JPH04231036A - 白内障外科手術用マイクロドリル型手工具 - Google Patents

白内障外科手術用マイクロドリル型手工具

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JPH04231036A
JPH04231036A JP3120066A JP12006691A JPH04231036A JP H04231036 A JPH04231036 A JP H04231036A JP 3120066 A JP3120066 A JP 3120066A JP 12006691 A JP12006691 A JP 12006691A JP H04231036 A JPH04231036 A JP H04231036A
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    • A61F9/00Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
    • A61F9/007Methods or devices for eye surgery
    • A61F9/00736Instruments for removal of intra-ocular material or intra-ocular injection, e.g. cataract instruments
    • A61F9/00763Instruments for removal of intra-ocular material or intra-ocular injection, e.g. cataract instruments with rotating or reciprocating cutting elements, e.g. concentric cutting needles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61B2017/320044Blunt dissectors

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は眼の損傷の非常に少ない
危険性をもって白内障の摘出を行うため利用され得る装
備に関する。
【0002】
【従来の技術】白内障とは、通常は透明な眼の水晶体が
不透明になる疾患である。これに対する治療法としては
、従来より不透明な水晶体(白内障)を除去して、その
代わりに水晶体を構成するレンズの中へ人工水晶体を埋
めこむ方法がある。
【0003】そして、過去15年間において、白内障摘
出のための技術及び測定術は著しく進歩した。白内障摘
出のための技術は、白内障及びその周囲の水晶体の除去
を行う冷却探針を用いるレンズ内摘出から出発して、近
代においては、眼内のレンズに12mm〜15mm程度
の切れ目を作り、この開口からレンズ内の白内障の除去
を行う灌水吸引器を用いるレンズ内摘出へと進歩した。
【0004】そしてさらに、上述のような近代的なレン
ズ内摘出による白内障摘出のための技術は、約3mmの
小さい切れ目を通じて眼の中に挿入される超音波振動チ
ップを用いるファコエマルシフィケイション(白内障の
水晶体の乳化;phacoemulsificatio
n )へと進歩した。 この振動チップは白内障を乳化するので、これにより、
レンズ内からの白内障の吸出しはさらに容易になった。 そしてまた最近になって、さらに小さい切込みを通じて
白内障の乳化を行うレーザパルス装置について述べられ
てはいるが、このような装置は未だ開発途上の段階にあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、現在において
は、実際に上記のようなファコエマルシフィケイション
による治療を行っている米国内の眼科医の割合は、カナ
ダの眼科医のそれよりも少なく、20%〜30%である
。このように、ファコエマルシフィケイションによる治
療を行っている眼科医の割合があまり高くないのは、該
技術はマスターすることが難しく、振動ディップによる
損傷の危険度がかなり高いためである。しかも、ファコ
エマルシフィケイション法による外科手術の実施に要す
る測定装置は非常に高価であり、4万ドルないし7万ド
ルもの費用がかかってしまう。
【0006】したがって、ファコエマルシフィケイショ
ンによる治療方法は、過去10年にわたって実在するに
も拘らず、これらの理由によって少ない範囲でしか実際
には行なわれていない。
【0007】そこで、眼の周囲の組織へ大きな悪影響を
及ぼすことなく白内障を乳化するために眼の中へ挿入で
きる、安価でかつ効果的な装置の開発が望まれている。
【0008】本発明は以上のような課題を鑑みてなされ
たものであり、その目的は、眼の周辺組織へ悪影響を及
ぼすこと無く、白内障の治療を行うことのできる、安価
でかつ効果的な白内障外科手術用装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】これまでに列挙された諸
