JPH04236182A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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Publication number
JPH04236182A
JPH04236182A JP3003097A JP309791A JPH04236182A JP H04236182 A JPH04236182 A JP H04236182A JP 3003097 A JP3003097 A JP 3003097A JP 309791 A JP309791 A JP 309791A JP H04236182 A JPH04236182 A JP H04236182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
deceleration
inverter
time
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3003097A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Kunieda
国枝 正己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3003097A priority Critical patent/JPH04236182A/ja
Publication of JPH04236182A publication Critical patent/JPH04236182A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変電圧、可変周波数
の交流出力インバータ装置に係り、特に、負荷慣性モー
メントの大きい電動機駆動時の加速時と減速時の運転特
性を改善したインバータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1はインバータ装置を示す接続図で、
1は交流電源を入力とする整流器、2は、トランジスタ
5とダイオード6とが逆並列接続されたインバータ回路
、3はインバータ回路2により駆動される交流電動機、
4は整流器1の平滑コンデンサ、7は平滑コンデンサ4
とインバータ回路2との間の電流検出機、8は電動機3
からの回生エネルギーを電気的に消費する抵抗、9は回
生エネルギーの大小により抵抗8をオンさせるためのト
ランジスタである。
【0003】図6に示す様に従来は、平滑コンデンサの
電圧を電圧検出器10にて検出して、その出力が基準電
圧器13の電圧比較器11により比較され、Vcが高い
場合には、トランジスタ9をオンさせて、抵抗8にて消
費させVcの上昇を防ぐ様にしてものである。Vcが上
昇するとコンデンサ4やインバータ回路2のトランジス
タ5、ダイオード6が過電圧になり破損するためである
【0004】いま、図3は加速及び減速パターンで運転
した場合、平滑コンデンサの電圧Vcの時間的変化を示
したものである。図3でA−B間は加速時、B−C間は
低速時、またC−D間は減速時であり、VcはA−B−
C間は、交流電源から供給させており、電動機3は常に
カ行状態であるので、電源電圧に比例してほぼ一定であ
るが、C−D間においては、電動機3を自然停止よりも
急速に停止させる様なインバータの減速時間を設定する
こと電動機3とその負荷の慣性モーメントとその回転速
度とから決定させる慣性エネルギーが電動機3において
発電機動作となり、インバータ回路2内のダイオードブ
リッジを介して、コンデンサ4に充電されてVcは上昇
する。
【0005】このように、図3は、コンデンサ電圧Vc
の変化を示しており、加速時および低速時のA−B−C
は整流器1の一定の出力電圧V1 であるが減速時にお
いては、一般的に運転時間を短くし、作業効率を上げる
ために負荷慣性モーメントの大きいものは減速時間は電
動機負荷の自然停止時間よりも短く設定されるので、発
電制動となりコンデンサ4の電圧を上昇させるが、先に
述べたコンデンサ4及びインバータ回路素子の耐圧保護
のため、過電圧にならない様に、Vcが設定電圧V3に
なると、図6の比較器11がオンとなりトランジスタ9
を駆動し、抵抗8により、消費され電圧上昇を防ぎ、ま
た、比較器11のヒステリシス動作によりVc電圧がV
2 にてオフすることにより減速期間中はV2 からV
3 ののこぎり状の電圧波形となる。
【0006】しかしながら、クレーンの走行運転等に見
られる様な大きな慣性モーメントをもった負荷を駆動す
る場合は作業効率を上げるため加速時間を短く設定する
必要があるため、始動トルクを大きくする様にインバー
タ出力のV/f比を設定していた。一般にV/f一定制
御のインバータにより駆動される電動機のトルク(T)
−速度(N)特性は図5に示す如く、周波数が低い範囲
では、電動機の一次抵抗ともれインダクタンス分による
インピーダンス効果のため電動機の空隙磁束が低下し、
トルクTが低下するのと、更に始動トルクを大きくした
い場合には、電圧を高めに設定しなければならない。
【0007】図4は、インバータ出力のV/f比を示し
