JPH04234174A - 不揮発性メモリ・セル - Google Patents

不揮発性メモリ・セル

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JPH04234174A
JPH04234174A JP3249492A JP24949291A JPH04234174A JP H04234174 A JPH04234174 A JP H04234174A JP 3249492 A JP3249492 A JP 3249492A JP 24949291 A JP24949291 A JP 24949291A JP H04234174 A JPH04234174 A JP H04234174A
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マンザー ジル
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願との関係】この出願は、1989年6月2日
に出願されて、現在では放棄された米国特許出願番号第
07/360,558号の継続出願である、1990年
8月13日に出願された係属中の米国特許出願番号第0
7/568,646号と関連を有する。更にこの出願は
1989年6月30日に出願された係属中の米国特許出
願番号第07/374,381号及び1990年9月2
8日に出願された係属中の米国特許出願番号第07/5
89,342号とも関係を有する。これらの関係を有す
る出願も、出願人に譲渡されている。
【0002】
【産業上の利用分野】この発明は不揮発性半導体メモリ
装置、更に具体的に云えば、浮動ゲート形の電気的に消
去可能で電気的にプログラム可能な固定メモリ(EEP
ROM)並びにこの装置の製法とプログラミング方法に
関する。
【0003】
【従来の技術及び課題】米国特許第5,008,721
号、同第5,017,980号及び同第5,012,3
07号に記載されているEEPROMは、構造が著しく
改善されると共に、寸法を小さくした不揮発性メモリ・
セルを作る方法となっている。こう云うセルを使うメモ
リ・チップは比較的低い電圧(大体+5ボルト)の1つ
の外部電源を必要とする。ここに引用した他の米国特許
のメモリ・セルは、消去及びプログラミングにファウラ
・ノルドハイムのトンネル作用を利用する。
【0004】米国特許第5,008,721号に記載さ
れる不揮発性メモリ・セル構造では、浮動ゲート形セル
が分割ゲートと1つの離れたファウラ・ノルドハイム・
トンネル窓とを持っている。係属中の米国特許出願番号
第07/568,646号に記載された不揮発性メモリ
・セル構造は分割ゲートがなく、離れた2つのファウラ
・ノルドハイム・トンネル窓を持ち、その一方が各々の
セルのソース側にあり、他方が各々のセルのドレイン側
にある。係属中の米国特許出願番号第07/374,3
81号及び米国特許第4,947,222号に記載され
ているメモリ・セル構造は、分割ゲートを持つ対のセル
構造をもつが、1つのファウラ・ノルドハイム・トンネ
ル窓と、プログラミングの間、対のセルの間を隔離する
為のフィールド板とを持っている。今述べた米国特許出
願及び米国特許のメモリ・セルはドレイン列線を共有し
、セルの列当たりに必要なビット線の数を2から僅か1
つ半に減少しており、こうしてセル当たりの所要面積を
減少している。今述べた係属中の米国特許出願及び米国
特許に記載されるセル構造のチャンネルは3つのサブチ
ャンネルに分割されており、直列接続された3つのサブ
チャンネルの各々の導電度が、フィールド板、浮動ゲー
ト及び制御ゲートによって夫々個別に制御される。
【0005】一般的に、EEPROMメモリ・セルのト
ンネル窓絶縁体は、多数回、大体何万回かのプログラム
/消去サイクルの後に劣化する。この劣化により、浮動
ゲートが適切に充電され又は消去されるのが不安定にな
る。前に引用した係属中の米国特許出願番号第07/5
68,646号の様な2トンネル窓構造を使うと、各々
のセルの一方のトンネル窓をプログラムだけに使い、他
方のトンネル窓を消去だけに使えば、セルの寿命が一層
長くなる。然し、こう云うセルの行列のアレイに接続し
た時、一般的にプログラミング電流は、チャンネル領域
がプログラミングの間は導電している為に、一方のトン
ネル窓だけを流れない。更に、分割ゲートがない為に、
過剰消去されたセルの悪影響を防止又は除去する回路を
持っていなければならない。アレイに使う2トンネル窓
メモリ・セル構造として、プログラミング電流が2つの
トンネル領域の内の一方に局限され、消去電流が他方に
局限される様な形で、且つ過剰消去セルの防止又は補償
の為の余分の回路を必要としない様な形で使える2トン
ネル窓メモリ・セル構造に対する要望がある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明の一実
施例では、不揮発性メモリ・セル又はEEPROMアレ
イは、各セルが2つのファウラ・ノルドハイム・トンネ
ル窓を持ち、各セルの2つのトンネル窓の内の一方がプ
ログラミングに使われ、2つのトンネル窓の他方が消去
に使われる様な形で構成される。
【0007】この発明のEEPROMアレイでは、各セ
ルはソース列領域を持ち、第1の導電型を持つ半導体層
にソースが形成される。ソース列領域は反対の第2の導
電型である。セルは半導体層に形成されたドレインを持
つドレイン列領域をも含む。ドレイン列領域は第2の導
電型であって、ソース列領域から隔たっている。ソース
及びドレインがチャンネルを限定し、このチャンネルは
第1,第2及び第3のサブチャンネルを含む。ソース列
領域及びドレイン列領域が熱絶縁体領域の下に埋設され
る。
【0008】フィールド板の少なくとも一部分が第1の
サブチャンネルの上に配置されていて、それから絶縁さ
れ、フィールド板に電圧が印加された時、第1のサブチ
ャンネルを非導電にする。この電圧は基板の電圧以下で
ある。基板に対して正の読取電圧をフィールド板に印加
した時、第1のサブチャンネルが導電させられる。
【0009】浮動ゲートが、ソース及びドレインを形成
した半導体層の面の上に配置され、それから絶縁されて
おり、浮動ゲートは、一実施例では、フィールド板と重
なっていて、それから絶縁されている。浮動ゲートの第
1の部分が第2のサブチャンネルの上に配置されていて
、それから絶縁され、浮動ゲートに十分な大きさの負の
電荷が存在する時、それを非導電にする。浮動ゲートの
第2の部分が、ソースを含むソース列領域の上に形成さ
れた熱絶縁体領域の上を伸びる。浮動ゲートの第3の部
分が、同一の隣接するセルのドレインを含めたドレイン
列領域の上に形成された熱絶縁体領域の上を伸びる。 第1のトンネル窓が浮動ゲートの第2の部分とセルのソ
