JPH04229389A - 磁気マーカ及び磁気マーカ読み取り装置 - Google Patents

磁気マーカ及び磁気マーカ読み取り装置

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JPH04229389A
JPH04229389A JP2408370A JP40837090A JPH04229389A JP H04229389 A JPH04229389 A JP H04229389A JP 2408370 A JP2408370 A JP 2408370A JP 40837090 A JP40837090 A JP 40837090A JP H04229389 A JPH04229389 A JP H04229389A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無人車や物流システム
等において識別子として利用される磁気バ−コ−ド板及
びその読み取り装置に関する。
【0002】
【従来技術】バルクハウゼンジャンプ型のアモルファス
磁性細線の磁化反転時に検出コイルに大きな磁束反転電
圧が誘導されるので、上記磁性細線をマ−カすなわち識
別体とすることができる。ただ、このマ−カは磁性細線
の有無に応じた1ビットの情報しか担持できないので、
使用用途が限られる欠点があった。
【0003】これに対し、第14回日本応用磁気学会学
術講演要集(1990)、107ペ−ジには、それぞれ
異なる保持力を有する複数の上記磁性細線を配置してマ
−カを構成し、このマ−カに交流磁界を与えている。そ
して、各磁性細線の磁束反転により検出コイルに誘導さ
れる磁束反転パルス電圧のタイミングパタンにより複数
ビットの情報を読み出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た複数ビットを担持するマ−カは、担持できるビット数
とSN比が反比例する欠点を有する。すなわち、各磁性
細線は、加えられる交流磁界の半波波形上で自己の保持
力に応じて順番に磁束反転し、半波波形上に時間的に一
列に並ぶパルス間隔によりビット位置を判別しているの
で、各ビットを区別するための印加磁界のマ−ジンが狭
い。その結果、わずかの外乱磁界によりビット位置が狂
ってしまう。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みなされたも
のであり、担持ビット数が高い(記録情報量が大きい)
にもかかわらず大きなSN比を有する磁気マ−カ及びそ
の読み取り装置を提供することをその解決すべき課題と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気マ−カは、
非磁性の基板と、それぞれ等しい低保持力の角型ヒステ
リシス特性をもち磁界により跳躍的に磁束反転可能な複
数の磁性細線とを備え、上記磁性細線は、上記基板に一
方向へ一定距離の整数倍の間隔で配列されることを特徴
としている。
【0007】基板として例えば樹脂フィルムやセラミッ
クス板などを採用できる。本発明の磁気マ−カ読み取り
装置は、請求項1に記載の磁気マ−カに対して上記一方
向へ相対移動可能な磁界発生部及び磁束反転検出部と、
該磁束反転検出部から出力される複数の磁束反転パルス
の間の各パルス間隔に基づいて記録情報を読み取る記録
情報判別部とを備えることを特徴としている。
【0008】磁性細線としては、例えばFe−Si−B
系、Co−Si−B系のアモルファスワイヤ(ユニチカ
株式会社製)、6.3wt%Si含有のFeを素材とす
る単結晶磁性ワイヤ(東洋紡績株式会社製)、パルスワ
イヤ(バキュ−ムシュメルツ株式会社製)、応力加熱処
理した各種組成のアモルファスリボンやアモルファステ
−プ、ウイガンドワイヤなどを採用することができる。 これら磁性部材は、低保持力の角型ヒステリシス特性を
もち臨界磁界で一斉に磁束反転して、急峻な磁気変化を
生じさせる。これら磁性細線は、B−Hカ−ブ上におい
て印加磁界により透磁率が変化する領域で用いられる。
【0009】磁界発生部の相対移動には、磁界発生部移
動及び磁気マ−カ静止、磁界発生部静止及び磁気マ−カ
移動、磁界発生部移動及び磁気マ−カ移動の3つの場合
がある。
【0010】
