JPH04233400A - インナーイヤー型ヘッドホン - Google Patents
インナーイヤー型ヘッドホンInfo
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- JPH04233400A JPH04233400A JP40857590A JP40857590A JPH04233400A JP H04233400 A JPH04233400 A JP H04233400A JP 40857590 A JP40857590 A JP 40857590A JP 40857590 A JP40857590 A JP 40857590A JP H04233400 A JPH04233400 A JP H04233400A
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- housing
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- concha cavity
- tragus
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Links
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Landscapes
- Headphones And Earphones (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドライバーユニット
が外耳道に正対するように装着するインナーイヤー型ヘ
ッドホンに関する。
が外耳道に正対するように装着するインナーイヤー型ヘ
ッドホンに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、インナーイヤー型ヘッドホンの
一例を示すものである。同図において、1は略円錐台形
状をしたハウジングであり、このハウジング1の前面側
(図7において右側)は開放されている。ハウジング1
内にはドライバーユニット2が収納されている。4はド
ライバーユニット2の振動板2aに対向する位置に設け
たプロテクタであり、この表面には振動板2aから放射
された音を通過させる多数の透孔が設けられている。3
はシリコンゴム等からなるリング状部材である。このリ
ング状部材3は、ドライバーユニット2をハウジング1
に固定すること、およびドライバーユニット2の裏から
放射された音がドライバーユニット2とハウジング1の
接合面から漏れるのを防止すること、並びにヘッドホン
を耳甲介腔Bに挿入し装着したときに良好な感触を与え
る等の役目をする。5はコード保持部、6はコードであ
る。
一例を示すものである。同図において、1は略円錐台形
状をしたハウジングであり、このハウジング1の前面側
(図7において右側)は開放されている。ハウジング1
内にはドライバーユニット2が収納されている。4はド
ライバーユニット2の振動板2aに対向する位置に設け
たプロテクタであり、この表面には振動板2aから放射
された音を通過させる多数の透孔が設けられている。3
はシリコンゴム等からなるリング状部材である。このリ
ング状部材3は、ドライバーユニット2をハウジング1
に固定すること、およびドライバーユニット2の裏から
放射された音がドライバーユニット2とハウジング1の
接合面から漏れるのを防止すること、並びにヘッドホン
を耳甲介腔Bに挿入し装着したときに良好な感触を与え
る等の役目をする。5はコード保持部、6はコードであ
る。
【0003】このヘッドホンは、図8に示すように、耳
甲介腔Bに挿入され装着される。すなわち、ハウジング
1が略円錐台形状のくぼみを形成する耳甲介腔B内に配
され、このハウジング1の背面側が耳甲介腔Bの下側に
位置し、耳甲介腔B上に両側から張り出した耳珠Cおよ
び対珠Eに押えられ、コード保持部5が耳珠Cと対珠E
との間の略U字形状の隙間を形成する珠間切痕F付近に
配される。また、一般に外耳道Aの入口は耳甲介腔Bの
側部に位置している。このため、外耳道Aの入口に対し
てドライバーユニット2は横向きとなる。
甲介腔Bに挿入され装着される。すなわち、ハウジング
1が略円錐台形状のくぼみを形成する耳甲介腔B内に配
され、このハウジング1の背面側が耳甲介腔Bの下側に
