JPH04245510A - 高温水素炉 - Google Patents

高温水素炉

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Publication number
JPH04245510A
JPH04245510A JP3212591A JP3212591A JPH04245510A JP H04245510 A JPH04245510 A JP H04245510A JP 3212591 A JP3212591 A JP 3212591A JP 3212591 A JP3212591 A JP 3212591A JP H04245510 A JPH04245510 A JP H04245510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heater
furnace
gas
core tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP3212591A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Fukui
福井 吉明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3212591A priority Critical patent/JPH04245510A/ja
Publication of JPH04245510A publication Critical patent/JPH04245510A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高温水素炉に関し、特に
炉芯管型高温水素炉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高温水素炉は図3に示すように、
アルミナ製炉芯管1と、炉芯管1の外周に巻かれたMo
又はWヒータ2と、炉芯管1とヒータ2を包むように構
成され、かつガス導入口9と、ガス排出口10をもつ金
属性筐体3と、炉芯管1と筐体3間に充填された耐酸化
性粒状断熱材4とを有している。
【0003】さらに、炉芯管1の開口部と反対の側面に
、ガス導入用フランジ8が設置されている。また、ヒー
タ2は、オートトランス12を介して交流電源11に接
続されている。
【0004】まず、ガス導入用フランジ8及びガス導入
口9からN2ガス等の不活性ガスを導入し、数分後、H
2ガスを導入し、N2ガス等の不活性ガスを停止する。
【0005】次に、交流電源11のスイッチを入れ、オ
ートトランス12のタップを切り換え、ヒータ2の印加
電圧を徐々に上げていく。この操作は、内部温度をパイ
ロメータで確認しながら、所定の温度(MAX1700
℃)になるまで続ける。そして所定の温度に達した時点
で炉芯管1内で処理を行う。
【0006】稼働の停止は、以下のようである。まず、
交流電源11を切る。次に、オートトランス12のタッ
プ位置を0Vに戻す。そして、数時間待ち、N2ガス等
の不活性ガスをガス導入用フランジ8及びガス導入口9
から筐体3,炉芯管1内に導入する。そして、N2ガス
等の不活性ガス導入後、H2ガスを停止する。
【0007】さらに、数分後、N2ガス等の不活性ガス
導入を停止し、稼働終了となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この従来の高温水素炉
では、オートトランスを使用しているため、昇温時、ほ
とんど常にタップ操作をしなければならないという問題
点があった。
【0009】また、炉内温度の確認は目視で行わねばな
らず、不安定で、不確実なものであった。
【0010】さらに、オートトランスのタップ位置の間
隔が広く設定されてあるため、炉体の昇温限界を超えて
、ヒータ電圧を加えてしまう場合があった。稼動停止時
も、炉内温度が不明確であるため、ヒータを高温状態で
酸化させることが多かった。
【0011】本発明の目的は、前記課題を解決した高温
水素炉を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
、本発明に係る高温水素炉においては、ヒータと、温度
センサと、電源と、SCRユニットと、プログラムコン
トローラとを有する高温水素炉であって、ヒータは、炉
芯管を加熱するものであり、温度センサは、感熱部が炉
芯管内に設置され、管内温度を計測するものであり、電
源は、ヒータに電力供給するものであり、SCRユニッ
トは、電源による電力供給を制御するものであり、プロ
グラムコントローラは、温度センサからの信号に基づい
てSCRユニットを駆動制御するものである。
【0013】
【作用】炉芯管1内の温度を熱電対5により計測し、そ
の計測信号に基づいてプログラムコントローラ7により
SCRユニット6を、駆動制御し、電源11によるヒー
タ2への電力制御を行うものである。
【0014】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0015】(実施例1)図1(a)は、本発明の実施
例1を示す断面図、図1(b)は同側面図である。図に
おいて、本実施例は、アルミナ製炉芯管1と、炉芯管1
の外周に巻かれたMo又はWヒータ2と、炉芯管1とヒ
ータ2を包むように構成され、かつガス導入口9及びガ
ス排出口10をもつ金属性筐体3と、炉芯管1と筐体3
間に充填された耐酸化性粒状断熱材4と、筐体3を貫通
