JPH0424314Y2 - - Google Patents

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JPH0424314Y2
JPH0424314Y2 JP6635187U JP6635187U JPH0424314Y2 JP H0424314 Y2 JPH0424314 Y2 JP H0424314Y2 JP 6635187 U JP6635187 U JP 6635187U JP 6635187 U JP6635187 U JP 6635187U JP H0424314 Y2 JPH0424314 Y2 JP H0424314Y2
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JP
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exhaust gas
partition wall
expansion joint
fluid
hood
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JPS63173677U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はツインフロー型の回転式熱交換器(例
えばローテミユーレ式熱交換器)において、流体
区画壁を貫通する伸縮継手に関するものである。
[従来の技術] 第7図及び第8図はローテミユーレ式熱交換
器の一例を示すもので、円盤状の熱交換エレメン
ト7の上側には、該熱交換エレメント7の中心を
中心とする所要角度範囲に、空気区画壁15によ
り空気を内外側に区画して導出する出側空気フー
ド8を、また前記出側空気フード8を包囲し、残
りの角度範囲に高温の排ガス24を供給する入側
固定排ガスフード9を設ける。又前記熱交換エレ
メント7の下側には、前記上側の出側空気フード
8に対応した形状の空気区画壁15を有した入側
空気フード10、及び前記入側固定排ガスフード
9に対応した形状の出側固定排ガスフード11を
設け、前記熱交換エレメント7と、前記上下の空
気フード8,10のいずれか一方を回転するよう
にしている。図示の場合は、モータ12により空
気フード8,10側を図示しない中心軸を介して
一体に回転させるようにした場合を示してしる。
又、前記下側の入側空気フード10には、前記
空気区画壁15と連続して管状に形成され、排ガ
スを内側の一次排ガス5と外側の二次排ガス6と
に区画して導出するようにした流体区画壁1を設
けている。
前記入出側空気フード10,8の空気区画壁1
5の内側には一次空気13を通し、外側には二次
空気14を通すようにし、又、前記上側の入側固
定排ガスフード9から導入した排ガス24は熱交
換エレメントを通つた後下側の出側固定排ガスフ
ード11の流体区画壁1の内側に導く一次排ガス
5と、外側に導く二次排ガス6とに分けて導くよ
うにしてなるツインフロー型としてあり、又一次
排ガス出口ダクト16と二次排ガス出口ダクト1
7の下流側には夫々ダンパ18,19を設けて、
内側の一次排ガス5と外側の二次排ガス6の流量
を調節して前記一次空気13と二次空気14の加
熱温度を調節できるようにしている。
また相対的に回転する前記フード8,10と熱
交換エレメント7との間のシールギヤツプの調整
を容易にするために、第5図〜第8図に示すよう
に、フード8,10側に、熱交換エレメント7に
対してステータシールシユー20の摺動面21を
介して摺動することによりシールを行うようにし
た伸縮継手2を備えるようにいている。
上記した流体区画壁1は、管状を有して排ガス
5,6を区画するようにしているので、前記伸縮
継手2が流体区画壁1を半径方向に貫通する貫通
部22を備えた形状を有している。これに対して
上側の出側空気フード8に設けられている空気区
画壁15は空気流路を内外側に区画するのみであ
るために貫通部は有していない。図中23は、前
記貫通部22における流体区画壁1と伸縮継手2
との間に、伸縮継手2の変形を許容するために形
成している隙間を示す。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、上記従来方式においては、前記隙間2
3が伸縮継手2に接して形成されているため、隙
間23を通して流体区画壁1両側の流体圧力差に
より流体が一方に流れるとき、その流体中に前記
ダンパ18,19の調節により流体区画壁1両側
の一次排ガス5と二次排ガス6に圧力差が生じた
とき、その圧力差により流体区画壁1の圧縮継手
2の貫通部22の隙間23を流体が一方に流れる
ことになり、その流体中に含まれる燃焼灰等の異
物により伸縮継手2にエロージヨンが起きて破孔
に至る、或いは伸縮継手2の寿命を著しく短かく
してしまう等の問題を生じていた。
本考案は上記従来の問題点に着目してなしたも
ので、伸縮継手における区画壁貫通部のエロージ
ヨンを防止して伸縮継手の長寿命化を図ることを
目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記技術的課題を解決しようとした
もので、円盤状の熱交換エレメントと、該熱交換
エレメントの中心を中心とする同一の所要角度範
囲に、空気区画壁により空気を内外側に区画して
導通するように熱交換エレメントを挟んで入側空
気フードと出側空気フードを設け、且つ該入側空
気フード及び出側空気フードを包囲して残りの角
度範囲に高温の排ガスを導通するように熱交換エ
レメントを挟んで入側固定排ガスフードと出側固
定排ガスフードを設け、前記熱交換エレメントの
両側に備えた入出側空気フードと前記熱交換エレ
メントのいずれか一方を回転するようにし、更に
前記熱交換エレメントの排ガスの出側に設けられ
る空気フードの空気区画壁に連続して排ガスの流
れを内外側に区画するよにした流体区画壁を設
け、且つ流体区画壁の内側を流れる排ガスと外側
を流れる排ガスの流量を下流側に有したダンパに
より別個に調節するようにしてなるツインフロー
型の回転式熱交換器における前記フードと熱交換
エレメントとの間のシールを行うために設けられ
る伸縮継手であつて、前記流体区画壁を半径方向
に貫通する伸縮継手の前記流体区画壁側外面の流
体区画壁に対応した位置に、複数のプレートから
なり前記流体区画壁との間に形成される隙間を前