位置し、耳甲介腔B上に両側から張り出した耳珠Cおよ
び対珠Eに押えられ、コード保持部5が耳珠Cと対珠E
との間の略U字形状の隙間を形成する珠間切痕F付近に
配される。また、一般に外耳道Aの入口は耳甲介腔Bの
側部に位置している。このため、外耳道Aの入口に対し
てドライバーユニット2は横向きとなる。
【0004】すなわち、このタイプのヘッドホンは、ハ
ウジング1の側面で外耳道Aをふさぐように装着するた
め、聴感上の高域での特性が低下する。また、耳甲介腔
Bの形状、大きさには個人差があり、ハウジング1の形
状、大きさと合わないことが多く、音漏れを生じ、低域
での特性が低下する。このような不都合を防止するため
に、いわゆるバーチカルタイプのインナーイヤー型ヘッ
ドホンが提案されている。
ウジング1の側面で外耳道Aをふさぐように装着するた
め、聴感上の高域での特性が低下する。また、耳甲介腔
Bの形状、大きさには個人差があり、ハウジング1の形
状、大きさと合わないことが多く、音漏れを生じ、低域
での特性が低下する。このような不都合を防止するため
に、いわゆるバーチカルタイプのインナーイヤー型ヘッ
ドホンが提案されている。
【0005】図9はその一例を示すものである。なお、
図9において、図7と対応する部分には同一符号を付し
て示している。ハウジング1は、ドライバーユニット2
を収納する収納部1aと、この収納部1aを耳甲介腔B
に保持する支持部1bとからなっている。この収納部1
aおよび支持部1bは一体的に形成されている。この支
持部1bは、図10および図11に示すように、装着時
の横断面が略隅丸三角形の板状となっており、収納部1
aより張り出されている。7はコード6のブッシングで
あり、支持部1bの下面で収納部1aの近傍に取り付け
られている。
図9において、図7と対応する部分には同一符号を付し
て示している。ハウジング1は、ドライバーユニット2
を収納する収納部1aと、この収納部1aを耳甲介腔B
に保持する支持部1bとからなっている。この収納部1
aおよび支持部1bは一体的に形成されている。この支
持部1bは、図10および図11に示すように、装着時
の横断面が略隅丸三角形の板状となっており、収納部1
aより張り出されている。7はコード6のブッシングで
あり、支持部1bの下面で収納部1aの近傍に取り付け
られている。
【0006】11は、ドライバーユニット2の後部(図
11では対耳輪D側)を密閉するための壁であり、収納
部1aの形状と略同一の曲面をなしている(図11参照
)。12は低音補償用のパイプであり、支持部1b内に
内装されている。このパイプ12は、両端ともに開放さ
れており、その一端(図11ではドライバーユニット2
側)は壁11内に挿入されている。
11では対耳輪D側)を密閉するための壁であり、収納
部1aの形状と略同一の曲面をなしている(図11参照
)。12は低音補償用のパイプであり、支持部1b内に
内装されている。このパイプ12は、両端ともに開放さ
れており、その一端(図11ではドライバーユニット2
側)は壁11内に挿入されている。
【0007】このヘッドホンは、図10および図11に
示すように、プロテクタ4が当接する耳珠Cと支持部1
bが当接する耳甲介腔Bの対耳輪Dの下部との弾性力お
よび摩擦力とによって保持される。そして、ドライバー
ユニット2が外耳道Aに正対するように装着される。な
お、上述せずも、音漏れを防止するため、リング状部材
3は外耳道Aに正対する部分が切り取られた形状とされ
ている。
示すように、プロテクタ4が当接する耳珠Cと支持部1
bが当接する耳甲介腔Bの対耳輪Dの下部との弾性力お
よび摩擦力とによって保持される。そして、ドライバー
ユニット2が外耳道Aに正対するように装着される。な
お、上述せずも、音漏れを防止するため、リング状部材
3は外耳道Aに正対する部分が切り取られた形状とされ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インナーイ
ヤー型ヘッドホンにおいては、装着時に、ハウジング1
が耳甲介腔Bを完全に密閉する構造であれば、超低域周
波数帯まで平坦特性で受聴できる。しかし、実際には、
ハウジング1と耳甲介腔Bとの間にわずかな隙間が生じ
る。つまり、低い周波数成分ほど隙間から外に漏れ易く
、そのため、耳甲介腔B内の音圧が下がり、低音再生感
