JPH04240368A - 室内における氷の造形物の製造方法 - Google Patents

室内における氷の造形物の製造方法

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Publication number
JPH04240368A
JPH04240368A JP540591A JP540591A JPH04240368A JP H04240368 A JPH04240368 A JP H04240368A JP 540591 A JP540591 A JP 540591A JP 540591 A JP540591 A JP 540591A JP H04240368 A JPH04240368 A JP H04240368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice
base frame
net
sprayer
cold water
Prior art date
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Pending
Application number
JP540591A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Yamauchi
山内 啓次
Kosuke Mukogasa
向笠 浩介
Kenji Kitajima
北島 研児
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04240368A publication Critical patent/JPH04240368A/ja
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、展示用やディスプレイ
用等として提供される室内における氷の造形物の製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、展示用等の氷の造形物を作るに
は、製氷メーカで製氷された方形の氷をノミ等の切削具
を用いて削りながら造形する方法、あるいは造形物の型
を作成し、この型の中に水を入れて凍結させた後、これ
を型から取り出す方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
は、造形のために芸術的センスや職人的技術がないと、
手細工がしにくいうえ、とくに壁面や天井あるいは大形
の造形物を氷で作るのは極めて困難である。また、完成
された造形物の形状を維持することや形状の変更も容易
ではない。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
、所望の形の氷の造形物を素人でも比較的簡単に製作で
き、しかも完成した造形物の形状維持や形状変更も容易
な室内における氷の造形物の製造方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、氷点下に設定される室内に氷の造形物の土
台枠を作成し、この土台枠上を変形可能な網状体で被う
とともに、この網状体を所望形状に造形した後、噴霧器
を用いて冷水を圧縮空気と共に上記網状体の表面に均一
的に噴霧するようにしたものである。
【0006】
【作用】上記構成により、上記網状体表面に冷水を圧縮
空気とともに均一的に噴霧するだけで、上記網状体の表
面に付着した水滴が瞬時に氷となり、この氷の成長で上
記網状体の網目がふさがれるので、時間経過とともに氷
の造形物が作成される。この造形物は上記室内が氷点下
に設定されているので、形状は有効に維持されるうえ、
網状体の形を変えるだけで、造形物の形状変更も容易に
行なえる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面にもとづい
て説明する。図1はこの発明に係る室内における氷の造
形物の製造方法を適用した例を示す構成図である。
【0008】図1において、1は天井1A、側壁1Bお
よび床1Cからなる室であり、天井内張り部2A、側壁
内張り部2Bおよび床内張り部2Cからなる内張り2が
設けられている。3は上記室1の外壁と内張り2との間
に充填された断熱材である。4は室1内にダクト5を介
して接続された冷凍機であり、上記室1内を氷点下に設
定し維持するものである。6Aは室1内に固設された基
礎枠、6Bは鋼や木等の材料を使用して、上記室1内に
氷の造形物の土台として形成された土台枠である。7は
上記土台枠6Bを被うように造形された変形可能な網状
体、たとえばワイヤメッシュの金網である。
【0009】8は作業者Mによって操作される噴霧器で
、その先端にはノズル(2層流ノズル)9が設けられて
いる。この噴霧器8には、図2に示すように水タンク1
0内の冷水11を送給するポンプ12にホース13を介
して接続された気液調整弁14が取り付けられており、
この気液調整弁14には、コンプレッサ15からの圧縮
空気がホース16を介して取り込まれるようになってい
る。17は上記室1内の床側に設置されたブロワであり
、上方へ向けて冷気を吹き出すものである。
【0010】つぎに、上記室1内において、氷の造形物
を製作する手順を説明する。室1内に、土台枠6Bを作
成した後、この土台枠6Bをワイヤメッシュの金網7で
被いながら所望の形状に造形する。このあと、冷凍機4
を作動させて室1内を氷点下に設定する。室1内の温度
は、−10゜C以下が好ましく、この後での氷の付着を
良好にさせるためには、−20〜−30゜C程度にする
のがよい。これよりも低温になると、造形作業がやりに
くくなる。この状態でポンプ12およびコンプレッサ1
5を作動させれば、水タンク10内の冷水(約0゜C)
がポンプ12を介して吸水される一方、コンプレッサ1
5からの圧縮空気が送給され、気液調整弁14を経て冷
水11と圧縮空気とが混合されて噴霧器8の先端のノズ
ル9から噴出される。作業者Mはこの噴霧器8を持って
上記冷水11をワイヤメッシュの金網7に向けて均等的
に噴霧すれば、細い水滴が冷えた空気中で冷却されなが
ら予め冷却されているワイヤメッシュの金網7の表面に
付着し、瞬時のうちに氷となる。
【0011】作業者Mは金網7に対して一度に同じ所へ
集中的に噴霧すると、表面温度の上昇を招き、却ってせ
っかく付着した氷を溶かすことになるので、ひと吹きさ
せると、次の部位へ吹き付け先を移動する。これを上記
金網7の全表面に対して均等的に行なう。この結果、金
網7に付着した氷は次第に成長し、網目を塞ぎ滑らかな
表面状態を形成することができる。おおよそ、2〜3週
間で見事な氷の造形物18が作成される。
【0012】上記金網7に対して単に冷水11をかけた
だけでは、溶けたり、不均一な表面状態となるが、上記
のように冷水噴霧を行なうので、噴霧器8のノズル9か
ら噴出した細かい水滴がすぐに冷却され、金網7への付
着により氷になるのが早められる。また、上記金網7の
使用により、広範囲に氷を形成できるので、大形・大面
積の氷の造形物18を作りやすいうえ、造形物18を任
意の形状とすることが可能となる、さらにワイヤメッシ
ュの金網7のメッシュサイズを変えることにより、滑ら
かさの異なる造形物を容易に形成することができる。
【0013】ところで、上記室1内は構造的に比較的温
度の高くなる部所が形成されやすいので、床側に設置し
たブロワ17で冷気を送り込めば、上記熱の溜まり部分
に関係なく、効果的に造形することができるとともに、
この氷の造形物18の維持にも役立たせることができる
。この氷の造形物18はそのまま長時間にわたり室1内
に放置しておくと、昇華現象により氷が蒸発して次第に
やせていくるが、時々、上記冷水の噴霧作業を行なうこ
とによって、完成状態を維持させることができる。
【0014】なお、低温下においては、断熱膨張冷却ブ
ースタ(図示せず)をノズルの前に装着することにより
、雪状のものを噴霧させることも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、氷点下に
設定される室内に設けた土台枠を網状体で被いながら造
形し、この網状体の表面に均一的に冷水を圧縮空気と共
に噴霧することにより、容易に氷の造形物を作成できる
うえ、その造形物の形状維持も簡易に行なえ、さらに大
形の造形物の作成も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る室内における氷の造形
物の製造方法を適用したものの構成図である。
【図2】噴霧器およびそれに付随する機具を示す図であ
る。
【符号の説明】
1      室 6B    土台枠 7      網状体 8      噴霧器 11    冷水

