JPH04234606A - 研磨切断装置 - Google Patents

研磨切断装置

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JPH04234606A
JPH04234606A JP3223069A JP22306991A JPH04234606A JP H04234606 A JPH04234606 A JP H04234606A JP 3223069 A JP3223069 A JP 3223069A JP 22306991 A JP22306991 A JP 22306991A JP H04234606 A JPH04234606 A JP H04234606A
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JP3223069A
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Lewis A Scott
ルイス エイ スコット
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B33/00Sawing tools for saw mills, sawing machines, or sawing devices
    • B27B33/14Saw chains
    • B27B33/148Saw chains with means permitting replacement of cutter elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/08Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with saw-blades of endless cutter-type, e.g. chain saws, i.e. saw chains, strap saws
    • B28D1/082Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with saw-blades of endless cutter-type, e.g. chain saws, i.e. saw chains, strap saws consisting of chain saws
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
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    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には研磨切断素子
をもつ可撓性切断チェーンによって岩石、コンクリート
、石材等を切断する研磨切断装置に関し、詳細には切断
中研磨切断素子が内方へ向くように切断リンクが逆さに
された切断チェーンに関する。切断リンクは切断中チェ
ーンを駆動するためにモータ駆動される駆動プーリに掛
合する。中心リンクは外方へ延び、案内プーリに掛合し
てチェーンを横移動しないように安定化しかつチェーン
の張力を調節する。本発明の研磨切断チェーンは軌道を
もつ案内棒の使用を排除する。この軌道は切断チェーン
の移動を案内するために通常は使用される。
【0002】
【従来の技術】岩石や他の硬質材料を切断するためにモ
ータ駆動されるチェーンソウの案内棒上に研磨切断チェ
ーンを設けることは1959年1月20日発行のスチィ
ールの米国特許第2,869,534 号と1959年
11月17日発行のスチィールの米国特許第2,912
,968 号に示すように既知である。しかし、研磨切
断素子をもつチェーンを用いるチェーンソウを使って、
岩石、コンクリート、石材、その他の硬質の材料を切断
する場合には多くの問題が生じる。研磨切断素子は金属
マトリックス内に保持されたダイヤモンド又はシリコン
カーバイドの如き硬質の研磨性粒子から形成される。前
記マトリックスは研磨切断の高い衝撃と高温度条件に耐
えるに十分な強度をもつように溶接によって切断リンク
に取付けられる。このためには複雑な、高価な切断リン
クを必要とする。その結果、この切断素子は前記スチィ
