JPH04233497A - 原子炉の制御棒駆動機構におけるラッチ・リンク装置 - Google Patents

原子炉の制御棒駆動機構におけるラッチ・リンク装置

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JPH04233497A
JPH04233497A JP3204146A JP20414691A JPH04233497A JP H04233497 A JPH04233497 A JP H04233497A JP 3204146 A JP3204146 A JP 3204146A JP 20414691 A JP20414691 A JP 20414691A JP H04233497 A JPH04233497 A JP H04233497A
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JP
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latch
control rod
drive mechanism
links
rod shaft
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JP3204146A
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Inventor
Eugene Tessaro John
ジョン・ユージン・テッサロ
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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    • G21C7/08Control of nuclear reaction by application of neutron-absorbing material, i.e. material with absorption cross-section very much in excess of reflection cross-section by displacement of solid control elements, e.g. control rods
    • G21C7/12Means for moving control elements to desired position
    • G21C7/14Mechanical drive arrangements
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C7/00Control of nuclear reaction
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
【発明の分野】本発明は、一般的には原子炉に関し、特
に、原子炉の制御棒駆動機構における曲線(curvi
linear)移動ラッチ・リンク装置に関するもので
ある。
【0002】
【先行技術の説明】商用原子炉において、蒸気を発生さ
せ、最終的に電気を発生させる熱は、濃縮ウランのよう
な核分裂性物質の核分裂によって発生される。この核分
裂性物質、即ち核燃料は炉心内に包含されているのが一
般的であり、炉心は、互いに離間された平行配列で同一
平面に配置された複数の核燃料集合体において支持され
る多数の燃料棒から構成されている。
【0003】核分裂過程を制御するために、可動の制御
棒が炉心全体に分散配置されている。この制御棒は、一
般に、中性子吸収物質を含む複数の細長い棒から成り、
燃料集合体の案内シンブルによって燃料集合体内及び燃
料棒間に画成された長手方向の開口に嵌合される。即ち
、案内シンブルは、炉心に対して制御棒を抜き差しする
際に、これらの制御棒を案内する。制御棒を炉心に挿入
することによって、中性子吸収物質が増大し、核反応が
減じる。逆に、制御棒を引き抜くと、中性子吸収物質が
除去されて、核反応、ひいては炉心の出力が増大する。 原子炉の炉心及び制御棒は、原子炉冷却材が流通する原
子炉容器内に配置され支持される。
【0004】制御棒は、制御棒駆動機構により炉心に対
して出入れされるクラスタ組立体で支持され、制御棒駆
動機構は、炉心上方の原子炉容器内に配置された上部炉
内構造物によって取り付けられる。原子炉圧力容器は比
較的高い内部圧力に加圧されるのが典型的である。制御
棒駆動機構は、原子炉圧力容器内と同じ圧力環境で作動
する。即ち、制御棒駆動機構は、原子炉圧力容器の管状
延長部分を構成する上部炉内構造物の圧力ハウジング内
に収容されている。
【0005】極めて一般的に用いられる型の制御棒駆動
機構の一つに「磁気式ジャッキ」と呼ばれるものがある
。この型式の制御棒駆動機構の場合、制御棒は一連の動
きで原子炉に対してジャッキ動作によって出し入れされ
るが、その動きの各々は、不連続な増分距離、即ち「ス
テップ」で制御棒を移動させるものであり、このような
動きは一般に制御棒のステップ動作と呼ばれている。こ
の磁気式ジャッキは、本出願人の米国特許第3,158
,766号及び米国特許第3,992,255号明細書
に開示されている。
【0006】この磁気式ジャッキ型の制御棒駆動機構は
、3個の電磁コイルと、3個のアーマチャーないしはプ
ランジャを含んでおり、これらは駆動棒シャフト、ひい
ては制御棒クラスタ組立体を上下させるよう作動される
