JPH04244513A - 燃料噴射ノズル支持体 - Google Patents
燃料噴射ノズル支持体Info
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- JPH04244513A JPH04244513A JP3246434A JP24643491A JPH04244513A JP H04244513 A JPH04244513 A JP H04244513A JP 3246434 A JP3246434 A JP 3246434A JP 24643491 A JP24643491 A JP 24643491A JP H04244513 A JPH04244513 A JP H04244513A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23R—GENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
- F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
- F23R3/28—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the fuel supply
- F23R3/283—Attaching or cooling of fuel injecting means including supports for fuel injectors, stems, or lances
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Spray-Type Burners (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Gas Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスタービンエンジン燃
焼器に関し、特に、燃料噴射ノズルを燃焼器のドームに
装着するための支持体に関する。
焼器に関し、特に、燃料噴射ノズルを燃焼器のドームに
装着するための支持体に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンエンジン燃焼器、例えば、
航空機を駆動するエンジン用の燃焼器には、通例、同軸
環状の外側および内側燃焼器ライナが含まれ、それらの
上流端は環状ドームにより連結されて内部に環状燃焼ド
ームを画成する。ドームに設けた複数の周方向に相隔た
る気化器により空燃混合気が燃焼器内に送り込まれ従来
の方式で点火されて燃焼ガスを発生する。
航空機を駆動するエンジン用の燃焼器には、通例、同軸
環状の外側および内側燃焼器ライナが含まれ、それらの
上流端は環状ドームにより連結されて内部に環状燃焼ド
ームを画成する。ドームに設けた複数の周方向に相隔た
る気化器により空燃混合気が燃焼器内に送り込まれ従来
の方式で点火されて燃焼ガスを発生する。
【0003】各気化器は、典型的な空気スワーラ例えば
逆回り式スワーラと、その中に滑動自在に支持された燃
料噴射ノズルとを含む。圧縮空気が燃焼器の上流にある
従来の圧縮機からスワーラに導かれそして正確に流量規
制されてスワーラを通り、スワーラ内でノズルからの燃
料と混合して効率的な燃焼に適する空燃混合比になる。
逆回り式スワーラと、その中に滑動自在に支持された燃
料噴射ノズルとを含む。圧縮空気が燃焼器の上流にある
従来の圧縮機からスワーラに導かれそして正確に流量規
制されてスワーラを通り、スワーラ内でノズルからの燃
料と混合して効率的な燃焼に適する空燃混合比になる。
【0004】燃焼器内で発生した燃焼ガスは燃焼器ライ
ナと燃焼器ドームとスワーラを加熱するので、それらの
熱膨縮が起こる。燃焼器はガスタービンエンジンの縦中
心線について環状であるから、ドームを含む燃焼器は加
熱された時半径方向外方に膨張して直径が増す。燃焼器
はまた加熱時に縦方向すなわち軸方向にも膨張して長さ
が増す。
ナと燃焼器ドームとスワーラを加熱するので、それらの
熱膨縮が起こる。燃焼器はガスタービンエンジンの縦中
心線について環状であるから、ドームを含む燃焼器は加
熱された時半径方向外方に膨張して直径が増す。燃焼器
はまた加熱時に縦方向すなわち軸方向にも膨張して長さ
が増す。
【0005】他方、燃料噴射ノズルは通例、静止外殻に
支持された燃料噴射器ステムから突出している。ステム
とノズルを通流する燃料は比較的低温であるから、燃焼
器の作用中、燃焼器はノズルを支持する燃料ステムより
多く膨張する。従って、燃料噴射ノズルとスワーラとの
間の半径方向と軸方向の差動を許容してそれらに望まし
くない応力が発生しないようにしながら所要の正確な空
燃混合を達成しなければならない。同様に、燃焼器の温
度が下がるにつれ、燃焼器は収縮するので、その際の燃
焼器と燃料噴射ノズル間の差動も許容しなければならな
い。
支持された燃料噴射器ステムから突出している。ステム
とノズルを通流する燃料は比較的低温であるから、燃焼
器の作用中、燃焼器はノズルを支持する燃料ステムより
多く膨張する。従って、燃料噴射ノズルとスワーラとの
間の半径方向と軸方向の差動を許容してそれらに望まし
くない応力が発生しないようにしながら所要の正確な空
燃混合を達成しなければならない。同様に、燃焼器の温
度が下がるにつれ、燃焼器は収縮するので、その際の燃
焼器と燃料噴射ノズル間の差動も許容しなければならな
い。
【0006】燃料噴射ノズルと、燃焼器ドームに結合し
たスワーラとの間の熱差動を許容する従来の一手段は自
由浮動フェルール(はめ輪)を包含し、このフェルール
はスワーラに滑動自在に結合され、対応する燃料噴射ノ
ズルを滑動自在に受入れる。さらに詳述すると、このフ
ェルールには中央内孔が燃料ノズルと同軸的に設けられ
、燃料ノズルを軸方向滑動係合状態に受入れて支持する
。フェルールはまた半径方向に延在する円形フランジを
含み、これはスワーラ内に従来のように滑動自在に捕捉
されているので、フェルールはスワーラに対して半径方
向に移動できる。従って、燃料ノズルと、燃焼器ドーム
に結合したスワーラとの間の熱差動の発生時に、ノズル
はフェルール内孔内を軸方向に自由に滑動し、また、ス
ワーラに対して半径方向に自由に動くフェルールと共に
半径方向に自由に移動する。
たスワーラとの間の熱差動を許容する従来の一手段は自
由浮動フェルール(はめ輪)を包含し、このフェルール
はスワーラに滑動自在に結合され、対応する燃料噴射ノ
ズルを滑動自在に受入れる。さらに詳述すると、このフ
ェルールには中央内孔が燃料ノズルと同軸的に設けられ
、燃料ノズルを軸方向滑動係合状態に受入れて支持する
。フェルールはまた半径方向に延在する円形フランジを
含み、これはスワーラ内に従来のように滑動自在に捕捉
されているので、フェルールはスワーラに対して半径方
向に移動できる。従って、燃料ノズルと、燃焼器ドーム
に結合したスワーラとの間の熱差動の発生時に、ノズル
はフェルール内孔内を軸方向に自由に滑動し、また、ス
ワーラに対して半径方向に自由に動くフェルールと共に
半径方向に自由に移動する。
【0007】しかし、フェルールは自由浮動型であり、
従って、スワーラに対して半径方向と周方向に所定限度