問題は、単なる穿孔の原理に基づいて作動される本発明
によって回避されている。2.1mm程度の眼の中の切
れ目を通じて挿入される先端の丸いマイクロドリル又は
マイクロビットを、本発明は利用している。ドリルビッ
トの回転に伴い、ドリルビットに接触する白内障を乳化
し、乳化された物質は同時にビットにごく近く位置して
いる適当な導管を通じて吸出される。実施例において吸
出し口とそれに関連する灌水吸出し口は、ドリルビット
が取付けられている手工具の先端ピースに設けられてい
る。
【0010】それゆえ、一般的に述べれば、本発明は、
外科的乳化と眼からの白内障の吸出しのための手工具を
提供するものであり、その手工具は次のものからなる。 すなわち、動力源及び動力制御手段に接続され、その先
端に回転可能なチャック部を有する駆動モータを収容す
る長型収容手段;前記収容手段の前方へ延びるシャフト
ハウジングであって同心的な内部を画定し、その基部か
ら開放された先端部までシャフトハウジングに沿って延
びる環形通路を有する手段;前記の内部に主要される長
型シャフトを有するドリルビット手段であって、そのシ
ャフトの一端は前記のチャック部に収容され、他端は、
数個の鈍角でおおむね径方向に突出している歯を有する
おおむね丸い頭部を備えている手段;一端が灌水流体源
に接続可能で、他端が前記のシャフトハウジングに接続
され、前記の環形通路と連通している灌水導管;  及
び一端が吸出し手段に接続可能で他端が前記のシャフト
ハウジングに接続され、前記の内部通路に連通している
吸出し導管である。
【0011】
【作用】以上のような構成を有する本発明に係る白内障
外科手術用マイクロドリル型手工具においては、白内障
に対する作用はドリルビットの先端で行われ、それによ
り、ophthalmologist は、眼に高い損
傷の危険性を及ぼすことなく、眼の致命的な構造に近く
ドリルビットを持ってゆくことができる。この可能性は
、ファコエマルシフィケイション(白内障の水晶体の乳
化;phacoemulsification )では
存在しない。その理由は、装置の振動ディップは、それ
が超音波的に振動するか又はパルスレーザで振動しても
、乳化過程で眼内の周囲の構造を損傷するかも知れない
、予期されなかった衝撃波を発生するからである。この
衝撃波は、白内障の乳化に有効である一方で、もしそれ
がこれらの組織に不注意で接触したときは、周囲のカプ
セル又は紅彩をひどく損傷することがある。
【0012】本発明は、先の丸いマイクロビットを受入
れるチャックを持つ小さい手工具を含み、手工具は、例
えば、外科医が制御できる1.5Vの変速モータを有す
る。ドリルビットの先端の近くで終わっている取外し可
能な先端ピースは、灌水流体のためとその流体と乳化さ
れた白内障との吸出しのための導管部を備えている。外
科医は、眼の中に小さい切込みだけを作る必要があり、
彼の扱う器具を片手で制御するが、従来の技術よりも少
ない器用さと整合しか必要としない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例について、図
に基づいて説明していく。
【0014】まず、図6は、本実施例に係る白内障外科
手術用マイクロドリル型手工具の説明の前提として、人
間の目の構造を示した模式図である。図6においては、
全体的に、人間の眼心10を示しており、その主体には
、格別に示してはいないが、数個の層、すなわち強膜層
、脈絡膜層及び網膜層を示す。また、眼はガラス状体1
6流体を含む。視覚神経18は網膜の黄斑で受けた信号
を脳へ伝達する。眼の正面には、角膜20、紅彩22及
び水晶体24がある。健康な眼の中の水晶体24は透明
な膠質物質であるが羅病した眼の中の水晶体24は固化
し、不透明になり、個人の視力の悪化をもたらす。水晶
体24は薄いカプセル26に収容されてレンズを構成し
、そのカプセル26には28に示すような各種の筋、す
なわち毛様体28が接続している。これらの筋28はカ
プセル26の形を変化させ、これにより、眼が焦点を合
わせるときは、カプセル26の形を変化させることによ
って水晶体24の焦点距離を変化させる。なお、人間の
目については、ここに述べたものよりさらに多くの要素
を含んでいることがわかっているが、本発明の理解に必
要なものとしては、第6図に示されているもので十分で
ある。
【0015】次に、図1は本実施例に係る白内障外科手
術用マイクロドリル型手工具の外観を示した斜視図であ
る。
【0016】図1に示されているように、本実施例の白
内障外科手術用マイクロドリル型手工具は、カプセル2
6内の白内障を乳化し、かつ乳化された物質をそこから
吸引するために用いられる手工具30を有している。こ
の手工具30は、変速電気モータが収容される直径の小
さい円筒ハウジング、すなわち胴部32を備えている。 なお、実施例において、胴部32に備えられているモー
タは約1.5Vの定格を有している。さらに胴部32に
備えられているこのモータは、実施例において、ワイヤ
36を経て適当な動力源に接続されており、しかも電気