【作用】本発明の磁気マ−カでは、バルクハウゼンジャ
ンプ型の磁性細線(以下、単に磁性細線という)が複数
本、一方向へ一定距離の整数倍の間隔で配列されており
、この間隔パターンにより複数ビットの情報を担持する
。磁界発生部と磁気マ−カとの相対距離が短縮されると
、磁界発生部に近接する磁性細線から順番に磁束反転を
開始する。この磁束反転は極めて急峻であって、検出コ
イルに大きな信号電圧を誘導する。
【0011】したがって、本発明の磁気マ−カに対して
上記方向に相対移動するセンサは、複数ビットの情報を
、ノイズと分別しやすい急峻な信号電圧変化の形をもつ
時間軸情報として読み取る。なお、保持力がばらつくと
、磁束反転タイミングが反転してしまい、信号のSN比
が低下する。本発明の磁気マ−カ読み取り装置では、上
記した磁気マ−カに対して上記方向へ磁界発生部及び磁
束反転検出部を相対移動させ、磁界発生部と磁気マ−カ
との相対距離の縮小により、磁界発生部に近接する磁性
細線から順番に磁束を反転させる。磁束反転検出部はこ
の順次の磁束反転を検出して磁束反転パルスを出力し、
記録情報判別部は複数の磁束反転パルスの間の各パルス
間隔に基づいて記録情報を読み取る
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気マ−
カではそれぞれ等しい保持力をもつバルクハウゼンジャ
ンプ型の磁性細線(以下、単に磁性細線という)を複数
本、非磁性の基板に一方向へ一定距離の整数倍の間隔で
配列している。したがって、本発明の磁気マ−カを読み
取るセンサは、多数のビットを担持することができる。 また、複数の保持力をもつ磁性細線を必要としないので
外乱磁界に対するマ−ジンを大きくでき、そのために高
いSN比をもつことができる。
【0013】更に、複数の保持力をもつ磁性細線を必要
としないので製造が簡単である。本発明の磁気マ−カ読
み取り装置は、上記磁気マ−カに対してその磁性細線配
列方向へ相対移動する磁界発生部及び磁束反転検出部と
、磁束反転検出部から出力される複数の磁束反転パルス
の間の各パルス間隔に基づいて記録情報を読み取る記録
情報判別部を備えている。
【0014】したがって、急峻な磁束反転による大パル
ス電圧を得ることができる。また、磁束反転を開始する
臨界磁界(しきい値)が一個でよいので、外乱磁界に対
するノイズマ−ジンを大きく設定することができ、優れ
たSN比で多ビットを読み取ることが可能となる。
【0015】
【実施例】〔実施例1〕以下、本発明の磁気マ−カ及び
その読み取り装置の一実施例として、無人走行車への適
用例を説明する。この装置は、走路中央に沿って床部表
面に埋設されたガイドライン1と、ガイドライン1に近
接して床部表面に貼付された磁気マ−カ2と、ガイドラ
イン1上を走行する無人走行車3に配設された励磁コイ
ル(本発明でいう磁界発生部)4a、4b、検出コイル
(本発明でいう磁束反転検出部)5、信号処理回路(本
発明でいう記録情報判別部)6とからなる。
【0016】ガイドライン1には高周波電流が通電され
ており、無人走行車3に搭載された誘導装置(図示せず
)によりこの高周波電流が形成する磁界を検出してその
信号に基づいて無人走行車3の搬送方向を制御している
。この高周波ガイドライン1を用いる無人走行車3の方
向制御に関しては、周知でありかつ本発明の主題ではな
いので詳細な説明を省略する。
【0017】磁気マ−カ2を図5及び図6に示す。この
磁気マ−カ2は、非磁性で絶縁性のセラミックからなる
基板21を有し、基板21は床面に接着されている。基
板21の裏面には長手方向すなわち搬送方向に直角に浅
底で細長い溝22が搬送方向に一定間隔で形成されてお
り、搬送方向上手から順に、1、2、4、5番目の溝2
2には、磁性細線23が収容され、接着されている。し
たがって、この磁気マ−カ2は110110の2ビット
情報を有している。磁性細線23は、図7に示すB−H
カ−ブで示される低保持力の角型ヒステリシス特性をも
ち一定の臨界磁界Hx、−Hxで跳躍的に磁束反転する
一本のアモルファスワイヤ(直径120μm、長さ9c
m)からなる。このアモルファスワイヤはFe77.5
wt%、Si7.5wt%、B15wt%の組成をもち
、水中急冷紡糸法により製造されている。
【0018】励磁コイル4a、4b及び検出コイル5は
