JPH04229133A - 一端が閉鎖された食品ケーシング製品及びその製造法 - Google Patents

一端が閉鎖された食品ケーシング製品及びその製造法

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JPH04229133A
JPH04229133A JP3128267A JP12826791A JPH04229133A JP H04229133 A JPH04229133 A JP H04229133A JP 3128267 A JP3128267 A JP 3128267A JP 12826791 A JP12826791 A JP 12826791A JP H04229133 A JPH04229133 A JP H04229133A
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JP
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casing
stick
adhesive
plug
food casing
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Withdrawn
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JP3128267A
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Inventor
James E Sybeldon
ジェイムズ・エドワード・シベルドン
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Viskase Corp
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Viskase Corp
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C13/00Sausage casings
    • A22C13/0009End closures therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一端にクロージャーを
有するひだ付食品ケーシング製品、特にひだ付食品ケー
シングから引き込まれたケーシング材料よりなる末端ク
ロージャー及び該末端クロージャーの形成法に関する。 更に具体的に言えば、本発明は、中空ひだ付食品ケーシ
ング製品の端部に差し込まれたケーシング材料のプラグ
を形成する軸方向に圧縮されたクロージャーに関する。
【0002】
【発明の背景】可撓性セルロース系管状体からなるひだ
付食品ケーシングは、フランクフルトソーセージ又は類
似物の如き様々な食品を製造加工するために食品産業に
おいて広く使用されている。従って、ひだ付食品ケーシ
ング製品又は“スティック”を製造する方法、並びにひ
だ付ケーシングを使用してフランクフルトソーセージ型
食品を製造することに関する装置及び方法はすべて斯界
において周知である。
【0003】スティックの内孔の前方端を閉塞するため
にケーシングの一部分をその内孔の内部に折り返すこと
が一般に行われている。この内部に折り返されたケーシ
ングによって形成される末端クロージャー又は“プラグ
”はケーシングを閉鎖し、従ってそれはケーシングに入
る食品エマルジョンの圧力によって脹ませることができ
る。
【0004】ひだ付スティックのための末端クロージャ
ーは、特にもしそのひだ付スティックを例えば米国特許
第3,115,558号によって開示される如き自動充
填機によるフランクフルトソーセージの製造に使用しよ
うとする場合にはある種の設計基準を満たさなければな
らない。
【0005】例えば、プラグは、フランクフルトソーセ
ージの最初の一節が形成されるまで充填操作の圧力を封
止するのに十分なだけ密着性でなければならない。さも
なければ、フランクフルトソーセージ食品エマルジョン
はケーシングの端部から噴き出る。また、プラグは、ス
ティックの内孔にあまり強固に固着されてはいけない。 もしプラグがあまり強固に固着されすぎると、内孔から
プラグを押し出すのに要する力(以後、“脱プラグ力”
と称する)は、スティックの内孔からプラグを吹き出し
そしてケーシングの端部を引裂く可能性があり、これに
よってもフランクフルトソーセージ食品エマルジョンが
ケーシングから噴き出る。かくして、2つの重要な設計
上の考慮事項は、プラグがスティックの内孔から容易に
押し出されなければならないこと(低い脱プラグ力)及
びプラグが充填圧を封止しなければならないことである
【0006】自動充填機がケーシングの前端部分を不完
全に充填することは珍しいことではない。これは、最初
の数節をを形状不良又は充填不足にしてしまう。これら
の節に含有されるフランクフルトソーセージ食品エマル