内で移動できるので、ガスタービンエンジンと燃焼器の
作用中空気力学的な力と振動力を受ける。例えば、圧縮
機からの圧縮空気流は燃焼器内の燃焼ガスに比べて高圧
であり、フェルールを押圧するように作用する。さらに
、ガスタービンエンジンは圧縮機ロータ等の様々な回転
部品を含むので、励振力が発生してフェルールに作用す
る。
従って、スワーラに対して半径方向と周方向に所定限度
内で移動できるので、ガスタービンエンジンと燃焼器の
作用中空気力学的な力と振動力を受ける。例えば、圧縮
機からの圧縮空気流は燃焼器内の燃焼ガスに比べて高圧
であり、フェルールを押圧するように作用する。さらに
、ガスタービンエンジンは圧縮機ロータ等の様々な回転
部品を含むので、励振力が発生してフェルールに作用す
る。
【0008】従って、フェルールは運転中燃料ノズルに
対して振動しかつ回転する。この運動は通例望ましくな
い。なぜならそれはフェルールと燃料ノズルおよびスワ
ーラとの間の摩擦による摩耗を引起こし、それらの有効
寿命を減らすからである。従って、フェルールには通例
半径方向に延在するタブまたは耳部が設けられ、スワー
ラに接合した補完的な半径方向延在止め部に対して配置
されているので、運転中耳部は止め部と接触してフェル
ールの回転を防ぐ。
対して振動しかつ回転する。この運動は通例望ましくな
い。なぜならそれはフェルールと燃料ノズルおよびスワ
ーラとの間の摩擦による摩耗を引起こし、それらの有効
寿命を減らすからである。従って、フェルールには通例
半径方向に延在するタブまたは耳部が設けられ、スワー
ラに接合した補完的な半径方向延在止め部に対して配置
されているので、運転中耳部は止め部と接触してフェル
ールの回転を防ぐ。
【0009】耳部とそれぞれの止め部との間の接触面積
は比較的小さく、耳部と止め部も運転中摩耗しやすい。 それゆえ、耳部と止め部の摩耗はフェルールとスワーラ
の有用寿命に影響を与える。なぜなら、これら部品は望
ましくない摩耗を防ぐために定期的に交換しなければな
らないからである。そのような摩耗が起こると運転中耳
部または止め部が離脱してエンジン内を下流に移動し別
の破損を引起こすおそれがある。
は比較的小さく、耳部と止め部も運転中摩耗しやすい。 それゆえ、耳部と止め部の摩耗はフェルールとスワーラ
の有用寿命に影響を与える。なぜなら、これら部品は望
ましくない摩耗を防ぐために定期的に交換しなければな
らないからである。そのような摩耗が起こると運転中耳
部または止め部が離脱してエンジン内を下流に移動し別
の破損を引起こすおそれがある。
【0010】さらに、耳部と止め部を設けると、フェル
ールとスワーラの機構の複雑さと費用が増し、その度合
いは、代表的な燃焼器においてかなりの数の燃料ノズル
がドームの周囲に沿って用いられるという事実により増
大する。さらに、もっと進んだガスタービンエンジンで
は、二重ドーム形状が考えられており、その場合2つの
同心の外側および内側ドームそれぞれに複数の気化器を
設けるので、必要なフェルールの数とそれに対応する耳
部と止め部の数がさらに増す。
ールとスワーラの機構の複雑さと費用が増し、その度合
いは、代表的な燃焼器においてかなりの数の燃料ノズル
がドームの周囲に沿って用いられるという事実により増
大する。さらに、もっと進んだガスタービンエンジンで
は、二重ドーム形状が考えられており、その場合2つの
同心の外側および内側ドームそれぞれに複数の気化器を
設けるので、必要なフェルールの数とそれに対応する耳
部と止め部の数がさらに増す。
【0011】
【発明の目的】従って、本発明の目的は新規改良燃料噴
射ノズル支持体を提供することである。
射ノズル支持体を提供することである。
【0012】本発明の他の目的は、ノズル支持体フェル
ールの周方向回転を抑制する比較的簡単な手段をもつ燃
料噴射ノズル支持体を提供することである。
ールの周方向回転を抑制する比較的簡単な手段をもつ燃
料噴射ノズル支持体を提供することである。
【0013】本発明の他の目的は、次のような燃料噴射
ノズル支持体、すなわち、その回転を抑制するための突
出耳部と補完止め部とを要しない支持体を提供すること
である。
ノズル支持体、すなわち、その回転を抑制するための突
出耳部と補完止め部とを要しない支持体を提供すること
である。
【0014】本発明の他の目的は、回り止め用の耳部と
止め部の離脱による異物損傷のおそれをなくする燃料噴
射ノズル支持体を提供することである。
止め部の離脱による異物損傷のおそれをなくする燃料噴
射ノズル支持体を提供することである。
【0015】
【発明の概要】燃料噴射ノズル支持体が、燃焼器ドーム
に結合し得る支持板と、この支持板に滑動自在に結合さ
れたフェルール(はめ輪)とを含む。フェルールはベー
スと、燃料噴射ノズルを滑動自在に受入れる内孔とを有
する。フェルールベースは非円形周縁を有し、そして支
持板はフェルールベースを受入れる容器を含み、この容
器はフェルールベース周縁に対して補完的な内周を有し
、フェルールベースの所定最大回転より大きな回転を防
止するとともにフェルールベースの半径方向並進運動を
許容して燃料噴射ノズルと支持板との熱差動を許容する
。一実施例では、支持板は、燃焼器ドームに固定され支
持されるスワーラの逆回り式旋回羽根を備えるように形
成される。
に結合し得る支持板と、この支持板に滑動自在に結合さ
れたフェルール(はめ輪)とを含む。フェルールはベー
スと、燃料噴射ノズルを滑動自在に受入れる内孔とを有
する。フェルールベースは非円形周縁を有し、そして支
持板はフェルールベースを受入れる容器を含み、この容
器はフェルールベース周縁に対して補完的な内周を有し
、フェルールベースの所定最大回転より大きな回転を防
止するとともにフェルールベースの半径方向並進運動を
許容して燃料噴射ノズルと支持板との熱差動を許容する
。一実施例では、支持板は、燃焼器ドームに固定され支
持されるスワーラの逆回り式旋回羽根を備えるように形
成される。
【0016】本発明は、他の目的と利点とともに、添付
図面と関連する以下の詳述からさらに明らかとなろう。
図面と関連する以下の詳述からさらに明らかとなろう。
【0017】
【実施例の記載】図1にガスタービンエンジンの縦方向
すなわち軸方向中心線12を中心として配置した環状の
二重ドーム燃焼器10を例示する。二重ドーム燃焼器を
例示してあるが、本発明は従来の単一ドーム燃焼器にも
実際に適用できるものである。燃焼器10には簡略に示
した従来の環状外側ライナ14を含まれ、後端14aを
有し、この後端はエンジンの環状外側ケーシング16に
従来のように固定状に支持されている。また燃焼器10
にはやはり簡略に示した従来の環状内側ライナ18が含
まれ、外側ライナ14から半径方向内方に隔たっており
そして後端18aを有し、この後端はエンジンの環状内
側ケーシング20に従来のように固定状に支持されてい
る。
すなわち軸方向中心線12を中心として配置した環状の
二重ドーム燃焼器10を例示する。二重ドーム燃焼器を
例示してあるが、本発明は従来の単一ドーム燃焼器にも
実際に適用できるものである。燃焼器10には簡略に示
した従来の環状外側ライナ14を含まれ、後端14aを
有し、この後端はエンジンの環状外側ケーシング16に
従来のように固定状に支持されている。また燃焼器10
にはやはり簡略に示した従来の環状内側ライナ18が含