。3個のコイルは圧力ハウジングの外側にこれを囲むよ
う取り付けられている。そのうち2個のコイルは、ハウ
ジング内に収容された可動グリッパ装置及び固定グリッ
パ装置の対応のプランジャを駆動させる。第3のコイル
は、可動グリッパに連結されたリフトプランジャを駆動
させる。可動及び固定のグリッパ装置の駆動により、周
方向に互いに離間された複数のラッチが作動され、軸線
方向に一定間隔の多数の環状溝を有する駆動棒シャフト
を把持する。固定グリッパ装置のラッチは、所望の軸線
方向位置で駆動棒シャフトを保持するように駆動される
。また、可動グリッパ装置のラッチは、駆動棒シャフト
を上下するように駆動される。制御棒駆動機構の各ジャ
ッキ動作ないしはステップ動作は、駆動棒シャフトを約
1.58cm(5/8in.)移動させる。このような
ジャッキ動作ないしはステップ動作は、3組の軸線方向
に離間された電磁コイルを作動して、対応の固定、可動
及びリフトプランジャを駆動し、交互且つ所定順序で対
応の機構の制御棒駆動シャフトを把持、移動、解放する
ことで達成される。
【0007】従来用いられているような磁気式ジャッキ
型の制御棒駆動機構の構成及びステップ動作の作動モー
ドには、幾つかの問題点がある。従来の制御棒駆動機構
の構成に関する問題点は、固定及び可動グリッパ装置の
ラッチの枢動取付形態に起因するものである。これらの
ラッチは、それぞれ、駆動棒シャフトの溝の1本又は隣
合う2本に係合する1つ又は1対の爪を有している。ラ
ッチは、駆動棒シャフトに対して円弧形軌道で枢動し接
近・後退するので、爪はラッチの枢支点から最も離れて
いるラッチ本体の位置に配置されている。このような位
置にラッチ爪が配置されているので、ラッチ本体にはモ
ーメント荷重が発生し、規定時間の後には、爪の根元で
割れが発生し、最終的にはラッチが破損する傾向がある
。更に、爪の数が最大2つと制限されているので、ラッ
チの有効摩耗寿命も制限されている。
【0008】一方、従来の制御棒駆動機構の作動モード
に関連される問題点は、各原子炉燃料サイクル中に駆動
棒シャフト及び制御棒クラスタ組立体の位置を変更する
のに用いられる特定の方式に起因するものである。通常
の原子炉運転中、制御棒駆動機構は、炉心の上方に引き
上げられた制御棒クラスタ組立体を、燃料集合体の案内
シンブルと整列しそこから上方に延びている案内管内で
保持するようにしている。しかし、冷却材の上方への流
れによって発生される力が、各制御棒の壁面の一定表面
領域を関連の案内管の内面に接触させ、両者をこすり合
わせる。その結果、最終的に、制御棒の接触領域での肉
厚が許容限界以下に減じられ、制御棒の交換が必要とな
る。
【0009】制御棒壁面の表面領域の一箇所に接触摩耗
が発生するのを防止し、それにより制御棒の有効寿命を
伸ばすために、制御棒駆動機構の駆動棒シャフト、従っ
てクラスタ組立体の制御棒は、原子炉の各燃料サイクル
の終期に行われる燃料交換毎に3ステップ移動される。 理想的には、摩耗が生じている案内管の部分に対して制
御棒の新しい(傷のない)表面領域を配置するには、1
ステップの位置変更だけで良い。しかしながら、磁気式
ジャッキ型制御棒駆動機構の固有の性質として、それが
駆動された場合に、制御棒が移動しないというミスステ
ップが偶発的に発生することが時折ある。これは、制御
棒の所定の位置変更についての許容できない程の不確実
性、即ち、クラスタ組立体を1ステップだけ移動したつ
もりであっても、制御棒駆動機構が実際に制御棒を1ス
テップだけ位置変更したか否かの疑いを生じさせる。万
一、1ステップの位置変更が行われなかった場合、即ち
、偶発的なミスステップが生じた場合、次の燃料サイク
ルの全期間においても、先と同じ高さ位置の制御棒の表
面領域が更に接触を受け接触時間が伸び、その結果とし
てその領域に許容できない摩耗が生ずる恐れがある。 この受け入れがたい偶発的なミスステップの発生の危険
性を防止するために、従来においては、1ステップでは
なく、3ステップに相当する距離だけ制御棒の位置を変
え、過剰補償するのが一般的であった。従って、1ステ
ップのミスステップが生じても、制御棒は、まだ、2ス
テップだけ位置変更される。3ステップの変化量で制御
棒の位置変更を行うという現在の方式は、あらゆる潜在
的なミスステップによる不確実性を上回る量で制御棒の
位置を変更するという単純な方法により、位置決めの不
確実性を調整するものである。
【0010】この3ステップの位置変更方式の問題点は
、摩耗が十分に分散しておらず、制御棒の全有効被覆厚
さの全体を利用していないということである。例えば、
特定の原子力プラントにおける制御棒摩耗率が、一燃料
サイクル中に許容可能な摩耗厚さの60%を用いる摩耗
率であると仮定する。3ステップの位置変更方式の場合
、制御棒は摩耗厚さの許容可能な最小レベルを越えない
ように燃料サイクル毎に位置変更される。この場合、事
実上、制御棒の所定高さ位置における摩耗厚さの40%
を無駄にしてしまう。
【0011】従って、上記問題点を解決するために、原
子炉で用いられる磁気式ジャッキ型制御棒駆動機構の構
成及び作動方法を改良する必要がある。
【0012】
【発明の概要】本発明は、上記必要性を満足するように
設計された改良点を提供するものである。特に、本発明
は、原子炉の制御棒駆動機構における曲線移動ラッチ・
リンク装置に向けられている。
【0013】本発明による曲線移動ラッチ・リンク装置
は、制御棒駆動機構の駆動棒シャフトに設けられた一連
の環状の溝に対してラッチを曲線経路に沿って接近及び