回路中に適当な動力制御装置が備えられている。これに
より、手術に際して、外科医が自己の意思どおりにモー
タの速度を変えることができるようになっている。一方
、截頭円錐部40を備えた取外し可能な先端ピース38
が、胴部32の前方に設置されて手工具30が構成され
ており、実施例において、手工具30の長さは15cm
程度となっている。
【0017】図2は本実施例に係る白内障外科手術用マ
イクロドリル型手工具の一部断面図、図3はその先端部
分を拡大した一部拡大図であり、図5は要部の断面を拡
大した要部拡大断面図である。
【0018】図2及び図5に示されているように、実施
例において、胴部32に備えられているモータ34は、
ハウジング32の内側隔壁48を経て前方へ突出してい
るシャフト44と接続されている。このうち、シャフト
44は、その前面から軸方向へ延びる盲穴50を有し、
この盲穴50は本実施例のドリルビットのチャックとし
て機能している。そして、截頭円錐部40とシャフトハ
ウジング42との接合点には、中央を貫通する開口54
を備えるもう一つの隔壁52があり、さらには、変換可
能な弾性ワッシャ部材56が隔壁52の内部表面にはめ
こまれており、これにより、不要な流体が手工具30の
内部に侵入しないようになっている。
【0019】これに加えて、本実施例に係る白内障外科
手術用マイクロドリル型手工具のドリルビット58は、
盲穴すなわちチャック50に収容されるためにその一端
が拡大されたシャフト部60を有している。これによっ
て、モータ34の出力がドリルビット58に伝えられる
ようになっているため、ドリルビット58はモータ34
の出力によって駆動させることができるようになってい
る。また、シャフト部分60から主シャフト部64に至
る間には、これらの中間の直径のシャフト部62が設置
されており、このシャフト部62があるために、シャフ
ト部62がワッシャ56の隔壁52の箇所で止まるよう
になっている。したがって、シャフト部62が設置され
ているために、ドリルビット58の軸方向のズレが有効
に防止されるようになっている。
【0020】ここで、図4は、本実施例に係る白内障外
科手術用マイクロドリル型手工具の先端部分を拡大した
一部拡大図である図3を、A−A線で切断したときの断
面を示す断面図である。
【0021】図4に示されているように、実施例におい
て、ドリルビット58の頭部66は、中心ハブ部から径
方向に延びる数本のカーブした歯68を持った、おおむ
ね丸い外見を有する形状をとっている。この歯68の先
端70は幾分鈍角であって、これによって、もしも歯6
8が鋭い場合に起こるであろう眼の損傷が防止されてい
る。ここで、実施例において、ドリルビット58の頭部
66の直径は、眼の中に作られる切込みの長さよりも短
く設定されるので、0.5mmないし1.0mmの程度
に設定されることになる。
【0022】ここで、実施例において、シャフトハウジ
ング42は、図5に示されているように、一対の同心の
ハウジング部72,74を含んでいる。この内、図3に
示されているように、外側の円筒形ハウジング部72は
、截頭円錐部40を起点としてシャフトハウジング42
の末端付近まで延びている。一方、内側の円筒形ハウジ
ング部74は、截頭円錐部40を起点としてシャフトハ
ウジング42の末端付近まで延びているが、外側の円筒
形ハウジング部72よりも長く、外側の円筒形ハウジン
グ部72の少し先まで延びている。したがって、ハウジ
ング部同士間に、外側の円筒形ハウジング部72の長さ
の分だけ、環状通路76を作り出している。また、図3
に示されているように、外側ハウジング部74の円周上
に複数個設置された開口80は、環状通路76を大気に
連通させてはいるが、環状通路76は、封止部78によ
って外側ハウジング部74の外端で封止されている。 一方、内側ハウジング部74の内部の内部通路82は、
図3に示されているように、内側ハウジング部74の外
端で、シャフト64が貫通している開口端84を通じて
大気に開放されている。
【0023】ところで、灌水及び吸出しは、それぞれ独
立の導管86及び88を通じて達成されており、これら
の導管は手工具30に強固に固定されており、柔軟な導
管(図示されていない)を通じてそれぞれの灌水ポンプ
へ接続することができる。これらの導管は接続部90に
おいて分離することができ、これにより、取外し可能な
先端ピース38へ固定された各部分は、接続部90にお
いて、主ハウジング32から自在に取外しができるよう
になっている。
【0024】特に図5に示されているように、灌水導管
86は開口92を通じて環状通路76と連通し、吸出し
導管88は開口94を通じて内側ハウジング部74の内
部通路82と連通している。そして、開口94は、適当
な封止部材96によって、環状通路76から封止されて
いる。
【0025】本実施例の手工具を利用する水晶体穿孔の
技術においては、まず、紅彩22により規定された開口
を通じて、従来と同様の手順を用いて外科医が、角膜2
0及びカプセル26内に小さい適当な切込みを作る。こ
の場合において、眼の中に促成される切込みは、約2.