ース列領域の延長部の間に形成される。第2のトンネル
窓が浮動ゲートの第3の部分と隣接するセルのドレイン
列領域の延長部との間に形成される。隣接するセルのソ
ース及びドレイン領域は厚手のフィールド絶縁体によっ
て隔てられている。
【0010】制御ゲートの第1の部分が浮動ゲートの上
に形成されていて、それから絶縁され、それに容量結合
され、この為、予定のプログラミング電圧がソース、ド
レイン、制御ゲート及びフィールド板に印加された時、
浮動ゲートはソース列線の延長部に隣接するトンネル窓
を介して(例えば負の電荷が)プログラムされる。同様
に、予定の消去電圧がソース、ドレイン、制御ゲート及
びフィールド板に印加された時、浮動ゲートが隣接する
セルのドレイン列線の延長部に隣接するトンネル窓を介
して消去される。制御ゲートの第2の部分が第3のサブ
チャンネルの上に配置されていて、それから絶縁され、
制御ゲートに電圧が印加された時、それを非導電にする
。この電圧は基板の電圧以下である。基板に対して正で
ある電圧が制御ゲートに印加された時、第3のサブチャ
ンネルが導電させられる。
【0011】この発明に特有と考えられる新規な特徴は
特許請求の範囲に記載してあるが、この発明自体、並び
にその他の目的及び利点は、以下図面について特定の実
施例を説明する所から最も良く理解されよう。
【0012】
【実施例】図1には、この発明のメモリ・セルのアレイ
が示されている。このセルはメモリ・チップの一体の一
部分である。各々のセルは、ソース11、ドレイン12
、浮動ゲート13及び制御ゲート14を持つ浮動ゲート
・トランジスタ10である。セルの1行にある各々の制
御ゲート14が行線15に接続され、各々の行線15が
行復号器16に接続される。セルの1つの列にある各々
のソース11が多数の平行なソース列線17の内の1つ
に接続され又はその中に含まれており、各々のソース列
線17が、ソース列線復号回路を含むフィールド板/列
復号器18に接続されている。セルの1列にある各々の
ドレインが、多数の平行なドレイン列線19の1つに接
続され又はその中に含まれており、各々のドレイン列線
19が、ドレイン列線復号回路を含むフィールド板/列
復号器18に接続されている。ソース列線17及びドレ
イン列線19は行線15に対してある角度で形成されて
いる。
【0013】2つのファウラ・ノルドハイム・トンネル
窓区域が各々のセル10の浮動ゲート13の下にある。 第1のファウラ・ノルドハイム・トンネル窓が、各々の
セル10のソース11に接続されたソース列線17の延
長部の上に設けられている。第2のファウラ・ノルドハ
イム・トンネル窓が、隣接するセル10のドレイン12
に接続されたドレイン列線19の延長部の上に配置され
ている。
【0014】更に、各々のセル10がフィールド板20
を有する。各々のフィールド板20はフィールド板列線
21に接続され又はその一部分であり、各々のフィール
ド板列線21が他の列線復号回路と共にフィールド板列
切換回路を含むフィールド板/列復号器18に接続され
ている。フィールド板/列復号器18がソース列線及び
ドレイン列線回路と共にフィールド板列線切換回路を含
むものとして示されているが、この回路はメモリ・アレ
イの面の上に分布していても良いし、並びに/又は別個
のマイクロプロセッサに設けられていても良い。
【0015】「フラッシュ」消去モードの間、フィール
ド板/列復号器18が、電源電圧Vcc(約+5ボルト
)の様な正の電圧を全てのドレイン列線19に印加する
様に作用する。フィールド板/列復号器18は、基準電
位Vss又は負の電圧を全てのフィールド板列線21に
印加する様に作用し得るし、或いは復号器18は全ての
フィールド板列線21を浮動させることができる。フィ
ールド板/列復号器18は、基準電圧Vssを全てのソ
ース列線17に印加する様にも作用する。行復号器16
が高い負の電圧Vee(約−11ボルト)を全ての行線
15に印加する様に作用する。全てのプログラムされた
セルの浮動ゲート13から過剰の電子が取除かれる。 フィールド板20は、消去サイクルの間、セル10のソ
ース11及びドレイン12の間の導電を防止する。フラ
ッシュ消去動作を使ってメモリ・アレイ全体を消去する
ことができるし、或いは追加の回路を用いて、メモリ・
アレイの1つ又は更に多くの個別のブロックを消去する
ことができる。全ての行線15にVeeを印加した状態
で、適当なドレイン列線19(消去の為に選択されたセ
ル10の列に隣接する)を+5ボルトに付勢すると共に
、全てのソース列線17、他の全てのドレイン列線19
、及び隣接するセルの少なくともフィールド板列線を基
準電位Vssに保つことにより、列毎のブロック消去を
行なうことができる。単に選ばれた行15にVeeを印
加し、選択されなかった全ての行15にVssを印加し
、全てのドレイン列線19に+5ボルトを印加し、全て
のソース列線17にVssを印加し、全てのフィールド
板列線21にVssを印加することにより、行毎のブロ
ック消去を行なうことができる。分割ゲート形セルを持
つ全てのアレイの場合と同じく、過剰消去は問題ではな
い。これは、過剰消去されたセルがあっても、そのチャ
ンネルは、チャンネル(基板)電圧に等しい、Vssの
様な電圧を制御ゲートに印加することによって、非導電
にされるからである。
【0016】読取モードでは、フィールド板/列復号器
18は、入力22dの信号並びに制御回路23からの信
号に応答して、電源電圧Vcc(約+5ボルト)の様な
正の電圧を少なくとも、選ばれたセル10に接続された
フィールド板列線21に印加する様に作用する(正の電
圧は全てのフィールド板列線21に印加しても良い)。 選ばれたフィールド板列線21にVccを印加すると、
フィールド板20の下にある第1のサブチャンネルが導
電させられる。行復号器16は、入力22rの行アドレ
ス信号並びに制御回路23からの信号に応答して、選ば
れたセル10の制御ゲート14を含む選ばれた行線15
に予め選ばれた読取電圧Vre1(約+3ボルト)を印
加する様に作用する。予め選ばれた第1の読取電圧Vr
e1は、それがセル10の制御ゲート14にあっても、
そのセル10の浮動ゲート13がプログラムされず、し
かもそのセル10の第3のサブチャンネルを導電させる
様に選ぶべきである。該当する場合、第1の読取電圧V
re1は、それがセル10の制御ゲート14にあっても
、そのセル10の浮動ゲート13を消去しない様にも選
ぶべきである。フィールド板/列復号器18は、入力2
2dの列アドレス信号及び制御回路23からの信号に応
答して、予め選ばれた第2の読取電圧Vre2(約+1
乃至+1.5ボルト)を、選ばれたセル10のドレイン
領域12を含む選ばれたドレイン列線19に印加する様
に作用する。フィールド板/列復号器18は全てのソー
ス列線17をアース(又はVss)に接続する様に作用
