JPH04245969A - 幅出し機のオーバフィーディング方法及び装置 - Google Patents
幅出し機のオーバフィーディング方法及び装置Info
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- JPH04245969A JPH04245969A JP3182317A JP18231791A JPH04245969A JP H04245969 A JPH04245969 A JP H04245969A JP 3182317 A JP3182317 A JP 3182317A JP 18231791 A JP18231791 A JP 18231791A JP H04245969 A JPH04245969 A JP H04245969A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06C—FINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
- D06C3/00—Stretching, tentering or spreading textile fabrics; Producing elasticity in textile fabrics
- D06C3/02—Stretching, tentering or spreading textile fabrics; Producing elasticity in textile fabrics by endless chain or like apparatus
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維機械の一種である
幅出し機において反物のヒートセツテイングを行うため
幅出し機の高温チャンバーに反物を給送するオーバフィ
ーディング装置に関し、特に給送される反物の給送量を
容易に設定して設定量通りに正確に動作するようにされ
た幅出し機のオーバフィーディング方法及び装置に関す
る。
幅出し機において反物のヒートセツテイングを行うため
幅出し機の高温チャンバーに反物を給送するオーバフィ
ーディング装置に関し、特に給送される反物の給送量を
容易に設定して設定量通りに正確に動作するようにされ
た幅出し機のオーバフィーディング方法及び装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】通常、機織りされた布巾反物は、染色又
は模様等の印刷前に幅出し機の高温熱風チャンバーに通
されて反物自体の収縮等の処理が行われ、これにより織
り物として仕上がった後に発生するかも知れない収縮現
象等を防止することができるように、前処理されている
。
は模様等の印刷前に幅出し機の高温熱風チャンバーに通
されて反物自体の収縮等の処理が行われ、これにより織
り物として仕上がった後に発生するかも知れない収縮現
象等を防止することができるように、前処理されている
。
【０００３】これに適用される幅出し機においては、反
物の特性に応じて、高温熱風チャンバーに流入せしめら
れる反物の流入量を該チャンバーから排出される反物の
排出量よりも適宜増大せしめることにより、好ましい布
巾反物が得られるので、この排出量対流入量を増大させ
る目的で通常オーバフィーディング装置が用いられる。
物の特性に応じて、高温熱風チャンバーに流入せしめら
れる反物の流入量を該チャンバーから排出される反物の
排出量よりも適宜増大せしめることにより、好ましい布
巾反物が得られるので、この排出量対流入量を増大させ
る目的で通常オーバフィーディング装置が用いられる。
【０００４】上記のようなオーバフィーディング装置を
利用しての反物の前処理は、結果的に織り物の品質に甚
大な影響を及ぼす重要な工程である。
利用しての反物の前処理は、結果的に織り物の品質に甚
大な影響を及ぼす重要な工程である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種従来
のオーバフィーディング装置には、排出口側に設けられ
ている主モータに軸係合された流入口側被動ローラによ
りオーバフィーディングを行わせるようにした形式のも
のがあるが、この形式の場合には幅出し機設備が比較的
大きく流入口側と排出口側とが距離的に可成り離れてい
るため、軸が長くなり、これを回転可能に支持しなけれ