度が低下する。上述したパイプ12はこのように低下す
る低音再生感度を補償するためのものである。一方、図
9に示すバーチカルタイプのヘッドホンは、ハウジング
1の支持部1bを耳甲介腔Bの対耳輪Dの下部と耳珠C
との間に挟み込んで装着する形状のため、支持部1bの
形状、特に長さが制約される。そのため、支持部1bに
内装されるパイプ12の長さが制約され、低音再生感度
の補償を充分に行うことができなかった。つまり、充分
な低音再生感度の補償のためには、太くて長いパイプの
方がよいが、スペースの制約でパイプ12が短くなる場
合には、パイプ12が抵抗分として作用し、充分な低音
再生感度の補償が得られない。
ヤー型ヘッドホンにおいては、装着時に、ハウジング1
が耳甲介腔Bを完全に密閉する構造であれば、超低域周
波数帯まで平坦特性で受聴できる。しかし、実際には、
ハウジング1と耳甲介腔Bとの間にわずかな隙間が生じ
る。つまり、低い周波数成分ほど隙間から外に漏れ易く
、そのため、耳甲介腔B内の音圧が下がり、低音再生感
度が低下する。上述したパイプ12はこのように低下す
る低音再生感度を補償するためのものである。一方、図
9に示すバーチカルタイプのヘッドホンは、ハウジング
1の支持部1bを耳甲介腔Bの対耳輪Dの下部と耳珠C
との間に挟み込んで装着する形状のため、支持部1bの
形状、特に長さが制約される。そのため、支持部1bに
内装されるパイプ12の長さが制約され、低音再生感度
の補償を充分に行うことができなかった。つまり、充分
な低音再生感度の補償のためには、太くて長いパイプの
方がよいが、スペースの制約でパイプ12が短くなる場
合には、パイプ12が抵抗分として作用し、充分な低音
再生感度の補償が得られない。
【0009】そこで、この発明は、ハウジングの支持部
に内装する低音補償用のパイプを長くでき、低音再生感
度の補償を充分に行うことを目的とする。
に内装する低音補償用のパイプを長くでき、低音再生感
度の補償を充分に行うことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明においては、ド
ライバーユニットを収納した収納部と、この収納部に対
して一方にのみ連設した支持部とからなるハウジングを
備え、このハウジングの収納部を耳甲介腔に収容し、ド
ライバーユニットを外耳道に正対するように装着するイ
ンナーイヤー型ヘッドホンにおいて、ハウジングの支持
部にはハウジングを耳甲介腔に保持する載置部と、珠間
切痕に沿って垂れ下がる垂下部とを設け、支持部の載置
部から垂下部に亘って低音補償用のパイプを内装するも
のである。
ライバーユニットを収納した収納部と、この収納部に対
して一方にのみ連設した支持部とからなるハウジングを
備え、このハウジングの収納部を耳甲介腔に収容し、ド
ライバーユニットを外耳道に正対するように装着するイ
ンナーイヤー型ヘッドホンにおいて、ハウジングの支持
部にはハウジングを耳甲介腔に保持する載置部と、珠間
切痕に沿って垂れ下がる垂下部とを設け、支持部の載置
部から垂下部に亘って低音補償用のパイプを内装するも
のである。
【0011】
【作用】ハウジング1の支持部1bには、ハウジング1
を耳甲介腔Bに保持する載置部8と珠間切痕Fに沿って
垂れ下がる垂下部9とからなっている。この垂下部9は
、耳甲介腔Bに挿入するものではないので、この長さを
比較的長くすることができる。従って、載置部8から垂
下部9に亘って内装されるパイプ12を充分に長くする
ことができ、低音再生感度を充分に補償できるようにな
る。
を耳甲介腔Bに保持する載置部8と珠間切痕Fに沿って
垂れ下がる垂下部9とからなっている。この垂下部9は
、耳甲介腔Bに挿入するものではないので、この長さを
比較的長くすることができる。従って、載置部8から垂
下部9に亘って内装されるパイプ12を充分に長くする
ことができ、低音再生感度を充分に補償できるようにな
る。
【0012】
【実施例】以下、図1(イ)を参照しながら、この発明
の一実施例について説明する。この図1(イ)において
、図7および図9と対応する部分には同一符号を付し、
その詳細説明は省略する。
の一実施例について説明する。この図1(イ)において
、図7および図9と対応する部分には同一符号を付し、
その詳細説明は省略する。
【0013】ハウジング1の支持部1bは収納部1aに