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  氷点下に設定される室内に氷の造形物
    の土台枠を作成し、この土台枠を変形可能な網状体で被
    うとともに、この網状体を所望形状に造形した後、噴霧
    器を用いて冷水を圧縮空気と共に上記網状体の表面に均
    一的に噴霧することを特徴とする室内における氷の造形
    物の製造方法。
JP540591A 1991-01-22 1991-01-22 室内における氷の造形物の製造方法 Pending JPH04240368A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010113618A (ko) * 2001-12-07 2001-12-28 하종필 성에를 이용한 디스플레이 장치
ES2340747A1 (es) * 2007-07-13 2010-06-08 Universidad De Granada Procedimiento para de creacion de estructuras de hielo.
JP2014119238A (ja) * 2012-12-19 2014-06-30 Showa Reito Plant:Kk 生鮮品の冷蔵システム及び冷蔵方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010113618A (ko) * 2001-12-07 2001-12-28 하종필 성에를 이용한 디스플레이 장치
ES2340747A1 (es) * 2007-07-13 2010-06-08 Universidad De Granada Procedimiento para de creacion de estructuras de hielo.
JP2014119238A (ja) * 2012-12-19 2014-06-30 Showa Reito Plant:Kk 生鮮品の冷蔵システム及び冷蔵方法

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