JPH04229036A - サブスロット付き回転子における回転子スロット絶縁 - Google Patents
サブスロット付き回転子における回転子スロット絶縁Info
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- JPH04229036A JPH04229036A JP3145256A JP14525691A JPH04229036A JP H04229036 A JPH04229036 A JP H04229036A JP 3145256 A JP3145256 A JP 3145256A JP 14525691 A JP14525691 A JP 14525691A JP H04229036 A JPH04229036 A JP H04229036A
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/32—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
- H02K3/34—Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation between conductors or between conductor and core, e.g. slot insulation
-
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- H02K3/00—Details of windings
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- H02K3/24—Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors with channels or ducts for cooling medium between the conductors
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回転子がサブスロット
を有するような回転電気機械用の従来のように冷却され
る回転子のスロット絶縁の改良に関する。
を有するような回転電気機械用の従来のように冷却され
る回転子のスロット絶縁の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】機械加工されたスロットを有する磁性材
料製鍛造回転子を使用する従来の大形回転電気機械に見
られるような回転子スロット絶縁装置は、通常、サブス
ロット内の冷却ガスが導体と絶縁層とにおける開口を通
流することにより冷却される。回転子スロットを形成し
そして絶縁する方法と、巻線からの熱の放散のための冷
却ガス流路の効率が、特に高い最大許容電流限度が考慮
される場合、やっかいな空間利用設計問題を呈する。例
えば、回転子スロット内の銅製バーはスロット外装（ａ
ｒｍｏｒ） または絶縁層の使用により回転子の磁性材
料から絶縁される。大形回転電気機械の回転子は、冷却
ガスを銅巻線内の半径方向流路に導くサブスロットを有
するので、巻線は、回転子材料から絶縁されることに加
えて、サブスロット上方に支持されねばならない。その
ため、サブスロットカバーとして知られる比較的厚い絶
縁部材を回転子スロットとサブスロットとの境目に敷設
するのが従来からの対処法であり、この境目におけるサ
ブスロットカバーは、支持および絶縁機能を果たすこと
に加えて、サブスロットから銅巻線への冷却ガスの通過
を許容するように絶縁体内の開口を有する。こうした開
口は、もちろん、導体から巻線への電気経路長を減じ、
従って巻線と回転子スロットの下端との間に沿面放電（
ｃｒｅｅｐａｇｅ）路を設定する。こうした絶縁問題に
加えて、冷却ガス自体が炭素粉塵のような導電性粒子で
汚染されるおそれがある。
料製鍛造回転子を使用する従来の大形回転電気機械に見
られるような回転子スロット絶縁装置は、通常、サブス
ロット内の冷却ガスが導体と絶縁層とにおける開口を通
流することにより冷却される。回転子スロットを形成し
そして絶縁する方法と、巻線からの熱の放散のための冷
却ガス流路の効率が、特に高い最大許容電流限度が考慮
される場合、やっかいな空間利用設計問題を呈する。例
えば、回転子スロット内の銅製バーはスロット外装（ａ
ｒｍｏｒ） または絶縁層の使用により回転子の磁性材
料から絶縁される。大形回転電気機械の回転子は、冷却
ガスを銅巻線内の半径方向流路に導くサブスロットを有
するので、巻線は、回転子材料から絶縁されることに加
えて、サブスロット上方に支持されねばならない。その
ため、サブスロットカバーとして知られる比較的厚い絶
縁部材を回転子スロットとサブスロットとの境目に敷設
するのが従来からの対処法であり、この境目におけるサ
ブスロットカバーは、支持および絶縁機能を果たすこと
に加えて、サブスロットから銅巻線への冷却ガスの通過
を許容するように絶縁体内の開口を有する。こうした開
口は、もちろん、導体から巻線への電気経路長を減じ、
従って巻線と回転子スロットの下端との間に沿面放電（
ｃｒｅｅｐａｇｅ）路を設定する。こうした絶縁問題に
加えて、冷却ガス自体が炭素粉塵のような導電性粒子で
汚染されるおそれがある。
【０００３】こうした問題に鑑み、先行技術のサブスロ
ットカバーは、例えば図１に例示したような、非常に複
雑な形状をとっている。図１は、サブスロット１０と、
図示の断面を有する全長サブスロットカバー１を例示し
、このカバーはその全長に沿って２〜４インチのピッチ
で形成された通気開口６を有する。Ｌ字形スロット外装
