JPH04229771A - ビデオ表示装置 - Google Patents

ビデオ表示装置

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JPH04229771A
JPH04229771A JP3125345A JP12534591A JPH04229771A JP H04229771 A JPH04229771 A JP H04229771A JP 3125345 A JP3125345 A JP 3125345A JP 12534591 A JP12534591 A JP 12534591A JP H04229771 A JPH04229771 A JP H04229771A
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picture tube
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capacitor
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トーマス デイビツド ガーリイ
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リロイ サミユエル ウイグノツト
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    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
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  • Picture Signal Circuits (AREA)
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  • Details Of Television Scanning (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン表示装
置に、更に具体的には、無走査(スキャン・ロス)の条
件下で表示用映像管のスポット焼けを防止するための上
記装置用保護回路に関するものである。
【0002】
【発明の背景】直視型および投写型の表示システムは、
表示装置として通常は映像管(陰極線管)を採用してい
る。映像管の正常動作時には、電子ビームは走査回路に
より偏向されて映像管のフエースプレート上に比較的大
面積のラスタを形成し、このビームをビデオ信号で変調
することによって、フエースプレート上に被着している
けい光体を活性化することにより可視的な画像が生成さ
れる。この正常動作時には、ビームエネルギは、映像管
フエースプレートの全面積に亘って配分される。
【0003】もし無走査(走査機能喪失)状態が生じれ
ば、このエネルギは比較的小面積上に集中し、エネルギ
のこの高度の集中が、けい光体の永久的な損傷、いわゆ
る「スポット焼け」を作る可能性がある。無走査状態は
、いわゆる「ホットスタート」条件下のターン・オン期
間に起こる可能性があり、また表示器の正常動作中に例
えば構成部品の故障により発生することもある。
【0004】無走査状態の発生を検出、または「予報」
し、この検出または予報された発生に応動して電子ビー
ムを消去すなわちカット・オフするに十分な値のグリッ
ド陰極バイアスを映像管に印加することにより、無走査
状態を防ぐことは一般に知られている。以下スポット焼
け防護のためにビームをカット・オフする3種の実例に
ついて検討する。スポット焼け防護のためにビームをカ
ット・オフする第1の例では、ビームカット・オフは、
映像管の陰極駆動増幅器をピーク黒レベル(「黒より黒
い」)に相当するその最高正出力電圧まで駆動すること
によって行われる。この技法は、1987年4月21日
付けでクレイグ(Craig)氏他に付与された「遅延
表示手段付テレビジョン受像機」なる名称の米国特許第
4,660,093号に例示されている。
【0005】この例では、目障りなアーテイフアクツが
