JPH04231657A - スターリングエンジンを用いた動力装置 - Google Patents

スターリングエンジンを用いた動力装置

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JPH04231657A
JPH04231657A JP2408406A JP40840690A JPH04231657A JP H04231657 A JPH04231657 A JP H04231657A JP 2408406 A JP2408406 A JP 2408406A JP 40840690 A JP40840690 A JP 40840690A JP H04231657 A JPH04231657 A JP H04231657A
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JP
Japan
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stirling engine
working gas
gas
heated
piston
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JP2408406A
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Toshinori Terajima
敏憲 寺島
Katsumasa Araoka
勝政 荒岡
Shigeki Kadoma
茂樹 門間
Akira Kudo
工藤 章
Akihiro Ishiguro
石黒 昭宏
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH04231657A publication Critical patent/JPH04231657A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G1/00Hot gas positive-displacement engine plants
    • F02G1/04Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type
    • F02G1/043Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type the engine being operated by expansion and contraction of a mass of working gas which is heated and cooled in one of a plurality of constantly communicating expansible chambers, e.g. Stirling cycle type engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G2243/00Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes
    • F02G2243/30Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes having their pistons and displacers each in separate cylinders
    • F02G2243/34Regenerative displacers having their cylinders at right angle, e.g. "Robinson" engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G2244/00Machines having two pistons
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G2244/00Machines having two pistons
    • F02G2244/02Single-acting two piston engines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bathtub Accessories (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、スターリングエンジン
を動力装置にして例えば換気扇、ガス乾燥機、発電機、
風呂撹拌機等を回転駆動するスターリングエンジンを用
いた動力装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、家庭等で使用されている台所の換
気扇や洗濯物を乾燥するガス乾燥機等の動力源には、一
般に電気エネルギーによって駆動されるモータが用いら
れており、また、電気が通っていない離島等における発
電装置やビル等における非常用の発電機は、一般にディ
ーゼル機関によって駆動される。また、風呂でお湯を沸
す時に浴槽内のお湯を撹き混ぜる際には、従来は一般に
人が撹拌棒等を用いて撹き混ぜていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の換気扇は、一般にガスコンロや瞬間湯沸器等のガス
