JPH02302571A - 微細氷片による装飾方法 - Google Patents
微細氷片による装飾方法Info
- Publication number
- JPH02302571A JPH02302571A JP12334689A JP12334689A JPH02302571A JP H02302571 A JPH02302571 A JP H02302571A JP 12334689 A JP12334689 A JP 12334689A JP 12334689 A JP12334689 A JP 12334689A JP H02302571 A JPH02302571 A JP H02302571A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- atomized
- supporting column
- fine
- hoarfrost
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 19
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 68
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims abstract description 11
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 20
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 235000011089 carbon dioxide Nutrition 0.000 claims description 6
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 6
- 238000005034 decoration Methods 0.000 claims description 3
- 230000005660 hydrophilic surface Effects 0.000 claims description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 3
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 abstract 2
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 4
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 4
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 239000005995 Aluminium silicate Substances 0.000 description 1
- 229920002101 Chitin Polymers 0.000 description 1
- 235000012211 aluminium silicate Nutrition 0.000 description 1
- 229920002678 cellulose Polymers 0.000 description 1
- 239000001913 cellulose Substances 0.000 description 1
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000112 cooling gas Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 229910052500 inorganic mineral Inorganic materials 0.000 description 1
- NLYAJNPCOHFWQQ-UHFFFAOYSA-N kaolin Chemical compound O.O.O=[Al]O[Si](=O)O[Si](=O)O[Al]=O NLYAJNPCOHFWQQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 239000011707 mineral Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 102000004169 proteins and genes Human genes 0.000 description 1
- 108090000623 proteins and genes Proteins 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000004781 supercooling Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、樹木、氷体、その他の物体等支持体の表面を
微細氷片によって被覆し、人工的に霧氷体を作製し、各
種のイベント、スケート場、スキー場等に展示すること
を目的とした微細氷片による装飾方法に関する。
微細氷片によって被覆し、人工的に霧氷体を作製し、各
種のイベント、スケート場、スキー場等に展示すること
を目的とした微細氷片による装飾方法に関する。
寒冷地や山岳地等の自然界において、霧氷は冬の華とし
て樹氷と並びよ(知られている。これは、0゛C以下の
