JPH04233716A - 薄膜除去装置 - Google Patents

薄膜除去装置

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Publication number
JPH04233716A
JPH04233716A JP2415641A JP41564190A JPH04233716A JP H04233716 A JPH04233716 A JP H04233716A JP 2415641 A JP2415641 A JP 2415641A JP 41564190 A JP41564190 A JP 41564190A JP H04233716 A JPH04233716 A JP H04233716A
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JP
Japan
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resist
thin film
wafer
energy beam
charged
Prior art date
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Pending
Application number
JP2415641A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Mogi
清 茂木
Yukako Komaru
小丸 由佳子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2415641A priority Critical patent/JPH04233716A/ja
Publication of JPH04233716A publication Critical patent/JPH04233716A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体基板(ウ
エハ)等の支持基板上に被着された薄膜に選択的にエネ
ルギービームを照射することにより、薄膜の所望の部分
を除去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子製造の光リソグラフィ工程で
は、ウエハの露光領域に付随して設けられたアライメン
トマーク(位置合わせマーク)からの光情報を光電検出
することによって、重ね合わせ露光すべきレチクルやマ
スクとウエハとを相対的に位置合わせしている。通常、
ウエハのアライメントは、アライメントマークに光を照
射し、そのマークからの反射光、散乱光、又は回折光等
を光電検出することによって行われる。
【0003】しかしながら、露光前のウエハには必然的
にレジストが被着されているため、アライメントマーク
の検出はレジスト層(1〜2μm の厚さ)を介して行
われることになる。ウエハ上のアライメントマークを露
光装置の投影光学系を介して検出する場合(TTL:T
hrough The Lens方式)、投影光学系は
強い色収差をもっている(露光波長のもとで色収差補正
されている)ので、アライメントの際にも露光光を用い
る必要があるが、当然ながら露光光はレジストに吸収さ
れるため、アライメントマークから発生する光情報がレ
ジスト層の影響で弱められてしまうという不都合が生じ
る。
【0004】また、アライメントマークが微少な段差構
造をとることから、マーク周辺でレジストの膜厚が不均
一になることは避けられない。このため、薄膜固有の干
渉効果がマーク近傍で顕著になったり、あるいはマーク
両側でレジスト膜厚が非対称になったりすること等によ
ってアライメント精度が低下してしまう。
【0005】更に、パターンの微細化を図るために多層
レジストを使う場合等は、アライメントマークそのもの
が照明波長のもとで光学的に見えなくなるといった現象
が起こり得るため、アライメント精度の確保はなかなか
難しい問題となっている。
【0006】そこで、アライメント動作に先だって、エ
キシマレーザ等の紫外域の高エネルギービームをアライ
メントマーク(特にファインアライメントマーク)上部
のレジスト層に照射することでレジストを部分的に除去
することが考えられている。このレジスト除去のメカニ
ズムは、有機高分子材料からなるレジストにエキシマレ
ーザーのような高強度の短パルス紫外光を照射すると、
照射部分のレジスト分子がプラズマ状になり分子結合が
