JPH04231A - 発電装置 - Google Patents
発電装置Info
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- JPH04231A JPH04231A JP2099732A JP9973290A JPH04231A JP H04231 A JPH04231 A JP H04231A JP 2099732 A JP2099732 A JP 2099732A JP 9973290 A JP9973290 A JP 9973290A JP H04231 A JPH04231 A JP H04231A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、水車を用いた発電装置に係り、詳しくは、
水道水等により水車を回転して発電を行う発電装置に関
するものである。
水道水等により水車を回転して発電を行う発電装置に関
するものである。
従来、水道水等により水車を回転して発電を行う発電装
置として、例えば、特公昭61−57514号公報に示
されている。この発電装置は、水流から回転力を得る水
車と、この水車に連結された発電機とを備えたものであ
る。
置として、例えば、特公昭61−57514号公報に示
されている。この発電装置は、水流から回転力を得る水
車と、この水車に連結された発電機とを備えたものであ
る。
ところが、この種の装置は、水流と発電機とを分離する
ために水車と発電機とを連結する回転軸に軸封部材を設
ける必要があり、高価なものとなっていた。又、水車の
軸にはスラスト方向に力が加わるためにスラスト軸受を
設ける必要があり、高価なものとなっていた。
ために水車と発電機とを連結する回転軸に軸封部材を設
ける必要があり、高価なものとなっていた。又、水車の
軸にはスラスト方向に力が加わるためにスラスト軸受を
設ける必要があり、高価なものとなっていた。
この発明の目的は、部品点数を低減した安価な発電装置
を提供することにある。
を提供することにある。
第1の発明は、ケーシング内の水路中に配置され、水流
にて回転する水車と、前記水車に固設された永久磁石と
、前記永久磁石の外周側に当該永久磁石とは離間した状
態で配設され、この永久磁石の回転により起電力が発生
するステータコイルとを備えた発電装置において、 前記水車及び永久磁石を前記水路中に回転可能に配設し
た発電装置をその要旨とする。
にて回転する水車と、前記水車に固設された永久磁石と
、前記永久磁石の外周側に当該永久磁石とは離間した状
態で配設され、この永久磁石の回転により起電力が発生
するステータコイルとを備えた発電装置において、 前記水車及び永久磁石を前記水路中に回転可能に配設し
た発電装置をその要旨とする。
第2の発明は、ケーシング内の水路中に配置され、背板
の一面の羽根部に渦室からの水流が当たり回転するフラ
ンシス型の水車と、前記水車に固設された永久磁石と、
前記永久磁石の外周側に当該永久磁石とは離間した状態
で配設され、この永久磁石の回転により起電力が発生す
るステータコイルとを備えた発電装置において、 前記水車の背板に貫通孔を設けるとともに当該水車を軸
方向に移動可能に支持し、水車の軸方向への移動に伴い
背板の外周部の開口面積を変更させるようにした発電装
置をその要旨とする。
の一面の羽根部に渦室からの水流が当たり回転するフラ
ンシス型の水車と、前記水車に固設された永久磁石と、
前記永久磁石の外周側に当該永久磁石とは離間した状態
で配設され、この永久磁石の回転により起電力が発生す
るステータコイルとを備えた発電装置において、 前記水車の背板に貫通孔を設けるとともに当該水車を軸
方向に移動可能に支持し、水車の軸方向への移動に伴い
背板の外周部の開口面積を変更させるようにした発電装
置をその要旨とする。
第1の発明は、水流にて水車が回転するとともに、この
水車の回転に伴い水没した永久磁石も回転してステータ
コイルに起電力が発生する。このようにして、水車の軸
封部材を不要にできる。
水車の回転に伴い水没した永久磁石も回転してステータ
コイルに起電力が発生する。このようにして、水車の軸
封部材を不要にできる。
第2の発明は、水車の背板に対し羽根部がある第1室と
羽根部がない第2室との間に差圧がない状態から背板の
一面の羽根部に渦室からの水流が当たり水車が回転する
と、水の旋回に伴う遠心力にて背板の外周部の開口部を
介して第1室から第2室に水が流れ込み第2室の圧力が
上昇し、水車はスラスト力を受ける。この第2室の圧力
上昇に伴い水車の背板の貫通孔を介して第2室から第1
室に水が流れるとともに水車が第1室側に移動して背板
の外周部の開口面積が変更される。そして、所定の背板
の外周部の開口面積となった状態で保持される。
羽根部がない第2室との間に差圧がない状態から背板の
