JPH04237785A - 扉開閉駆動装置 - Google Patents
扉開閉駆動装置Info
- Publication number
- JPH04237785A JPH04237785A JP3016914A JP1691491A JPH04237785A JP H04237785 A JPH04237785 A JP H04237785A JP 3016914 A JP3016914 A JP 3016914A JP 1691491 A JP1691491 A JP 1691491A JP H04237785 A JPH04237785 A JP H04237785A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- drive
- drive source
- pulley
- electromagnetic clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 13
- 230000002528 anti-freeze Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 2
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 2
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 108010053481 Antifreeze Proteins Proteins 0.000 description 1
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレハブ冷凍庫のよう
に人が内部で作業することのある冷蔵庫等に設けられて
いる冷蔵庫扉を開閉する扉開閉駆動装置に関する。
に人が内部で作業することのある冷蔵庫等に設けられて
いる冷蔵庫扉を開閉する扉開閉駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレハブ冷凍庫等には、その庫内
出入口部に電動作動するスライド式の自動扉が適用され
ているが、このスライド式の冷蔵庫扉において、駆動源
の原動機あるいは軸受の焼付き等の故障により駆動系が
正常に作動しなくなると、駆動部がロックし、扉の開閉
動作が不可能になる場合がある。この場合、人が庫内に
閉じ込められる事を防止するための装置として脱出装置
がある。脱出装置の機能は、扉内側、外側(庫内、庫外
側)からの操作で扉とロックしている駆動系との連結を
解除し、人力等で自由に扉を開放可能にする装置である
。
出入口部に電動作動するスライド式の自動扉が適用され
ているが、このスライド式の冷蔵庫扉において、駆動源
の原動機あるいは軸受の焼付き等の故障により駆動系が
正常に作動しなくなると、駆動部がロックし、扉の開閉
動作が不可能になる場合がある。この場合、人が庫内に
閉じ込められる事を防止するための装置として脱出装置
がある。脱出装置の機能は、扉内側、外側(庫内、庫外
側)からの操作で扉とロックしている駆動系との連結を
解除し、人力等で自由に扉を開放可能にする装置である
。
【0003】最も単純な脱出装置を採用した冷蔵庫用扉
としては、閉じ込められた時に、庫内側からラッチ部材
を取り外せるという実開昭54−17100号公報に示
すものがある。また、図3、及び図4には、駆動系と連
結・切離しできる脱出装置を備えている従来の扉を示す
。同図に示す従来装置について説明すると、1はプレハ
ブ冷凍庫にして、その壁面に設けた人の出入りする庫内
出入口2にスライド開閉される扉3が設けられている。 扉3は断熱扉で、内部に発泡ウレタン等の断熱材が充填
されている。扉3はその上部両端より上方へ突出させた
腕片4,4の先端に回転ローラー5,5を備え、この回
転ローラー5,5がプレハブ冷凍庫1の上部壁面内に水
平に設置したレール6の上に載って、扉3は左右に自由
に往復スライド可能とされている。
としては、閉じ込められた時に、庫内側からラッチ部材
を取り外せるという実開昭54−17100号公報に示
すものがある。また、図3、及び図4には、駆動系と連
結・切離しできる脱出装置を備えている従来の扉を示す
。同図に示す従来装置について説明すると、1はプレハ
ブ冷凍庫にして、その壁面に設けた人の出入りする庫内
出入口2にスライド開閉される扉3が設けられている。 扉3は断熱扉で、内部に発泡ウレタン等の断熱材が充填
されている。扉3はその上部両端より上方へ突出させた