たもので、Aは始動トルクから設定されたV/fパター
ンであり、加速をスムーズにするため、低周波域で、電
圧をVB1に上げて設定してある。
【0008】しかしながら、この様にAのV/fパター
ンに設定されていても、これはコンデンサ電圧VcがV
1 に相当する電圧の場合での設定であり、インバータ
の出力電圧は、一定条件においてVcに比例した出力電
圧となるため、AはV1 ´/fなる電圧とすると減速
時において、発電制動によって減速する場合はVcがV
2からV3 の間の電圧値に上昇するため、V2 とV
3 とのヒステリシス幅は小さくほぼV2 とV3 と
はほぼ等しいのでV/fパターンはおおよそV2 ´/
fなる電圧となる。これは即ち、定常時設定のVB1に
比べ更に高いVB2に上げて設定した場合と同様になり
、減速時の回生電流は更に大きくなり、停止寸前におい
ては、電動機の磁束が過励磁状態となり、電流検出器7
にてインバータ回路2のトランジスタ5やダイオード6
に過電流が流れインバータ回路2へのベース電流信号を
遮断することにより、保護動作しインバータは停止して
しまうことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、大き
い負荷慣性モーメントを有するもので、始動トルクを大
きくするために、低周波域でV/fパターンの電圧を上
げ設定した場合、減速時において回生エネルギーのため
コンデンサ電圧が上昇し、最初に設定したV/f比より
も更に大きくなり、特に、減速停止寸前の低周波域にお
いて、電動機電流が大きくなりインバータの過電流検出
回路が動作してしまう問題点があった。
【0010】そこで、本発明は、上記のような従来のも
のの欠点をなくすためになされたもので、コンデンサ電
圧Vcを電圧検出器にて検出し、減速時において負荷か
らの回生エネルギーによりVcが上昇した場合は、V/
fパターンが上がらない使用にインバータの出力電圧を
補正することにより、始動トルクを大きく設定した場合
でも減速停止時に過電流が流れることなく、減速特性を
向上させたインバータ装置を提供することにある。[発
明の構成]
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電圧を検出する電圧検出手段と、回生エ
ネルギーを放電させる放電手段と、この放電手段をオン
させるとき前記電圧検出手段により検出された検出電圧
よりも低い基準電圧を設定する設定手段と、前記電圧検
出手段により検出された検出電圧が前記設定手段により
設定された基準電圧を超えたとき可変電圧/可変周波数
比を変化させ前記周波数に応じた電圧指令を出力する出
力制御手段とを備えたことを特徴としたインバータ装置
を提供する。
【0012】
【作用】上記のように構成された本発明のインバータ装
置においては、コンデンサ電圧Vcが、定常時において
インバータ出力電圧にほぼ比例して出力されるので、V
c電圧を電圧検出器にて検出し、減速時に回生エネルギ
ーにより、Vcが上昇した場合は、インバータ内部のP
WM制御のパルス幅を小さくすることにより、V/f比
が上がらない様にし、減速時の過電流停止を防止できる
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を、図1及び図2に基づい
て説明する。図1は従来と同じインバータの主回路図で
あり、従来例で説明してあるので省略する。
【0014】図2は、本実施例の電圧検出回路であり、
コンデンサ電圧Vcを電圧検出器10で検出し、2つの
比較器11,12に入力する。比較器11は図6で示し
た減速時に回生エネルギーのためコンデンサ4の電圧の
上昇を防ぐために設けられたトランジスタ9をオンオフ
させるためにあり、コンデンサ電圧がV3 以上になっ
た時オンしV2 以下ではオフする信号をトランジスタ
9のベース信号として与える。
【0015】一方、比較器12は、電圧検出器10の出
力と基準電圧器14の電圧を比較しており、基準電圧器
により比較器11でのオンオフレベル(コンデンサ電圧
V3,V2 に相当)以下のV4 に設定することによ
り、減速時にVcが上昇したことを検出して、インバー
タ回路2へのPWM信号の電圧パターン幅をV1 /V
2 (V2 〜V3 としている。)だけ小さくするこ
とにより、Vcが上昇した分を補正して初期のV/fパ
ターンAとほぼ同じにする様にした。
【0016】このように構成された本実施例では、始動
時においては、大きい慣性モーメント負荷であっても加
速を速くするために始動トルクを大きくしてスムーズに
立ち上がらせ、低周波数域において、V/f比を大きく
するために、始動電圧を高く設定するが、逆に減速停止
においては、自然停止時間よりも早く停止させたことが
多く、インバータの減速時間を短く設定するので、電動
機は、発電制動となり、エネルギーはコンデンサに充電
され電圧は上昇する。この回生エネルギーを抵抗により
消費させるため、電圧の上昇値を検出し、放電抵抗をオ
ンオフさせるが、この放電抵抗のオンオフの動作電圧レ
ベルは交流電源の整流出力電圧よりもずっと上にあり、
過電圧保護レベルのいずれかに下に設定してある。整流
出力電圧の近くにあると、入力交流電源が変動して上昇
した場合、動作しオンし続け抵抗を焼損する可能性があ