する。行復号器16は、入力22rの信号及び制御回路
23からの信号に応答して、低い電圧(アース又はVs
s)を選択されなかった行線15に印加し、それらの選
択されなかった行にあるセルの第3のサブチャンネルを
非導電にする様に作用する。選択されたセルは、プログ
ラムされた状態にある浮動ゲートを持つ場合、第2のサ
ブチャンネルが非導電にされる。即ち、第1,第2及び
第3のサブチャンネルを介してドレインとソースの間に
電流が流れず、“0”が感知される。選択されたセル1
0は、プログラムされていない状態にある浮動ゲートを
持っていれば、第2のサブチャンネルが導電させられる
。即ち、電流が第1,第2及び第3のサブチャンネルを
介してドレインとソースの間を流れ、“1”が感知され
る。この電流の流れの有無はデータ出力端子に接続され
たセンスアンプ(図面に示してない)によって検出する
ことができる。上に述べた例に於けるソース11及びド
レイン12の各領域に対する接続は互換性があり、第2
の読取電圧Vre2をソース11に印加すれば、データ
をソース端子で感知することができる。
【0017】次に図2について説明すると、書込み又は
プログラム・モードでは、フィールド板/列復号器18
が、入力22dのフィールド板/列アドレス信号並びに
制御回路23(これは外部に設けたマイクロプロセッサ
を含んでいて良い)からの信号に応答して、予め選ばれ
たブロック電圧(Vss、アース又は負の電圧)を少な
くとも、プログラミングの為に選ばれたセル10を含む
セル10の列のフィールド板20に印加する様に作用す
る(予め選ばれたブロック電圧Vssは、メモリ・アレ
イにある全てのフィールド板列線21に印加することが
できる)。プログラミング・サイクルの最初の部分の任
意の便利な時に、フィールド板/列復号器18が、入力
22dの信号及び制御回路23からの信号に応答して、
基準電圧(Vss、基準電位、又は正でない値)を、プ
ログラミングの為に選ばれたセル10のソース領域11
を含む選ばれたソース列線17に印加する様に作用する
。プログラム動作が開始された時に、行線15には行復
号器16から読取電圧Vre1を印加することができる
【0018】プログラミング動作の初めに、行復号器1
6が、入力22rの信号及び制御回路23からの信号に
応答して、第1の予め選ばれた電圧Vhs1(約+7乃
至+10ボルト)を全ての制御ゲート14を含む全ての
行線15に印加する様に作用する(便宜上、約+5ボル
トの電源電圧Vccの様な第2の値を持つVhs1を、
この工程の間、選ばれた行線15に印加することができ
る)。第1の予め選ばれた電圧Vhs1は、選択されな
かった行線15に関連する浮動ゲート13が、選択され
なかったセル10のソース11及びドレイン12に接続
された基準電圧Vssでプログラムされないくらい、基
準電圧Vssに十分近くすべきである。
【0019】プリチャージ期間Tpcの後、フィールド
板/列復号器18が、入力22dの信号及び制御回路2
3からの信号に応答して、第2の予め選ばれた電圧Vh
s2(Vssより約+7乃至+7ボルト高い)を、選択
されたセル10に接続されたソース列線17を除く全て
のソース列線17及び全てのドレイン列線19に印加す
る様に作用する。第2の予め選ばれた電圧Vhs2は、
選択されたセル10のドレイン12側でプログラミング
が行なわれない様にすると共に、選択された行線15に
接続される選択されていない、プログラムされないセル
10が誤ってプログラムされるのを防止する。第1及び
第2の予め選ばれたプログラミング電圧は同じであって
よく、電圧の差が、選択された又は選択されなかった行
線15にある予めプログラムされたセルのプログラム解
除を招かないくらいである様に選ぶべきである。この時
、第2の予め選ばれた電圧Vhs2を選ばれたソース列
線17に印加して、選ばれたセル10のプログラミング
を防止する(選択されたセル10に“1”を書込む)こ
とが出来る。
【0020】第1の遅延期間To1の後、行復号器16
が、入力22rの行アドレス信号及び制御回路23から
の信号に応答して、予め選ばれた第3のプログラミング
電圧Vpp(約+16乃至+18ボルト)を、プログラ
ミングの為に選択されたセル10の制御ゲート14を含
む選択された行線15に印加する様に作用する。第3の
プログラミング電圧Vppを制御ゲート14に徐々に印
加して、選択されたセル10に電圧によって誘起される
ストレスを減少することができる。プログラミング期間
Tproの後、選択された行線15に印加される電圧を
第3のプログラミング電圧Vppから第1のプログラミ
ング電圧Vhs1(これは選択された行線15に対する
Vccであって良い)まで下げる。
【0021】第2の遅延期間To2の後、選択されなか
ったソース列線17及び全てのドレイン列線19に印加
された電圧を第2のプログラミング電圧Vhs2から基
準電圧Vssへ下げる。
【0022】放電期間Tdcの後、選択された並びに選
択されなかった行線15に印加された電圧を第1のプロ
グラミング電圧Vhs1から第1の読取電圧Vre1(
又はVss)へ下げる。
【0023】ブロック電圧Vssは、少なくとも、選択
されたセル10のソース11及びドレイン12の間の導
電を防止する為に第3のプログラミング電圧Vppが印
加される期間の間は、選択されたセル10のフィールド
板20にそのまま掛っており、勿論、ソース11及びド
レイン12が異なる電位にあっても良いプログラミング
・サイクル中の任意の時も、フィールド板20に掛った
ままである。
【0024】予め選ばれた第3のプログラミング電圧V
ppは、電子がファウラ・ノルドハイム・トンネル作用
により選択された浮動ゲート13へ移動し、その結果と
して、選択されたこの浮動ゲート13をプログラムする
くらいに、基準電圧Vss(第4のプログラミング電圧
)から十分に異なっていなければならない。選択された
セル10の浮動ゲート13が電子で充電され、これらの
電子がセル10の浮動ゲート13の下にあるソース・ド
レイン通路を非導電にする。これは“0”ビットとして
読取られる状態である。図2の電圧−時間特性は例示の
為に直線の線分で示されているが、実際の電圧の過渡状
態は容量充電及び容量放電の形を持つ。
【0025】フィールド板20は、ドレイン12の近く
ではなく、各々のセル10のソース11の近くに形成す
ることができる。従って、この明細書で云う「ソース」
及び「ドレイン」と云う用語は互換性がある。
【0026】便宜の為、読取、書込み及び消去電圧の表
を下記の表に示す。この表1では、ソース側のトンネル
窓をプログラミングに使っており、ドレイン側のトンネ
ル窓が消去の為に使われている。
【表1】
【0027】次に図3及び図4a乃至図4dには、シリ
コン基板の様な半導体本体24の面に電気的に消去可能