切断されて、発光と衝撃音を伴って分解・飛散するアブ
レーション過程に基づくものと考えられる。このアブレ
ーションによる除去では、除去される部分の断面がシャ
ープであり、また、エネルギービームによって照射部分
の周囲に熱的な損傷・歪がない等の利点があるとされる
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さて、このようにエキ
シマレーザアブレーションは薄膜の除去方法として優れ
た特徴をもつものではあるが、これによって発生する飛
散粒子の分析やレーザ照射後の薄膜表面、断面の化学組
成の研究が現在もなされている段階であり、不明な点も
多く残っている。
【0008】アブレーションによって発生する飛散粒子
は、プラズマ化により正、負いずれかの電荷を帯びた粒
子から成ると考えられ、これら飛散粒子の一部はレーザ
照射領域(除去領域)周辺のレジスト表面に堆積するこ
とが予想される。この飛散粒子が、レジスト現像液やレ
ジスト剥離液に不溶である場合や、酸素プラズマアッシ
ング等によるドライ処理に対する耐性が強い場合には、
表面に堆積した飛散粒子がマスクとして作用し、その部
分のレジストが残ってしまう恐れがある。
【0009】あるいは、プラズマを構成する粒子が高温
であるために、これらの粒子の堆積によりレジスト表面
が熱的に変質し現像液に不溶となり、その後のICプロ
セスの障害となるような不都合が予想される。更には、
この粒子の飛散範囲がアライメントマークの領域範囲を
越え、本来のICパターンを転写すべき領域にまで達し
た場合、飛散粒子が堆積した部分のレジストはパターン
露光の有無に関わらず現像されずに残ってしまい、所望
のレジストパターンを得ることができない不都合が生じ
る。
【0010】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
のであり、エネルギービームの照射によって薄膜の所望
領域を除去する薄膜除去装置において、除去領域周囲の
薄膜表面の汚染が回避できる薄膜除去装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、エネルギー
ビームを射出する光源を有し、支持基板上に被着された
薄膜にエネルギービームを選択的に照射することにより
、前記薄膜の所望の部分を除去する薄膜除去装置におい
て、前記支持基板上の薄膜表面に電荷を与えるための帯
電手段を備え、前記エネルギービームの照射により生ず
る帯電粒子の薄膜表面への付着を防止することによって
、上記の課題を達成している。
【0012】
【作用】本発明では、薄膜除去装置に、薄膜表面に電荷
を与えるための帯電手段を備えており、この帯電手段に
より薄膜の除去工程に先立って薄膜表面に一様な電荷を
帯電させておく。このような帯電手段としては、コロナ
帯電方式や、α粒子放射でイオンを発生させる放射線源
による帯電方式、帯電させた他の板をレジスト表面に接
近させて行う正電荷誘起による帯電方式、数百Vの電圧
が印加された半導性ゴムローラを薄膜表面に密着移動さ
せて帯電させる方式等を用いることが考えられる。これ
らの帯電方法において、安全度、クリーン度の点からコ
ロナ帯電方式を用いることが好ましい。
【0013】さて、前述した光リソグラフィ工程でアブ
レーションによって除去されたレジスト(薄膜)はプラ
ズマ状の飛散粒子となる。一般に、プラズマ状態は電子
と、正に帯電した粒子の集合体により構成されることか
ら、レジスト表面に堆積し、障害となる粒子は、正の電
荷を帯びているものと考えられる。このように堆積を防
止すべき粒子が正に帯電していると想定した場合には、
前述の帯電手段によって、レジスト表面を正に帯電させ
ておけば、飛散粒子とレジスト表面に帯電された電荷と
の間にクーロン反発力が生じるので、レジスト表面への
再付着を防止できる。また、飛散粒子が負に帯電してい
る場合には、レジスト表面を負に帯電させ、粒子とレジ
ストの帯電極性を等しくすれば、同様の理由で再付着を
防止できる。
【0014】さらに、帯電させる部位を制御する帯電制
御機構を設けた場合には、帯電手段からレジスト表面に
向かうイオン流を制御することにより、レジスト表面の
全面を帯電させるのではなく、選択的にレジスト表面の
一部のみを帯電させることができる。このようにすれば
、除去しようとするアライメントマーク領域毎に、その
除去工程に先立ってアライメントマーク領域周辺のみに
電荷を帯電させられるので、複数のマーク領域のレジス
