JPH0423347Y2 - - Google Patents

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JPH0423347Y2
JPH0423347Y2 JP1986055073U JP5507386U JPH0423347Y2 JP H0423347 Y2 JPH0423347 Y2 JP H0423347Y2 JP 1986055073 U JP1986055073 U JP 1986055073U JP 5507386 U JP5507386 U JP 5507386U JP H0423347 Y2 JPH0423347 Y2 JP H0423347Y2
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JP
Japan
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cabinet
bottom plate
fixing
plate
floor
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JP1986055073U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 キヤビネツト内部の底板上に配設されたロツク
部材と、床に設けられた敷板とを結合することに
よつて、キヤビネツトの外部に固定用部材の露出
を無くし、歩行中の安全を確保する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は電話交換機等のキヤビネツトを床に固
定するための固定機構に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図a,bおよび第5図a,bは従来のキヤ
ビネツト固定構造の例(その1)、(その2)を示
す斜視図と要部側断面図である。
第4図の例は、底板11の下面に配設された台
車16と台足15とによつて固定されるべき位置
と高さHとを設定されたキヤビネツト10が、第
4図aに示す固定板30とボルト50とを用い
て、同図bのように床20に固定される方式を示
す。図中、45はボルト挿通穴である。
第5図の例は、固定板40に設けられた切欠き
41を台足15の軸部に係入させて固定する方式
であつて、固定板40を床20に固定する方法
は、上記第4図の場合と同様である。
なお、第4図と第5図は何れもキヤビネツトの
一側面(片側)のみを示しているが、通常このキ
ヤビネツトの固定機構はこれらと対向する側面に
も対象的に設けられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来のキヤビネツト固定方
法は、固定板30,40が何れもキヤビネツト1
0の外側で床20に固定される方式であるため、
当該固定板30,40、そして固定用のボルト5
0がキヤビネツト10の外部へ露出しており、歩
行時の安全性が確保できないといつた問題点があ
つた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によるキヤビネツトの固定機構は、第1
図に示すように、キヤビネツト10の底板11か
ら下方に突出する形で配置され、かつ左右方向に
張り出した一対のフイン4を有してなるロツク部
材3と、前記床20上に配置され、かつ前記フイ
ン4を覆う形に形成されたフイン固定板5を互い
に対となる形で装備した敷板1と、前記ロツク部
材3を前記敷板1内に誘導する台車16と、当該
台車16によつて敷板1内の所定位置に位置決め
されたロツク部材3の上下方向位置を制御する台
足15と、前記ロツク部材3と敷板1を機械的に
結合する結合ボルト6と、によつて構成される。
〔作用〕
このように構成されたものにおいては、キヤビ
ネツトの底板に付設された台車と台足とによつて
敷板上の所望の位置に位置決めされたロツク部材
が、キヤビネツト設置スペースの範囲内で敷板に
固定されるため、固定機構がキヤビネツト外へ露
出する現象は的確に回避される。
〔実施例〕
以下実施例図に基づいて本考案を詳細に説明す
る。
第1図a,bは本考案のキヤビネツトの固定機
構の一実施例を示す要部側断面図であつて、aは
固定前の状態を、bは固定後の状態をそれぞれ示
す。なお第1図において、前記第4図、第5図と
同一部分には同一符号を付している。
第1図a,bに示すように、本考案によるキヤ
ビネツトの固定機構は、キヤビネツト10の底板
11から下方に突出する形で配置され、かつ左右
方向に張り出した一対のフイン4を有してなるロ
ツク部材3と、前記床20上に配置され、喝前記
フイン4を覆う形に形成されたフイン固定板5を
互いに対となる形で装備した敷板1と、前記ロツ
ク部材3を前記敷板1内に誘導する時に使用する