ジョンを棄てるよりもむしろ、ケーシングは開かれそし
てエマルジョンは再使用のために回収される。あるフラ
ンクフルトソーセージ連続製造法では、充填したケーシ
ング長尺物を燻煙室又は他の加工装置に連続的に通すた
めに1つの充填したケーシング長尺物の端部が他のもの
の端部に結びつけられる。これも、結びに必要なケーシ
ング部分からエマルジョンを除去することができるよう
にケーシングの前端を開くことを必要とする。
【0007】最初の少数の形状不良な節からフランクフ
ルトソーセージ食品エマルジョンを回収するか又は結び
に備えてケーシングをきれいにするためにケーシングを
開いてエマルジョンを除去するこの必要性は、第三の設
計上の考慮事項を提起する。これに関して、作業者は、
ケーシングを切断したり又は引裂くことに頼らずにクロ
ージャーを容易に開くことができなければならない。エ
マルジョンを除去するための通常の操作は、作業者が手
でケーシングを圧搾していわゆる“乳しぼり”作用でエ
マルジョンをクロージャーの方に向けて絞り送ることで
ある。これによってクロージャーはほどかれ、巻き戻さ
れ又は他の方法で開かれ、かくして作業者はケーシング
の端部から食品エマルジョンを絞り出すことができる。
【0008】他の設計上の考慮事項は、末端クロージャ
ーの形成のためにスティックの内孔中に折り返されるケ
ーシングの長さができるだけ短くなければならないこと
である。クロージャーの形成のためにケーシングの過度
の長さを使用することは、充填のためにひだ付スティッ
クに残されたケーシングが短かくなることを意味してい
る。1日当り数百のスティックを使用する充填操作では
、末端クロージャーの形成に必要とされるケーシングの
長さを数インチ程減少することでさえもかなりの節約を
もたらす。
【0009】単に捩って密鎖され又は軸方向に圧縮され
たいかなるクロージャーも、充填プロセスの圧力に応答
してその一体性を失ない始めることに注目すべきである
。従って、クロージャーは、最初の一節が形成される前
には完全にはほどかれず且つ開かないことが重要である
。さもなければ、ケーシングから充填機の上に食品エマ
ルジョンを吹きかける“末端吹出し(blown en
d) ”が生じる。これは、製造の遅れの一因となる。 と云うのは、機械を作動停止しそして細菌の生長を防止
するために機械からエマルジョンを除去しなければなら
ないからである。
【0010】かくして、適切に形成されたクロージャー
は、充填操作の初期段階では完全にはほどかれず又はさ
もなければ開かないが、しかしそれは“乳しぼり”作用
の圧力に応答してほどかれ且つ開き、かくして最初の数
節にある食品エマルジョンをケーシングから絞り出して
それを回収することができる。
【0011】更に他の設計上の考慮事項は、充填圧によ
って前方に押しやられる末端クロージャーがあまり“硬
質”であるべきでないということである。これは、充填
サイクルの開始時にクロージャーがケーシングスティッ
クの内孔から結束装置(これは、充填ケーシングを節に
するかみ合い部材を有する)に強制的に送られるためで
ある。しばしばクロージャーは結束装置に適正に入らず
、もしこれが起ると、“硬質”クロージャーはかみ合い
部材に損害を与えがちである。しかしながら、もしクロ
ージャーが“軟質”であると、かみ合い部材は、それら
の間にクロージャーの材料を収容して破壊することがで
き、しかして装置やケーシングに対する損傷の可能性が
少なくなる。
【0012】従って、好適な末端クロージャーは、(1
)過剰量のケーシングを必要とせず、容易に形成される
こと、 (2)もし結束装置内でからみ合った状態になったなら
ば、損傷を引き起こさないような“軟質”プラグを備え
ていること、 (3)スティックの内孔に強く定着されず、そして充填
の開始時にひだ付スティックに損傷を与えずに押し出さ
れること(低い脱プラグ力)、 (4)充填の開始時に食品エマルジョンの圧力を封止で
きること、及び (5)充填の終りに除去又は“乳しぼり”操作で容易に
ほどかれること、の如き特徴を有するべきである。
【0013】末端クロージャーの形成は、一般には、所
定寸法のケーシング及びスティック内孔寸法に対して適
当な末端クロージャーを得るためにはこれらの所望の特
徴の全体的なバランスを取ることを要件とする。例えば
、もしスティックの内孔寸法を増大させるならば、充填
圧に耐え得る末端クロージャーを形成するにはより長い
ケーシングが必要とされる。しかしながら、末端クロー
ジャーにおけるケーシングの長さが増大するにつれて脱
プラグ力が増大する可能性があり、そして一般にはでき
るだけ低い脱プラグ力が最とも望ましい。
【0014】一般には、一端にクロージャーを形成する
ことは、ひだ付ケーシングスティックの製造間に最とも
一様に且つ経済的に達成される。この目的に対して、様
々な形式のケーシングクロージャー及びかかるクロージ
ャーの形成法が斯界において知られている。例えば、ア
ルシス氏の米国特許第3,383,222号には、ステ
