JPH0424487A - 熱処置装置 - Google Patents

熱処置装置

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JPH0424487A
JPH0424487A JP13086990A JP13086990A JPH0424487A JP H0424487 A JPH0424487 A JP H0424487A JP 13086990 A JP13086990 A JP 13086990A JP 13086990 A JP13086990 A JP 13086990A JP H0424487 A JPH0424487 A JP H0424487A
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JP
Japan
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heat
cover
cooling
insulating member
heat insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP13086990A
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English (en)
Inventor
Susumu Tanaka
進 田中
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Tokyo Electron Sagami Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Sagami Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electron Sagami Ltd filed Critical Tokyo Electron Sagami Ltd
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Priority to US07/693,728 priority patent/US5128515A/en
Priority to KR1019910007381A priority patent/KR0147046B1/ko
Publication of JPH0424487A publication Critical patent/JPH0424487A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は熱処理装置に関する。
(従来の技術) コイル状に形成したヒータの周囲を断熱材で被い、この
ヒータの内部には被処理物を内装可能な石英管を挿入し
てなる電気炉において、上記ヒータ開口部と上記石英管
の間に放熱防止ブロックを配設し、上記ヒータの放熱を
防止するものとして特開昭58−31282号公報があ
る。
また発熱体を内装する中間筐体と、この中間筐体の外側
に外部筐体を設け、上記中間・外部筐体間に冷却用空気
を流通させるものとして実公昭5348589号公報が
ある。
またカートリッジヒータとこのヒータが設置される架台
間に電気的絶縁ブッシングを設けて、電力供給源から漏
洩電流がヒータケースを通ってアースに流れることを防
止するものとして実公昭60−31259号公報がある
(発明が解決しようとする課題) 前記文献の技術は、ヒータ開口部からの放熱防止を行う
ため上記ヒータ開口部と石英管の間に放熱防止ブロック
を設けて熱処理装置内の均熱シークを長く取っている。
しかしヒータ開口部は加熱された石英管からの輻射熱お
よび上記放熱防止ブロックからの伝導熱により加熱され
る0例えばヒータ内を1000℃前後に加熱した場合、
上記ヒー夕外壁や、開口部は300℃以上となり、ヒー
タを収容した熱処理装置全体が高い温度になるため、こ
れらの熱を排出するため一般に冷却ファンやり交換器を
設けなければならず装置全体が大型化するという改善点
を有する。
次の文献の技術は、ヒータ部分に特別の冷却1段を持た
ないため、例えばヒータ内をI 000℃前省に加熱し
た場合ヒータベースや横型管状ヒータタ壁は300℃前
後の高い温度になるので、 これらσ熱を冷却するため
3本の横型管状ヒータを内側容体で囲繞し、この外側に
ファンで冷却用空気をd通させているため熱処理装置が
複雑な構成で大片化するという改善点を有する。
後者文献の技術ではカートリッジヒータと架台の間を絶
縁するため多くの部分に絶縁板や絶縁フッシング等の絶
縁部材を用いなければならず、カートリッジヒータの取
付けが複雑であり、またヒータを小型化しようとすると
上記絶縁部材の取ゼけをヒータケースの高温部分に設け
なければな←なくなり、このため所望の絶縁抵抗が得ら
れず^洩電流を抑制することができない場合があるとい
う改善点を有する。
この発明は上記点に鑑みなされたもので、加熱部外壁お
よび開口端の熱を小型で簡単な構成で冷却することがで
き、上記の如き漏洩電流を効果的に抑制できる熱処理装
置を提供するものである。
〔発明の構成〕
(il1題を解決するための手段) この発明は耐熱断熱部材に沿って発熱部が設けられた発
熱部と、この発熱部の外側しこ設けられた良熱伝導部材
からなる内側カバーと、この内側カバーの外側に設けら
れた冷却手段と、この冷却手段の外側に設けられた良熱
伝導部材からなる外側カバーと、上記内側カバーと外側
カバーを開口部で熱接合する金属性面板とから構成した
ものである。
(作用) この発明は内側カバーと外側カバーの間に冷却手段を設
けているため加熱部外壁の温度を十分低くすることがで
きる。また開口端の面板には、上記冷却手段と接触する
良熱伝導部材からなる内側カバーと外側カバーが熱接続