ばならない関係上機械設備が大きくなるという難点があ
り、実際には殆んど用いられていない。
のオーバフィーディング装置には、排出口側に設けられ
ている主モータに軸係合された流入口側被動ローラによ
りオーバフィーディングを行わせるようにした形式のも
のがあるが、この形式の場合には幅出し機設備が比較的
大きく流入口側と排出口側とが距離的に可成り離れてい
るため、軸が長くなり、これを回転可能に支持しなけれ
ばならない関係上機械設備が大きくなるという難点があ
り、実際には殆んど用いられていない。
【０００６】これを改善したオーバフィーディング装置
として、排出口側の主モータを同期電動機として構成し
てこれに同期発電機を連動するように組合わせ、この同
期発電機の出力を流入口側の同期電動機に印加して排出
口側の主モータの回転速度と流入口側の同期電動機の回
転速度を同一に保持するようにしたものがある。この場
合には、上記長軸設置による問題点は解消するが、同期
電動機と同期発電機を駆動要素としているため、設備構
成が複雑になり、設備も漸次膨大化されて、コスト高に
なるという問題点があり、又、上記回転速度は反物に応
じて調整が必要であり、オーバフィーディング値を調整
しなければならないが、これを実現するために流入口側
に無段変速機を設けて流入口側の回転速度を相対的に増
加させるようにしている。無段変速機は、通常、ベルト
とディスクが剛体で形成されており、加工誤差はもとよ
り使用中の磨耗や回転時の遠心力による速度比変化や負
荷の変動による回転比の変化などにより、オーバフィー
ディング値が精密に維持され得ないという問題点が発生
しているのが実情である。
として、排出口側の主モータを同期電動機として構成し
てこれに同期発電機を連動するように組合わせ、この同
期発電機の出力を流入口側の同期電動機に印加して排出
口側の主モータの回転速度と流入口側の同期電動機の回
転速度を同一に保持するようにしたものがある。この場
合には、上記長軸設置による問題点は解消するが、同期
電動機と同期発電機を駆動要素としているため、設備構
成が複雑になり、設備も漸次膨大化されて、コスト高に
なるという問題点があり、又、上記回転速度は反物に応
じて調整が必要であり、オーバフィーディング値を調整
しなければならないが、これを実現するために流入口側
に無段変速機を設けて流入口側の回転速度を相対的に増
加させるようにしている。無段変速機は、通常、ベルト
とディスクが剛体で形成されており、加工誤差はもとよ
り使用中の磨耗や回転時の遠心力による速度比変化や負
荷の変動による回転比の変化などにより、オーバフィー
ディング値が精密に維持され得ないという問題点が発生
しているのが実情である。
【０００７】従って、最初にオーバフィーディング値を
勘案して変速比をセットして置いても回転駆動時には偏
差が生じるという不具合があり、再度回転速度に応ずる
セット値の修正が必要となり、而もこの修正は熟練した
技術者が五感を通じて経験的に行うことになり、その結
果均一な布巾反物が得られないという欠点があった。
勘案して変速比をセットして置いても回転駆動時には偏
差が生じるという不具合があり、再度回転速度に応ずる
セット値の修正が必要となり、而もこの修正は熟練した
技術者が五感を通じて経験的に行うことになり、その結
果均一な布巾反物が得られないという欠点があった。
【０００８】本発明は、上述の如き従来のオーバフィー
ディング装置の有する種々の問題を解消するために案出
されたものであって、次のような目的を有する。
ディング装置の有する種々の問題を解消するために案出
されたものであって、次のような目的を有する。
【０００９】第一に、本発明は、布巾反物の前処理工程
を遂行する幅出し機において流入口側移送量を排出口側
移送量に比べて増加させようとする場合、オーバフィー
ディングの設定が簡便で且つオーバフィーディング値の
設定が精密になされ得る幅出し機のオーバフィーディン
グ方法およびその装置を提供するにある。
を遂行する幅出し機において流入口側移送量を排出口側
移送量に比べて増加させようとする場合、オーバフィー
ディングの設定が簡便で且つオーバフィーディング値の
設定が精密になされ得る幅出し機のオーバフィーディン
グ方法およびその装置を提供するにある。
【００１０】第二に、本発明は、布巾反物にその特性と
機織り状態によってオーバフィーディングおよびピンニ
ングを行なうローラを個別的に制御するようになされた