、軟磁性フェライトコアからなるコア41、42、43
に個別に巻装されており(図1参照)、無人走行車3の
前部下面に配設されている。励磁コイル4a、4bは搬
送方向と直角な水平方向を長手方向としており、コア4
1、42は互いに逆方向に直流磁化されている。励磁コ
イル4aは励磁コイル4bより一定間隔だけ前方に配設
され、検出コイル5は励磁コイル4bと近接して配設さ
れている。
【0019】信号処理回路6は、図2に示すように、差
動アンプ61、バンドパスフィルタ62、シュミット回
路63、マイコン64からなる。以下、この磁気マ−カ
読み取り装置の動作を説明する。無人走行車3は所定速
度でガイドライン1に沿って走行しているものとする。 最初に励磁コイル4aが磁気マ−カ2に接近して各磁性
細線23を全て一方向に飽和させる。これにより今まで
の磁気履歴にかかわらず、各磁性細線を全て一定方向に
磁化することができる。
【0020】次に、励磁コイル4bが磁気マ−カ2に近
づくと、磁界の増加により搬送方向上手側の磁性細線2
3から順番に跳躍的に磁束反転する。磁性細線23が跳
躍的に磁束反転すると多くの磁束を吸収するので、検出
コイル5と鎖交する磁束量が跳躍的に減り、その結果と
して鎖交磁束変化量の微分値に比例するパルス信号電圧
V1が検出コイル両端に発生する。
【0021】このパルス信号電圧V1は、差動アンプ6
1で差動増幅されて増幅電圧V2となり、バンドパスフ
ィルタ62に入力される。このバンドパスフィルタ62
は跳躍的な磁束反転によるパルス信号電圧の主要帯域成
分(ここでは、200k乃至5MHz)を通過させ、そ
の他の低周波ノイズ及び高周波ノイズを除去するもので
ある。これにより、バックグラウンドノイズが除去され
る。バンドパスフィルタ62から出たパルス信号電圧V
3の主要帯域成分はシュミット回路63でパルス信号電
圧V4に変換されてマイコン64に出力される。このよ
うにすれば、磁気マ−カ2に記録されたバイナリ情報を
シリアルに読み出すことができる。
【0022】なおこの実施例では、パルス信号の時間軸
が車速に応じて変動するが、以下に述べる各種の方法に
より、この影響を排除することができる。すなわち、磁
気マ−カ2の先頭のビット位置28と2番目のビット位
置29には必ず磁性細線23を配設しておく。そしてマ
イコン64が、これらビット位置28、29から出力さ
れる最初のパルスと2番目のパルスとの間のパルス間隔
を測定する。この時間間隔に基づいて以降のパルス入力
の有無を判別すればよい。
【0023】マイコン64の動作を図3のフロ−チャ−
トに基づいて説明する。まず初期設定し(100)、先
頭パルスが入力するまで待機し(102)、入力すれば
内蔵のカウンタをスタ−トさせる(104)。次に、2
番目のパルスが入力するまで待機し(106)、入力す
ればカウンタをストップし、カウンタのカウント値をパ
ルス間隔として記憶する(108)。
【0024】次に、上記パルス間隔に基づいて、以降の
信号パルスが到来する入力時点を算出し(110)、算
出した各入力時点を含む一定幅のパルス入力時間帯をそ
れぞれ算出する(112)。そして、各パルス入力時間
帯において信号パルスが入力したかどうかを調べる(1
14)。。また、磁気マ−カ2の先頭と最後のビット位
置には必ず磁性細線23をいれておき、それらから出力
される最初と最後のパルスの間の時間を既知のパルス間
隔の数で分割して1個のパルス間隔を求め。この求めた
パルス間隔に基づくパルス発生可能時間帯におけるパル
スの有無を判別してもよい。
【0025】もちろん、このようなパルス間隔検出用の
磁性細線23はそれぞれ一定間隔で多数設けてもよい。 更に、図8に示すように同じビット位置に同一方向に複
数の磁性細線2を配設することもできる。このようにす
れば、ほぼ同時刻に複数の磁束反転が生じて振幅的に又
は実効値的に大きな信号パルスを発生させることができ
る。
【0026】また、磁気マ−カ2に並列に2列の磁性細
線列を設け、その一つを信号パルス用、他の一つを基準
パルス用としてもよい。両磁性細線列は同一の磁界発生
部により励磁されることができる。ただし、両磁性細線
列の磁束反転を別々に検出するために二つの検出コイル
が用いられる。信号パルス用の磁性細線列の磁束反転が