後退させることのできる平行リンクを用いている。本発
明の装置の取付形態によって、ラッチの長さ方向に沿う
あらゆる点が駆動棒シャフトに対して均等に接近及び後
退運動することができるので、ラッチ本体にモーメント
荷重を生ずることなく、ラッチの長さ全体に亘り複数の
爪を形成することができる。また、爪の数を増やすこと
は、ラッチの摩耗寿命を爪の数に比例して延ばす働きも
ある。
【0014】従って、本発明は、原子炉の制御棒駆動機
構におけるラッチ・リンク装置に向けられている。この
ラッチ・リンク装置は、(a)支持部材、(b)1対の
相対する端部及び1対の相対する側縁部を有する細長い
ラッチ本体と、前記相対する端部の間でラッチ本体の側
縁部の一方に沿って画成された複数のラッチ爪とを備え
る少なくとも1つのラッチ、及び、(c)ラッチ本体に
その一方の端部の近傍で枢動可能に連結されると共に、
相対する端部の間にラッチ本体の長手方向に沿って推進
力を与えるための部材に枢動可能に連結された第1のリ
ンクと、平行四辺形を画成するよう互いに平行関係でラ
ッチ本体に枢動可能に連結されると共に、支持部材に枢
動可能に連結された第2及び第3のリンクとを含んでい
る複数のリンクであって、推進力が第1のリンクを介し
てラッチ本体に作用された場合に、ラッチ本体、ひいて
はラッチ爪をラッチ位置に対して曲線的に接近・後退運
動させるようになっている前記複数のリンク、を備えて
いる。
【0015】本発明の上記利点や効果及びその他の利点
や効果は、本発明の一実施例を示している図面に沿って
の以下の詳細な説明を読むことによって、当業者にとっ
て明らかとなるであろう。
【0016】
【発明のより詳細な説明】
以下の説明において、同一の参照符号は、全図面を通し
て同一又は相当部分を示している。また、以下の説明に
おいて、「前方」、「後方」、「左方」、「右方」、「
上方」、「下方」等の語は便宜上の言葉であり、限定的
な語として理解されるべきものではない。
【0017】
【従来技術】図面、特に図1を参照すると、従来の原子
炉が符号10により総括的に示されている。この原子炉
10は、炉心槽14を含む原子炉容器12を備え、炉心
槽14内には複数の核燃料集合体16が収容され、炉心
18を画成している。燃料集合体16は、炉心槽14の
上部炉心板20及び下部炉心板22の間で延び、互いに
一定間隔をおいた平行配列状態で支持されている。原子
炉10はまた、原子炉容器12の上部を封ずる容器蓋2
4と、上部炉心板20の上方に間隔をおいて原子炉容器
12の上部部分内に横設された上部支持板26とを有し
ている。
【0018】更に、原子炉10は、上部炉心板20と上
部支持板26との間で延び支持された複数の案内管組立
体28を備えており、これらの案内管組立体28はそれ
ぞれ対応の燃料集合体16と整列している。案内管組立
体28の延長部30は、容器蓋24と上部支持板26と
の間で延び支持されている。容器蓋24に取り付けられ
た複数の制御棒駆動機構32は、複数の制御棒クラスタ
組立体34を対応の案内管組立体28及びその延長部3
0内で移動可能に支持している。 制御棒駆動機構32は、燃料集合体16の方に制御棒ク
ラスタ組立体34を下降するよう駆動可能であり、制御
棒36を燃料集合体16内に挿入し、炉心18の出力を
減じることができる。
【0019】原子炉容器12は複数の入口38及び出口
40(図1にはそれぞれ1つだけ示す)を有しており、
冷却材がこれらを通って原子炉容器12に出入りするよ
うになっている。入口38は炉心槽14の外側と連通し
、出口40は炉心槽14の内側と連通している。冷却材
は入口38から原子炉容器12内に流入した後、容器1
2の底部に向かって下方に流れる。この後、冷却材は下
部炉心板20を通って炉心18内に上昇し、燃料集合体
の内側及び外側に沿って上方に流れ、上部炉心板22を
通って炉心18から流出し、更に案内管組立体28の内
側及び外側に沿って上昇し、最終的に出口40を通って
原子炉容器12から流出する。
【0020】図2〜図5を参照すると、磁気ジャッキ型
の制御棒駆動機構32が1本の制御棒クラスタ組立体3
4を上方から案内管組立体28内で支持している。制御
棒駆動機構32は、基本的に、細長い圧力ハウジング4
2と、細長い駆動棒シャフト44と、可動グリッパ装置
46と、固定グリッパ装置48と、電磁駆動装置50と
を備えている。圧力ハウジング42は、非磁性材料から
作られ、ハウジング42の細長い中心案内スリーブ54
により画成された細長い中心通路52を有している。こ
の圧力ハウジング42は、原子炉容器12に対して螺合
され且つ気密にシールされており、容器蓋24によって
支持されている。
【0021】制御棒駆動機構32の駆動棒シャフト44
は、圧力ハウジング42の中空通路52を通って延びて
いる。この駆動棒シャフト44は、その周方向に形成さ
れた複数の環状の溝56を有しており、これらの溝56
は前以て決められた一定の間隔で互いに軸線方向に離間
されている。例えば、溝56は約1.58cm(5/8
in.)の間隔で駆動棒シャフト44に形成される。図
1に示すように、各駆動棒シャフト44の下端部には1
つの制御棒クラスタ組立体34が連結される。駆動棒シ
ャフト44に設けられる溝56の数は、取り付けられた
制御棒クラスタ組立体34を約1.58cm(5/8i
n.)の間隔又はステップで関連の燃料集合体16内の
いかなる位置にも配置することができる。制御棒クラス
タ組立体34の全移動量は約366cm(144in.
