JPH04237001A - 光デバイス - Google Patents
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- JPH04237001A JPH04237001A JP520891A JP520891A JPH04237001A JP H04237001 A JPH04237001 A JP H04237001A JP 520891 A JP520891 A JP 520891A JP 520891 A JP520891 A JP 520891A JP H04237001 A JPH04237001 A JP H04237001A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部光入出力素子と光
の入出力を行う光導波路を有する光デバイスに関し、特
に光結合損失を低減した小形で高性能な光デバイスに関
するものである。
の入出力を行う光導波路を有する光デバイスに関し、特
に光結合損失を低減した小形で高性能な光デバイスに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図4および図5は従来のInGaAs/
InAlAs多重量子井戸(MQW)光変調器の一例を
示す、それぞれ、斜視図および横断面図である。
InAlAs多重量子井戸(MQW)光変調器の一例を
示す、それぞれ、斜視図および横断面図である。
【0003】図中、1はp側電極、2はボンディングパ
ッド、3はポリイミド層、4はp+−InGaAsキャ
ップ層(以下、キャップ層と略す)、5はp−InAl
Asクラッド層(以下、pクラッド層と略す)、6はI
nGaAs/InAlAsによるMQW層であり、光導
波路におけるコア層である。7はn−InAlAsクラ
ッド層(以下、nクラッド層と略す)、8はInP基板
、9はn側電極である。
ッド、3はポリイミド層、4はp+−InGaAsキャ
ップ層(以下、キャップ層と略す)、5はp−InAl
Asクラッド層(以下、pクラッド層と略す)、6はI
nGaAs/InAlAsによるMQW層であり、光導
波路におけるコア層である。7はn−InAlAsクラ
ッド層(以下、nクラッド層と略す)、8はInP基板
、9はn側電極である。
【0004】ここで、基板8上にnクラッド層7を配置
し、そのnクラッド層7上にコア層6を配置する。コア
層6をpクラッド層5で覆って、そのpクラッド層5の
上にキャップ層4を配置する。ポリイミド層3をキャッ
プ層4と面一に設け、層3および4の上にp側電極1お
よびボンディングパッド2を配置する。基板8の下面に
はn側電極9を配置する。
し、そのnクラッド層7上にコア層6を配置する。コア
層6をpクラッド層5で覆って、そのpクラッド層5の
上にキャップ層4を配置する。ポリイミド層3をキャッ
プ層4と面一に設け、層3および4の上にp側電極1お
よびボンディングパッド2を配置する。基板8の下面に
はn側電極9を配置する。
【0005】図6は図4および図5に示した従来形光変
調器を導波する光のスポットサイズの計算結果を示す。 かかる従来構造において、MQWコア層6は76Å厚の
ウェルと50Å層のバリア層とからなり、コア層6の屈
折率は3.44程度、pクラッド層5の屈折率は3.2
程度である。このようにコアとクラッドの屈折率差が大
きいことと、コア層6は0.1から0.4μm程度の厚
みであるため、導波光のスポットサイズは0.5μm以
下ときわめて小さい。
調器を導波する光のスポットサイズの計算結果を示す。 かかる従来構造において、MQWコア層6は76Å厚の
ウェルと50Å層のバリア層とからなり、コア層6の屈
折率は3.44程度、pクラッド層5の屈折率は3.2
程度である。このようにコアとクラッドの屈折率差が大
きいことと、コア層6は0.1から0.4μm程度の厚
みであるため、導波光のスポットサイズは0.5μm以
下ときわめて小さい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そのため、このような
従来形の光変調器に単一モード光ファイバ(SMF)で
光を結合させるあるいは光を取り出す場合には、損失が
大きかった。これを解決するために、単にコアを厚くす
れば、導波モードが多モード化してしまう。さらに、コ
アとクラッドの屈折率差を小さくするとともに、コアの
厚みを厚くしてスポットサイズを大きくすると、SMF
との結合損失は小さくなるが、コアへの閉じ込め効率(