低温下において、湿度、風速等の自然条件が揃った場合
、樹木等の表面に微細な水滴が着氷し、これが生長して
できるものである。これを人工的に造り出すために従来
、種々の研究がなされている。
て樹氷と並びよ(知られている。これは、0゛C以下の
低温下において、湿度、風速等の自然条件が揃った場合
、樹木等の表面に微細な水滴が着氷し、これが生長して
できるものである。これを人工的に造り出すために従来
、種々の研究がなされている。
例えば、水を寒冷気中に噴霧して人工雪を作る方法とし
て、水滴の直接冷却による方法(実開昭58−6554
8) 、霧と別途生成された氷晶を氷雪捕捉機に送り、
これから雪状物をかき取る方法(実開昭58−1624
79)、霧と断熱空気を混合させることによって人工雪
を作る方法(特開昭58〜193066)など多くの方
法が知られている。
て、水滴の直接冷却による方法(実開昭58−6554
8) 、霧と別途生成された氷晶を氷雪捕捉機に送り、
これから雪状物をかき取る方法(実開昭58−1624
79)、霧と断熱空気を混合させることによって人工雪
を作る方法(特開昭58〜193066)など多くの方
法が知られている。
また、特開昭59−124899では、氷像物の母体に
氷の付着を容易にするための媒体物を組合わせたものに
、氷点下の中で水を噴霧状態にして散布することにより
希望する氷像物を作る方法が述べられており、更に特公
昭62−19320では、技ぶりを矯正した枯木に非着
色水を散布して氷結させ、次にその表面に着色水を散布
氷結させ、更にその上に非着色水を散布氷結させた人工
樹氷の製造方法が記載されている。
氷の付着を容易にするための媒体物を組合わせたものに
、氷点下の中で水を噴霧状態にして散布することにより
希望する氷像物を作る方法が述べられており、更に特公
昭62−19320では、技ぶりを矯正した枯木に非着
色水を散布して氷結させ、次にその表面に着色水を散布
氷結させ、更にその上に非着色水を散布氷結させた人工
樹氷の製造方法が記載されている。
〔発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記した従来の技術にあってはいずれも
人工雪の製造に関するものであるが、または氷温下にお
いて対象物体に通常の噴霧ノズルまたはスプリンクラ−
により散水して凍結させ木像物あるいは人工樹氷を作る
ためのもので、散布する水滴の粒子径が約1000−1
200μmの大きさであるため、水滴がつらら状となり
、霧氷を得ることはできない。
人工雪の製造に関するものであるが、または氷温下にお
いて対象物体に通常の噴霧ノズルまたはスプリンクラ−
により散水して凍結させ木像物あるいは人工樹氷を作る
ためのもので、散布する水滴の粒子径が約1000−1
200μmの大きさであるため、水滴がつらら状となり
、霧氷を得ることはできない。
本発明者は霧氷支持体に対して微細な噴霧水と同時に該
支持体を寒冷気流下におくことにより微細氷片による霧
氷を作り得ることを見い出し本発明に至った。
支持体を寒冷気流下におくことにより微細氷片による霧
氷を作り得ることを見い出し本発明に至った。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、0”C以下の雰囲気中において、=1
0〜−50℃の寒冷気流下、またはドライアイス微粉粒
散布下の親水性表面を有する霧氷支持体に、平均粒径が
10〜1100uの噴霧水を吹き付けることにより、該
支持体表面を微細氷片により被覆装飾することを特徴と
する微細氷片による装飾方法が提供される。
0〜−50℃の寒冷気流下、またはドライアイス微粉粒
散布下の親水性表面を有する霧氷支持体に、平均粒径が
10〜1100uの噴霧水を吹き付けることにより、該
支持体表面を微細氷片により被覆装飾することを特徴と
する微細氷片による装飾方法が提供される。
以下、本発明をより詳細に説明する。
天然に近い霧氷を霧氷支持体に形成させるためには、氷
温下において、噴霧する水滴粒子を小さくしたり、水滴
粒子を過冷却状態にしたり、または噴霧水の中に結晶核
を添加する等の方法を採用する必要がある さらに、形成される霧氷の形状は、噴霧水が過冷却状態
の水滴として霧氷支持体に付着したか等噴霧水滴の状態
、噴霧水量、気温、風速、湿度等の条件によって変化す
る。
温下において、噴霧する水滴粒子を小さくしたり、水滴
粒子を過冷却状態にしたり、または噴霧水の中に結晶核
を添加する等の方法を採用する必要がある さらに、形成される霧氷の形状は、噴霧水が過冷却状態
の水滴として霧氷支持体に付着したか等噴霧水滴の状態
、噴霧水量、気温、風速、湿度等の条件によって変化す
る。
本発明の方法は、天然の霧氷に極めて近似した微細氷片
を霧氷支持体に形成するための条件を高たし、人工的に
霧氷を形成させるものである。
を霧氷支持体に形成するための条件を高たし、人工的に
霧氷を形成させるものである。
霧氷支持体(以下、単に゛支持体とする。)としては表
面が親水性であるものがよく、20゛cにおける表面張
力が30ダイン/cm以上のような水に濡れ易いものが
好ましい。例えば、樹木、枯木、木材、金属、プラスチ
ックス、ゴム、繊維等で形成された各種形状の支持体が
使用できる。装飾体用としては、全表面積の90%以上
が直径10mm以下の線状体または棒状体のものが好ま
しい。これは樹木の霧氷に類似した装飾体を作製するこ
とができる。
面が親水性であるものがよく、20゛cにおける表面張
力が30ダイン/cm以上のような水に濡れ易いものが