し、感熱部5aが炉芯管1内に設置され非還元性材料で
構成された温度センサとしての熱電対5とを備えている
【0016】さらに、炉芯管1の開口部と反対側面にガ
ス導入用フランジ8が取付けられている。また、ヒータ
2がSCRユニット6と直列に交流電源11に電気的に
接続されている。そして、熱電対5の出力側がプログラ
ムコントローラ7に電気的に接続され、コントローラ7
の出力側がSCRユニット6に電気的に接続されている
。ここで、熱電対5は、W/WRe5−26を素線とし
、先端に穴をあけたアルミナ製保護管にH2ガス導入可
能な端子を有している。
【0017】プログラムコントローラ7は、熱電対5の
起電力を受け、プログラムされた温調信号をSCRユニ
ット6に与える。SCRユニット6は、プログラムコン
トローラ7の信号を受け、コータ2にかかる電圧を制御
する。なお、W又はMoのヒータのため、高温時の電気
抵抗が大きくなるので、SCRユニット6は定電流用を
使用している。
【0018】この実施例1の動作は以下の通りである。 まず、ガス導入口9及びガス導入用フランジ8,熱電対
5の端子にそれぞれN2ガス等の不活性ガスを導入する
。数分後、同じ箇所にH2ガスを導入し、N2ガス等の
不活性ガスを停止する。
【0019】次に、交流電源11のスイッチを入れ、プ
ログラムコントローラ7のプログラムをスタートさせる
。そして、昇温が完了したところで、処理を行う。
【0020】稼働の停止は、以下のように行う。まず、
前記交流電源11のスイッチを切る。次に、プログラム
コントローラ7をリセットする。そして、プログラムコ
ントローラ7の温度指示値が400℃以下になったら、
ガス導入口9,ガス導入用フランジ8,熱電対5の端子
にN2ガス等の不活性ガスを導入し、H2ガスを停止す
る。
【0021】さらに数分後、N2ガス等の不活性ガスを
停止する。実施例1の場合、1680℃±20℃までの
昇温が自動で3H,400℃までの降温が2H以内で可
能である。
【0022】(実施例2)図2(a)は、本発明の実施
例2を示す断面図、図2(b)は、同側面図である。本
実施例は、温度センサとしてシース熱電対5を用いたも
のである。本実施例によれば、熱電対内へのN2ガス等
の不活性ガスの導入のそれぞれの操作が不用となる。ま
た、熱電対内へ導入するガスの流量変化による熱起電力
の変動がなくなり安定した温度指示が得られる。さらに
は、高温状態で熱電対へガスを導入しなくてもよいため
、断線の危険性がなくなる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、炉芯管内
の温度を温度センサで計測し、その計測信号に基づいて
ヒータ制御を定電流SCRユニット及びプログラムコン
トローラで行うことにより、昇温を自動化し、また炉内
温度がプログラムコントローラにより指示され、ヒータ
電圧が昇温限界を超えることもなくなり、停止時にヒー
タを酸化させることもなくなるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す図であり、(a)は断
面図、(b)は側面図である。
【図2】本発明の実施例2を示す図であり、(a)は断
面図、(b)は側面図である。
【図3】従来例を示す図であり、(a)は断面図、(b
)は側面図である。
【符号の説明】
1  アルミナ製炉芯管 2  Mo又はWヒータ 3  金属性筐体 4  耐酸化性粒状断熱材 5  非還元性材料の熱電対 6  定電流SCRユニット 7  プログラムコントローラ 8  ガス導入用フランジ 9  ガス導入口 10  ガス排出口 11  交流電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ヒータと、温度センサと、電源と、S
    CRユニットと、プログラムコントローラとを有する高
    温水素炉であって、ヒータは、炉芯管を加熱するもので
    あり、温度センサは、感熱部が炉芯管内に設置され、管
    内温度を計測するものであり、電源は、ヒータに電力供
    給するものであり、SCRユニットは、電源による電力
    供給を制御するものであり、プログラムコントローラは
    、温度センサからの信号に基づいてSCRユニットを駆
    動制御するものであることを特徴とする高温水素炉。
JP3212591A 1991-01-31 1991-01-31 高温水素炉 Pending JPH04245510A (ja)

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JP3212591A JPH04245510A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 高温水素炉

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009146346A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Yamatake Corp 状態監視装置
WO2013021454A1 (ja) * 2011-08-09 2013-02-14 東横化学株式会社 熱処理装置
CN108526462A (zh) * 2018-03-02 2018-09-14 浙江新光阳照明股份有限公司 一种高温烧氢炉的烧结工艺

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