Γファクタ)が小さくなりすぎ、ON/OFF比(以下
、消光比と呼ぶ)がとれなくなる。また、この場合に消
光比をとるためにコアを厚くすると、MQWコア内での
電界強度が小さくなり、駆動電圧が高くなるという欠点
があった。
従来形の光変調器に単一モード光ファイバ(SMF)で
光を結合させるあるいは光を取り出す場合には、損失が
大きかった。これを解決するために、単にコアを厚くす
れば、導波モードが多モード化してしまう。さらに、コ
アとクラッドの屈折率差を小さくするとともに、コアの
厚みを厚くしてスポットサイズを大きくすると、SMF
との結合損失は小さくなるが、コアへの閉じ込め効率(
Γファクタ)が小さくなりすぎ、ON/OFF比(以下
、消光比と呼ぶ)がとれなくなる。また、この場合に消
光比をとるためにコアを厚くすると、MQWコア内での
電界強度が小さくなり、駆動電圧が高くなるという欠点
があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、駆動電圧や消光
比の劣化を抑えつつ、SMFなどの外部光入出力素子と
の結合損失を低減できるように適切に構成した光デバイ
スを提供することにある。
比の劣化を抑えつつ、SMFなどの外部光入出力素子と
の結合損失を低減できるように適切に構成した光デバイ
スを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、少なくとも光入力もしくは光出力
のための第1の光導波路および該第1の光導波路と光方
向性結合器の形態で光結合された第2の光導波路を具備
し、前記第1の光導波路のコア部の屈折率と比較して、
前記第2の光導波路のコア部の屈折率を低く設定し、か
つ前記第2の光導波路のコア部の、前記第1および第2
の光導波路の配列方向の寸法を前記第1の光導波路のコ
ア部の前記配列方向の寸法よりも大きく設定することに
より、前記第2の光導波路を伝搬する光のスポットサイ
ズが前記第1の光導波路のスポットサイズよりも大きく
なるようにするとともに、前記第1および第2の光導波
路を伝搬する光の等価屈折率がほぼ等しくなるようにし
たことを特徴とする。
るために、本発明は、少なくとも光入力もしくは光出力
のための第1の光導波路および該第1の光導波路と光方
向性結合器の形態で光結合された第2の光導波路を具備
し、前記第1の光導波路のコア部の屈折率と比較して、
前記第2の光導波路のコア部の屈折率を低く設定し、か
つ前記第2の光導波路のコア部の、前記第1および第2
の光導波路の配列方向の寸法を前記第1の光導波路のコ
ア部の前記配列方向の寸法よりも大きく設定することに
より、前記第2の光導波路を伝搬する光のスポットサイ
ズが前記第1の光導波路のスポットサイズよりも大きく
なるようにするとともに、前記第1および第2の光導波
路を伝搬する光の等価屈折率がほぼ等しくなるようにし
たことを特徴とする。
【0009】ここで、前記第1および第2の光導波路を
構成する材料を半導体とすることができる。
構成する材料を半導体とすることができる。
【0010】
【作用】本発明では、第1および第2の光導波路を光方
向性結合器の形態で光結合し、入出力用の第1の光導波
路のコア部の屈折率を第2の光導波路のコア部の屈折率
よりも低く、かつ第1の光導波路のコア部の厚みを第2
の光導波路のコア部の厚みよりも厚く設定することによ
り、第1の光導波路を伝搬する光のスポットサイズを大
きくして結合損失を低減するとともに、第1および第2
の光導波路を伝搬する光の等価屈折率をほぼ等しくして
いるので、第1および第2の光導波路間のパワーの移行
効率を高めることができる。
向性結合器の形態で光結合し、入出力用の第1の光導波
路のコア部の屈折率を第2の光導波路のコア部の屈折率
よりも低く、かつ第1の光導波路のコア部の厚みを第2
の光導波路のコア部の厚みよりも厚く設定することによ
り、第1の光導波路を伝搬する光のスポットサイズを大
きくして結合損失を低減するとともに、第1および第2
の光導波路を伝搬する光の等価屈折率をほぼ等しくして
いるので、第1および第2の光導波路間のパワーの移行
効率を高めることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0012】図1に本発明の一実施例の横断面図を示す
。図中、1はp側電極、4はp+ −InGaAsキャ
ップ層、5はp−InAlAsクラッド層、6はInG
aAs/InAlAsMQW層であり、光導波路におけ
るコア層である。8はInP基板、9はn側電極である