映像管面に表示されることを防ぐため、受像機の電源を
入れた直後短時間の間、特に「ホットスタート」条件の
時に、映像管駆動段の動作を禁止するための制御回路が
設けられている。この回路は、カスコード駆動増幅器の
出力トランジスタのベースを接地電位にクランプするこ
とにより、映像管の陰極をカット・オフ(「黒より黒い
」レベル)状態に駆動する。
【0006】スポット焼け防護の第2の例においては、
制御グリッドをその正常なバイアス値に対して負方向に
駆動することにより、ビームカット・オフを行っている
。この技法は、1982年7月20日付けでバルデス(
Valdes)氏に付与された「CRTスポット抑圧回
路」なる名称の米国特許第4,340,910号に例示
されている。この回路では、走査を表示する信号が、抵
抗器のキャパシタの並列接続体を介してPNダイオード
のアノードおよび映像管の制御グリッドに印加される。 このダイオードのカソードは接地されている。
【0007】動作時、この走査表示信号が、このキャパ
シタを充電し、また信号の一部は抵抗器を通って流れダ
イオードの両端間に約0.6ボルトのグリッドバイアス
電圧を発生させる。無走査状態の発生と同時に走査表示
電圧の低下が、上記充電されたキャパシタを経てダイオ
ードに結合されて、ダイオードを逆方向にバイアスし、
映像管のグリッドを負に駆動してグリッドカット・オフ
状態とし、それにより映像管の電子ビームをカットオフ
する。
【0008】スポット焼け防護のための第3の例では、
無走査状態が実際に発生する前に無走査となることが予
報され、制御グリッドは負に駆動される。この防護技法
は、1984年12月11日付けでハフアール(Haf
erl)氏に付与された「テレビジョン受像機用電子ビ
ーム抑圧回路」なる名称の米国特許第4,488,18
1号に例示されている。この例では遠隔制御回路が、動
作の正常モードと準備モード間を切り換えるためのオン
/オフ指令信号を発生させる。
【0009】第1のスイッチはこの指令信号に応動し、
指令信号がオフー状態を発生させると同時に走査電流の
正常な発生を不能にして、電子ビームの正常な掃引動作
を禁止する。第2スイッチもまた指令信号に応動し、指
令信号がオフー状態を発生させると同時に映像管の電極
の一つ例えばグリッド電極に阻止電位を印加して、走査
電流の発生が不能となる前に電子ビームの発生を抑圧す
る。
【0010】上記発明の特定の実施例においては、この
阻止電位は、充電電源に接続された第1の極板と、映像
管のグリッドに接続されまたPNダイオードを経て接地
点に結合された第2の極板を有するキャパシタを備えた
回路により生成される。正常動作時においては、このキ
ャパシタは充電電源によって充電され、キャパシタと並
列の抵抗器は、順方向バイアスをダイオードに印加し、
それにより映像管用の約0.6ボルトのグリッドバイア
ス電圧を作り出している。グリッド阻止状態は、ターン
・オン指令に応動してキャパシタの第1極板を接地点に
クランプし、それによりダイオードを逆バイアスしてグ
リッドを負電位に駆動する、クランプトランジスタによ
って生成される。
【0011】
【発明の概要】上述した駆動器阻止方式の第1例と、グ
リッド阻止の第2例および第3例の何れか1方とを単純
に組み合わせることによって、陰極駆動器ビームカット
・オフ方式とグリッド阻止ビームカット・オフ方式の双
方の利益が得られるように思われる。しかし上記した第
1例におけるように、映像管駆動器がカスコード型であ
る特定の場合には、動作可能な上記の様な組み合わせを
作ろうとするとある問題が生じることが判った。
【0012】更に基本的な段階で、上記した既知のグリ
ッド阻止回路は、カスコード型増幅器がビームカット・
オフを行う手段を有していると否とにかかわらず、一般
に、このカスコード型の陰極駆動増幅器と共に使用する
には余り適していないことが判った。
【0013】更に詳細に述べると、映像管の陰極がカス
コード型の駆動増幅器により駆動される特定の場合に、
上記2、3の例で述べたように、スポット焼け防護のバ
イアスが映像管のグリッドに印加されるビデオ表示装置
においては、ピークの明るさおよび全体的な視覚ダイナ
