JPH0423094Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0423094Y2 JPH0423094Y2 JP1985098948U JP9894885U JPH0423094Y2 JP H0423094 Y2 JPH0423094 Y2 JP H0423094Y2 JP 1985098948 U JP1985098948 U JP 1985098948U JP 9894885 U JP9894885 U JP 9894885U JP H0423094 Y2 JPH0423094 Y2 JP H0423094Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- hole
- support
- contact surface
- welded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 8
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 6
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、大型車両に使用されるエア・タン
クの改良に関する。
クの改良に関する。
背景技術
従来のエア・タンクの廻り止めは、そのエア・
タンクの外周面に溶接された丸棒からなり、その
溶接された溶接ビートがその丸棒の周囲に形成さ
れるので、タンク・サポートに大きな開口の穴を
形成することが要求され、その結果、丸棒を固定
するホルダが必要になつていた。また、そのタン
ク・サポートに開口された大きな穴には、雨水が
たまり、腐食の原因にもなつていた。
タンクの外周面に溶接された丸棒からなり、その
溶接された溶接ビートがその丸棒の周囲に形成さ
れるので、タンク・サポートに大きな開口の穴を
形成することが要求され、その結果、丸棒を固定
するホルダが必要になつていた。また、そのタン
ク・サポートに開口された大きな穴には、雨水が
たまり、腐食の原因にもなつていた。
また、特開昭57−194975号公報には、タンク・
ローリの支持装置が開示されているが、この種の
支持装置では、ブラケツトがタンクの胴壁に沿う
曲面に形成された当板、および、その当板に溶接
されたガセツトおよび支持板で組み立てられてそ
の当板をそのタンクの胴壁に溶接させる構造であ
るので、このブラケツトは、タンク・サポートの
穴に嵌め合わせてそのタンク・サポートに取り付
けられるエア・タンクの廻り止めに使用するのは
困難で、加えて、部品点数が多くなる不具合があ
つた。
ローリの支持装置が開示されているが、この種の
支持装置では、ブラケツトがタンクの胴壁に沿う
曲面に形成された当板、および、その当板に溶接
されたガセツトおよび支持板で組み立てられてそ
の当板をそのタンクの胴壁に溶接させる構造であ
るので、このブラケツトは、タンク・サポートの
穴に嵌め合わせてそのタンク・サポートに取り付
けられるエア・タンクの廻り止めに使用するのは
困難で、加えて、部品点数が多くなる不具合があ
つた。
考案の目的・課題
この考案の目的・課題は、タンク・サポートの
穴に嵌め合わせる廻り止めをタンク本体に溶接す
ることによつて形成される溶接ビートがその穴に
干渉されること、および、雨水がその廻り止めに
溜ることを避けるところのエア・タンクの提供に
ある。
穴に嵌め合わせる廻り止めをタンク本体に溶接す
ることによつて形成される溶接ビートがその穴に
干渉されること、および、雨水がその廻り止めに
溜ることを避けるところのエア・タンクの提供に
ある。
具体例の説明
以下、図面に示された具体例に基づいて、この
考案のエア・タンクを説明するに、第1および2
図は、大型トラツクに適用されたこの考案のエ
ア・タンクの具体例10を示し、このエア・タン
ク10では、廻り止め12が、タンク本体11の
外側面上の所定の位置に溶接された。
考案のエア・タンクを説明するに、第1および2
図は、大型トラツクに適用されたこの考案のエ
ア・タンクの具体例10を示し、このエア・タン
ク10では、廻り止め12が、タンク本体11の
外側面上の所定の位置に溶接された。
その廻り止め12は、プレス機で鋼板から板片
に切断され、その板片をU字状にプレス曲げされ
た切断リング、換言すれば、シア・コネクタとし
て合成梁に使用されるスタツド・ジベル
(studdowel)形状に形成され、そして、そのU
字状スタツド・ジベルの曲がり部分における外側
板面が、タンク・サポート20の穴21に嵌め合
わせ状態でその穴21に部分的に接触するところ
の当り面14になされ、そして、その当り面14
を避けたところであつてその嵌め合わせ状態でそ
の穴21から離れているところのそのU字状スタ
ツド・ジベルの内側板面の縁をそのタンク本体1
1の外側面に溶接してそのタンク本体11に一体
化された。
に切断され、その板片をU字状にプレス曲げされ
た切断リング、換言すれば、シア・コネクタとし
て合成梁に使用されるスタツド・ジベル
(studdowel)形状に形成され、そして、そのU
字状スタツド・ジベルの曲がり部分における外側
板面が、タンク・サポート20の穴21に嵌め合
わせ状態でその穴21に部分的に接触するところ
の当り面14になされ、そして、その当り面14
を避けたところであつてその嵌め合わせ状態でそ
の穴21から離れているところのそのU字状スタ
ツド・ジベルの内側板面の縁をそのタンク本体1
1の外側面に溶接してそのタンク本体11に一体
化された。
そして、そのようにしてその廻り止め12がそ
のタンク本体11に溶接されることによつて形成
された溶接ビート13は、その穴21に干渉する
ことが避けられた。勿論、その切断リング12
は、そのタンク・サポート20の穴21に合わせ
られた寸法に製作された。
のタンク本体11に溶接されることによつて形成
