JPH04247255A - 噴水 - Google Patents

噴水

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Publication number
JPH04247255A
JPH04247255A JP3010833A JP1083391A JPH04247255A JP H04247255 A JPH04247255 A JP H04247255A JP 3010833 A JP3010833 A JP 3010833A JP 1083391 A JP1083391 A JP 1083391A JP H04247255 A JPH04247255 A JP H04247255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
sound
fountain
falling
sounds
Prior art date
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Pending
Application number
JP3010833A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Wakasugi
若杉勝廣
Hiroshi Takenaka
宏 竹中
Hiroshi Ota
太田博志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinagawa Refractories Co Ltd
Original Assignee
Shinagawa Refractories Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shinagawa Refractories Co Ltd filed Critical Shinagawa Refractories Co Ltd
Priority to JP3010833A priority Critical patent/JPH04247255A/ja
Publication of JPH04247255A publication Critical patent/JPH04247255A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公園あるいは建造物に
備えられる噴水に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、都市の過密化は著しく、これと並
行して自然環境の破壊が進んでいる。その一つの影響と
して都市での騒音の増加があり、こうした背景から生活
の中に自然を取り入れることが精神衛生の観点からもま
すます重要になってきた。身近に自然を取り入れるため
の手段の一つとして公園や庭園には噴水や人工池が造ら
れるが、従来の噴水は視覚的な要素のみが重視されるた
め、水の噴出の方法は検討されるものの、他の要素につ
いて余り考慮されなかった。池は水の補給が不足すると
汚れて非衛生的になりやすく、一般家庭へ普及はしてい
ない。
【0003】さらに近年の地価高騰により、住宅の敷地
面積は小さくなる傾向が顕著であり、十分な広さの庭が
確保できず、高層住宅が立ち並び人と自然の乖離が進行
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自然界の音としては鳥
や動物の声、風の音、例えば風が樹の小枝や葉を揺する
音、あるいは波の音、水の流れる音などが挙げられる。 こうした自然界の音は聴覚を通じて人の脳に快い刺激と
して働くといわれる。
【0005】これらの自然音の中で水の音は断続して聞
こえても不快を感じないものの一つである。本発明者ら
は自然感を身近に感じることができるようにするという
観点から、噴水の発生する音を聴賞的に利用することを
検討した。
【0006】一方、噴水に使用する水については、一般
的には過剰の水を補給することによって貯溜水を清潔に
保つことが多い。しかし、天然水が豊富に得られない都
市部、特に一般家庭では節水の必要から多量の補給水は
望めない。そこで水のリサイクル率を向上せしめ、都市
部においても噴水の設置を容易ならしめることが必要と
なる。
【0007】本発明はこの点に着目して、噴水の造り出
す音を自然界の音として取り出すことを目的としている
【0008】
【課題を解決するための手段】水の音を利用した物に水
琴窟などが知られているが、これは自然音というより楽
器音に近いと思われる。これに対して、本発明は噴水を
使って川のせせらぎの音を得ることを目的とする。
【0009】噴水を利用するにあたっていくつかの課題
がある。一つは水の音に自然感を持たせることであり、
二つの目は水の補給の問題である。
【0010】前者の音の点については、水滴を落下させ
る方法に工夫を凝らし、水滴の落下する際の水滴の大き
さ、落下高さ等を変えることで複数の音を作り出した。 このために、分岐する樋のある傾斜板、穴の明いた傾斜
板を用意し、水をこの最上部から流し、色々な種類の水
滴を下に設けた貯水部に落下させ、また、音量の確保に
ついては音源にドーム状の集音体を覆せ、水音をとらえ
て増幅できるようにした。
【0011】さらに、補給水の確保のために水槽内に水
の生物化学的な浄化に有効なセラミックスの多孔体から
なる担体を設けて水の浄化を行なわしめ、水のリサイク
ル率を向上し、場合によっては家庭の風呂の残り湯の活
用も可能とした。
【0012】
【作用】本発明は、噴水から落下する水滴の大きさある
いは落下高さ等を変えることによって、複数の音を作り
出し、集音装置によって発生した音を集めて増幅するこ
とができるようにするとともに、水槽内には生物化学的
な水の処理に有効なセラミックスの多孔体からなる担体
を設けるもので、使用する水のリサイクル率を高めるこ
とが可能となる。
【0013】