)、即ち228ステップである。
【0022】制御棒駆動機構32の可動及び固定グリッ
パ装置46、48は、圧力ハウジング42の内部に取り
付けられている。図4及び図5に示すように、各グリッ
パ装置46、48は、中心案内スリーブ54に取り付け
られた支持管58と、1組のラッチ・リンク装置60を
備えている。各組には3つのラッチ・リンク装置60が
あり、駆動棒シャフト44の周囲に120度の間隔で配
置されている。
【0023】図6〜図11を参照すると、各ラッチ・リ
ンク装置60は、ラッチ62及びリンク64から構成さ
れている。ラッチ62は、中心案内スリーブ54及び支
持管58に形成された長手方向のスロット内に配置され
て、駆動棒シャフト44に対して枢動できるよう、上部
ピボットピン66によってラッチ62の上端部の近傍が
対応の支持管58に枢動可能に取り付けられている。ま
た、下部ピボットピン68が、ラッチ62の部分的に二
叉の下端部をリンク64の内側端部に枢動可能に連結し
ている。ラッチ62の下端部の部分的な二叉部分は、リ
ンク64の内側端部を受け入れる凹部62Aを画成して
おり、ラッチ62とリンク64とを連結する下部ピボッ
トピン68を受け入れるための同軸の穴62Bを含んで
いる。また、支持管58及び案内スリーブ54のスロッ
トには平キー70が設置され、支持管58が圧力ハウジ
ング42及び案内スリーブ54に対して回転しないよう
にしている。
【0024】また、ラッチ62の下端部には内方に突出
する爪72が形成されている。この爪72は、駆動棒シ
ャフト44の溝56の一部と噛合する円弧形状の外面7
2Aを有している。図6は、ラッチ・リンク装置60の
ラッチ62及びリンク64が駆動棒シャフト44に向か
って延び、ラッチ爪72が駆動棒シャフト44の環状の
溝56の一つに係合されているところを示している。図
7は、装置60のラッチ62及びリンク64が駆動棒シ
ャフト44から引き離され、ラッチ爪72が駆動棒シャ
フト44の環状の溝56から離脱されているところを示
している。
【0025】図2、図3及び図12〜図17に示すよう
に、制御棒駆動機構32の電磁駆動装置50は、圧力ハ
ウジング42の外側と内側のそれぞれに取り付けられた
構成要素を有している。より詳細に述べるならば、電磁
駆動装置50は、圧力ハウジング42の外側に取り付け
られた3つの独立した環状の電磁リフトコイルC、即ち
、上部コイル74、中間部コイル76及び下部コイル7
8を備えている。 環状の磁束リング(図示しない)がコイルの径方向内側
で圧力ハウジング42の回りに取り付けられている。電
磁駆動装置50はまた、圧力ハウジング42の中心案内
スリーブ54の回りに互いに対して軸線方向に離間した
関係で固着された上部及び下部の環状の磁極80、82
と、中心案内スリーブ54の回りに摺動可能に取り付け
られた上部、中間部及び下部の環状のアーマチャー(可
動鉄片)84、86、88とを備えている。上部、中間
部及び下部のアーマチャー84、86、88のリターン
コイルスプリング90、92、94は案内スリーブ54
を囲んでいる。上部のリターンコイルスプリング90は
上部固定磁極80と上部可動アーマチャー84との間に
配置されている。中間部リターンコイルスプリング92
は上部可動アーマチャー84と中間部可動アーマチャー
86との間に配置されている。下部リターンコイルスプ
リング94は下部固定磁極82と下部可動アーマチャー
88との間に配置されている。更に、荷重移動リターン
スプリング96が下部可動アーマチャー88と固定グリ
ッパ装置48の支持管58との間に配置されている。可
動及び固定のグリッパ装置46、48のラッチ・リンク
装置60のリンク64の外側端部は、それぞれ、中間部
及び下部の可動アーマチャー86、88にピボットピン
98によって枢動可能に連結されている。
【0026】このように、制御棒駆動機構32は、駆動
棒シャフト44を介して制御棒クラスタ組立体34を上
下させる3コイル型電磁ジャッキである。圧力ハウジン
グ42の外側に取り付けられた3つのコイル74、76
、78は、圧力ハウジング42内に収容されている可動
アーマチャー84、86、88を駆動させる。可動アー
マチャー84、86、88は、可動及び固定のグリッパ
装置46、48のラッチ62を作動させ、溝付き駆動棒
シャフト44を把持する。下部の固定グリッパ装置48
のラッチ62は、所望の静止位置で駆動棒シャフト44
を保持するために用いられる。上部の可動アーマチャー
84により上下される上部の可動グリッパ装置46のラ
ッチ62は、駆動棒シャフト44を上下させるのに用い
られる。制御棒駆動機構32のステップ毎に、駆動棒シ
ャフト44は約1.58cm(5/8in.)ずつ移動
される。
【0027】より詳細には、コイル74、76、78、
磁極80、82及びアーマチャー84、86、88の調
和した動作によって、可動及び固定のグリッパ装置46
、48のラッチ62が駆動され、駆動棒シャフト44が
