JPH04240592A - 高速増殖炉用原子炉構造 - Google Patents
高速増殖炉用原子炉構造Info
- Publication number
- JPH04240592A JPH04240592A JP3007866A JP786691A JPH04240592A JP H04240592 A JPH04240592 A JP H04240592A JP 3007866 A JP3007866 A JP 3007866A JP 786691 A JP786691 A JP 786691A JP H04240592 A JPH04240592 A JP H04240592A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reactor
- core
- fast breeder
- inner cylinder
- cylinder
- Prior art date
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- Pending
Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】［発明の目的］
【０００２】
【産業上の利用分野】本発明は高速増殖炉用原子炉構造
に関する。
に関する。
【０００３】
【従来の技術】一般に高速増殖炉は炉容器内に炉心及び
一次冷却材を収容し、その一次冷却材を炉心を通して循
環させ炉心における核燃料の核反応により加熱し、これ
を中間熱交換器へ導いて二次冷却材を加熱し、さらにそ
の二次冷却材を蒸気発生器へ導いて水を加熱し、ここで
得られた過熱蒸気を発電用のタービンに送り込むよう構
成されている。
一次冷却材を収容し、その一次冷却材を炉心を通して循
環させ炉心における核燃料の核反応により加熱し、これ
を中間熱交換器へ導いて二次冷却材を加熱し、さらにそ
の二次冷却材を蒸気発生器へ導いて水を加熱し、ここで
得られた過熱蒸気を発電用のタービンに送り込むよう構
成されている。
【０００４】図２はトップエントリ方式ループ形高速増
殖炉の原子炉構造を概略的に示すものである。炉容器１
は炉心２及び一次冷却材３を収容しており、炉容器１の
上部開口はルーフスラブ４によって遮蔽されている。液
体ナトリウムはルーフスラブ４を貫通する入口配管５か
ら入口プレナム６を通り炉心２内を上方に流れ加熱され
、ルーフスラブ４を貫通する出口配管７を通って外部の
中間熱交換器へ送られる。炉心２は炉容器１に取付けら
れた炉心支持構造８で支持される。また、炉心支持構造
８の上部にはフローガイドのための上部隔壁９が設置さ
れている。
殖炉の原子炉構造を概略的に示すものである。炉容器１
は炉心２及び一次冷却材３を収容しており、炉容器１の
上部開口はルーフスラブ４によって遮蔽されている。液
体ナトリウムはルーフスラブ４を貫通する入口配管５か
ら入口プレナム６を通り炉心２内を上方に流れ加熱され
、ルーフスラブ４を貫通する出口配管７を通って外部の
中間熱交換器へ送られる。炉心２は炉容器１に取付けら
れた炉心支持構造８で支持される。また、炉心支持構造
８の上部にはフローガイドのための上部隔壁９が設置さ
れている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来のトップエントリ
方式ループ形高速増殖炉の炉容器の場合、入口配管５が
ルーフスラブを貫通して炉心２の下部の入口プレナム６
に連通されているため、炉心２の出口近くに配管が通る
構造となる。
方式ループ形高速増殖炉の炉容器の場合、入口配管５が
ルーフスラブを貫通して炉心２の下部の入口プレナム６
に連通されているため、炉心２の出口近くに配管が通る
構造となる。
【０００６】一方、炉心２から噴出する冷却材の温度は
制御棒出口と燃料集合体出口の温度差により、出口近傍
は冷却材が完全に混合しないため、温度変動が生じる。 入口配管５はこの部分を通過するため炉心２側で定常的
に温度変動を受ける。入口配管５は炉容器１内で上部及
び下部が接合されている。そのため長さ方向及び周方向
の一部に温度変動を受けることにより応力変動が定常的
に生じ、入口配管５に熱疲労が生じる課題がある。
制御棒出口と燃料集合体出口の温度差により、出口近傍
は冷却材が完全に混合しないため、温度変動が生じる。 入口配管５はこの部分を通過するため炉心２側で定常的
に温度変動を受ける。入口配管５は炉容器１内で上部及
び下部が接合されている。そのため長さ方向及び周方向
の一部に温度変動を受けることにより応力変動が定常的
に生じ、入口配管５に熱疲労が生じる課題がある。
【０００７】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、簡単な構造で入口配管の構造健全性を向上さ
せる高速増殖炉用原子炉構造を提供することにある。 ［発明の構成］
たもので、簡単な構造で入口配管の構造健全性を向上さ
せる高速増殖炉用原子炉構造を提供することにある。 ［発明の構成］
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は炉容器に至る配
管がルーフスラブを貫通し、炉心入口プレナム部に接続
されるトップエントリ方式ループ形高速増殖炉の原子炉
構造において、前記炉心と入口配管との間に前記炉心と
同心円状の内筒を設け、前記円筒は中央部周方向に複数
の小孔が設けられ、該円筒の上端部は冷却材中に没入浸
漬されてなることを特徴とする。
管がルーフスラブを貫通し、炉心入口プレナム部に接続
されるトップエントリ方式ループ形高速増殖炉の原子炉
構造において、前記炉心と入口配管との間に前記炉心と
同心円状の内筒を設け、前記円筒は中央部周方向に複数
の小孔が設けられ、該円筒の上端部は冷却材中に没入浸
漬されてなることを特徴とする。
【０００９】