記伸縮継手の外面から遠避けるようにした保護板
を設けたことを特徴とする回転式熱交換器の流体
区画壁を貫通する伸縮継手、に係るものである。
[作 用] 従つて、本考案では、伸縮継手の区画壁側外面
に設けた保護板により、流体区画壁との間に形成
される隙間を伸縮継手の外面から遠避けて、隙間
を流れる流体による伸縮継手のエロージヨンを防
止する。
[実施例] 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1〜4図は本考案の一実施例を示すもので、
流体区画壁1を貫通する伸縮継手2の流体区画壁
1側外面における流体区画壁1に対応する位置
に、所要長さを有して直角方向に延びる複数個の
保護板3を設けて、流体区画壁1との間に形成さ
れる隙間4を伸縮継手2から遠避けるように構成
する。
保護板3は伸縮継手2の機能(伸縮性)を損わ
ないように多数のプレートからなり、且つ一次排
ガス5側と二次排ガス6側を分けるために隣接す
るプレート同志が重なり部をもつように例えば略
扇形状に形成され、更に伸縮継手2に対して交換
できるように着脱可能に取付けられている。
上記したように、伸縮継手2の外面に取付けた
保護板3により、流体区画壁1との間に形成され
る隙間4を伸縮継手2の外面から遠避けることが
でき、よつて一次排ガス5側と二次排ガス6側の
流体圧力差によつて生じる流体の流れが伸縮継手
2から離れた位置となるために、伸縮継手2にお
けるエロージヨンの発生を防止できる。
更に、前記保護板3を着脱可能に取付けること
により、必要に応じて容易に交換をすることがで
き、これにより伸縮継手2の寿命を飛躍的に増長
させることができる。
又、前記伸縮継手2を腐食させない目的のため
に、耐酸スリーブで覆うことが行われるが、上記
保護板3によれば前記耐酸スリーブの保護にも適
用できる。
尚、本考案は上記実施例にのみ限定されるもの
ではなく、保護板の形状、枚数等は種々変更し得
ること、その他本考案の要旨を逸脱しない範囲内
において種々変更を加え得ること、等は勿論であ
る。
[考案の効果] 上記したように、本考案の回転式熱交換器の流
体区画壁を貫通する伸縮継手によれば、伸縮継手
の流体区画壁側外面に設けた保護板により、流体
区画壁との間に形成される隙間を伸縮継手の外面
から遠避けるようにしたので、隙間を通る流体に
よる伸縮継手のエロージヨンを防止して、伸縮継
手の大幅な長寿命化を図れる優れた効果を奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す切断側面図、
第2図は第1図の−方向矢視図、第3図は第
1図の−方向拡大矢視図、第4図は第1図の
斜視図、第5図は従来装置の一例を示す切断側面
図、第6図は従来装置の一例を示す斜視図、第7
図はローテミユーレ式熱交換器の一例を示す縦断
面図、第8図は第7図の下半分を分解して示した
斜視図である。 1は流体区画壁、2は伸縮継手、3は保護板、
4は隙間、5は一次排ガス、6は二次排ガス、7
は熱交換エレメント、8は出側空気フード、9は
入側固定排ガスフード、10は入側空気フード、
11は出側固定排ガスフード、13は一次空気、
14は二次空気、15は空気区画壁、18,19
はダンパを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円盤状の熱交換エレメントと、該熱交換エレメ
    ントの中心を中心とする同一の所要角度範囲に、
    空気区画壁により空気を内外側に区画して導通す
    るように熱交換エレメントを挟んで入側空気フー
    ドと出側空気フードを設け、且つ該入側空気フー
    ド及び出側空気フードを包囲して残りの角度範囲
    に高温の排ガスを導通するように熱交換エレメン
    トを挟んで入側固定排ガスフードと出側固定排ガ
    スフードを設け、前記熱交換エレメントの両側に
    備えた入出側空気フードと前記熱交換エレメント
    のいずれか一方を回転するようにし、更に前記熱
    交換エレメントの排ガスの出側に設けられる空気
    フードの空気区画壁に連続して排ガスの流れを内
    外側に区画するようにした流体区画壁を設け、且
    つ流体区画壁の内側を流れる排ガスと外側を流れ
    る排ガスの流量を下流側に有したダンパにより別
    個に調節するようにしてなるツインフロー型の回
    転式熱交換器における前記フードと熱交換エレメ
    ントとの間のシールを行うために設けられる伸縮
    継手であつて、前記流体区画壁を半径方向に貫通
    する伸縮継手の前記流体区画壁側外面の流体区画
    壁に対応した位置に、複数のプレートからなり前
    記流体区画壁との間に形成される隙間を前記伸縮
    継手の外面から遠避けるようにした保護板を設け
    たことを特徴とする回転式熱交換器の流体区画壁
    を貫通する伸縮継手。
JP6635187U 1987-05-01 1987-05-01 Expired JPH0424314Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6635187U JPH0424314Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01

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JP6635187U JPH0424314Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63173677U JPS63173677U (ja) 1988-11-10
JPH0424314Y2 true JPH0424314Y2 (ja) 1992-06-08

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ID=30904277

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JP6635187U Expired JPH0424314Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01

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