JPH04239446A - 箱型パレット組立材 - Google Patents

箱型パレット組立材

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JPH04239446A
JPH04239446A JP1269591A JP1269591A JPH04239446A JP H04239446 A JPH04239446 A JP H04239446A JP 1269591 A JP1269591 A JP 1269591A JP 1269591 A JP1269591 A JP 1269591A JP H04239446 A JPH04239446 A JP H04239446A
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JP
Japan
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locking
support
grid
pallet
sides
Prior art date
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Pending
Application number
JP1269591A
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English (en)
Inventor
Hiromi Yamamoto
山本 宏実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd filed Critical Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
Priority to JP1269591A priority Critical patent/JPH04239446A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汎用の平パレットの四
周上方に簡易に組立てて箱型パレットを構成して崩れ易
い積み荷の輸送や保管に便利に使用することの出来る箱
型パレット組立材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生産用資材,工場製品等の物品輸送,保
管には広く平パレットが使用されている。これら物品は
平パレットの上に積載され、フォークリフトにより輸送
され、積荷の形状によっては平パレットごと積み上げら
れたりもし、次の使用又は輸送まで平パレット上に積載
された状態のままで保管されることが多い。このような
平パレットによる輸送や保管は、積荷が1つ又は2つ程
度の大型の安定した積載状態のものや、偏平な形状の物
品を積み重ねたものである場合には問題はない。
【0003】しかしながら、例えば製紙工程で紙の巻取
りに使用する紙管のように積載したときの状態が甚だ不
安定な物品は、平パレットに僅かしか積載出来ないし、
特別に紐掛けなどして積載に工夫をしても積載量や安定
性は大同小異で平パレットの使用効率や作業能率が低か
った。このような問題をなくすための箱型パレットが試
用されたことはあるが、従来の平パレットをそのまま利
用するものではなく、また四周の壁部もやゝ複雑な構造
をしていて随時必要に応じて簡易に使用出来るというよ
うなものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の欠点を解消し、従来の平パレットをそのまま利用して
随時必要に応じて簡易に箱型パレットを組立て、積載し
たとき崩れ易くなるような形状の物品であっても多量に
且つ崩れる恐れなく積載可能とさせることを課題とする
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は種々検討した
結果、組立材をそれが組立てられて成る箱型パレットに
おける一組の相対する壁部を構成する2つのサポート格
子と他の相対する壁部の一方を構成する係止格子と他方
を構成する積み下ろし口閉鎖材とから構成し、サポート
格子はその両側の縦枠の基部を平パレットの角部に自立
可能に係合させる構造とし、係止格子はその両側を上記
各サポート格子の一方の側の上下に係止,係合させ、他
方の側には積み下ろし口閉鎖材を係合させ、これらの係
止,係合部分を着脱自在な構造に構成することにより、
上記課題を解決することの出来ることを究明して本発明
を完成した。
【0006】以下、本発明に係る箱型パレット組立材を