垂直方向に移動される。 コイル74、76、78が通電されると、磁速フィール
ドが形成され、非磁性体の圧力ハウジング42を通って
固定磁極80、82と結合する。このようにして、可動
アーマチャー84、86、88の垂直移動を可能とする
に十分な力が、ソレノイドの原理により得られる。
【0028】図12〜図17を参照すると、圧力ハウジ
ング42に対してステップ動作状態で従来の制御棒駆動
機構32の駆動棒シャフト44を上昇させる場合の手順
が示されている。通常の安定状態での原子炉運転中、図
12に示すように、駆動棒シャフト44は静止位置に保
持されている。このいわゆる保持モードにおいては、下
部コイル78のみが励磁される。下部コイル78が励磁
されると、下部コイル78は下部アーマチャー88を上
昇させ、固定グリッパ装置48の下部の組のラッチ62
を内方に枢動させて駆動棒シャフト44と係合させる。 下部コイル78への電流が選択又は電気的誤動作により
遮断された場合、下部アーマチャー88は解放され、且
つ、固定グリッパ装置48のラッチ62は駆動棒シャフ
ト44から離脱するよう枢動される。それによって、駆
動棒シャフト44は落下され、炉心18内に制御棒クラ
スタ組立体34が挿入される。これと同じ作用は、制御
棒駆動機構32の全ての作動時において得られ、原子炉
10の迅速な停止が可能となる。
【0029】駆動棒シャフト44の位置変更、即ちステ
ップ動作は、図13〜図17に示す駆動棒シャフト44
の引上げ工程中の作用を順番に説明することで容易に理
解されるであろう。この引上げ工程は、まず、下部コイ
ル78への電流を増加させることから始められる。次い
で、中間部コイル76を励磁し、中間部アーマチャー8
6を上昇させると共に、可動グリッパ装置46の上部の
組のラッチ62を駆動棒シャフト44と係合する位置に
径方向にカム動作させる。しかしながら、この時、可動
グリッパ装置46のラッチ62は、駆動棒シャフト44
の溝56から約1.59mm(1/16in.)下側の
位置に配置される。ここで、下部コイル78の電流を低
減すると、固定グリッパ装置48は約1.59mm(1
/16in.)下降し、図13に示すように、駆動棒シ
ャフト44の荷重を固定グリッパ装置48のラッチ62
から可動グリッパ装置46のラッチ62に移し変える。 下部コイル78の電流を続けて低減することによって、
固定グリッパ装置48のラッチ62は、駆動棒シャフト
44の溝56から図14に示す位置まで外方にカム動作
される。この動作は荷重移動機能と呼ばれるもので、い
ずれの組のラッチ62も、カム動作による係合又は離脱
操作中に駆動棒シャフト44の全重量を支持しないよう
にしている。
【0030】この後、図14に示すように、駆動棒シャ
フト44は可動グリッパ装置46のラッチ62のみで保
持される。ここで、上部コイル74、即ちリフトコイル
74を励磁する。その結果、約1.58cm(5/8i
n.)のステップで上部アーマチャー84及びそれに連
結された可動グリッパ装置46が上昇されると共に、駆
動棒シャフト44及びそれに取り付けられた制御棒クラ
スタ組立体34が、図14の位置から図15の位置へと
前記ステップで上昇される。次いで、下部コイル78を
励磁すると、図16に示すように下部アーマチャー88
が上昇される。この際、固定グリッパ装置48のラッチ
62は約1/16in.上昇し、駆動棒シャフト44の
荷重を可動グリッパ装置46から受け取る。この後、中
間部コイル46の励磁を解除すると、可動グリッパ装置
46のラッチ62は図17に示すようにカム動作して離
脱する。最後に、リフトコイル74の励磁を解除すると
、図17に示すように、可動グリッパ装置46はその通
常の位置に下降される。
【0031】図18及び図19を参照すると、制御棒駆
動機構32の駆動棒シャフト44の上記ステップ動作を
実行することによって従来の案内管組立体28内で上下
される従来の制御棒クラスタ組立体34が詳細に示され
ている。 この制御棒クラスタ組立体34は、複数の制御棒36と
、該制御棒36の上端部に連結される径方向に延びるフ
ルーク102を有するスパイダ100とを備えている。 制御棒36は、スパイダ100から下方に延び、互いに
対してほぼ平行となっている。また、制御棒36は、燃
料集合体16の一つ(当該制御棒クラスタ組立体34が
上方に整列されるもの)における案内シンブル(図示し
ない)のパターンと一致するパターンで配列されている
。また、スパイダ100は中心円筒形部材104を有し
、この円筒形部材104によってスパイダ100は制御
棒駆動機構32の駆動棒シャフト44の下端部に連結さ
れる。
【0032】図20は、従来の案内管組立体28に取り
付けられた制御棒クラスタ組立体34を示している。案
内管組立体28は、外側の管状ハウジング106と、こ
のハウジング106の内部にブレースプレートにより取
り付けられた、長手方向にスロットが形成された複数の
