JPH04235305A - 電子素子の自動外観検査装置 - Google Patents

電子素子の自動外観検査装置

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JPH04235305A
JPH04235305A JP3002171A JP217191A JPH04235305A JP H04235305 A JPH04235305 A JP H04235305A JP 3002171 A JP3002171 A JP 3002171A JP 217191 A JP217191 A JP 217191A JP H04235305 A JPH04235305 A JP H04235305A
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JP
Japan
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camera
lead frame
electronic element
electronic
inspection
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Application number
JP3002171A
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English (en)
Inventor
Susumu Ikuta
生田  進
Yoshitatsu Kashimoto
樫本 好立
Mitsuaki Suzaki
洲崎 三明
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KANEBO DENSHI KK
Original Assignee
KANEBO DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リードフレームに整
列装着した分離前のトランジスタ等の電子素子の外観を
検査する電子素子の自動外観検査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】米粒以下の極小のチップトランジスタ、
スーパーミニトランジスタ、スーパーミニダイオード等
の電子素子は、近年つぎのように製造される。すなわち
、帯状の生フレームを加工して電子素子の接合部を有す
るリードおよび移送用の送り孔を長手方向に連続形成し
、リードフレームを形成する。リードに電子素子を接合
する。各電子素子およびそのリードの一部をそれぞれモ
ールドで被覆する。リードフレームをめっきする。モー
ルドの表面にマークする。プリント基板に実装するため
のリードの曲げ加工を行う。この状態が第11図である
。すなわち、100はリードフレーム、60はリード、
61はモールド、62は枠リード、63はマーク、64
は送り孔である。
【0003】さらに、このリードフレーム100からリ
ード60の中間部を切断して、電子素子すなわちモール
ド61の部分を分離する。つぎに電子素子の電気試験を
行い、基準に合格したものを製品とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電子素子を
リードフレーム100から分離するまでの工程で、リー
ドの曲がりや折れ、モールドの破損や傷、マークのない
もの等の不良品が発生することがある。従来、このよう
な不良品は、電子素子を分離する前に、倍率約3倍のラ
イト付き拡大鏡を使用して人の目視により良否判定を行
い、その不良品を先尖りはさみにより除去していた。
【0005】しかし、検査人員が必要になるとともに、
複数の作業者による目視判定のため作業者間にばらつき
を生じやすく、また先入観による不良品の見逃しにより
後工程へ不良品が流出するという欠点があった。したが
って、この発明の目的は、不良品の除去を自動化でき後
工程への不良品の流出を防止できる電子素子の自動外観
検査装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の電子素子の自
動外観検査装置は、帯状のリードフレームに整列装着し
た電子素子のリード,モールドおよびマーク等の外観を
検査する電子素子の自動外観検査装置であって、電子素
子を分離する前の前記リードフレームを移送する移送装
置と、前記リードフレームの移送中の前記電子素子の外
観を撮影するカメラと、このカメラの情報と外観欠陥の
ない電子素子から得た基準情報とを比較して異常の場合
に不良判定信号を出力する良否判定部と、前記リードフ