ィックの前方端に差し込まれた圧縮プラグ末端クロージ
ャーを有するひだ付ケーシングが開示されている。ここ
で、プラグは、先ずケーシングスティックの内孔を横方
向に横切ってケーシングの尾部を引っぱり、その尾部を
スティックの末端に折り返し、次いでケーシングスティ
ックの他端に挿入された込め棒によってその折り返され
た尾部を固定表面に対して軸方向に圧縮することによっ
て形成される。
【0015】上記のアルシス氏特許では、ケーシングの
折り返された部分は、折り返されたケーシングの層より
なるほぼ円筒状の構造を形成する。この特許に教示され
るように、折り返されたケーシングがスティックの内孔
の内部で長手方向に圧縮されると、各層は互いに折り畳
まってアコーディオンのようなひだになり、そしてこの
ひだはひだ付スティックの内周面を強く押圧している。 これらのひだは、内孔の長手方向を横切って伸びており
、そして強く圧縮されたプラグ(これは、その軸の周囲
で比較的対称な又は均一な密度を有しそしてスティック
の内孔に固く差し込まれている)を形成している。
【0016】また、米国特許第4,693,280号及
び同第4,759,100号にも、ひだ付スティックの
内孔中においてケーシングの折り返された部分を圧縮す
ることによって形成されるクロージャーが開示されてい
る。しかしながら、クロージャーは一部分真空の助けを
借りて形成されている。その結果、真空の助けを借りて
作ったクロージャーの脱プラグ力は、真空の助けを借り
ずに作ったケーシングの同じ長さを含むクロージャーよ
りも低い。これらの特許の各々に記載されるクロージャ
ーは受け入れ可能であるが、しかしそれらはケーシング
の比較的長い部分が有効であることを必要とする。
【0017】米国特許第3,882,252号には、ケ
ーシングの末端を接着剤で閉じることによって形成され
た末端クロージャーが開示されている。これに関して、
該米国特許は、ケーシングの開放端内に接着剤を塗布し
次いでその開放端を締めつけてそれを閉じることによっ
て形成された末端クロージャーを開示している。かくし
て、ケーシングの開放端は、接着剤によって少なくとも
一部分封止されている。ケーシングの端部だけがクロー
ジャーにかかわっているので、最少限のケーシングが利
用されている。しかしながら、該米国特許に開示される
如き接着性クロージャーは、製造間の誤差の余裕を全く
残さない。例えば、もし充填圧がケーシングの末端を閉
じた状態に保つための接着剤の能力を越えると、ケーシ
ングは充填の開始時にはっと開いてしまう。もし接着剤
がエマルジョンジュースによって軟化されないと、それ
は開くことができず、かくしてケーシングの最初の充填
端部からエマルジョンを取り出すのを妨げる。また、該
米国特許に開示される如くして形成したクロージャーは
、ケーシングの内面に接着剤を適用することを必要とす
る。これは接着剤をフランクフルトソーセージエマルジ
ョンと接触状態にし、従って接着剤はU. S. Fo
od and Drug Administratio
n(FDA)によって間接的食品添加剤として承認され
なければならない。
【0018】ドイツ国実用新案第6,752,659号
には、ケーシングの外面周囲に適用された接着剤テープ
によってケーシングの末端を閉鎖することが開示されて
いる。この場合には、接着剤は、フランクフルトソーセ
ージ食品エマルジョンと接触状態にならない。しかしな
がら、接着剤テープの裏面の強度は、1つの要因であり
、そしてテープを最初に切り取るか又は他の方法で除去
せずにケーシングを除去することを妨げる場合がある。
【0019】
【発明の概要】本発明では、末端クロージャーは、ステ
ィックの内孔中に折り返されそしてスティック内孔の一
端に位置づけられたケーシングプラグを形成するように
圧縮されたケーシング部分から形成される。プラグは充
填圧に対していくらかの抵抗性を提供することができる
けれども、プラグに含まれるケーシングの長さは、それ
が充填の開始時にせいぜい充填圧を封止し且つ末端吹き
出しを防止するのに有効である程度にほどける程に短か
くよい。
【0020】充填圧を封止するプラグの能力は、プラグ
に含まれるケーシングの外面の部分に接着剤を適用する
ことによって向上される。この接着剤は、ケーシングの
末端を密封せず、従ってそれ自体では充填圧を封止する
ことができるクロージャーを生ぜしめるには十分でない
。しかしながら、接着剤の接着性は充填の開始時にプラ
グのほぐれに抵抗する。この加えられた抵抗性は、プラ
グが充填圧を封止できるようにするのに十分であること
が分かった。
【0021】その上、接着剤は、ケーシングの外面に適
用されるので、フランクフルトソーセージ食品エマルジ
ョンと直接的な接触状態にならない。その代わり、接着
剤とフランクフルトソーセージ食品エマルジョンとの間
にはケーシングの少なくとも1つの層が常に介在してい
る。
【0022】特に、本発明は、(a)管状食品ケーシン