まれ、外側ライナ14から半径方向内方に隔たっており
そして後端18aを有し、この後端はエンジンの環状内
側ケーシング20に従来のように固定状に支持されてい
る。
【0018】外側ライナ14はまた前端14bを有し、
この前端は、例えばナット付きのボルトにより、従来の
環状の半径方向外側第1ドーム22に従来のように固定
されている。内側ライナ18はまた前端18bを有し、
この前端は、例えばボルトにより環状の半径方向内側第
2ドーム24に従来のように固定されている。従来の環
状中空中央体26が、例えばボルトにより第1ドーム2
2の半径方向内側周囲に固定されるとともに第2ドーム
24の半径方向外側周囲に固定されている。第1ドーム
22と第2ドーム24と中央体26はすべて中心線12
の周りに同軸的に配置されている。
この前端は、例えばナット付きのボルトにより、従来の
環状の半径方向外側第1ドーム22に従来のように固定
されている。内側ライナ18はまた前端18bを有し、
この前端は、例えばボルトにより環状の半径方向内側第
2ドーム24に従来のように固定されている。従来の環
状中空中央体26が、例えばボルトにより第1ドーム2
2の半径方向内側周囲に固定されるとともに第2ドーム
24の半径方向外側周囲に固定されている。第1ドーム
22と第2ドーム24と中央体26はすべて中心線12
の周りに同軸的に配置されている。
【0019】第1ドーム22と第2ドーム24はそれぞ
れ複数の周方向に相隔たるドーム入口28を有し、これ
らの入口内に、対応する複数の気化器30を支持する。 気化器30と第1および第2ドーム22、24は、本発
明のこの実施例では、好適寸法を除けば同じであるから
、1個の気化器30を説明すればそれは第1および第2
ドーム22、24の両方における全ての気化器30に当
てはまる。
れ複数の周方向に相隔たるドーム入口28を有し、これ
らの入口内に、対応する複数の気化器30を支持する。 気化器30と第1および第2ドーム22、24は、本発
明のこの実施例では、好適寸法を除けば同じであるから
、1個の気化器30を説明すればそれは第1および第2
ドーム22、24の両方における全ての気化器30に当
てはまる。
【0020】各気化器30は、従来の燃料ステム34か
ら突出した従来の燃料噴射ノズル32を含んでいる。燃
料ステム34はケーシング16にそれから半径方向内方
に延在するように従来の仕方で支持され、そして燃料3
6が従来の方式で供給される。この燃料はノズル32か
ら噴射されてドーム入口28を通る。各気化器30はま
た逆回り式スワーラ38を含み、このスワーラは、本発
明の一実施例による燃料噴射ノズル支持体40を除けば
従来のものである。この実施例では、各スワーラ38は
、例えばろう付けにより、従来の環状邪魔板42に従来
のように固定されている。邪魔板42も、例えばろう付
けにより、それぞれのドーム入口28を介してそれぞれ
のドーム22、24に従来のように固定状に支持されて
いる。
ら突出した従来の燃料噴射ノズル32を含んでいる。燃
料ステム34はケーシング16にそれから半径方向内方
に延在するように従来の仕方で支持され、そして燃料3
6が従来の方式で供給される。この燃料はノズル32か
ら噴射されてドーム入口28を通る。各気化器30はま
た逆回り式スワーラ38を含み、このスワーラは、本発
明の一実施例による燃料噴射ノズル支持体40を除けば
従来のものである。この実施例では、各スワーラ38は
、例えばろう付けにより、従来の環状邪魔板42に従来
のように固定されている。邪魔板42も、例えばろう付
けにより、それぞれのドーム入口28を介してそれぞれ
のドーム22、24に従来のように固定状に支持されて
いる。
【0021】圧縮空気流44が燃焼器10の上流に配置
した圧縮機(図示せず)から燃焼器10に従来のように
導かれて燃焼器10の冷却と燃焼用空気流の供給とに役
立つ。例えば、圧縮空気流44は従来のようにスワーラ
38を通りその中でノズル32からの燃料36と混合さ
れて所定の空燃混合気を生成する。この混合気は第1お
よび第2ドーム22、24の下流に流れそして従来のよ
うに点火されて燃焼ガス46を発生する。燃焼ガス46
は燃焼器10から排出され、圧縮機を駆動する従来のタ
ービン(図示せず)に達する。
した圧縮機(図示せず)から燃焼器10に従来のように
導かれて燃焼器10の冷却と燃焼用空気流の供給とに役
立つ。例えば、圧縮空気流44は従来のようにスワーラ
38を通りその中でノズル32からの燃料36と混合さ
れて所定の空燃混合気を生成する。この混合気は第1お
よび第2ドーム22、24の下流に流れそして従来のよ
うに点火されて燃焼ガス46を発生する。燃焼ガス46
は燃焼器10から排出され、圧縮機を駆動する従来のタ
ービン(図示せず)に達する。
【0022】燃焼器10の作用中、燃焼ガス46は外側
および内側ライナ14、18とドーム22、24とを加
熱するので、それらはエンジン中心線12から半径方向
外方に膨張するとともにライナの下流端14a、18a
から軸方向に上流に向かって膨張する。燃料ステム34
は比較的低温の燃料36を通すので、燃焼器10より低
温であり、その結果、燃料ステム34と燃焼器10との
間の熱差動が半径方向と軸方向に生じる。従って、本発
明の一実施例による燃料噴射ノズル支持体40を設ける
ことにより、ノズル32をドーム22、24に、相互間
の軸方向および半径方向差動を許容するように支持させ
、望ましくない熱応力を防止する。このような熱応力は
、これらの部品を互いに固定すれば発生するものである
。
および内側ライナ14、18とドーム22、24とを加
熱するので、それらはエンジン中心線12から半径方向
外方に膨張するとともにライナの下流端14a、18a
から軸方向に上流に向かって膨張する。燃料ステム34
は比較的低温の燃料36を通すので、燃焼器10より低
温であり、その結果、燃料ステム34と燃焼器10との
間の熱差動が半径方向と軸方向に生じる。従って、本発
明の一実施例による燃料噴射ノズル支持体40を設ける
ことにより、ノズル32をドーム22、24に、相互間
の軸方向および半径方向差動を許容するように支持させ
、望ましくない熱応力を防止する。このような熱応力は
、これらの部品を互いに固定すれば発生するものである
。
【0023】図2〜図4は、図1に示した第2ドーム2
4に適用した本発明の好適実施例による燃料噴射ノズル
支持体40を示す。第1ドーム22用の支持体40は寸
法を除けば同じであるから、それについては別に説明し
ない。スワーラ38と邪魔板42は、図3に例示のよう
にドーム入口28の軸方向すなわち縦方向中心線48の
周りに従来のように同軸的に配置されている。
4に適用した本発明の好適実施例による燃料噴射ノズル
支持体40を示す。第1ドーム22用の支持体40は寸
法を除けば同じであるから、それについては別に説明し
ない。スワーラ38と邪魔板42は、図3に例示のよう
にドーム入口28の軸方向すなわち縦方向中心線48の
周りに従来のように同軸的に配置されている。
【0024】ノズル支持体40は、後に詳述のようにド
ーム24に固定した支持板50を含み、そして支持板中
央開口52を有する。この支持板開口は中心線48につ
いて同軸的にドーム入口28と連通している。支持板5
0はまた、上流方向に面する前面54と、下流方向に面
する反対側の後面56とを有する。ノズル支持体40は