図面によって詳細に説明する。図1は本発明に係る箱型
パレット組立材の1実施例を平パレットの四周に装着し
て組立てられた状態で示す斜視図、図2〜図11は図1
中の各部材別の図面であって、図2は平パレットの1例
の斜視図、図3はサポート格子を外側から見た正面図、
図4は図3中のA部を内側から見た拡大斜視図、図5は
図3中のB部の拡大斜視図、図6は係止格子を外側から
見た正面図、図7は図6中のC部を内側から見た拡大斜
視図、図8は図6中のD部の拡大斜視図、図9は図1中
のE部の拡大斜視図、図10は図1中のF部の拡大斜視
図、図11は図1の実施例の積み下ろし口閉鎖材を構成
するバーの拡大正面図、図12〜14はそれぞれ箱パレ
ットの組立順の説明図である。
【0007】平パレット1は、図2に示すように直角四
辺形の床11の四つの角部の下にそれぞれ角部支柱12
を、また図示するように多くの場合角部支柱12,12
間に中間支柱13を備えており、通常これらの支柱12
,13を補強するための接地連結材14が四周に設けら
れていて、フォークリフトのフォークは床材11と接地
連結材14の間隙に差し込まれる。床11の厚さはその
全面に亘って分厚くない場合でも、その四周の下面には
(そして殆んどの場合中央部にも)補強用角材が取り付
けられていて図示するように分厚くなっている。
【0008】本発明に係る箱型パレット組立材は上記の
ような従来汎用の平パレットをそのまま利用し、その四
周に装着して箱型パレットに組立てるものであって、2
つのサポート格子2と1つの係止格子3と積み下ろし口
閉鎖材4とから成り、その1例を組立てた箱型パレット
は図1に示されている。
【0009】各サポート格子2は次のような構造となっ
ている。図3に示すように、上辺枠21のほぼ中央部か
ら2本の中央縦枠22,22がサポート格子2の格子面
を両側に2分して下方に向い、そしてこの中央縦枠22
のそれぞれは下辺の位置までの少なくとも下半分におい
て2本の中央縦枠22,22の間隔がサポート格子2面
内で下方に向って漸次拡大する離隔部22aを有する形
状を成しており、そして下辺の位置に至ってサポート格
子2面内で互に反対方向に曲がってそれぞれ2分された
サポート格子2面の各々の下辺枠23を成していて、そ
の末端は上辺枠21の両端から下方に下る縦枠24に固
定されている。そして2本の中央縦枠22,22の下部
を互に近付けるための固定環25が設けられている。こ
の固定環25はその環内に2本の中央縦枠22,22の
下部従って下部を含む離隔部22a,22aを挿通させ
ており、その形状は限定されないが楕円形又は長孔形な
どが好ましく、少なくともその長径が離隔部22a,2
2a間の最大間隔よりも短小に構成されている。
【0010】更にサポート格子2の両側の縦枠24の基
部には、平パレット1の角部及び角部支柱12に着脱自
在に且つ自立可能に係合してサポート格子2を平パレッ
ト1の辺に沿ってその中央部側へ作用する力に抗して支
持するサポートアタッチ部26が設けられている。この
ようなサポートアタッチ部26の1例を図4に示す。こ
こで、平パレット1の角部を形成する互に直角な2つの
側面の呼び名として、サポート格子2面に沿う側をサポ
ート格子側と呼び、他方をサポート格子間側と呼ぶこと
とする。
【0011】図例のサポートアタッチ部26は、図4に
示すように平パレット1の床11のサポート格子間側の
縁部11bを内側にして嵌合状に係合する上フランジ部
261a,ウエブ部261b及び下フランジ部261c
から成る断面コ状の床係合部261と、角部支柱12の
サポート格子側側面12a及びサポート格子間側側面1
2bにそれぞれ当接する互に直角なサポート格子側支柱
側面当接部262a及びサポート格子間側支柱側面当接
部262bから成る支柱係合部262とを備えており、
床係合部261のウエブ部261bと支柱係合部262
のサポート格子間側支柱側面当接部とは連続した平面を
形成している。上記の場合において、図2に示す平パレ
ット1のように角部支柱12のサポート格子側側面12
a及びサポート格子間側側面12bの各上側にこれらと
接して床11の角部のサポート格子側縁部11a及びサ
ポート格子間側縁部11bの各側面が存在しても、上記
支柱係合部262との係合に関する限りこれらの側面は
角部支柱12が上方に延長されてその側面を形成してい
るものと見なして取り扱うこととする。サポートアタッ
チ部26の上フランジ部261aのサポート格子側支柱
側面当接部262a側の端部上面には、図4に示すよう
に縦枠24の下端が固着されており、この縦枠24には
前記したように下辺枠23の末端が固定されている。こ