グの中空ひだ付スティックの一端にある内孔中に該管状
食品ケーシングの圧縮されたプラグが配置されており、
該プラグは、該端から内孔中に引き込まれそしてそこで
プラグの各部分が内孔の表面に当接して形成されるよう
に長手方向に圧縮された管状食品ケーシングの尾部から
なり、(b)前記プラグにおける管状食品ケーシングの
尾部には、管状食品ケーシングの外面の長手方向に隣接
する部分が対面関係で配置されているところの裏返しさ
れ折り畳まれた部分が含まれ、そして(c)前記管状食
品ケーシングの対面配置された外面部分間には、該外面
部分の少なくとも一部分を一緒に付着させ、これによっ
て管状食品ケーシングに充填される食品エマルジョンに
よってプラグに対して及ぼされる圧力に応答する該部分
の広がりに抵抗する接着剤が配置されている、ことから
なる食品ケーシング製品によって特徴づけられる。
【0023】方法の面では、本発明は、ひだ付食品ケー
シング製品にエンドクロージャーを形成するに当って、
(a)スティックから前方端において内孔を横方向に横
切って管状食品ケーシングの尾部を引っぱり、(b)前
記尾部を裏返し折り重ねて内孔中に引き込み、これによ
って尾部の外面の長手方向に隣接する部分を対面関係に
し、(c)前記尾部の外面の裏返しされた対面部分間に
接着剤を適用し、そして(d)裏返しされた尾部をステ
ィックの内孔中で長手方向に圧縮して、各部分が接着剤
によって共に付着された尾部の圧縮体からなるプラグを
形成する、各工程からなる末端クロージャーの形成法に
よって特徴づけられる。
【0024】本発明の末端クロージャーは、ケーシング
スティックの内孔中に折り返されそしてその場所で長手
方向に圧縮された管状ケーシング材料の長尺物よりなる
プラグである。スティックの内孔中に折り返されたケー
シングは、ケーシング外面の隣接する長手方向部分を対
面関係にするようにそれ自体の上に裏返しされる。これ
らの対面間の空間は、これらの表面の分離に抵抗する働
きをする接着剤を含む。従って、接着剤によって提供さ
れる追加された抵抗性によって、充填圧を封止するため
に長手方向に圧縮されたプラグに必要とされる全ケーシ
ング長の減縮が可能になる。これは、クロージャーが開
くためにはクロージャーの折り畳まれた部分が広がり且
つ分離しなければならないが、しかし接着剤がその部分
を共に保持しそして分離に抵抗するためである。
【0025】同じ圧縮されたプラグ長さを基にして、本
発明のプラグは、それよりも長いケーシングを含む同じ
長さ(接着剤がないだけの)のプラグよりも密度が小さ
い又は“軟かい”。本発明のクロージャーに含まれるケ
ーシングの長さが短縮されるので、その脱プラグ力は減
少されそしてこの減少は充填圧を封止する末端クロージ
ャーの能力を低下させることなしに達成される。
【0026】本発明のプラグの形状寸法は、スティック
の内孔の開口を横切ってケーシングの尾部を引っぱり次
いで通常の態様でプランジ棒を使用してケーシングステ
ィックの内孔へとケーシングの尾部を折り返して尾部を
内孔中に押し入れることによって得られる。この態様で
ケーシングを裏返してケーシングスティックの内孔中に
入れることによって、ケーシングの外面の部分は、外面
の隣接する長手方向部分が対面関係になるように折り重
なってスティックの内孔中に入る。これらの対面部分及
びそれらを連結する折重ね部分は、スティックの内孔中
に配置された閉鎖端(折重ね部分)及び内孔の開口方向
で開口する端部を有する長手方向ポケットを形成する。 本発明に従えば、このポケットに適当な手段によって接
着剤が配置される。好ましい方法は、プランジ棒の軸方
向通路を通して接着剤をポケットに吹付けることである
。この態様での接着剤の吹付けは、プランジ棒が内孔中
でその最大深さに達したときに又はスティックの内孔か
らプランジ棒を抜き取るときに行なうことができる。
【0027】この態様での接着剤の適用は、ケーシング
外面の一部分だけを接着剤にさらす。別法として、接着
剤は、接着剤を含有するケーシング尾部の表面積を最大
限にするためにケーシング尾部をスティックの内孔に挿
入する前にその全外面に適用することができる。
【0028】接着剤とケーシングに充填されるフランク
フルトソーセージ食品エマルジョンとの間にはケーシン
グ材料の少なくとも1つの層が介在するので、接着特性
を有する任意の適当な材料を用いることができる。例え
ば、FDAによって接着剤として分類される任意の材料
を用いることができるが、但し、ケーシング材料はケー
シングへの接着剤の移行に対する障壁になるものとする
。もしケーシングがこのような障壁を提供しない場合に
は、間接的食品添加剤としてFDAの承認を有するもの
であるならば接着特性を有するいかなる物質も用いるこ
とができる。
【0029】所望の接着特性を有する好適な物質として
は、他にもあるが、ゼラチン、カルボキシメチルセルロ
ース(CMC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HP