【作用】炉心から流出した冷却材は、円筒の内部で完全
に混合され、円筒の上部から円筒外部の出口配管へ達す
る。このため、円筒の外部に位置する入口配管は温度揺
らぎを受けることがなく、入口配管の構造健全性が確保
される。また、円筒の一部に小孔を設けることにより、
液面変動により万一内筒から液面が低下することがあっ
ても流動を確保することができる。
に混合され、円筒の上部から円筒外部の出口配管へ達す
る。このため、円筒の外部に位置する入口配管は温度揺
らぎを受けることがなく、入口配管の構造健全性が確保
される。また、円筒の一部に小孔を設けることにより、
液面変動により万一内筒から液面が低下することがあっ
ても流動を確保することができる。
【００１０】
【実施例】本発明に係る原子炉構造の一実施例を図１を
参照しながら説明する。図１において、炉容器１内に配
設された炉心２と入口配管５の間に炉心２と同心円状の
円筒１０を取付けている。円筒１０の下端は上部隔壁９
に接合され、内筒１０はその上端が冷却材液面１１より
下方に位置し没入浸漬されている。また、内筒１０は中
央部周方向に亘って複数の小孔１２が設けられている。 なお、その他の構造は図２に示した従来例と同様なので
、その説明は省略する。
参照しながら説明する。図１において、炉容器１内に配
設された炉心２と入口配管５の間に炉心２と同心円状の
円筒１０を取付けている。円筒１０の下端は上部隔壁９
に接合され、内筒１０はその上端が冷却材液面１１より
下方に位置し没入浸漬されている。また、内筒１０は中
央部周方向に亘って複数の小孔１２が設けられている。 なお、その他の構造は図２に示した従来例と同様なので
、その説明は省略する。
【００１１】上記構成の原子炉構造において、炉心２を
流出した冷却材は円筒１０内で十分に混合された後、円
筒１０の外部から流出するため、円筒１０の外部に位置
している入口配管５は温度揺らぎを受けなくなる。また
、内筒１０の中央部周方向に設けた複数の小孔１２によ
って、冷却材の液面１１が内筒１０の上端より低下する
ことがあっても冷却材が小孔１２から流出するため、冷
却材の流動が確保される。
流出した冷却材は円筒１０内で十分に混合された後、円
筒１０の外部から流出するため、円筒１０の外部に位置
している入口配管５は温度揺らぎを受けなくなる。また
、内筒１０の中央部周方向に設けた複数の小孔１２によ
って、冷却材の液面１１が内筒１０の上端より低下する
ことがあっても冷却材が小孔１２から流出するため、冷
却材の流動が確保される。
【００１２】しかして、入口配管５は定常時に炉心２か
ら流出する冷却材の温度揺らぎを受けることがないため
、定常時の熱疲労がなく、その結果構造健全性を確保す
ることができる。
ら流出する冷却材の温度揺らぎを受けることがないため
、定常時の熱疲労がなく、その結果構造健全性を確保す
ることができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成で且つ入口
配管の受ける温度揺らぎを防止し、以て構造健全性を確
保することができる。
配管の受ける温度揺らぎを防止し、以て構造健全性を確
保することができる。
【図１】本発明の一実施例を含む高速増殖炉用原子炉構
造を示す概略的断面図。
造を示す概略的断面図。
【図２】従来の高速増殖炉用原子炉構造を示す概略的断
面図。
面図。
１…炉容器、２…炉心、３…一次冷却材、４…ルーフス
ラブ、５…入口配管、６…入口プレナム、７…出口配管
、８…炉心支持構造、９…上部隔壁、１０…内筒、１１
…液面、１２…小孔。
ラブ、５…入口配管、６…入口プレナム、７…出口配管
、８…炉心支持構造、９…上部隔壁、１０…内筒、１１
…液面、１２…小孔。
Claims (1)
- 【請求項１】 炉容器に至る入口配管がルーフスラブ
を貫通し、炉心の入口プレナムに接続されるトップエン
トリ方式ループ形高速増殖炉の原子炉構造において、前
記炉心と入口配管との間に前記炉心と同心円状の内筒を
設け、且つこの内筒には中央部周方向に亘って複数の小
孔が設けられ、前記内筒はその上端が冷却材中に没入浸
漬されていることを特徴とする高速増殖炉用原子炉構造
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3007866A JPH04240592A (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 高速増殖炉用原子炉構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3007866A JPH04240592A (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 高速増殖炉用原子炉構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04240592A true JPH04240592A (ja) | 1992-08-27 |
Family
ID=11677567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3007866A Pending JPH04240592A (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 高速増殖炉用原子炉構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04240592A (ja) |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP3007866A patent/JPH04240592A/ja active Pending
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