トを除去する際に、除去過程の途中で帯電状態が減衰し
てしまうなどの不都合をなくすことができる。
【0015】本発明では、帯電制御機構として、帯電手
段とレジスト表面との間にエネルギービームの透過に充
分な大きさの開口を有するほぼ平行な2枚の電極を設け
る。この各電極に電圧を印加して該電極間の電界の方向
を変化させることにより、帯電手段からレジスト表面へ
向かうイオン流を制御できる。
【0016】また、レジスト表面と対向する位置に電極
を設けて、エネルギービームを照射し、レジストを除去
している際にレジストと電極との間に電界を形成させれ
ば、レジスト表面への堆積が妨げられた飛散粒子は荷電
粒子であるため、この電界により飛散粒子にクーロン力
を作用させることができる。このとき、飛散粒子が例え
ば正に荷電しているときは、レジスト表面から電極に向
かうように電界を形成すれば、飛散粒子は電極に吸着さ
れるかあるいは上方向への飛散速度が加速されて、速や
かにレジスト表面近傍から除外されるようになる。
【0017】以上のように、本発明によれば、後のIC
工程における障害発生の原因となる飛散粒子のレジスト
表面への堆積を防止でき、上記の課題を解決することが
できる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。本実施例の薄膜除去装置は、半導体素子の製造工
程においてウエハのアライメントマーク形成領域等のレ
ジストを除去する場合に好適に用いられるものである。
【0019】(第1実施例)  図1は、本実施例の薄
膜除去装置の構成を示す図である。本実施例の薄膜除去
装置は、ウエハに塗布されたレジスト表面上に正、負何
れか一方の極性の電荷を帯電させるための帯電手段1、
レーザ照射によりファインアライメントマーク上に塗布
されたレジストを除去するための除去機構2と、これら
2つの機構にウエハを搬送するためのウエハ搬送機構3
からなる。
【0020】本実施例において、帯電手段1は、コロト
ロンと呼ばれる帯電器で、コロナ放電により生じるイオ
ン11をレジスト表面に散布する装置であり、金属シー
ルド12で囲まれた1本のコロナ線13を有している。 このコロナ線13を、接地電位にあるウエハ14のレジ
スト15表面へ近接して配置させ、コロナ線13と金属
シールド12の間に数千Vの電圧を印加する。このとき
コロナ線から発生するコロナにより空気分子がイオン化
され、生じたイオンがレジスト表面に付着する。帯電手
段1またはウエハ14の一方、あるいは双方を相対的に
移動させる事によって、レジスト15表面全体にイオン
を付着させ、一様な帯電状態を形成することができる。
【0021】図1では、イオン11の極性は正になって
いるが、レジスト15表面に付着するイオンの極性は、
コロナ線13に印加する電圧の極性により決るものであ
り、コロナ線13に印加する電圧極性を変えることでレ
ジスト15表面の帯電極性を正、負自由に選択すること
ができる。
【0022】別の帯電手段として、図2のような構成の
帯電器100を用いても良い。図2の帯電器100はス
コロトロンと呼ばれ、前記コロトロンの金属シールド1
2で囲まれたコロナ線13とレジスト15表面との間に
制御グリッド16を設けたもので、この制御グリッド1
6にはコロナ線13と同極性である通常数百V程度の電
圧が印加される。このグリッド電圧によって、レジスト
表面の帯電を均一にすると共に過剰帯電を防止すること
が可能である。
【0023】薄膜表面にイオンを付着させる方法として
は上記したコロナ帯電方式以外にも、α粒子放射でイオ
ンを発生させる放射線源による帯電方式、帯電させた他
の板をレジスト表面に接近させて行う正電荷誘起による
帯電方式、数百Vの電圧が印加された半導性ゴムローラ
をレジスト表面に密着移動させて帯電させる方式等を用
いることが考えられるが、これらの帯電方法に比べて、
安全度、クリーン度の点からコロナ帯電方式が、本装置
には最も適していると考えられる。
【0024】次に、本実施例におけるレジスト除去機構
2について説明する。このレジスト除去機構2には、レ
ジスト除去用のエキシマレーザ光源等の光源21とアラ
イメント用のグローバルアライメントマーク検出器34
とが設けられている。光源21から射出されたレーザ光
LBは可変開口絞り(可変アパーチャ)22によって所
定のビーム形状に成形された後、シャッタ23に至る。 シャッタ23はレーザ光LBを通過または遮断させるも
のであり、シャッタ23を通過したレーザ光LBは、さ
らにレンズ系38を介してビームスプリッタ24で反射
