JPH04236948A - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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JPH04236948A
JPH04236948A JP3004351A JP435191A JPH04236948A JP H04236948 A JPH04236948 A JP H04236948A JP 3004351 A JP3004351 A JP 3004351A JP 435191 A JP435191 A JP 435191A JP H04236948 A JPH04236948 A JP H04236948A
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JP
Japan
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probe
ultrasonic
ultrasonic probe
handle
operator
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JP3004351A
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Shoichi Yamashita
山下 昇一
Toshiyuki Matsunaka
敏行 松中
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Hitachi Ltd
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Aloka Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波探触子、特に術
中において生体組織に直接当接させ、超音波の送受波を
行う超音波探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、手術中における超音波の送受
波による計測や診断の必要性から、手術開始後、すなわ
ち、切開した状態で生体内部に直接超音波探触子を当接
して超音波の送受波による診断あるいは計測を行う超音
波探触子が知られている。
【0003】例えば、冠動脈のバイパス手術などにおい
ては、その血管の血流状態を事前に検査し、またバイパ
ス手術後においてもその血管の血流状態の検査を行う必
要がある。このような術中における検査や診断において
は、直接超音波探触子を生体内の被検部位に当接させて
超音波ビームの送受波が行われる。
【0004】図3は、術中における超音波探触子の操作
状態を示す説明図であり、超音波探触子10はその探触
子本体10aとその尾端部側に接続されているケーブル
12とから構成されている。操作者は、超音波探触子1
0の探触子本体10aの部分を把持して、超音波振動子
部の設けられている超音波探触子の先端部を被検部位に
当接させるようにして使用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の術中超音波探触子の場合、操作者は、超音波探触子
10の探触子本体10aの部分を常に把持して操作する
必要がある。すなわち、探触子本体10aの尾端部側に
接続されているケーブル12は、その探触子の操作性を
害することのないように、可撓性をもたせて形成されて
いる。従って、操作者は、そのケーブル12の部分を持
つことによっては超音波探触子10を正確に所定部位に
当接させることができないので、探触子本体10aの部
分を把持して検査並びに診断等が行われる。
【0006】従って、図3のように超音波探触子10を
生体内部に当接させている状態においては、手術個所の
領域Xの部分は超音波探触子10だけでなく、操作者の
手によって覆われた状態となっている。
【0007】このような状態では、その操作者の手が邪
魔になり、超音波による検査や診断と同時に平行して手
術を行うということが極めて困難であるという問題があ
った 。  発明の目的 本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、
その目的は手術中において、超音波探触子を把持する操
作者の手が手術部位を覆うことがなく、超音波による検
査、診断等と同時に手術を行うことを可能とする超音波
探触子を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明に係る超音波探触子は、超音波振動子を含む探
触子本体と、この探触子本体の尾端に接続されたケーブ
ルと、から成る超音波探触子において、前記ケーブルの
前記尾端寄りの所定範囲には、変形自在でかつ変形した
状態を維持可能な取手部が形成されたことを特徴とする
【0009】
【作用】上記構成の超音波探触子によれば、操作者は、
超音波探触子の尾端部側に接続されたケーブルの所定範
囲に形成された取手部を持つことによって探触子の先端
部を被検部位に当接することができる。
【0010】すなわち、超音波探触子本体の尾端部に接
続されたケーブルの本体尾端部寄りの所定範囲は、変形
自在でかつ変形した状態を所定の力が加えられない限り
維持可能な部材にて覆われている。そして、この覆った
部分が取手部として構成されている。従って操作者はこ
の取手部の上端部分を持つことによって超音波探触子を
所定の角度で被検部位に当接させることができる。すな
わち、操作者の立つ位置を予め想定し、その場所で取手
部を持って所定角度に当接できるようにその取手部を予
め曲げておく。この取手部は、この曲げられた状態を元
に戻すような力が加えられない限りその曲がった状態を
維持するので、操作者は、超音波探触子の重量等に抗し
て所望の状態が保持された取手部を持ち超音波探触子の
操作を行うことができる。
【0011】これにより、超音波探触子の本体部分に操
作者の手が存在しないことから、被検部位である手術個
所を操作者の手が覆うことがなく、超音波による検査、
診断等と並行してその部位の手術を行うことも可能とな
る。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を説明する。
【0013】なお、本実施例は、術中において血管に直
接当接され、超音波ビームの送受波を行い、ドプラ効果
を受けた反射エコーに生じている超音波のキャリア周波
数に対する偏移周波数成分を検出し、この検出信号に基
づき血流状態を求めるようにした超音波探触子に応用し
た例が示されている。
【0014】図1(A)及び(B)は、実施例に係る超
音波探触子が血管14に当接された状態の水平方向から
見た状態及びほぼ垂直方向上方から見た状態の図がそれ
ぞれ示されている。
【0015】振動子を含む超音波振動子部20は、探触