を燃料とするガス器具の近くで、煙の排出や空気を換気
させるために使用されるが、この時、換気扇のスイッチ
ON、OFF操作は人が行う必要があるので、煩わしさ
やつけ忘れ切り忘れをする場合があり、また、換気扇は
モータによって駆動されるので、電気エネルギーを必要
とする。
【0005】また、従来の発電機は、一般に軽油や重油
を燃料とするディーゼル機関によって駆動されるので、
燃料切れを防ぐために蓄電池等の予備燃料が必要となり
、また、ディーゼル機関は騒音の面でも問題がある。
【0006】また、ガス乾燥機は、乾燥ドラムや送風装
置を駆動するために多くの電気エネルギーを必要とし、
また、風呂のお湯の撹き混ぜは人力で行うため面倒であ
った。
【0007】本発明は上記した課題を解決する目的でな
され、電気エネルギーを使うことなく、動力を伝達する
ことができるスターリングエンジンを用いた動力装置を
提供しようとするものである。
【0008】[発明の構成]
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために第1の本発明は、作動ガスが封入されている膨張
シリンダと圧縮シリンダ内にそれぞれピストンが配設さ
れ、前記膨張シリンダと圧縮シリンダ間に形成した作動
ガス通路内を移動する作動ガスを加熱器と冷却器により
加熱・冷却し、前記作動ガスを膨張・収縮させることに
より前記ピストンを往復動させて出力を取り出すスター
リングエンジンにおいて、前記加熱器をガス器具のガス
燃焼部で加熱すると共に、前記冷却器を大気あるいは液
体で冷却することによって前記スターリングエンジンか
ら得られる動力で換気扇を回転駆動することを特徴とし
ている。
【0010】第2の本発明は、作動ガスが封入されてい
る膨張シリンダと圧縮シリンダ内にそれぞれピストンが
配設され、前記膨張シリンダと圧縮シリンダ間に形成し
た作動ガス通路内を移動する作動ガスを加熱器と冷却器
により加熱・冷却し、前記作動ガスを膨張・収縮させる
ことにより前記ピストンを往復動させて出力を取り出す
スターリングエンジンにおいて、前記加熱器をガス乾燥
機のガス燃焼部で加熱すると共に、前記冷却器を大気あ
るいは液体で冷却することによって前記スターリングエ
ンジンから得られる動力で前記ガス乾燥機の乾燥ドラム
を回転駆動することを特徴としている。
【0011】第3の本発明は、作動ガスが封入されてい
る膨張シリンダと圧縮シリンダ内にそれぞれピストンが
配設され、前記膨張シリンダと圧縮シリンダ間に形成し
た作動ガス通路内を移動する作動ガスを加熱器と冷却器
により加熱・冷却し、前記作動ガスを膨張・収縮させる
ことにより前記ピストンを往復動させて出力を取り出す
スターリングエンジンにおいて、前記加熱器を太陽熱で
加熱すると共に、前記冷却器を大気あるいは液体で冷却
することによって前記スターリングエンジンから得られ
る動力で発電機を回転駆動することを特徴としている。
【0012】第4の本発明は、作動ガスが封入されてい
る膨張シリンダと圧縮シリンダ内にそれぞれピストンが
配設され、前記膨張シリンダと圧縮シリンダ間に形成し
た作動ガス通路内を移動する作動ガスを加熱器と冷却器
により加熱・冷却し、前記作動ガスを膨張・収縮させる
ことにより前記ピストンを往復動させて出力を取り出す
スターリングエンジンにおいて、前記加熱器を浴槽内の
お湯で加熱すると共に、前記冷却器を大気あるいは水で
冷却することによって前記スターリングエンジンから得
られる動力で前記浴槽内のお湯を撹拌する撹拌羽根を回
転駆動することを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1,2に記載の本発明においては、ガス
燃焼部の点火と消火に応じてスターリングエンジンの駆
動と停止を行うことができるので、換気扇、ガス乾燥機
をガス燃焼部が点火している間だけ電気エネルギーを使
用することなく自動運転することができる。
【0014】請求項3に記載の本発明においては、太陽
熱によってスターリングエンジンを駆動し、その駆動力
によってディーゼル機関等を使用することなく発電機を
運転することができる。
【0015】請求項4に記載の本発明においては、浴槽
内のお湯によってスターリングエンジンを駆動し、その
駆動力によってお湯の撹拌を行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0017】図1は、本発明に係るスターリングエンジ
ンを用いた動力装置を第1の実施例である換気扇に適用
した場合を示す概略構成図である。
【0018】この図に示すように、動力装置であるスタ
ーリングエンジン1は、ほぼ90°の位相差で配置され
た膨張シリンダ1と圧縮シリンダ3と、クランク室4を
有しており、膨張シリンダ2と圧縮シリンダ3内に配設
された膨張ピストン5と圧縮ピストン6は、それぞれロ
ッド7,8を介してクランク室4内のクランク9に移動
自在に接続されている。
【0019】膨張シリンダ2と圧縮シリンダ3の先端部
2a,3a間には、配管10,11を介して加熱器12
と再生熱交換器13と冷却器14が接続されている。ま
た、膨張シリンダ2と圧縮シリンダ3内には、ヘリウム
ガス等の作動ガスが封入されている。
【0020】加熱器12はガスコンロ15のガス燃焼部
16に近接して配置されており、冷却器14はガスコン
ロ15が配設されている部屋(台所)に配置され大気あ