ミック範囲に重大な損失が発生する可能性のあることが
判明した。これらの不都合が発生する理由は、カスコー
ド型駆動増幅器の動作電圧範囲に対する、映像管のグリ
ッド回路のバイアス法に関係することが判明した。以下
、この点について更に詳細に検討する。
【0014】この発明は、映像管スポット焼け防護対策
が、映像管のグリッド電極に「チャージポンプ」技法を
適用することにより与えられ、また、全体的なダイナミ
ックレンジまたは映像管の表示画像のピークの明るさを
低下させることなしに、カスコード型映像管駆動増幅器
の使用を可能にする表示装置が欲しいという要望に応え
るものである。
【0015】この発明を実施しているビデオ表示装置は
、ビデオ増幅器の出力に結合された陰極と、ビーム消去
信号源に結合された第1電極およびビーム消去信号の発
生に応動して負のカット・オフバイアスを制御グリッド
に印加するため制御グリッドに結合された第2電極を有
するキャパシタを含んだ型の保護回路網の出力に結合さ
れた制御グリッドと、を有する映像管を具備している。
【0016】この発明によれば、保護回路は更に、ビー
ム消去信号のない場合には所定値の正バイアス電圧をグ
リッドに印加するため出力をキャパシタの第2電極に結
合した分圧器を含んでいる。この所定値は、ビデオ増幅
器により生成される最小出力電圧よりも小さな値である
。この分圧器には降伏装置があって、ビーム消去信号の
終了に応動し、映像管の最大正グリッドバイアス電圧を
、分圧器により決定される所定値よりも大であり、かつ
ビデオ増幅器が生成する最小正出力電圧よりも小さな値
に制限する。
【0017】
【詳細な説明と実施例】この発明の上述した、および更
に別の特徴は添付図面の実施例に示されている。なお各
図中の同様な素子には同様な参照数字を付けて示してあ
る。図1のテレビジョン受像機は、ビデオ信号の処理お
よび制御ユニット10を備え、その装置は、チューナま
たは他の適当なビデオ源からビデオ入力信号を受入れる
ための入力12と、(仮想線枠で示す)駆動増幅器20
を介して表示用映像管30の陰極Kに結合された処理済
のビデオ出力信号を供給する出力を有している。
【0018】増幅器20の出力トランジスタ22のベー
ス電極用動作バイアス(例えば12ボルト)は、(仮想
線で囲んで示す)駆動器バイアス制御装置50から供給
される。映像管30のグリッドG用のグリッドバイアス
は、(仮想線で囲んで示す)グリッドバイアス制御装置
60から供給される。この駆動増幅器のバイアスおよび
映像管グリッドのバイアスは、ビーム消去制御信号発生
器80により生成されるビーム消去制御信号BBCに応
動して装置50および60により制御される。なおこの
信号発生器80は、ビデオ処理・制御ユニット10に結
合されている。
【0019】図面を簡略化するために、映像管30は陰
極を1個だけ有するように描かれている。直視型の受像
機またはモニタにカラー画像を表示するためには、映像
管30には3個の陰極が設けられ、その各陰極に1個づ
つ計3個の個別陰極駆動増幅器が設けられるものと理解
されたい。投写型の受像機またはモニタでカラー画像を
表示するためには、3個の映像管(各原色に対し1個づ
つ)およびそれに組み合わされた3個の映像管駆動増幅
器があることになる。直視用であれ投写用であれ、各そ
れぞれの陰極およびグリッドに対しては個別の駆動増幅
器用バイアス制御装置と、個別のグリッドバイアス制御
回路網がある。
【0020】処理ユニット10は普通の設計のもので、
たとえば同調、検波、IF増幅用の諸回路および輝度と
クロミナンスの処理回路を備えている。ユニット10は
また、電源回路、制御回路、音声処理回路、および受像
機が正常に動作しているときラスタを形成するために映
像管30のフエースプレート32を横切って、陰極Kか
ら放出された電子ビームを偏向するための走査回路を備
えている。
【0021】増幅器20は、ユニット10から供給され
る処理済ビデオ信号を、映像管30の陰極Kを駆動する
に適した電圧レベルまで増幅する機能を果たすもので、
カスコード式に接続された入力トランジスタ23と出力