基準パルス用の検出コイルに与える影響を排除するため
に、信号パルス検出用の検出コイルと基準パルス検出用
の検出コイルとは差動接続することが好ましい。このよ
うにすれば、両コイルの差電圧により、、基準パルス用
の磁性細線列の各ビット位置には全て磁性細線が配設さ
れる。〔変形態様〕図9の磁気マ−カ2aは、各ビット
に3本の磁性細線23を配設したものであり、各磁性細
線23は搬送方向に配設されている。
【0027】図10の磁気マ−カ2aは、各ビットに6
本の磁性細線23を配設したものであり、各磁性細線2
3は基板21の主面に対して垂直に配設されている。当
然、磁界発生部の励磁方向は磁性細線23の配設方向に
合わせて調整される。 〔実施例2〕 他の実施例の磁気マ−カ読み取り装置を、図11に示す
【0028】この装置は、実施例1の装置の励磁コイル
4a、4bの代わりに、単一の正弦波交流電流により励
磁される励磁コイル4を車体前端下部中央に配設したも
のであり、各磁性細線23は励磁交流電圧の半波周期毎
に磁束反転する。もちろんこの場合も、磁界発生部であ
る励磁コイル4からの距離に応じて磁束反転タイミング
がずれる。
【0029】その信号処理回路(本発明でいう記録情報
判別部)6について図12により説明する。信号処理回
路6は、励磁コイル4を励磁する交流電源70、バンド
パスフィルタ62から出た信号電圧を検波する検波回路
65をもつ点が実施例1のものと異なっている。
【0030】なお、バンドパスフィルタ62は跳躍的な
磁束反転によるパルス信号電圧の主要帯域成分(ここで
は、200k乃至5MHz)を通過させるとともに、正
弦波交流電源70からのキャリヤ信号及び不要周波数成
分を除去する。このようにすれば、磁気マ−カ2に記録
されたバイナリ情報をシリアルに読み出すことができ、
かつ、実施例1の励磁コイル4aを省略できる利点があ
る。
【0031】図13は実施例2の各部信号波形図である
。 〔実施例3〕 他の実施例の磁気マ−カ読み取り装置を以下に説明する
。図14は、実施例1(図2)又は実施例2(図12)
に示す信号処理回路6の変形実施例を示す。
【0032】信号処理回路は、二磁心マルチバイブレ−
タ型の発振回路51、ロ−パスフィルタ52a、52b
、差動アンプ54、全波整流回路方式の検波回路56、
ロ−パスフィルタ57、ワンショットマルチバイブレ−
タ63、マイコン64からなる。発振回路51の二つの
入力端は検出コイル5a、5bの各一端に接続され、両
コイル5a、56の各他端は高位電源Eに接続されてい
る。ここで、検出コイル5a、5bは実施例1、2の検
出コイル5とほぼ同位置に配設されるものとする。
【0033】発振回路51は二磁心マルチバイブレ−タ
からなり、検出コイル5a、5bはトランジスタTr1
、Tr2のコレクタ負荷を個別に構成している。トラン
ジスタTr1、Tr2のエミッタは個別にエミッタ抵抗
R1、R2を介して接地されており、更に両エミッタは
バランス用の3端子摺動抵抗Vrを介して接地されてい
る。
【0034】発振回路51は一定周波数f1で発振して
おり、トランジスタTr1、Tr2のコレクタにはパル
ス電流が交互に通電される。磁気マ−カ2の磁性細線2
3の磁束反転により、検出コイル5a、5bの軟磁性コ
ア10a、10bの透磁率が変化し、その結果、検出コ
イル5a、5bの自己インダクタンスが変調され、その
結果、両コレクタ電流(パルス電流)が振幅変調される
。振幅変調された両コレクタ電流はエミッタ抵抗R1、
R2によりエミッタ電圧Ve1、Ve2の変化を生じせ
しめる。3端子摺動抵抗Vrは零点調整用の抵抗である
。なお、コレクタ電流は小さく磁性細線23に磁気的影
響を与えないものとする。
【0035】以下、この信号処理回路の動作を説明する
。検出コイル5aに通電されている期間には検出コイル
5bへの通電は遮断されており、A点には検出コイル5
aのインダクタンス変化により変調された信号電圧が生
じる。一方、検出コイル5bに通電されている期間には
検出コイル5aへの通電は遮断されており、B点には検
出コイル5bのインダクタンス変化により変調された信
号電圧が生じる。なお、磁性細線23の磁束反転により
、コア10aのインダクタンスが減少する時、コア10
bのインダクタンスも減少し、かつ、コア10aのイン
ダクタンスが増加する時、コア10bのインダクタンス