一面の羽根部に渦室からの水流が当たり水車が回転する
と、水の旋回に伴う遠心力にて背板の外周部の開口部を
介して第1室から第2室に水が流れ込み第2室の圧力が
上昇し、水車はスラスト力を受ける。この第2室の圧力
上昇に伴い水車の背板の貫通孔を介して第2室から第1
室に水が流れるとともに水車が第1室側に移動して背板
の外周部の開口面積が変更される。そして、所定の背板
の外周部の開口面積となった状態で保持される。
このようにして、スラスト軸受を設けることなく、水車
の軸のスラスト方向への力を吸収することができる。
の軸のスラスト方向への力を吸収することができる。
以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。本実施例は発電装置付自動水栓に具体化したも
のであり、電動にて止水及び給水ができるとともに給水
時に発電できるようになっている。
明する。本実施例は発電装置付自動水栓に具体化したも
のであり、電動にて止水及び給水ができるとともに給水
時に発電できるようになっている。
第1図に示すように、青銅鋳物よりなるボディ1.2は
ボルト3により連結固定され、ボディlには流入口4と
流出口5、及びこれらを連通ずる水路6(第1図に一点
鎖線で示す)が形成されている。この水路6の途中には
ダイヤフラム式の主弁7がボディ1,2の間に挟持され
ている。この主弁7にはダイヤフラムプレート8がダイ
ヤフラムホルダ9にて固設されている。又、主弁7は弁
座10に着座可能であるとともに、バネ11により着座
方向に付勢されている。
ボルト3により連結固定され、ボディlには流入口4と
流出口5、及びこれらを連通ずる水路6(第1図に一点
鎖線で示す)が形成されている。この水路6の途中には
ダイヤフラム式の主弁7がボディ1,2の間に挟持され
ている。この主弁7にはダイヤフラムプレート8がダイ
ヤフラムホルダ9にて固設されている。又、主弁7は弁
座10に着座可能であるとともに、バネ11により着座
方向に付勢されている。
主室12は主弁7にて区画形成され、この主室12はダ
イヤフラムプレート8に形成されたパイロットオリフィ
ス13にて主弁7の上流側水路6と連通している。又、
パイロットオリフィス13は主弁7の上流側水路6にお
いてフィルタ14で覆われている。主室I2はボディI
に形成された通路15を介して副室16に連通され、副
室16は通路17を介して後記水車27の第2室R2に
連通している。
イヤフラムプレート8に形成されたパイロットオリフィ
ス13にて主弁7の上流側水路6と連通している。又、
パイロットオリフィス13は主弁7の上流側水路6にお
いてフィルタ14で覆われている。主室I2はボディI
に形成された通路15を介して副室16に連通され、副
室16は通路17を介して後記水車27の第2室R2に
連通している。
副室16内には円柱状の可動コア18が設けられ、可動
コア18の先端面が通路17の開口面に着座して通路1
7を閉塞し得るようになっている。
コア18の先端面が通路17の開口面に着座して通路1
7を閉塞し得るようになっている。
又、可動コア18の後端面は僅かに隙間して固定コア1
9が対向配置されている。この固定コア19はコイル2
0内に固定され、コイル20はヨーク21、第1リング
22、環状磁石23、第2リング24を介してボディl
に固定されている。環状磁石23は板厚方向に着磁され
ている。さらに、コイル20、リング22,24、環状
磁石23の内孔を貫通するように円筒状シリンダ25が
設けられ、その内部に固定コア19が挿入されるととも
に可動コア18が軸線方向に移動可能に挿入されている
。又、可動コア18と固定コア19との間には圧縮コイ
ルバネ26が介在され、可動コア18を着座方向に付勢
している。
9が対向配置されている。この固定コア19はコイル2
0内に固定され、コイル20はヨーク21、第1リング
22、環状磁石23、第2リング24を介してボディl
に固定されている。環状磁石23は板厚方向に着磁され
ている。さらに、コイル20、リング22,24、環状
磁石23の内孔を貫通するように円筒状シリンダ25が
設けられ、その内部に固定コア19が挿入されるととも
に可動コア18が軸線方向に移動可能に挿入されている
。又、可動コア18と固定コア19との間には圧縮コイ
ルバネ26が介在され、可動コア18を着座方向に付勢
している。
次に、発電装置について説明する。
ボディ2には水車27を収納する凹部28が形成されて
いる。水車27は第2図及び第3図に示すようにフラン
シス型の水車であり、ポリアセタール製の水車本体29
にステンレス鋼製のシャフト30が貫通した状態で固定
されている。水車本体29は円盤状の背板31に対しそ
の下面に5枚の羽根部32が放射状に突設されている。
いる。水車27は第2図及び第3図に示すようにフラン