対して片側のみ(図1(イ)において左側)に設けられ
ている。この支持部1bは収納部1aをほぼ中央として
対耳輪D側の載置部8と、珠間切痕F側の垂下部9とか
らなっている。この載置部8および垂下部9は、一体的
に形成されている。載置部8は、略U字状をなしており
、耳甲介腔Bにおける対耳輪Dの下部付近から対珠Eの
奥に位置する略U字状のくぼみに沿って当接する(図1
(ロ)参照)。一方、垂下部9は珠間切痕Fを覆うよう
に珠間切痕F側に傾き、かつ先細り状に垂れ下がってい
る(図1(ロ)参照)。
対して片側のみ(図1(イ)において左側)に設けられ
ている。この支持部1bは収納部1aをほぼ中央として
対耳輪D側の載置部8と、珠間切痕F側の垂下部9とか
らなっている。この載置部8および垂下部9は、一体的
に形成されている。載置部8は、略U字状をなしており
、耳甲介腔Bにおける対耳輪Dの下部付近から対珠Eの
奥に位置する略U字状のくぼみに沿って当接する(図1
(ロ)参照)。一方、垂下部9は珠間切痕Fを覆うよう
に珠間切痕F側に傾き、かつ先細り状に垂れ下がってい
る(図1(ロ)参照)。
【0014】ハウジング1のうち、耳珠Cに対応する部
位、すなわち、プロテクタ4から支持部1bに連設する
部位には、図1(イ)および図2に示すように、耳珠C
を逃がすためのくびれ部10が設けられている。このく
びれ部10は耳珠Cの形状に対応して略断面U字状をな
しており、ヘッドホンの装着時に無理な圧力が耳珠Cに
加わらないようになっている。そして、垂下部9は耳珠
Cから珠間切痕Fに亘って当接状態で覆っているので、
かかる部分の密着性を良好とする。
位、すなわち、プロテクタ4から支持部1bに連設する
部位には、図1(イ)および図2に示すように、耳珠C
を逃がすためのくびれ部10が設けられている。このく
びれ部10は耳珠Cの形状に対応して略断面U字状をな
しており、ヘッドホンの装着時に無理な圧力が耳珠Cに
加わらないようになっている。そして、垂下部9は耳珠
Cから珠間切痕Fに亘って当接状態で覆っているので、
かかる部分の密着性を良好とする。
【0015】また、垂下部9の珠間切痕F付近に当接す
る面Pは、珠間切痕F付近に密着するように、くびれ部
10付近から先端まで(図1(イ)および(ロ)におけ
るX付近)が外耳道A側に向かって若干曲面となってい
る(図3参照)。7はブッシングであり、図1(イ)に
示すように、垂下部9の先端よりコード6が取り出され
る。
る面Pは、珠間切痕F付近に密着するように、くびれ部
10付近から先端まで(図1(イ)および(ロ)におけ
るX付近)が外耳道A側に向かって若干曲面となってい
る(図3参照)。7はブッシングであり、図1(イ)に
示すように、垂下部9の先端よりコード6が取り出され
る。
【0016】ハウジング1の支持部1bに内装されたパ
イプ12は、図1(ロ)および図2に示すように、支持
部1bの外形にほぼ沿った形状をなしている。つまり、
この一端側(収納部1a側)は、支持部1bの載置部8
から収納部1aに内装された壁11に亘ってU字状をな
しており、他端側(ブッシング7側)は、垂下部9に沿
った形状をなしている。
イプ12は、図1(ロ)および図2に示すように、支持
部1bの外形にほぼ沿った形状をなしている。つまり、
この一端側(収納部1a側)は、支持部1bの載置部8
から収納部1aに内装された壁11に亘ってU字状をな
しており、他端側(ブッシング7側)は、垂下部9に沿
った形状をなしている。
【0017】本例は、以上のように構成され、以下のよ
うに装着される。まず、支持部1bの垂下部9の先端を
挟持する(図1(イ)に示す例は右側用であるので右手
で)。この場合、収納部1aのプロテクタ4側がユーザ
ーの前面側(図2では下方)に自然に向けられる。すな
わち、載置部8が略U字状となっており、かつ垂下部9
が先細り状の垂れ下がった形状となっているので、ヘッ
ドホンの左右を注意深く確認しなくても、ユーザーはヘ
ッドホンを耳の形状に即した持ち方をする。
うに装着される。まず、支持部1bの垂下部9の先端を
挟持する(図1(イ)に示す例は右側用であるので右手
で)。この場合、収納部1aのプロテクタ4側がユーザ
ーの前面側(図2では下方)に自然に向けられる。すな
わち、載置部8が略U字状となっており、かつ垂下部9
が先細り状の垂れ下がった形状となっているので、ヘッ