な、電気的にプログラム可能なメモリ・セル10のアレ
イが形成されることが示されている。基板24のごく小
さい一部分しかこれらの図には示していない。セル10
は、こう云うセル10の非常に多数からなるアレイの一
部分であることを承知されたい。多数の制御ゲート14
/行線15が、基板24の面に沿って伸びる第3レベル
の多結晶シリコン(ポリシリコン)・ストリップによっ
て形成されている。制御ゲート14がレベル間絶縁体2
5によって浮動ゲート13から隔てられている。ソース
列領域又は線17が面内の第1の熱絶縁体領域26aの
下に形成されている。ドレイン列領域又は線19が面内
の第2の熱絶縁体領域26bの下に形成されている。ド
レイン列線19はソース列線17と平行であって、それ
から隔たっている。これらの埋込み列領域又は線17,
19は、各々のセル10に対するソース11を含むと共
に、各々のセル10に対するドレイン12を含む。フィ
ールド板20が各々のセル10の第1のサブチャンネル
27aの上、並びに熱絶縁体領域26bの少なくとも一
部分の上を伸びている。フィールド板20は、フィール
ド板列線21に印加された電圧に応じて、第1のサブチ
ャンネル27aを導電状態から非導電状態に切換える様
に作用する。各々のセル10に対する浮動ゲート13が
、相隔たるソース11及びドレイン12の間の第2のサ
ブチャンネル27bに延びているのと同じ第1レベルの
ポリシリコン層によって形成される。各々の浮動ゲート
13は、熱絶縁体領域26aの上をも伸び、セル10と
隣接するセル10の間で厚手のLOCOSフィールド酸
化物領域28の上を伸び、そして隣接するセル10の熱
絶縁体領域26bの少なくとも一部分の上を伸びる。 厚手のLOCOSフィールド酸化物領域28が隣合った
セル10を電気的に隔離する。フィールド板20は、随
意選択のフィールド板絶縁層29によってセル10の浮
動ゲート13から隔てられている。酸化物層の様なゲー
ト絶縁体30がサブチャンネル27a,27b,27c
の上に形成される。セル10に対する浮動ゲート層13
の「水平方向」又は行方向の2つの縁が、行線15の縁
と整合している。説明の便宜上、図3では縁が若干ずれ
ている様に示されている。
【0028】プログラミングに使う為の第1のファウラ
・ノルドハイム・トンネル窓31が、熱絶縁体領域26
aと、隣合ったセル10の間のLOCOSフィールド酸
化物領域28との間でソース列線17の延長部の上に形
成されている。消去の為の第2のファウラ・ノルドハイ
ム・トンネル窓31が、隣接したセル10の熱絶縁体領
域26bとLOCOSフィールド酸化物領域28の間で
隣接したセル10のドレイン列線19の延長部の上に形
成されている。トンネル窓31の絶縁体は、チャンネル
に於ける約350Aの酸化物誘電体層30に比べて、約
100Aの一層薄手の酸化物層によって形成することが
できる。プログラミング及び消去は、この構造を用いる
と、比較的低い外部から印加した電圧で行なうことがで
きる。制御ゲート層14と浮動ゲート層13の間の静電
容量は、浮動ゲート層13とソース11又は基板14の
間の静電容量に比べると、浮動ゲート層13が熱絶縁体
領域26a、LOCOSフィールド酸化物領域28及び
隣接する熱絶縁体領域26bの一部分に亘って伸びる為
に、一層有利である。従って、制御ゲート14とソース
列線17又はドレイン列線19の何れかの間に印加され
たプログラミング/消去電圧のより大きな部分が、浮動
ゲート層13と列線17,19の間に現われる。フィー
ルド板絶縁体29はレベル間絶縁体25より一層厚手に
して、フィールド板20と行線15の間の電界を弱める
と共に、積重ねエッチ工程でフィールド板列線21を保
護する。セル10は、セル10自体の近辺にソース/ド
レイン接点を必要としないという意味で、「接点なし」
と呼ばれる。
【0029】図3に示す様に、隣接した行にあるセル1
0のチャンネルは、LOCOSフィールド酸化物領域3
2によって電気的に隔離することができる。この代わり
に、隣接したセル10のチャンネルは、例えば、やはり
出願人に譲渡された米国特許第5,017,980号に
記載されている様に、LOCOSフィールド酸化物領域
32と同じ領域にP形ドーパントを使った接合隔離によ
って、電気的に隔離することができる。
【0030】セル10のアレイが「仮想アース回路」形
ではないことに注意されたい。即ち、セル10の1つの
列には、ソース11に対する専用のソース列17があり
、セル10の1つの列にはドレイン12に対する専用の
ドレイン列線19がある。
【0031】図1,図3及び図4a乃至図4dの装置の
製法を図5a乃至5eについて説明する。出発材料は、
P形シリコンのスライスであり、その(P−)エピタキ
シャル半導体層又は基板24は極く小さい一部分にすぎ
ない。スライスは例えば直径が6インチであるが、図3
に示す部分は僅か数ミクロン幅である。アレイの周辺の
トランジスタを作る為に、多数のプロセス工程が実施さ
れるが、それはここでは説明しない。例えば、メモリ装
置は、周辺トランジスタを作る従来の方法の一部分とし
て、基板24内に形成されたN形井戸及びP形井戸を持
つ相補形電界効果形であって良い。
【0032】図5aに示す様に、P−基板24の面に、
酸化物層33a、次に窒化物層34を形成する。窒化物
層34をパターン決めして、EEPROMセル10に対
する能動装置区域を限定する様にエッチする。次に基板
層24を、約8×1012cm−2の量で約70乃至1
50keV のエネルギでの硼素の打込みを実施して選
択的にドープすることにより、P−チャンネル・ストッ
パ領域35を作る。その後、局部酸化方法により、基板
24を任意の普通の方法を用いて数時間蒸気に露出する
ことにより、厚手のフィールド酸化物領域28を約9,
000乃至11,000Aの厚さに熱成長させる。厚手
のフィールド酸化物領域28が隣接する窒化物層34の
縁の下に成長し、尖った移行部の代わりに、鳥の嘴を作
る。
【0033】図5bについて説明すると、窒化物層34
及び酸化物層33aを除去する。フォトレジスト層(図
面に示していない)をデポジットし、約6×1015c
m−2の量及び約135keV のエネルギでの砒素の
打込みによって、基板層24を選択的にドープする為の
打込みマスクとして作用する様にパターン決めする。こ
の打込みにより、ソース11及びドレイン12を含めて
、ソース列領域又は線17とドレイン列領域又は線19
とができる。ソース列線17よりドレイン列線19の打
込みの後、洗浄工程、アニール工程、及び800乃至9
00℃の蒸気を用いたもう1回の熱工程を実施して、熱
絶縁体領域26a,26bを差別的に成長させる。熱酸
化物領域26a,26bは、約2,500乃至3,50
0Aの厚さに成長させる。同時に、ドレイン12とソー