【実施例】噴水には大気中に水流を吹き上げるタイプ、
瀧あるいは川のごとく水を流すタイプ、それにこの両者
を併用するタイプとがある。本発明の噴水はどのタイプ
でも良いが、積極的に音を発生させるための機構を備え
ていることを特徴とする。水は層流で流れている時は音
が発生せず、遮蔽物などにより乱流ができる時や水が落
下する時に音が発生する。これは水が何らかの形で空気
を振動させることによって音が発生していることを証明
するものであり、本発明においては主に水滴の落下音を
利用した。しかし、水滴の落下音も一種類だけでは雨垂
れの音に代わるものではなく、川のせせらぎ音を創出し
自然感を出すためには少なくとも二種類以上の音の合成
が必要であり、好ましくは5種類以上の音の合成が望ま
しい。しかし、20種類を越えると音の判別ができなく
なり無意味であるし発音機構が大きくなって不便である
【0014】音の種類は水滴の大きさ、落下高さ、落下
の頻度によって異なるので、水の落下する高さ、水の落
下する穴の径が異なる落下部を設け各種の水滴を貯水部
に落下させる。水は落下時に連続していると良い音がせ
ず、球形をなした水滴の方が音の発生効率も高い。
【0015】穴から水滴を落とす際に、水に圧力を与え
ないで大気中で落下させる場合には4mm以下の直径で
は表面張力によって水は落下せず、また10mm以上の
径の場合は膜にならず球状の水滴を形成しない。
【0016】一方、樋から落とす場合は落下開始時点に
おいて連続した水流であっても、貯水部の水面に落ちる
時までに表面張力て水滴になるように流量を調整する必
要がある。
【0017】次に、発生した音を環境条件に応じた適当
な音量にする必要がある。すなわち、噴水の設置場所と
視聴者の居場所の間にガラスなどが介在する場合もあり
、なんらかの方法により音を抽出することが必要なケー
スも多い。そこで、このような場合には集音ドームで落
下部を覆いマイクロホンによって水音を取り出すことに
より雑音を排除し水の音だけを取り出すことが可能とな
る。集音ドームは水滴の落下装置から落下水面までをす
っぽりと覆い側面にマイクロホンを設けたものである。 そして、集音ドームは水の近くの湿度が高い場所で使用
するのでその材質はセラミックス製の多孔体が適当であ
る。集音効果は使用している原料の粒度によって異なり
、周囲の雑音の周波数を考慮して選定する必要があるが
、このようなセラミックスについては特開昭49−10
8808号公報、あるいは特開昭51−121926号
公報に記載されている。また、集音ドームのセラミック
スは他材質との多層によりさらに遮音効果を上げること
もできる。マイクロホンなどの増幅システムは一般に市
販されている物で良いが、マイクロホンは防水あるいは
防湿対策が施されたものを使用することが必要である。
【0018】噴水の水は外界から木の葉、ほこり、動物
の糞など色々な種類の栄養物を受け腐敗するために、リ
サイクル率を高めるには浄化をする必要がある。浄化の
方法には、薬液を注入するなどの方法や水をろ過処理す
る方法など各種の方法があるが、本発明では処理コスト
およびメンテナンスの簡単な微生物の作用による生物化
学的な処理によって行っている。特に本発明では微生物
の担体としては球状、円柱状の多孔質セラミックス担体
を使用し、セラミックス担体を微生物が棲息しやすい条
件にするために、気孔率が30%以上で充填した時の嵩
比重が1g/cm3以下としている。また、強度的には
取扱い時に破壊されず、水中で膨潤したときに水の流れ
で磨耗しないことが条件であるが、目安としては圧縮破
壊強度5kg/cm2以上が好ましい。成分面では珪酸
を主成分としたものがコスト的に最適である。担体の必
要量は容積で一日の通水量通水量の0.5%以上であり
、これより少ないと水の汚濁が早くなる。また10%を
越えると水深が浅くなったり浄化槽が大きくなりすぎた
りして効率が悪い。
【0019】実施例1 本発明の一実施例を示す図1を参照して本発明を更に詳
細に説明すると、噴水の外壁1の内部には、噴水本体2
が設けられており噴水本体の内部にはポンプ3が設けら
れており、噴水本体の下部からポンプによって水滴供給
装置4に送水される。水滴供給装置から落下した水は噴
水本体の上部に設けた貯水部5に落下して各種の音を発
生する。貯水部からあふれ出た水は貯溜部6へ落下する
。また、噴水本体の上部は集音ドーム7によって覆われ
ており、集音ドームにはマイクロホン8が取り付けられ
ている。本体の下部には水の浄化用のセラミックス担体
9が充填されており、ポンプの作動によって槽内の貯溜
部の水は取水口10から吸引されてセラミックス担体と
接触した後に水滴供給装置に供給される。
【0020】また、噴水の水量が不足していれば水滴供
給機構とは別の供給口から水を補給しても良いし、水を
大気中に噴出させても良い。蒸発により水量が減少した
時には適宜水の補給をする。また、セラミックス担体を
用いているので風呂の残り湯など若干汚れている水を使
用することが可能である。
【0021】水滴は貯水部に落ちて音を出すが、貯水部
は10mm以上の深さはでないと高い音しか得られず、
水を受けて容器が共鳴して自然感の乏しい音になりやす
い。水滴が大きく落下高さが高いと低い音になり、水滴
が小さく落下高さが低いと高い音になる。水滴供給装置
の一例を図2で示す。図2(A)は水滴供給装置の平面
図を示し、図2(B)は図2(A)をA−A線で切断し
た断面図を示す。受水部21から供給された水は面積、
高さの異なる吐出孔22から水滴として供給される。ま
た、供給装置の受水部とは反対の側には余剰の水が溢流
する溢流口23が設けられている。また、図3には他の
水滴供給装置を示すが、図3(A)は平面図であり、図
3(B)は図3(A)をA−A線で切断した断面図であ
る。受水部31に供給された水は断面積、吐出位置の異
なる吐出樋32に分配されて各種の水滴となって落下す
る。
【0022】図4は、集音ドームによって水の音を集め
た際の音の発生部位との距離と集音した音の大きさとの