案内管108とを備えている。スロット付き案内管10
8は、制御棒クラスタ組立体34の制御棒36のパター
ンと一致するパターンで配列されており、制御棒36が
制御棒駆動機構32の作動により案内管108内で上下
に摺動できるようにしている。図21は、1本の案内管
108内に配置された1本の制御棒36の端部36Aを
示している。図示の領域で、摩耗境界面110が制御棒
36の壁面と案内管108の壁面との間で生じる。これ
は、案内管108内を上昇する冷却材の流れが制御棒3
6に及す流体力によって引き起こされる両壁面間の摩擦
による。
【0033】図22は、制御棒クラスタ組立体34の制
御棒36が案内管組立体28の案内管108内に配置さ
れている状態を概略的に示している。また、図22は、
原子炉10の燃料サイクルの始動時における制御棒36
の初期位置若しくは始動位置を示している。図23は、
燃料サイクル(一般的に12カ月)の終期において、1
回に3ステップの制御棒クラスタ組立体34の位置変更
を行った後、次の燃料サイクルの準備中における制御棒
36の状態を示している。制御棒36は、前述したよう
に、制御棒シャフト44を3回のステップ動作で連続的
に移動させる制御棒駆動機構32の作動によって、位置
変更される。
【0034】従来の3ステップの位置変更方式は、制御
棒駆動機構32の偶発的なミスステッピングにより引き
起こされる問題点を回避する。しかしながら、この3ス
テップ位置変更方式には、摩耗が十分に分散されておら
ず、制御棒の全有効被覆厚さの全体を完全に利用してい
ないという問題点がある。例えば、特定の原子力プラン
トにおける制御棒摩耗率が、一燃料サイクル中に許容可
能な摩耗厚さの60%を使用する摩耗率であると仮定す
る。3ステップ位置変更方式の場合、制御棒は摩耗厚さ
の許容可能な最小レベルを越えないように、各燃料サイ
クル毎に位置変更される。この場合、事実上、制御棒の
所定高さ位置における摩耗厚さの40%が無駄にされる
【0035】
【改良点】図23のA〜Dは、案内管組立体28に対し
て制御棒クラスタ組立体34を、各燃料サイクル中にお
ける複数の時点で単一ステップずつ位置変更する方法の
工程を概略的に示している。図示実施例では、制御棒駆
動機構32は、三時点で単一ステップずつ駆動棒シャフ
ト44、ひいては制御棒クラスタ組立体34を移動する
ように作動される。12カ月の燃料サイクルの場合、制
御棒クラスタ組立体34の単一ステップの位置変更は、
1年の燃料サイクル中に1カ月毎、即ち12回実行され
、或はまた、4カ月目、8カ月目及び12カ月目で計3
回実行されるのが良い。上述したような1回の燃料サイ
クル中に3回の制御棒クラスタ組立体34の単一ステッ
プ位置変更は、図23のB,C,Dにそれぞれ示されて
いる。
【0036】位置変更する回数を燃料サイクル毎に2回
以上に増やすことによって、ミスステップによる摩耗を
受ける時間が低減され、それに比例してミスステップの
重要性も減じられる。位置変更の回数を多くすることに
よって、摩耗用の制御棒被覆厚さと案内管の肉厚の両方
或はその一方をより有効に利用できる。例えば、制御棒
クラスタ組立体34が燃料サイクル毎に3回、位置変更
される場合、位置変更毎の摩耗は許容摩耗の20%程度
である。従って、各摩耗位置は5倍使用できることにな
る。 よって、位置変更毎に20%の摩耗がある場合、許容可
能な摩耗厚さの100%が利用される。
【0037】図24〜図32を参照すると、本発明によ
る改良型のラッチ・リンク装置の一実施例が符号112
で総括的に示されている。前述したように、従来のラッ
チ62はそれぞれ、駆動棒シャフト44の溝の1本又は
隣合う2本と係合する1つ又は1対の爪72を有してい
る。ラッチ62は駆動棒シャフト44に対して円弧形軌
跡で枢動するので、爪72は、ラッチ62の枢支点とは
反対のラッチ62の端部に配置されている。このような
位置にラッチ62の爪72が配置されているので、ラッ
チ62にモーメント荷重が生じ、規定時間外では、爪7
2の根元に割れを発生させ、最終的にラッチ72を破損
させる傾向がある。
【0038】本発明の改良型ラッチ・リンク装置112
は平行リンクを用いており、制御棒駆動機構の駆動棒シ
ャフトに設けられた一連の環状溝に対してラッチ114
を曲線経路(curvilinear path)に沿
って接近及び後退できるようにしている。本発明の改良
型装置112の取付形態により、ラッチ114の長さ方
向に沿うあらゆる点は駆動棒シャフトに対して均等な接
近・後退運動を行うので、複数の爪116をラッチ11
4の全長に亘って形成することができ、これによりラッ
チ114の本体118の曲げモーメント荷重を最小にし
、ラッチ114の摩耗性能を向上させることができる。 ラッチ114の細長い本体118は、1対の相対する端
部118A、118Bと、1対の相対する側縁部118
C、118Dと、1対の相対する面118E、118F