シス型の水車であり、ポリアセタール製の水車本体29
にステンレス鋼製のシャフト30が貫通した状態で固定
されている。水車本体29は円盤状の背板31に対しそ
の下面に5枚の羽根部32が放射状に突設されている。
この羽根部32は、その外径が30mmであり、外周端
での高さが1.8mmとなっている。又、水車本体29
の背板31にはその中心側に5つの貫通孔33が設けら
れている。この貫通孔33の径は2−mmとなっている
。又、水車本体29における背板31の上部には永久磁
石34が固設され、この永久磁石34は水車27の円周
方向にN、 S極が交互に着磁されている。
での高さが1.8mmとなっている。又、水車本体29
の背板31にはその中心側に5つの貫通孔33が設けら
れている。この貫通孔33の径は2−mmとなっている
。又、水車本体29における背板31の上部には永久磁
石34が固設され、この永久磁石34は水車27の円周
方向にN、 S極が交互に着磁されている。
第1図において、ボディ2の凹部28内には環状の台座
35が挿入され、その台座35の内周側には斜状部35
aが形成されている。この台座35の斜状部35a上に
水車27の背板31の外周部が載置されている。水車2
7の背板31の上方にはステンレス鋼の薄板よりなるケ
ース36が水車27及び永久磁石34を囲うように配置
されている。
35が挿入され、その台座35の内周側には斜状部35
aが形成されている。この台座35の斜状部35a上に
水車27の背板31の外周部が載置されている。水車2
7の背板31の上方にはステンレス鋼の薄板よりなるケ
ース36が水車27及び永久磁石34を囲うように配置
されている。
又、水車27のシャフト30の下端部はボディ2に固設
されたラジアル軸受38にて支持されるとともに、上端
部はケース36に固設されたラジアル軸受39にて支持
されて゛いる。さらに、水車27はシャフト30がラジ
アル軸受38.39内を摺動して軸方向(スラスト方向
)に移動できるようになっている。尚、ラジアル軸受3
8.39はテフロン系樹脂よりなる。
されたラジアル軸受38にて支持されるとともに、上端
部はケース36に固設されたラジアル軸受39にて支持
されて゛いる。さらに、水車27はシャフト30がラジ
アル軸受38.39内を摺動して軸方向(スラスト方向
)に移動できるようになっている。尚、ラジアル軸受3
8.39はテフロン系樹脂よりなる。
さらに、永久磁石34の外周側におけるケース36に接
するように軟磁性材料よりなるヨーク40がボディ2に
ボルト41にて固定され、ヨーク40の内部にはステー
タコイル42を巻装したコイルボビン45が装着されて
いる。このステータコイル42はターミナル43にて外
部機器と接続されている。尚、ボディ2とケース36と
はOリング37にて密閉されている。
するように軟磁性材料よりなるヨーク40がボディ2に
ボルト41にて固定され、ヨーク40の内部にはステー
タコイル42を巻装したコイルボビン45が装着されて
いる。このステータコイル42はターミナル43にて外
部機器と接続されている。尚、ボディ2とケース36と
はOリング37にて密閉されている。
又、ボディ2の凹部28の底面には渦室44が形成され
、この渦室44が主弁7の下流水路6と接続されている
。
、この渦室44が主弁7の下流水路6と接続されている
。
このように、水車27と永久磁石34とはボディ2の凹
部28内でのケース36内において水没する構造となっ
ている。又、ボディ2の凹部28内における水車27の
背板31より下方を第1室R1とし、水車27の背板3
1より上方を第2室R2としている。そして、前述した
ように、通路17がこの第2室R2に連通し、さらに、
第2室R2と第1室R1とは貫通孔33にて連通してお
り、結局、通路17が第2室R2及び貫通孔33を介し
て水車27の下流側の第1室R1と連通していることと
なる。
部28内でのケース36内において水没する構造となっ
ている。又、ボディ2の凹部28内における水車27の
背板31より下方を第1室R1とし、水車27の背板3
1より上方を第2室R2としている。そして、前述した
ように、通路17がこの第2室R2に連通し、さらに、
第2室R2と第1室R1とは貫通孔33にて連通してお
り、結局、通路17が第2室R2及び貫通孔33を介し
て水車27の下流側の第1室R1と連通していることと
なる。
本実施例ではボディ1,2とケース36からハウジング
が構成されている。
が構成されている。
次に、このように構成した発電装置付自動水栓の作用を
説明する。
説明する。
まず、自動水栓の動作を説明すると、第1図に示すよう
に、可動コア18の閉弁状態においてコイル20に通電
しないときには、環状磁石23からの磁束が第2リング
24、可動コア18、固定コア19、ヨーク21、第1
リング22、環状磁石23の順に流れる。これにより、