ールの米国特許第2,912,968 号に記載される
ように磨耗を減らすためリンク上に回転可能に取付けら
れる。
【0003】更に、研磨切断チェーンの移動を案内する
ためのチェーンソウに使用される駆動スプロケットと案
内棒は多くの場合岩石ダストやその他の粉砕材料で覆わ
れ、このため磨耗や摩擦が生じる。これはチェーンソウ
のモータに過度の負荷を与える。この岩石ダストの蓄積
は案内棒駆動軌道、駆動スプロケット、チェーンリンク
を磨滅させる結果、案内棒やチェーンの粗い移動や加熱
をもたらす。この磨滅はまた案内棒軌道を広くし、スプ
ロケット歯を磨耗させる。このためチェーンは横方向に
不安定になる。更に、岩石ダスト又は他の粉砕材料がチ
ェーンリンク間に侵入して、これらのリンクとピボット
ピン連結部を磨耗させ、その結果チェーンを破壊するこ
とがある。また、案内棒やスプロケット上に岩石ダスト
が蓄積することに起因して、チェーンは案内棒又はスプ
ロケットから飛び離れることもある。これらの問題は1
968年5月21日発行のミレヴスキの米国特許第3,
384,417 号に記載されている。これらの問題を
解決する試みには、案内棒から岩石ダストを掃除し、軌
道とこの上を移動するチェーンを冷却しかつ潤滑するた
めに案内棒に差し向けられかつその中の通路を通る加圧
水流を生ぜしめるためにチェーンソウ上に流水チューブ
を設けることが含まれる。これらは例えば1971年7
月20日発行のマクナルティの米国特許第3,593,
700 号と1990年5月1日発行のスコットその他
の米国特許第4,920,947 号に記載されている
【0004】研磨切断チェーンソウの今1つの問題点は
変化する密度や硬度をもつ岩石やその他の材料を切断す
るときにそのソウの動力を調整する必要があることであ
る。1980年1月1日発行のブァイスナーの米国特許
第4,181,115 号ではソウモータの減少した動
力消費を感知し、制御信号を出してソウの速度を増大さ
せて切断される材料を通してチェーンを送るか、又は過
度の動力消費を感知したときにはその速度を減少させる
ような動力制御装置を提案している。しかしこれはかか
るチェーンソウとその案内棒の使用に伴って起こる上記
の如き多くの問題点を排除することはできない。
【0005】最近では1984年3月15日発行のメイ
ヤーのドイツ国特許第3,332,051 号と前記ス
コットその他の米国特許第4,920,940 号では
チェーンの両側の一対の側部リンクに夫々定着された研
磨切断素子をもつソウチェーンを備えた研磨切断チェー
ンソウを提案している。もう1つの興味ある特許は19
84年7月24日発行のエリオットの米国特許第4,4
61,269 号であり、これはチェーンソウによって
作られた岩石ダストによって起こる磨滅を防止するため
に交換可能のカーバイド鋼の歯をもつ特別の耐磨耗性の
チェーンソウスプロケットの構造に関するものである。
【0006】これらの従来のソウチェーンのすべては案
内棒上の軌道に掛合し、駆動スプロケットによって駆動
されるものであり、本発明の研磨切断チェーンとは異な
っていて、前記スプロケットは急速に磨耗して前記問題
点の大部分を生ぜしめる。本発明の研磨切断装置は案内
棒と通常の駆動スプロケットの両方を排除する。更に、
従来の切断素子は慣例法で切断するためチェーンの外方
へ延在しており、内方へ向いてモータ駆動されるプーリ
に掛合すべく逆さにされてはいない。
【0007】これらの多くの問題点があるため、岩石、
コンクリート、石材等の研磨切断は今でも大部分は、研
磨カッター素子を使用する研磨切断ケーブル又はワイヤ
によって実施されている。近年研磨カッター素子は衝撃
吸収性コイルばねによって可撓性ケーブル又はワイヤに
離間関係で取付けたビードの形をなす。これは1987
年6月23日発行のバリルの米国特許第4,674,4
74号に開示されている。研磨性ワイヤを使用して岩石
又は他の同様な材料を切断するこのプロセスは数百年に
わたって石切断業で実施されてきた。この慣例の石切断
プロセスは近年、上記バリルの特許に示す如きケーブル
又はワイヤに弾力的に取付けられたダイヤモンドマトリ
ックスビードの如き研磨性切断素子をもつ可撓性ケーブ
ル又はワイヤの導入によって改善されてきたが、この切
断プロセスにも多くの問題がある。第1に、切断する岩