された後、対物レンズ25に入射する。可変アパーチャ
22の開口像は対物レンズ25により保護板27を介し
てウエハ14上のレジスト15表面に縮小結像される。
【0025】対物レンズ25とウエハ14との間にはレ
ーザ照射によって発生する飛散粒子を吸引排気するため
のチャンバ26が設置されている。このチャンバ26の
対物レンズ25と対向する位置に装着された透明な保護
板(石英板など)27はレーザ照射時の対物レンズ25
の汚れ(すなわちレジスト15からの飛散粒子が対物レ
ンズ25に付着すること)を防止するためのものである
。この保護板27は取り外し可能に配置されており、清
掃もしくは交換が容易にできる構成となっている。
【0026】また、チャンバ26のウエハ14側には開
口28を設けたマスク29が固設されている。開口28
はレーザ光LBが通るのに充分な大きさの寸法で設けら
れており、マスク29とウエハ14との間には適当な間
隔が設けられている。レーザ照射の間、もしくは常時、
チャンバ26内のガスはトラップ30を介して排気ポン
プ31等により吸引排気される。これによってウエハ1
4の表面で発生したレジストの微粒子は、後述するよう
に開口28を介してチャンバ26内に吸い込まれ、更に
トラップ30内に取り込まれる。
【0027】尚、マスク29は特別に設ける必要はなく
、チャンバ26を箱型としてその一部に開口を形成する
だけでも良い。
【0028】また、ウエハ14上の特定な位置に形成さ
れたグローバルアライメントマークを検出するためのア
ライメントマーク検出器34が、対物レンズ25と異な
る位置に固設されており、オフアクシス方式でウエハ1
4のアライメントを行う。この検出器34によってウエ
ハ14上のグローバルアライメントマークの中心がとら
えられたとき、検出器34でアライメント信号が発生し
コントローラへ供給される。その発生したときのXYス
テージ33の位置をコントローラ32が基準点として記
憶することにより、レーザ光LBの照射位置とウエハ1
4上の任意の点との対応付け(グローバルアライメント
)が完了する。これにより、レジストの除去を必要とす
るファインアライメントマーク(以下、単にマークと称
する)領域にレーザ光LBが照射されるようにXYステ
ージ33を移動することができる。
【0029】また、除去機構2のレーザ光LBの照射位
置とウエハ14の相対的な位置合わせは、上記アライメ
ント系により2〜3μm程度の精度、すなわちマーク除
去に対して十分な精度で制御する事ができる。
【0030】尚、グローバルアライメントを行わなくて
も、レジストを除去すべきアライメントマーク毎にその
マーク位置をマーク検出器34によって検出し、しかる
後所定距離(レーザ光LBの照射位置とマーク検出器3
4のマーク検出位置との間隔に相当)だけXYステージ
33を駆動しても、レーザ照射位置にアライメントマー
クを正確に位置決めできる。
【0031】さらに、本実施例においては対物レンズ2
5を介して加工点(レジスト除去領域)の除去状態を直
接観察するため、照明系80からの照明光をビームスプ
リッタ81、24等を介してウエハ14上の所定領域(
除去領域)に照射し、ウエハ14の表面からの反射光を
対物レンズ25、ビームスプリッタ24、81及びレン
ズ系39を介して、ウエハ14とほぼ共役に配置された
観察系(CCDカメラ等)40に導くように構成してい
る。
【0032】このような系(39、40、80、81)
をレジスト除去機構2に組込むことによって、レジスト
の除去状態を常時モニターすることが可能となっている
。従って、観察系40で除去状態をモニターしながら、
アライメントマークが露出するまでレーザ光LBの照射
を続けてレジストの除去を行うことができ、スループッ
トを低下させることなく正確にアライメントマークを露
出させることができる。
【0033】尚、ビームスプリッタ24での光量損失、
レジストの吸収特性等を考慮して、ビームスプリッタ2
4はダイクロイックミラー等のような波長選択性のもの
にし、照明系80からの照明光の波長域は可視域にする
ことが望ましい。また、特に照明系80を設けずとも、
アライメントマーク検出器34の内部に設けられた照明
系からの照明光をビームスプリッタ81にも導くように
構成しても良く、この場合には検出器34と観察系40
とで照明系を共用することが可能となる。さらに、ビー
ムスプリッタ81の位置は図1中に示した位置に限られ
るものではなく、例えばビームスプリッタ24と対物レ
ンズ25との間に配置しても良い。但し、この場合には