またベース60を有するフェルール58を含み、ベース
60は上流に面する前面62と下流に面する後面64と
を有する。ベース60の中央にはフェルール内孔66が
設けられ、燃料噴射ノズル32を軸方向に滑動自在に受
入れる。内孔66の内径はノズル32の外径より通常わ
ずかに大きくて滑りばめを可能にしかつ製造公差と相互
間の予想熱膨張差とに対応している。内孔66は中心線
48についてほぼ同軸的に支持板開口52と連通してい
るので、ノズル32からの燃料36はドーム入口28を
経て燃焼器10内に噴射され得る。
ーム24に固定した支持板50を含み、そして支持板中
央開口52を有する。この支持板開口は中心線48につ
いて同軸的にドーム入口28と連通している。支持板5
0はまた、上流方向に面する前面54と、下流方向に面
する反対側の後面56とを有する。ノズル支持体40は
またベース60を有するフェルール58を含み、ベース
60は上流に面する前面62と下流に面する後面64と
を有する。ベース60の中央にはフェルール内孔66が
設けられ、燃料噴射ノズル32を軸方向に滑動自在に受
入れる。内孔66の内径はノズル32の外径より通常わ
ずかに大きくて滑りばめを可能にしかつ製造公差と相互
間の予想熱膨張差とに対応している。内孔66は中心線
48についてほぼ同軸的に支持板開口52と連通してい
るので、ノズル32からの燃料36はドーム入口28を
経て燃焼器10内に噴射され得る。
【0025】図4と図5にさらに詳細に示すように、本
発明によるフェルールベース60は非円形周縁68を有
し、この周縁はその回転を抑制するために従来用いたよ
うな突出タブまたは耳部の欠如を特徴とし、また支持板
50はフェルールベース60を受入れる容器70を含む
。容器70は内周72を有し、この内周は好ましくは形
状がフェルールベース周縁68に対して補完的であり、
フェルールベース60の、中心線48に対する所定最大
回転Rmax より大きな回転を抑制または防止すると
ともに、フェルールベース60の、エンジン中心線12
およびドーム入口中心線48に対する半径方向の所定最
大並進運動までの半径方向並進運動を許容することによ
り、燃料噴射ノズル32と支持板50との間の熱差動を
許容する。燃料噴射ノズル支持体40はまたは、フェル
ール58を支持板容器70内に中心線48について軸方
向に保持するための保持板74の形態の手段を含んでい
る。
発明によるフェルールベース60は非円形周縁68を有
し、この周縁はその回転を抑制するために従来用いたよ
うな突出タブまたは耳部の欠如を特徴とし、また支持板
50はフェルールベース60を受入れる容器70を含む
。容器70は内周72を有し、この内周は好ましくは形
状がフェルールベース周縁68に対して補完的であり、
フェルールベース60の、中心線48に対する所定最大
回転Rmax より大きな回転を抑制または防止すると
ともに、フェルールベース60の、エンジン中心線12
およびドーム入口中心線48に対する半径方向の所定最
大並進運動までの半径方向並進運動を許容することによ
り、燃料噴射ノズル32と支持板50との間の熱差動を
許容する。燃料噴射ノズル支持体40はまたは、フェル
ール58を支持板容器70内に中心線48について軸方
向に保持するための保持板74の形態の手段を含んでい
る。
【0026】再び図4と図5を参照して非円形のフェル
ールベース周縁68を詳述する。好適実施例では、周縁
68は四辺形であり、相隔たる真っ直ぐな第1縁68a
と第2縁68bを有し、両縁は互いに平行でありかつエ
ンジン中心線12から外向きに垂直に延在する半径方向
軸線76とほぼ平行である。支持板50は、相隔たる、
好ましくは真っ直ぐな第1フランジ70aと第2フラン
ジ70bを含み、両フランジは支持板50の前面54か
ら垂直に突出しかつ互いに平行に配置されて容器70を
形成する。第1および第2フランジ70a、70bはそ
れぞれ、図5に示すように、周縁の第1および第2縁6
8a、68bから所定間隔だけ隔たっており周方向間隙
Cc を画成する。好適実施例では、ベース60は第1
および第2縁68a、68b間で測った幅W1 を有し
、この幅は第1および第2フランジ70a、70b間で
測った容器70の幅W2より小さいように予め定められ
ている。このため、ほぼ等しい周方向間隙Cc が第1
縁68aと第1フランジ70a間と、第2縁68bと第
2フランジ70b間とに存在する。これらの周方向間隙
Cc は約70ミル(0.178cm)で、製造累積公
差に対処し得るものであり、従って、約2.7 ゜ の
最大回転Rmax までのフェルール58の回転を可能
にする。破線58rで示すように、フェルール58は時
計方向に最大回転角Rmax までそして反時計方向に
も同じ最大回転角Rmaxまで(すなわちプラスまたは
マイナスRmax まで)回転できる。
ールベース周縁68を詳述する。好適実施例では、周縁
68は四辺形であり、相隔たる真っ直ぐな第1縁68a
と第2縁68bを有し、両縁は互いに平行でありかつエ
ンジン中心線12から外向きに垂直に延在する半径方向
軸線76とほぼ平行である。支持板50は、相隔たる、
好ましくは真っ直ぐな第1フランジ70aと第2フラン
ジ70bを含み、両フランジは支持板50の前面54か
ら垂直に突出しかつ互いに平行に配置されて容器70を
形成する。第1および第2フランジ70a、70bはそ
れぞれ、図5に示すように、周縁の第1および第2縁6
8a、68bから所定間隔だけ隔たっており周方向間隙
Cc を画成する。好適実施例では、ベース60は第1
および第2縁68a、68b間で測った幅W1 を有し
、この幅は第1および第2フランジ70a、70b間で
測った容器70の幅W2より小さいように予め定められ
ている。このため、ほぼ等しい周方向間隙Cc が第1
縁68aと第1フランジ70a間と、第2縁68bと第
2フランジ70b間とに存在する。これらの周方向間隙
Cc は約70ミル(0.178cm)で、製造累積公
差に対処し得るものであり、従って、約2.7 ゜ の
最大回転Rmax までのフェルール58の回転を可能
にする。破線58rで示すように、フェルール58は時
計方向に最大回転角Rmax までそして反時計方向に
も同じ最大回転角Rmaxまで(すなわちプラスまたは
マイナスRmax まで)回転できる。
【0027】従って、第1および第2フランジ70a、
70bに対して容器70内に配置した第1および第2縁
68a、68bは、従来の突出耳部と対応止め部の必要
なしに、静止支持板50に対するフェルール58の中心
線48周りの回転を抑制する。フェルールベース60全
体を容器70内で利用して回転を抑止することにより、
かなりの量の摩耗が両構成部に生じてもなおフェルール
58の回転をその有用寿命中適切に抑制できる。
70bに対して容器70内に配置した第1および第2縁
68a、68bは、従来の突出耳部と対応止め部の必要
なしに、静止支持板50に対するフェルール58の中心
線48周りの回転を抑制する。フェルールベース60全
体を容器70内で利用して回転を抑止することにより、
かなりの量の摩耗が両構成部に生じてもなおフェルール
58の回転をその有用寿命中適切に抑制できる。
【0028】さらに、真っ直ぐな両縁68a、68bと
真っ直ぐな両フランジ70a、70bは、容器70内の
フェルール58の半径方向並進運動を許容して、フェル