るいは水に接している。また、クランク9には、回転軸
17を介して換気扇18が接続されている。
【0021】本実施例に係る換気扇は上記のように構成
されており、ガスコンロ15のガス燃焼部16を点火す
ると、この時の熱で加熱器12が加熱されることにより
作動ガスが加熱される。作動ガスが加熱されて膨張する
と、膨張シリンダ2内の膨張ピストン5が押し下げられ
てクランク9が回転する。そして、クランク9が戻り過
程に入った時、膨張シリンダ2内の作動ガスは再生熱交
換器13で熱を奪われた後、大気によって空冷冷却を行
う冷却器14に移送され、圧縮シリンダ3内に供給され
ることにより、クランク9は圧縮ピストン6によってさ
らに回転させられることになる。次いで、膨張ピストン
5が再度下り過程に入る時、圧縮シリンダ3内の作動ガ
スは再び再生熱交換器13に移送されて余熱された後、
加熱器12で加熱されて膨張し、再度膨張シリンダ2内
に供給される。以後、前記した動作を繰り返す。
【0022】このように、作動ガスの加熱・冷却による
膨張・収縮により、膨張ピストン5と圧縮ピストン6が
往復動することによってクランク9が回転し、回転軸1
7を介して接続されている換気扇18が回転駆動される
【0023】また、ガスコンロ15のガス燃焼部16の
点火により加熱器12が加熱されるとスターリングエン
ジン1が駆動され、ガス燃焼部16の消火によって停止
するので、人間が操作することなくガス燃焼部16が点
火している間だけ換気扇18を自動的に回転駆動するこ
とができる。
【0024】また、前記した実施例はガスコンロ15の
ガス燃焼部16にスターリングエンジン1の加熱器12
を近接して配置した構成であったが、これに限らず、ス
ターリングエンジン1の加熱器12を、瞬間湯沸器等の
他のガス器具のガス燃焼部に近接配置して換気扇を回転
駆動する構成も可能である。
【0025】図2は、本発明に係るスターリングエンジ
ンを用いた動力装置を第2の実施例であるガス乾燥機に
適用した場合を示す概略構成図である。尚、図1に示し
た第1の実施例と同一部分には同一符号を付して重複す
る説明は省略する。
【0026】この図に示すように、このガス乾燥機20
は、乾燥用のガス燃焼部21と、乾燥ドラム22および
送風装置23を回転駆動する動力装置としてスターリン
グエンジン1を具備している。スターリングエンジン1
は、図1で示したスターリングエンジンと同様の構成な
のでその説明は省略する。
【0027】スターリングエンジン1の加熱器12は乾
燥用のガス燃焼部21に近接して配置されており、冷却
器14は洗濯排水(または供給水)に接している。また
、クランク9には、回転軸17を介して乾燥ドラム22
が接続されており、更に回転軸17には送風装置23に
回転駆動力を伝達するための伝達機構24が取付けられ
ている。
【0028】本実施例に係るガス乾燥機20は上記のよ
うに構成されており、ガス燃焼部21を点火すると、こ
の時の熱で加熱器12が加熱されることにより作動ガス
が加熱される。作動ガスが加熱されて膨張すると、膨張
シリンダ2内の膨張ピストン5が押し下げられてクラン
ク9が回転する。そして、クランク9が戻り過程に入っ
た時、膨張シリンダ2内の作動ガスは再生熱交換器13
で熱を奪われた後、洗濯排水(または供給水)によって
水冷冷却を行う冷却器14に移送され、圧縮シリンダ3
内に供給されることにより、クランク9は圧縮ピストン
6によってさらに回転させられることになる。次いで、
膨張ピストン5が再度下り過程に入る時、圧縮シリンダ
3内の作動ガスは再び再生熱交換器13に移送されて余
熱された後、加熱器12で加熱されて膨張し、再度膨張
シリンダ2内に供給される。以後、前記した動作を繰り
返す。
【0029】このように、作動ガスの加熱・冷却による
膨張・収縮により、膨張ピストン5と圧縮ピストン6が
往復動することによってクランク9が回転し、回転軸1
7を介して接続されている乾燥ドラム22が回転駆動さ
れ、更に伝達機構24を介して送風装置23も回転駆動
される。
【0030】また、ガス乾燥機20のガス燃焼部21の
点火により加熱器12が加熱されるとスターリングエン
ジン1が駆動され、ガス燃焼部21の消火によって停止
するので、人間が操作することなくガス燃焼部16が点
火している間だけ乾燥ドラム22および送風装置23を
自動的に回転駆動することができる。
【0031】また、前記した実施例では、スターリング
エンジン1の冷却器14は洗濯排水(または供給水)に
よって作動ガスを水冷冷却する構成であったが、これに
限らず、大気による空冷冷却や洗濯排水(または供給水
)以外の水による水冷冷却でもよい。
【0032】図3は、本発明に係るスターリングエンジ
ンを用いた動力装置を第3の実施例である発電機に適用
した場合を示す概略構成図である。尚、図1に示した第
1の実施例と同一部分には同一符号を付して重複する説
明は省略する。
【0033】この図に示すように、この発電機30の回
転軸17には、動力装置であるスターリングエンジン1
のクランク9が接続されている。スターリングエンジン
1は、図1で示したスターリングエンジンと同様の構成
なのでその説明は省略する。
【0034】スターリングエンジン1の加熱器12は、
家31の屋根32の上に設置されたソーラシステム33
の温水が供給される(温水のかわりに温風が供給される
ものでもよい)配管34に接しており、冷却器14は、