トランジスタ22を有するカスコード型である。ビデオ
駆動器としてカスコード増幅器を使用する重要な利点は
、例えば少なくとも1対の高電圧出力トランジスタを必
要とする相補型プッシュープル増幅器に比較して、この
増幅器は高電圧出力トランジスタを1個しか必要としな
い点である。また別の利点は、カスコード増幅器が、い
わゆる「ミラー効果」に対し比較的不感で、そのため非
常に良好な高周波レスポンスを呈することである。
【0022】更に詳細に述べると、増幅器20において
、入力トランジスタ23は、エミッタ抵抗24により接
地に結合され、かつユニット10から輝度入力信号(Y
)を受け入れるようにユニット10に結合したエミッタ
電極を有している。トランジスタ23のベースもまた、
色差信号(R−Y)を受け入れるためにユニット10に
結合されている。この様な信号の接続によって、入力ト
ランジスタ23は、(増幅作用のほかに)カラーマトリ
ックス作用を行って、赤(R)駆動信号に相当するコレ
クタ電流を生成する。入力トランジスタ23のコレクタ
電流は、出力トランジスタ22のエミッタに印加される
が、このトランジスタ22は、駆動器バイアス制御装置
50からベース電極にDCバイアス電圧Vb(例えば、
正常動作中は12ボルト)の供給を受けている。
【0023】出力トランジスタ22のコレクタは、負荷
を介して高電圧Vs(例えば定格200ボルト程度)の
電源(給電端子25)に結合されている。その負荷は、
トランジスタ22のコレクタとこの給電端子25間に直
列に接続された一対の抵抗器26、27から成っている
。この抵抗器27と並列に接続されたインダクタ28に
よりピーキングが与えられる。出力トランジスタ22の
コレクタに現れる増幅済赤駆動信号は、アーク保護抵抗
器29を介して映像管30の陰極Kに結合される。
【0024】映像管30のスポット焼け防護機能は、駆
動器バイアス制御装置50およびグリットバイアス制御
装置60に対するビーム消去制御信号BBCを発生する
ビーム消去制御信号発生器80により与えられる。この
目的に適した消去制御信号発生器は、一般によく知られ
ており、この目的に適した発生器の例は、先に論議した
クレイグ氏他の米国特許第4,660,093号および
ハフアール氏の米国特許第4,488,181号に開示
されている。
【0025】この発明によって重要なことは、もし何の
対策もしなければ映像管を破損させたり、あるいは不要
な視覚的不都合(例えば、表示器のターン・オン期間に
おける不規則なカラーフラッシ)を発生させる可能性の
ある状況下で、映像管30の電子ビームを抑圧するため
に成る適切な形の消去制御信号を供給することである。
【0026】適切な消去信号発生器の例には以下のもの
がある。(1)受像機のターン・オンと同時に瞬間的な
消去信号を発生させるパワーアップ検出器(例えば前記
クレイグ氏他の特許に見られる);(2)受像機のター
ン・オンと同時に、かつ好ましくは受像機走査回路が不
能になる直前に消去信号を発生させるパワーダウン検出
器(例えば前記ハフアール氏特許に見られる);(3)
垂直およびまたは水平の走査信号の不存在を検出すると
同時に消去信号を発生させる無走査検出器;および(4
)受像機走査回路から映像管のヨークの接続が外れると
同時に消去信号を発生させるヨーク連動回路。ビーム消
去制御信号発生器80は、1個または2個以上の上記検
出器、または他の適当な形式の検出器または発生器を具
えることもできる。
【0027】駆動器バイアス制御装置50の機能は、正
常な動作状態では、増幅器20の出力トランジスタ22
に対してDCバイアスを供給し、消去状態のときにはカ
ット・オフバイアスを供給することである。このカット
・オフバイアスは、出力トランジスタ22の導通路を非
導通にし、従って増幅器の出力電圧は、高電圧電源(V
s)にほぼ等しい大きな正の値になる。
【0028】この状態は、映像管30の陰極Kを黒より
黒レベルにバイアスし、映像管中のビーム電流を効果的
にカットオフする。これらの機能を与える図示の特定回
路例は、共通エミッ接続のトランジスタ51を備え、そ
のコレクタ電極はトランジスタ22のベースに接続され
