。
【図3】図1の部分拡大図である。
【図4】図1における溶融炉本体の他の例における排出
口部分の拡大断面図である。
口部分の拡大断面図である。
【図5】アーク及び電気抵抗熱を利用した従来例の概略
側断面図である。
側断面図である。
【図6】バーナを利用した従来例の概略側断面図である
。
。
【図7】未燃炭素を含む焼却灰を利用した従来例の全体
概略側面図である。
概略側面図である。
【図8】未燃炭素を含む焼却灰を利用した他の従来例の
側方断面図である。
側方断面図である。
27 焼却灰
28 溶湯
29 供給口
30 排出口
31 溶融炉本体
33 位置調整ゲート
35 空気あるいは酸素
36,37,38 酸素供給装置56 均
質溶融槽 65 発熱装置 70 溶融炉本体を角度調整する角度調整用シリ
ンダ73 溶融ゾーン
質溶融槽 65 発熱装置 70 溶融炉本体を角度調整する角度調整用シリ
ンダ73 溶融ゾーン
Claims (2)
- 【請求項1】 上端に未燃炭素を含む焼却灰の供給口
を備え下端に焼却灰が溶融してなる溶湯の排出口を備え
て内部が下り勾配とされた中空の溶融炉本体を設け、該
溶融炉本体の中間部に溶融炉本体の通路断面積を調整可
能な調整ゲートを設けて、該調整ゲートの下方に焼却灰
の溶融ゾーンを形成し、該溶融ゾーンへ向けて空気ある
いは酸素を噴射する酸素供給装置を設け、溶融炉本体の
排出口下方に発熱装置を備えて溶湯を貯溜及び均質溶融
可能な均質溶融槽を設けたことを特徴とする灰溶融炉。 - 【請求項2】 溶融炉本体を角度調整可能とした請求
項1記載の灰溶融炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41723690A JPH0639964B2 (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | 灰溶融炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41723690A JPH0639964B2 (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | 灰溶融炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04251107A true JPH04251107A (ja) | 1992-09-07 |
JPH0639964B2 JPH0639964B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=18525361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41723690A Expired - Lifetime JPH0639964B2 (ja) | 1990-12-29 | 1990-12-29 | 灰溶融炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639964B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06101824A (ja) * | 1992-09-17 | 1994-04-12 | Kubota Corp | 廃棄物溶融法 |
-
1990
- 1990-12-29 JP JP41723690A patent/JPH0639964B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06101824A (ja) * | 1992-09-17 | 1994-04-12 | Kubota Corp | 廃棄物溶融法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0639964B2 (ja) | 1994-05-25 |
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