石、コンクリート又は他の材料の寸法や場所を含む特定
の切断条件に適応するために研磨切断ケーブル又はワイ
ヤは複数の異なった長さに作られなければならない。更
に、可撓性ケーブルを駆動する切断機械は十分な移動長
さの軌道上に据え付けて、切断を完成するためにこの機
械が切断ワイヤの選択した長さだけ岩石を通して引張る
ことができるようにしなければならない。第2に、ケー
ブルの破断がしばしば起こり、作業現場での修理が極め
て困難であり、そのため,高価なダイヤモンド切断素子
の損失を生じ、修理のために又は交換ケーブルが供給さ
れるまで長い期間にわたって切断装置の作業を中断させ
る結果となる。第3に、ケーブル上に取付けたダイヤモ
ンド切断ビードはケーブル上に好適な回転位置を見出し
、35%までのダイヤモンド磨耗寿命を残してダイヤモ
ンドビードの時期尚早の破損を起こすように擦り減る。 第4に、切断ケーブルの破損は現場で起こった場合、極
めて危険である。というのは、それが作業者又は仕事場
所にいる他の人に当たるからである。この危険性はケー
ブルが切断を完了したときにも生じる。というのは、ケ
ーブル内に蓄積されたエネルギーが突然に解放されるか
らである。かかる切断ケーブルは岩石中の切り口を通し
て引張られるとき、小さい半径の経路に沿って進むので
、切断を完了したとき破損を生じる可能性が増す。また
、比較的こわいケーブルとは異なり、枢着されたリンク
をもつチェーンは岩石又は他の加工片を通して制限され
ない放物線状に湾曲した切断経路をループ端に形成する
。しかしケーブルは曲げに対してかなり大きな抵抗性を
もち、それらが切断平面の外にケーブルを移動させてケ
ーブルを破損させようとする経路に沿って移動するとき
高応力点を生じる。
【0008】慣例の構造をもつ研磨切断ケーブルに関連
する問題点及び慣例の案内棒を使用する研磨切断チェー
ンソウに関連する問題点は、研磨切断ケーブルを平らな
リンクの研磨切断チェーンで置き換え、このチェーンを
逆さにすると共に案内棒を使用せずに作業するよう構成
した本発明によって軽減又は除去される。勿論、案内棒
と駆動スプロケットの使用を排除することによって本発
明の改良された研磨切断チェーン系はスプロケットと案
内棒軌道の磨耗、かかる磨耗に起因するチェーンの横安
定性の問題点を排除する。従って本発明では、チェーン
は逆さにされて、その切断リンクのもつ研磨切断素子が
内方へ向くようにされ、この切断素子が切断チェーンを
駆動するためにモータ駆動されるプーリに掛合させられ
る。更に、かかる逆さにされた切断チェーンの作業は、
チェーンの各中心リンク上の、外方へ延在する他の突出
部分を一対の遊転プーリの各々の溝に掛合させることに
よって改善される。前記プーリはチェーンの移動を案内
して切断中横安定性を与え、チェーンに張力を与える。 かかる改良された研磨切断チェーンは標準長さに組立て
られ、その長さ部分が着脱自在の連結リンクによって連
結される。多くの異なった選択された長さのチェーン組
立体を提供するために、前記リンクは手動で連結を外し
たり、再連結したりできる。更に、選択された標準の長
さ部分を除去したり又は標準長さ部分を追加したりする
ことによって組立てたチェーンの長さは、異なった条件
に合わせるため、また破損した標準長さ部分を現場で取
り替えるために、着脱自在の連結リンクを用いて変更す
ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した如き横不安定性、過熱、磨滅の問題点を、チェーン
移動を案内する案内棒を使用しないことによって克服す
ることのできる岩石、コンクリート、石材等を切断する
ための研磨切断チェーンを含む改良された研磨切断装置
を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、スプロケット磨耗や
チェーン駆動の損失(滑り)についての上述した問題点
をチェーン駆動のためのモータ駆動スプロケットの使用
を排除し、チェーン上の切断リンクを逆さにして切断リ
ンク上の切断素子が内方へ向き、切断チェーンを駆動す
るためにモータ駆動されるプーリに掛合するように位置
決めするようになすことによって解決する研磨切断装置