ール内孔66内の燃料噴射ノズル32と、静止支持板5
0およびドーム24との間の半径方向熱差動を許容する
のに好適である。運転中ノズル32は半径方向熱移動が
ドーム24より遅れるので、ノズル32に載っているフ
ェルール58は、支持板50がドーム24と共に半径方
向に動く間、ノズル32と共にとどまる。周方向間隙C
c と真っ直ぐな縁部68a、68bとフランジ70a
、70bを設けることにより、この半径方向熱差動は、
燃料ノズル32とドーム24に曲げ荷重をかけることな
く許容される。
真っ直ぐな両フランジ70a、70bは、容器70内の
フェルール58の半径方向並進運動を許容して、フェル
ール内孔66内の燃料噴射ノズル32と、静止支持板5
0およびドーム24との間の半径方向熱差動を許容する
のに好適である。運転中ノズル32は半径方向熱移動が
ドーム24より遅れるので、ノズル32に載っているフ
ェルール58は、支持板50がドーム24と共に半径方
向に動く間、ノズル32と共にとどまる。周方向間隙C
c と真っ直ぐな縁部68a、68bとフランジ70a
、70bを設けることにより、この半径方向熱差動は、
燃料ノズル32とドーム24に曲げ荷重をかけることな
く許容される。
【0029】再び図4と図5を参照するに、フェルール
ベース周縁68は、第1および第2縁68a、68bそ
れぞれの半径方向外側の第1端78と接合した弧状の第
3縁68cと、第1および第2縁68a、68bそれぞ
れの反対側すなわち半径方向内側の第2端80と接合し
た弧状の第4縁68dとをさらに含むことが好ましい。
ベース周縁68は、第1および第2縁68a、68bそ
れぞれの半径方向外側の第1端78と接合した弧状の第
3縁68cと、第1および第2縁68a、68bそれぞ
れの反対側すなわち半径方向内側の第2端80と接合し
た弧状の第4縁68dとをさらに含むことが好ましい。
【0030】補完的に、支持板50は、第1および第2
フランジ70a、70bそれぞれの半径方向外側の第1
端82と合体した弧状の第3フランジ70cと、第1お
よび第2フランジ70a、70bそれぞれの反対側すな
わち半径方向内側の第2端84と合体した弧状の第4フ
ランジ70dとをさらに含むことが好ましい。第3およ
び第4フランジ70c、70dもまた支持板前面54か
ら垂直に突出しており、そして第1、第2、第3および
第4フランジ70a、70b、70c、70dは共に容
器70を形成している。
フランジ70a、70bそれぞれの半径方向外側の第1
端82と合体した弧状の第3フランジ70cと、第1お
よび第2フランジ70a、70bそれぞれの反対側すな
わち半径方向内側の第2端84と合体した弧状の第4フ
ランジ70dとをさらに含むことが好ましい。第3およ
び第4フランジ70c、70dもまた支持板前面54か
ら垂直に突出しており、そして第1、第2、第3および
第4フランジ70a、70b、70c、70dは共に容
器70を形成している。
【0031】第3および第4縁68c、68dと第3お
よび第4フランジ70c、70dはそれぞれの外径D1
と内径D2 をもつそれぞれの円のある部分を占めて
いる。内径D2 は外径D1 より大きいように予め定
められているので、第3および第4縁68c、68dは
それぞれ第3および第4フランジ70c、70dから半
径方向内方に隔たり、ほぼ等しい半径方向間隙Cr を
画成する。半径方向間隙Cr は好適実施例ではほぼ等
しいが、個々の設計に応じて変えてもよい。しかし、い
かなる場合も半径方向間隙Cr は、燃料噴射ノズル3
2にはめ合わせたフェルール58と、ドーム24に結合
した静止支持板50との間の半径方向熱差動を可能にす
る。半径方向間隙Cr はまた、エンジン中心線12と
支持板50とに対するフェルール58の半径方向の所定
最大並進運動と呼ばれる。フェルール58は半径方向外
方または半径方向内方に最大並進運動Cr (すなわち
プラスまたはマイナスCr )に達するまで移動できる
。
よび第4フランジ70c、70dはそれぞれの外径D1
と内径D2 をもつそれぞれの円のある部分を占めて
いる。内径D2 は外径D1 より大きいように予め定
められているので、第3および第4縁68c、68dは
それぞれ第3および第4フランジ70c、70dから半
径方向内方に隔たり、ほぼ等しい半径方向間隙Cr を
画成する。半径方向間隙Cr は好適実施例ではほぼ等
しいが、個々の設計に応じて変えてもよい。しかし、い
かなる場合も半径方向間隙Cr は、燃料噴射ノズル3
2にはめ合わせたフェルール58と、ドーム24に結合
した静止支持板50との間の半径方向熱差動を可能にす
る。半径方向間隙Cr はまた、エンジン中心線12と
支持板50とに対するフェルール58の半径方向の所定
最大並進運動と呼ばれる。フェルール58は半径方向外
方または半径方向内方に最大並進運動Cr (すなわち
プラスまたはマイナスCr )に達するまで移動できる
。
【0032】本発明の代替実施例では、第3および第4
フランジ70c、70dを除き得る。こうすると、第1
および第2フランジ70a、70bだけが容器70を形
成するので、容器の半径方向外側および内側端部が開い
た状態になる。しかし、第3および第4フランジ70c
、70dは、フェルール58の半径方向移動を制限し、
組立てのためのフェルール58とノズル32との整合を
良くするのに好適である。さらに、第3および第4フラ
ンジ70c、70dは、保持板74を支持板50に36
0 ゜にわたって固定して振動応答を減らすにも好適で
ある。
フランジ70c、70dを除き得る。こうすると、第1
および第2フランジ70a、70bだけが容器70を形
成するので、容器の半径方向外側および内側端部が開い
た状態になる。しかし、第3および第4フランジ70c
、70dは、フェルール58の半径方向移動を制限し、
組立てのためのフェルール58とノズル32との整合を
良くするのに好適である。さらに、第3および第4フラ
ンジ70c、70dは、保持板74を支持板50に36
0 ゜にわたって固定して振動応答を減らすにも好適で
ある。
【0033】図2と図4に示すように、例えば、保持板
74は支持板の第1、第2、第3および第4フランジ7
0a、70b、70c、70dに溶接またはろう付けに
より固定される。好適実施例では、保持板74の外周7
4bは第1、第2、第3および第4フランジ70a、7
0b、70c、70dの輪郭に対して形状が補完的であ
る。保持板74には中央間隙孔86が設けられノズル3
2を受入れかつノズル32の無拘束の軸方向並進運動と
横方向すなわち半径方向および周方向の並進運動を許容
する。
74は支持板の第1、第2、第3および第4フランジ7
0a、70b、70c、70dに溶接またはろう付けに
より固定される。好適実施例では、保持板74の外周7
4bは第1、第2、第3および第4フランジ70a、7
0b、70c、70dの輪郭に対して形状が補完的であ
る。保持板74には中央間隙孔86が設けられノズル3
2を受入れかつノズル32の無拘束の軸方向並進運動と
横方向すなわち半径方向および周方向の並進運動を許容
する。
【0034】さらに詳述すると、好適実施例では、フェ
ルール58には従来の円錐形パイロットまたは張り開き
部88が含まれ、前面62から外向きに延在し、組立て
中ノズル32をフェルール内孔66内に案内する。組立