家31の中または外に配置され大気(外気)あるいは水
に接している。
【0035】本実施例に係る発電機は上記のように構成
されており、ソーラシステム33内の水を太陽熱によっ
て温水にし、配管34を通して供給されるこの温水の熱
で加熱器12が加熱されることにより膨張シリンダ2内
の作動ガスが加熱される。作動ガスが加熱されて膨張す
ると、膨張シリンダ2内の膨張ピストン5が押し下げら
れてクランク9が回転する。そして、クランク9が戻り
過程に入った時、膨張シリンダ2内の作動ガスは再生熱
交換器13で熱を奪われた後、大気(外気)によって空
冷冷却を行う冷却器14に移送され、圧縮シリンダ3内
に供給されることにより、クランク9は圧縮ピストン6
によってさらに回転させられることになる。次いで、膨
張ピストン5が再度下り過程に入る時、圧縮シリンダ3
内の作動ガスは再び再生熱交換器13に移送されて余熱
された後、加熱器12で加熱されて膨張し、再度膨張シ
リンダ2内に供給される。以後、前記した動作を繰り返
す。
【0036】このように、作動ガスの加熱・冷却による
膨張・収縮により、膨張ピストン5と圧縮ピストン6が
往復動することによってクランク9が回転し、回転軸1
7を介して接続されている発電機30が回転駆動される
。発電機30は、スターリングエンジン1の動力によっ
て電気を発生し、この電気を家31内の照明、電気器具
等に供給したり、あるいは蓄電池等に蓄えておくことが
できる。
【0037】図4は、本発明に係るスターリングエンジ
ンを用いた動力装置を第4の実施例である風呂撹拌機に
適用した場合を示す概略構成図である。尚、図1に示し
た第1の実施例と同一部分には同一符号を付して重複す
る説明は省略する。
【0038】この図に示すように、この風呂撹拌機40
は、浴槽41内に入れたお湯42の中に配置される撹拌
羽根43と、動力装置であるスターリングエンジン1を
具備している。スターリングエンジン1は、図1で示し
たスターリングエンジンと同様の構成なのでその構成は
省略する。
【0039】スターリングエンジン1の加熱器12は、
浴槽41内に入れたお湯42の中に配置されており、冷
却器14は、浴室内または浴室外に配置され大気(外気
)あるいは水に接している。また、撹拌羽根43の周囲
には安全カバー44が取付けられている。
【0040】本実施例に係る風呂撹拌機は上記のように
構成されており、浴槽41内のお湯42による熱で加熱
器12が加熱されることにより膨張シリンダ2内の作動
ガスが加熱される。作動ガスが加熱されて膨張すると、
膨張シリンダ2内の膨張ピストン5が押し下げられクラ
ンク8が回転する。そして、クランク8が戻り過程に入
った時、膨張シリンダ2内の作動ガスは再生熱交換器1
3で熱を奪われた後、浴室内の大気によって空冷冷却を
行う冷却器14に移送され、圧縮シリンダ3内に供給さ
れることにより、クランク9は圧縮ピストン6によって
さらに回転させられることになる。次いで、膨張ピスト
ン5が再度下り過程に入る時、圧縮シリンダ3内の作動
ガスは再び再生熱交換器13に移送されて余熱された後
、加熱器12で加熱されて膨張し、再度膨張シリンダ2
内に供給される。以後、前記した動作を繰り返す。
【0041】このように、作動ガスの加熱・冷却による
膨張・収縮により、膨張ピストン5と圧縮ピストン6が
往復動することによってクランク9が回転し、回転軸1
7を介して接続されている撹拌羽根43が回転駆動され
る。撹拌羽根43は、スターリングエンジン1の動力に
よって回転駆動されることにより、浴槽41内のお湯4
2を自動的に撹拌することができる。
【0042】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように第1の本発明によれば、動力装置にスターリン
グエンジンを用いたことにより、換気扇はガス器具のガ
ス燃焼部の点火によって自動的に回転し、ガス燃焼部の
消火によって自動的に停止する。従って、空気の換気を
人間が操作することなく確実に行うことができるので安
全性に優れ、しかも、換気扇を回転駆動するための電気
エネルギーも不要となる。
【0043】また、第2の本発明によれば、動力装置に
スターリングエンジンを用いたことにより、ガス乾燥機
の乾燥ドラムはガス燃焼部の点火によって自動的に回転
し、ガス燃焼部の消火によって自動的に停止する。従っ
て、電気エネルギーを用いることなくガス燃焼部による
ガスの燃焼で衣類等の乾燥と乾燥ドラムの回転駆動の両
方を効率よく行うことができる。
【0044】また、第3の本発明によれば、動力装置に
スターリングエンジンを用いたことにより、発電機は太
陽熱による熱エネルギーによって回転駆動される。従っ
て、ディーゼル機関のように軽油や重油等の燃料を消費
することもなく、且つ騒音も小さくなるので、効率的な
発電を行うことができる。
【0045】また、第4の本発明によれば、動力装置に
スターリングエンジンを用いたことにより、撹拌羽根は
お湯の熱によって回転駆動される。従って、電気エネル
ギーや人力を用いることなく、浴槽内のお湯を自動的に
撹拌することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスターリングエンジンを用いた動
力装置を第1の実施例である換気扇に適用した場合を示
す概略構成図である。
【図2】本発明に係るスターリングエンジンを用いた動
力装置を第2の実施例であるガス乾燥機に適用した場合