のように両側の各縦枠24の基部にサポートアタッチ部
26が固着された状態において、両側の床係合部261
のウエブ部261b,261b間の距離は自然状態では
床11のサポート格子側の縁部11bの長さよりも若干
短く、従ってサポート格子2の下部を若干拡げて床係合
部261を平パレット1に嵌合させるようになっている
【0012】更に、サポートアタッチ部26の説明を続
ける。図4に示すように、サポート格子側支柱側面当接
部262aを上部フランジ261aの高さよりも上方に
延長した突出片262a’を設け、これに縦枠24や下
辺枠23の側部を溶接固定するときは、それらの保持を
補強出来るので好ましい。
【0013】そしてこの形状のサポートアタッチ部26
は、図4から明らかなように、1枚の直角四辺形の金属
板から切込み及び折曲によって容易に製作し得るもので
ある。このような構造のサポートアタッチ部26は、図
4に示すように平パレット1の床11のサポート格子間
側縁部11bの一端から矢印Xの方向に移動させた後に
矢印Yの方向に外挿させて床係合部261内に上記縁部
11bを嵌合状に係合させてウエブ部261b及びサポ
ート格子側支柱側面当接部262aを床11及び角部支
柱12の該当各側面にそれぞれ当接させた状態に装着す
ること、及びこの状態からサポートアタッチ部26を引
き抜くことは自在であって、このような装着状態におい
ては縦枠24は自立可態である。それは、重力の作用に
対してはサポートアタッチ部26の上フランジ部261
aが床11の上面に載置された状態となるからそれ以上
下降することがなく、そして床11のサポート格子間側
縁部11bを通る鉛直面に沿う傾斜は床係合部261が
上記縁部11bに嵌合していることにより不能であり、
上記縁部11bに垂直な面に沿う傾斜は縦枠24がサポ
ート格子2を構成していてその両側の縦枠24の基部が
床11の縁部に係合していることにより不能であるから
である。また、図4中に示すように平パレット1の辺に
沿って中央側へ作用する矢印Y方向及び矢印Z方向の力
に対しても、それぞれ支柱係合部262のサポート格子
間側支柱側面当接部262b(これに床係合部261の
ウエブ部261bも加わる)及びサポート格子側支柱側
面当接部262aが角部支柱12のサポート格子間側側
面12b及び床11のサポート格子間側縁部11bと角
部支柱12のサポート格子間側側面12aとに当接して
移動することはない。上記機能を有するサポートアタッ
チ部26の構造は、サポート格子2の両側において共通
である。
【0014】そして、次に説明する係止格子3が係止す
る側のサポートアタッチ部26には、上記の構造に加え
て係止格子3の係止端31aを着脱自在に係止させる係
止格子係止部263が設けられている。その1例を図4
中に示す。この例は、係止格子係止部263が係止格子
3の係止端31aの後記する例の形状に対応させた係止
孔である場合であり、上フランジ部261aの上面の縦
枠24の基部に近く固着した断面が開口側を下方に位置
せしめられた“コ”の字状の凸状体の上部端面に形成さ
れている。
【0015】更にサポート格子2の係止格子3側と反対
側の縦枠24には、積み下ろし口閉鎖材4を着脱自在に
係止させるための閉鎖材係止部264が設けられている
。図3及び図5に示した閉鎖材係止部264は、後に説
明する積み下ろし口閉鎖材4の例に対応させた複数個の
短小なパイプであり、これらは上記縦枠24に沿って固
着されているがこれに限る必要はなく、例えばフック状
のものであっても良い。なお上記説明の各部の他に、サ
ポート格子2には図3に例示するような横桟27や縦桟
28等が適宜に設けられる。
【0016】係止格子3は次のような構造となっている
。図6に示すようにその外縁は両側の縦枠31と上辺枠
32及び下辺枠33とから成っている。そして、両側の
各縦枠31の脚部下端にサポート格子2のサポートアタ
ッチ部26に設けられた係止格子係止部263に着脱自
在に係止する係止端31aが設けられている。その1例
は図8に拡大して示すように、下端がやや偏平状で折曲
した形状であり、図4に示したサポート格子2のサポー
トアタッチ部26の係止格子係止部263の係止孔に対
応していて、図9に示すように装着及び離脱は自在であ
る。また、両側の縦枠31と上辺枠32との成す各角部
には、係止格子3をサポート格子2に拘止させるための
拘止部34が図6に示すように、ガイド棒341と拘止
用金具342とから主として構成されて設けられている
。ガイド棒341は拘止部34を内側から見た図7に示
すように、係止格子3面内で下方に向って縦枠31との