好ましい。例えば、樹木、枯木、木材、金属、プラスチ
ックス、ゴム、繊維等で形成された各種形状の支持体が
使用できる。装飾体用としては、全表面積の90%以上
が直径10mm以下の線状体または棒状体のものが好ま
しい。これは樹木の霧氷に類似した装飾体を作製するこ
とができる。
噴霧水滴が支持体に付着した後氷結するためには、該水
滴が過冷却状態で支持体に到達する必要がある。そのた
め、水滴の粒径が、例えば100μm以上と大きいとき
には、大気温が一30℃のように十分に低い場合には氷
結するが、−10℃以上のように比較的高い場合には一
部の微小粒径の水滴のみが氷結するのみである。従って
、比較的温度の高い場合においても効率的に霧氷を作る
ために本発明においては、噴霧水滴を10〜100μm
として噴霧する。10μm以下では、支持体への付着率
が小さいため効率が低下する。
滴が過冷却状態で支持体に到達する必要がある。そのた
め、水滴の粒径が、例えば100μm以上と大きいとき
には、大気温が一30℃のように十分に低い場合には氷
結するが、−10℃以上のように比較的高い場合には一
部の微小粒径の水滴のみが氷結するのみである。従って
、比較的温度の高い場合においても効率的に霧氷を作る
ために本発明においては、噴霧水滴を10〜100μm
として噴霧する。10μm以下では、支持体への付着率
が小さいため効率が低下する。
また、水滴中の氷の結晶核の発生確率は一35℃程度ま
では著しく少い。従って一10℃以上において比較的粒
径の大きい水滴を過冷却状態として支、特休に付着させ
た後直ちに凍結させるためには、噴霧水の一部を一35
℃程度まで過冷却させることが好ましい。このため噴霧
水にトライアイスを吹き付けたり、混合させる等のドラ
イアイス微粉粒散布下、または冷却空気等の冷却気体を
噴霧水に混合させたり、支持体を−10〜−50℃の寒
冷気流中におく等の寒冷気流下で噴霧水滴を噴霧するよ
うにする。
では著しく少い。従って一10℃以上において比較的粒
径の大きい水滴を過冷却状態として支、特休に付着させ
た後直ちに凍結させるためには、噴霧水の一部を一35
℃程度まで過冷却させることが好ましい。このため噴霧
水にトライアイスを吹き付けたり、混合させる等のドラ
イアイス微粉粒散布下、または冷却空気等の冷却気体を
噴霧水に混合させたり、支持体を−10〜−50℃の寒
冷気流中におく等の寒冷気流下で噴霧水滴を噴霧するよ
うにする。
また、噴霧水と同時に圧縮空気をノズル等より噴出し断
熱膨張により約−40’Cで空気中の水分を凍結させて
氷結核を作ってもよい。この場合、高圧水に圧縮空気を
導入して同一のノズルから噴出す方式や、高圧水と圧縮
空気とを別々のノズルから噴出して先端で混合する方式
等公知のいずれの方式でもよい。
熱膨張により約−40’Cで空気中の水分を凍結させて
氷結核を作ってもよい。この場合、高圧水に圧縮空気を
導入して同一のノズルから噴出す方式や、高圧水と圧縮
空気とを別々のノズルから噴出して先端で混合する方式
等公知のいずれの方式でもよい。
この際使用するドライアイスは200μm以下の微粉粒
であることが好ましい。また、寒冷気流は、本発明の方
法を屋外で実施する場合に屋外温度が−10〜−50℃
で、適当な風がある場合には風下に支持体を配置して風
上から噴霧水滴を噴霧してもよいし、一方屋内で実施す
る場合には、外気を流通人させたり、送風機等により屋
内に人工的に気流を生じさせればよい。
であることが好ましい。また、寒冷気流は、本発明の方
法を屋外で実施する場合に屋外温度が−10〜−50℃
で、適当な風がある場合には風下に支持体を配置して風
上から噴霧水滴を噴霧してもよいし、一方屋内で実施す
る場合には、外気を流通人させたり、送風機等により屋
内に人工的に気流を生じさせればよい。
寒冷気流が〜10″Cより高い場合は、支持体上で完全
に霧氷とならずつらら状となり、また、−50℃以下の
低温では噴霧水が直ちに氷結し、支持体に到達したとき
に付着能がなくなるので好ましくない。
に霧氷とならずつらら状となり、また、−50℃以下の
低温では噴霧水が直ちに氷結し、支持体に到達したとき
に付着能がなくなるので好ましくない。
寒冷気流の流速は1〜20 m/secが好ましい。
l m/sec以下では、霧氷が生成できず、また20
m/sec以上では水滴の蒸発が促進され過冷却温度を
下げる効果はあるが、一方、氷結した霧氷が風により引
きちぎれ好ましくない。上記のようにして霧氷を作成す
る場合、支持体にあらかじめ水を散布して対象物の表面
を濡らしておくと効果がある。
m/sec以上では水滴の蒸発が促進され過冷却温度を
下げる効果はあるが、一方、氷結した霧氷が風により引
きちぎれ好ましくない。上記のようにして霧氷を作成す
る場合、支持体にあらかじめ水を散布して対象物の表面
を濡らしておくと効果がある。
本発明においては、噴霧水の中にあらかじめ0゜2重量
%以下の氷あるいは雪、または粒径1μm以下の粘土、
カオリン等の水に不溶性の鉱物、あるいはたんばく質、
キチン、セルロース等の水に不溶性の有機物を、これら
の単体あるいは混合物を添加させることにより噴霧水の
氷結及び付着を促進させることができる。
%以下の氷あるいは雪、または粒径1μm以下の粘土、
カオリン等の水に不溶性の鉱物、あるいはたんばく質、
キチン、セルロース等の水に不溶性の有機物を、これら
の単体あるいは混合物を添加させることにより噴霧水の
氷結及び付着を促進させることができる。
また、噴霧水として着色寄れた水を用いることによって
霧氷体に色彩による装飾をすることができるが、これは