を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、中心リンクの如きチ
ェーンの幾つかのリンク上の外方突出部がチェーンの連
続ループの上部と下部の区域の両側に置かれた案内プー
リの溝と掛合するよう外方へ突き出ている如き、大きな
横安定性をもった改良された切断チェーンを提供するこ
とにある。本発明の追加の目的は、チェーン組立体の長
さを変更するため、又は破損したチェーンセクションの
修理と交換を簡単な迅速な方法で現場で手動によって行
うために、着脱自在の連結リンクによって結合されるチ
ェーンの複数の標準長さ部品から作られた研磨切断チェ
ーンを提供することにある。
【0012】更に他の目的は、研磨切断素子がチェーン
の切断リンクに固定され、切断素子が均等に磨耗し、か
つチェーンが破損してもチェーンの修理によって再使用
できる場合には損害を受けないような研磨切断チェーン
を提供することにある。他の目的は、岩石又はその他の
硬質材料を通して研磨切断ケーブルよりも幅の狭い切り
口を切断することができ、かつチェーンの破損に起因し
て人が怪我をする危険性が大幅に減少した改良された研
磨切断チェーンを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の研磨切断装置は、モータ駆動されるチェーン駆
動手段と、相互に枢着されたリンクによって無端ループ
に形成された可撓性の切断チェーンとを備え、前記リン
クの少なくとも幾つかのものは研磨切断素子をもつ逆さ
にされた切断リンクとし、前記切断素子は各前記切断リ
ンクの内側部分に設けられると共に前記ループの内方へ
向き、前記チェーンリンクは前記駆動手段に掛合すると
共にそれによって駆動されることを特徴とする。
【0014】以下、本発明を図示の実施例につき説明す
る。
【0015】
【実施例】図1、2に示すように、本発明の研磨切断装
置は研磨切断チェーン10をもつ。チェーン10は複数
の切断リンク12をもち、切断リンクは中心リンク14
の反対側に位置した側部リンクとする。切断リンク12
は逆さにされ、それに固定された切断素子22が内方へ
向くようになす。切断リンクは継手リンク16によって
長手方向に離間し、継手リンクは側部リンクとするが、
研磨切断素子は取付けていない。切断リンク12、中心
リンク14、継手リンク16はリベット18の形をなす
ピボットピン20によって枢着される。リベットはリン
クの孔20を通過してリンクを連結する。前記リベット
はリベットを定位置に保持するためにチェーンの両側に
拡大ヘッド部分をもつ。各切断リンク12がもつ研磨切
断素子22は好適には中心リンク14の両側にある一対
の側部リンク12Aの間に延在しかつそれに定着されて
、前記側部リンクを連結し、一体の切断リンク12を形
成する。研磨切断素子22はダイヤモンド又はシリコン
カーバイド粒子の如き硬質の研磨粒子のマトリックスか
らなる。前記粒子は焼結された金属粉末の如き適当なマ
トリックス材料内に固定される。研磨切断素子22は溶
接等によって側部リンク12Aの内縁に固定される。
【0016】図2、5に示すように、切断リンク12の
研磨切断素子22は一般に長方形断面をなし、その幅は
リベット18の拡大ヘッドより僅かに広い。そのため、
切断素子は側部リンク12A、16及びそれらを中心リ
ンク14に取付けるリベットを含む切断チェーンの本体
より大きな幅の鋸切断部又は切り口24を形成する。こ
のため切り口24の側面とチェーンの本体間に隙間スペ
ースをもつ。
【0017】図1に示すように、切断リンク12は逆さ
にされ、カッターリンクの切断素子22が岩石又はコン
クリートを切断するとき内方を向くようになす。切断素
子はモータ駆動プーリ28の溝26中を進み,前記プー
リはチェーンを駆動するモータ29の出力軸に連結され
る。駆動プーリ28の溝26はゴム又は他のエラストマ
ー材料の弾性の裏当て30を備え、図3に示す駆動効率
を改善するためにカッターリンク12の切断素子22と
の摩擦掛合を増大させる。
【0018】切断チェーン10はチェーンの無端ループ
であり、このループは例えば図1の矢印32で示す時計
回りに駆動プーリの回転によって岩石又は他の硬質材料
を通して引かれる。切断チェーン10は逆さにされ、中
心リンク14上の外方突出部が側部リンクの外方へ延び