。以上の構成は図4の従来例とほぼ同様である。
。図中、1はp側電極、4はp+ −InGaAsキャ
ップ層、5はp−InAlAsクラッド層、6はInG
aAs/InAlAsMQW層であり、光導波路におけ
るコア層である。8はInP基板、9はn側電極である
。以上の構成は図4の従来例とほぼ同様である。
【0013】本実施例では、第1のコア層6と(InG
aAs)x (InAlAs)1−x による第2のコ
ア層11との間にn−InAlAsクラッド層10を設
ける。 さらに、基板8上に(InGaAs)x (InAlA
s)1−x による第2のクラッド層12を設け、その
一部分を除去してコア層11を配置する。この第2のク
ラッド層12の上にnクラッド層10を配置する。ここ
で、コア層11とクラッド層12とではなくxの値を変
えて、屈折率を異ならせる。
aAs)x (InAlAs)1−x による第2のコ
ア層11との間にn−InAlAsクラッド層10を設
ける。 さらに、基板8上に(InGaAs)x (InAlA
s)1−x による第2のクラッド層12を設け、その
一部分を除去してコア層11を配置する。この第2のク
ラッド層12の上にnクラッド層10を配置する。ここ
で、コア層11とクラッド層12とではなくxの値を変
えて、屈折率を異ならせる。
【0014】ここで、クラッド層10および12とコア
層11とが光入出力用の第1の光導波路を構成し、クラ
ッド層5および10とコア層6とが第1の光導波路と光
結合器の形態で光結合された第2の光導波路を構成する
。
層11とが光入出力用の第1の光導波路を構成し、クラ
ッド層5および10とコア層6とが第1の光導波路と光
結合器の形態で光結合された第2の光導波路を構成する
。
【0015】図2は、図1に示した本発明の1実施例の
深さ方向における屈折率分布を示している。
深さ方向における屈折率分布を示している。
【0016】この光変調器の動作について説明する。S
MFからの入射光は第2のコア層11に入射する。図2
に示したように、第2のコア層11の屈折率を下げると
ともに、第2のコア層11とその上下のクラッド層10
および12との屈折率差△nを小さくしておけば、第2
のコア層11を伝搬する導波光のスポットサイズは大き
くなり、外部の入力用SMFとの結合損失を小さくでき
る。
MFからの入射光は第2のコア層11に入射する。図2
に示したように、第2のコア層11の屈折率を下げると
ともに、第2のコア層11とその上下のクラッド層10
および12との屈折率差△nを小さくしておけば、第2
のコア層11を伝搬する導波光のスポットサイズは大き
くなり、外部の入力用SMFとの結合損失を小さくでき
る。
【0017】また、図2に示したように、屈折率の高い
MQWコア層6の厚みを第2のコア層11の厚みよりも
薄くすることにより、MQWコア層6を伝搬する導波光
の等価屈折率と、屈折率が低く厚みが厚い第2のコア層
11の等価屈折率とを等しくすることができ、第2のコ
ア層11から第1のコア層6へのパワー移行効率を高く
することができる。
MQWコア層6の厚みを第2のコア層11の厚みよりも
薄くすることにより、MQWコア層6を伝搬する導波光
の等価屈折率と、屈折率が低く厚みが厚い第2のコア層
11の等価屈折率とを等しくすることができ、第2のコ
ア層11から第1のコア層6へのパワー移行効率を高く
することができる。
【0018】第2のコア層11を伝搬する光は完全結合
長の長さでMQWコア層6に乗り移るが、p側に負の電
圧、即ち逆バイアスを印加しておくことにより、MQW
コアを伝搬する光は量子閉じ込めシュタルク効果(QC
SE)により、吸収される。光結合部の長さLを完全結
合長にしておくことにより、電圧を印加しない場合には
、図1に示すように、再度、第2のコア層11に光は乗
り移り、外部のSMFへ結合される。その結果、低損失
な光変調器を実現できる。
長の長さでMQWコア層6に乗り移るが、p側に負の電
圧、即ち逆バイアスを印加しておくことにより、MQW
コアを伝搬する光は量子閉じ込めシュタルク効果(QC
SE)により、吸収される。光結合部の長さLを完全結
合長にしておくことにより、電圧を印加しない場合には
、図1に示すように、再度、第2のコア層11に光は乗
り移り、外部のSMFへ結合される。その結果、低損失
な光変調器を実現できる。
【0019】なお、第2のコア層11としてInGaA
lAs等のような4元材料を用いることにより、第2の
コア層11の屈折率を設定できるし、p側のクラッド層
とn側のクラッド層の屈折率を独立に、もしくは同時に