間隔が漸次拡大するように、上端を上辺枠32に、下端
を例えば図示したような固定棒343にそれぞれ固定さ
れている。また拘止用金具342は図7に示すように、
板状体であってその一方の先端にサポート格子2の縦枠
24に拘止させるための拘止端342aを有すると共に
、その板状体上の固定個所で上記ガイド棒341と摺動
可能且つ離脱不能にガイド棒341に交差して係合して
いる。その係合は図例のようにガイド棒341の幅に対
して余裕のある幅の貫通孔342bを拘止用金具342
の上記固定個所に設け、この貫通孔342bにガイド棒
341が挿通されているように構成すれば良い。なお、
係止格子3に横桟35や縦桟36等を適宜設けてよいこ
とはサポート格子2と同様である。
【0017】係止格子3が拘止部34の後記する説明の
作用によりサポート格子2に拘止するとき、両者の縦枠
31と縦枠24とは互に引き寄せ合うが、そのとき両者
の接触状態は拘止用金具342が係止格子3の面内に沿
っていて動かないことからほぼ安定している。しかしな
がらより確実により安定に近接してサポート格子2の縦
枠24と係止格子3の縦枠31とを平行に維持するため
の位置安定化受具5が、図7及び図10に示すように係
止格子3の縦枠31か、又はサポート格子2の縦枠24
かのいずれか一方に設けておくのが好ましい。
【0018】平パレット1に両側のサポート格子2,2
及び係止格子3を組立てた状態で係止格子3と反対の開
口側から積荷や降ろしは行うが、積み下ろし口閉鎖材4
は移送などのときに必要な上記開口側を閉鎖することを
目的とするものである。従ってサポート格子3の縦枠2
4に係止可能で、この目的に叶い好ましくは扱い易いも
のであれば如何なるものでもよい。図例の積み下ろし口
閉鎖材4は、図1に示すように複数本のバー41から成
り、その両端には例えば図11に示すような係止端41
aが形成されていてこの係止端41aを両側のサポート
格子2の縦枠24,24に取り付けられている閉鎖材係
止部264に挿し入れることによって水平に渡すもので
ある。積み下ろし口閉鎖材4の他の形態としては、例え
ば水平に渡した上下のバーに縦にバーを掛けるもの、或
は外枠を有する格子状のものであっても良い。
【0019】
【組立方法及び作用】本発明に係る箱型パレット組立材
の組立方法及び作用を上記で説明した実施例により説明
する。組立順の概略は図12〜14に示してある。先ず
、図12に示すように、平パレット1の所定の相対する
各縁部にサポート格子2を装着する。その方法は、サポ
ート格子2の下部を若干拡げて両側のサポートアタッチ
部26の床係合部261を図4に示すように矢印Xの方
向に進めた後にY方向に進めて図9に示すように平パレ
ット1のサポート格子間側の縁部11bに嵌合状に係合
させ、サポート格子側支柱側面当接部262aを角部支
柱12の側面に当接させる。サポート格子2は2本の中
央縦枠22,22が下辺の位置に至って互に一体になる
ことなく両側に分離して下辺枠23を形成している構造
であるから、サポート格子2の下部を若干拡げることは
可能である。 そしてこの状態において上辺枠21が有する弾性による
復元力により、支柱係合部262及び床係合部261が
平パレット1の角部支柱12及び床11のサポート格子
間側の両縁部11bに押し付けられ、前記したように床
係合部261の床11への嵌合状の係合及び両側縦枠2
4の基部の床11への係合により、サポート格子2は自
立可能である。従ってサポート格子2から手を離して次
の作業を行い得るから組立は一人で可能である。この状
態から固定環25を図1に示すように下方に降ろして、
中央縦枠22の離隔部22aの間隔を縮小させて両側の
サポートアタッチ部26を中央側へ強く引き付けること
により、衝撃によってサポート格子2の下部が開いてサ
ポートアタッチ部26が床11から外れるようなことも
なく、サポート格子2の装着は確実なものとなる。
【0020】次いで、図13に示すように係止格子3を
サポート格子2間に係止させる。その方法は、係止格子
3の両縦枠31の係止端31aを図9に示すようにサポ
ート格子2のサポートアタッチ部26の係止格子係止部
263に嵌め込んで係止させた後、各縦枠31をサポー
ト格子2の縦枠24に沿わせる。このとき、図10に示
すように位置安定化受具5が設けられているときは、相
手側の縦枠31をこれに当てる。次いで、図10に示す
ように拘止部34の拘止用金具342をサポート格子2
の縦枠24に拘止端342aを拘止させた状態で押し下
げれば、拘止用金具342がその固定個所で下方に向っ
て縦枠31との距離が拡大するガイド棒341と係合し