可動コア18と固定コア19との間には吸引力が働く。
に、可動コア18の閉弁状態においてコイル20に通電
しないときには、環状磁石23からの磁束が第2リング
24、可動コア18、固定コア19、ヨーク21、第1
リング22、環状磁石23の順に流れる。これにより、
可動コア18と固定コア19との間には吸引力が働く。
しかし、固定コア19と可動コア18との離反距離が大
きいので、これらコア同志の吸引力は弱く、バネ26の
付勢力が磁気吸引力を上回り、可動コア18は閉弁状態
を継続する。
きいので、これらコア同志の吸引力は弱く、バネ26の
付勢力が磁気吸引力を上回り、可動コア18は閉弁状態
を継続する。
可動コア18の閉弁状態においてコイル20に上記磁束
と同方向の磁束が発生する方向(これを正方向と定義す
る)に電流を流すと環状磁石23による磁気吸引力が増
大し、可動コア18はバネ26の付勢力に打ち勝って固
定コア19に接近する。そして、−度、可動コア18が
固定コア19に接近し始めるとこれらコア18.19間
のキャップが小さくなり、磁束吸引力がさらに大きくな
り、可動コア18は強固に吸引保持され、第4図に示す
ように、可動コア18が開弁状態となる。
と同方向の磁束が発生する方向(これを正方向と定義す
る)に電流を流すと環状磁石23による磁気吸引力が増
大し、可動コア18はバネ26の付勢力に打ち勝って固
定コア19に接近する。そして、−度、可動コア18が
固定コア19に接近し始めるとこれらコア18.19間
のキャップが小さくなり、磁束吸引力がさらに大きくな
り、可動コア18は強固に吸引保持され、第4図に示す
ように、可動コア18が開弁状態となる。
この可動コア18が開弁状態になったときにコイル20
への通電を停止してもコア18.19間のギャップが小
さいので環状磁石23の磁束による磁気吸引力だけでバ
ネ26の付勢力を上回り、可動コア18は開弁状態を継
続する。
への通電を停止してもコア18.19間のギャップが小
さいので環状磁石23の磁束による磁気吸引力だけでバ
ネ26の付勢力を上回り、可動コア18は開弁状態を継
続する。
この可動コア18の開弁状態から前記永久磁石の磁束と
逆方向に磁束を発生するように(これを逆方向と定義す
る)コイル20に通電すると、固定コア19に環状磁石
23からの磁束と反対向きの磁束が生じ、バネ26の付
勢力が磁気吸引力を上回り、可動コア18は固定コア1
9から離反し閉弁状態になる。
逆方向に磁束を発生するように(これを逆方向と定義す
る)コイル20に通電すると、固定コア19に環状磁石
23からの磁束と反対向きの磁束が生じ、バネ26の付
勢力が磁気吸引力を上回り、可動コア18は固定コア1
9から離反し閉弁状態になる。
第1図に示すように、可動コア18が閉弁し主弁7が弁
座10に着座した状態においては主弁7よりも上流側の
水路6と主室12とがパイロットオリフィス13を介し
て連通して、上流側水路6と主室12内との水圧が等し
くなりバネ11の付勢力と受圧面積との差分の水圧によ
る力か働き、主弁7が弁座10に着座した状態か保持さ
れる。
座10に着座した状態においては主弁7よりも上流側の
水路6と主室12とがパイロットオリフィス13を介し
て連通して、上流側水路6と主室12内との水圧が等し
くなりバネ11の付勢力と受圧面積との差分の水圧によ
る力か働き、主弁7が弁座10に着座した状態か保持さ
れる。
この状態において、コイル20に正方向の電流を通電す
ると可動コア18が移動して通路17の開口部が開き、
第4図に示すように、通路15、副室16、通路17、
第2室R2、貫通孔33、第1室R1が連通して主室1
2内が水車27の下流側水路6と連通ずる。すると、主
室12の水が通路15、副室16、通路17、第2室R
2、貫通孔33、第1室R1を通って水車27の下流側
水路6に流出し主室12の圧力が上流側水路6の圧力よ
り低(なり、主弁7の上流側水路6の水圧により主弁7
が弁座10から離れ、通水状態となる。
ると可動コア18が移動して通路17の開口部が開き、
第4図に示すように、通路15、副室16、通路17、
第2室R2、貫通孔33、第1室R1が連通して主室1
2内が水車27の下流側水路6と連通ずる。すると、主
室12の水が通路15、副室16、通路17、第2室R
2、貫通孔33、第1室R1を通って水車27の下流側
水路6に流出し主室12の圧力が上流側水路6の圧力よ
り低(なり、主弁7の上流側水路6の水圧により主弁7
が弁座10から離れ、通水状態となる。
この通水状態において、コイル20に逆方向の電流を流
すと可動コア18が閉弁し、パイロットオリフィス13
を通って水が徐々に主室12内に流れ込み、主弁7が次
第に弁座lOに接近しついには止水状態になる。
すと可動コア18が閉弁し、パイロットオリフィス13
を通って水が徐々に主室12内に流れ込み、主弁7が次