も増加するものとする。
【0036】これらの信号電圧はロ−パスフィルタ(図
示せず)で高周波成分をカットされた後、差動増幅回路
54で差動増幅され、その後、検波回路56で全波整流
される。次に、検波された信号電圧はロ−パスフィルタ
により残留キャリヤ成分を除去された後、ワンショット
マルチバイブレ−タ63でパルスされてマイコン64に
送られる。マイコン64の動作は実施例1乃至2と同じ
である。
【0037】本実施例においても、ロ−パスフィルタ5
7から出力される信号電圧は、磁性細線23の磁束反転
により跳躍的に変化し、その結果として、ワンショット
マルチバイブレ−タ63から出力されるパルス間隔をカ
ウントすることにより、ビット情報を読み取ることがで
きる。図15に図14の信号処理回路の各部信号電圧波
形を図示する。
【0038】なお。上記した実施例1では、走行中でな
いと読み取りはできない。また、実施例2においても、
磁気マ−カ読み取り装置は磁気マ−カ2上に励磁コイル
4aが静止した状態では磁束反転タイミングに狂いが生
じるので、この条件時の信号はオミットする必要がある
。この信号オミット領域を示すためのマ−カを更に付加
してもよい。
【0039】もちろん、本発明の磁気マ−カ及び磁気マ
−カ読み取り装置は上記説明した無人走行車以外の用途
に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部断面模式平面図、
【図2】実施例1の信号処理回路のブロック回路図、

図3】マイコンのフロ−チャ−ト、
【図4】実施例1の信号処理回路の各部信号波形図、

図5】実施例1の磁気マ−カ2の断面図、
【図6】磁気
マ−カ2の平面図、
【図7】磁性細線のB−Hカ−ブを示す特性図、
【図8
】磁気マ−カの変形態様を示す平面図、
【図9】磁気マ
−カの変形態様を示す平面図、
【図10】磁気マ−カの
変形態様を示す平面図、
【図11】本発明の他の実施例
を示す一部断面模式平面図、
【図12】実施例2の信号処理回路のブロック回路図、
【図13】実施例1の信号処理回路の各部信号波形図、
【図14】実施例1の信号処理回路のブロック回路図、
【図15】実施例1の信号処理回路の各部信号波形図、
【符号の説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性の基板と、それぞれ等しい低保持力
    の角型ヒステリシス特性をもち磁界により跳躍的に磁束
    反転可能な複数の磁性細線とを備え、上記磁性細線は上
    記基板に一方向へ一定距離の整数倍の間隔で配列される
    ことを特徴とする磁気マ−カ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の磁気マ−カに対して磁性細
    線が配列された方向へ相対移動可能な磁界発生部及び磁
    束反転検出部と、該磁束反転検出部から出力される複数
    の磁束反転パルスの間の各パルス間隔に基づいて記録情
    報を読み取る記録情報判別部とを備えることを特徴とす
    る磁気マ−カ読み取り装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06348880A (ja) * 1993-06-03 1994-12-22 Unitika Ltd 単パルス型磁気マーカ
US6549002B2 (en) 2000-07-06 2003-04-15 Hirose Electric Co., Ltd. Pulse signal generator having integrally made detecting assembly and waveform shaping circuit
EP1309090A1 (en) * 2001-10-28 2003-05-07 Hirose Electric Co., Ltd. Pulse signal generator
JP2005182170A (ja) * 2003-12-16 2005-07-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置

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