るからである。よって、交流電源の整流電圧V1 と放
電抵抗の動作レベル(V3 〜V2 )とには大きい差
が発生し、減速停止時のV/f比が高くなる。更に、最
初から低周波域では、V/f比を高くとっているため、
従来以上に大きく、低周波域で電動機は過励磁状態で電
流検出器7に流れる電流が大きく、過電流検出が動作し
、インバータを停止させる場合があった。
【0017】しかし、本発明の様に、Vcが上昇した分
だけ、インバータ回路2のスイッチング素子へのPWM
信号幅を変えて初期設定でのV/f比と同じとすること
により、減速時の低周波においても過電流が流れること
なく、スムーズな加速減速運転をさせることができる。
【0018】なお、本実施例では、コンデンサ電圧Vc
の検出は、比較器によって行っているが、他の実施例と
しては、連続的にコンデンサ電圧Vcを検出し、その出
力電圧をマイクロコンピュータ等により計算し、常に一
定のV/f比にしてインバータ出力をしたものが考えら
れる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、コ
ンデンサ電圧を検出する回路を挿入することにより、減
速停止時には、回生エネルギーと放電抵抗との動作によ
りほぼ一定の電圧値に上昇して減速しつづけるため、V
/f比が初期設定時と同じにすることにより、減速時に
おいても電動機は過励磁にならず、過電流によるインバ
ータ停止をなくした運転特性の良いインバータが供給で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すインバータの主回路図
である。
【図2】図1に示した電圧検出回路の詳細回路図である
【図3】加速、減速の運転パターンとコンデンサ電圧波
形とインバータ内の直流部に流れるリンク電流波形との
関係を示すタイムチャートである。
【図4】出力電圧V−周波数f特性図である。
【図5】トルクT−速度Nの特性図である。
【図6】従来の電圧検出回路である。
【符号の説明】
1  整流器 2  インバータ回路 5,9  トランジスタ 10  電圧検出器 11,12  比較器 13,14  基準電圧器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】    交流電源を任意の周波数を有する
    交流電源に変換するインバータ装置において、電圧を検
    出する電圧検出手段と、回生エネルギーを放電させる放
    電手段と、この放電手段をオンさせるとき前記電圧検出
    手段により検出された検出電圧よりも低い基準電圧を設
    定する設定手段と、前記電圧検出手段により検出された
    検出電圧が前記設定手段により設定された基準電圧を超
    えたとき可変電圧/可変周波数比を変化させ前記周波数
    に応じた電圧指令を出力する出力制御手段とを具備した
    ことを特徴としたインバータ装置。
JP3003097A 1991-01-16 1991-01-16 インバータ装置 Pending JPH04236182A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3003097A JPH04236182A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 インバータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3003097A JPH04236182A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 インバータ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04236182A true JPH04236182A (ja) 1992-08-25

Family

ID=11547844

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3003097A Pending JPH04236182A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 インバータ装置

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JP (1) JPH04236182A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014138532A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Fuji Electric Co Ltd 電力変換装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014138532A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Fuji Electric Co Ltd 電力変換装置

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