ビームスプリッタ81も波長選択性のものにしておくこ
とが望ましい。
【0034】さて、ウエハ搬送機構3はX、Y方向に2
次元的に移動するXYステージ33、その位置を検出す
るレーザ干渉計等の位置検出器(以下、単に干渉計と呼
ぶ)36、XYステージ33を駆動するモータ37、及
びシステムコントローラ32からの所定の駆動指令に従
い、位置検出器36の位置情報に基づいてモータ37を
駆動してXYステージ33の位置決めを行うステージコ
ントローラ35とから構成されている。
【0035】ウエハ14はXYステージ33上に載置さ
れており、帯電手段1とレジスト除去機構2との間を搬
送される。この時、図中に示してある通りウエハ14は
XYステージ33を通して接地されている。システムコ
ントローラ32は、エキシマレーザ光源1の発振、シャ
ッター23の開閉動作を制御するとともに、図1の如く
構成される装置全体を統括制御する。
【0036】さらに、本実施例ではレジスト除去機構2
において、上記検出器34によるグローバルアライメン
ト終了後、例えばウエハ14の設計上の回路パターン(
アライメントマーク)位置に基づき、除去すべきマーク
の位置情報に対応した駆動指令をステージコントローラ
35に与え、当該マークをレーザ光LBの照射位置に位
置決めする。
【0037】次に本発明第1実施例によるレジスト除去
工程について説明する。前記帯電手段1または100に
よってレジスト表面が一様に帯電されたウエハ14は、
帯電状態を維持したまま、搬送機構3によって除去機構
2の所定の位置に運ばれ、オフアクシス方式の位置合わ
せが行われる。これにより、除去機構2のレーザ照射位
置にウエハ上の除去すべき領域(マーク)が位置決めさ
れるので、レーザ照射を開始しマーク上のレジストを除
去する。
【0038】1つのマーク上のレジスト除去が終了した
ら、レーザ照射位置に次のマークが位置するようにXY
ステージ33によってウエハ14を移動させ、再びレー
ザ照射を行いマーク上のレジストを除去する。以下、ビ
ームの照射装置とウエハ14を相対的に移動させて、各
マークの除去領域とビームの照射領域の位置合わせを行
い、レジスト除去を繰り返す。
【0039】ここで、レジスト表面に正の帯電が成され
ている場合を例に、レジスト除去過程について、図3(
a) 、(b) 、(c) により詳細に説明する。前
述の帯電手段1により帯電したレジスト15にレーザ光
LBを照射する(図3(a) )と、照射されたレーザ
光LBはレジスト15表面で吸収され、レジスト15は
アブレーション過程に基づきプラズマ状態を形成する粒
子に分解され飛散する(図3(b) )。一般にプラズ
マ状態は電子と、正に帯電した粒子の集合体により構成
される。そのため、従来レジスト表面に堆積していたの
は、主に正に帯電した粒子であると考えられる。これに
基づき、正に帯電した飛散粒子の堆積が防止される場合
について以下に説明するが、負に帯電した粒子の場合に
は帯電電荷の極性、本実施例ではコロナ線13への印加
電圧極性を逆にすれば同様にして説明できる。
【0040】さて、正の電荷を帯びた飛散粒子は、あら
かじめレジスト表面に帯電された正の電荷により反発さ
れる。すなわち、飛散粒子がレジスト表面から遠ざかる
ような向きにクーロン力が作用し、レジスト表面への再
付着が妨げられる。一方、電子はその飛散速度が大きい
ため、その大部分が正の帯電電荷による吸着力を振り切
って拡散し、レジスト表面への再付着はほとんどないと
考えられる。再付着が妨げられた正電荷を帯びた飛散粒
子は、図1のチャンバ26により開口28を通してトラ
ップ30で捕獲されるようにして排気除去される(図3
(c) )。
【0041】なお、反発力が弱く飛散粒子がチャンバ2
6に捕獲されなかった場合でも、レジスト表面に再付着
するまでの時間を遅延させることができるので、飛散粒
子のもつ熱でレジスト表面が変質するなどの影響を取り
除くことができる。
【0042】(第2実施例)  本実施例では、第1実
施例で述べたレジスト除去機構において、レーザ光の照
射により生じた飛散粒子が効率良く排除されるような構
成となっている。すなわち、本実施例では、次に詳述す
るようにレジスト表面の上方の空間に電界を形成し、飛
散粒子をレジスト表面から離散させる作用をもつ電界形
成手段を備えている。
【0043】本実施例では、図4(a) に示すように
チャンバ26に固設されたマスク29のレジスト15表
面と対向する側に、開口28を囲むように、電極41を