子本体10aの硬質部22の一方の端部に装着されてい
る。そして、硬質部22の他端部側にはケーブル12が
接続されている。また、この超音波振動子部20側端部
にはスタンドオフ材24が取り付けられている。
【0016】本実施例の特徴的構成として、ケーブル1
2の硬質部22接続部分には、所定範囲に変形可能な取
手部28が設けられている。この取手部28は、例えば
ステンレス製のリングなどを多数組み合わせて形成した
スタンドチューブなどが用いられており、操作者が自由
に屈曲させることができると共に、その屈曲された状態
が所定の力が加えられない限り維持されるような剛性を
持ったものとして形成されている。すなわち、取手部2
8は、その所望の形に変形させた状態で、その上端部2
8aの部分を持った場合、探触子本体の重量に抗してそ
の曲げられた状態を維持することができる。そして、こ
の取手部28を覆うため、シリコンチューブ30がその
取手部28に被せられている。
【0017】なお、図2は、本実施例に用いられている
スタンドオフ材24の形状を示す斜視図であり、その全
体的構成は、ほぼ三角柱状に形成されている。そして、
一方の端面24a側が超音波振動子部20側に取り付け
られる。そして、他の一つの端面24bが生体当接端面
とされている。なお、他のもう一つの端面24cは、本
実施例においては端面24aと直交する端面として形成
されている。
【0018】そして、生体当接端面24bは、図示のよ
うに樋型凹面状に形成されている。このスタンドオフ材
24は、超音波振動子部20側と生体との音響マッチン
グを行うことのできる音響インピーダンスの材質にて形
成される。本実施例においては、更に生体を傷付けるこ
とのないように弾性材質であることを要することから、
ゴム材にて構成している。これにより、同時に生体を電
気的障害からも保護することが可能である。また、生体
よりも音速の速い材質でかつ上記形状を有するため、こ
のスタンドオフ材24は音響レンズとしても機能してい
る。
【0019】また、図1(B)に示されている矢印32
は、運動反射体の運動方向、例えば血液の血流方向の基
準となるマーカであり、ドプラ周波数偏移量が正側の場
合の血流方向を示すものである。この矢印32により、
操作者はドプラ周波数偏移量などに基づき血流方向を認
識して手術等を行うことができる。
【0020】本実施例によれば、超音波振動子部20か
ら放射された超音波ビーム100は、血管14に対し角
度θだけ傾斜して血管14内に入射されている。そして
、スタンドオフ材24の生体当接端面24bを血管14
に常に当接させた状態を維持することにより、この入射
角θが維持されることとなる。
【0021】なお、スタンドオフ材24の血管14への
当接状態は、生体当接端面24bが樋型凹面状に形成さ
れていることから、その樋型部分を血管の軸方向に合わ
せて当接することによりその密着性及び当接状態をより
安定化することができる。
【0022】このように、スタンドオフ材24がほぼ三
角柱状に形成されているので、超音波ビーム100の入
射角を容易に一定に保つことができ、この結果反射エコ
ーに基づいて得られるドプラ周波数偏移量はより正確な
ものとなる。
【0023】上記のように、本実施例によれば、変形自
在の取手部28が設けられていることから、この取手部
28を所定の屈曲状態に曲げ、その上端部28aの部分
を持って操作することができる。これにより、操作者は
硬質部22の部分を持って操作する必要がなく、例えば
手術中において超音波探触子を持っている手が邪魔にな
るという問題を解消することができる。従って、測定部
位あるいは手術部位に手を近づけることなく血流状態の
測定を行うことが可能となるので、手術部位の空間が広
がり、超音波による検査と同時に手術を行うことも可能
となる。。
【0024】特に、本実施例においては、スタンドオフ
材24の生体当接端面24bが正確に血管14に密接さ
れた状態でかつ上端部28aの部分を持つことができる
ように取手部28を屈曲させることにより、より正確な
測定が可能となる。
【0025】すなわち、本実施例によれば、生体内の測
定部位近傍に手を置くことなく、ケーブル12部分に形
成された取手部28を把持した状態で超音波探触子の操
作を行うことができ、また、超音波ビームの血管14へ
の送波をその入射角を正確に一定に保ちつつ行うことが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る超音
波探触子によれば、手術中において、探触子本体を把持
して超音波探触子操作を行う必要がなく、本体尾端部に
接続されているケーブル部分の取手部を把持した状態で
探触子操作を行うことができる。これにより、探触子操
作を行う者の手によって手術個所が覆われることがなく
、超音波による検査あるいは診断と並行してその被検部
位の手術を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)は、本発明の実施例の構成説
明図である。
【図2】実施例に用いられるスタンドオフ材の形状を示
す斜視図である。
【図3】従来の超音波探触子の操作状態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10  超音波探触子 10a  探触子本体 12  ケーブル 20  超音波振動子部 22  硬質部 24  スタンドオフ材 28  取手部 30  シリコンチューブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波振動子を含む探触子本体と、この探
    触子本体の尾端に接続されたケーブルと、から成る超音
    波探触子において、前記ケーブルの前記尾端寄りの所定
    範囲には、変形自在でかつ変形した状態を維持可能な取
    手部が形成されたことを特徴とする超音波探触子。
JP3004351A 1991-01-18 1991-01-18 超音波探触子 Expired - Fee Related JPH0716487B2 (ja)

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JP2006198037A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波探触子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006198037A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 超音波探触子
JP4717448B2 (ja) * 2005-01-18 2011-07-06 パナソニック株式会社 超音波探触子

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