C)及び“Kymene”の如きポリアミド−エピクロ
ロヒドリン樹脂が挙げられる。これらの接着剤物質の中
では、好ましい物質はHPCである。これは、もしHP
Cの水溶液を使用すると、他の接着剤の群を使用すると
きに必要とされるよりも少ないケーシングで有効なクロ
ージャーが形成されることが分かったためである。
【0030】長手方向に圧縮されたプラグの周囲に接着
剤を分布させるために、プランジ棒は、それをスティッ
クの内孔に挿入又はそれから抜き取るときにその長手方
向軸の周囲で回転させることができる。これは尾部に長
手方向の捩れを与え、従ってケーシングの長手方向の折
重ね部分間の接着剤はプラグの周囲を螺旋状に動く。
【0031】
【好ましい具体例の記述】添付図面を説明すると、第1
図は、参照数字10で総体的に図示されるひだ付スティ
ックを示す。このスティックはひだ付管状食品ケーシン
グの長尺物より構成されるが、ここでひだ付ケーシング
の折畳み部分11は、スティックの一端16において開
口12を有する軸方向内孔の内周面を形成している。本
発明の目的に対して、末端16はスティックの前方端で
あり、そして最初に充填されるケーシングを含む。ステ
ィック前方端16は末端クロージャーによって閉塞しよ
うとする端部であるが、この末端クロージャーについて
は以下で更に説明する。スティックの他端(図示せず)
は開放後方端である。
【0032】スティック前方端16の末端クロージャー
を形成するに当って、前方開口12を閉塞するために先
ずケーシングの尾部14が横方向に引っぱられる。次に
、矢印21によって示される方向で、尾部の外面に当接
してプランジ棒18が進行される。プランジ棒18はス
ティックの内孔と軸方向に整列され、従ってそれは尾部
を押圧しそしてそれを開口12を経てスティックの内孔
へと移動させ始める(第2図)。
【0033】プランジ棒18が尾部をスティックの内孔
中に押し入れ始めるにつれて、尾部はそれ自体の上に長
手方向で折り重なりそして裏返しになる。これは、第2
図に最ともよく例示されている。第2図は、プランジ棒
18が尾部14を押圧しこれによってケーシング外面の
2つの隣接する長手方向部分20a及び20bが互いに
込め棒に対して折り重ねられている状態を示す。また、
尾部の直径方向に対向する部分20a及び20bの外面
部分20c及び20dも同様に互いに折り重ねられる。
【0034】プランジ棒18は、所望の挿入深さに達す
るまで尾部をスティックの内孔中に押し入れ続ける(第
3図)。この点において、裏返しされた尾部は、全体と
してケーシングスティックの内孔中に且つ棒18の周囲
にケーシング材料のポケット22を形成する。特に、こ
のポケットは、スティックの内孔中に閉鎖端24そして
内孔の開口の方に開放端26を有する。閉鎖端24は、
ケーシングを裏返しそしてそれを折り重ねてケーシング
尾部の長手方向に隣接する外面部分をケーシングの外面
部分20a及び20b(及び20c,20d)が向かい
合うような位置に持ってくることによって形成されるケ
ーシング尾部の折重ね部分である。
【0035】尾部14を裏返してスティックの中に押し
入れた後、プランジ棒18は、スティックの内孔(第4
図)及びポケット22からひっこみ始める。棒18は、
軸方向通路18を有する。抜取りの間、通路を介してケ
ーシングのポケット22中に接着剤物質30が吹付けら
れる。この態様で吹付けられる接着剤物質は、ポケット
の内面(これは、管状ケーシングの外面である)に適用
される。
【0036】第6図は、ケーシングのポケット22を横
断面で示す。ポケットでは、その壁の一部分32がケー
シングの単層より形成される。このケーシング単層は、
先に裏返しされそしてポケットの内面を形成しているケ
ーシングの外面部分20aを含む。直径方向に対向する
側34では、ポケットはケーシングの三層を含む壁部分
を有するが、その1つは先に裏返しされそしてポケット
の内面を形成しているケーシングの外面部分20bを含
む。他の2つの層は、ケーシングの外面部分20c及び
20bを含む。プランジ棒18を介して吹付けることに
よって適用される接着剤30は、ポケットの内面上に液
滴として図示されている。しかしながら、先に記載した
ように、ポケットの内面は、尾部裏返法によって折り重
ねて対面配置にされたケーシングの外面部分によって形
成される。かくして、接着剤の液滴34は、実際には、
ケーシング外面上にある。
【0037】スティックの内孔からプランジ棒が除かれ
た後、ひだ付スティックの前方端16に当接して止め材
36が配置される(第5図)。ケーシングのポケットを
止め材に対して圧縮させるためにスティックの後方端か
ら込め棒38がスティックの内孔中に挿入される。込め
棒がケーシングのポケットに圧接して移動するにつれて
、ポケットは長手方向で折り畳められてひだ40になり
、そしてケーシング層(第3,4及び6図のケーシング
のポケット22を形成している)は互いに固く詰め込ま
