JPH04235326A - 給排気弁異常検知装置 - Google Patents
給排気弁異常検知装置Info
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- JPH04235326A JPH04235326A JP1267391A JP1267391A JPH04235326A JP H04235326 A JPH04235326 A JP H04235326A JP 1267391 A JP1267391 A JP 1267391A JP 1267391 A JP1267391 A JP 1267391A JP H04235326 A JPH04235326 A JP H04235326A
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- Japan
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- vibration
- valve
- exhaust valve
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- Pending
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Landscapes
- Testing Of Engines (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼル機関の給排気
弁の故障診断装置に関する。
弁の故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来形ディーゼル機関の排気弁診
断装置を示す。図3において01はディーゼル機関、0
2はシリンダ、03はインジケータコック、04はシリ
ンダNO.1のインジケータコックに取り付けられた圧
力ピックアップ、04′はシリンダNO.2のインジケ
ータコックに取り付けられた圧力ピックアップ、06は
オシロスコープ、05と05′は圧力ピックアップ04
,04′をオシロスコープ06につなぐコードである。 図4はオシロスコープ06に記録された指圧図で図中実
線は正常な指圧図であり、点線は異常な指圧図の例であ
る。ディーゼル機関の性能値が異常を示した場合、例え
ば排気温度が上昇したり燃費が悪化した場合、指圧図を
採取し、それを標準値と比較し全体的に低ければ排気弁
に異常ありと診断する。比較する方法としては2チャン
ネルのオシロスコープ06に2個のストレンゲージ式の
ピックアップ04,04′をインジケータコック03に
取り付け、オシロスコープ06に表示される画像を互に
重ね合せることによって行なう。
断装置を示す。図3において01はディーゼル機関、0
2はシリンダ、03はインジケータコック、04はシリ
ンダNO.1のインジケータコックに取り付けられた圧
力ピックアップ、04′はシリンダNO.2のインジケ
ータコックに取り付けられた圧力ピックアップ、06は
オシロスコープ、05と05′は圧力ピックアップ04
,04′をオシロスコープ06につなぐコードである。 図4はオシロスコープ06に記録された指圧図で図中実
線は正常な指圧図であり、点線は異常な指圧図の例であ
る。ディーゼル機関の性能値が異常を示した場合、例え
ば排気温度が上昇したり燃費が悪化した場合、指圧図を
採取し、それを標準値と比較し全体的に低ければ排気弁
に異常ありと診断する。比較する方法としては2チャン
ネルのオシロスコープ06に2個のストレンゲージ式の
ピックアップ04,04′をインジケータコック03に
取り付け、オシロスコープ06に表示される画像を互に
重ね合せることによって行なう。
【0003】いまNO.2シリンダの指圧図がNO.1
シリンダを除く他のシリンダの指圧図とほぼ一致し、標
準値と診断され、それが図4の実線のようになり、その
上にNO.1シリンダの指圧図を重ね合わせ一致したと
きにはNO.1シリンダの排気弁は異常なしと診断され
、もし排気弁が故障すると開弁時でも筒内ガスが排気管
の方へもれるので、点線のように正常な場合より低くな
るので、そのとき異常ありと診断される。
シリンダを除く他のシリンダの指圧図とほぼ一致し、標
準値と診断され、それが図4の実線のようになり、その
上にNO.1シリンダの指圧図を重ね合わせ一致したと
きにはNO.1シリンダの排気弁は異常なしと診断され
、もし排気弁が故障すると開弁時でも筒内ガスが排気管
の方へもれるので、点線のように正常な場合より低くな
るので、そのとき異常ありと診断される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記のような吸
排気弁の異常診断方法では、2本の画像を目視で行なう
ので主観が入り画像が小さいためかなり大きな差がなけ
れば異常の判断ができないとともに、ストレンゲージ式
ピックアップは温度ドリフトがあるため判断に影響が多
い低圧力部分の精度が悪く、かなり大きな故障でなけれ
ば判断ができない問題点がある。
排気弁の異常診断方法では、2本の画像を目視で行なう
ので主観が入り画像が小さいためかなり大きな差がなけ
れば異常の判断ができないとともに、ストレンゲージ式
ピックアップは温度ドリフトがあるため判断に影響が多
い低圧力部分の精度が悪く、かなり大きな故障でなけれ
ば判断ができない問題点がある。
【0005】本発明の目的は前記従来装置の問題点を解
消し、主観が排除される高精度の排気弁の故障診断装置
を提供するにある。
消し、主観が排除される高精度の排気弁の故障診断装置
を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の吸排気弁異常検
知装置は、内燃機関のシリンダカバーの振動を検出する