された溶接ビート13は、その穴21に干渉する
ことが避けられた。勿論、その切断リング12
は、そのタンク・サポート20の穴21に合わせ
られた寸法に製作された。
また、このエア・タンク10は、取付けたバン
ド22およびナツト23が使用された。
ド22およびナツト23が使用された。
次に、上述の構造に製造されたそのエア・タン
ク10の取付けについて、説明するに、先ず、そ
の廻り止め12をその穴21に嵌め込み、その当
り面14をその穴21を内側面に部分的に接触さ
せながらそのタンク・サポート20の下面にその
タンク本体11を押し付ける。
ク10の取付けについて、説明するに、先ず、そ
の廻り止め12をその穴21に嵌め込み、その当
り面14をその穴21を内側面に部分的に接触さ
せながらそのタンク・サポート20の下面にその
タンク本体11を押し付ける。
次いで、バンド22をそのタンク本体11の下
側から巻き付け、両端にねじ切りされたねじ棒部
分をそのタンク・サポート20の穴24に通し、
そのねじ棒部分にナツト23を締め付ける。
側から巻き付け、両端にねじ切りされたねじ棒部
分をそのタンク・サポート20の穴24に通し、
そのねじ棒部分にナツト23を締め付ける。
したがつて、そのエア・タンク10は、がたつ
きなしに、廻り止めされてそのタンク・サポート
20の下面に固定的に支持された。
きなしに、廻り止めされてそのタンク・サポート
20の下面に固定的に支持された。
その廻り止め12がそのようなU字状スタツ
ド・ジベルの形状でそのタンク本体11に溶接さ
れたので、そのエア・タンク10が簡単に取り付
けられ、また、その溶接ビード13がその穴21
に干渉することも、そして、雨水がその廻り止め
12に溜ることも回避された。
ド・ジベルの形状でそのタンク本体11に溶接さ
れたので、そのエア・タンク10が簡単に取り付
けられ、また、その溶接ビード13がその穴21
に干渉することも、そして、雨水がその廻り止め
12に溜ることも回避された。
上述の廻り止め12は、U字状スタツド・ジベ
ルに製造されたが、必要に応じて、その形状は、
半円形、V字形などのスタツド・ジベルに製造可
能である。
ルに製造されたが、必要に応じて、その形状は、
半円形、V字形などのスタツド・ジベルに製造可
能である。
第3図は、大型トラツクに適用されたこの考案
のエア・タンクの他の具体例30を示し、このエ
ア・タンク30では、廻り止め31がプレス機で
平鋼板から打ち抜かれたところのストレート・ス
タツド・ジベル形状に成形され、両端面を当り面
32,32になし、その当り面32,32を避け
て、両板面において、下縁をそのタンク本体11
の外側面に溶接し、溶接ビート33がそのタン
ク・サポート20の穴21に影響を及ぼさないよ
うにしている。
のエア・タンクの他の具体例30を示し、このエ
ア・タンク30では、廻り止め31がプレス機で
平鋼板から打ち抜かれたところのストレート・ス
タツド・ジベル形状に成形され、両端面を当り面
32,32になし、その当り面32,32を避け
て、両板面において、下縁をそのタンク本体11
の外側面に溶接し、溶接ビート33がそのタン
ク・サポート20の穴21に影響を及ぼさないよ
うにしている。
考案の便益
上述から理解されるように、この考案のエア・
タンクは、廻り止めが、板片からスタツド・ジベ
ル形状に形成され、タンク・サポートの穴に嵌め
合わせ状態でその穴に部分的に接触する当り面を
有し、そして、その当り面を避けてその嵌め合わ
せ状態でその穴から離れている板面の縁をタンク
本体の外側面上の所定の位置に溶接するので、エ
ア・タンクが、がたつきを生じることなく、廻り
止めされてタンク・サポートに簡単に取り付けら
れ、また、その廻り止めをそのタンク本体に溶接
することによつて形成される溶接ビートがその穴
に干渉されることが回避され、その廻り止めから
は雨水が確実に排出され、その雨水の溜りによる
腐食が防止され、また、従来のような廻り止めボ
ルトが省かれ、車両にとつて非常に有用で実用的
である。
タンクは、廻り止めが、板片からスタツド・ジベ
ル形状に形成され、タンク・サポートの穴に嵌め
合わせ状態でその穴に部分的に接触する当り面を
有し、そして、その当り面を避けてその嵌め合わ
せ状態でその穴から離れている板面の縁をタンク
本体の外側面上の所定の位置に溶接するので、エ
ア・タンクが、がたつきを生じることなく、廻り
止めされてタンク・サポートに簡単に取り付けら
れ、また、その廻り止めをそのタンク本体に溶接
することによつて形成される溶接ビートがその穴
に干渉されることが回避され、その廻り止めから
は雨水が確実に排出され、その雨水の溜りによる
腐食が防止され、また、従来のような廻り止めボ
ルトが省かれ、車両にとつて非常に有用で実用的
である。
考案と具体例との関係
先のように、図面を参照して説明されたこの考
案の具体例から明らかであるように、この考案の
属する技術の分野における通常の知識を有する者
にとつて、この考案の内容は、その考案の課題を
成し遂げるためにその考案の成立に必須であつて
その考案の性質であるところのその考案の技術的
本質に由来し、そして、それを内在させると客観
的に認められる態様に容易に具体化される。
案の具体例から明らかであるように、この考案の
属する技術の分野における通常の知識を有する者
にとつて、この考案の内容は、その考案の課題を
成し遂げるためにその考案の成立に必須であつて
その考案の性質であるところのその考案の技術的
本質に由来し、そして、それを内在させると客観
的に認められる態様に容易に具体化される。
第1図は、大型トラツクに適用されたこの考案
のエア・タンクの具体例を示す正面図、第2図
は、第1図のエア・タンクに使用された廻り止め
を示す斜視図、および、第3図は、大型トラツク
に適用されたこの考案のエア・タンクの他の具体