ると共に、コレクタ負荷抵抗器52を経て、バイアス電
圧Vb(例えば12ボルト)が印加される給電端子53
に接続されている。
【0029】端子53は、ダイオード54、および2つ
の抵抗器55、56を介してトランジスタ51のベース
に結合されている。バイパスキャパシタ57がダイオー
ド54の陰極と接地点間に結合されている。消去制御信
号BBCは、抵抗器55と56の共通接続部に印加され
る。動作時、消去制御信号は通常低レベルにあるので、
トランジスタ51をオフ状態にバイアスし、給電端子5
3から抵抗器52により増幅器20のトランジスタ22
にベースバイアスが印加されるようにする。
【0030】消去条件のときは、発生器80の出力は実
質的に開路であり、トランジスタ51に対するターンオ
ンバイアスが、ダイオード54と抵抗器55、56を介
してトランジスタ51のベースに供給される。この条件
下で、トランジスタ51は、トランジスタ22のベース
を接地電位にクランプし、それによりトランジスタ22
をカットオフし、映像管30の陰極を黒より黒の電圧レ
ベルに駆動する。
【0031】グリッドバイアス制御装置60は、映像管
30のグリッドGを正常動作期間中は正の電圧レベルに
バイアスし、また消去条件の期間中は負のグリッドカッ
トオフバイアスをこのグリッドGに印加することを含む
諸機能を果たす。表示された画像の明るさを最大にする
ための対策は、カスコード増幅器のピーク白レベルにお
ける最低出力電圧のあるパラメータに関して正のグリッ
ドバイアスを選択することにより与えられる。ビーム消
去制御信号の終了に続く回復期間中グリッド陰極が順方
向にバイアスされることがないように、映像管を保護す
るための対策も講じられている。
【0032】更に詳細に述べると、グリッドバイアス制
御装置は、共通エミッタ接続の入力トランジスタ61を
備え、そのトランジスタは、入力電流制限抵抗器62を
介してビーム消去制御信号BBC受け入れるための導通
85に結合されたベース電極を持っている。正常動作の
間(BBCは存在しない)、装置80内の出力トランジ
スタはターン・オンし、導線85は、給電端子53に結
合されているダイオード54と抵抗器55により供給さ
れる電流により正の電位に引き上げられる。従ってトラ
ンジスタ61は、ビーム消去制御信号BBCが存在する
ときには、入力抵抗器62により供給される電流により
ターン・オンされる。
【0033】トランジスタ61のコレクタは、直列接続
の抵抗器63とダイオード64を介して供給電圧Vs(
例えば200ボルト)が印加されている高電圧給電端子
25に結合されている。トランジスタ61のコレクタは
、また、キャパシタ65の第1の極板66に接続され、
そのキャパシタは、回路の接続点70に接続された第2
の極板67を有している。ダイオード68は、キャパシ
タ65と並列に接続され、その陰極は回路の接続点70
に接続され、陰極はトランジスタ61のコレクタに接続
されている。
【0034】回路接続点70は、分圧器の出力と一致し
ている。この分圧器は、接続点70とカスコード駆動増
幅器20用の正電圧供給端子25の間に結合された第1
の抵抗器71と、一端を接続し他端をダイオード73の
陰極陽極通路を経て接続点70に結合した第2の抵抗器
72から成っている。降伏装置75(例えばツエナーダ
イオード)が分圧器71−72の第2抵抗器72と並列
に接続されている。分圧器の出力70は、抵抗器76を
介して映像管30のグリッド電極Gに結合され、またバ
イパスキャパシタ77を経て接地点に結合されている。
【0035】図一の受像機の正常な動作時には、グリッ
ドバイアス制御装置60のトランジスタ61は、前に説
明したようにビーム消去制御信号BBCによりオフ状態
にバイアスされる。この条件の下でキャパシタ65は、
抵抗器63から充電電流を受け入れ、供給電圧Vsから
分圧器の出力点(接続点70)電圧を差し引いた電圧ま
で充電される。分圧器の抵抗器71と72の値、回路接
続点70に特定の出力電圧Voを与えるように選択され
る。この特定出力電圧値は、駆動増幅器20の最低出力
電圧Vom未満であるが、陰極Kがピーク白レベルまで