幅出し機のオーバフィーディング方法及びその装置を提
供するにある。
機織り状態によってオーバフィーディングおよびピンニ
ングを行なうローラを個別的に制御するようになされた
幅出し機のオーバフィーディング方法及びその装置を提
供するにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記第
一の目的は、幅出し機の流入口側への反物のオーバフィ
ーディングを行うに際し、流出口側の主モータの回転を
パルスとして検出し、この検出されたパルスを基準入力
とする制御系の出力パルスを上記検出されたパルスに関
連して増減させ、この増減された上記制御系の出力に応
じて周波数／電圧が変換されるモータ駆動制御系を通し
て永久磁石モータの速度制御を行うようにすることによ
り達成される。
一の目的は、幅出し機の流入口側への反物のオーバフィ
ーディングを行うに際し、流出口側の主モータの回転を
パルスとして検出し、この検出されたパルスを基準入力
とする制御系の出力パルスを上記検出されたパルスに関
連して増減させ、この増減された上記制御系の出力に応
じて周波数／電圧が変換されるモータ駆動制御系を通し
て永久磁石モータの速度制御を行うようにすることによ
り達成される。
【００１２】本発明によれば、上記第二の目的は、処理
されるべき反物により上記モータ駆動制御系を別に構成
して、送り込みローラ，オーバフィードローラ，ピンニ
ングローラを個々に駆動するようにすることにより達成
される。
されるべき反物により上記モータ駆動制御系を別に構成
して、送り込みローラ，オーバフィードローラ，ピンニ
ングローラを個々に駆動するようにすることにより達成
される。
【００１３】本発明によるオーバフィーディング装置は
、幅出し機の排出口側の主モータの回転数をパルスとし
て検出して出力するようにされたロータリエンコーダと
、該ロータリエンコーダのパルス出力を基準入力として
これをアップまたはダウンさせて基準入力に対する増減
を行い且つこの増減された出力をインバータに印加して
永久磁石モータの速度制御を行う制御部と、該制御部か
ら入力されるパルスによって周波数／電圧の変換を行う
インバータと、このインバータからの出力によって駆動
される永久磁石モータとを備えている。
、幅出し機の排出口側の主モータの回転数をパルスとし
て検出して出力するようにされたロータリエンコーダと
、該ロータリエンコーダのパルス出力を基準入力として
これをアップまたはダウンさせて基準入力に対する増減
を行い且つこの増減された出力をインバータに印加して
永久磁石モータの速度制御を行う制御部と、該制御部か
ら入力されるパルスによって周波数／電圧の変換を行う
インバータと、このインバータからの出力によって駆動
される永久磁石モータとを備えている。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき添付図面を参
照しながら詳細に説明する。
照しながら詳細に説明する。
【００１５】図１及び２に示すように、幅出し機１０は
、高温熱風チャンバー２０を中心にしてその一方側には
布巾反物の流入装置ＩＮが、また他方側にはその排出装
置ＯＵＴが設けられている。
、高温熱風チャンバー２０を中心にしてその一方側には
布巾反物の流入装置ＩＮが、また他方側にはその排出装
置ＯＵＴが設けられている。
【００１６】一方、上記チャンバー２０の排出口側に設
けられた主モータＭ・Ｍは布巾反物を挟持移送するチェ
ーンを駆動するように働く。
けられた主モータＭ・Ｍは布巾反物を挟持移送するチェ
ーンを駆動するように働く。
【００１７】ここで、流入装置ＩＮ側のＡ部分を拡大し
て示した図２から明らかなように、流入装置ＩＮには、
下方より上方にかけて送り込みローラｒ１、オーバフィ
ードローラｒ２及びピンニングローラ（Ｐｉｎｎｉｎｇ
ｒｏｌｌｅｒ）ｒ３が夫々配設されている。
て示した図２から明らかなように、流入装置ＩＮには、
下方より上方にかけて送り込みローラｒ１、オーバフィ
ードローラｒ２及びピンニングローラ（Ｐｉｎｎｉｎｇ
ｒｏｌｌｅｒ）ｒ３が夫々配設されている。
【００１８】図３乃至５に示すように、主モータＭ・Ｍ
にはロータリエンコーダｒＥが連結されていて、主モー
タＭ・Ｍの回転をパルスとして検出するようになってい
る。このロータリエンコーダｒＥには、その出力を基準
入力として基準入力パルスに基づいて出力をアップ・ダ