振動センサと、該振動センサの出力をA/D変換するA
/D変換器と、回転角度を検出する回転角検出センサと
、振動センサにて検出された振動データをあらかじめの
入力された正常なデータと比較解析するコンピュータと
を有してなることを特徴としている。
知装置は、内燃機関のシリンダカバーの振動を検出する
振動センサと、該振動センサの出力をA/D変換するA
/D変換器と、回転角度を検出する回転角検出センサと
、振動センサにて検出された振動データをあらかじめの
入力された正常なデータと比較解析するコンピュータと
を有してなることを特徴としている。
【0007】
【作用】給気弁や排気弁は着座するとき、振動を発生す
る。図2(a)の正常な場合に示すように、給気弁が正
常な場合には給排気弁が閉じる時(IVC)、排気弁が
正常な場合は排気弁が閉じる時(EVC)において振動
を発生する。そこでシリンダカバーに振動センサが取付
け該センサにより弁着座時(IVC,EVC)の振動を
計測すれば、その振動の強弱で給気弁と排気弁が正常か
異常かを判断できる。又給排気弁の着座タイミングは回
転角度検出センサを用いフライホイール、回転軸等に設
けられたピン又はマークの動きを検知することによりク
ランク角度が算出される。
る。図2(a)の正常な場合に示すように、給気弁が正
常な場合には給排気弁が閉じる時(IVC)、排気弁が
正常な場合は排気弁が閉じる時(EVC)において振動
を発生する。そこでシリンダカバーに振動センサが取付
け該センサにより弁着座時(IVC,EVC)の振動を
計測すれば、その振動の強弱で給気弁と排気弁が正常か
異常かを判断できる。又給排気弁の着座タイミングは回
転角度検出センサを用いフライホイール、回転軸等に設
けられたピン又はマークの動きを検知することによりク
ランク角度が算出される。
【0008】
【実施例】以下図1〜2を参照し本発明の一実施例につ
いて説明する。図1は第1実施例に係る全体構成図、図
2は第1実施例のデータ解析図である。図において02
はシリンダ、101はピストン、102は燃焼室、10
3は燃料噴射弁、104は給気弁及び排気弁(両弁が重
っている)、105は給排気弁の弁座、106はシリン
ダカバー(シリンダヘッドともいう)、110はシリン
ダカバー106に取付けられた振動センサ(加速度セン
サ)、111はクランク軸に取付けられたフライホイー
ル、112はアンプ、113はA/D変換器、114は
コンピュータ、115は補助記憶装置、116は表示装
置、117は入力装置、118はフライホイール111
に設けたピン(又はマーク)、119は回転角センサ、
120は回転角度センサ119のアンプである。
いて説明する。図1は第1実施例に係る全体構成図、図
2は第1実施例のデータ解析図である。図において02
はシリンダ、101はピストン、102は燃焼室、10
3は燃料噴射弁、104は給気弁及び排気弁(両弁が重
っている)、105は給排気弁の弁座、106はシリン
ダカバー(シリンダヘッドともいう)、110はシリン
ダカバー106に取付けられた振動センサ(加速度セン
サ)、111はクランク軸に取付けられたフライホイー
ル、112はアンプ、113はA/D変換器、114は
コンピュータ、115は補助記憶装置、116は表示装
置、117は入力装置、118はフライホイール111
に設けたピン(又はマーク)、119は回転角センサ、
120は回転角度センサ119のアンプである。
【0009】次に前記実施例の作用について説明する。
機関の燃焼室102に燃料噴射弁103から燃料が噴射
されると、その燃料が自己着火し燃焼が発生し、それが
終了すると排気弁104が開き、燃焼室102内の燃焼
ガスが排出されて排気弁104は閉じる。(このときの
タイミングを以下EVCと呼ぶ。)該EVCのタイミン
グにやや先行して給気弁104が開き、ピストン101
の下降作用によって新気が吸い込まれると、給気弁10
4は閉じる。(このときのタイミングを以下IVCと呼
ぶ。)
されると、その燃料が自己着火し燃焼が発生し、それが
終了すると排気弁104が開き、燃焼室102内の燃焼
ガスが排出されて排気弁104は閉じる。(このときの
タイミングを以下EVCと呼ぶ。)該EVCのタイミン
グにやや先行して給気弁104が開き、ピストン101
の下降作用によって新気が吸い込まれると、給気弁10
4は閉じる。(このときのタイミングを以下IVCと呼
ぶ。)
【0010】排気弁および給気弁104が正常であれば
図2(a)に示すようにEVC,IVCにおいて振動を
発生する。しかし排気弁又は給気弁104がステックや
折損を引き起こすとEVC又はIVCにおいて着座しな
いので図2(b)に示すように振動を生じない、なお図
2(b)は排気弁と給気弁の両方とも異常がある場合の
例で、EVCとIVC時において共に振動を生じていな
いことを示している。図2のような線図を求めるには給
排気弁104の振動を振動センサ110で採取し、アン
プ112で増幅して、A/D変換器におくる。A/D変
換器113では振動のアナログデータをデジタル値のデ
ータに変換しコンピュータ114に送る。
図2(a)に示すようにEVC,IVCにおいて振動を
発生する。しかし排気弁又は給気弁104がステックや
折損を引き起こすとEVC又はIVCにおいて着座しな
いので図2(b)に示すように振動を生じない、なお図
2(b)は排気弁と給気弁の両方とも異常がある場合の
例で、EVCとIVC時において共に振動を生じていな
いことを示している。図2のような線図を求めるには給
排気弁104の振動を振動センサ110で採取し、アン
プ112で増幅して、A/D変換器におくる。A/D変
換器113では振動のアナログデータをデジタル値のデ
ータに変換しコンピュータ114に送る。
【0011】一方、給排気弁104の着座タイミングを