駆動されたとき、映像管30が確実に最高の明るさを呈
することができる程に大きな値である。
【0036】分圧器出力電圧の選択は、つぎに説明する
ように表示画像のピークの明るさに重大な影響を及ぼす
。駆動増幅器20がカスコード型出力段を採用している
ことを想起されたい。映像管30の陰極Kにおけるこの
増幅器の最低出力電圧は、以下の関係式によって近似的
に表される。 Vom=Vbias+Vsat+VkvここにVbia
sは出力トランジスタのベース電極に印加される電圧、
Vsatは出力トランジスタ22の飽和電圧、Vkvは
陰極抵抗器29の両端間の電圧降下である。図示の例で
は、Vbiasは12ボルト、Vsatは約15ボルト
、Vkrは約10ボルト(ピーク白駆動状態で)。これ
ら電圧の総計は、図示の例で37ボルトである。
【0037】映像管の明るさは、陰極に対してグリッド
を正に駆動することなくグリッド陰極間の電圧差を最小
にする電圧にグリッドをバイアスすることによって達成
される。もし前述した従来の回路のように、グリッドを
接地電位またはそれに近い電位にバイアスすれば、映像
の明るさは不十分なものとなる。その理由は、最小のグ
リッド陰極電圧が、Vomすなわち−37ボルトに実質
的に等しくなるからである。
【0038】分圧器71/72の目的は、例えば構成部
品または電源の変動が原因となってグリッドが陰極に対
し正の駆動されることが発生しないことを確実にするた
め、安全のための電圧差余裕を維持しながら、ピーク白
におけるグリッド陰極電圧を減少させることである。電
源変動による悪影響は、駆動増幅器が接続されている電
源に分圧器を接続することによって補償される。
【0039】図示した特定の回路およびVomの上記想
定値においては、分圧器の抵抗器は約25ボルトの出力
電圧を生成するように選択される。この値は、映像管3
0の陰極Kに与えられる最低の増幅器出力電圧より10
V低く、増幅器20がピーク白レベルに駆動されるとき
、映像の明るさを最大にする能力を与えながら構成部品
の変動に対する十分な余裕を与えるものである。
【0040】図2は、グリッドバイアス制御装置60の
動作を時間の関数として示している。この波形(正確な
尺度で描いてないが)は、種々の動作条件に対するグリ
ッドバイアス電圧の値Voを示している。「領域A」は
、前述のように、受像機の正常動作期間における出力電
圧に相当する。無走査状態が起こると、トランジスタ6
1はターン・オンし、キャパシタ65の第1極板66を
接地電位にクランプする。キャパシタ65は正常動作期
間「A」中、電源電圧Vs(200ボルト)から分圧器
出力電圧(25ボルト)を差し引いた値に等しい電位に
充電されたことを想起されたい。
【0041】従ってキャパシタ65の第1極板が、ビー
ム消去制御信号BBCは応動して接地電位にクランプさ
れると、第2極板67は、175ボルト負の電位に駆動
される。この電位は映像管30のグリッドGに印加され
、負のグリッドカット・オフ電圧を生成し、それにより
映像管のスポット焼けを防止する。この条件下で、分圧
器におけるダイオード73は逆バイアスされることが判
る。その結果、抵抗器72とツエナーダイオード75は
共にキャパシタ65から切り離され、キャパシタの用の
放電路のみが抵抗器71により設けられる。
【0042】この抵抗器は、図2に領域「B」で示すよ
うにキャパシタ65を緩っくりと放電させる。もしダイ
オード73がなければ、ダイオード75は順方向にバイ
アスされ、キャパシタ65を急速に放電することになる
。この様な状態は、キャパシタ65によって与えられる
ビームカット・オフ保護の期間が短縮されるので望まし
くない。過言すれば、ダイオード73はキャパシタ65
の放電時定数を大きくし、従ってグリッドカット・オフ
バイアス保護の期間を長くしている。
【0043】図2に示すように、キャパシタ65の放電
は、出力電圧が小さな正の値(約0.7ボルト)にクラ
ンプされるある点に到達するまで領域「B」において継
続する。これが起こる理由は、第2極板上の電圧が第1
極板上の電圧をその閾値電圧だけ超過し、かつ第1極板
66が接地電位にクランプされると、ダイオード68が