設定できる。
lAs等のような4元材料を用いることにより、第2の
コア層11の屈折率を設定できるし、p側のクラッド層
とn側のクラッド層の屈折率を独立に、もしくは同時に
設定できる。
【0020】図3は本発明の第2の実施例であり、ここ
では、第2のコア層11をMQWコア層6よりも上に配
置する。すなわち、基板8上にnクラッド層10,第1
のコア層6およびpクラッド層5をこの順序で配置する
。このpクラッド層5の一部分を除去して、第2のコア
層11を配置する。pクラッド層5の上にキャップ層4
を配置すると共に、第2のコア層11の上に第2のクラ
ッド層12を配置する。さらに、キャッブ層4の上にp
側電極1を配置する。
では、第2のコア層11をMQWコア層6よりも上に配
置する。すなわち、基板8上にnクラッド層10,第1
のコア層6およびpクラッド層5をこの順序で配置する
。このpクラッド層5の一部分を除去して、第2のコア
層11を配置する。pクラッド層5の上にキャップ層4
を配置すると共に、第2のコア層11の上に第2のクラ
ッド層12を配置する。さらに、キャッブ層4の上にp
側電極1を配置する。
【0021】以上では、厚み方向の方向性結合器につい
て本発明を説明したが、本発明は横方向の方向性結合器
についても適用できる。
て本発明を説明したが、本発明は横方向の方向性結合器
についても適用できる。
【0022】すなわち、本発明では、第1の光導波路の
コア層11の、第1および第2の光導波路の配列方向の
寸法(たとえば厚さまたは幅)を、第2の光導波路のコ
ア層6のかかる配列方向の寸法(同じく厚さまたは幅)
よりも大きくすることで、厚み方向または横方向のいず
れの方向性結合器にも本発明を適用することができる。
コア層11の、第1および第2の光導波路の配列方向の
寸法(たとえば厚さまたは幅)を、第2の光導波路のコ
ア層6のかかる配列方向の寸法(同じく厚さまたは幅)
よりも大きくすることで、厚み方向または横方向のいず
れの方向性結合器にも本発明を適用することができる。
【0023】また、以上では、本発明を光変調器の場合
について説明したが、本発明は、半導体増幅器の光入出
力部、あるいは半導体レーザの光出力部にも適用可能で
あることももちろんである。
について説明したが、本発明は、半導体増幅器の光入出
力部、あるいは半導体レーザの光出力部にも適用可能で
あることももちろんである。
【0024】さらにまた、本発明は半導体導波路デバイ
スのみでなく、石英系等の誘電体導波路等にも適用でき
る。つまり、例えば、屈折率の高いコアにより平面内に
リング共振器等を設け、これと結合する光導波路の屈折
率を低くかつコアの大きさを大きくしておくことにより
、単一モード光ファイバとの結合損失を低減できる。
スのみでなく、石英系等の誘電体導波路等にも適用でき
る。つまり、例えば、屈折率の高いコアにより平面内に
リング共振器等を設け、これと結合する光導波路の屈折
率を低くかつコアの大きさを大きくしておくことにより
、単一モード光ファイバとの結合損失を低減できる。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明では、一
方の入出力用の光導波路のコア部の屈折率を他方の光導
波路のコア部の屈折率よりも低く設定し、かつかかる一
方の光導波路のコア部の厚みを厚く設定した方向性結合
器部を設けることにより、入出力用の光導波路のスポッ
トサイズを大きくすることができる。さらに、2本の光
導波路を伝搬する光の等価屈折率をほぼ等しくすること
によって、光導波路間のパワーの移行効率を高めること
ができる。従って、光変調部における伝搬モード、駆動
電圧、消光特性を変えることなしに、単一モード光ファ
イバなどの光入出力素子との低損失な結合が可能である
。
方の入出力用の光導波路のコア部の屈折率を他方の光導
波路のコア部の屈折率よりも低く設定し、かつかかる一
方の光導波路のコア部の厚みを厚く設定した方向性結合
器部を設けることにより、入出力用の光導波路のスポッ
トサイズを大きくすることができる。さらに、2本の光
導波路を伝搬する光の等価屈折率をほぼ等しくすること
によって、光導波路間のパワーの移行効率を高めること
ができる。従って、光変調部における伝搬モード、駆動
電圧、消光特性を変えることなしに、単一モード光ファ
イバなどの光入出力素子との低損失な結合が可能である
。
【図1】本発明の実施例の横断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例における屈折率分布図で