て中、図4に示したようなフェルール58は、まず、そ
の後面64が支持板50の前面54と接触するように、
容器70内に配置される。次いで、保持板74をフェル
ール58に被せて間隙孔86にパイロット88を通す。 パイロット88は、間隙孔86の直径D4 より小さい
ように予め定められた最大外径D3 を有する。フラン
ジ70a、70b、70c、70dの高さhはフェルー
ルベース60の厚さtより大きいように予め定められ、
これにより約15ミル(0.038cm )の比較的小
さな間隙が画成されるので、フェルール58は容器70
内を滑動できる。パイロット88は間隙孔86の直径D
4 より小さいように予め定められた最小直径D5 を
有するので、フェルール58はプラスまたはマイナスC
r およびCc の最大並進運動に達するまで容器70
内を滑動できる。間隙孔86の直径D4 はまたはフェ
ルール58(すなわちベース周縁の第3および第4縁6
8c、68d)の直径D1 より小さいので、ひとたび
保持板74が支持板50に固定されるとフェルール58
は容器70内に軸方向に保持される。
ルール58には従来の円錐形パイロットまたは張り開き
部88が含まれ、前面62から外向きに延在し、組立て
中ノズル32をフェルール内孔66内に案内する。組立
て中、図4に示したようなフェルール58は、まず、そ
の後面64が支持板50の前面54と接触するように、
容器70内に配置される。次いで、保持板74をフェル
ール58に被せて間隙孔86にパイロット88を通す。 パイロット88は、間隙孔86の直径D4 より小さい
ように予め定められた最大外径D3 を有する。フラン
ジ70a、70b、70c、70dの高さhはフェルー
ルベース60の厚さtより大きいように予め定められ、
これにより約15ミル(0.038cm )の比較的小
さな間隙が画成されるので、フェルール58は容器70
内を滑動できる。パイロット88は間隙孔86の直径D
4 より小さいように予め定められた最小直径D5 を
有するので、フェルール58はプラスまたはマイナスC
r およびCc の最大並進運動に達するまで容器70
内を滑動できる。間隙孔86の直径D4 はまたはフェ
ルール58(すなわちベース周縁の第3および第4縁6
8c、68d)の直径D1 より小さいので、ひとたび
保持板74が支持板50に固定されるとフェルール58
は容器70内に軸方向に保持される。
【0035】好適実施例では、フェルールベース後面6
4は好ましくは平らでありまた支持板前面54も平らで
あり、従って、後面64は運転中前面54と密封接触す
るように配置され得る。運転中、圧縮空気流44はフェ
ルールベース60に圧力をかけベース60を支持板前面
54に押圧する。その結果生じる密封により、圧縮空気
流44が従来周知のような精密な所定態様でスワーラ3
8を通ることが確実になる。
4は好ましくは平らでありまた支持板前面54も平らで
あり、従って、後面64は運転中前面54と密封接触す
るように配置され得る。運転中、圧縮空気流44はフェ
ルールベース60に圧力をかけベース60を支持板前面
54に押圧する。その結果生じる密封により、圧縮空気
流44が従来周知のような精密な所定態様でスワーラ3
8を通ることが確実になる。
【0036】従って、上述の燃料噴射ノズル支持体40
は、燃料噴射ノズル32とドーム24との間の熱差動を
許容し、かつ従来の耳部と止め部を使用することなくフ
ェルール58の回転を抑制する比較的簡単な手段となる
。支持体40は比較的簡単であり、そして例えばインベ
ストメント鋳造法により比較的容易に製造できるもので
あり、有用寿命が比較的長い。ベース周縁68が非円形
でありかつ容器70の最小幅W2 より大きな直径(D
1 )を有する限り、フェルール58は常に無拘束回転
を阻止される。
は、燃料噴射ノズル32とドーム24との間の熱差動を
許容し、かつ従来の耳部と止め部を使用することなくフ
ェルール58の回転を抑制する比較的簡単な手段となる
。支持体40は比較的簡単であり、そして例えばインベ
ストメント鋳造法により比較的容易に製造できるもので
あり、有用寿命が比較的長い。ベース周縁68が非円形
でありかつ容器70の最小幅W2 より大きな直径(D
1 )を有する限り、フェルール58は常に無拘束回転
を阻止される。
【0037】一実施例では支持板50をドーム24に直
接固定できるが、好適実施例における支持板50は、他
の点では従来と同じ逆回り式スワーラ38の一部を構成
し、こうした構成により支持板50はドーム24に固定
される。
接固定できるが、好適実施例における支持板50は、他
の点では従来と同じ逆回り式スワーラ38の一部を構成
し、こうした構成により支持板50はドーム24に固定
される。
【0038】さらに詳述すると、例えば図3に示したよ
うな支持板後面56は複数の周方向に相隔たる従来の1
次旋回羽根90を備え、これらの羽根は後面56から垂
直方向に突出しかつ中心線48について同軸的に配置さ
れている。環状隔壁92に半径方向延在フランジ94が
含まれ、その上流に面した表面が羽根90に固定されて
いる。また、環状隔壁92には軸方向に延在する1次ベ
ンチュリ96が含まれ、中心線48について同軸的に配
置され、半径方向フランジ94と一体であり、そして支
持板開口52および1次羽根90と連通し、ノズル32
から開口52を通る燃料36と、羽根90からの空気4
4とを受入れる。
うな支持板後面56は複数の周方向に相隔たる従来の1
次旋回羽根90を備え、これらの羽根は後面56から垂
直方向に突出しかつ中心線48について同軸的に配置さ
れている。環状隔壁92に半径方向延在フランジ94が
含まれ、その上流に面した表面が羽根90に固定されて
いる。また、環状隔壁92には軸方向に延在する1次ベ
ンチュリ96が含まれ、中心線48について同軸的に配
置され、半径方向フランジ94と一体であり、そして支
持板開口52および1次羽根90と連通し、ノズル32
から開口52を通る燃料36と、羽根90からの空気4
4とを受入れる。
【0039】周方向に相隔たる複数の2次旋回羽根98
が環状隔壁半径方向フランジ94の後面から垂直かつ後
方に1次羽根90とは反対側に突出している。スワーラ
38はさらに環状ハウジング100を含み、このハウジ
ングには半径方向延在フランジ102が含まれ、2次羽
根98に固定されそして中心線48について同軸的に配
置されている。ハウジング100にはまた軸方向に延在
する2次ベンチュリ104が含まれ、半径方向フランジ
102と一体に形成されかつ1次ベンチュリ96の周り
に同軸的に配置されており部分的にその下流に延在して
、2次羽根98からの空気44と1次ベンチュリ96か
らの空気44および燃料36とを受入れる。
が環状隔壁半径方向フランジ94の後面から垂直かつ後
方に1次羽根90とは反対側に突出している。スワーラ
38はさらに環状ハウジング100を含み、このハウジ
ングには半径方向延在フランジ102が含まれ、2次羽
根98に固定されそして中心線48について同軸的に配
置されている。ハウジング100にはまた軸方向に延在
する2次ベンチュリ104が含まれ、半径方向フランジ
102と一体に形成されかつ1次ベンチュリ96の周り
に同軸的に配置されており部分的にその下流に延在して
、2次羽根98からの空気44と1次ベンチュリ96か
らの空気44および燃料36とを受入れる。