されているため上記面板の温度を低くすることができる
。また上記冷却手段により耐熱断熱部材の温度を下げる
ことができので上記の絶縁抵抗を高く保ち漏洩tli流
を抑制することができる。
(実施例) 以下本発明に係る熱処理装置の一実施例について図面を
参照して具体的に説明する。
第2図においてコイル状の抵抗発熱線1は例えばFe−
CQ−AQの合金からなり、練直径A=2mm、コイル
直径B:1211111、コイル間隔C= 10mmに
構成している。
第1図において上記コイル状の発熱線1を内壁面に設け
られた溝部2に嵌合又は埋込み保持する例えば円筒状で
高さ1000 mの耐熱断熱部材3の例えばセラミック
ファイバーとアルミナセメントを混合し熱処理を施こし
たものからなり、発熱線1が通電され発熱膨張しても、
上記コイル状発熱線1と上記耐熱断熱部材3の間に所定
の間隔が残されるような第3図に示す如く空隙部4が全
溝部2の上部に設けられており、以上の如く発熱部が構
成されている。
上記耐熱断熱部材3は、断熱材5例えばアルミナブラン
ケットを介して、良熱伝導部材例えばアルミニウムから
なる内側カバー6によって囲繞されるように構成されて
いる。
上記内側カバー6の外周には冷却部7が設けられ、この
冷却部7は第4図に示す如く例えば冷却水の流通する銅
パイプからなる冷却パイプ8が上記内側カバー6の外壁
面上蛇行状に配設されている。
上記冷却部7を囲繞する如く良熱伝導部材例えばアルミ
ニウムからなる円筒状外側カバー9が設けられている。
上記発熱線1は給電端子部1oの端子ネジ11と溶着さ
れており、この端子ネジ11は第5図の如く例えばセラ
ミックスがらなり耐熱性と絶縁性を有し同軸で互いに嵌
合可能な構造の碍子12.13を2つのナツト14によ
り補助板15に挟持固定するようにされている。
この補助板15は4本のネジ16によって外側力A−9
に取り付けられている。
上記耐熱断熱部材3の下部開口端には、この耐熱断熱部
材3と時間−の穴部が設けられ例えばステンレススチー
ルからなる面板17が設けられており、この面板17と
内側カバー6と外側カッ<−9を上記面板17の穴部と
同軸に設けられた環状部材18゜19に複数ケ所ネジ2
0.21で取り付けている。
上記耐熱断熱部材3の上部開口端部には、耐熱断熱性を
有する断熱蓋体22が設けられ、この断熱蓋体22を被
って例えばステンレススチールの蓋23が5例えばステ
ンレススチールの上部リンク24に取り付けられ、この
上部リング24には上記外(fullカバー9の上端部
が取り付けられている。
上記内側カバー6と上記上部リング24の間しこ【ま、
熱膨張により上記内側カバー6が伸張しても、所定の間
隙が残されるような間隙25が設けられてり)る。
上記発熱線1は少なくとも3つのゾーンで構成されてお
り、第4図に示す端子部10Aと108間で第1ゾーン
、端部10cとIOD間で第2ゾーン、端子部10Eと
IOF間で第3ゾーンとしてあり、 図示しない電力供
給源と制御部により上記各ゾーンに印加する電力を適宜
制御し熱処理装置内の均熱範囲が広く取れるような構成
としている。そして第6図に示す如く基台30の上に上
記面板17を所定の間隔を設は載置して加熱部26が配
置され、この加熱部26には耐熱性材料例えば石英から
なるプロセスチューブ27が挿入配置され、このプロセ
スチューブ27に被処理体例えばシリコンウェハ28が
配置され、このウェハは昇降機構29で上記プロセスチ
ューブ27の所定の均熱領域に搬入搬出可能の如く構成
されている。
次に上記実施例の熱処理装置を冷却バイブ8に20℃の
冷却水を流しながら900℃に加熱した場合について説
明する。
上!83ゾーン構成の発熱tIiA1が通電されると、
印加される電力は図示しない制御装置で適宜制御され、
熱処理装置内の所望均熱範囲が900℃±1°Cとされ
る。
この時熱処理装置の各部の温度は、耐熱断熱部材20が
約900℃、内側カバー6が約225℃、外側カバー9
が約75℃、面板17が約150℃であった。
加熱部26の上部に位置する蓋23の温度は約100℃
である。上記蓋23と比へ面板17の温度が高い理由は
、上記プロセスチューブ27が高湿に加熱され、このプ
ロセスチューブ27からの熱輻射により面板17が加熱
されるためである。この面板17は上記基台30に取り
付けるため200℃以下の温度に保ち、上記基台30を
介して熱伝導され熱処理装置内の耐熱性の低い部分が不
用に加熱されないようにする必要がある。
上記内側カバー6と外側カバー9の材質をステンレスス
チールに替え、上記と同様の条件で各部の温度は、耐熱
断熱部材3が約900℃、内側カバー6が約200℃、
外側カバー9が約50℃と前者と比較して若干低い温度
になったが面板17の温度は約200℃と約50℃高く
なった。
上記各部の実81す温度を、熱解析プログラムに入力し
温度分布の計算した結果を第7図(内側カバー6、外側
カバー9の材質をアルミニウムとした場合)、第7図(
内側カバー6、外側カバー9の材質をステンレススチー
ルとした場合)に示す。
第7図と第8図のちがいは熱伝導率がステンレススチー
ルの場合16W/mKに対してアルミニウムの場合では
200W/mKと太きいため上記面板17の熱が内側カ
バー6と外側カバー9に伝達されて冷却されるためカバ
ーの材質がアルミニウムの場合上記面板17の温度が約
50℃低くなったものである。また上記面板17をさら
に冷却するために第9図に示す如く面板17に冷却媒体
例えば冷却水を流通させる冷却部31を設けるようにし
てもよい。
以上のように外側カバー91面板17が冷却されるので
熱処理装置が収容される例えばCVD装置においては、
熱処理装置の加熱部26を空冷する必要がなく装置を小
型で簡単に構成することができる。
また上記冷却により、発熱線上と外側カバー9または面