設けている。電極41には、図1の帯電手段1によるレ
ジスト表面の表面帯電電位が正の場合は、該表面帯電電
位よりも低い電位になるような、また、レジスト15表
面の表面帯電電位が負の場合は、該表面帯電電位よりも
高い電位になるような電圧を印加する。レジスト除去工
程を開始した際に、このような電圧を印加することによ
り、レジスト15表面と電極41との間に電界E1を形
成する。
【0044】このとき、第1実施例のように、レジスト
15表面への再付着が予想される飛散粒子が正の電荷を
帯びているような場合には、レジスト15表面から電極
41に向かう強電界E1を形成する。この強電界E1に
よって前記のクーロン反発力が増し、飛散粒子は電極4
1に吸着されるか、あるいは紙面上向きの速度が加速さ
れて、チャンバ26に捕獲されやすくなる。
【0045】尚、電極41に対して常時電圧を印加して
いても、またレーザ光LBの照射に同期して電圧を印加
する構成にしても良い。
【0046】さらに、図4(a) の電極41と同様な
第2の電極42を、電極41に対しマスク29の反対側
に設け、図4(b) のようにしてもよい。レジスト1
5表面の表面帯電電位が正の場合には、レジスト表面と
電極41間の電界E1、電極41と電極42間の電界E
2、電極42の上方の電界E3の方向が、図4(b) 
の紙面で共に上向きになるように電極41、42に印加
する電圧を決める。電界E1によって電極41の近傍に
吸い寄せられた飛散粒子は、電界E2によって上方向に
加速されチャンバ26によって確実に吸引排気されるよ
うになる。特に電界E1、E2の強度の絶対値が|E2
|》|E1|になるようにすれば、電極41、42に付
着する飛散粒子の割合が小さくなり、チャンバ26によ
って吸引排気される割合を増加させることができる。
【0047】尚、電極の材質、大きさ(面積)は任意で
良く、飛散粒子が付着するために交換可能に構成してお
くことが望ましい。また、電極はマスクを介してチャン
バに固設されていたが、チャンバを設けない場合には、
例えば電極が固設された部材(例えば保護板27の支持
部材)を対物レンズ25(鏡筒)に一体に固定しても、
また対物レンズ25の鏡筒に直接固定しても良く、その
固定位置はレーザ照射位置近傍でウエハの上方であれば
どこでも良い。さらにウエハ14と電極との間隔は任意
で良い。
【0048】(第3実施例)  本実施例は、以下に説
明するようにレジスト表面において所望の部分のみを帯
電可能とするような構成としたものである。種々のIC
プロセス工程の途中においては上述の実施例のようにレ
ジスト表面への帯電により、レジスト下に既に形成され
たICの構成要素に特性の劣化、あるいは破壊を生じさ
せる場合がある。
【0049】また、レジストの除去の全工程で一様にレ
ジスト表面に帯電された電荷は、大気中に存在する微量
のイオン等により中和され、時間が経つにつれ徐々にそ
の電位が減衰する。一般的にウエハ上には複数のマーク
が存在するため、全てのマーク上のレジストを連続して
除去するような場合、電荷を帯電した時点からレジスト
の除去が終了するまでの時間間隔が長くなってしまう。 このようなときは、電荷による飛散粒子の反発力が低下
し、良好なレジスト除去ができない可能性がある。
【0050】そこで、本発明の第3の実施例においては
、レジスト除去に先立ち、各マーク毎にマーク領域を含
む部分に限って電荷を帯電させる帯電制御機構を設けた
。図5は、そのための帯電手段を示す図であり、図5の
中で、図1と同一番号は同じ部材を表すものとする。 ここでは、開口部50を持つ2枚の電極51と電極52
間の電界E4の方向を変えることにより、金属シールド
12とコロナ線13から成るコロナ帯電器1よりレジス
ト15の表面に向かうイオン流を制御し、レジスト表面
での部分帯電を実現している。
【0051】その動作を図6(a) 、(b) で説明
する。イオン流IFに対して電極間の電界E4の方向(
矢印で示す)が順方向の場合(図5(a) )は、イオ
ンは開口部50を通過してレジスト15表面に帯電する
。逆に、イオン流IFに対して電界E4の方向が逆方向
の場合(図5(b) )は、イオン流IFは阻止されレ
ジスト15表面への帯電は起こらない。そのため、一定
の時間T、電極間の電界E4の方向を図5(b) の状
態から同図(a) の状態に変えることにより、レジス
ト表面の部分的な帯電を行うことができる。
【0052】本実施例では、マーク領域毎に該マークを
囲む領域周辺のみを帯電させるため、前述したレジスト
