JPH0424334A - 排水口用フィルターの取りつけ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は風呂の洗い場の排水口や洗面台の流しの排水口
に設置される、固形物、特に毛髪が排水口に流入したり
、詰まったりすることを防止する為のフィルターの取り
つけ方法に関する。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕風呂場
や洗面所での洗髪時の抜は毛が排水口のスノコやビット
あるいは十字形の支持棒などに徐々に蓄積され、掃除を
しなければ水の流れが悪くなり、最終的には詰まってし
まうという問題点がある。従って、一般には、この掃除
が度々行われているが、この作業が不潔感や嫌悪感を伴
うものであること、風呂場のピット掃除などは、力を要
する作業であるため、女性には困難な場合が多いこと及
び朝シャンと称する出動前の洗髪をする人達にとっては
、毎回の掃除に要する時間がもったいないことなどの理
由により、理想的には掃除が不要な、少なくとも掃除の
回数を大幅に減らすことができたり、簡単に掃除できた
りする道具の開発が強く望まれていた。

従来の排水口用フィルターとしては、風呂の洗い場の排
水口にはスノコの下流部に金網や多孔金属板などで作ら
れたフィルターが装着されているものがある。これらは
、金網や多孔金属板にからみついた毛髪を除去する為の
掃除が必要である上、その為に、排水口にぴったりとは
め込まれているスノコを取り外す必要もある。

スノコは排水口にきっちりとはめ込まれている場合が多
く、その隙間に垢や石鹸滓などが詰まっているため、ス
ノコを取り外す事にも大きな力を要するばかりでなく、
そのフィルターにからみ付いた毛髪を除去する作業には
嫌悪感を伴い、又、比較的長時間を要するという問題点
が残されている。

又、洗面所のフィルターとしてプラスチック製の多孔板
状の成形物からなるものも市販されているが、これにつ
いてもからみ付いた毛髪の除去作業が必要であり、嫌悪
感と所要時間の点で問題が残されている。

本発明の目的は、風呂の洗い場の排水口のスノコ上や洗
面台の排水口上で毛髪等の固形物を捕獲することにより
、排水口の詰まりを予防し、ピットや支持棒などの掃除
を不要化することによって生理的嫌悪感を伴う困難な作
業から解放する為のフィルターの取りつけ方法を提供す
ることにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究の結果、本
発明を完成するに至った。

即ち、本発明は、風呂の洗い場の排水口や洗面台の流し
の排水口用のフィルターの取りつけ方法であって、プラ
スチック製又は天然繊維製の使い捨て可能な網状物から
なるフィルターを排水口上に設置し、更にこの網状物の
上に凸起部を有する金属、プラスチック又は陶器製の止
め具を設置し、網状物の網目を通して止め具の凸起部を
排水口又はスノコの孔に挿入するか排水口に設けられた
ケレップに嵌合して網状物が排水口上から移動すること
を防止することを特徴とする排水口用フィルターの取り
つけ方法を提供するものである。

本発明のフィルター素材として用いられるプラスチック
製あるいは天然繊維製の使い捨て可能な網状物の目の粗
さは繊維間隔が１１Ｉ−ないし５ｍｍ程度、繊維の直径
がＯ，ｂ＋ｗないし２ｍ１ｍ１程度が好ましい。また網
状物を構成するプラスチ・ンク及び天然繊維としては、
特に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等のプラスチック、綿、麻等の天然繊維が挙げられる
。

また、本発明において用いられる止め具は金属、プラス
チック又は陶器製で、上記網状物の網目を通して排水口
又はスノコの孔に挿入され得る凸起部、あるいは排水口
に設けられたケレップに嵌合し得る凸起部を有する。止
め具の形状は特に限定されず、網状物を排水口上に固定
できるような凸起部を有するものであればいずれも使用
することができる。