ターン・オンするからである。この事は、キャパシタ6
5の両端に実効的な逆電圧が発生しないことを保証する
点でこの発明の重要な特徴である。従ってキャパシタに
印加される逆分極電位により絶縁破壊の起こる危険性な
しに、この用途に分極電界キャパシタを使用することが
できる。
【0044】消去制御信号BBCが終了する、無走査期
間(「B」から「C」まで)の終わりにトランジスタ6
1はターン・オンする。キャパシタ65は放電された状
態にあるので、分圧器71/72の出力電圧Voは、充
電電流が電源Vsからダイオード64を経てキャパシタ
65に流れるにつれて、即刻増加する傾向になある。も
し補正されないとこの電圧増加は、キネスコープ30の
グリッドGを多分順方向にバイアスし、これが過剰のビ
ーム電流を流させる。この可能性は降伏ダイオード75
により防止させる。このダイオード75は最高分圧器出
力電圧を、分圧器出力電圧より僅かに正であるが、増幅
器20の最低出力電圧Vomより小さな値(例えば27
ボルト)に制限する。
【0045】この制限作用は、キャパシタ65がその最
終充電電位に近づくときまで図2の領域「D」内で起こ
る。次に、ダイオード75は、キャパシタ65が最終の
正常動作電圧まで充電を完了すると(領域「F」)、タ
ーン・オン(領域「E」)する。その充電電圧はVs−
Voに等しく、ここにVoは分圧器抵抗器71、72お
よび高電圧電源Vs値により決定される。
【0046】図1の受像機に関する前述の説明で判るよ
うに、ビームのカット・オフが、陰極カット・オフを行
う駆動器バイアス制御装置50と、またグリッドバイア
スカット・オフを行うグリッドバイアス制御装置60と
の双方によって行われる。この冗長性は、それが両カッ
ト・オフ回路の何れの故障に対しても防護作用を呈する
点で望ましい。このような冗長性が必要でない特定の用
途においては、ドライババイアス制御装置50を省略す
るか、またはこの装置を他の形式の保護回路と置き替え
てもよい。この発明は、以上説明したようなカスコード
型ビデオ出力ドライバ段を採用している型の受像機にお
ける映像管ビーム電流をグリッドバイアスでカット・オ
フすることに元来関係するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したビデオ表示システムを含む
カラーテレビジョン受像機の一部具体的構成で示した簡
略化したブロック図である。
【図2】図1の受像機内のグリッドバイアス制御回路網
の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
20  ビデオ増幅器(カスコード駆動増幅器)30 
 映像管 K  映像管の陰極 G  制御グリッド BBC  ビーム消去制御信号 65  キャパシタ 66  第1電極(第1の極板) 67  第2電極(第2の極板) 71、72  分圧器(それぞれ抵抗)75  降伏装

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ビデオ増幅器の出力に結合された陰極
    と、保護回路の出力に結合された制御グリッドとを有す
    る映像管より成り;上記保護回路はビーム消去制御信号
    の信号源に結合された第1電極と上記制御グリッドに結
    合された第2電極とを持ったキャパシタを具えており、
    更に上記保護回路は、上記ビーム消去信号のない場合、
    上記ビデオ増幅器が生成する最低出力電圧よりも低い所
    定値を有する正のバイアス電圧を上記グリッドに印加す
    るための、上記キャパシタの上記第2電極に結合された
    出力を有する分圧器と、上記映像管の正の最高グリッド
    バイアス電圧を、上記分圧器により決定される上記所定
    値より大きくかつ上記ビデオ増幅器により生成される上
    記最低出力電圧よりも小さな値に制限するため上記分圧
    器に設けた降伏装置とを、具備することを特徴とするビ
    デオ表示装置。
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