除去機構2と同様の位置合わせ方法を用いて、ウエハ1
4上のマーク位置が電極51、52の開口50の真下に
セットされた時点で、一定の時間T、電極間の電界E4
の方向を図5(b) の状態から同図(a) の状態に
変えて、マーク上のレジスト15表面に部分的な帯電を
行っている。
【0053】この時、レジスト15表面のイオンの帯電
電位及び帯電がなされる領域は開口50の形状、電極間
の電界E4、上部の電極52とコロナ線13間の電界E
5、時間T等をパラメータとして制御される。本実施例
においては、帯電がなされる領域が、マーク領域を囲む
やや広い領域になるように上記パラメータを制御するも
のとする。また、帯電させるマーク領域はレジスト除去
を行うべきマーク領域のみでも構わないことは言うまで
もない。
【0054】以上のようにして部分帯電が成されたウエ
ハ14は、第1の実施例と同様な搬送機構で別の位置に
設けられた除去機構の位置に運ばれ、帯電が行われたマ
ーク領域のレジスト除去がなされる。これら部分帯電の
動作とレジスト除去の動作を各マーク毎に繰返し行う。 この時に用いるレジスト表面の汚染を防止する構成とし
ては、上記の実施例で説明したどの構成のものを用いて
も構わない。
【0055】なお、ここでは帯電手段と除去機構との間
をステージが移動するものとして説明したが、帯電手段
と除去機構がウエハに対して相対的に移動する構成でも
良い。または、帯電手段と除去機構とで別々のステージ
を設け、搬送機構を設けてステージ間でウエハの搬送を
行うように構成しても良い。
【0056】(第4実施例)  本実施例は、図7に示
したように帯電手段と除去機構とが一体に構成されたも
のである。図7において61は、図1におけるチャンバ
26と同機能を有するチャンバであり、レジスト除去工
程において発生した飛散粒子をトラップ62を介して排
気ポンプ63により吸引排気するものである。
【0057】さて、このチャンバ61内にはコロナ線6
4とその上部にレーザ光LBが通るための穴の開いた金
属シールド65が設けられ、コロナ帯電器を構成してい
る。チャンバ61のレジスト67と対向する側に固設さ
れたマスク73には開口68が設けられている。
【0058】また、マスク73の両面にはこの開口を囲
むように上部電極69、下部電極70がそれぞれ設けら
れている。開口68の寸法及びチャンバ61の上部に設
けられた窓71の寸法は、レーザ光LBが通るのに充分
な大きさの寸法であると共に、開口68は、図5(a)
 で説明した部分帯電を行うのに必要な寸法であるもの
とする。電極69、70は電荷の帯電時には、図6(a
) 、(b) で説明したイオン流の制御に用いられ、
一方、レジストの除去時には電極70、あるいは両電極
69、70は、図4(a) 、(b) で説明したレジ
スト表面の電界形成手段のために用いられる。
【0059】以下、飛散粒子が正の電荷を帯びている場
合について、本構成によるレジスト除去の過程を説明す
る。本構成では先ず、レーザ光LBの照射位置と除去し
ようとするマークの位置が、ウエハステージ(図1参照
)の移動により位置合わせされた後、コロナ線64、金
属シールド65、電極69、70によってそれぞれ所定
の電圧が印加され、マーク上のレジスト表面に部分帯電
(正)が成される。
【0060】次に、コロナ線64への電圧印加を停止し
、電極69、70にはレジストのアブレーションによっ
て飛散する粒子を、効率良く取り除くための電界を発生
させるべく電圧を印加する。すなわち、図4(a) 、
(b) で説明したように、電極69の上方、電極69
と電極70の間、電極70とレジスト67表面間に生じ
る電界が共に紙面上で上向きとなるような電圧を印加す
る。 この状態で、レーザ光LBをレジスト67表面に照射し
、レジスト67の除去を行う。
【0061】真空ポンプ63によるチャンバ内の吸引排
気は、常時、あるいはレーザによる除去工程の間のみ行
ってもどちらでもよい。本構成では、レーザ照射の光路
中にコロナ線64が存在するが、レーザ光LBがレンズ
72等による縮小照射を成すような構成では、レジスト
面のレーザ照射の障害となることはない。このように帯
電手段と除去機構を一体構成とした場合には、ウエハと
帯電手段及び除去機構との相対的な移動、あるいは位置
合わせが1回で済むと共に、装置の機構を簡単にするこ
とができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明においては、レジス
トへのレーザ照射に先立ってレジスト表面に電荷の帯電