ス11の間の新しい酸化物絶縁体層33bを約200乃
至300Aの厚さに成長させる。
【0034】鳥の嘴が形成された区域では、初めに形成
された厚手のフィールド酸化物領域28の縁が砒素の打
込みをマスクしており、この為濃度は一層低い。移行区
域36が鳥の嘴の区域に形成される。これは、こう云う
区域の酸化物の成長が熱酸化物領域26a,26bの成
長より少ないからである。その結果、移行区域36の酸
化物の厚さは、熱絶縁体領域26a,26bの厚さや、
フィールド酸化物領域28の厚さよりも一層小さい。
【0035】ここで、セルフアライン閾値電圧調節用打
込みを熱絶縁体領域26a,26bの間の区域で実施す
ることができる。
【0036】図5cについて説明すると、移行区域36
にトンネル窓が形成される。これは、フォトレジストを
マスクとして使って、移行区域36の上の酸化物をシリ
コンに達するまでエッチし、その後トンネル窓の為の一
層薄手の酸化物絶縁体層を再成長させることによって行
なわれる。これによって、厚さが約100Aの窓絶縁体
層31ができる。この酸化が行なわれる時、ゲート酸化
物層30は、この工程より前の厚さに応じて、約350
Aまで成長するが、これは上に述べた様に調節すること
ができる。移行区域36の酸化物のエッチングの前に、
トンネル窓区域31を介して燐ドーパントの軽い打込み
を用いて、列線17,19の延長部を形成し、セルの動
作を改善することが好ましい。移行区域36の面が彎曲
している為、トンネル窓31の幅は、移行区域36を介
してのエッチングの時間の長さを変えることによって制
御することができる。このセルフアラインの写真製版形
の窓が、例えば係属中の米国特許出願番号第07/36
0,558号に記載されている。
【0037】図5cに戻って説明すると、フィールド板
20及び浮動ゲート13になる、多結晶シリコン(ポリ
シリコン)の導電層P1がスライスの面の上にデポジッ
トされる。この導電層P1は、約2,000乃至3,5
00Aの厚さにデポジットする。ポリシリコン層(これ
は“ポリ1”層とも呼ばれる)はそれを導電状態にする
様に強くドープする。これを例えば、デポジットした後
、ポリシリコン層にN+ドーパントを加えることによっ
て達成することができる。フィールド板絶縁体層29に
なる随意選択の比較的厚手の酸化物絶縁体層(又は酸化
物−窒化物絶縁体層又は酸化物−窒化物−酸化物絶縁体
層)が、「ポリ1」層P1の上にデポジットされる。 その後、フォトレジストを用いて絶縁体層29のパター
ン決めをし、浮動ゲートのストリップ13になる部分の
上には及ばないが、少なくともフィールド板20を含む
フィールド板列線21となる部分の上に、比較的厚手の
絶縁ストリップを形成するようにエッチングが行われる
。その後、第1のポリシリコン層P1を含めて、この構
造の上にレベル間絶縁体層25を形成する。レベル間絶
縁体層25は酸化物層、酸化物−窒化物−酸化物層又は
その他の適当な絶縁体材料の層であって良い。
【0038】図5dについて説明すると、第1のポリシ
リコン層P1、随意選択の絶縁体ストリップ29及びレ
ベル間絶縁体層25がフォトレジストを用いてパターン
決めされ、列線17,19と平行な浮動ゲート・ストリ
ップ13及びフィールド板列線21を形成する様にエッ
チされる。フィールド板20の内、ソース11とドレイ
ン12の間の区域の上を伸びる部分が、第1のサブチャ
ンネル27aを構成する。浮動ゲート・ストリップ13
の内、ソース11及びドレイン12の間の区域の上を伸
びる部分が、第2のサブチャンネル27bを構成する。 ソース11及びドレイン12の間にある区域の残りの部
分が、第3のサブチャンネル27cを構成する。フィー
ルド板20及び浮動ゲート・ストリップ13のエッチン
グの間並びに/又はその後、第2のサブチャンネル27
bの上の酸化物層33bを除去する。フィールド板列線
21は、この工程の間、「ポリ1」層を適当にマスクす
ることにより、互いに接続することができる。
【0039】浮動ゲート13及びフィールド板列線21
(フィールド板20を含む)を形成するストリップの縁
は、普通の手順を用いて、側壁酸化物領域を形成するこ
とによって保護することができる。
【0040】図5dに戻って説明すると、酸化物の様な
比較的薄手の絶縁体層30が、普通の方法を用いて、こ
の構造の上に成長させられ又はその他の方法で形成され
る。この工程の間、フィールド板20(並びにフィール
ド板列線21)の露出した縁並びに浮動ゲート13の露
出した縁は絶縁物で被覆され、前に述べた側壁酸化物工
程を省略した場合に必要な電気的な隔離を施こす。この
段階で、絶縁体層30は約300乃至500Aの厚さで
あって良い。フィールド板層20の縁の上の酸化物絶縁
体は、ドープされていない単結晶シリコンと強くドープ
したポリシリコンの間の酸化速度比を適当に調節すれば
、300乃至500Aよりかなり厚手になる。
【0041】次に図5eについて説明すると、制御ゲー
ト14/行線15となる第2の多結晶シリコン層(「ポ
リ2」)が、スライスの面の上にデポジットされ、N+
になる様に強くドープされる。釉薬除去の後、(イ)第
2のポリシリコン層14,15、(ロ)レベル間絶縁体
層25及び(ハ)第1のポリ・ストリップ13への積重
ねのエッチを実施する。この積重ねのエッチにより、図
3及び図4b乃至4dに示す様に、互いに略平行に伸び
ると共に、列線17,19,21に対して或る角度で伸
びる複数個の細長い制御ゲート14/行線15が構成さ
れる。この同じ積重ねエッチが、浮動ゲート13の残り
の縁を分離し且つ限定する。フィールド板20がフィー
ルド板絶縁体層29によってマスクされ、細長い導体で
あり続ける。
【0042】図6は随意選択のフィールド板絶縁体29
がない時の図5eの装置を示す。図6の装置は、1つの
工程は単一層ポリシリコン・エッチ領域に対し、そして
もう1つの工程は2重層ポリシリコン・エツチ領域に対
しての2つの工程からなる積重ねエッチ手順を用いて構
成することができる。
【0043】この発明の別の好ましい実施例の装置を作
る方法を図7a乃至7fについて説明する。前と同じく
、出発材料はP−形シリコンのスライスであり、その内
の(P−)エピタキシャル半導体層又は基板24は極く
小さい一部分にすぎない。
【0044】図7aに示す様に、図5aについて述べた
手順並びに前に述べた実施例に従って、P−基板24の
面の上に酸化物層33a、次に窒化物層34が成長させ
られ又はデポジットされる。
【0045】図7bについて説明すると、窒化物層34
及び酸化物層33aが除去され、図5aについて述べた
手順、並びに前に述べた実施例の様にして、埋込みソー
ス列領域又は線17、埋込みドレイン列領域又は線19
及び厚手のフィールド酸化物領域28が形成される。こ
こで、構造は、厚手のフィールド絶縁体28と熱酸化物