とを有している。複数のラッチ爪116は一方の側縁部
118Cに沿って形成され、本体118の両端部118
A、118Bの間で列状に延びている。 また、スロット120がラッチ本体118の一方の端部
118Aに形成され、1対の凹部122A、122Bが
本体118の面118E、118Fに形成されている。 ラッチ本体118には、縦方向に互いに離間された1対
の横方向に延びる上部及び下部の穴124A、124B
が貫設されており、これらは凹部122A、122B内
で開口すると共に、上部の穴124Aはスロット120
と交わっている。
【0039】また、この改良型ラッチ・リンク装置11
2は複数のリンク126、128、130を備えている
。各リンクの両端部には穴132が貫設されている。第
1のリンク126は、上部の穴124Aに通されるピボ
ットピン136によって、ラッチ本体118に枢動可能
に連結され、また、従来と同様な駆動装置50の対応の
支持管58にピボットピン134によって枢動可能に連
結されている。第2の対のリンク128及び第3の対の
リンク130は、ピボットピン136、138によって
、平行四辺形を形成するように互いに平行の関係でラッ
チ本体118と、中間部及び下部のアーマチャー86、
88の対応のものに枢動可能に連結されている。従って
、アーマチャー86、88が移動してラッチ本体118
に推進力が作用されると、ラッチ本体118及び爪11
6が駆動棒シャフト44に対して曲線運動(curvi
linear movement)し、その複数の溝5
6と係合状態若しくはラッチ状態となるようになってい
る。
【0040】このラッチ・リンク装置112の構成を除
いて、制御棒駆動機構32の可動及び固定のグリッパ装
置46、48は上で述べた従来構成と同様である。即ち
、3組のラッチ・リンク装置112が駆動棒シャフト4
4の回りに120度の間隔で配置されている。図24及
び図25には、それぞれ、ラッチ・リンク装置112が
駆動棒シャフト44の複数の環状溝56に対して係合状
態及び非係合状態にあるところが示されている。
【0041】図33及び図34は本発明の改良型ラッチ
・リンク装置の第2の実施例を示している。この第2の
実施例は以下の点を除いて第1の実施例と同様である。 即ち、ラッチ本体118の相対する面118E、118
Fの凹部122A、122Bの代わりに、第2の実施例
におけるラッチ本体140は、その両端部140A、1
40B間で縦方向に延びるスロット120を有している
。また、別の穴が第1のリンク126用として設けられ
、第2及び第3のリンク128、130はそれぞれ1本
となっている。
【0042】図35及び図36は本発明の改良型ラッチ
・リンク装置の第3の実施例を示している。この第3の
実施例は以下の点を除いて第2の実施例と同様である。 即ち、第1のリンクは二叉状端部を有しており、その端
部によってリンク142はラッチ本体144に枢動可能
に取り付けられるようになっている。
【0043】本発明及びこれに付随する多くの利点は、
上の説明から理解されるであろう。また、本発明の精神
及び範囲を逸脱することなく、或はその実質的な利点を
犠牲にすることなく、形態、構成及び配列に関し種々の
変更が可能であることは明らかであり、よって、以上に
述べられた形態は単に本発明の好適な実施例に過ぎない
と理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の原子炉の縦断面図である。
【図2】原子炉の従来の制御棒駆動機構の切欠き斜視図
である。
【図3】図2の制御棒駆動機構の拡大部分断面図である
【図4】図3の4−4線に沿っての制御棒駆動機構の拡
大横断面図である。
【図5】図3の5−5線に沿っての制御棒駆動機構の拡
大横断面図である。
【図6】制御棒駆動機構の拡大部分図であり、従来のラ
ッチ・リンク装置が駆動棒シャフトに向かって延び、駆
動棒シャフトの環状の溝の一つと係合状態にあるところ
を示す図である。
【図7】制御棒駆動機構の拡大部分図であり、従来のラ
ッチ・リンク装置が駆動棒シャフトから引き離され、駆
動棒シャフトの環状の溝の一つから離脱された状態にあ
るところを示す図である。
【図8】制御棒駆動機構から取り外された従来のラッチ
・リンク装置の側面図である。
【図9】図8の9−9線に沿って見た場合のラッチ・リ
ンク装置の正面図である。
【図10】図9の10−10線に沿って見た場合のラッ
チ・リンク装置の平面図である。
【図11】図8の11−11線に沿って見た場合のラッ
チ・リンク装置の背面図である。
【図12】制御棒駆動機構の拡大部分縦断面図であり、
制御棒シャフトをハウジングに対してステップ動作で上
昇させる連続工程の第1段階を示す図である。
【図13】制御棒駆動機構の拡大部分縦断面図であり、
制御棒シャフトをハウジングに対してステップ動作で上
昇させる連続工程の第2段階を示す図である。