腕片4,4の先端に回転ローラー5,5を備え、この回
転ローラー5,5がプレハブ冷凍庫1の上部壁面内に水
平に設置したレール6の上に載って、扉3は左右に自由
に往復スライド可能とされている。
【0004】ところで、腕片4,4間にはその上部位置
に一枚の水平板7が架設され、この水平板7の中央には
矩形状の係合孔8が形設されている。そしてこの係合孔
8に縦方向に通されて、次述する扉開閉用の駆動部から
動力を受けられるようにする動力伝達部材9が設けられ
ている。10は扉開閉用の駆動部を総体的に示し、駆動
源である原動機11、その回転が減速伝達される駆動用
プーリ12、この駆動用プーリ12と対の図示しない従
動プーリとの間に張設される扉駆動用ベルト13、そし
て扉駆動用ベルト13に取付固定され、前記動力伝達部
材9と凹溝14aを介して凹凸嵌合して、動力を扉3に
伝える駆動部品14とより構成されている。よって、扉
開閉用駆動部10と、扉3とを連動させるための作用は
この2つの動力伝達部材9,駆動部品14の凹凸嵌合に
よる連結で行われる。ここで凸状部品となる動力伝達部
材9は、扉3内部または扉3近傍(扉側面)に装備され
、上下に操作されるロッド棒15a,15bの根元部1
5cに組み付けられる。常態時では、動力伝達部材9は
その下部に配したコイルスプリング16で上方へ押上付
勢されて、駆動部品14との凹凸嵌合を確実に維持され
ている。
に一枚の水平板7が架設され、この水平板7の中央には
矩形状の係合孔8が形設されている。そしてこの係合孔
8に縦方向に通されて、次述する扉開閉用の駆動部から
動力を受けられるようにする動力伝達部材9が設けられ
ている。10は扉開閉用の駆動部を総体的に示し、駆動
源である原動機11、その回転が減速伝達される駆動用
プーリ12、この駆動用プーリ12と対の図示しない従
動プーリとの間に張設される扉駆動用ベルト13、そし
て扉駆動用ベルト13に取付固定され、前記動力伝達部
材9と凹溝14aを介して凹凸嵌合して、動力を扉3に
伝える駆動部品14とより構成されている。よって、扉
開閉用駆動部10と、扉3とを連動させるための作用は
この2つの動力伝達部材9,駆動部品14の凹凸嵌合に
よる連結で行われる。ここで凸状部品となる動力伝達部
材9は、扉3内部または扉3近傍(扉側面)に装備され
、上下に操作されるロッド棒15a,15bの根元部1
5cに組み付けられる。常態時では、動力伝達部材9は
その下部に配したコイルスプリング16で上方へ押上付
勢されて、駆動部品14との凹凸嵌合を確実に維持され
ている。
【0005】この状態にあって、扉3に対して扉開閉用
駆動部10よりの動力伝達を遮断する方法は、扉3内又
は扉3側面に装備したロッド棒15a,15bを扉3に
設置されたリンク作動式のハンドル17a又は単なる引
き下げ把手17bによって引き下げ、動力伝達部材9,
駆動部品14の結合を切り離すことで可能となる。そし
て、庫内側のハンドル17aが凍結により回せないとい
う事態が生じないよう、そのリンク作動機構18の入っ
ている箱部19内に凍結防止用ヒータ20が配設されて
いる。この凍結防止用ヒータ20は扉3内に配線したリ
ード線21を通して、扉3内の側端面に接続している電
気コード22とつながれている。なお23は前記コイル
スプリング16を装着すると共に、動力伝達部材9を上
下に移動自在に挿通支持している支持杆であり、24は
その支持杆23の取付部材を示す。
駆動部10よりの動力伝達を遮断する方法は、扉3内又
は扉3側面に装備したロッド棒15a,15bを扉3に
設置されたリンク作動式のハンドル17a又は単なる引
き下げ把手17bによって引き下げ、動力伝達部材9,
駆動部品14の結合を切り離すことで可能となる。そし
て、庫内側のハンドル17aが凍結により回せないとい
う事態が生じないよう、そのリンク作動機構18の入っ
ている箱部19内に凍結防止用ヒータ20が配設されて
いる。この凍結防止用ヒータ20は扉3内に配線したリ
ード線21を通して、扉3内の側端面に接続している電
気コード22とつながれている。なお23は前記コイル
スプリング16を装着すると共に、動力伝達部材9を上
下に移動自在に挿通支持している支持杆であり、24は
その支持杆23の取付部材を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な従来の冷蔵庫用扉の場合、扉内に脱出機構や凍結防止
のヒータを組み込んでいるので、それを組み込むには扉
が発泡ウレタン等の断熱材を充填する発泡体であること
により、多くの労力を費やし、扉の製造、組立工程が煩
雑となる。すなわち、駆動系と扉との連結を解除する部
品を、可動体である庫内に組み込んでいたため、その自
動化も難しかった。また、可動体である庫内に、ヒータ
等の発熱体を組み込ませている構成なので、それを組み
込んだ場合、扉が可動体であることにより、電気配線系
を固定し、保持することができず、断線に対する危険性
が有り、またこれら危険性に対処する工夫を必要として
いた。そして上述したように、ヒータの配線系が固定で
きないことから、扉より電気コードが扉近傍に垂れ下が
り、外観的に好ましくなくなり、意匠性に制限を与える
ものであった。
な従来の冷蔵庫用扉の場合、扉内に脱出機構や凍結防止
のヒータを組み込んでいるので、それを組み込むには扉
が発泡ウレタン等の断熱材を充填する発泡体であること
により、多くの労力を費やし、扉の製造、組立工程が煩
雑となる。すなわち、駆動系と扉との連結を解除する部
品を、可動体である庫内に組み込んでいたため、その自
動化も難しかった。また、可動体である庫内に、ヒータ
等の発熱体を組み込ませている構成なので、それを組み
込んだ場合、扉が可動体であることにより、電気配線系
を固定し、保持することができず、断線に対する危険性
が有り、またこれら危険性に対処する工夫を必要として
いた。そして上述したように、ヒータの配線系が固定で
きないことから、扉より電気コードが扉近傍に垂れ下が
り、外観的に好ましくなくなり、意匠性に制限を与える
ものであった。
【0007】本発明は、これらの問題を解消して、製造
が簡単で扉と駆動源との連結・遮断が確実に行われて、
脱出機能を十分に発揮できる冷蔵庫扉の開閉駆動装置を
提供することを目的とする。
が簡単で扉と駆動源との連結・遮断が確実に行われて、
脱出機能を十分に発揮できる冷蔵庫扉の開閉駆動装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷蔵庫の庫内
出入口を開閉するスライド式の冷蔵庫扉と、この扉を開
閉する扉駆動用ベルトと、この扉駆動用ベルトを張設す
るプーリと、このプーリを回転させる原動機および減速
機構と該減速機構を介して回転する駆動軸等よりなる扉
開閉用駆動源とを備え、この駆動源と前記プーリの間に
組み込まれ、前記駆動軸からプーリ側の被動軸への動力
の伝達と遮断とを制御する電磁クラッチを設けたもので
ある。
出入口を開閉するスライド式の冷蔵庫扉と、この扉を開
閉する扉駆動用ベルトと、この扉駆動用ベルトを張設す
るプーリと、このプーリを回転させる原動機および減速
機構と該減速機構を介して回転する駆動軸等よりなる扉
開閉用駆動源とを備え、この駆動源と前記プーリの間に
組み込まれ、前記駆動軸からプーリ側の被動軸への動力
の伝達と遮断とを制御する電磁クラッチを設けたもので
ある。
【0009】
【作用】電磁クラッチはその通電で、駆動部と被駆動部
とを連結する。すなわち減速回転している駆動軸とプー
リ側の被動軸とが連結されて、原動機の動力はプーリに
伝達され、プーリは回転する。これによって扉駆動用ベ
ルトが回転駆動して扉が開閉される。電磁クラッチの通
電を切ると、駆動軸とプーリ側の被動軸との連結は遮断
され、扉は駆動源との連繋を断たれて、人力で開閉可能
となる。
とを連結する。すなわち減速回転している駆動軸とプー
リ側の被動軸とが連結されて、原動機の動力はプーリに
伝達され、プーリは回転する。これによって扉駆動用ベ
ルトが回転駆動して扉が開閉される。電磁クラッチの通
電を切ると、駆動軸とプーリ側の被動軸との連結は遮断
され、扉は駆動源との連繋を断たれて、人力で開閉可能
となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、従来装置の構成部と同一または同等の部品
は同一番号で示す。
する。なお、従来装置の構成部と同一または同等の部品
は同一番号で示す。
【0011】図1において、30は壁面31に固定され
るベースにして、このベース30に、原動機11および
図2に示す複数の歯車からなる減速機構32等を収納し
た駆動部ケース33が取り付け固定される。34,34
はその取付ネジであり、また35,35は前記ベース3
0用の取付ネジである。減速機構32により減速回転さ
れる駆動軸36は前記駆動部ケース33の端部より突出
している。ここで該駆動軸36、前記原動機11及び減
速機構32等により扉開閉用駆動源10Aを形成してい
る。扉駆動用ベルト13を張設する駆動用プーリ12は
前記駆動軸36と同心的に軸支され、次述する電磁クラ
ッチを介して、駆動軸36の回転力を伝達されるように
なっている。電磁クラッチ37は周知の構造で、内蔵コ
イル38と、この内蔵コイル38への通電、非通電によ
り電磁力で移動するクラッチ板39とを備え、通電時に
図1のように、駆動用プーリ12側の被動軸40に形成
したもう一方のクラッチ板40aとが噛み合って、被動
軸40に動力を伝達する。従って、クラッチ板39とク
ラッチ板40aの互いに対向する面にはクラッチ爪(図
示せず)が設けられている。駆動用プーリ12とこの被
動軸40とは連結ピン31を介して一体に結合されてい
るので、電磁クラッチ37により動力が伝達されると駆
動用プーリ12が回転する。これによって扉駆動用ベル
ト13は回転駆動されて、図示しないが従来構成と同様
の動力伝達部材9等を介して扉3の開閉が行われる。4
2,43は玉軸受である。そして44は内蔵コイル38
のリード線であり、また45は原動機11のリード線で
ある。
るベースにして、このベース30に、原動機11および
図2に示す複数の歯車からなる減速機構32等を収納し
た駆動部ケース33が取り付け固定される。34,34
はその取付ネジであり、また35,35は前記ベース3
0用の取付ネジである。減速機構32により減速回転さ
れる駆動軸36は前記駆動部ケース33の端部より突出
している。ここで該駆動軸36、前記原動機11及び減
速機構32等により扉開閉用駆動源10Aを形成してい
る。扉駆動用ベルト13を張設する駆動用プーリ12は
前記駆動軸36と同心的に軸支され、次述する電磁クラ
ッチを介して、駆動軸36の回転力を伝達されるように
なっている。電磁クラッチ37は周知の構造で、内蔵コ
イル38と、この内蔵コイル38への通電、非通電によ
り電磁力で移動するクラッチ板39とを備え、通電時に
図1のように、駆動用プーリ12側の被動軸40に形成
したもう一方のクラッチ板40aとが噛み合って、被動
軸40に動力を伝達する。従って、クラッチ板39とク
ラッチ板40aの互いに対向する面にはクラッチ爪(図
示せず)が設けられている。駆動用プーリ12とこの被
動軸40とは連結ピン31を介して一体に結合されてい
るので、電磁クラッチ37により動力が伝達されると駆
動用プーリ12が回転する。これによって扉駆動用ベル
ト13は回転駆動されて、図示しないが従来構成と同様
の動力伝達部材9等を介して扉3の開閉が行われる。4
2,43は玉軸受である。そして44は内蔵コイル38
のリード線であり、また45は原動機11のリード線で
ある。
【0012】ここで、庫内、あるいは庫外には、原動機
11が故障した時、操作され、内蔵コイル38への通電
を止める非常用の手動操作ボタンが設置されており、こ
れを操作することで、内蔵コイル38への通電を断ち、
電磁クラッチ37のクラッチ動作を切るようにしている
。これによって、扉開閉用駆動源10Aと扉3との連結
は開放されて、扉3を手動で自由に開け閉めできること
となる。
11が故障した時、操作され、内蔵コイル38への通電
を止める非常用の手動操作ボタンが設置されており、こ
れを操作することで、内蔵コイル38への通電を断ち、
電磁クラッチ37のクラッチ動作を切るようにしている
。これによって、扉開閉用駆動源10Aと扉3との連結
は開放されて、扉3を手動で自由に開け閉めできること
となる。
【0013】以上の構成となっており、通常は内蔵コイ
ル38は通電されてクラッチ板39はクラッチ板40a
と結合している。よって図示しない扉開閉スイッチによ
り、原動機11を駆動すると、原動機11の回転は減速
機構32→駆動軸36→電磁クラッチ37→クラッチ板
40aと伝達され、駆動用プーリ12を回転させて扉駆
動用ベルト13を回転移動させる。扉駆動用ベルト13
からは動力伝達部材(例えば図3等に示す動力伝達部材
9)を介して扉3に伝達され、扉3は自動的に開閉され
る。庫内で作業している人が出ようとして再度原動機1
1を作動して扉3を開かせようとした時、原動機11が
故障して作動しない場合には、庫内に配した非常用の手
動操作ボタンを押して、内蔵コイル38への通電を断つ
。手動操作ボタンは庫内に任意の位置に配置している。 また庫外にも配置するとより安全である。これによって
、クラッチ板39は被動軸40より離れて、駆動用プー
リ12の回転をフリーとするので、扉3の人力による開
閉が可能となり、庫内の人は脱出できる。また、停電時
は、電磁クラッチ37への通電は切れるため、扉3は原
動機11に左右されることなく、その開閉動作は自動的
にフリーとなる。
ル38は通電されてクラッチ板39はクラッチ板40a
と結合している。よって図示しない扉開閉スイッチによ
り、原動機11を駆動すると、原動機11の回転は減速
機構32→駆動軸36→電磁クラッチ37→クラッチ板
40aと伝達され、駆動用プーリ12を回転させて扉駆
動用ベルト13を回転移動させる。扉駆動用ベルト13
からは動力伝達部材(例えば図3等に示す動力伝達部材
9)を介して扉3に伝達され、扉3は自動的に開閉され
る。庫内で作業している人が出ようとして再度原動機1
1を作動して扉3を開かせようとした時、原動機11が
故障して作動しない場合には、庫内に配した非常用の手
動操作ボタンを押して、内蔵コイル38への通電を断つ
。手動操作ボタンは庫内に任意の位置に配置している。 また庫外にも配置するとより安全である。これによって
、クラッチ板39は被動軸40より離れて、駆動用プー
リ12の回転をフリーとするので、扉3の人力による開
閉が可能となり、庫内の人は脱出できる。また、停電時
は、電磁クラッチ37への通電は切れるため、扉3は原
動機11に左右されることなく、その開閉動作は自動的
にフリーとなる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電磁クラッチにより、扉開閉用駆動源の動力を扉に伝達
・遮断し、駆動源の故障の際には、任意の位置に設置し
てある手動操作ボタン等で電磁クラッチへの通電を切れ
ば、駆動源と扉との連結が解除されて、扉の開閉が自由
となる扉開閉駆動装置としたので、構造的に簡単となる
。
電磁クラッチにより、扉開閉用駆動源の動力を扉に伝達
・遮断し、駆動源の故障の際には、任意の位置に設置し
てある手動操作ボタン等で電磁クラッチへの通電を切れ
ば、駆動源と扉との連結が解除されて、扉の開閉が自由
となる扉開閉駆動装置としたので、構造的に簡単となる
。
【0015】扉内には従来の手動式の脱出装置機構や凍
結防止用ヒータ等は組み込まれないので、扉の製造組立
工程も省力化される。また、脱出装置が機械作動式でな
く、電動式作動となるので、故障率も少なく、信頼性の
向上につながる。そして、凍結防止用ヒータを不要とす
るので、電気ケーブルがなくなり、外観的意匠も良好と
なる等、多くの効果を奏する。
結防止用ヒータ等は組み込まれないので、扉の製造組立
工程も省力化される。また、脱出装置が機械作動式でな
く、電動式作動となるので、故障率も少なく、信頼性の
向上につながる。そして、凍結防止用ヒータを不要とす
るので、電気ケーブルがなくなり、外観的意匠も良好と
なる等、多くの効果を奏する。
【図1】本発明の扉開閉駆動装置の要部構造図。
【図2】図1の上面図。
【図3】従来の扉開閉駆動装置により開閉される扉を備
える冷蔵庫の要部外観斜視図。
える冷蔵庫の要部外観斜視図。
【図4】駆動源の動力を扉に伝達又は遮断する従来装置
にかかる駆動部の構造斜視図。
にかかる駆動部の構造斜視図。
2 庫内出入口
3 扉
10A 扉開閉用駆動源
11 原動機
12 駆動用プーリ
13 扉駆動用ベルト
36 駆動軸
37 電磁クラッチ
40 被動軸
Claims (1)
- 【請求項1】 冷蔵庫の庫内出入口を開閉するスライ
ド式の冷蔵庫扉と、この扉を開閉する扉駆動用ベルトと
、この扉駆動用ベルトを張設するプーリと、このプーリ
を回転させる原動機および減速機構と該減速機構を介し
て回転する駆動軸等よりなる扉開閉用駆動源とを備え、
この駆動源と前記プーリの間に組み込まれ、前記駆動軸
からプーリ側の被動軸への動力の伝達と遮断とを制御す
る電磁クラッチを設けたことを特徴とする扉開閉駆動装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3016914A JPH04237785A (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 扉開閉駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3016914A JPH04237785A (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 扉開閉駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04237785A true JPH04237785A (ja) | 1992-08-26 |
Family