関係を説明する図である。水の流量が200cm3/分
、落下点1箇所であり、落下高さが35cmの場合の音
の大きさを示している。
【0023】音源と騒音計(KANOMAX、MODE
L−4010)との距離を横軸にとり、縦軸には騒音計
の測定値をデシベルで示した。また、集音ドームの内面
に設ける吸音体の組成の一例を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】水槽の水はなるべく節約したいので、水の
中の有機物や一般細菌を生物化学的に処理する微生物が
棲みやすいセラミックス担体を水槽の底に敷き詰めるか
、図1で示したように噴水本体の下部にセラミックス担
体を充填して水を通すと水が腐敗せず、長期間の使用が
可能である。このような目的で使用可能なセラミックス
担体は珪酸を主成分とするものであり、表2に代表的な
成分値を示す。
【0026】
【表2】
【0027】また、表3に担体の使用効果を示す。いず
れの場合も空気の吹き込みを行わず、また通水量は1日
100リットルとし、水温は28℃の条件で行った。3
0日、90日、180日および1年後の臭気を調べると
ともに、一般細菌の個数を計数した。セラミックス担体
は気孔率が35%ないし45%、充填嵩比重0.82k
g/l、空隙率50%ないし60%、気孔径分布8μm
ないし400μmの硅酸質セラミックスの多孔粒状体で
ある。
【0028】担体は直径が3mmの小さなものが最も性
能が良く径が10mmの物は余り良い結果は得られず、
また径が5mmでも使用量が0.5%になると性能が低
下した。
【0029】
【表3】
【0030】
【発明の効果】本発明の噴水は、噴水から落下する水滴
の大きさあるいは落下高さ等を変えることによって多数
の水滴の合成音を発生させて、小川のせせらぎと同質の
自然音を得ることができ、発音部は吸音材質のドームに
よって外界と遮断されているので、集音装置によって発
生した音のみを集めて増幅することにより噴水の位置と
離れた場所においても発生した音を利用することができ
、また水の生物化学的な処理に有効なセラミックスの多
孔体からなる担体を使用したので、使用する水のリサイ
クル率を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の噴水の断面図を示す。
【図2】水滴供給装置の一例を示す。
【図3】水滴供給装置の他の例を示す。
【図4】音量と距離の関係を示す説明図。
【符号の説明】
1…噴水の外壁、2…噴水本体、3…ポンプ、4…水滴
供給装置、5…貯水部、6…貯溜部、7…集音ドーム、
8…マイクロホン、9…セラミックス担体、10…取水
口、21…受水部、22…吐出孔、23…溢流口、31
…受水部、32…吐出樋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受水した水から水滴の大きさ、水滴の落下
    高さが異なる各種の水滴を得ることができる水滴供給装
    置、水滴供給装置から落下した水滴を受けて発音する貯
    水部からなる発音源を有することを特徴とする噴水。
  2. 【請求項2】発音源は吸音性の物質で構成したドームで
    覆われており、該ドームには発生した音を電気信号に変
    換する機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の噴
    水。
  3. 【請求項3】噴水に使用する循環水を生物化学的に処理
    をするセラミックス担体を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の噴水。
JP3010833A 1991-01-31 1991-01-31 噴水 Pending JPH04247255A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3010833A JPH04247255A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 噴水

Applications Claiming Priority (1)

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JP3010833A JPH04247255A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 噴水

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JPH04247255A true JPH04247255A (ja) 1992-09-03

Family

ID=11761361

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JP3010833A Pending JPH04247255A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 噴水

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JP (1) JPH04247255A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100700631B1 (ko) * 2004-09-18 2007-03-28 레인보우스케이프주식회사 펌프 여과장치 및 이를 이용한 분수시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100700631B1 (ko) * 2004-09-18 2007-03-28 레인보우스케이프주식회사 펌프 여과장치 및 이를 이용한 분수시스템

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