第に弁座lOに接近しついには止水状態になる。
次に、発電動作を説明すると、第1図に示すように、主
弁7が閉じている状態においては、水車27の背板31
に対し羽根部32がある第1室R1と羽根部32がない
第2室R2との間に差圧がなく、水車27の自重により
台座35の斜状部35aに水車27が載置した状態とな
っている。この状態から主弁7が開くと、水車27の羽
根部32に渦室44からの水流が当たり水車27が台座
35の斜状部35aから離間し回転する。この水の旋回
に伴う遠心力にて水車27の背板31の外周部の開口部
を介して第1室R1から第2室R2に水が流れ込み第2
室R2の圧力が上昇し、水車27はスラスト力Fを受け
る。この第2室R2の圧力上昇に伴い水車27の貫通孔
33を介して第2室R2から第1室R1に水が流れると
ともに水車27が前記スラスト力により第1室R1側に
移動して水車27の背板31の外周部の開口面積(第4
図における隙間δ)が小さくなる。
弁7が閉じている状態においては、水車27の背板31
に対し羽根部32がある第1室R1と羽根部32がない
第2室R2との間に差圧がなく、水車27の自重により
台座35の斜状部35aに水車27が載置した状態とな
っている。この状態から主弁7が開くと、水車27の羽
根部32に渦室44からの水流が当たり水車27が台座
35の斜状部35aから離間し回転する。この水の旋回
に伴う遠心力にて水車27の背板31の外周部の開口部
を介して第1室R1から第2室R2に水が流れ込み第2
室R2の圧力が上昇し、水車27はスラスト力Fを受け
る。この第2室R2の圧力上昇に伴い水車27の貫通孔
33を介して第2室R2から第1室R1に水が流れると
ともに水車27が前記スラスト力により第1室R1側に
移動して水車27の背板31の外周部の開口面積(第4
図における隙間δ)が小さくなる。
そして、所定の背板31の外周部の開口面積、つまり、
第1室R1内の圧力と第2室R2内の圧力がバランスし
、スラスト力Fが生じな(なるような開口面積(隙間δ
)を保った状態に保持される。
第1室R1内の圧力と第2室R2内の圧力がバランスし
、スラスト力Fが生じな(なるような開口面積(隙間δ
)を保った状態に保持される。
尚、前記隙間δは、貫通穴33の径に応じて、又、水車
27を流れる流量に応じて変化するものである。一方、
貫通穴33の径が大きいほど水の漏れ損失が大きくなる
ので、貫通穴33は極力小さくすることが望ましい。し
かし、前記隙間δは背板31及び台座35の加工精度(
うねり、芯ずれ等)によって決まる値より大きくなるよ
うにしナイと、背板31と台座35がその一部において
接触することになり、完全に離間しないことになる。つ
まり、貫通穴33の大きさは、前記加工精度及び流量に
よって適正な値を選ぶことが望ましい。
27を流れる流量に応じて変化するものである。一方、
貫通穴33の径が大きいほど水の漏れ損失が大きくなる
ので、貫通穴33は極力小さくすることが望ましい。し
かし、前記隙間δは背板31及び台座35の加工精度(
うねり、芯ずれ等)によって決まる値より大きくなるよ
うにしナイと、背板31と台座35がその一部において
接触することになり、完全に離間しないことになる。つ
まり、貫通穴33の大きさは、前記加工精度及び流量に
よって適正な値を選ぶことが望ましい。
このようにして、5〜151/分の給水が行われる。
又、水車27の回転に伴い永久磁石34が回転し、永久
磁石34からヨーク4oに伝わる磁束の流れが変化し、
この変化を妨げる方向にステータコイル42に電流が流
れ発電が行われる。
磁石34からヨーク4oに伝わる磁束の流れが変化し、
この変化を妨げる方向にステータコイル42に電流が流
れ発電が行われる。
このように本実施例では、水車27と、その水車27に
固設された永久磁石34とを水路中に回転可能に配設し
た。即ち、水車27と永久磁石34とを水没させた。そ
の結果、シャフト30の軸封部材を不要にできる。さら
に、軸封部材が無いのでその軸封によるトルクロスが無
くなり効率を上げることができる。
固設された永久磁石34とを水路中に回転可能に配設し
た。即ち、水車27と永久磁石34とを水没させた。そ
の結果、シャフト30の軸封部材を不要にできる。さら
に、軸封部材が無いのでその軸封によるトルクロスが無
くなり効率を上げることができる。
又、永久磁石34を備えたフランシス型の水車27の背
板31に貫通孔33を設けるとともに水車27を軸方向
に移動可能に支持し、水車27の軸方向への移動に伴い
背板31の外周部の開口面積を変更させるようにした。
板31に貫通孔33を設けるとともに水車27を軸方向
に移動可能に支持し、水車27の軸方向への移動に伴い
背板31の外周部の開口面積を変更させるようにした。
つまり、水車27の回転に伴い第2室R2の圧力が上昇