ウンし得る制御部Ｃが接続されている。制御部Ｃの出力
ポートにはモータ駆動制御部ＭＣが接続されており、こ
のモータ駆動制御部ＭＣの各出力端には送り込みローラ
ｒ１，オーバフィードローラｒ２及びピンニングローラ
ｒ３を夫々駆動する永久磁石モータＰＭが夫々接続され
ている。
にはロータリエンコーダｒＥが連結されていて、主モー
タＭ・Ｍの回転をパルスとして検出するようになってい
る。このロータリエンコーダｒＥには、その出力を基準
入力として基準入力パルスに基づいて出力をアップ・ダ
ウンし得る制御部Ｃが接続されている。制御部Ｃの出力
ポートにはモータ駆動制御部ＭＣが接続されており、こ
のモータ駆動制御部ＭＣの各出力端には送り込みローラ
ｒ１，オーバフィードローラｒ２及びピンニングローラ
ｒ３を夫々駆動する永久磁石モータＰＭが夫々接続され
ている。
【００１９】モータ駆動制御部ＭＣは、処理されるべき
反物が化繊の場合には、図３に示される如く、オーバフ
ィードローラｒ２とピンニングローラｒ３とを駆動する
制御系と、送り込みローラｒ１を駆動する制御系が夫々
別々に駆動制御を行い得るように構成され、又、処理さ
れるべき反物が綿織物等の編み物の場合は、図４に示さ
れる如く、送り込みローラｒ１とオーバフィードローラ
ｒ２とピンニングローラｒ３とを夫々別の制御系で駆動
制御し得るように構成されるか、図５に示される如く、
送り込みローラｒ１とオーバフィードローラｒ２と二個
所にあるピンニングローラｒ３を夫々別の制御系で駆動
制御し得るように構成される。
反物が化繊の場合には、図３に示される如く、オーバフ
ィードローラｒ２とピンニングローラｒ３とを駆動する
制御系と、送り込みローラｒ１を駆動する制御系が夫々
別々に駆動制御を行い得るように構成され、又、処理さ
れるべき反物が綿織物等の編み物の場合は、図４に示さ
れる如く、送り込みローラｒ１とオーバフィードローラ
ｒ２とピンニングローラｒ３とを夫々別の制御系で駆動
制御し得るように構成されるか、図５に示される如く、
送り込みローラｒ１とオーバフィードローラｒ２と二個
所にあるピンニングローラｒ３を夫々別の制御系で駆動
制御し得るように構成される。
【００２０】永久磁石モータＰＭの駆動制御は、主モー
タＭ・Ｍの回転数をパルスで検出し、この基準入力に対
する制御部出力を永久磁石モータＰＭに印加する際、周
波数及び電圧を加減することにより、その回転速度をア
ップ又はダウンさせて行われる。従って、正確なオーバ
フィーディング値をセットすることができると共に、制
御部に表示されるディスプレイを通してオーバフィーデ
ィング値を確認することができ、セッティングを簡便に
行うことができる。又、処理されるべき反物によってピ
ンニングローラｒ３を駆動する制御系を別個に作動させ
ることにより、反物密度が不均一の場合のあり得る編物
等を処理する時には織物の経糸と緯糸を調整して反物の
密度の修正と共に、幅出し機を通じての前処理工程を可
能ならしめる。
タＭ・Ｍの回転数をパルスで検出し、この基準入力に対
する制御部出力を永久磁石モータＰＭに印加する際、周
波数及び電圧を加減することにより、その回転速度をア
ップ又はダウンさせて行われる。従って、正確なオーバ
フィーディング値をセットすることができると共に、制
御部に表示されるディスプレイを通してオーバフィーデ
ィング値を確認することができ、セッティングを簡便に
行うことができる。又、処理されるべき反物によってピ
ンニングローラｒ３を駆動する制御系を別個に作動させ
ることにより、反物密度が不均一の場合のあり得る編物
等を処理する時には織物の経糸と緯糸を調整して反物の
密度の修正と共に、幅出し機を通じての前処理工程を可
能ならしめる。
【００２１】図３乃至５に示された如く、上記のモータ
駆動制御部ＭＣは具体的には図７に示すような駆動特性
を有する複数のインバータＩＮＶ１，ＩＮＶ２，ＩＮＶ
３，ＩＮＶ４から成っていて、制御部Ｃからの増減され
た出力を印加されて各モータＰＭの速度制御を実現する
ようになっている。即ち、上記各インバータは制御部Ｃ
より入力されるパルスによって周波数及び電圧が適宜変
換されて永久磁石モータＰＭを駆動させるようになって
いるもので、停止時にはロッキング電流を流して該モー
タをロックするようになっている。制御部Ｃの出力ポー
トには、基本的には、送り込みローラ駆動用インバータ
ＩＮＶ１と複数のピンニングローラ及びオーバフィード