照明のない昼間において特に効果がある。ただし氷片は
乱反射するので透明色ではなく、や−ぼかした色調にな
る。使用する色の種類としては、赤、黄の如き長波長の
ものが、散乱されに(く有効である。また、本発明の方
法で作製した霧氷にスボントライトを当てることにより
、夜間の装飾効果を増大させることもできる。
霧氷体に色彩による装飾をすることができるが、これは
照明のない昼間において特に効果がある。ただし氷片は
乱反射するので透明色ではなく、や−ぼかした色調にな
る。使用する色の種類としては、赤、黄の如き長波長の
ものが、散乱されに(く有効である。また、本発明の方
法で作製した霧氷にスボントライトを当てることにより
、夜間の装飾効果を増大させることもできる。
本発明の霧氷は、寒冷地の屋外で作製してもよいし、屋
内で条件を整備して作製することもできる。また、作成
した霧氷体は0℃以下に保持された断熱室内に保管して
、展示してもよい。この場合、該断熱室の壁面の一部を
透明にして観覧できるようにしてもよい。
内で条件を整備して作製することもできる。また、作成
した霧氷体は0℃以下に保持された断熱室内に保管して
、展示してもよい。この場合、該断熱室の壁面の一部を
透明にして観覧できるようにしてもよい。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本
発明はこれら実施例に限られるものではない。
発明はこれら実施例に限られるものではない。
実施例1
第1図は本発明の一実施例の概要図、第2図は第1図の
霧氷の拡大図、第3図は第2図のA−A′断面図である
。
霧氷の拡大図、第3図は第2図のA−A′断面図である
。
第1図において、断熱材1を配置し、内部を一20℃に
保冷した断熱室2の中に霧氷支持体として整枝された霧
氷支持体の枯木3を設置した。
保冷した断熱室2の中に霧氷支持体として整枝された霧
氷支持体の枯木3を設置した。
まず、ポンプ4から約5 kg / clllの圧力で
送出した高圧水と送風機5からの40メツシユのドライ
アイスとを、水配管6および空気配管7を経て、噴霧ノ
ズル8から直径約100μmの噴霧氷滴9として枯木3
に噴霧した。高圧水の水滴は、混入されたドライアイス
によって過冷却され、噴霧された噴霧水滴9は直に微小
水片となって枯木3の表面に氷着して天然の霧氷に類似
した美しい霧氷11を作製することができた。
送出した高圧水と送風機5からの40メツシユのドライ
アイスとを、水配管6および空気配管7を経て、噴霧ノ
ズル8から直径約100μmの噴霧氷滴9として枯木3
に噴霧した。高圧水の水滴は、混入されたドライアイス
によって過冷却され、噴霧された噴霧水滴9は直に微小
水片となって枯木3の表面に氷着して天然の霧氷に類似
した美しい霧氷11を作製することができた。
枯木3に付着した霧氷11は、第2図及び第3図に示す
ように微細な針状の氷片が、密に付着し、重層になって
いる部分もあった。
ように微細な針状の氷片が、密に付着し、重層になって
いる部分もあった。
実施例2
第1図において、ポンプ4から約5 kg / crl
の圧力で送出した高圧水と圧縮機5からの圧縮空気とを
、水配管6および空気配管7を経て、噴霧ノズル8から
直径約100μmの噴霧水滴9として噴霧した。圧縮空
気は、吹き出しによる断熱膨張によって約−40℃に過
冷却されて空気中の水分が凍結されて氷結核を作り、高
圧水の水滴に混入され、実施例1と同様に枯木3の表面
に氷着して美しい霧氷11を作製することができた。
の圧力で送出した高圧水と圧縮機5からの圧縮空気とを
、水配管6および空気配管7を経て、噴霧ノズル8から
直径約100μmの噴霧水滴9として噴霧した。圧縮空
気は、吹き出しによる断熱膨張によって約−40℃に過
冷却されて空気中の水分が凍結されて氷結核を作り、高
圧水の水滴に混入され、実施例1と同様に枯木3の表面
に氷着して美しい霧氷11を作製することができた。
実施例3
第1図において、噴霧水をポンプ4から約10kg /
cdの圧力で、噴霧ノズル8から直径約50μmの噴
霧水滴9を室内2に噴霧した。一方、室内2には、送風
機5により枯木3が設置される側壁に通風孔(図示せず
。)を設は支持体の枯木3の方向へ送風し、室内2内に
3 m/secの気流を生じせしめた。
cdの圧力で、噴霧ノズル8から直径約50μmの噴
霧水滴9を室内2に噴霧した。一方、室内2には、送風
機5により枯木3が設置される側壁に通風孔(図示せず
。)を設は支持体の枯木3の方向へ送風し、室内2内に
3 m/secの気流を生じせしめた。
この場合も、実施例1と同様に枯木3の表面に霧氷11
が作製された。
が作製された。
本発明の方法は、冬季の高山、寒冷地等特別な自然環境
においてしか見られない霧氷を、平地で人工的に再現さ
せることができるもので、展示、観覧用として利用する
ことができる。
においてしか見られない霧氷を、平地で人工的に再現さ
せることができるもので、展示、観覧用として利用する
ことができる。
第1図は、本発明の一実施例の概要図であり、第2図は
第1図の霧氷の拡大図、第3図は、第2図のA−A’に
おける断面図である。 l・・・断熱材、2・・・断熱室、 3・・・霧氷支持体枯木、4・・・ポンプ、5・・・送
風機または圧縮機、6・・・水配管、7・・・空気配管
、8・・・噴霧ノズル、9・・・噴霧水滴、11・・・
霧氷。
第1図の霧氷の拡大図、第3図は、第2図のA−A’に
おける断面図である。 l・・・断熱材、2・・・断熱室、 3・・・霧氷支持体枯木、4・・・ポンプ、5・・・送