れる。ひだ40は、全体的にアコーディオンのような形
で折り重なりそしてスティックの内孔の裏面11を押圧
する。その結果、スティック前方端16においてひだ付
スティックの内孔中に参照記号42で総体的に示される
圧縮プラグが形成される。ケーシングの2つの対面層上
に接着剤被覆が存在するので、止め材36と込め棒38
との間で長手方向に圧縮してプラグ42を形成した結果
として、接着剤で被覆されたひだは互いに付着すること
が容易に明らかになるであろう。
【0038】後続の充填操作間に、プラグ42は、ステ
ィックの内孔から押し出されそして充填圧に応答してほ
どけ始める。完全にほどけるためには、プラグにある裏
返しされたケーシングは広がらなければならない。しか
しながら、接着剤30によって一緒に付着されている裏
返しされたケーシングの部分20a及び20bは互いに
ほどきに対して抵抗する。その結果、圧縮プラグ中に含
まれるケーシングの長さ及びケーシング部分の接着結合
は共に、充填圧を封止し且ついわゆる“末端吹出し(b
lown end) ”を回避するのに十分なものであ
る。
【0039】一般的に言って、本発明に従った末端クロ
ージャーは、充填間に末端吹出しを回避するのに十分な
一体性を保持することが分かった。かくして、第7図に
示されるように、プラグは、結束装置によって充填ケー
シングに最初の捩り44が形成されるまで“持ちこたえ
る”。第7図は、プラグが完全にほどかれているがしか
しケーシング外面の隣接する長手方向部分20a及び2
0bがそれらの間の接着剤30によって互いに付着した
ままになっているような極端な場合を表わす。その結果
、ケーシングの一部分(以前は尾部14)は、ケーシン
グの最初の充填端48内にフランクフルトソーセージエ
マルジョンを収容するために充填ケーシングの端部を越
えて参照数字46で折り重ねられたままになっている。
【0040】第7図は、本発明の更に他の利益を示す。 充填後、接着剤30は、食品ケーシングの少なくとも1
つの層54によってフランクフルトソーセージエマルジ
ョン50から隔離されることが分かる。好ましくは、好
ましい接着剤の粘着力は、先に記載した“乳しぼり”操
作によるケーシング表面20a及び20bの分離を妨げ
る程強くはない。しかしながら、もし接着剤が持ちこた
えても、ケーシングからエマルジョンをなお除去するこ
とができる。と云うのは、ケーシングの開放端52が全
く閉塞されていないからである。エマルジョンは、折畳
み部分42の周囲を単に強制的に送られそしてケーシン
グ開放端52を経て外に出される。かくして、接着剤3
0は、最初の充填端48の除去に干渉しない。
【0041】第5図に示される如くプラグ42を形成す
るに当っては、止め材36とプランジャー38との間の
距離は、プラグの密度を決定し、そして脱プラグ力の大
きさを制御する際の因子である。例えば、プラグの密度
は、スティックの内孔中に折り返されるケーシング尾部
14の全長を増減することによって増減される。プラグ
は内孔の表面11に圧接して形成されるので、プラグ密
度の増大は、それをスティックの内孔に対してより強く
押圧する傾向がありそしてそして脱プラグ圧を増大する
。プラグのほどきに抵抗する接着剤に一部分頼っている
本発明は、低い脱プラグ力、低い密度を有し、しかも接
着剤を用いずに同様の態様で単に作られたプラグよりも
短かい長さのケーシングを要することが分かった。
【0042】下記の実施例において記載した如くして行
われた試験は、本発明の末端クロージャーが低い脱プラ
グ力を有し、そしてその作製には従来技術に従って折り
返され長手方向に圧縮された匹敵する末端クロージャー
よりも少ないケーシングで済むことを例証している。
【0043】対照として、約16mmの膨張直径を有す
る従来のセルロース系ケーシング(ビスケース・コーポ
レーションのサイズ17の“NOJAX”(商品名)ケ
ーシングとして知られる)を使用して通常の態様で40
個のケーシングスティックの群をひだ付けしそして圧縮
した。得られたひだ付スティックはそれぞれ、約10.
41mmの内径を有していた。米国特許第4,759,
100号の教示に従って減圧を使用して、現在工業的に
使用されそして約27.94cmの全ケーシング長を有
する末端クロージャーを形成した。これに関して、この
方法では、スティックの内孔を横切ってケーシングの約
12.7cmの尾部を引っぱった。次いで、スティック
の内孔中に中空プランジ棒を約15.24cmの深さま
で挿入した。スティックの内孔から棒を抜き取るときに
約357〜508mmHgの部分真空下にケーシングを
棒に当接して折り畳んだ。次に、スティックの端部に対
して止め材を水平に配置した。反対側の端部からスティ
ックの内孔に挿入された込み棒は、圧縮され裏返しされ
たケーシングを約19.05mmのプラグ長さまで折り
畳んだ。この10.41mmのスティック内孔中に形成
された末端クロージャー又はプラグは、長さが約19.