を示す概略構成図である。
【図3】本発明に係るスターリングエンジンを用いた動
力装置を第3の実施例である発電機に適用した場合を示
す概略構成図である。
【図4】本発明に係るスターリングエンジンを用いた動
力装置を第4の実施例である風呂撹拌機に適用した場合
を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1  スターリングエンジン 2  膨張シリンダ 3  圧縮シリンダ 4  クランク室 5  膨張ピストン 6  圧縮ピストン 9  クランク 12  加熱器 13  再生熱交換器 14  冷却器 15  ガスコンロ 16,21  ガス燃焼部 18  換気扇 20  ガス乾燥機 22  乾燥ドラム 23  送風装置 30  発電機 33  ソーラシステム 40  風呂撹拌機 41  浴槽 42  お湯 43  撹拌羽根

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  作動ガスが封入されている膨張シリン
    ダと圧縮シリンダ内にそれぞれピストンが配設され、前
    記膨張シリンダと圧縮シリンダ間に形成した作動ガス通
    路内を移動する作動ガスを加熱器と冷却器により加熱・
    冷却し、前記作動ガスを膨張・収縮させることにより前
    記ピストンを往復動させて出力を取り出すスターリング
    エンジンにおいて、前記加熱器をガス器具のガス燃焼部
    で加熱すると共に、前記冷却器を大気あるいは液体で冷
    却することによって前記スターリングエンジンから得ら
    れる動力で換気扇を回転駆動することを特徴とするスタ
    ーリングエンジンを用いた動力装置。
  2. 【請求項2】  作動ガスが封入されている膨張シリン
    ダと圧縮シリンダ内にそれぞれピストンが配設され、前
    記膨張シリンダと圧縮シリンダ間に形成した作動ガス通
    路内を移動する作動ガスを加熱器と冷却器により加熱・
    冷却し、前記作動ガスを膨張・収縮させることにより前
    記ピストンを往復動させて出力を取り出すスターリング
    エンジンにおいて、前記加熱器をガス乾燥機のガス燃焼
    部で加熱すると共に、前記冷却器を大気あるいは液体で
    冷却することによって前記スターリングエンジンから得
    られる動力で前記ガス乾燥機の乾燥ドラムを回転駆動す
    ることを特徴とするスターリングエンジンを用いた動力
    装置。
  3. 【請求項3】  作動ガスが封入されている膨張シリン
    ダと圧縮シリンダ内にそれぞれピストンが配設され、前
    記膨張シリンダと圧縮シリンダ間に形成した作動ガス通
    路内を移動する作動ガスを加熱器と冷却器により加熱・
    冷却し、前記作動ガスを膨張・収縮させることにより前
    記ピストンを往復動させて出力を取り出すスターリング
    エンジンにおいて、前記加熱器を太陽熱で加熱すると共
    に、前記冷却器を大気あるいは液体で冷却することによ
    って前記スターリングエンジンから得られる動力で発電
    機を回転駆動することを特徴とするスターリングエンジ
    ンを用いた動力装置。
  4. 【請求項4】  作動ガスが封入されている膨張シリン
    ダと圧縮シリンダ内にそれぞれピストンが配設され、前
    記膨張シリンダと圧縮シリンダ間に形成した作動ガス通
    路内を移動する作動ガスを加熱器と冷却器により加熱・
    冷却し、前記作動ガスを膨張・収縮させることにより前
    記ピストンを往復動させて出力を取り出すスターリング
    エンジンにおいて、前記加熱器を浴槽内のお湯で加熱す
    ると共に、前記冷却器を大気あるいは水で冷却すること
    によって前記スターリングエンジンから得られる動力で
    前記浴槽内のお湯を撹拌する撹拌羽根を回転駆動するこ
    とを特徴とするスターリングエンジンを用いた動力装置
JP2408406A 1990-12-27 1990-12-27 スターリングエンジンを用いた動力装置 Pending JPH04231657A (ja)

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JP2408406A Pending JPH04231657A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 スターリングエンジンを用いた動力装置

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JP (1) JPH04231657A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4796211B1 (ja) * 2011-04-13 2011-10-19 信行 又木 熱駆動式冷房装置
JP4834186B1 (ja) * 2011-04-22 2011-12-14 信行 又木 熱駆動式冷房装置
JP2012198014A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Boeing Co:The スターリングエンジンを用いた熱交換器とそれに関連する方法

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