例を示す部分斜視図である。 11……タンク本体、12,31……廻り止
め、13……溶接ビード、14,32……当り
面。
のエア・タンクの具体例を示す正面図、第2図
は、第1図のエア・タンクに使用された廻り止め
を示す斜視図、および、第3図は、大型トラツク
に適用されたこの考案のエア・タンクの他の具体
例を示す部分斜視図である。 11……タンク本体、12,31……廻り止
め、13……溶接ビード、14,32……当り
面。
Claims (1)
- 廻り止めが、板片からスタツド・ジベル形状に
形成され、タンク・サポートの穴に嵌め合わせ状
態でその穴に部分的に接触する当り面を有し、そ
して、その当り面を避けてその嵌め合わせ状態で
その穴から離れている板面の縁をタンク本体の外
側面上の所定の位置に溶接するところのエア・タ
ンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985098948U JPH0423094Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985098948U JPH0423094Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS626170U JPS626170U (ja) | 1987-01-14 |
JPH0423094Y2 true JPH0423094Y2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=30967377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985098948U Expired JPH0423094Y2 (ja) | 1985-06-28 | 1985-06-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0423094Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635458B2 (ja) * | 1977-03-31 | 1981-08-17 | ||
JPS57194975A (en) * | 1981-05-21 | 1982-11-30 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Supporter for tank lorry |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6244843Y2 (ja) * | 1979-08-29 | 1987-11-28 |
-
1985
- 1985-06-28 JP JP1985098948U patent/JPH0423094Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5635458B2 (ja) * | 1977-03-31 | 1981-08-17 | ||
JPS57194975A (en) * | 1981-05-21 | 1982-11-30 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | Supporter for tank lorry |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS626170U (ja) | 1987-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5222706A (en) | Pipe connecting structure for pipe-type modular wiper apparatus | |
US6357980B1 (en) | Nut clip assembly forming a coplanar surface | |
JPS6245406B2 (ja) | ||
JPS6244156B2 (ja) | ||
JPH0423094Y2 (ja) | ||
US4265005A (en) | U-Bolt clamp saddle construction | |
US4063336A (en) | Clamp for tubing | |
US4040152A (en) | Saddle for U-bolt clamp | |
EP1439081A1 (en) | Connection between vehicle axle and carrier arm | |
US4735386A (en) | Side-load type pipe hanger with single bolt closure and bolt retained liner | |
JPS588428A (ja) | 排気系マウントラバ−保持体 | |
JP2651581B2 (ja) | フロントフォーク支持用アッパブラケットの締結構造 | |
JPH0629042Y2 (ja) | ダンパーブラケットの取付け構造 | |
JPS6024692Y2 (ja) | 自動二輪車のハンドル装置 | |
JP2973134B2 (ja) | 自動調心ナットの製造方法 | |
JPH0356645Y2 (ja) | ||
JPH0355782Y2 (ja) | ||
JPH0132562Y2 (ja) | ||
JPH0728043Y2 (ja) | シートベルトアンカ板の回り止め装置 | |
JPS628645Y2 (ja) | ||
JPS6217633Y2 (ja) | ||
JPH0748976Y2 (ja) | 自動車用マフラカッタ | |
JPS6240230Y2 (ja) | ||
JPH0111874Y2 (ja) | ||
JPS6141605Y2 (ja) |