05mmでありそしてケーシングの約27.94〜30
.48cmの全ケーシング長を含んでいた。
【0044】同じケーシングを同じ態様でひだ付けして
40個のスティックの第二の群を作った。これらの追加
的な40個のスティックの各々に本発明に従った末端ク
ロージャーを形成した。これは、スティックの内孔を横
切って約7.62cmのケーシング尾部を引っぱり次い
でスティックの内孔にプランジ棒を約11.43cmの
深さまで挿入することよりなっていた。かくして、ステ
ィックの内孔中に裏返しされた全ケーシング長は、約1
9.05cmであり、即ち対照で用いたケーシングの長
さの約68%であった。スティックの内孔からプランジ
棒を抜き取るときに、裏返しされたケーシングに中空プ
ランジ棒を経て“KLUCEL”接着剤(HPCのハー
キュルス商標名)15%水溶液を約0.40ml吹付け
た。対照と同じ態様で、裏返しされたケーシングを約1
9.05mmの長さまで圧縮した。かくして、本発明に
従って形成された末端クロージャーは、19.05mm
プラグにおいて僅か約19.05cmに相当するにすぎ
なかった。
【0045】各々の群のスティックをそれぞれ10個の
スティックからなる4つの組に分割した。各組のスティ
ックの脱プラグ力を初期に(製造日に)、その後に5日
、14日及び25日の間隔で試験した。
【0046】脱プラグ力の試験は、スティックの内孔に
位置づけられたプラグの末端に対してその内孔を通して
ばね押し棒を押圧することを包含する。内孔からプラグ
を飛び出させるのに十分な力を加えたときに、ポンド単
位のばね力を記録し、そしてこれがスティックの“脱プ
ラグ力”である。
【0047】試験の結果を第8図のグラフに示す。第8
図は、対照群(グラフA)の平均初期脱プラグ力が約6
ポンドであったことを示す。これは、5日後に約14ポ
ンドに上昇し次いで25日間の熟成後に約16ポンドま
で僅かに上昇した。
【0048】これは対照をなして、本発明に従って作ら
れた末端クロージャーの平均初期脱プラグ力(グラフB
)は、僅かに約3ポンドであった。これは、5日後に約
4ポンドに上昇しそして25日の熟成期間の残りにおい
て4〜5ポンド範囲のままであった。
【0049】上記の如くして対照の第二の群を作ったが
、但し、末端クロージャーは約21.2cmよりも少な
いケーシング部分に相当した。予測されるように、これ
らの末端クロージャーの脱プラグ力は、対照の第一の群
よりも低かった。しかしながら、もしケーシングの長さ
を約20.4cmに減少すると、末端クロージャーの早
期ほどけによる末端吹出しの数は、試験した20個のス
ティックのうち4個であった。これは、工業上の目的で
は受け入れできない水準である。充填試験によって工業
上の目的に対する最低限の長さを測定すると、約20.
95cm更に好ましくは約24.13cmであった。
【0050】これとは対照をなして、本発明に従った末
端クロージャーを有しそして同じ充填装置及び操作を使
用して充填された同様のひだ付スティックは満足下に充
填を受けそして末端吹出しの事例は受け入れできる水準
まで減少された。特に、対照に匹敵するがしかし本発明
に従って僅か約19.05cmのケーシング部分に相当
ししかもケーシング層が付着している末端クロージャー
を有するひだ付スティックは、充填圧を封止しそして最
初の節の形成を許容することができた。これは、スティ
ック当り5cm以上のケーシング節約に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の末端クロージャーを形成するための一
連の工程のうちの1つの工程の概略図を示す。
【図2】本発明の末端クロージャーを形成するための一
連の工程のうちの1つの工程の概略図を示す。
【図3】本発明の末端クロージャーを形成するための一
連の工程のうちの1つの工程の概略図を示す。
【図4】本発明の末端クロージャーを形成するための一
連の工程のうちの1つの工程の概略図を示す。
【図5】本発明の末端クロージャーを形成するための一
連の工程のうちの1つの工程の概略図を示す。
【図6】図4の線6−6に沿った拡大断面図である。
【図7】充填後の末端クロージャーを示す図である。
【図8】本発明の末端クロージャーの脱プラグ力を示す
グラフである。
【符号の説明】
10  ひだ付ケーシングスティック 11  内部折畳み部分 14  尾部 18  プランジ棒 22  ポケット 38  込め棒 40  ひだ 42  圧縮プラグ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a)管状食品ケーシングの中空ひだ
    付スティックの一端にある内孔中に該管状食品ケーシン
    グの圧縮されたプラグが配置されており、該プラグは、
    該端から内孔中に引き込まれそしてそこでプラグの各部
    分が内孔の表面に当接して形成されるように長手方向に
    圧縮された管状食品ケーシングの尾部からなり、(b)
    前記プラグにおける管状食品ケーシングの尾部には、管
    状食品ケーシングの外面の長手方向に隣接する部分が対
    面関係で配置されているところの裏返しされ折り畳まれ
    た部分が含まれ、そして(c)前記管状食品ケーシング
    の対面配置された外面部分間には、該外面部分の少なく
    とも一部分を一緒に付着させ、これによって管状食品ケ
    ーシングに充填される食品エマルジョンによってプラグ
    に対して及ぼされる圧力に応答する該部分の広がりに抵
    抗する接着剤が配置されている、ことからなる食品ケー
    シング製品。
  2. 【請求項2】  接着剤が、ゼラチン、カルボキシメチ
    ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース及びポリ
    アミド−エピクロロヒドリン樹脂よりなる群から選択さ
    れる請求項1記載の食品ケーシング製品。
  3. 【請求項3】  接着剤がヒドロキシプロピルセルロー
    スである請求項1記載の食品ケーシング製品。
  4. 【請求項4】  ケーシングが接着剤物質の通過に対す
    る障壁であり、そして接着剤物質とケーシングに充填さ
    れる食品との間にケーシングの少なくとも1つの層が存
    在する請求項1記載の食品ケーシング製品。
  5. 【請求項5】  接着剤が、尾部の長さの少なくとも一
    部分に対して尾部の実質上全外面にわたって配置されて
    いる請求項1記載の食品ケーシング製品。
  6. 【請求項6】  プラグの長さの少なくとも一部分が管
    状食品ケーシングの4層より構成され、そして該層の2
    つの間にだけ接着剤が配置されている請求項1記載の食
    品ケーシング製品。
  7. 【請求項7】  圧縮されたプラグに含まれるケーシン
    グの長さが、接着剤を欠いた管状食品ケーシングに充填
    される食品エマルジョンによって及ぼされる圧力の封止
    を提供するのに不十分である請求項1記載の食品ケーシ
    ング製品。
  8. 【請求項8】  (a)管状食品ケーシングの中空ひだ
    付スティックの一端にある内孔に該管状食品ケーシング
    の圧縮されたプラグが配置されており、該圧縮されたプ
    ラグは、該端から内孔中に引き込まれそしてそこでプラ
    グの各部分が内孔の表面に当接して形成されるように長
    手方向に圧縮された管状食品ケーシングの尾部からなり
    、(b)前記プラグにおける管状食品ケーシングの長尺
    物には、ポケットを形成している裏返しされ折り畳まれ
    た部分が含まれ、該ポケットの内面は管状食品ケーシン
    グの外面の長手方向に隣接する部分からなり、(c)前
    記圧縮されたプラグに含まれる管状食品ケーシングの長
    さは、管状食品ケーシング中に且つ該プラグに圧接して
    充填される食品エマルジョンによって該プラグに対して
    及ぼされる充填圧の封止を提供するには不十分であり、
    そして(d)前記管状食品ケーシング外面の長手方向に
    隣接する部分を共に付着させ、且つ圧縮されたプラグに
    含まれる管状ケーシングの長さ及び接着剤が一緒になっ
    て充填圧の封止を可能にする手段を構成するように充填
    圧に応答した該部分の広がりに対する抵抗性を提供する
    接着剤がポケット内に配置されている、ことからなる食
    品ケーシング製品。
  9. 【請求項9】  管状食品ケーシングの中空ひだ付ステ
    ィックにその前方端においてスティックの内孔中に配置
    されたクロージャーを形成する方法であって、(a)前
    記スティックから前方端において内孔を横方向に横切っ
    て管状食品ケーシングの尾部を引っぱり、(b)前記尾
    部を裏返し折り重ねて内孔中に引き込み、これによって
    尾部の外面の長手方向に隣接する部分を対面関係にし、
    (c)前記尾部の外面の裏返しされた対面部分間に接着
    剤を適用し、そして(d)裏返しされた尾部をスティッ
    クの内孔中で長手方向に圧縮して、各部分が接着剤によ
    って共に付着された尾部の圧縮体からなるプラグを形成
    する、各工程からなる管状食品ケーシングの中空ひだ付
    スティックにクロージャーを形成する方法。
  10. 【請求項10】  接着剤適用工程(c)が、裏返し折
    重ね工程(b)に先立って接着剤を尾部の長手方向に隣
    接する外面に適用することによって行われる請求項9記
    載の方法。
  11. 【請求項11】  接着剤適用工程(c)が、裏返し折
    重ね工程(b)の直後に接着剤を裏返しされた対面部分
    間に直接導入することによって行われる請求項9記載の
    方法。
  12. 【請求項12】  裏返し折重ね工程(b)がスティッ
    クの内孔中にケーシングのポケットをもたらし、このポ
    ケットは、尾部外面の対面部分によって形成された直径
    方向に対向する壁面と、内孔の中において尾部外面の対
    面部分間の折重ねによって形成された閉鎖端と、スティ
    ックの前方端に面した開放端とを有し、そして接着剤適
    用工程(c)が、接着剤をケーシングポケットにその開
    放端を介して吹付けることによって行われる請求項11
    記載の方法。
  13. 【請求項13】  (a)プランジ部材をスティックの
    内孔と軸方向で整列させ、(b)前記プランジ部材を尾
    部外面に当接してスティックの内孔中に移動させ、これ
    によって尾部を裏返し折り重ねてスティックの内孔中に
    押し入れて尾部外面の長手方向に隣接する部分を対面関
    係にし、そして(c)プランジ部材を通して接着剤を対
    面部分間に導入する、ことを含む請求項9記載の方法。
  14. 【請求項14】  スティックの内孔からプランジ部材
    を抜き取りそしてこの抜取りの過程で接着剤を対面部分
    間に導入することを含む請求項13記載の方法。
JP3128267A 1990-08-13 1991-05-02 一端が閉鎖された食品ケーシング製品及びその製造法 Withdrawn JPH04229133A (ja)

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