て一対の案内・引張りプーリ34、36の案内溝38に
掛合する。前記プーリは図1に示すようにチェーンの上
部区域の上方と、チェーンの下部区域の下方に位置する
。従って各プーリ34、36は狭い長方形溝38をもち
、その中に中心リンク14が延在してチェーンの経路を
案内し、図4に示すようにチェーンの横移動を防止する
ことによって切断中チェーンに横安定性を与える。プー
リ34、36はばね附勢され、又は他の方法で附勢され
て、チェーンに適当な張力を与えるように位置決めされ
、チェーンと駆動プーリとの接触を保たせて岩石又は他
の硬質材料を有効に切断するようになす。
【0019】切断チェーン10の無端ループは着脱自在
な連結によって相互連結される標準長さの複数のチェー
ンセクションによって形成され、図2、6に示すように
連結ピン40と一対の連結リンク41を含む。長方形の
側部リンクとする連結リンクは夫々円形のピン開口42
を備え、前記開口は連結ピン40の両端の拡大したヘッ
ド部分44より僅かに大きな直径をもち、従ってこのピ
ンはピン開口を通過できる。開口42と略同じ直径のピ
ン開口45は連結リンク41に連結された中心リンクに
備え、この中心リンク開口はリベット18のための他の
中心リンクのリベット開口と同じ大きさをもつ。連結ピ
ン40は2つのヘッド部分44と同じ直径の中心部分4
6をもち、この中心部分は中心リンク14のピン開口4
5を通過する。連結ピンはヘッド部分44と中心部分間
で中心部分の両側に縮小直径の2つの溝付の中間部分4
8を備える。ピンの溝48はヘッド部分44より小さい
直径をもち、連結リンク41の厚さと実質上同じか又は
それより僅かに大きい幅をもつ。従って連結ピン40が
前記連結リンクのピン開口42に挿入されるとき、この
連結リンクは引かれてピンの溝48と掛合し、中心リン
クが駆動プーリによって駆動されて張力状態になったと
き、図2、6に示すようにピン開口42内で長手方向に
ピンを変位させる。
【0020】連結ピン40はチェーンセクションを合わ
せて保持するが、駆動プーリが停止し、チェーンが張力
状態にないときには特別の工具を使用することなしに、
作業現場で手動で外すことができ、従ってピン孔は図7
に示すように整列状に位置決めされる。従って連結ピン
40はチェーンの標準長さのセクションを着脱自在に合
わせて連結する一方、かかるチェーンセクションを作業
現場で手動で外すことができ、チェーンの破損したセク
ションを取り替えるか又は切断チェーンの連続ループの
長さを変えて異なった切断条件に適合させること、例え
ば切断を部分的に行うときにチェーンを短かくすること
できる。駆動プーリ28は駆動モータ29に連結し、こ
のモータは車輪52で軌道54に沿って移動するキャリ
ジ50上に据え付けられ、切断が終了するまで、駆動プ
ーリを切断中岩石又はコンクリート部材25を長手方向
に離れるように移動させる。ある場合には、軌道上の移
動距離が切断を完了するのには不十分となる。この場合
には、切断が部分的に終了したときに切断チェーンを短
くすることと、切断を完了するために軌道上の加工片に
より近い出発点に駆動プーリキャリジを戻すことが必要
である。チェーンのこの短縮は図2、6に示す連結ピン
40を含んだ着脱自在の連結部を用いてチェーンの標準
セクションを除去することによって簡単に行うことがで
きる。案内プーリ34、36はキャリジ上に取付けられ
、切断中駆動プーリと共に移動するようになされる。 駆動プーリ28の溝26とは異なって、案内プーリ34
、36はこれらのプーリの案内溝38内にエラストマー
の裏当てを備えていない。かかる案内溝は非常に狭い幅
をもち、これは中心リンク14の幅よりほんの僅かだけ
大きい。しかし、駆動プーリの裏当て30を含む溝26
の幅は切断リンク12上の切断素子22の幅より僅かに
大きくしなければならない。
【0021】本発明の研磨切断装置は案内棒やソケット
の使用を排除するので、慣例のチェーンソウのように岩
石ダスト又は他の粉砕された材料によってこれらの部品
が磨滅をうけることがない。案内棒の代わりに、チェー
ンの横安定性は中心リンクを案内プーリ34、36の溝
38と掛合させることによって与えられる。前記案内プ
ーリは切り口24から或る距離をおいた箇所に位置決め
されるので、それらは案内棒として岩石ダストに曝され