【0040】スワーラ38は従来のように燃焼器ドーム
に固定され、この固定は、例えば、2次ベンチュリ10
4を邪魔板42に固定しそして邪魔板42をドーム入口
28を介してドーム24に固定することにより達成され
、こうした固定は例えばろう付けにより行われる。
に固定され、この固定は、例えば、2次ベンチュリ10
4を邪魔板42に固定しそして邪魔板42をドーム入口
28を介してドーム24に固定することにより達成され
、こうした固定は例えばろう付けにより行われる。
【0041】図6〜図8には燃料噴射ノズル支持体40
の代替的な第2具体例を40bで示す。第2ノズル支持
体40bは、特定用途に必要とされるような、またほぼ
長方形の容器70と、フェルール58bの長方形ベース
周縁68と、長方形保持板74bを、弧状部分を有する
第1ノズル支持体40の対応構成部の代りに設けること
により必要とされるような寸法を除けば、第1ノズル支
持体40と実質的に同じである。
の代替的な第2具体例を40bで示す。第2ノズル支持
体40bは、特定用途に必要とされるような、またほぼ
長方形の容器70と、フェルール58bの長方形ベース
周縁68と、長方形保持板74bを、弧状部分を有する
第1ノズル支持体40の対応構成部の代りに設けること
により必要とされるような寸法を除けば、第1ノズル支
持体40と実質的に同じである。
【0042】図7に例示のように、フェルールベース周
縁68は長方形で、4つの真っ直ぐな縁部、すなわち、
半径方向高さH1 をもつ第1および第2縁68a、6
8bと、周方向幅W1 をもつ第3および第4縁68c
、68dとを有する。これに対応して支持板容器70も
長方形で、4つの真っ直ぐなフランジ、すなわち、半径
方向高さH2 をもつ第1および第2フランジ70a、
70bと、周方向幅W2 をもつ第3および第4フラン
ジ70c、70dとを有する。この実施例では、容器内
周72bはベース周縁68から半径方向および周方向に
隔たって半径方向間隙Cr と周方向間隙Cc を画成
している。 半径方向間隙Cr によりフェルール58bは半径方向
外方または半径方向内方に所定最大並進運動すなわちプ
ラスまたはマイナスCr に達するまで移動できる。周
方向間隙Cc によりフェルール58bは中心線48に
関し反時計方向または時計方向に所定最大回転角Rma
x すなわちプラスまたはマイナスRmax まで回転
できる。
縁68は長方形で、4つの真っ直ぐな縁部、すなわち、
半径方向高さH1 をもつ第1および第2縁68a、6
8bと、周方向幅W1 をもつ第3および第4縁68c
、68dとを有する。これに対応して支持板容器70も
長方形で、4つの真っ直ぐなフランジ、すなわち、半径
方向高さH2 をもつ第1および第2フランジ70a、
70bと、周方向幅W2 をもつ第3および第4フラン
ジ70c、70dとを有する。この実施例では、容器内
周72bはベース周縁68から半径方向および周方向に
隔たって半径方向間隙Cr と周方向間隙Cc を画成
している。 半径方向間隙Cr によりフェルール58bは半径方向
外方または半径方向内方に所定最大並進運動すなわちプ
ラスまたはマイナスCr に達するまで移動できる。周
方向間隙Cc によりフェルール58bは中心線48に
関し反時計方向または時計方向に所定最大回転角Rma
x すなわちプラスまたはマイナスRmax まで回転
できる。
【0043】一実施例では、フェルールベース60bと
支持板50bは半径方向の長さが周方向の長さより大き
いように予め定められており、H1 はW1 より大き
くそしてH2 はW2 より大きくて長方形を画成して
いる。代替実施例では、フェルールベース60bと支持
板50bは半径方向と周方向の長さが等しい。すなわち
、H1 はW1 にそしてH2 はW2 に等しく、フ
ェルールベース周縁68と支持板容器70は両方とも正
方形である。もちろん、正方形は長方形の特殊形であり
、正方形は、それぞれの構成部の面積を最小にするとと
もにそれらの有効な相対並進運動をもたらし、半径方向
熱差動を許容するとともにノズル32に対するフェルー
ル58bの回転を抑制するのに好適である。
支持板50bは半径方向の長さが周方向の長さより大き
いように予め定められており、H1 はW1 より大き
くそしてH2 はW2 より大きくて長方形を画成して
いる。代替実施例では、フェルールベース60bと支持
板50bは半径方向と周方向の長さが等しい。すなわち
、H1 はW1 にそしてH2 はW2 に等しく、フ
ェルールベース周縁68と支持板容器70は両方とも正
方形である。もちろん、正方形は長方形の特殊形であり
、正方形は、それぞれの構成部の面積を最小にするとと
もにそれらの有効な相対並進運動をもたらし、半径方向
熱差動を許容するとともにノズル32に対するフェルー
ル58bの回転を抑制するのに好適である。
【0044】以上、本発明の好適実施例と考えられるも
のを説明したが、それらの様々な改変が本発明の範囲内
で可能であることはもちろんである。
のを説明したが、それらの様々な改変が本発明の範囲内
で可能であることはもちろんである。
【図1】本発明の一実施例による燃料噴射ノズル支持体
を含む二重ドーム燃焼器の縦断面図である。
を含む二重ドーム燃焼器の縦断面図である。
【図2】図1に示した燃焼器ドームの一部分を線2ー2
に沿って切断し前から見た部分断面図であり、好適実施
例による燃料噴射ノズル支持体を含む1対の半径方向に
整合した逆回り式スワーラを示す。
に沿って切断し前から見た部分断面図であり、好適実施
例による燃料噴射ノズル支持体を含む1対の半径方向に
整合した逆回り式スワーラを示す。
【図3】好適実施例による燃料噴射ノズル支持体を含む
図2に示した1対の同じ気化器の一つの線3ー3に沿う
半径方向断面図である。
図2に示した1対の同じ気化器の一つの線3ー3に沿う
半径方向断面図である。
【図4】好適実施例による図1〜図3に示した燃料噴射
ノズル支持体の分解斜視図である。
ノズル支持体の分解斜視図である。
【図5】図2に示した1対の同じ燃料噴射ノズル支持体
の一つの一部分を前から見た拡大図である。
の一つの一部分を前から見た拡大図である。
【図6】図1に示した燃料噴射ノズル支持体の第2具体
例をやはり線2ー2に沿って切断し前から見た部分断面
図である。
例をやはり線2ー2に沿って切断し前から見た部分断面
図である。
【図7】図6に示した第2実施例の1対の同じ燃料噴射
ノズル支持体の一つの一部分を前から見た拡大図である
。
ノズル支持体の一つの一部分を前から見た拡大図である
。
【図8】図6に示した1対の同じ気化器の一つの線8ー
8に沿う半径方向断面図で、燃料噴射ノズル支持体の第
2具体例を示す。
8に沿う半径方向断面図で、燃料噴射ノズル支持体の第
2具体例を示す。
10 燃焼器
22 第1ドーム
24 第2ドーム
28 ドーム入口
30 気化器
32 燃料噴射ノズル
38 スワーラ
40 燃料噴射ノズル支持体
40b 第2ノズル支持体
50 支持板
50b 支持板
52 支持板開口
58 フェルール
58b フェルール
60 フェルールベース
60b フェルールベース
66 フェルール内孔
68 ベース周縁
68a 第1縁
68b 第2縁
68c 第3縁
68d 第4縁
70 容器
70a 第1フランジ
70b 第2フランジ
70c 第3フランジ