台車16と、当該台車16によつて敷板1内の所
定位置に位置決めされたロツク部材3の上下方向
位置を制御する台足15と、前記ロツク部材3と
敷板1を機械的に係合する係合ボルト6とによつ
て構成される。
以下第1図a,bを用いてキヤビネツトの固定
手順を説明する。
台車16を用いてキヤビネツト10を第1図
aに示すように移動させ、底板11に付設され
たロツク部材3を敷板1内に誘導してこれを所
定位置に位置決めする。なお、この時は台足1
5が床20に接触していないので、キヤビネツ
ト10は簡単に移動する。
台足15を操作して底板11と共にロツク部
材3を矢印方向に持ち上げ、フイン4をフイン
固定板5に当接させる。なお、この操作によつ
て台車16は第1図bに示すように床20から
離れ、さらにこの操作を続行することによつて
ロツク部材3とフイン固定板5は互いに密接状
態となる。
ロツク部材3とフイン固定板5が互いに密接
状態になると、今度は結合ボルト6によつてフ
イン4とフイン固定板5を結合する。
第2図はフイン4とフイン固定板5の一形成例
を示す斜視図である。
フイン4およびフイン固定板5は、例えば鍍金
を施した鋼板、或いはステンレス板等が用いられ
る。また、これら各構成の形成サイズ、メネジ4
aのネジ径、配設数等は、キヤビネツト10の大
きさや重量等の諸条件を勘案して決められる。ま
た、ロツク部材3は、例えばネジ止め、溶接等の
手段によつて底板11に取り付けられる。
第3図は本考案の固定機構を装備したキヤビネ
ツトの外観を示す要部側面図である。
同図で明らかなように、本考案の固定機構を装
備したキヤビネツトは、外部に固定板やボルト等
だ露出していないので、歩行中の安全が充分に確
保される。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、固定機構が簡単
で、特にキヤビネツト外へ固定用の部材やボルト
等が一切露出していないので、歩行中の安全が確
保されるといつた効果がある。保されるといつた
効果がある。また、このキヤビネツトの固定機構
は、ロツク部材と敷板を結合する時に、ロツク部
材と敷板とが互いに密接するようになつているの
で構造的に著しく安定している。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案のキヤビネツトの固定機
構の一実施例を示す要部側断面図、第2図は本考
案に用いる構成部材の一形成例を示す斜視図、第
3図は本考案の固定機構を装備したキヤビネツト
の外観を示す要部側面図、第4図は従来のキヤビ
ネツトの固定構造例(その1)を示す要部側断面
図、第5図は同じく従来のキヤビネツトの固定構
造例(その2)を示す要部側断面図である。 図中、1は敷板、1aはネジ挿通穴、3はロツ
ク部材、4はフイン、4aはメネジ、5はフイン
固定板、6は結合ボルト、10はキヤビネツト、
11は底板、12はボルト通し穴、15は台足、
16は台車、20は床、30,40は固定板、5
0はボルト、をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キヤビネツト10を床20に固定するキヤビネ
    ツトの固定機構であつて、 キヤビネツト10の底板11から下方に突出す
    る形で配置され、かつ左右方向に張り出した一対
    のフイン4を有してなるロツク部材3と、前記床
    20上に配置され、かつ前記フイン4を覆う形に
    形成されたフイン固定板5を互いに対となる形で
    装備した敷板1と、前記ロツク部材3を前記敷板
    1内に誘導する時に使用する台車16と、当該台
    車16によつて前記敷板1内の所定位置に位置決
    めされたロツク部材3の上下方向位置を制御する
    台足15と、前記ロツク部材3と敷板1を機械的
    に結合する結合ボルト6と、によつて構成されて
    なることを特徴とするキヤビネツトの固定機構。
JP1986055073U 1986-04-11 1986-04-11 Expired JPH0423347Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS62166673U JPS62166673U (ja) 1987-10-22
JPH0423347Y2 true JPH0423347Y2 (ja) 1992-05-29

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ID=30882647

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JPS62166673U (ja) 1987-10-22

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