ることがない。このことはチェーンソウのスプロケット
に比せられる駆動プーリについても同様である。
【0022】本発明の好適実施例には多くの変更が可能
であることは当業者には明らかであろう。例えばスチー
ルの米国特許第2,869,534 号に記載された個
々の側部カッターリンク又はユニ−リンク構造のチェー
ンのような種々のリンクを使用できる。前記ユニ−リン
ク構造の場合、チェーンの各リンクは同じ形状をもち、
リンクの一端は片寄せられて、隣接のチェーンの対向端
に重なり、これらがリベットによって枢着される。本発
明は上述した実施例に限定されることなく,本発明の範
囲内で種々の変更を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の研磨切断装置の側面図である。
【図2】図1の装置に使用する研磨切断チェーンの一部
の拡大側面図である。
【図3】図1の線3−3上の駆動プーリと切断チェーン
の拡大断面図である。
【図4】図1の線4−4上の案内プーリと切断チェーン
の拡大断面図である。
【図5】図1の線5−5上の切断チェーンと切断される
材料の拡大断面図である。
【図6】図2の線6−6上の、張力印加状態にある切断
チェーンの連結リンクと関連する部分を示す拡大断面図
である。
【図7】図6と同様の図で、張力印加状態にないチェー
ンと、連結リンクから除去した連結ピンを示す拡大断面
図である。
【符号の説明】
10  チェーン 12  切断リンク 12A  側部リンク 14  中心リンク 16  継手リンク 22  切断素子 24  切り口 26  溝 28  モータ駆動プーリ 30  裏当て 34  案内・張力プーリ 36  案内・張力プーリ 40  連結ピン 41  連結リンク 54  軌道

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  モータ駆動されるチェーン駆動手段と
    、相互に枢着されたリンクによって無端ループに形成さ
    れた可撓性の切断チェーンとを備え、前記リンクの少な
    くとも幾つかのものは研磨切断素子をもつ逆さにされた
    切断リンクとし、前記切断素子は各前記切断リンクの内
    側部分に設けられると共に前記ループの内方へ向き、前
    記チェーンリンクは前記駆動手段に掛合すると共にそれ
    によって駆動されることを特徴とする研磨切断装置。
  2. 【請求項2】  前記チェーンは中心リンクと、この中
    心リンクの両側に配置した側部リンクを含むことを特徴
    とする請求項1に記載の切断装置。
  3. 【請求項3】  前記ループを形成するために前記切断
    チェーンのセクションを着脱自在に連結する着脱自在の
    連結手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の切断
    装置。
  4. 【請求項4】  着脱自在の連結手段は連結リンクと連
    結ピンを含み、前記ピンは前記ループを形成べくチェー
    ンセクションを連結するために連結リンクの継手孔に掛
    合するが、チェーンセクションを解放するために手動で
    外すことができることを特徴とする請求項3に記載の切
    断装置。
  5. 【請求項5】  連結ピンは一対の側部リンクを含み、
    前記連結ピンは中心リンクの両側で前記リンクの対に掛
    合することを特徴とする請求項4に記載の切断装置。
  6. 【請求項6】  ピンはピンの溝部分より大きな直径と
    連結リンクの継手孔より小さい直径をもつヘッドの対を
    両端に含むことを特徴とする請求項5に記載の切断装置
  7. 【請求項7】  中心リンクの突出部に掛合するプーリ
    手段を含み、前記突出部は側部リンクを越えてループの
    外方へ延びて、チェーンに張力を与えかつチェーンの移
    動を案内して前記チェーンに横安定性を与えることを特
    徴とする請求項2に記載の切断装置。
  8. 【請求項8】  切断リンクは側部リンクを含み、前記
    側部リンクは中心リンクによって分離されると共に、切
    断リンクでない他の側部リンクによって長手方向に離間
    させられていることを特徴とする請求項2に記載の切断
    装置。