ローラ駆動用インバータＩＮＶ２が接続されているが、
前述の通り処理されるべき反物に応じて送り込みローラ
，オーバフィードローラ及び複数のピンニングローラを
別個に制御するように個別のインバータＩＮＶ１，ＩＮ
Ｖ２，ＩＮＶ３を設けるか、複数のピンニングローラを
更に個別に制御できるように全ローラ駆動用インバータ
ＩＮＶ１，ＩＮＶ２，ＩＮＶ３，ＩＮＶ４を個別に設け
るようにしてもよい。
駆動制御部ＭＣは具体的には図７に示すような駆動特性
を有する複数のインバータＩＮＶ１，ＩＮＶ２，ＩＮＶ
３，ＩＮＶ４から成っていて、制御部Ｃからの増減され
た出力を印加されて各モータＰＭの速度制御を実現する
ようになっている。即ち、上記各インバータは制御部Ｃ
より入力されるパルスによって周波数及び電圧が適宜変
換されて永久磁石モータＰＭを駆動させるようになって
いるもので、停止時にはロッキング電流を流して該モー
タをロックするようになっている。制御部Ｃの出力ポー
トには、基本的には、送り込みローラ駆動用インバータ
ＩＮＶ１と複数のピンニングローラ及びオーバフィード
ローラ駆動用インバータＩＮＶ２が接続されているが、
前述の通り処理されるべき反物に応じて送り込みローラ
，オーバフィードローラ及び複数のピンニングローラを
別個に制御するように個別のインバータＩＮＶ１，ＩＮ
Ｖ２，ＩＮＶ３を設けるか、複数のピンニングローラを
更に個別に制御できるように全ローラ駆動用インバータ
ＩＮＶ１，ＩＮＶ２，ＩＮＶ３，ＩＮＶ４を個別に設け
るようにしてもよい。
【００２２】次に本装置の作用を説明する。図１におい
て、主モータＭ・Ｍを駆動させれば、ピンニング機構を
移送するチェーンが駆動され、ピンニング機構により布
巾反物が挟持されて移動せしめられる。この場合、機織
りされた布巾反物の収縮を実現するためには排出量に比
べて流入量を適宜増大させて供給することが必要であり
、それによってのみ良好な前処理工程の進行が可能とな
り、流入量の増減調節はオーバフィードローラｒ２のオ
ーバフィーディング動作によって可能になる。
て、主モータＭ・Ｍを駆動させれば、ピンニング機構を
移送するチェーンが駆動され、ピンニング機構により布
巾反物が挟持されて移動せしめられる。この場合、機織
りされた布巾反物の収縮を実現するためには排出量に比
べて流入量を適宜増大させて供給することが必要であり
、それによってのみ良好な前処理工程の進行が可能とな
り、流入量の増減調節はオーバフィードローラｒ２のオ
ーバフィーディング動作によって可能になる。
【００２３】主モータＭ・Ｍの回転数はロータリエンコ
ーダｒＥによりパルスとして検出されて、制御部Ｃに入
力される。制御部Ｃは、ロータリエンコーダｒＥの検出
パルスを基準パルスとしてパルス数の増減を実現し、同
時にこれをディスプレイにディジタル表示する。制御部
Ｃからのパルス出力の増減は、各ポート別に異なるよう
に作用させ得る別個のスイッチによって可能であるが、
この出力はモータ駆動制御部ＭＣのインバータＩＮＶ１
〜ＩＮＶ４を通して、増減されたパルスによって周波数
／電圧が変換され、永久磁石モータＰＭに駆動電力を供
給する。停止時には、駆動周波数が“０”になりモータ
ＰＭが空回りしないようにインバータは一定レベルのロ
ッキング電流を永久磁石モータＰＭに印加し、該モータ
をロック状態にする。これはスタート時にも正常トルク
が出力されるようにするので、全速度範囲に亘って精密
な速度制御が可能となる。
ーダｒＥによりパルスとして検出されて、制御部Ｃに入
力される。制御部Ｃは、ロータリエンコーダｒＥの検出
パルスを基準パルスとしてパルス数の増減を実現し、同
時にこれをディスプレイにディジタル表示する。制御部
Ｃからのパルス出力の増減は、各ポート別に異なるよう
に作用させ得る別個のスイッチによって可能であるが、
この出力はモータ駆動制御部ＭＣのインバータＩＮＶ１
〜ＩＮＶ４を通して、増減されたパルスによって周波数
／電圧が変換され、永久磁石モータＰＭに駆動電力を供
給する。停止時には、駆動周波数が“０”になりモータ
ＰＭが空回りしないようにインバータは一定レベルのロ
ッキング電流を永久磁石モータＰＭに印加し、該モータ
をロック状態にする。これはスタート時にも正常トルク
が出力されるようにするので、全速度範囲に亘って精密
な速度制御が可能となる。
【００２４】かくして、オーバフィードローラｒ２を排
出速度に比べて１０％程度オーバフィーディングさせよ