ドホンの左右を注意深く確認しなくても、ユーザーはヘ
ッドホンを耳の形状に即した持ち方をする。
【0018】次にユーザーは、ハウジング1の収納部1
aのドライバーユニット2が外耳道Aに正対するように
、収納部1aの側面を耳甲介腔Bに対向させる。そして
、その状態で収納部1aを耳甲介腔Bに挿入して、ドラ
イバーユニット2を外耳道Aに正対させる。この挿入の
際には、耳甲介腔Bの対耳輪D下部にかかる部分が載置
部8の形状により若干押し拡げられると共に、対珠Eの
形状も若干下方に押圧変形される。
aのドライバーユニット2が外耳道Aに正対するように
、収納部1aの側面を耳甲介腔Bに対向させる。そして
、その状態で収納部1aを耳甲介腔Bに挿入して、ドラ
イバーユニット2を外耳道Aに正対させる。この挿入の
際には、耳甲介腔Bの対耳輪D下部にかかる部分が載置
部8の形状により若干押し拡げられると共に、対珠Eの
形状も若干下方に押圧変形される。
【0019】ヘッドホン挿入後は、元の状態に若干復元
され、載置部8の周面が対耳輪Dの下部の耳甲介腔Bに
嵌まり合う(図1(ロ)参照)。また、この嵌まり合っ
た状態では、載置部8は、対珠Eの奥に位置するくぼみ
に沿って載置するように配される。一方、耳珠Cは、ヘ
ッドホンの挿入時にくびれ部10に沿って若干変形され
る。そして、その装着後においては、図2に示すように
、くびれ部10が耳珠Cを覆い囲む。また、同時に、垂
下部9は、珠間切痕F付近を覆い隠すように当接状態で
密着している(図1(ロ)参照)。
され、載置部8の周面が対耳輪Dの下部の耳甲介腔Bに
嵌まり合う(図1(ロ)参照)。また、この嵌まり合っ
た状態では、載置部8は、対珠Eの奥に位置するくぼみ
に沿って載置するように配される。一方、耳珠Cは、ヘ
ッドホンの挿入時にくびれ部10に沿って若干変形され
る。そして、その装着後においては、図2に示すように
、くびれ部10が耳珠Cを覆い囲む。また、同時に、垂
下部9は、珠間切痕F付近を覆い隠すように当接状態で
密着している(図1(ロ)参照)。
【0020】そして、ヘッドホンは、図2に示すように
、耳甲介腔Bにおける対耳輪D下部付近と耳珠Cとの弾
性力と摩擦力とによって保持される。そして、ドライバ
ーユニット2が外耳道Aに正対するように装着される。 また、装着時には、ブッシング7の取り付け位置が垂下
部9の先端であるので、ブッシング7が耳に当たらない
ようになる。ヘッドホンを外す場合には、上述とは逆の
過程でもって行われる。
、耳甲介腔Bにおける対耳輪D下部付近と耳珠Cとの弾
性力と摩擦力とによって保持される。そして、ドライバ
ーユニット2が外耳道Aに正対するように装着される。 また、装着時には、ブッシング7の取り付け位置が垂下
部9の先端であるので、ブッシング7が耳に当たらない
ようになる。ヘッドホンを外す場合には、上述とは逆の
過程でもって行われる。
【0021】なお、図4は、左側用のヘッドホンの構成
を示しており、右側用とは対称に形成される。また、図
5および図6はその装着方法を示している。
を示しており、右側用とは対称に形成される。また、図
5および図6はその装着方法を示している。
【0022】このように、本例によれば、支持部1bの
垂下部9は耳甲介腔B内に挿入されるものでなく、この
垂下部9を比較的長くすることができる。そのため、支
持部1bに内装される低音補償用のパイプ12を長くす
ることができ、低音再生感度を充分に補償することがで
き、聴感上の音質を良好にすることができる。
垂下部9は耳甲介腔B内に挿入されるものでなく、この
垂下部9を比較的長くすることができる。そのため、支
持部1bに内装される低音補償用のパイプ12を長くす
ることができ、低音再生感度を充分に補償することがで
き、聴感上の音質を良好にすることができる。
【0023】また、本例においては、ハウジング1の収
納部1aのプロテクタ4の方向と載置部8および垂下部
9との方向を見れば、ユーザーはハウジング1の左右を
容易に判別することができる。
納部1aのプロテクタ4の方向と載置部8および垂下部
9との方向を見れば、ユーザーはハウジング1の左右を
容易に判別することができる。
【0024】さらに、本例においては、垂下部9が先細
り状の垂れ下がった形状となっているので、垂下部9の
先端を指先で容易につまむことができ、指先によるハウ
ジング1の操作性が良好となる。また、垂下部9を挟持