風機または圧縮機、6・・・水配管、7・・・空気配管
、8・・・噴霧ノズル、9・・・噴霧水滴、11・・・
霧氷。
Claims (3)
- (1)0℃以下の雰囲気中において、−10〜−50℃
の寒冷気流下、またはドライアイス微粉粒散布下で、霧
氷支持体に、平均粒径が10〜100μmの噴霧水を吹
き付けることにより、該支持体表面を微細氷片により被
覆装飾することを特徴とする微細氷片による装飾方法。 - (2)該噴霧水と共に、圧縮空気を同時に吹き付ける請
求項(1)記載の微細氷片による装飾方法。 - (3)該支持体が親水性表面を有するものである請求項
(1)または(2)記載の微細氷片による装飾方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12334689A JPH02302571A (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 微細氷片による装飾方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12334689A JPH02302571A (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 微細氷片による装飾方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02302571A true JPH02302571A (ja) | 1990-12-14 |
Family
ID=14858292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12334689A Pending JPH02302571A (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 微細氷片による装飾方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02302571A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010113618A (ko) * | 2001-12-07 | 2001-12-28 | 하종필 | 성에를 이용한 디스플레이 장치 |
-
1989
- 1989-05-17 JP JP12334689A patent/JPH02302571A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010113618A (ko) * | 2001-12-07 | 2001-12-28 | 하종필 | 성에를 이용한 디스플레이 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2676471A (en) | Method for making and distributing snow | |
US3788542A (en) | Environmental control method and apparatus | |
US6488590B2 (en) | Indoor skiing ground facilities having lighting fixtures | |
US4813598A (en) | Snow making apparatus and method for making snow | |
JP2014506668A (ja) | 雪と氷を保持して、メソッド | |
US11473822B2 (en) | Method and apparatus for making falling snow | |
KR100679713B1 (ko) | 기상조절 실험용 연소탄 점화장치 | |
CA2370205C (en) | Snowmaking process | |
JPH02302571A (ja) | 微細氷片による装飾方法 | |
GB2223298A (en) | Method for producing snow and apparatus therefor | |
JPH0233586A (ja) | 氷雪展示体形成用の給水方式 | |
JPH0755307A (ja) | 屋内人工スキー場における造雪方法 | |
CN1314548C (zh) | 人造冰晶树挂及其制造方法 | |
US5301512A (en) | Method and apparatus for making snow | |
CN1111701C (zh) | 人造凇冰的形成方法 | |
US2136758A (en) | Refrigerated motion picture stage | |
KR20050093673A (ko) | 인조눈 제조장치 | |
JPH09210526A (ja) | 人工雪の製造装置及び方法 | |
JPH07332822A (ja) | 人工雪発生方法 | |
JPH02106672A (ja) | 人工樹氷装置 | |
JPS6148389A (ja) | 氷造形物による屋内遊覧施設 | |
CN1223176A (zh) | 利用雾化器制作雾淞的方法 | |
SU1206579A1 (ru) | Способ получени искусственного снега | |
KR20060005656A (ko) | 냉매코일을 이용한 얼음조각 성형장치 | |
Clulow | Indoor snowmaking |