板17間の絶縁抵抗を高くすることができることについ
て以下説明をする。
上記絶縁抵抗は耐熱断熱部材3の温度によって大きく変
わり、 常温においては数100メガオームと高い絶縁
抵抗であるが、耐熱断熱部材3が800〜900℃の温
度になると数100キロオームと低い絶縁抵抗になって
しまう。
上記実施例において耐熱断熱部材3の最外周で内側カバ
ー6と接触する部分の温度は約200℃である。
また耐熱断熱部材3の下端部で面板17と接触する開口
部32の温度は約400℃である。 この時の絶縁抵抗
は2メガオ一ム以上ある。冷却部7の水冷を停止すると
耐熱断熱部材3の温度が上昇し、絶縁抵抗は数100キ
ロオームと低くなってしまう。
上記絶縁抵抗をさらに高くするためには、上記開口部3
2の温度を下げる必要があり、第9図の如く面板17に
設けられた冷却部31に冷却水を流通させてもよい。ま
たは、上記開口部32に発熱線1の熱輻射が減衰する如
く、耐熱性、遮光性を有する例えばSiC,1,03等
からなる環状部材33を設けてもよい。
以上のようにすることにより、上記開口部32の温度を
200℃前後にすることができ、 その結果絶縁抵抗を
10メガオーム以上にすることができる。
従って上記漏洩電流を効果的に抑制することができる。
また上記実施例に用いた耐熱断熱部材3と発熱線1から
なる発熱部は円筒で一体のものに限らず第10図の如き
円筒状の発熱部を同軸に接続して用いてもよい。
また第11図の如く半円筒状の発熱部を円筒状に接続し
て用いてもよい。
また発熱線1は円形のコイル状に限らず楕円形等環状で
あればどの様な形状でもよい。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく1本
発明の要旨の範囲内で種々変形実施が可能である。上記
実施例では熱処理装置の下端側が開放された縦型熱処理
装置に本発明を利用したが、熱処理装置の両側が開放さ
れた横型熱処理装置に本発明を利用してもよい。
本発明の熱処理装置は半導体製造装置、液晶製造装置等
に用いられる、CVD装置や酸化拡酸装置等装置やプラ
ズマ装置に利用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、熱処理装置内を高
い温度に設定しても、加熱部の外壁と炉口部に設けられ
た面板を低い温度に保つことができ、熱処理装置が収容
される装置を小型で簡単に構成することができる。
また上記漏洩電流を抑制することができ、アース雑音電
流による他の機器や測定器に対する悪影響を防止できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る熱処理装置の一実施例説明図、第
2図第3図は第1図の部分説明図、第4図は第1図の外
観図、第5図は第1図の給電端子部説明図、第6図は第
1図の設置説明図、第7図、第8図は第1図の熱処理装
置の熱計算結果、第9図は第1図の他の実施例、第10
、第11図は第1図の発熱部の他の実施例説明図である
。 1・・・発熱線 6・・・内側カバー 9・・・外側カバー 17  面板 3・・・耐熱断熱部材 7・・・冷却部 10・・・給電端子部 24・・上部リング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円筒状の耐熱断熱部材に沿って発熱線が設けられた発熱
    部と、この発熱部の外側に設けられた良熱伝導部材から
    なる内側カバーと、この内側カバーの外側に設けられた
    冷却手段と、この冷却手段の外側に設けられた良熱伝導
    部材からなる外側カバーと、上記内側カバーと外側カバ
    ーを開口端で熱接合する金属性面板とから構成されたこ
    とを特徴とする熱処理装置。
JP13086990A 1990-05-21 1990-05-21 熱処置装置 Pending JPH0424487A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13086990A JPH0424487A (ja) 1990-05-21 1990-05-21 熱処置装置
US07/693,728 US5128515A (en) 1990-05-21 1991-04-30 Heating apparatus
KR1019910007381A KR0147046B1 (ko) 1990-05-21 1991-05-07 열처리 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13086990A JPH0424487A (ja) 1990-05-21 1990-05-21 熱処置装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0424487A true JPH0424487A (ja) 1992-01-28

Family

ID=15044603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13086990A Pending JPH0424487A (ja) 1990-05-21 1990-05-21 熱処置装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0424487A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6637807B2 (en) * 2001-09-18 2003-10-28 Linde Aktiengesellschaft Frame for a battery-operated industrial truck

Cited By (1)

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