70d 第4フランジ
74 保持板
74b 保持板
86 間隙孔
88 円錐形パイロット
90 1次旋回羽根
92 環状隔壁
94 半径方向フランジ
96 1次ベンチュリ
98 2次旋回羽根
100 環状ハウジング
102 半径方向フランジ
104 2次ベンチュリ
Claims (18)
- 【請求項1】 縦中心線を有するガスタービンエンジ
ンの燃焼器のドームの入口と連通する燃料噴射ノズルを
装着するための支持体において、前記ドームに結合可能
であり、そして前記ドーム入口と連通するように配置さ
れ得る支持板開口を有する支持板と、前記燃料噴射ノズ
ルを滑動自在に受入れるフェルール内孔を有するベース
を備えたフェルールとを設け、前記フェルール内孔は前
記噴射ノズルからの燃料が前記ドーム入口を経て噴射さ
れ得るように前記支持板開口と連通して配置され、前記
フェルールベースは非円形周縁を有し、前記支持板は前
記フェルールベースを受入れる容器を含み、この容器は
前記フェルールベース周縁に対して補完的な内周を有し
前記フェルールベースの所定最大回転より大きな回転を
防止するとともに前記フェルールベースの所定最大並進
運動までの半径方向並進運動を許容して前記燃料噴射ノ
ズルと前記支持板との熱差動に対処するようになってお
り、さらに前記フェルールを前記支持板容器内に保持す
る手段を設けた燃料噴射ノズル支持体。 - 【請求項2】 前記フェルールベース周縁は長方形で
ある請求項1記載の燃料噴射ノズル支持体。 - 【請求項3】 前記支持板容器は長方形であり、そし
て前記内周は前記フェルールベース周縁から半径方向と
周方向に隔たって半径方向間隙と周方向間隙を画成して
いる、請求項2記載の燃料噴射ノズル支持体。 - 【請求項4】 前記フェルールベースと前記支持板は
半径方向の長さが周方向の長さより大きい、請求項3記
載の燃料噴射ノズル支持体。 - 【請求項5】 前記フェルールベース周縁は正方形で
ありそして前記支持板容器も正方形である、請求項3記
載の燃料噴射ノズル支持体。 - 【請求項6】 前記フェルール保持手段は、前記支持
板に固定されて前記フェルールベースを前記支持板容器
内に滑動自在に保持する長方形保持板からなり、そして
前記ノズルを受入れてその無拘束並進運動を許容する間
隙孔を有する、請求項3記載の燃料噴射ノズル支持体。 - 【請求項7】 前記フェルールベース周縁は四辺形で
あり、互いに平行に配置された相隔たる真っ直ぐな第1
および第2縁を有する、請求項1記載の燃料噴射ノズル
支持体。 - 【請求項8】 前記支持板は、互いに平行に配置され
て前記容器を形成する相隔たる真っ直ぐな第1および第
2フランジを含み、これらの第1および第2フランジは
それぞれ前記フェルールベース周縁の前記第1および第
2縁から隔たっている、請求項7記載の燃料噴射ノズル
支持体。 - 【請求項9】 前記フェルールベース周縁は、前記第
1および第2縁それぞれの第1端と接合した弧状の第3
縁と、前記第1および第2縁それぞれの反対側の第2端
と接合した弧状の第4縁とをさらに含む、請求項8記載
の燃料噴射ノズル支持体。 - 【請求項10】 前記支持板は、前記第1および第2
フランジそれぞれの第1端と接合した弧状の第3フラン
ジと、前記第1および第2フランジそれぞれの反対側の
第2端と接合した弧状の第4フランジとをさらに含み、
前記第1、第2、第3および第4フランジは前記容器を
形成する、請求項9記載の燃料噴射ノズル支持体。 - 【請求項11】 前記フェルール第1および第2縁は
それぞれ前記第1および第2フランジから隔たって周方
向間隙を画成し、そして前記フェルール第3および第4
縁はそれぞれ前記第3および第4フランジから隔たって
半径方向間隙を画成する、請求項10記載の燃料噴射ノ
ズル支持体。 - 【請求項12】 前記フェルール保持手段は、前記第
1、第2、第3および第4フランジに固定されて前記フ
ェルールベースを前記支持板容器内に滑動自在に保持す
る保持板からなり、そして前記ノズルを受入れてその無
拘束並進運動を許容する間隙孔を有する、請求項11記
載の燃料噴射ノズル支持体。 - 【請求項13】 前記第1、第2、第3および第4フ
ランジは前記支持板の平らな前面から垂直に突出してお
り、そして前記フェルールベースは前記支持板前面と密
封接触するように配置され得る平らな後面を有する、請
求項12記載の燃料噴射ノズル支持体。 - 【請求項14】 前記フェルールは、前面と、それか
ら外向きに延在して前記ノズルを前記フェルール内孔内
に案内する円錐形パイロットとをさらに含む、請求項1
3記載の燃料噴射ノズル支持体。 - 【請求項15】 前記支持板の後面から複数の周方向
に相隔たる旋回羽根が突出している請求項14記載の燃
料噴射ノズル支持体。 - 【請求項16】 前記支持板は、前記羽根に固定され
た半径方向延在フランジを有する環状隔壁と、前記支持
板開口および前記羽根と連通して配置され前記ノズルか
ら前記支持板開口を通った燃料と前記羽根からの空気と
を受入れる軸方向延在ベンチュリとを含む、請求項15
記載の燃料噴射ノズル支持体。 - 【請求項17】 前記羽根は1次羽根でありそして前
記ベンチュリは1次ベンチュリであり、さらに周方向に
相隔たる複数の2次旋回羽根が前記隔壁から前記1次羽
根とは反対側に突出している、請求項16記載の燃料噴
射ノズル支持体。 - 【請求項18】 前記2次羽根に固定された半径方向
延在フランジと、前記1次ベンチュリの周囲に同軸的に
配置されて前記2次羽根からの空気と前記1次ベンチュ
リからの前記空気および燃料とを受入れる軸方向延在2
次ベンチュリとを有する環状ハウジングをさらに含む、
請求項17記載の燃料噴射ノズル支持体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US583,909 | 1990-09-17 | ||
US07/583,909 US5117624A (en) | 1990-09-17 | 1990-09-17 | Fuel injector nozzle support |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04244513A true JPH04244513A (ja) | 1992-09-01 |
JPH0776619B2 JPH0776619B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=24335104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3246434A Expired - Fee Related JPH0776619B2 (ja) | 1990-09-17 | 1991-09-02 | 燃料噴射ノズル支持体 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5117624A (ja) |
EP (1) | EP0476927B1 (ja) |
JP (1) | JPH0776619B2 (ja) |
CA (1) | CA2048764C (ja) |
DE (1) | DE69109785T2 (ja) |
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