JPH0424307U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第８図は、本考案の一実施例を示
すもので、第１図はアンカー穴加工用の位置決め
治具の構成を示す斜視図、第２図はこの位置決め
治具を面材貼着パネルに嵌着しかつ調整板を開い
た状態を示す斜視図、第３図はこの位置決め治具
を、面材貼着パネルに嵌着しかつ調整板を閉じた
状態を示す斜視図であり、第４図ないし第６図は
、この位置決め治具を用いて面材貼着パネルにア
ンカー穴を切削加工する際の施工方法を示すそれ
ぞれ側断面図であり、第７図および第８図は、切
削加工により得られたアンカー穴および蓋体の構
成を示すもので、第７図は側断面図、第８図は斜
視図である。 １……面材貼着パネル（パネル）、４……アン
カーボルト用挿通孔、９……アンカー穴加工用の
位置決め治具、１０……治具本体、１１……第１
の面、１２……第２の面、１６……アンカー穴加
工用の穴、１６ａ……底辺部、１６ｂ……頂角部
分、２０……調整板、２０ａ……固定端部、２０
ｂ……自由端部（湾曲面）、２２……ネジ孔、２
３……吊り治具、２６……ルーター、２７……ア
ンカー穴。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 面材貼着パネルに、アンカーボルト締結作業用
   のアンカー穴を、ルーターによつて切削加工する
   際に、該アンカー穴の面材貼着パネル表面への位
   置決めを行うためのアンカー穴加工用の位置決め
   治具であつて、 前記面材貼着パネルの角部付近の表面および該
   角部を挾む二側面を覆うようにして、該面材貼着
   パネルの基端部付近の角部に嵌着される治具本体
   の、前記面材貼着パネルの表面に対峙する第１の
   面には、底辺を下側に向けた二等辺三角形状のア
   ンカー穴加工用の穴が設けられ、該穴の底辺部に
   は、該底辺部を中心に回動可能に取り付けられて
   、該穴の少なくとも一部を塞ぐ調整板が設けられ
   るとともに、 該調整板の、前記穴の底辺部に取り付けられた
   側と反対側の端部は、該調整板が回動して前記穴
   を塞いだ時に、穴の頂角部分と所定の間隔を隔て
   て該頂角部分にほぼ沿うように、所定の曲率の丸
   味を持つて湾曲した湾曲面を有してなり、 また、前記治具本体の、前記面材貼着パネルの
   下端面に対峙する第２の面には、該下端面に設け
   られたアンカーボルト用挿通孔に連通するように
   してネジ孔が設けられ、またこのネジ孔には、該
   ネジ孔から前記アンカーボルト用挿通孔に貫通す
   るとともに該面材貼着パネルの内側面に引つ掛か
   つて係止する吊り治具が螺着されてなることを特
   徴とするアンカー穴加工用の位置決め治具。