ていることにより、両縦枠31,24を強く引き寄せ合
わせるように作用して両者は近接して平行に保持される
ことになる。係止格子3が両側の上下で上記のように両
サポート格子2,2と係止及び拘止することにより、こ
れら3者は相互に掛かり合って非常に堅固な結合構造を
構成して平パレット1に装着されたものとなる。
【0021】上記の状態で箱型パレットの主要部は構成
され、係止格子3に対向する積み下ろし口が開口したま
まとなっていて、ここから物品を積載したり積荷を下し
たりする。しかしながら積荷状態で移動するときは勿論
、保管するときでも必要に応じて図14に示すように積
み下ろし口を閉鎖する。その方法は簡単で、積み下ろし
口閉鎖材4を積み下ろし口側の縦枠24の閉鎖材係止部
264に係止させる。図例の場合では、複数本の各バー
41の係止端41aを閉鎖材係止部264に嵌め込んで
係止させればよい。
【0022】積荷の下ろしなどで積み下ろし口閉鎖材4
を取り外すとき、更には箱型パレットである必要なく平
パレット1として使用したいときは、上記の組立順の逆
を行って分解すれば良く、この作業は容易であり、分解
した各組立材はいずれも偏平又は棒状であって積み重ね
ても嵩高くなく、係止格子3の拘止用金具342は離脱
不能に構成しているから逸散することもなく、組立材の
保管は容易である。
【0023】
【発明の効果】以上に詳述した本発明に係る箱型パレッ
ト組立材は、箱型パレットに組立てられた状態における
一組の相対する壁部を構成する2つのサポート格子と他
の相対する壁部の一方を構成する係止格子と他方を構成
する積み下ろし口閉鎖材とから構成され、サポート格子
はその両側の縦枠の基部を平パレットの角部に自立可能
に係合させる構造であり、係止格子はその両側を上記各
サポート格子の一方の側の上下に係止,係合され、他方
の側には積み下ろし口閉鎖材を係合され、これらの係止
,係合部分を着脱自在な構造とすると共に各組立材の構
造部材に離脱可能なものがないように構成したことによ
り、組立方法及び分解は特別な工具及び複数の人手を要
することなく1人でも極めて簡単に行うことが出来、し
かも組立てた状態では構造堅固であり、分解したときは
部材は逸散することなく嵩高くもならないから保管に容
易であり、その工業的利用価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る箱型パレット組立材の1実施例を
平パレットの四周に装着して組立てられた状態で示す斜
視図である。
【図2】平パレットの1例の斜視図である。
【図3】サポート格子を外側から見た正面図である。
【図4】図3中のA部を内側から見た拡大斜視図である
【図5】図3中のB部の拡大斜視図である。
【図6】係止格子を外側から見た正面図である。
【図7】図6中のC部を内側から見た拡大斜視図である
【図8】図6中のD部の拡大斜視図である。
【図9】図1中のE部の拡大斜視図である。
【図10】図1中のF部の拡大斜視図である。
【図11】図1の実施例の積み下ろし口閉鎖材を構成す
るバーの拡大正面図である。
【図12〜14】図12〜14は箱パレットの組立順の
説明図であり、図12は平パレットの所定の相対する各
縁部にサポート格子を装着した状態を示す斜視図、図1
3は更に係止格子をサポート格子間に係止させた状態を
示す斜視図、図14は更にサポート格子の積み下ろし口
側の縦枠の閉鎖材係止部に積み下ろし口閉鎖材を係止さ
せた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1  平パレット 11  床 11a  サポート格子側縁部 11b  サポート格子間側縁部 12  角部支柱 12a  サポート格子側側面 12b  サポート格子間側側面 13  中間支柱 14  接地連結材 2  サポート格子 21  上辺枠 22  中央縦枠 22a  離隔部 23  下辺枠 24  縦枠 25  固定環 26  サポートアタッチ部 261  床係合部 261a  上フランジ部 261b  ウエブ部 261c  下フランジ部 262  支柱係合部 262a  サポート格子側支柱側面当接部262a’
  突出片 262b  サポート格子間側支柱側面当接部263 
 係止格子係止部 264  閉鎖材係止部 27  横桟 28  縦桟 3  係止格子 31  縦枠 31a  係止端 32  上辺枠 33  下辺枠 34  拘止部 341  ガイド棒 342  拘止用金具 342a  拘止端 342b  貫通孔 343  固定棒 35  横桟 36  縦桟 4  積み下ろし口閉鎖材 41  バー 41a  係止端 5  位置安定化受具 X  サポートアタッチ部の移動方向 Y  サポートアタッチ部の外挿方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  直角四辺形の床(11)の角部の下に