する状態では、ブッシング7が指先に対して邪魔をする
位置にないので、指先でのハウジング1の操作性がさら
に良好となる。
り状の垂れ下がった形状となっているので、垂下部9の
先端を指先で容易につまむことができ、指先によるハウ
ジング1の操作性が良好となる。また、垂下部9を挟持
する状態では、ブッシング7が指先に対して邪魔をする
位置にないので、指先でのハウジング1の操作性がさら
に良好となる。
【0025】また、本例においては、ヘッドホンの装着
に際しても、ハウジング1の収納部1aを耳甲介腔Bに
挿入する方向を容易に判別できる。つまり、本例では、
載置部8が略U字状となっており、かつ垂下部9が先細
り状の垂れ下がった形状となっているので、収納部1a
のプロテクタ4側がユーザーの前面側に自然に向けられ
る。つまり、本例においては、挟持時のハウジング1の
方向性が明瞭となると共に、ハウジング1の操作性が良
好となるので、ユーザーの耳甲介腔Bに即したハウジン
グ1の位置決めを容易に行うことができ、ヘッドホンを
確実に装着できる。
に際しても、ハウジング1の収納部1aを耳甲介腔Bに
挿入する方向を容易に判別できる。つまり、本例では、
載置部8が略U字状となっており、かつ垂下部9が先細
り状の垂れ下がった形状となっているので、収納部1a
のプロテクタ4側がユーザーの前面側に自然に向けられ
る。つまり、本例においては、挟持時のハウジング1の
方向性が明瞭となると共に、ハウジング1の操作性が良
好となるので、ユーザーの耳甲介腔Bに即したハウジン
グ1の位置決めを容易に行うことができ、ヘッドホンを
確実に装着できる。
【0026】さらに、本例においては、支持部1bの載
置部8を耳甲介腔Bの対耳輪Dの下部付近から対珠Eに
沿って当接させる形状とし、当接面積を広げているので
、対耳輪D側の当接部分に加わる単位面積当たりの圧力
が小さくなり、ヘッドホンを長時間装着しても当接部分
が痛くならず、装着感を良好とすることができる。
置部8を耳甲介腔Bの対耳輪Dの下部付近から対珠Eに
沿って当接させる形状とし、当接面積を広げているので
、対耳輪D側の当接部分に加わる単位面積当たりの圧力
が小さくなり、ヘッドホンを長時間装着しても当接部分
が痛くならず、装着感を良好とすることができる。
【0027】また、耳珠Cに対応する部位に耳珠Cに対
応したくびれ部10を設けたので、ヘッドホンの装着時
に無理な圧力が耳珠Cに加わらないので、ヘッドホンの
装着感を良好とすることができる。すなわち、ヘッドホ
ンの装着時には、耳珠C全体がくびれ部10に沿って若
干変形されるのみであるから、耳珠Cに無理な圧力が生
じない。
応したくびれ部10を設けたので、ヘッドホンの装着時
に無理な圧力が耳珠Cに加わらないので、ヘッドホンの
装着感を良好とすることができる。すなわち、ヘッドホ
ンの装着時には、耳珠C全体がくびれ部10に沿って若
干変形されるのみであるから、耳珠Cに無理な圧力が生
じない。
【0028】さらに、本例においては、ブッシング7の
取り付け位置が垂下部9の先端であるから、ブッシング
7が対珠E付近に接触するという煩わしさがなく、ヘッ
ドホンの装着感が良好となる。
取り付け位置が垂下部9の先端であるから、ブッシング
7が対珠E付近に接触するという煩わしさがなく、ヘッ
ドホンの装着感が良好となる。
【0029】また、本例においては、垂下部9が耳珠C
および珠間切痕F付近を当接する状態で覆っているから
、かかる部分の密閉度が高められる。従って、耳珠C付
近からの音漏れを防止することができるので、低域での
特性を向上させることができ、良好な音質を得ることが
できる。なお、このように音漏れを防止できるので、再
生時の音量が大きい場合でも、音漏れによる騒音を軽減
することができる。
および珠間切痕F付近を当接する状態で覆っているから
、かかる部分の密閉度が高められる。従って、耳珠C付
近からの音漏れを防止することができるので、低域での
特性を向上させることができ、良好な音質を得ることが
できる。なお、このように音漏れを防止できるので、再
生時の音量が大きい場合でも、音漏れによる騒音を軽減
することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、低音補償用のパイプをハウジングの支持部の載置部か
ら垂下部に亘って内装できるので、パイプを充分に長く