しスラスト力Fが発生するが、そのスラスト力Fを、水
車27の移動と、水車27の背板31の貫通孔33を介
しての第2室R2から第1室R1への水の流れにてキャ
ンセルするようにした。その結果、スラスト軸受を設け
ることなく、水車27の軸のスラスト方向への力を吸収
することができることとなる。
しスラスト力Fが発生するが、そのスラスト力Fを、水
車27の移動と、水車27の背板31の貫通孔33を介
しての第2室R2から第1室R1への水の流れにてキャ
ンセルするようにした。その結果、スラスト軸受を設け
ることなく、水車27の軸のスラスト方向への力を吸収
することができることとなる。
又、主室12が通路15、副室16、通路17、第2室
R2、水車27の貫通孔33、第1室R1を介して水車
27の下流側水路6と連通ずるようにした。その結果、
主室12を水車27の上流側水路6に連通した場合に比
べ主室12との圧力差を大きくすることができ、ダイヤ
フラム式の主弁7の開閉動作を速やかなものにすること
ができる。
R2、水車27の貫通孔33、第1室R1を介して水車
27の下流側水路6と連通ずるようにした。その結果、
主室12を水車27の上流側水路6に連通した場合に比
べ主室12との圧力差を大きくすることができ、ダイヤ
フラム式の主弁7の開閉動作を速やかなものにすること
ができる。
さらに、水車27と永久磁石34とを水没させる際に薄
い金属ケース36を用いその外周部にステータコイル4
2を配置したので、永久磁石34とステータコイル42
との間隔を極めて小さくできる。又、金属ケース36を
補強する形でヨーク40を配設したので、より確実にケ
ース36を支持できる。
い金属ケース36を用いその外周部にステータコイル4
2を配置したので、永久磁石34とステータコイル42
との間隔を極めて小さくできる。又、金属ケース36を
補強する形でヨーク40を配設したので、より確実にケ
ース36を支持できる。
さらには、永久磁石34を水路6とは外れた第2室R2
に設けたので、永久磁石34に鉄粉等の異物が付着しに
くくなる。つまり、永久磁石34を水路6に設けた場合
に比べ、水路6での水の流れにて供給される異物の付着
が回避される。
に設けたので、永久磁石34に鉄粉等の異物が付着しに
くくなる。つまり、永久磁石34を水路6に設けた場合
に比べ、水路6での水の流れにて供給される異物の付着
が回避される。
以上詳述したようにこの発明によれば、部品点数を低減
して安価な発電装置を提供できる優れた効果を発揮する
。
して安価な発電装置を提供できる優れた効果を発揮する
。
第1図は実施例の発電装置付自動水栓の断面図、第2図
は水車を底面側から見た図、第3図は第2図のA−A断
面図、第4図は発電装置付自動水栓の動作を説明するた
めの断面図である。 1.2はボディ、27は水車、31は背板、32は羽根
部、33は貫通孔、34は永久磁石、36はケース、4
2はステータコイル、44は渦室。 特許出願人 日本電装 株式会社
は水車を底面側から見た図、第3図は第2図のA−A断
面図、第4図は発電装置付自動水栓の動作を説明するた
めの断面図である。 1.2はボディ、27は水車、31は背板、32は羽根
部、33は貫通孔、34は永久磁石、36はケース、4
2はステータコイル、44は渦室。 特許出願人 日本電装 株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ケーシング内の水路中に配置され、水流にて回転す
る水車と、 前記水車に固設された永久磁石と、 前記永久磁石の外周側に当該永久磁石とは離間した状態
で配設され、この永久磁石の回転により起電力が発生す
るステータコイルと を備えた発電装置において、 前記水車及び永久磁石を前記水路中に回転可能に配設し
たことを特徴とする発電装置。 2、ケーシング内の水路中に配置され、背板の一面の羽
根部に渦室からの水流が当たり回転するフランシス型の
水車と、 前記水車に固設された永久磁石と、 前記永久磁石の外周側に当該永久磁石とは離間した状態
で配設され、この永久磁石の回転により起電力が発生す
るステータコイルと を備えた発電装置において、 前記水車の背板に貫通孔を設けるとともに当該水車を軸
方向に移動可能に支持し、水車の軸方向への移動に伴い
背板の外周部の開口面積を変更させるようにしたことを
特徴とする発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2099732A JP3028554B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2099732A JP3028554B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 発電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04231A true JPH04231A (ja) | 1992-01-06 |