がなされており、レーザ照射によって発生する電荷を帯
びた飛散粒子のレジスト表面への堆積を前記電荷による
クーロン反発作用により回避することができる。従って
、除去領域の周囲も含めて、薄膜表面の飛散粒子による
汚染を完全に防止することができる。
【0063】かかる薄膜除去装置を半導体素子の製造に
適用すれば、レジスト表面の汚染によってリソグラフィ
工程に支障をきたすことなく、レジストの所望の部分だ
けを除去することが可能であり、例えばウエハのアライ
メントマーク上のレジストを除去することにより、アラ
イメント精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例による薄膜除去装置の構成図
である。
【図2】本発明第1実施例による帯電器の構成図である
【図3】本発明第1実施例によるレジスト除去過程を示
す概念図である。
【図4】本発明第2実施例によるレジスト除去過程を示
す概念図である。
【図5】本発明第3実施例による帯電器の構成図である
【図6】本発明第3実施例による帯電制御の原理を示す
図である。
【図7】本発明第4実施例による薄膜除去装置の要部を
示す図である。
【符号の説明】
1  帯電手段 2  レジスト除去機構 3  搬送機構 12  金属シールド 13  コロナ線 14  ウエハ 15  レジスト 21  エキシマレーザ光源 22  可変アパーチャー 25  加工用対物レンズ 26  チャンバ 29  マスク 41、42  電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エネルギービームを射出する光源を有
    し、支持基板上に被着された薄膜にエネルギービームを
    選択的に照射することにより、前記薄膜の所望の部分を
    除去する薄膜除去装置において、前記支持基板上の薄膜
    表面に電荷を与えるための帯電手段を備え、前記エネル
    ギービームの照射により生ずる飛散粒子の薄膜表面への
    付着を防止することを特徴とする薄膜除去装置。
  2. 【請求項2】  前記薄膜表面と対向する位置に配置さ
    れ、前記エネルギービームの透過に充分な大きさの開口
    を有する電極を備え、該電極と前記支持基板との間に電
    界を形成する電界形成手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の薄膜除去装置。
  3. 【請求項3】  前記エネルギービームの透過に充分な
    大きさの開口を有し、前記薄膜表面と対向するように配
    置された支持部材と、該支持部材の上面、下面それぞれ
    に、前記開口を囲むように設けられた前記電極とを備え
    、各電極にそれぞれ電圧を印加し、上部電極の上方、両
    電極間、及び下部電極と薄膜表面間に電界を形成するこ
    とを特徴とする請求項1記載の薄膜除去装置。
  4. 【請求項4】  前記エネルギービームの透過に充分な
    大きさの開口を有し、前記帯電手段と薄膜表面との間に
    配置された2枚のほぼ平行な電極からなり、前記帯電手
    段によって帯電する部位を制御する帯電制御機構を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の薄膜除去装置。
  5. 【請求項5】  前記帯電制御機構として前記電界形成
    手段を構成する2枚の電極を用いることを特徴とする請
    求項4記載の薄膜除去装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210945A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Fujifilm Corp フォトレジスト層を有するワークの加工方法
JP2011175213A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 V Technology Co Ltd レーザ照射装置

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JP2009210945A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Fujifilm Corp フォトレジスト層を有するワークの加工方法
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