【図14】制御棒駆動機構の拡大部分縦断面図であり、
制御棒シャフトをハウジングに対してステップ動作で上
昇させる連続工程の第3段階を示す図である。
【図15】制御棒駆動機構の拡大部分縦断面図であり、
制御棒シャフトをハウジングに対してステップ動作で上
昇させる連続工程の第4段階を示す図である。
【図16】制御棒駆動機構の拡大部分縦断面図であり、
制御棒シャフトをハウジングに対してステップ動作で上
昇させる連続工程の第5段階を示す図である。
【図17】制御棒駆動機構の拡大部分縦断面図であり、
制御棒シャフトをハウジングに対してステップ動作で上
昇させる連続工程の最終段階を示す図である。
【図18】図1の原子炉で用いられる従来の制御棒クラ
スタ組立体の短縮側面図である。
【図19】図18の19−19線に沿って見た場合の制
御棒クラスタ組立体の平面図である。
【図20】制御棒クラスタ組立体及び案内管組立体の拡
大横断面図である。
【図21】案内管に配置された制御棒の一端を示す拡大
部分図である。
【図22】制御棒クラスタ組立体及びその制御棒を受け
入れる案内管を示す概略図であり、各燃料サイクル中に
3ステップで制御棒クラスタ組立体を位置変更する従来
の方法の連続工程を示す図である。
【図23】制御棒クラスタ組立体及びその制御棒を受け
入れる案内管を示す概略図であり、各燃料サイクル中に
複数の時点で単一ステップずつ制御棒クラスタ組立体を
位置変更する改良方法の連続工程を示す図である。
【図24】本発明による改良型ラッチ・リンク装置の一
実施例を示す図6と同様な制御棒駆動機構の拡大部分図
であり、当該ラッチ・リンク装置が駆動棒シャフトに向
かって延び、駆動棒シャフトの複数の環状溝と係合状態
にあるところを示す図である。
【図25】本発明による改良型ラッチ・リンク装置が駆
動棒シャフトから引き離され、駆動棒シャフトの複数の
環状溝から離脱された状態にあるところを示す、図7と
同様な制御棒駆動機構の拡大部分図である。
【図26】図24及び図25の改良型ラッチ・リンク装
置のラッチを示す側面図である。
【図27】図26の31−31線に沿って見た場合のラ
ッチの正面図である。
【図28】図27の32−32線に沿って見た場合のラ
ッチの平面図である。
【図29】図26の33−33線に沿って見た場合のラ
ッチの背面図である。
【図30】図29の34−34線に沿ってのラッチの縦
断面図である。
【図31】図24及び図25の改良型ラッチ・リンク装
置の側面図である。
【図32】図31の36−36線に沿って見た場合の改
良型ラッチ・リンク装置の背面図である。
【図33】本発明による改良型ラッチ・リンク装置の第
2の実施例を示す側面図である。
【図34】図33の38−38線に沿って見た場合の改
良型ラッチ・リンク装置の背面図である。
【図35】本発明による改良型ラッチ・リンク装置の第
3の実施例を示す側面図である。
【図36】図35の40−40線に沿って見た場合の改
良型ラッチ・リンク装置の背面図である。
【符号の説明】
10    原子炉 28    案内管組立体 32    制御棒駆動機構 34    制御棒クラスタ組立体 36    制御棒 44    駆動棒シャフト 46    可動グリッパ装置 48    固定グリッパ装置 50    電磁駆動装置 58    支持管 112    ラッチ・リンク装置 114    ラッチ 116    爪 118    ラッチ本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)1対の相対する端部及び1対の
    相対する側縁部を有する細長いラッチ本体と、前記相対
    する端部の間で前記ラッチ本体の前記側縁部の一方に沿
    って画成された複数のラッチ爪とを含む少なくとも1つ
    のラッチ、及び、(b)前記ラッチ本体にその一方の前
    記端部の近傍で枢動可能に連結されると共に、前記相対
    する端部の間に前記ラッチ本体の長手方向に沿って推進
    力を与えるための部材に枢動可能に連結された第1のリ
    ンクと、前記ラッチ本体に枢動可能に連結されると共に
    、平行四辺形を画成するよう互いに平行関係で支持部材
    に連結され得るようになっている第2及び第3のリンク
    とを含んでいる複数のリンクであって、前記推進力が前
    記第1のリンクを介して前記ラッチ本体に作用された場
    合に、前記ラッチ本体、ひいては前記ラッチ爪をラッチ
    位置に対して曲線的に接近・後退運動させるようになっ
    ている前記複数のリンク、を備える原子炉の制御棒駆動
    機構におけるラッチ・リンク装置。
JP3204146A 1990-08-14 1991-08-14 原子炉の制御棒駆動機構におけるラッチ・リンク装置 Pending JPH04233497A (ja)

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