検知するには、EVC及びIVCのタイミングに対応す
るフライホイール111の位置にピン118を設けて回
転角検出センサ119よりの信号を振動センサ110の
データに入力すれば弁着座時の振動状態が解示される。 これらのデータをコンピュータ114に入力し給排気弁
104の着座時の振動の強さを計算し、補助記憶装置1
15にセーブしている正常時の振動強さと比較すれば給
排気弁の作動状態を検知することができる。即ちメモリ
されている正常な場合と比較し、そのEVC又はIVC
時の振動の強さが低いときには異常と判断し、殆んど変
らない時には正常と判断し、その結果を表示装置116
に表示する。
検知するには、EVC及びIVCのタイミングに対応す
るフライホイール111の位置にピン118を設けて回
転角検出センサ119よりの信号を振動センサ110の
データに入力すれば弁着座時の振動状態が解示される。 これらのデータをコンピュータ114に入力し給排気弁
104の着座時の振動の強さを計算し、補助記憶装置1
15にセーブしている正常時の振動強さと比較すれば給
排気弁の作動状態を検知することができる。即ちメモリ
されている正常な場合と比較し、そのEVC又はIVC
時の振動の強さが低いときには異常と判断し、殆んど変
らない時には正常と判断し、その結果を表示装置116
に表示する。
【0012】
【発明の効果】本発明は前記のとおり構成したので給排
気弁の異常検知が客観的にスピーディに行なうことがで
きる。従って給排気弁のスティック、折損による重大事
故が起る前段階でこれを検知できるため重大事故の発生
を防止できその経済的効果は極めて大きい。
気弁の異常検知が客観的にスピーディに行なうことがで
きる。従って給排気弁のスティック、折損による重大事
故が起る前段階でこれを検知できるため重大事故の発生
を防止できその経済的効果は極めて大きい。
【図1】本発明の第1実施例に係る全体図。
【図2】同データ解析例図。
【図3】従来例の構成図。
【図4】従来例の原理説明図。
104 給気弁、排気弁
106 シリンダカバー
110 振動センサ
113 A/D変換器
114 コンピュータ
116 表示装置
119 回転角度検出センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関のシリンダカバーの振動を検
出する振動センサ(110)と、該振動センサの出力を
A/D変換するA/D変換器(113)と、回転角度を
検出する回転角検出センサ(119)と、振動センサに
て検出された振動データをあらかじめ入力された正常な
データと比較解析するコンピュータ(114)とを有し
てなる給排気弁異常検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1267391A JPH04235326A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 給排気弁異常検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1267391A JPH04235326A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 給排気弁異常検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04235326A true JPH04235326A (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=11811895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1267391A Pending JPH04235326A (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | 給排気弁異常検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04235326A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5404750A (en) * | 1992-12-19 | 1995-04-11 | Robert Bosch Gmbh | Method for detecting leaky injection valves in an internal combustion engine |
JPH10197404A (ja) * | 1997-01-08 | 1998-07-31 | Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp | ディーゼル発電機異常監視装置 |
-
1991
- 1991-01-11 JP JP1267391A patent/JPH04235326A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5404750A (en) * | 1992-12-19 | 1995-04-11 | Robert Bosch Gmbh | Method for detecting leaky injection valves in an internal combustion engine |
JPH10197404A (ja) * | 1997-01-08 | 1998-07-31 | Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp | ディーゼル発電機異常監視装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990330 |