JP3028554B2 JP3028554B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=14255225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2099732A Expired - Fee Related JP3028554B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3028554B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001033688A1 (de) * | 1999-11-02 | 2001-05-10 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kg, Coburg | Synchronmotor mit einer elektronischen steuerungseinrichtung für verstelleinrichtungen in kraftfahrzeugen und deren steuerungsverfahren |
WO2001037403A1 (de) * | 1999-11-16 | 2001-05-25 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulischer turbinen-generator |
WO2001089066A1 (fr) * | 2000-05-17 | 2001-11-22 | Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho | Dispositif de production d'une petite puissance et dispositif de robinet a eau |
-
1990
- 1990-04-16 JP JP2099732A patent/JP3028554B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001033688A1 (de) * | 1999-11-02 | 2001-05-10 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kg, Coburg | Synchronmotor mit einer elektronischen steuerungseinrichtung für verstelleinrichtungen in kraftfahrzeugen und deren steuerungsverfahren |
US6710562B1 (en) | 1999-11-02 | 2004-03-23 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kg | Synchronous motor with an electronic control device for adjusting devices in motor vehicles and method for controlling them |
WO2001037403A1 (de) * | 1999-11-16 | 2001-05-25 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulischer turbinen-generator |
WO2001089066A1 (fr) * | 2000-05-17 | 2001-11-22 | Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho | Dispositif de production d'une petite puissance et dispositif de robinet a eau |
US6876100B2 (en) | 2000-05-17 | 2005-04-05 | Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho | Small power generating device and water faucet device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3028554B2 (ja) | 2000-04-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |