JPH04237459A - 茶生葉の自動格付け方法 - Google Patents

茶生葉の自動格付け方法

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JPH04237459A
JPH04237459A JP1931891A JP1931891A JPH04237459A JP H04237459 A JPH04237459 A JP H04237459A JP 1931891 A JP1931891 A JP 1931891A JP 1931891 A JP1931891 A JP 1931891A JP H04237459 A JPH04237459 A JP H04237459A
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JP
Japan
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tea leaves
judgment
grading
leaves
raw tea
Prior art date
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Pending
Application number
JP1931891A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kageyama
淳 影山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terada Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Terada Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は製茶工場及び、茶生葉
集荷場において各地から集められる種々の茶生葉の判定
及び、格付けに係るものである。
【0002】
【従来の技術】始めに本発明に係わる用語の定義として
、判定とは、茶生葉の善し悪しの度合を査定することを
言う。格付けとは、判定により全体の中のどの位置に値
するかの、等級又は階級付けをすることを意味する。
【0003】茶園より摘採されてきた生葉の品質は、製
茶工場で製造される製品(荒茶)の品質の良し悪しを大
きく左右する。工場の大小に関わらず、茶生葉の集荷さ
れるところでは、従来生葉の良し悪しの判断が人間の五
官を用いた官能検査で判断され格付けが行われていた。
【0004】従って、判断は何ら計測器等による数値的
な裏付けはなく、個々の検査員の主観に多くを委ねられ
ており、いずれもが、熟練した検査員の立ち合いが必須
であり、場合によっては数名で合議制を採っている工場
もある。判定の仕方は次の2種類の方法が行われている
。 (A)荷受け時にその場で検査員が即決する方法。 (B)荷受け終了後に、全見本を一同に並べて検査員が
判定する方法。又、格付けと点数の配分方法については
、次の2つの方法で格付が行われている。1つは、1等
,2等,3等、、、という具合いに、格付けをする方法
と、もう1つは、100点満点から欠点を減点していく
、減点方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の判定方法には下
記の点において、大きな問題点があった。判定基準の習
得には、長年の経験及び、講習会等により専門的な知識
を身につけることが必要とされるため、誰もができるも
のでなく、検査員の確保が大きな問題となっている。 又、判定基準が検査員の主観に偏り、公平な判断が難し
く、公平な判定に近ずけるために合議制をとると、人手
が掛かると同時に、長時間の判定になると言うデメリッ
トがあった。更に、科学的な判定数値がなく、なんらの
データの蓄えもないため、その後の製造工程への基準と
なる、適確な製造指命を発することが出来ず、製造工程
の自動化のおおきな妨げになっている。
【0006】本発明は、従来の技術の有する上記課題に
鑑みてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における茶生葉の
自動格付け方法は、従来検査員が感覚で判定していた要
素を生葉の色,水分量,窒素成分量,総繊維の量,電気
抵抗値等の値を計測し下記の方法で判定、格付けを自動
的に行うものである。 (1)検査員が第1に目視によりに判断することは、茶
葉の色であり、茶葉の色は、熟度,摘み方,鮮度,病害
虫等の判定要素のいずれの判断にも関連するため、本発
明では色を色彩色差センサーで色相,明度,彩度の3属
性に分解し、次のように生葉の良し悪しを定量的に測定
する。明度をLとすれば、     明るい(L=−100)          
0              暗い(L=+100)
  ───────────────────────
────────────  生葉         
 良い                      
                    悪い   
                         
                         
                         
  色相をaとすれば、              
                         
                 緑方向(a=−1
00)          0           
 赤方向(L=+100)  ───────────
──────────────────────── 
 生葉          良い          
                         
       悪い                
                         
                         
              彩度をbとすれば   
                         
                         
     青方向(b=−100)         
 0          黄色方向(b=+100) 
 ────────────────────────
───────────  生葉          
悪い                       
                   良い    
  (2)茶生葉の水分,窒素成分,総繊維の量を近赤
外線分析計により定量的に測定する。良質茶葉は水分,
窒素成分,総繊維の量が多く,品質の悪い生葉は量が少
ない。 (3)茶生葉の電気抵抗値を電極上へ茶葉を一定圧力で
装顛し、電極に一定電圧を加え、茶生葉の電気抵抗を定
量的に測定する。ミル芽でやわらかく、みずみずしい良
質な生葉は抵抗値が少なく、硬葉と化した品質の劣る生
葉は抵抗値が大きい。 (4)茶生葉の同一重量の容積(カサ)は、良質生葉ほ
ど容積が小さく品質の劣る生葉ほど容積が大きいため、
定型容器に入れた定重量の生葉に一定圧力を加え、沈み
込みの大小を測定器で定量的に測定する。 (5)上記(1)〜(4)の計測値はコンピュータにデ
ータとして、蓄え一日の入荷が全て終了してから、格付
け(等級付け)及び判定が下記のルールに基づいて自動
で行われる。 (5−1)格付けと配分比率
【表1.1】 表1.1の等級階数は、何段階にするかは自由に設定で
きるが、従来、一般的には5〜10段階が普通である。 更に比率も、どの等級を何パーセントの比率にするかも
自由に設定が可能である。例えば、表1.1では今日一
日で100サンプルの見本が採取されたと仮定する。1
等は  5サンプル,2等は20サンプル,3等は50
サンプル,4等は20サンプル......を示す。(
5−2)判定と加重
【表1.2】 嗜好品である茶は、価値判断が、地域、茶期、時代等に
より違いがある。本発明による方法は、そうした使用者
に適した柔軟性を持たせるため、表1.2の、分析項目
に各々どれだけの重みを持たせるかを、自由に当装置の
稼働時に設定することが可能である。表1.2は、各分
析項目の合計を100%とした各々の分析値の占める最
大値を示す。近赤外線分析値の窒素の値を重視する使用
者は、窒素欄の値を30、40と増やせばよい、他も同
様である。各々の生葉の測定値の合計%の大小により生
葉の判定を行い、良質の生葉は合計%が高く、質の悪い
生葉は合計%が低くなる。
【0008】
【作用】本発明による茶生葉の自動格付け方法は、茶生
葉を色彩色差計で色を測定し、更に、電気抵抗値,カサ
密度及び近赤外線分析計で水分,窒素,繊維の量を測定
し、各データをコンピュータに蓄え、入荷終了後前記(
5)のルールに基づいて、生葉の判定と格付けを自動的
に行う作用を持つ。
【0009】
【実施例】実施例について図1(判定フローチャート)
に基いて説明する。 (1)色を読む入荷した生葉を偏ることなく採取し、一
定重量を計量し、見本として採取する。見本は定型のパ
レットに入れられ、更にパレットはコンベヤに乗せられ
、色彩色差計の下まで送られる。次に、色彩色差計は茶
葉の上面めがけて下降し色相,明度,彩度を計測する。 1度の計測面積は直径5cmのエリアのため、極力公平
な計測値を得るために、パレット面の全域を測定する。 計測データは、連結されたコンピュータに蓄えられる。 (2)カサと電気抵抗値を計る。円筒計の容器が備えら
れている。底には、電気抵抗値を計測するための電極が
埋め込まれている。この容器へ定重量の生葉が自動で入
れられ、所定の圧力で上から自動で蓋がかぶせられる。 次に、底の電極に定電圧が加えられ電流値を測定する。 この電流値の大小が生葉の判定値となる。同時に、上蓋
がどれほど下降したかを別の計測器で測定する。下降長
がカサの量となり生葉の判定値となる。この行程では2
つの計測を行っている。計測データは連結されたコンピ
ュータへ蓄えられる。 (3)近赤外線測定上記(1).(2)の終了した生葉
の一部は、近赤外線分析計にかけるために、前処理のた
めの乾燥装置にかけられる。生葉の状態では、水分が多
すぎるため水分除去のために乾燥させる必要がある。乾
燥装置は、電子レンジ、電熱器など何でも構わないが、
本実施例では電子レンジを用いた。乾燥器にかけて、定
時間後の取り出しまでが全自動で行われる。次に、乾燥
された見本は、より正確な値を計測するために、粉砕器
にて、微粉末にし、近赤外線分析計にかけ、水分,窒素
成分量,総繊維量を測定し、計測データは連結されたコ
ンピュータへ蓄える。 (4)入荷終了後、コンピュータへ蓄えられたデータに
基づき、茶生葉の判定と格付けが自動的に実施される。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上述の通りの方法のため、次
の効果を持つ。専門知識を備えた人でなくとも、誰でも
が精度よく判定、格付をすることが出来、人手不足の解
消につながり、又、検査員の主観に偏っていた従来の方
法と違い、数値で明確に公平な判定、格付がなされるた
め搬入者が納得する。更に、本発明により、科学的なデ
ータを収集蓄積できるため、次工程への荒茶製造の重要
な基礎データを送ることが可能となり、製茶工場の自動
化への布石となる特徴を有する発明である。
【0011】
【図面の簡単な説明】
第1図は、茶生葉自動判定方法を示す、フローチャート
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  茶生葉の格付けにおいて生葉の色,水
    分量,窒素成分量,総繊維の量,電気抵抗値,かさ密度
    及び生葉の格付けに必要な要素を測定し、各々の測定値
    の最大値の合計を100%とし、各々の測定値の最大値
    が100%の中で占める割合を予め設定し、各々の測定
    値の合計により自動的に茶生葉の判定及び格付けを行う
    ことを特徴とする茶生葉自動格付け方法。
JP1931891A 1991-01-19 1991-01-19 茶生葉の自動格付け方法 Pending JPH04237459A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002306068A (ja) * 2001-04-11 2002-10-22 Kawasaki Kiko Co Ltd 生葉受入精算処理方法及びそのシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002306068A (ja) * 2001-04-11 2002-10-22 Kawasaki Kiko Co Ltd 生葉受入精算処理方法及びそのシステム
JP4611560B2 (ja) * 2001-04-11 2011-01-12 カワサキ機工株式会社 生葉受入精算処理方法及びそのシステム

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