領域26a,26bの間の移行区域36を含む。やはり
方法のこの時点で、必要により、熱絶縁体26a,26
bの間の区域に、セルフアラインの閾値電圧調整用の打
込みを実施することができる。
【0046】次に図7cについて説明すると、フィール
ド板20になる多結晶シリコン(ポリシリコン)の導電
層がスライスの面の上にデポジットされる。この導電層
は約2,000乃至3,500Aの厚さにデポジットさ
れる。ポリシリコンの導電層(これは「ポリ1」層とも
呼ばれる)はそれを導電性にする様に強くドープされる
。これは例えば、デポジットした後のポリシリコン層に
N+ドーパントを加えることによって達成することがで
きる。フィールド板絶縁体層29となる比較的厚手の酸
化物絶縁体層(又は酸化物−窒化物絶縁体層又は酸化物
−窒化物−酸化物絶縁体層)が「ポリ1」層の上にデポ
ジットされる。絶縁層29はこの後フォトレジストを用
いてパターン決めし、フィールド板20及びフィールド
板絶縁体29を含むフィールド板列線21を形成する様
にエッチングが行なわれる。フィールド板20の内、ソ
ース11及びドレイン12の間の区域の上を伸びる部分
が、第1のサブチャンネル27aを構成する。ソース1
1及びドレイン12の間の区域の残りが、第2のサブチ
ャンネル27b及び第3のサブチャンネル27cを含む
。フィールド板20のエッチングの間、第2のサブチャ
ンネル27b及び第3のサブチャンネル27cとなる部
分の上にある酸化物層33bが除去される。この工程の
間、「ポリ1」層の適当なエッチングにより、フィール
ド板列線21を互いに接続することができる。
【0047】厚手のフィールド板絶縁体29が、この発
明のこの実施例で、制御ゲート14とサブチャンネル/
トンネル窓領域の間の結合を改善する。ここで、必要に
より、サブチャンネル27b及び27cに閾値電圧調節
用の打込みを実施することができる。
【0048】図7dについて説明すると、普通の方法を
用いて、この構造の上に、酸化物の様な比較的薄手の絶
縁体層30を成長させ又はその他の方法で形成する。こ
の工程の間、フィールド板20(並びにフィールド板列
線21)の露出した縁は絶縁物で覆われ、必要な電気的
な隔離を施す。この段階で、絶縁体層30の厚さは約3
00Aであって良い。フィールド板層20の縁の上にあ
る酸化物絶縁体は、ドープされていない単結晶シリコン
と強くドープしたポリシリコンの間の酸化速度比を適当
に調節すれば、300Aよりかなり厚手になる。
【0049】図7dに戻って説明すると、移行区域36
にトンネル窓が形成される。これは、フォトレジストを
マスクとして使って、移行区域36の上の酸化物をシリ
コンに達するまでエッチングし、その後トンネル窓の為
の一層薄手の酸化物絶縁体層を再成長させることによっ
て行なわれる。これによって、厚さ約100Aの窓絶縁
体層31ができる。この酸化が行なわれる時、ゲート酸
化物層30は、この工程より前の厚さに応じて、約35
0Aまで成長するが、これは前に述べた様に調節するこ
とができる。移行区域36の酸化物をエッチングする前
に、トンネル窓区域31を介して燐ドーパントの軽い打
込みを用いて、列線17,19の延長部を形成すると共
に、セルの動作を改善することが好ましい。移行区域3
6は面が彎曲している為、トンネル窓31の幅は、移行
区域36を介して行なわれるエッチングの時間の長さを
変えることによって制御することができる。このセルフ
アラインの写真製版による窓が、例えば係属中の米国特
許出願番号第07/360,558号に記載されている
【0050】次に、図7eについて説明すると、浮動ゲ
ート13になる、第2の多結晶シリコン層(「ポリ2」
)が、スライスの面の上にデポジットされ、N+になる
様に強くドープされる。その後、第2のポリシリコン層
13を含む構造の上にレベル間絶縁体層25が形成され
る。レベル間絶縁体層25は酸化物層、酸化物−窒化物
−酸化物層又は他の適当な絶縁体材料の層であって良い
。第2りポリシリコン層13及びレベル間絶縁体層25
がこの後フォトレジストを用いてパターン決めされ、列
線17,19,21と平行な浮動ゲート・ストリップを
形成する様にエッチされる。浮動ゲート13を形成する
ストリップの縁は、普通の手順を用いて側壁酸化物領域
を形成することによって、保護することができる。この
時、必要により、サブチャンネル27cに対して閾値調
節用の打込みを実施することができる。
【0051】この後、制御ゲート14/行線15となる
第3の多結晶シリコン層(「ポリ3」)がスライスの面
の上にデポジットされ、N+になる様に強くドープされ
る。釉薬除去及びパターン決めの後、(イ)第3のポリ
シリコン層14,15、(ロ)レベル間絶縁体層25及
び(ハ)第2のポリ・ストリップ13の積重ねのエッチ
が実施される。この積重ねエッチが、これまでの他の実
施例と同じ様に、互いに略平行になると共に、列線17
,19,21に対して或る角度で伸びる複数個の細長い
制御ゲート14/行線15を限定する。同じ積重ねエッ
チが、浮動ゲート13の残りの縁を分離して限定する。 フィールド板20はフィールド板絶縁体層29によって
マスクされ、これは引続いて連続的な細長い導体になる
。フィールド板絶縁体29は浮動ゲート13とフィール
ド板20の間の静電容量を最小限に抑える様に厚手に作
る。
【0052】上に述べた実施例の図5d,図6又は図7
fに示した工程が完了した後、周辺論理CMOS装置を
形成することができる。データの保持作用を良くする為
、積重ねの側面及び頂部の上に酸化物層を成長させ又は
形成することができる。その後、スライスの面の上に硼
燐酸珪酸塩硝子(BPSG)層(図に示してない)をデ
ポジットすることができる。BPSG層を介してアレイ
以外の接点を付けることができると共に、金属のビット
線からy方向に周期的に夫々の拡散領域へアレイ上の接
点を付けることができる。更に行線15に対する金属接
点を付ける。金属のビット線をBPSG層の上に形成し
て、拡散領域と平行にその上を伸びる様にする。この後
保護用のオーバーコート・プロセスを行なう。この発明
を実施例について説明したが、この説明はこの発明を制
約するものと解してはならない。以上の説明から、当業
者には、この実施例の種々の変更並びにこの発明のその
他の実施例が容易に考えられよう。従って、特許請求の
範囲の記載は、この発明の範囲内に含まれるこの様な全
ての変更及び実施例を包括するものであることを承知さ
れたい。
【0053】以上の説明に関連してこの発明は更に下記
の実施態様を含む。(1)   第1の導電型を持つ半
導体層24の面にある第1及び第2の同一の不揮発性メ
モリ・セルに於て、前記半導体層24にあって前記第1
の導電型とは反対の第2の導電型を持つソース列領域1
1と、前記半導体層24に前記ソース列領域11から隔