ある。
ある。
【図3】本発明の第2の実施例の横断面図である。
【図4】従来形MQW光変調器の斜視図である。
【図5】従来形光変調器の横断面図である。
【図6】従来形MQW光変調器のスポットサイズの説明
図である。
図である。
1 p側電極
2 ボンディングパッド
3 ポリイミド
4 p+ −InGaAsキャップ層5 p−In
AlAsクラッド層 6 InGaAs/InAlAsMQW層7 n−
InAlAsクラッド層 8 InP基板 9 n側電極 10 nクラッド層 11 第2のコア層 12 第2のクラッド層
AlAsクラッド層 6 InGaAs/InAlAsMQW層7 n−
InAlAsクラッド層 8 InP基板 9 n側電極 10 nクラッド層 11 第2のコア層 12 第2のクラッド層
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも光入力もしくは光出力のた
めの第1の光導波路および該第1の光導波路と光方向性
結合器の形態で光結合された第2の光導波路を具備し、
前記第1の光導波路のコア部の屈折率と比較して、前記
第2の光導波路のコア部の屈折率を低く設定し、かつ前
記第2の光導波路のコア部の、前記第1および第2の光
導波路の配列方向の寸法を前記第1の光導波路のコア部
の前記配列方向の寸法よりも大きく設定することにより
、前記第2の光導波路を伝搬する光のスポットサイズが
前記第1の光導波路のスポットサイズよりも大きくなる
ようにするとともに、前記第1および第2の光導波路を
伝搬する光の等価屈折率がほぼ等しくなるようにしたこ
とを特徴とする光デバイス。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光デバイスにおいて
、前記第1および第2の光導波路を構成する材料を半導
体としたことを特徴とする光デバイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP520891A JPH04237001A (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 光デバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP520891A JPH04237001A (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 光デバイス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04237001A true JPH04237001A (ja) | 1992-08-25 |
Family
ID=11604777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP520891A Pending JPH04237001A (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 光デバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04237001A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009088532A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | 導波体を備えるエッジ発光型半導体レーザ |
JP2013138156A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Fujitsu Ltd | 半導体レーザ及びその製造方法 |
JP2020166050A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | 住友大阪セメント株式会社 | 光制御素子 |
-
1991
- 1991-01-21 JP JP520891A patent/JPH04237001A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009088532A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | 導波体を備えるエッジ発光型半導体レーザ |
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