うとする場合、セットが簡便で而もセット値を正確に実
現させることができる。
出速度に比べて１０％程度オーバフィーディングさせよ
うとする場合、セットが簡便で而もセット値を正確に実
現させることができる。
【００２５】更に、本発明によれば、ピンニングローラ
ｒ３を個別的に速度制御できるようにモータ駆動制御部
ＭＣを分離構成したから、編物等の製品を処理する場合
には、機織りされた布巾反物の特性上誘発される経糸や
緯糸の不均一を解消することができ、幅出し機上におい
ても反物の偏差修正が可能となる。
ｒ３を個別的に速度制御できるようにモータ駆動制御部
ＭＣを分離構成したから、編物等の製品を処理する場合
には、機織りされた布巾反物の特性上誘発される経糸や
緯糸の不均一を解消することができ、幅出し機上におい
ても反物の偏差修正が可能となる。
【００２６】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、無段変速機
を用いることなしに安価な永久磁石モータを用いて該モ
ータを速度制御することによりオーバフィーディングを
行わせることができるようにしたから、設備構成が簡単
で而も周辺装置を大幅に縮小することができ経済的であ
ると共に、オーバフィーディング値を確認し自由にセッ
トできるなど、幾多の優れた効果を有する。
を用いることなしに安価な永久磁石モータを用いて該モ
ータを速度制御することによりオーバフィーディングを
行わせることができるようにしたから、設備構成が簡単
で而も周辺装置を大幅に縮小することができ経済的であ
ると共に、オーバフィーディング値を確認し自由にセッ
トできるなど、幾多の優れた効果を有する。
【図１】本発明に係るオーバフィーディング装置を備え
た幅出し機の概略図である。
た幅出し機の概略図である。
【図２】図１のＡ部の拡大図である。
【図３】本発明の基本的実施例を示すモータ駆動制御系
のブロック図である。
のブロック図である。
【図４】本発明の他の実施例を示すモータ駆動制御系の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図５】本発明の更に他の実施例を示すモータ駆動制御
系のブロック図である。
系のブロック図である。
【図６】従来のインバータの駆動特性図である。
【図７】本発明におけるインバータの駆動特性図である
。
。
１０ 幅出し機
２０ 高温熱風チャンバー
ＩＮ 反物の流入装置
ＯＵＴ 反物の流出装置
Ｍ・Ｍ 主モータ
ｒ１ 送り込みローラ
ｒ２ オーバフィードローラｒ３
ピンニングローラ ｒＥ ロータリエンコーダ Ｃ 制御部 ＭＣ モータ駆動制御部 ＰＭ 永久磁石モータ ＩＮＶ１，ＩＮＶ２，ＩＮＶ３，ＩＮＶ４ イン
バータ
ピンニングローラ ｒＥ ロータリエンコーダ Ｃ 制御部 ＭＣ モータ駆動制御部 ＰＭ 永久磁石モータ ＩＮＶ１，ＩＮＶ２，ＩＮＶ３，ＩＮＶ４ イン
バータ
Claims (3)
- 【請求項１】 流入口側への反物のオーバフィーディ
ングを行うに際し、流出口側の主モータの回転をパルス
として検出し、この検出されたパルスを基準入力とする
制御系の出力パルスを上記検出されたパルスに関連して
増減させ、この増減された上記制御系の出力に応じて周
波数／電圧が変換されるモータ駆動制御系を通して永久
磁石モータの速度制御を行うようにした、幅出し機のオ
ーバフィーディング方法。 - 【請求項２】 処理されるべき反物により上記モータ
駆動制御系を別に構成して、送り込みローラ，オーバフ
ィードローラ，ピンニングローラを個々に駆動するよう
にした、請求項１に記載の方法。 - 【請求項３】 流出口側の主モータの回転数をパルス
として検出して出力するようにされたロータリエンコー
ダと、該ロータリエンコーダのパルス出力を基準入力と
してこれをアップ又はダウンさせて基準入力に対する増
減を行い且つこの増減された出力をインバータに印加し
て永久磁石モータの速度制御を行う制御部と、該制御部
から入力されるパルスによって周波数／電圧の変換を行
うインバータと、該インバータからの出力によって駆動
される永久磁石モータとを備えた、幅出し機のオーバフ
ィーディング装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019900011271A KR920008580B1 (ko) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | 텐터기의 오버휘딩 방법 및 그 장치 |
