JPH0423900Y2 - - Google Patents

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JPH0423900Y2
JPH0423900Y2 JP7113286U JP7113286U JPH0423900Y2 JP H0423900 Y2 JPH0423900 Y2 JP H0423900Y2 JP 7113286 U JP7113286 U JP 7113286U JP 7113286 U JP7113286 U JP 7113286U JP H0423900 Y2 JPH0423900 Y2 JP H0423900Y2
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JP
Japan
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boom
cab
scale
driver
crane
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JP7113286U
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JPS62183693U (ja
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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はラフテレーンクレーン等のホイ−ルク
レーンに関するものである。
(従来技術) たとえばラフテレーンクレーンは、第5図に示
すように、下部走行体1上に上部旋回体2が搭載
され、この上部旋回体2にブーム3が起伏シリン
ダ4によつて起伏しうるように設けられて成つて
いる。また、上部旋回体2には、クレーン作業時
と走行時とに兼用される運転室5が設けられ、ク
レーン走行時にはブーム3がこの運転室5の左右
一側方(通常は左側方、以下この例で説明する)
を横切るほぼ水平状態とされる。
したがつて、クレーン走行時に運転室5からの
左側方視界がブーム3によつて大きく遮られるこ
とになるため、とくに狭隘路での走行時に不利と
なつていた。このため、車高が法律で制限される
公道走行時以外において、狭隘路走行時等、左側
方視界を確保したい場合には、第5図仮想線で示
すようにブーム3を若干起こして走行するように
しているが、ブーム3を起こすと、ブーム先端の
地上高さ(クレーン全高)Hが高くなるため、車
高制限を受ける場所の走行時に問題が生じる。
従来、このような場合には、ブーム先端の地上
高さ(以下、ブーム先端高さという)Hの実際上
の寸法を運転室5から見定めることができないた
め、車高制限を受ける場所ごとに運転者が道路上
に降りて目視確認しなければならず、非常に不便
となつていた。
(考案の目的) そこで本考案は、複数通りのブーム先端高さ寸
法を運転室から容易かつ正確に確認することがで
きるホイールクレーンを提供するものである。
(考案の構成) 本考案の特徴とするところは、運転室を備えた
上部旋回体にブームが起伏可能に設けられ、この
ブームは、クレーン走行時には上記運転室の一側
方を横切るほぼ水平状態とされるホイールクレー
ンにおいて、上記運転室内からの視界内で相対向
する上記ブームおよび運転室の側面のうち、一方
の側面に、ブーム角度によつて変化する複数通り
のブーム先端地上高さが示された目盛が設けら
れ、他方の側面に、この目盛に対応する指針が設
けられてなるホイールクレーン、にある。
(実施例) 第1図乃至第4図に本考案の実施例を示してい
る。なお、この実施例では、従来説明に合わせて
ラフテレーンクレーンを本考案の適用対象として
例にとつている。また、この実施例において、第
5図に示す従来クレーンと同一部分に同一符号を
付して示し、その重複説明を省略する。
クレーン走行時において、運転室5は、その左
側面51の上部がブーム3の中間ややブームフツ
ト寄り部分の右側面31と対向する(側面視で重
なり合う)状態となる。この相対向する部分にお
いて、運転室5側には、左側方視界を妨げず、し
かも運転室5内からの視界内(運転室5内から目
視しうる位置)である前端部に指針6がブーム右
側面31側に突出して設けられている。一方、ブ
ーム3側には、この指針6の先端部61が臨む位
置に目盛シート7が設けられている。
指針6は、先端部61が尖鋭となつた細幅の板
状に形成され、基端折曲部62が運転室左側面5
1にねじ止め等にて取付けられている。目盛シー
ト7は、薄プラスチツクシートにて所謂ワツペン
状、または薄金属板にて薄板状に形成され、ブー
ム右側面31に貼着、ねじ止め等にて取付けられ
る。この目盛シート7には、上下方向三個所に目
盛71,72,73と、この目盛71〜73が表
わすブーム先端高さ寸法の数値71a,72a,
73aが表示されている。この数値71a,72
a,73aは、例えば最上部のものから順に、公
道走行時の車高寸法である3.49m、公道走行時以