することができる。したがって、低音再生感度を充分に
補償することができる。
、低音補償用のパイプをハウジングの支持部の載置部か
ら垂下部に亘って内装できるので、パイプを充分に長く
することができる。したがって、低音再生感度を充分に
補償することができる。
【図1】この発明の一実施例を示す図であり、(イ)は
斜視図、(ロ)は使用状態を示す図である。
斜視図、(ロ)は使用状態を示す図である。
【図2】図1(ロ)のI−I線の断面図である。
【図3】図1(ロ)のII−II線の略線的断面図であ
る。
る。
【図4】(イ)は斜視図、(ロ)は使用状態を示す図で
ある。
ある。
【図5】図4(ロ)のIII−III線の断面図である
。
。
【図6】図4(ロ)のIV−IV線の略線的断面図であ
る。
る。
【図7】従来のインナーイヤー型ヘッドホンの一例を示
す図である。
す図である。
【図8】図7の例の使用状態を示す図である。
【図9】従来のインナーイヤー型ヘッドホンの他の例を
示す図である。
示す図である。
【図10】図9の例の使用状態を示す図である。
【図11】図10のV−V線の断面図である。
1 ハウジング
1a 収納部
1b 支持部
2 ドライバーユニット
7 ブッシング
8 載置部
9 垂下部
10 くびれ部
12 パイプ
A 外耳道
B 耳甲介腔
C 耳珠
D 対耳輪
E 対珠
F 珠間切痕
Claims (1)
- 【請求項1】 ドライバーユニットを収納した収納部
と、この収納部に対して一方にのみ連設した支持部とか
らなるハウジングを備え、このハウジングの収納部を耳
甲介腔に収容し、上記ドライバーユニットを外耳道に正
対するように装着するインナーイヤー型ヘッドホンにお
いて、上記ハウジングの支持部には上記ハウジングを耳
甲介腔に保持する載置部と、珠間切痕に沿って垂れ下が
る垂下部とを設け、上記支持部の載置部から垂下部に亘
って低音補償用のパイプを内装することを特徴とするイ
ンナーイヤー型ヘッドホン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40857590A JPH04233400A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | インナーイヤー型ヘッドホン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40857590A JPH04233400A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | インナーイヤー型ヘッドホン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04233400A true JPH04233400A (ja) | 1992-08-21 |
Family
ID=18518012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40857590A Pending JPH04233400A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | インナーイヤー型ヘッドホン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04233400A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018186557A (ja) * | 2012-07-27 | 2018-11-22 | フリービット・アクティーゼルスカブFreebit As | 耳珠下耳ユニット |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP40857590A patent/JPH04233400A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018186557A (ja) * | 2012-07-27 | 2018-11-22 | フリービット・アクティーゼルスカブFreebit As | 耳珠下耳ユニット |
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