| KR199011271 | 1990-07-24 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04245969A true JPH04245969A (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=19301629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3182317A Pending JPH04245969A (ja) | 1990-07-24 | 1991-07-23 | 幅出し機のオーバフィーディング方法及び装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04245969A (ja) |
| KR (1) | KR920008580B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103132270A (zh) * | 2013-03-12 | 2013-06-05 | 江苏金辰针纺织有限公司 | 一种含氨纶面料的预定型法 |
| CN109137346A (zh) * | 2018-08-02 | 2019-01-04 | 广东溢达纺织有限公司 | 定型机前超喂自动控制方法、系统及装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102047119B1 (ko) * | 2018-06-28 | 2019-11-20 | 다이텍연구원 | 텐터 가공 제어 시스템 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4954682A (ja) * | 1972-04-27 | 1974-05-28 | ||
| JPS5042186A (ja) * | 1973-08-21 | 1975-04-17 | ||
| JPS51123387A (en) * | 1975-04-11 | 1976-10-28 | Measurex Corp | Method and apparatus for control of web tentering machine |
| JPS5230633A (en) * | 1975-08-29 | 1977-03-08 | Kubota Ltd | Combine |
| JPS63315663A (ja) * | 1987-06-18 | 1988-12-23 | 山東エンジニアリング株式会社 | 布帛の自動送り込み装置 |
-
1990
- 1990-07-24 KR KR1019900011271A patent/KR920008580B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1991
- 1991-07-23 JP JP3182317A patent/JPH04245969A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4954682A (ja) * | 1972-04-27 | 1974-05-28 | ||
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| CN103132270A (zh) * | 2013-03-12 | 2013-06-05 | 江苏金辰针纺织有限公司 | 一种含氨纶面料的预定型法 |
| CN109137346A (zh) * | 2018-08-02 | 2019-01-04 | 广东溢达纺织有限公司 | 定型机前超喂自动控制方法、系统及装置 |
| CN109137346B (zh) * | 2018-08-02 | 2021-10-01 | 广东溢达纺织有限公司 | 定型机前超喂自动控制方法、系统及装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR920002863A (ko) | 1992-02-28 |
| KR920008580B1 (ko) | 1992-10-01 |
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