てて設けられた第2の導電型を持つドレイン列領域12
と、前記ソース列領域11及び前記ドレイン列領域12
の間で前記面にあって、当該第1のサブチャンネル27
aが前記ドレイン列領域12及び前記ソース列領域11
の一方に隣接し、当該第2のサブチャンネル27b及び
第3のサブチャンネル27cの内の一方が前記ドレイン
列領域12及び前記ソース列領域11の内の他方に隣接
している様な第1,第2及び第3のサブチャンネル27
a,27b,27cと、少なくとも一部分が前記第1の
サブチャンネル27aから絶縁されているフィールド板
20と、第1の部分が前記第2のサブチャンネル27b
から絶縁され、第2の部分が少なくとも第1のトンネル
窓31によって前記ソース列領域11及び前記ドレイン
列領域12の内の一方から絶縁され、第3の部分が第2
のトンネル窓31により、前記第2のメモリ・セル10
のドレイン列領域12及びソース列領域11の内の一方
から絶縁されている浮動ゲート13と、少なくとも第1
の部分が前記浮動ゲート13から絶縁され、第2の部分
が前記第3のサブチャンネル27cから絶縁されている
制御ゲート14とを有する第1のメモリ・セル。
【0054】(2)   (1) 項に記載した第1の
メモリ・セルに於て、第1のサブチャンネルがドレイン
列領域に隣接している第1のメモリ・セル。
【0055】(3)   (1) 項の第1のメモリ・
セルに於て第2のサブチャンネルがソース列領域に隣接
している第1のメモリ・セル。
【0056】(4)   (1) 項に記載した第1の
メモリ・セルに於て、第3のサブチャンネルが第1のサ
ブチャンネル及び第2のサブチャンネルの間にある第1
のメモリ・セル。
【0057】(5)   (1) 項に記載した第1の
メモリ・セルに於て、第3のサブチャンネルがソース列
領域に隣接している第1のメモリ・セル。
【0058】(6)   (1) 項に記載した第1の
メモリ・セルに於て、第2のサブチャンネルが第1のサ
ブチャンネル及び第2のサブチャンネルの間にある第1
のメモリ・セル。
【0059】(7)   (1) 項に記載した第1の
メモリ・セルに於て、ソース列領域の上に熱絶縁体領域
があり、前記浮動ゲートがソース列領域の熱絶縁体領域
の上を伸びている第1のメモリ・セル。
【0060】(8)   (1) 項に記載した第1の
メモリ・セルに於て、ソース列領域の上に熱絶縁体領域
を有し、前記浮動ゲートがソース列領域の熱絶縁体領域
の上を伸びており、第2のサブチャンネルがソース列領
域に隣接しており、第1のトンネル窓が前記熱絶縁体領
域の第2のサブチャンネルとは反対側にある第1のメモ
リ・セル。
【0061】(9)   (1) 項に記載した第1の
メモリ・セルに於て、ドレイン列領域の上に熱絶縁体領
域を有し、前記フィールド板は少なくとも部分的に熱絶
縁体領域の上にあって、前記浮動ゲートが熱絶縁体領域
の上を伸びている第1のメモリ・セル。
【0062】(10)  (1) 項に記載した第1の
メモリ・セルに於て、ドレイン列領域の上に熱絶縁体領
域を有し、前記フィールド板は少なくとも部分的に熱絶
縁体領域の上にあって、前記浮動ゲートが前記熱絶縁体
領域の上を伸び、第1のサブチャンネルがドレイン列領
域に隣接し、第1のトンネル窓が前記熱絶縁体領域の第
1のサブチャンネルとは反対側にある第1のメモリ・セ
ル。
【0063】(11)  (1) 項に記載した第1及
び第2のメモリ・セルに於て、ソース列領域の上に第1
の熱絶縁体領域があると共に、前記セルのドレイン列領
域の上に第2の熱絶縁体領域があり、第1のメモリ・セ
ルの第1の熱絶縁体領域と第2のメモリ・セルの第2の
熱絶縁体領域の間に厚手のフィールド絶縁体があり、各
々の第1のトンネル窓は、第1のメモリ・セルの第1の
熱絶縁体領域に隣接した厚手のフィールド絶縁体の縁に
あり、各々の第2のトンネル窓は、第2のメモリ・セル
の第2の熱絶縁体領域に隣接した厚手のフィールド絶縁
体の縁にある第1及び第2のメモリ・セル。
【0064】(12)  (1) 項に記載した第1の
メモリ・セルに於て、フィールド板及び制御ゲート並び
に浮動ゲートの内の一方の間に厚手のフィールド板絶縁
体を設けた第1のメモリ・セル。
【0065】(13)  第1の導電型を持つ半導体層
の面にある不揮発性メモリ・アレイに於て、前記第1の
導電型とは反対の第2の導電型を持つ、前記面にあるド
レイン列線と、前記第2の導電型であって前記ドレイン
列線から隔たる前記面にあるソース列線と、前記ドレイ
ン列線及び前記ソース列線の間で前記面にあり、当該第
1のサブチャンネルがソース列線及びドレイン列線の内
の一方に隣接し、当該第2及び第3のサブチャンネルの
内の一方がソース列線及びドレイン列線の他方に隣接し
ている様な第1、第2及び第3のサブチャンネルと、該
第1のサブチャンネルの上にあってそれから絶縁されて
いるフィールド板列線と、何れも第1の部分が第2のサ
ブチャンネルの上にあって、それから絶縁されており、
第2の部分が第1のトンネル窓によってソース列線から
隔てられており、第3の部分が第2のトンネル窓によっ
て、前記第1のサブチャンネル又は対応する浮動ゲート
に対する第2及び第3のサブチャンネルの内の一方が隣
接している1つのドレイン列線以外のドレイン列線から
隔てられている様な浮動ゲートと、各々第1の部分が少
なくとも1つの浮動ゲートの上にあってそれから絶縁さ
れていると共に、第2の部分が前記第3のサブチャンネ
ルの上にあってそれから絶縁されている行線とを有する
不揮発性メモリ・アレイ。
【0066】(14)  (13)項に記載した不揮発
性メモリ・アレイに於て、第1のサブチャンネルがドレ
イン列線に隣接している不揮発性メモリ・アレイ。
【0067】(15)  (13)項に記載した不揮発
性メモリ・アレイに於て、第2のサブチャンネルがソー
ス列線に隣接している不揮発性メモリ・アレイ。
【0068】(16)  (13)項に記載した不揮発
性メモリ・アレイに於て、第3のサブチャンネルが第1
のサブチャンネル及び第2のサブチャンネルの間にある
不揮発性メモリ・アレイ。
【0069】(17)  (13)項に記載した不揮発
性メモリ・アレイに於て、第3のサブチャンネルがソー
ス列線に隣接している不揮発性メモリ・アレイ。
【0070】(18)  (13)項に記載した不揮発
性メモリ・アレイに於て、第2のサブチャンネルが第1
のサブチャンネル及び第3のサブチャンネルの間にある
不揮発性メモリ・アレイ。
【0071】(19)  (13)項に記載した不揮発
性メモリ・アレイに於て、ソース列線の上に熱絶縁体領
域があり、前記浮動ゲートがソース列線の熱絶縁体領域
の上を伸びている不揮発性メモリ・アレイ。
【0072】(20)  (13)項に記載した不揮発
性メモリ・アレイに於て、ソース列線の上に熱絶縁体領