  9. 【請求項9】  切断リンクは各々一対の側部リンクと
    共通の切断装置から形成され、前記共通の切断素子は結
    合された研磨性粒子のマトリックスから形成され、前記
    粒子は側部リンクの対に取付けられることを特徴とする
    請求項8に記載の切断装置。
  10. 【請求項10】  駆動手段はモータ駆動される駆動プ
    ーリを含み、前記プーリはチェーンのリンクの内方へ向
    いた部分に掛合することを特徴とする請求項1に記載の
    切断装置。
  11. 【請求項11】  駆動プーリはエラストマー材料の表
    面をもつ溝を含み、前記材料は切断リンクの研磨切断素
    子に掛合してチェーンを駆動することを特徴とする請求
    項10に記載の切断装置。
  12. 【請求項12】  モータ駆動されるチェーン駆動手段
    と、相互に枢着されたリンクによって無端ループに形成
    された可撓性切断チェーンとを備え、前記リンクの少な
    くとも幾つかのものは研磨切断素子をもつ逆さにされた
    切断リンクとし、前記切断素子は各前記切断リンクの内
    部に設けられると共に前記ループの内方へ向き、前記リ
    ンクの少なくとも幾つかのものは駆動リンクとし、前記
    駆動リンクはチェーンを移動させるために駆動手段に掛
    合し、更に、前記チェーンの移動を案内するためのかつ
    前記駆動手段から離間した回転可能の案内手段を備えた
    ことを特徴とする硬質材料を切断するための研磨切断装
    置。
  13. 【請求項13】  前記リンクを形成するために前記切
    断チェーンのセクションを着脱自在に連結するための着
    脱自在の連結手段を含むことを特徴とする請求項12に
    記載の切断装置。
  14. 【請求項14】  着脱自在の連結手段は連結ピンを含
    み、前記連結ピンは前記ループを形成するためチェーン
    セクションを連結するために連結リンクの継手孔に掛合
    すると共にチェーンセクションの解放のために手動で解
    放できることを特徴とする請求項13に記載の切断装置
  15. 【請求項15】  連結ピンは一対の離間した溝を含み
    、前記溝は中心リンクの両側で側部リンクの対に掛合す
    ることを特徴とする請求項14に記載の切断装置。
  16. 【請求項16】  チェーンは側部リンクと、側部リン
    クの対間の中心リンクとを含み、更に、前記中心リンク
    上の突出部に掛合するプーリ手段を含み、前記突出部は
    前記側部リンクを越えてループの外方へ延びて、チェー
    ンに張力を与えると共に前記チェーンに横安定性を与え
    るためにチェーンの移動を案内することを特徴とする請
    求項12に記載の切断装置。
  17. 【請求項17】  切断リンクは側部リンクでありかつ
    中心リンクによって分離され、かつ切断リンクではない
    他の側部リンクによって長手方向に離間させられること
    を特徴とする請求項12に記載の切断装置。
  18. 【請求項18】  切断リンクの各々は並んで離間した
    関係で配置した側部リンクの対によって形成され、結合
    された研磨粒子のマトリックスから形成された共通の切
    断素子が側部リンクの前記対の内縁に取付けられかつ前
    記内縁を離間させることを特徴とする請求項17に記載
    の切断装置。
  19. 【請求項19】  駆動手段はモータ駆動される駆動プ
    ーリを含み、前記プーリはチェーンを移動させるために
    切断リンクに掛合することを特徴とする請求項12に記
    載の切断装置。
  20. 【請求項20】  溝をもつ一対の遊転プーリを含み、
    前記溝はチェーンの中心リンクに掛合して前記チェーン
    に張力を与えかつ中心リンクの移動を案内する案内とし
    て作用してチェーンに横安定性を与えることを特徴とす
    る請求項19に記載の切断装置。
JP3223069A 1990-09-04 1991-09-03 研磨切断装置 Pending JPH04234606A (ja)

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