本発明においては、排水口上に直にあるいは排水口のス
ノコ上に網状物を設置し、その網状物が水流その他の原
因によって移動して排水口上から外れるのを防止するた
めに、止め具を網状物の上から、止め具の凸起部が網状
物の網目を通して排水口あるいはスノコの孔に入る様に
設置する。また排水口にケレップが設けられている場合
には、このケレップに止め具の凸起部を嵌合するように
設置する。

本発明の方法によると、水流と共に流れて来た毛髪など
は、網状物にからみついて、排水口への流入が阻止され
る。また掃除は、止め具をはずし、網状物をそのまま廃
棄するだけでよく、所要時間が著しく短縮され、不潔感
に伴う嫌悪感も大幅に減少するとともに、排水口ビット
や支持棒などの掃除の必要回数も大幅に減少する。

〔実施例〕

以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。

実施例１ 網状物として日石合樹製品株式会社製の製品である商品
名「日石コンウェドネットＪ　０Ｎ９５６０（ポリプロ
ピレン製、網目の粗さ４＋ｕｎ角、繊維直径０．３　＋
＋＋＋ａ）を直径２０ｃｍの円形に切ったものを使用し
、この網状物３を第２図に示すように風呂の洗い場の排
水口５のスノコ４上に敷いた。

その上に第１図に示すような凸起部２を有する鉄製の止
め具１を、凸起部２が網状物３の網目を通してスノコ４
の孔に入る様に乗せた。

このようなフィルターを設置した風呂の洗い場で洗髪を
行ったところ、抜けた毛髪はことごとく網状物にからみ
ついた。又、水流によって網状物が移動して排水口から
外れる事はなかった。

止め具を持ち上げて網状物をつまみ上げると、毛髪はこ
とごとくこれに付いて持ち上がり、容易に廃棄できた。

実施例２ 網状物として大日本プラスチックス■製の製品である商
品名「ネトロン」　（ポリエチレン製、網目の粗さ２．
５　ｍｍＸ２．Ｓ　ｖａ園、繊維の太さ直径約０．２−
鋼）を長辺１５ｃ―、短辺１０ｃ蒙の矩形に切り取った
後４隅を切り取って丸味をつけたものを使用し、この網
状物３を第４図に示すような排水口５にケレップ６の設
備を備えた洗面台の流しの排水口５上に敷いた。

第３図に示したような凸起部２を有するポリプロピレン
類の止め具１を作成し、その凸起部２が網状物３の上か
ら、あるいはその網目を通して、開いている状態のケレ
ップ６を抱く様にして止めた。

このようなフィルターを設置した洗面台上で洗髪を行っ
たところ、抜は毛は全て網状物３にからみ付いた。網状
物は水流によって移動することはなかった。ケレップ６
を閉にすることで止め具１がケレップから外れ、毛髪の
からみ付いた網状物を容易につまみ上げ、廃棄すること
ができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例１で用いた風呂場の洗い場の排水口上に
設置する場合に適した本発明に係わる止め具の一例を示
す斜視図、第２図は実施例１において、本発明に係わる
フィルターを風呂場の洗い場の排水口上に設置した時の
状態を示す断面図である。 第３図は実施例２で用いたケレップの設備のある洗面台
の排水口に設置する場合に適した本発明に係わる止め具
の一例を裏向きで示した斜視図、第４図は実施例２にお
いて、本発明に係わるフィルターをケレップの設備のあ
る洗面台の排水口上に設置した時の状態を示す断面図で
ある。 １：止め具 ２：凸起部 ３：網状物 ４ニスノコ ５：排水口 ６：ケレップ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、風呂の洗い場の排水口や洗面台の流しの排水口用の
   フィルターの取りつけ方法であって、プラスチック製又
   は天然繊維製の使い捨て可能な網状物からなるフィルタ
   ーを排水口上に設置し、更にこの網状物の上に凸起部を
   有する金属、プラスチック又は陶器製の止め具を設置し
   、網状物の網目を通して止め具の凸起部を排水口又はス
   ノコの孔に挿入するか排水口に設けられたケレップに嵌
   合して網状物が排水口上から移動することを防止するこ
   とを特徴とする排水口用フィルターの取りつけ方法。