レーム上で前記カメラよりも前記リードフレームの移動
下手側に配置されかつ前記不良判定信号を入力して不良
と判定された電子素子を除去する除去手段とを備えたも
のである。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、リードフレームが移
送装置で移送されながら、リードフレーム上の各電子素
子の外観の情報が逐次カメラに撮影され、良否判定部の
基準情報と比較される。基準情報に対して情報が異常な
場合に不良判定信号が除去手段に出力され、カメラによ
り不良と判定された電子素子が除去手段に到来したとき
に、その電子素子を除去手段により除去する。
【0008】この結果、不良品の除去を自動化できるの
で、従来の検査人員が不要になるとともに、検査のばら
つきがないので検査レベルを安定化でき、後工程への不
良品の流出もなく、さらに連続検査できるので検査処理
を迅速化できる。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例を第1図ないし第10図
に基づいて説明する。すなわち、この電子素子の自動外
観検査装置は、たとえば第4図(a)のように帯状のリ
ードフレーム5の長手方向に連続形成した電子素子のリ
ード60,モールド61およびマーク63等の外観を検
査するものであり、移送装置1と、カメラ2と、良否判
定部3と、除去手段4とを有する。
【0010】移送装置1は、電子素子を分離する前のリ
ードフレーム5を移送する。電子素子はトランジスタを
実施例とし、リードフレーム5は先に説明した第11図
に示すものと同様である。実施例の移送装置1は、第1
図および第2図に示すように、供給側ワインダ6と、支
持体7と、この支持体7に配設されたステッピングモー
タ8に連結されたスプロケット9と、巻取り側ワインダ
10と、段差ローラ11,12を有する。14はアイド
ラプーリー、15は押さえローラ、16はフレーム押さ
えガイドローラである。供給ワインダ6は層間紙の巻取
り部13が付き、巻取りワインダ10は層間紙の供給部
13′が付いている。段差ローラ11は第2図に示すよ
うにその動作範囲に供給側ワインダ6を制御するリミッ
トスイッチ19,20,74,75を配置し、段差ロー
ラ11の移動によりリミットスイッチ75のオンで供給
側ワインダ6を駆動し、リミットスイッチ19のオンで
供給側ワインダ6を停止し、またリミットスイッチ74
のオンでオーバラン、リミットスイッチ20のオンでリ
ードフレーム切れのエラーメッセージを示すとともに供
給側ワインダ6を自動ロックする。段差ローラ12につ
いても巻取り側ワインダ10を制御するリミットスイッ
チ21〜24が配置され、リミットスイッチ23のオン
により駆動され、リミットスイッチ22のオンにより停
止し、リミットスイッチ21のオンでオーバラン、リミ
ットスイッチ24のオンでリードフレーム切れを表示す
るとともに自動ロックする。このように供給側ワインダ
6および巻取り側ワインダ10はそれぞれ段差ローラ1
1,12により自動的に駆動および停止を繰り返し、基
本的にシステムと分離した動作を行う。なお供給側ワイ
ンダ6および巻取り側ワインダ10はBSモータを使用
し、停止時のオーバランを極力防止している。70はシ
ーケンス回路、71は操作パネル、72は手元スイッチ
である。
【0011】一方、ステッピングモータ8の動作により
、スプロケット9が間欠または連続回転し、スプロケッ
ト9に係合した送り孔(図示せず)により送られてリー
ドフレーム5が段差ローラ11,12の間を間欠または
連続送りされる。カメラ2は、リードフレーム5の移送
中の電子素子の外観を撮影する。このカメラ2はCCD
カメラを実施例とし、リードフレーム5の電子素子のリ
ード60およびモールド61を撮影する第1のカメラ1
7と、マーク63を撮影する第2のカメラ18からなる
。このカメラ2は段差ローラ11と除去手段4との間の
リードフレーム5上に配置され、カメラ2のリードフレ
ーム5と反対側には黒色または白色の背景板25を配設
している。
【0012】良否判定部3は、カメラ2の情報と外観欠
陥のない電子素子から得た基準情報とを比較して異常の
場合に不良判定信号を出力する。カメラ2の情報となる
各アナログ信号は2値化されデジタルデータとして良否
判定が行われ、第1のカメラ17の第1の良否判定部7
6の結果をレジストしておき、第2のカメラ18の良否
判定部77の結果とOR回路78により論理和をとって
良否判定とし、不良の場合に除去手段4に不良判定信号
を出力する。この場合、カメラ2と除去手段4との間を
電子素子が移動するに必要なステップ数だけリードフレ
ーム5を移動させる。
【0013】電子素子のリード60の外観検査の項目は
、第4図(a)に示すように、リード幅(a〜c)、リ
ード間隔(d〜f)および枠リード62の幅(g)であ
り、これらのデータをそれぞれ基準値と比較し、リード
60の曲がり,折れ,潰れ等を判定する。電子素子のモ
ールド61の検査は、第4(b)に示すように、(x1
 ,x2 )(y1 ,y2 )の各座標の交点より生
じる面積(斜線部分)内のパッケージ量を積分してモー
ルド(黒い部分)の基準値からの減少により未充填、割
れ、欠け等の判定を行うものである。
【0014】電子素子のマーク63の外観検査は、第4
図(c)に示すように、(x1 ′,x2 ′)(y1
 ′,y2 ′)の各座標の交点より生じる面積内のマ
ーク量を積分して、マーク(白い部分)の基準値に対す
る増減によりマーク無し、文字欠け、消え、表面不良等
の検査・判定を行うものである。検査手法はカメラ2の
2値化された映像信号から検査有効範囲をまず決める。 電子素子のリード60では第5図に示すように、X〜X
′−Y1 〜Y1 ′の範囲、X〜X′−Y2 〜Y2
 ′の範囲である(斜線部分)。そして電子素子を区切
る枠リード62間の長さ3.5mmをその間のビット数
で割り、ビット重みを決め、そのビット重みにより各検
査項目の長さを決める。たとえば電子素子間のピッチ3
.5mmのビット数95として、1ビットは0.036
8mmである。
【0015】電子素子のモールド61では、第4図(b
)のように枠リード62の左エッジAからの指定ビット
でy1 〜y2 を決め、同様にx1 〜x2 を決め
る。 そして、その検査エリア内の黒レベルを積分する。こう
して得られた検査値とキャリブレーション値とを比較し
て良否判定する。また電子素子のマーク63は、モール
ド61の場合と同様であるが、枠リード62の左エッジ
Aからの指定ビットによりy1 ′〜y2 ′を決め、
同様にx1 ′〜x2 ′を決める。そして、この検査
エリア内の白レべルを積分する。またこのマークの合否
判定については、第6図に示すように、第1マークのマ
スク(a3 〜a4 ,a1 〜a2 )および第2マ
ークのマスク(a5 〜a6 ,a1 〜a2 )の積
分値を求める。この場合、まず第7図に示すように1ラ
イン毎の変化アドレスよりy方向(移送方向)に対して
の連続性の判定を行う。第7図に示すように、エリアマ
スク内の最初のラインのN,P変化アドレスおよびライ
ン回数1,ラインNOを変化分だけ第8図のテーブルに
セットする。アはN変化アドレス、イはP変化アドレス
、ウはライン回数(=連続回数)、エはラインNOであ
る。2ライン目から最終ラインまではN,P変化アドレ
スの中心がテーブル内N,Pの変化アドレスの間にある
かの判定をテーブル全てに行う。有れば現N変化アドレ
スと対応するテーブル内のN変化アドレスの小さい方を
テーブルにセットし、Pは大きい方をテーブルにセット
しライン回数の更新を行う。無ければテーブルの最後に
N,P変化アドレスおよびライン回数1,現ラインNO
をテーブルにセットする。テーブル内でライン回数がn
回以上のアドレスでN変化アドレスが一番小さいアドレ
スをαとし(α−l)を第1マークのマスク左(=β)
とし(a4 −a3 )+(α−l)を第1マークのマ
スク右とする。n,lは定数である。テーブル内でライ
ン回数がn回以上のアドレスでN変化アドレスが一番小
さいアドレスの対応するラインNO(=γ)とし(γ−
m)を第1マークのマスク上とし(γ−m)+(f−e
)を第1マークのマスク下とする。mは定数である。前
記で求めたマスク内の第1マークの累積を行う。β+(
a5 −a3 )を第2マークのマスク左としβ+(a
6 −a3 )を第2マークのマスク右とする。第2マ
ークのマスク上,下は前記と同じとする。そして、前記
で求めたマスク内の第2マークの累積を行い、第1マー
クおよび第2マークの累積値が判定許容値内にあるかの
判定を行う。
【0016】第9図はカメラ2と移送装置1のステッピ
ングモータ8間の処理の流れを示すものである。ライン
■はカメラインタフェース基板31に第1のカメラ17
および第2のカメラ18からの映像信号および同期クロ
ックによる同期信号を入力する。32は照明源、33は
光ファイバ、34は照明リング部である。ここで、カメ
ラインターフェース基板31はカメラ2からのコンポジ
ット信号をモニタ27に分配し、映像信号からDCオフ
セット、コンパレートおよびヒステリシスの調整により
2値(TTLレベル)化信号を作成する。ライン■は2
値化データと同期信号(Vsync,ブランキング,フ
ィールド信号,サンプリングクロック)をフレームメモ
リ35〜37に送る。このフレームメモリ35〜37は
サンプリングクロックでサンプルされた2値化データを
フレームメモリに格納し、水平2ビットおよび垂直2ビ
ットの4ビットをパックし、そのパック化データを基に
して、その変化回数、変化ビットおよび変化点アドレス
を8086SBC (38)とのコミュニケーション2
−PORT−RAMに書き込む。ライン■はフレームメ
モリ35〜37の処理が完了したことを示すEOS信号
をシーケンス基板39の同期回路40に送る。ライン■
は全てのフレームメモリ35〜37の処理が完了した信
号をシーケンス基板39からプロセッサ41〜43に送
る。このプロセッサ41〜43は8086SBC (3
8)からパラメータであるマスクデータ、GO/NG 
判定データ、および動作モード指令(マスク作成画像デ
ータの送り出し、キャリブレーション、検査等)を受け
、フレームメモリ35〜37からデータを取出し、前記
パラメータよりデータ処理を行い、処理データを808
6SBC (38)とのコミュニケーション2−POR
T−RAMに書き込む。ライン■はプロセッサ41〜4
3が全ての処理を完了したINT信号を8086SBC
 (38)に送る。8086SBC (38)はパソコ
ンPC(44)でセットされたパラメータを受け、各プ
ロセッサ41〜43に送信し、また各プロセッサ41〜
43からの検査結果をまとめ、パソコンPC(44)に
送信する。ライン■はパソコンPC(44)に8086
SBC (38)からの検査結果を受け取る。このパソ
コンPC(44)はメニューの画面による登録、マスク
作成用データ表示とマスク作成機能、キャリブレーショ
ン機能、ピッチ検査時,連続検査時およびロック終了時
の検査結果およびエラーメッセージを表示する機能を有
し、さらに結果をファイル(フロッピー)に蓄積する。 また各検査のイニシャル登録および判定パラメータの登
録、すなわちカメラ間の電子素子の個数、カメラ−除去
手段間の電子素子の個数、カメラ−目視位置の電子素子
の個数、連続アウト停止個数、判定許容値、マスク作成
データ、キャリブレーションデータを登録している。そ
の他、検査結果および不良結果のマイクロプリンタ48
への印字等を行う。
【0017】ライン■は、全ての処理が完了したときに
パソコンPC(44)よりリードフレーム5を電子素子
1個分のピッチを移送するための送出信号をシーケンス
基板39の同期回路40に送る。シーケンス基板39の
同期回路40はカメラ2の垂直同期信号(Vsync)
とリードフレーム5の送出との同期を取り、リードフレ
ーム5の移動中に画像データがフレームメモリ35〜3
7に蓄積されるのを防止する。またシーケンス回路45
では送りおよび検査の連続またはピッチの運転モードの
管理、運転/停止の管理および一定長移動のパルス管理
を行う。ライン■はシーケンス回路45の同期回路40
より同期化した移動指令信号をシーケンス回路45に送
る。 ライン■はシーケンス回路45よりパルス発生基板46
に運転指令を出し、ラインL10はシーケンス回路45
がパルス発生基板46よりパルスを受け取り、カメラ2
と除去手段4間の電子素子の移動に必要なステップ数に
対応する指定個数のパルス(たとえば25個)を受ける
と停止信号を送る。ラインL11はパルス発生基板46
から指定個数分のパルスをドライバユニット47に送り
、ラインL12はドライバーユニット47よりステッピ
ングモータ8を駆動させる信号を送る。
【0018】なお、第1図において、26はパテライト
、27はモニター、28は操作部、29はパソコンPC
の陰極線管、30はキーボードである。また、カメラ2
以外の検知処理として、モールド無しの場合、モールド
部に光電スイッチを取付け、リードフレーム5の送出時
に信号をサンプリングしたり、リードフレーム5の丸穴
検知に同期してモールド有/無を検知し、モールド無し
が10個以上連続したら継ぎ目検知信号を出すようにす
る場合がある。
【0019】除去手段4は、リードフレーム5上でカメ
ラ2よりもリードフレーム5の移動側に配置されかつ良
否判定部3の不良判定信号を入力して不良と判定された
電子素子を除去する。この場合、前記したようにステッ
ピングモータ8の動作により、予め電子素子がカメラ2
から除去手段4まで移動している。実施例の除去手段4
は、第10図に示すように、電子素子のリード60およ
び枠リード62を切断するカッター50と、このカッタ
ー50を駆動するシリンダ装置51と、このシリンダ装
置51にエアーを供給するエアー供給部52とエアーを
制御するエアーソレノイド53からなる。良否判定部3
のパソコンPC(44)から動作指令をシーケンス部5
4に受けると、電磁弁Sを駆動し、リミットスイッチ5
5がオンとなるまでシリンダ装置51を下降動作し、リ
ミットスイッチ55のオンにより電磁弁Sをオフにし、
電磁弁Rをオンにしてシリンダ装置51を上昇させ、リ
ミットスイッチ56がオンになるまでシリンダ装置51
が上昇すると電磁弁Rをオフにする。なお、シリンダ装
置51の下降時にリミットスイッチ57がオンになると
カッターピンの位置ずれとなりシリンダ装置51は上昇
する。58は手元スイッチである。
【0020】この実施例によれば、リードフレーム5が
移送装置1で移送されながら、リードフレーム5上の各
電子素子の外観の情報が逐次カメラ2に撮影され、良否
判定部3の基準情報と比較される。基準情報に対して情
報が異常な場合に不良判定信号が除去手段4に出力され
、カメラ2により不良と判定された電子素子が除去手段
4に到来したときに電子素子を除去する。
【0021】この結果、不良品の除去を自動化できるの
で従来の検査人員が不要になるとともに、検査のばらつ
きがないので検査レベルを安定化できる。また、この検
査工程の後、電子素子のリードフレーム5からの分離が
行われ、さらに各電子素子の電気試験が行われるが、こ
れらの後工程への不良品の流出を防止できる。したがっ
て、目視作業者は仕掛り始めと終わりの目視およびトラ
ブル解除のみの作業だけですみ、電子素子の製品の外観
検査における工程中の殆どを無人化できる。さらに自動
化により連続検査できるので検査処理を迅速化できる。
【0022】なお、良否判定部は、浮動マスク内の指定
大きさのピクセル列が標準パターンと一致するかを判定
するパターンマッチング方式でもよく、さらに学習機能
付でもよい。またカメラ2による画像の取込みタイミン
グをリードフレーム5の各送り孔(角孔のコーナ)のエ
ッジを光電スイッチで検知し、リード部検査およびモー
ルド部検査の際の  CCDカメラの露光スタートのト
リガーにしてもよい。
【0023】また電子素子のリード60は白、モールド
61は黒としてリード60の全体を白レベルにすると、
信号を2値化したとき、リード60の影が無くなり安定
した画面が得られる。またモールド61上のマークは2
値化データの反転信号から得てもよい。
【0024】
【発明の効果】この発明の電子素子の自動外観検査装置
によれば、移送装置で移送されるリードフレーム上の各
電子素子の外観の情報が逐次カメラに撮影され、良否判
定部の基準情報と比較されて不良と判定された電子素子
を除去手段により除去するため、従来の検査人員が不要
になるとともに、検査のばらつきがないので検査レベル
を安定化でき、後工程への不良品の流出もなく、さらに
連続検査できるので検査処理を迅速化できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の説明図である。
【図2】移送装置の説明図である。
【図3】除去手段の制御ブロック図である。
【図4】検査対象の説明図である。
【図5】リードの検査エリアを説明する説明図である。
【図6】マークのマスクの設定を説明する説明図である
【図7】同じくマークのマスクの設定を説明する説明図
である。
【図8】テーブルの構成を説明する説明図である。
【図9】カメラと移送装置との間の信号処理の流れを説
明するブロック図である。
【図10】除去手段の説明図である。
【図11】リードフレームの一部拡大部分平面図である
【符号の説明】
1    移送装置 2    カメラ 3    良否判定部 4    除去手段 5    リードフレーム 60    リード 61    モールド 63    マーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  帯状のリードフレームに整列装着した
    電子素子のリード,モールドおよびマーク等の外観を検
    査する電子素子の自動外観検査装置であって、電子素子
    を分離する前の前記リードフレームを移送する移送装置
    と、前記リードフレームの移送中の前記電子素子の外観
    を撮影するカメラと、このカメラの情報と外観欠陥のな
    い電子素子から得た基準情報とを比較して異常の場合に
    不良判定信号を出力する良否判定部と、前記リードフレ
    ーム上で前記カメラよりも前記リードフレームの移動下
    手側に配置されかつ前記不良判定信号を入力して不良と
    判定された電子素子を除去する除去手段とを備えた電子
    素子の自動外観検査装置。
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