    それぞれ角部支柱(13)を備えた平パレット(1)の
    四周に装着して箱型パレットとするための組立,分解自
    在な組立材であって、箱型パレットの一組の相対する壁
    部を構成する2つのサポート格子(2,2)と他の相対
    する壁部の一方を構成する係止格子(3)と他方を構成
    する積み下ろし口閉鎖材(4)とから成り、各サポート
    格子(2)においては、上辺枠(21)のほぼ中央部か
    ら2本の中央縦枠(22,22)がサポート格子(2)
    面を両側に2分して下方に向い下辺の位置に至るまでの
    少なくとも下半分において中央縦枠(22,22)間の
    間隔がサポート格子(2)面内で下方に向って漸次拡大
    する形状を成しており、下辺の位置に至ってサポート格
    子面内で互に反対方向に曲がってそれぞれ2分されたサ
    ポート格子(2)面の各側の下辺枠(23)を成してい
    てその末端は上辺枠(21)の両端から下方に下がる縦
    枠(24)に固定されており、上記2本の中央縦枠(2
    2,22)の下部を近付けるための固定環(25)が上
    記2本の中央縦枠(22,22)の下部をその環内に挿
    通させた状態で且つ長径が中央縦枠(22,22)間の
    最大間隔よりも短小に設けられており、両側の縦枠(2
    4)の基部には平パレット(1)の角部及び角部支柱(
    13)に着脱自在に且つ自立可能に係合してサポート格
    子(2)を平パレット(1)の辺に沿ってその中央側へ
    作用する力に抗して支持するサポートアタッチ部(26
    )が設けられていると共に係止格子(3)側のサポート
    アタッチ部(26)には係止格子(3)の係止端を着脱
    自在に係止させる係止格子係止部(263)が設けられ
    ており、サポート格子(2)の係止格子(3)側と反対
    側の縦枠(24)には前記積み下ろし口閉鎖材(4)を
    着脱自在に係止させるための閉鎖材係止部(264)が
    設けられており、係止格子(3)においては、その外縁
    は両側の縦枠(31,31)と上辺枠(32)及び下辺
    枠(33)とから成っていて縦枠(31)の脚部下端に
    はサポート格子(2)のサポートアタッチ部(26)に
    設けられた係止格子係止部(263)に着脱自在に係止
    する係止端(31a)が設けられており、両側の縦枠(
    31)と上辺枠(32)との成す各角部にはサポート格
    子(2)と拘止する拘止部(34)が設けられており、
    該拘止部(34)は係止格子(3)面内で下方に向って
    縦枠(31)との間隔が漸次拡大するように固定された
    ガイド棒(341)と、棒状体であってその一方の先端
    にサポート格子(2)の縦枠(24)に拘止させるため
    の拘止部(342a)を有すると共にその棒状体の固定
    個所で上記ガイド棒(341)と摺動自在且つ離脱不能
    に上記ガイド棒(341)に交差して係合した拘止用金
    具(342)とから成っていることを特徴とする箱型パ
    レット組立材。
  2. 【請求項2】  係止格子(3)の係止端(31a)を
    係止させるサポートアタッチ部(26)の係止格子係止
    部(263)が係止孔であり、係止格子(3)の係止端
    (31a)が上記係止孔に係止,離脱自在な折曲形状の
    ものである請求項1に記載の箱型パレット組立材。
  3. 【請求項3】  積み下ろし口閉鎖材(4)が複数のバ
    ー(41)から成り、サポート格子(2)の閉鎖材係止
    部(264)は上記各バー(41)を水平にしてその両
    端の係止端(41a)を係止させるものである請求項1
    又は2に記載の箱型パレット組立材。
  4. 【請求項4】  係止格子(3)の縦枠(31)又はサ
    ポート格子(2)の縦枠(24)に両者が互に引き寄せ
    合ったときに相手側を近接して平行に維持するための位
    置安定化受具(5)が取り付けられている請求項1から
    3までのいずれか1項に記載の箱型パレット組立材。
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