域があり、前記浮動ゲートがソース列線の熱絶縁体領域
の上を伸びており、第2のサブチャンネルがソース列線
に隣接しており、第1のトンネル窓が熱絶縁体領域の第
2のサブチャンネルとは反対側にある不揮発性メモリ・
アレイ。
【0073】(21)  (13)項に記載した不揮発
性メモリ・アレイに於て、ドレイン列線の上に熱絶縁体
領域があり、前記フィールド板列線は少なくとも部分的
に熱絶縁体領域の上にあって、浮動ゲートが熱絶縁体領
域の上を伸びている不揮発性メモリ・アレイ。
【0074】(22)  (13)項に記載した不揮発
性メモリ・アレイに於て、ドレイン列線の上に熱絶縁体
領域があり、前記フィールド板列線は少なくとも部分的
に熱絶縁体領域の上にあり、前記浮動ゲートが熱絶縁体
領域の上を伸びており、第1のサブチャンネルがドレイ
ン列線に隣接しており、第1のトンネル窓が熱絶縁体領
域の第1のサブチャンネルとは反対側にある不揮発性メ
モリ・アレイ。
【0075】(23)  (13)項に記載した不揮発
性メモリ・アレイに於て、ソース列線及びドレイン列線
の上に熱絶縁体領域があり、ソース列線及びドレイン列
線の間に厚手のフィールド絶縁体があり、第1及び第2
トンネル窓が、ソース列線熱絶縁体領域及びドレイン列
線熱絶縁体領域に隣接する厚手のフィールド絶縁体の縁
にある不揮発性メモリ・アレイ。
【0076】(24)  (13)項に記載した不揮発
性メモリ・アレイに於て、フィールド板及び制御ゲート
並びに浮動ゲートの一方の間に厚手のフィールド板絶縁
体を設けた不揮発性メモリ・アレイ。
【0077】(25)  各々のメモリ・セルが行線、
ソース列線、ドレイン列線及びフィールド板列線に接続
されている様なEEPROMアレイ内の1つの列のメモ
リ・セルを消去する方法に於いて、前記アレイの全ての
行線に負の消去電圧を印加し、あるドレイン列線に正の
電圧を印加し、前記アレイの他の全てのドレイン列線に
基準電圧を印加し、前記アレイの全てのソース列線に基
準電圧を印加し、前記アレイの少なくともフィールド板
列線に基準電圧を印加する工程を含む方法。
【0078】(26)  各々のメモリ・セルが行線、
ソース列線、ドレイン列線及びフィールド板列線に接続
されている様なEEPROMアレイ内の1行のメモリ・
セルを消去する方法に於いて、前記アレイの或る行線に
負の消去電圧を印加し、前記アレイの他の全ての行線に
基準電圧を印加し、前記アレイの全てのドレイン列線に
正の電圧を印加し、前記アレイの全てのソース列線に基
準電圧を印加し、前記アレイの全てのフィールド板列線
に基準電圧を印加する工程を含む方法。
【0079】(27)  不揮発性メモリ・セル10が
プログラミング及び消去用の別々の領域を有する。セル
は半導体本体24の面にアレイとして形成される。各々
のセル10はソース列線17の一部分であるソース11
、及びドレイン列線19の一部分であるドレイン12を
含む。 各々のセル10はソース11及びドレイン12の間に第
1,第2及び第3のサブチャンネル27a,27b,2
7cを有する。各々のセル10の第1のサブチャンネル
27aの導電度は、フィールド板20によって制御され
る。これはフィールド板列線21の一部分であり、第1
サブチャンネル27aの上に位置決めされていて、それ
から絶縁されている。各々の第2のサブチャンネル27
bの導電度が、各々の第2のサブチャンネル27bの上
に形成されていて、それから絶縁された浮動ゲート13
によって制御される。各々の浮動ゲート13は第1のト
ンネル窓31が隣接するソース列線17の上に位置決め
されていると共に、第2のトンネル窓31が隣接するド
レイン列線19の上に位置決めされている。制御ゲート
14を含む行線15が、セル10の浮動ゲート13の上
に位置決めされていて、それから絶縁され、セル10を
読取り、プログラムし、消去する。制御ゲート14を含
む行線15は、第3のサブチャンネル27cの上にも位
置決めされていて、それから絶縁されている。フィール
ド板導体20は、第1のトンネル窓31だけを介してセ
ル10をプログラムすると共に、第2のトンネル窓31
だけを介してセルの消去ができる様に又はその逆にでき
る様にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の装置の回路を一部分ブロック図で示
す略図。
【図2】この発明のアレイに印加されるプログラミング
電圧の時間順序を示す線図。
【図3】一実施例のメモリ・セルを持つ図1の半導体チ
ップの小さな一部分の平面図。
【図4】図3の半導体装置の側面断面図で、夫々図3の
線a−a,b−b,c−c及びd−dで切ったものを示
す図である。
【図5】図3の半導体装置の側面断面図で、その相次ぐ
製造段階を図3の線a−aで切って示す図。
【図6】随意選択のフィールド板絶縁体を持たない、図
4a及び図5eに示す装置の図。
【図7】相次ぐ製造段階に於けるこの発明の第2の実施
例の装置の側面断面図。
【符号の説明】
10  セル 11  ソース 12  ドレイン 13  浮動ゲート 20  フィールド板導体 27  サブチャンネル 31  第1及び第2のトンネル窓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1の導電型を持つ半導体層の面にあ
    る第1及び第2の同一の不揮発性メモリ・セルに於て、
    前記半導体層にあって前記第1の導電型とは反対の第2
    の導電型を持つソース列領域と、前記半導体層に前記ソ
    ース列領域から隔てて設けられた第2の導電型を持つド
    レイン列領域と、前記ソース列領域及び前記ドレイン列
    領域の間で前記面にあって、当該第1のサブチャンネル
    が前記ドレイン列領域及び前記ソース列領域の一方に隣
    接し、当該第2のサブチャンネル及び第3のサブチャン
    ネルの内の一方が前記ドレイン列領域及び前記ソース列
    領域の内の他方に隣接している様な第1,第2及び第3
    のサブチャンネルと、少なくとも一部分が前記第1のサ
    ブチャンネルから絶縁されているフィールド板と、第1
    の部分が前記第2のサブチャンネルから絶縁され、第2
    の部分が少なくとも第1のトンネル窓によって前記ソー
    ス列領域及び前記ドレイン列領域の内の一方から絶縁さ
    れ、第3の部分が第2のトンネル窓により、前記第2の
    メモリ・セルのドレイン列領域及びソース列領域の内の
    一方から絶縁されている浮動ゲートと、少なくとも第1
    の部分が前記浮動ゲートから絶縁され、第2の部分が前
    記第3のサブチャンネルから絶縁されている制御ゲート
    とを有する第1のメモリ・セル。
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