1mmのもあれば十分である。次に、外科医の制御のも
とにモータ34によって回転駆動されつつあるドリルビ
ット頭部66が、上記のようにして作成された開口を通
じて、白内障の中へ順次に挿入される。このとき、ドリ
ルビット頭部66が白内障の中へ順次に挿入されると、
シャフトハウジング42のドリルビット頭部に近接する
端部も同時に白内障の中へ順次に挿入されることとなる
【0026】ここで、白内障の中に挿入されたドリルビ
ット頭部66の回転に伴い、固化して白内障化した水晶
体の物質は、ドリルビット頭部66の回転によって、軽
く擦り減らされることとなる。このときに灌水液は、導
管86、環状通路76及び開口を通じてドリルビット頭
部66付近の区域へ導かれ、白内障の部分に供給される
。このようにして、灌水液が供給された状態で頭部66
により再覚拌されることによって、白内障化した水晶体
物質が乳化される。
【0027】そして、これと同時に、導管88に対して
真空減圧が加えられ、これにより、乳化済みの水晶体物
質が開口84、内側シャフトハウジングの内部通路82
及び導管を通じて吸引される。ここで、この穿孔手順は
、羅病物質のすべてがカプセル26内から除去されてし
まうまで継続され、羅病物質のすべてがカプセル26内
から除去された後、外科医は通常の方法で手順を完了す
ることができる。
【0028】したがって、本実施例の手工具及び上述の
穿孔技術を用いれば、周囲の組織をほとんど損傷するこ
となく羅病した水晶体物質を完全に除去することができ
る。また、鈍角のドリルビットの頭部66は効果的に羅
病した水晶体物質の乳化のための作動をするが、もし、
頭部66が眼の周囲の組織に偶然に接触したとしても、
これが鈍角であるため、接触した周囲の組織にそれに悪
影響を及ぼすことはない。このようなわけで、この手工
具を使用する外科医は、羅患部の周囲の健全な組織を取
返しのつかないまでに損傷することについて、注意を払
う必要がない。そこで、失敗について過度に憂慮するこ
とよりもむしろ手元の任務にさらに集中することができ
るので、今まで以上に安全な手術を行うことができるよ
うになる。
【0029】なお、上記の実施例については、実施者は
その基本的概念を変えることなく、そこに変更と改善を
加えることができるであろうことは明らかである。例え
ばモータ34は電気モータよりも圧搾空気モータを使用
することもできる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の手工具は
、製造上高価ではなく、必要なポンプ及び電気回路を含
む付属装備は容易に“棚の上の上から”入手できるもの
である。したがって、外科医は今までよりも少ない投資
で、今まで以上に安全でかつ効果的な手術を行うことが
できるようになる。
【0031】そしてこのことは、白内障の外科手術を望
む多くの個人が、安全で安価でかつ効果的な白内障外科
手術用を受けることができるということを意味する。こ
のような条件下において白内障の治療を行うことができ
るということは、社会的にも有用なことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る水晶体のマイクロ穿孔
装置の斜視図である。
【図2】図1の装置の部分的縦断面であって、内部構成
部品を示す図である。
【図3】図1の装置のディップ区域の拡大斜視図である
【図4】図3に示されるドリルビットのA−A線に沿う
拡大横断面図である。
【図5】灌水口及び吸出し口のある区域における拡大断
面図である。
【図6】人間の眼の横断面の模式図である。
【符号の説明】 30  手工具 32  円筒ハウジング(胴部) 34  モータ 36  ワイヤ 38  先端ピース 40  截頭円錐部 42  シャフトハウジング 44  シャフト部 48  内側隔壁 50  盲穴 52  隔壁 54  開口 56  弾性ワッシャ部材 58  ドリルビット 60  シャフト部 62  シャフト部 64  主シャフト部 66  ドリルビット頭部 68  歯 70  歯の先端 72,74  円筒形ハウジング部 76  環状通路 78  封止部 80  開口 82  内部通路 84  開口端 86  灌水導管 88  吸出し導管 90  接続部 92  開口 94  開口 96  封止部材

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外科的乳化及び眼からの白内障の吸出しの
    ための手工具であって、該手工具は次のものを含む、a
    )動力源及び動力制御手段に接続可能な駆動モータ手段
    を含む長型ハウジング手段であって、該モータ手段はそ
    の前端に回転可能なチャック部を含む、b)前記ハウジ
    ング手段の前方に延びるシャフトハウジングであって、
    該シャフトハウジングにそって延びる環状の通路とを画
    定する、 c)前記の内部通路内に収容可能な長型シャフトを有す
    るドリルビット手段であって、他端は数個の鈍角のおお
    むね径方向に突出している歯をそれ自体に備えるおおむ