外(工場構内走行時等)で一般に制限車高とされ
る3.8m、最大車高としての4.0mの数値で表示さ
れる。また最上部目盛71に、公道走行時の高さ
であることを明示するために「公道走行時」の文
字74が付記されるほか、余白部分に、この目盛
シート7がブーム先端高さを示すものである旨の
表示75が付されている。
この構成において、ブーム3がほぼ水平とされ
た公道走行姿勢では、指針6は目盛シート7の最
上部目盛71を指し示す。そして、公道走行時以
外において、狭隘路走行時等の左側方視界を確保
するためにブーム3を起こしたときは、ブーム3
の上昇に応じ指針6が相対的に下降して最上部目
盛71から中間目盛72または最下部目盛73へ
と移行し、これによつてブーム先端高さが表示さ
れる。したがつて、運転者は運転室5内から現在
のブーム先端高さを正確に目視確認することがで
きるため、従来のように車高が制御される場所ご
とに運転室5から降りてブーム先端高さが制限内
にあるかどうかを目測する面倒がなくなるととも
に、目盛の誤りによる事故発生のおそれがなくな
る。
ところで、上記実施例では運転室4側に指針
6、ブーム3側に目盛シート7を設けたが、これ
とは逆に、運転室5側に目盛シート7,ブーム3
側に指針6を設けてもよい。また、目盛71〜7
3は、目盛シート7にではなく直接、ブーム3ま
たは運転室5に設けてもよい。さらに、指針形
状、指針および目盛を設ける位置、目盛のピツチ
と数等は本考案の実施例にあたり種々変更して差
支えない。また、本考案はラフテレーンクレーン
以外のホイ−ルクレーンにも適用可能である。
(考案の効果) 上記のように本考案によるときは、運転室内か
らの視界内で相対向するブームおよび運転室の側
面に設けられた目盛と指針とによつて複数通りの
ブーム先端高さを運転室から簡単にそして正確に
確認できるため、とくに公道走行時以外で、ブー
ムを少し起こして走行する場合に、車高制限を受
ける場所ごとに運転者が地上に降りてブーム先端
高さを目測する面倒も、目測の誤りもなくなり、
クレーン走行上、非常に便利かつ安全となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかるクレーンの部
分側面図、第2図は同クレーンにおける運転室と
ブームの相対向する部分の拡大平面図、第3図は
運転室に設けられた指針の拡大斜視図、第4図は
ブームに設けられた目盛シートの拡大側面図、第
5図はラフテレーンクレーンの全体概略側面図で
ある。 2……上部旋回体、3……ブーム、31……ブ
ーム右側面(運転室と対向する側面)、5……運
転室、51……運転室左側面、6……指針、7…
…目盛シート、71〜73……目盛。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転室を備えた上部旋回体にブームが起伏可能
    に設けられ、このブームは、クレーン走行時には
    上記運転室の一側方を横切るほぼ水平状態とされ
    るホイ−ルクレーンにおいて、上記運転室内から
    の視界内で相対向する上記ブームおよび運転室の
    側面のうち、一方の側面に、ブーム角度によつて
    変化する複数通りのブーム先端地上高さが示され
    た目盛が設けられ、他方の側面に、この目盛に対
    応する指針が設けられてなることを特徴とするホ
    イ−ルクレーン。
JP7113286U 1986-05-12 1986-05-12 Expired JPH0423900Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7113286U JPH0423900Y2 (ja) 1986-05-12 1986-05-12

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JP7113286U JPH0423900Y2 (ja) 1986-05-12 1986-05-12

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Publication Number Publication Date
JPS62183693U JPS62183693U (ja) 1987-11-21
JPH0423900Y2 true JPH0423900Y2 (ja) 1992-06-04

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ID=30913415

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JP7113286U Expired JPH0423900Y2 (ja) 1986-05-12 1986-05-12

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JPS62183693U (ja) 1987-11-21

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