ID=11929405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3016914A Pending JPH04237785A (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | 扉開閉駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04237785A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111719987A (zh) * | 2019-03-21 | 2020-09-29 | 合肥华凌股份有限公司 | 驱动机构的控制方法、系统、制冷设备和可读存储介质 |
-
1991
- 1991-01-18 JP JP3016914A patent/JPH04237785A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111719987A (zh) * | 2019-03-21 | 2020-09-29 | 合肥华凌股份有限公司 | 驱动机构的控制方法、系统、制冷设备和可读存储介质 |
CN111719987B (zh) * | 2019-03-21 | 2021-09-21 | 合肥华凌股份有限公司 | 驱动机构的控制方法、系统、制冷设备和可读存储介质 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5386891A (en) | Mechanism for controlling the raising and lowering of a door | |
US8069896B2 (en) | Method and apparatus for driving a roller shutter door | |
US2883182A (en) | Automatic door opener | |
CA1300487C (en) | Drive unit for a vertical blind or the like and vertical blind utilizing same | |
JP2020514578A (ja) | 緊急開放デバイスを備えたゲート | |
KR100806347B1 (ko) | 창문 자동 개폐장치 및 방범장치 | |
JPH04237785A (ja) | 扉開閉駆動装置 | |
SK394A3 (en) | Electrical operator of the doors and windows | |
US6167654B1 (en) | Device for operating hinged or guided closures | |
CN108625750B (zh) | 一种用于监控防火门的全自动开闭门器 | |
JPH04236089A (ja) | 冷蔵庫用扉 | |
CA2081296C (en) | Failsafe limit switch with automatic reset for rolling fire doors | |
US2929623A (en) | Door operating mechanism | |
CN217732393U (zh) | 一种电梯自动门锁及电梯 | |
KR20060135125A (ko) | 가정용 창문 자동 개폐 및 잠금장치 | |
JP4453913B2 (ja) | 自動扉の施錠装置 | |
CN216974479U (zh) | 一种电磁铁解锁机构 | |
GB2297584A (en) | A double-hung window arrangement and an electrical window operator for operating an upper sash of such an arrangement | |
JP2559210Y2 (ja) | 電動シャッターの非常開放装置 | |
JP2569950B2 (ja) | 窓用の駆動装置 | |
EP0589822B1 (en) | Device for opening a window or a door, especially of the sliding type | |
CN114772422A (zh) | 一种电梯自动门锁及电梯 | |
CN220705490U (zh) | 一种可调整开窗角度的防盗窗户锁 | |
JP3021321B2 (ja) | 環境装置の扉構造 | |
CN217300268U (zh) | 用于内开内倒窗可电动内倒且可手动操作的开窗器 |