    ね丸い頭部を含む、 d)灌水導管であって、その一端は灌水流体源に接続可
    能であり、他端は前記のハウジングに接続され、環状通
    路に連通している、 e)吸出し導管であって、その一端は吸出し手段に接続
    可能であり、他端は前記シャフトハウジングに接続され
    、前記の内部通路に連通している。
  2. 【請求項2】請求項1記載の手工具において、前記のハ
    ウジング手段は、前記のモータ手段を含む長型の円筒形
    胴部と、前記のシャフトハウジングとを含み、該シャフ
    トハウジングは前記の胴部に関連してその直径が減少し
    ている。
  3. 【請求項3】請求項2記載の手工具において、前記の先
    端ピースは、前記の截頭円錐部と前記のシャフトハウジ
    ングとの接合点において横断する隔壁を含み、該隔壁は
    前記のシャフトを貫通させるための軸方向の開口を有す
    る。
  4. 【請求項4】請求項3記載の手工具において該手工具は
    、前記のシャフトに受入れ可能で前記の截頭円錐部内で
    隔壁に対置可能な封止ワッシャを有する。
  5. 【請求項5】請求項4記載の手工具において、前記のシ
    ャフトハウジングは、前記の内部通路を画定する内側円
    筒ハウジング部と、前記の内側ハウジング部とともに環
    状通路を画定するそれと同心の外側円筒ハウジング部と
    を含む。
  6. 【請求項6】請求項5記載の手工具において、前記の環
    状通路は、その末端において前記の内側ハウジング部と
    外側ハウジング部の間に延びている封止手段によって封
    止され、円周方向に間隔をおいて配置されている数個の
    開口が、前記の環状通路の末端の付近にある前記のハウ
    ジング部を通じて延びている。
  7. 【請求項7】請求項6記載の手工具において、前記の灌
    水及び吸出しの導管は、前記の胴部及び前記の先端ピー
    スにそれぞれ強固に取付けられた分離可能な部分を含む
  8. 【請求項8】外科的乳化及び目からの白内障の吸出しに
    使用される手工具において、該手工具は次のものを含む
    、 a)胴部と取外し可能な先端ピースを含む長型円筒ハウ
    ジング、 b)直径の減少するシャットハウジングであって、前記
    の先端ピースの前方へ延び、内側ハウジング部中に長型
    の内部通路を画定し、またハウジング部相互間に環状通
    路を画定する相互に同心の内側及び外側のハウジング部
    を含み、前記の内部通路はその末端において開放され、
    前記の外側ハウジング部はその末端において前記の内側
    ハウジング部へ封止され、前記の外側ハウジング部は、
    その末端においてそれ自体を貫通する数個の開口を含み
    、前記の環状通路に連通している、 c)前記の胴部内の駆動モータであって、動力源及び動
    力制御手段に接続可能であり、その前端にチャック部を
    含む、 d)ドリルビットであって、前記の内部通路に沿って延
    びる長型シャフトを有し、該シャフトの一端は前記のチ
    ャック部に受入れ可能であり、他端は、鈍角の、おおむ
    ね径方向に突出した歯をそれ自体に備えたおおむね丸い
    頭部を含む、 e)前記の円筒ハウジングに強固に取付けられた灌水導
    管であって、その一端は灌水流体源に接続可能であり、
    他端は前記外側ハウジング部に接続され、密封的に前記
    の環状通路に連通している、 f)前記の円筒ハウジングに強固に取付けられた吸出し
    導管であり、その一吸出し手段に接続可能であり、他端
    は前記のシャフトハウジングに接続され、かつ、密封的
    に前記の内部通路に連通している。
  9. 【請求項9】請求項8記載の手工具において、前記の先
    端ピースは、前記のシャフトハウジングと前記の胴部と
    等しい直径を持つ部分との間に直截円錐部を含み、前記
    の直截円錐部と前記のシャフトハウジングとの間に横断
    する隔壁が存在し、前記の隔壁は、前記のシャフトを貫
    通させる軸方向の開口を有する。
  10. 【請求項10】請求項9記載の手工具において、該手工
    具は、前記のシャフト上に受入れ可能で、前記の直截円
    錐部内で前記の隔壁に対置可能な封止ワッシャを含む。
  11. 【請求項11】請求項8記載の手工具において、前記の
    灌水及び吸出しの導管は、前記の胴部及び前記の先端ピ
    ースにそれぞれ強固に取付けられた分離可能な部分を含
    む。
  12. 【請求項12】請求項1記載の手工具において、前記の
    頭部は0.5ないし1.0mmの直径を有する。
  13. 【請求項13】請求項8記載の手工具において、前記の
    頭部は0.5ないし1.0mmの直径を有する。
JP3120066A 1990-05-24 1991-05-24 白内障外科手術用マイクロドリル型手工具 Granted JPH04231036A (ja)

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