２、３の短脚がサブスロットカバーの両側の狭いスリッ
ト内に挿入され、そして接着剤の使用により、回転子ス
ロットへの組付け前に接着される。
ットカバーは、例えば図１に例示したような、非常に複
雑な形状をとっている。図１は、サブスロット１０と、
図示の断面を有する全長サブスロットカバー１を例示し
、このカバーはその全長に沿って２〜４インチのピッチ
で形成された通気開口６を有する。Ｌ字形スロット外装
２、３の短脚がサブスロットカバーの両側の狭いスリッ
ト内に挿入され、そして接着剤の使用により、回転子ス
ロットへの組付け前に接着される。
【０００４】こうしたサブスロットカバーは、１９８９
年８ 月２２日付でジェンキンス（Ｊｅｎｋｉｎｓ）
等に付与された米国特許第４８５９８９１ 号の第１図
に例示されている。この米国特許は本件出願人に譲渡さ
れたもので、サブスロットが回転子スロットと同一の幅
に機械加工されるような別の設計案の幾つかの具体例を
追加的に例示している。そうした設計案は、例えばスロ
ットとサブスロット全体にわたって延在するＵ字形スロ
ット外装の挿入を許容し、この場合、巻線導体は、スロ
ットの底部においてＵ形スロット外装内にぴったりとは
まる第２のＵ形挿入体の使用によりサブスロット上に支
持される。このような設計案はサブスロットカバーの必
要をなくするけれども、空間利用の観点からは改善の余
地をまだ残している。
年８ 月２２日付でジェンキンス（Ｊｅｎｋｉｎｓ）
等に付与された米国特許第４８５９８９１ 号の第１図
に例示されている。この米国特許は本件出願人に譲渡さ
れたもので、サブスロットが回転子スロットと同一の幅
に機械加工されるような別の設計案の幾つかの具体例を
追加的に例示している。そうした設計案は、例えばスロ
ットとサブスロット全体にわたって延在するＵ字形スロ
ット外装の挿入を許容し、この場合、巻線導体は、スロ
ットの底部においてＵ形スロット外装内にぴったりとは
まる第２のＵ形挿入体の使用によりサブスロット上に支
持される。このような設計案はサブスロットカバーの必
要をなくするけれども、空間利用の観点からは改善の余
地をまだ残している。
【０００５】別の方策は、スロットの上下両端において
厚い沿面放電防止ブロックを備えた２枚の外装平板を含
むものであった。こうした例のサブスロットカバーは図
１に例示したものより複雑さを軽減したけれども、これ
は半径方向空間利用に乏しく、その結果一層大形の回転
子を使用することになり、またブロックに通気開口を形
成する追加的な機械加工を必要とした。
厚い沿面放電防止ブロックを備えた２枚の外装平板を含
むものであった。こうした例のサブスロットカバーは図
１に例示したものより複雑さを軽減したけれども、これ
は半径方向空間利用に乏しく、その結果一層大形の回転
子を使用することになり、またブロックに通気開口を形
成する追加的な機械加工を必要とした。
【０００６】また別の方策は、合体されると、図１に示
したような断面を有するサブスロットカバーを形成する
多数のプラスチック短片の成型を包含した。このような
短片の軸方向長さは通気開口ピッチと一致し、そのため
各片は一つの通気開口を有する。これらの短片は単一の
Ｕ字形外装と一緒に組立てられる。すなわちＵ字形外装
の底部に形成した開口に一片を押し通し、その際外装の
他方側からその一片に合着片をはめ付け、この組付けを
外装の全長にわたり各開口に対して繰り返す。明らかに
、この後者の方策は複雑でありそして時間がかかるもの
である。
したような断面を有するサブスロットカバーを形成する
多数のプラスチック短片の成型を包含した。このような
短片の軸方向長さは通気開口ピッチと一致し、そのため
各片は一つの通気開口を有する。これらの短片は単一の
Ｕ字形外装と一緒に組立てられる。すなわちＵ字形外装
の底部に形成した開口に一片を押し通し、その際外装の
他方側からその一片に合着片をはめ付け、この組付けを
外装の全長にわたり各開口に対して繰り返す。明らかに
、この後者の方策は複雑でありそして時間がかかるもの
である。
【０００７】
【発明の概要】本発明者は、サブスロット付き回転子を
使用する回転電気機械において、回転子スロットを、各
々が余分の折曲げ部を有する２つのスロット外装を使用
して絶縁できることを発見した。各折曲げ部により、外
装はサブスロット内に途中まで延在し、こうして外装表
面の両側を利用しそして半径方向軸方向面においてほぼ
全体的に沿面放電路を延長する。このような延長沿面放
電路により、自己浄化性をもつ表面が存在する。という
のは、これらの表面は冷却ガスから炭素粉塵等の汚染物
を捕集しないからである。また、回転子スロット絶縁に
対する本発明の新規な概念はサブスロットカバーを不要
にする。
使用する回転電気機械において、回転子スロットを、各
々が余分の折曲げ部を有する２つのスロット外装を使用
して絶縁できることを発見した。各折曲げ部により、外
装はサブスロット内に途中まで延在し、こうして外装表
面の両側を利用しそして半径方向軸方向面においてほぼ
全体的に沿面放電路を延長する。このような延長沿面放
電路により、自己浄化性をもつ表面が存在する。という
のは、これらの表面は冷却ガスから炭素粉塵等の汚染物
を捕集しないからである。また、回転子スロット絶縁に
対する本発明の新規な概念はサブスロットカバーを不要
にする。
【０００８】
【発明の目的】従って、本発明の主要目的は、部品数が
極めて少なくしかも回転子の比較的均等かつ効率的な冷
却をもたらす比較的簡単で融通性のある回転子スロット
絶縁装置を提供することである。
極めて少なくしかも回転子の比較的均等かつ効率的な冷
却をもたらす比較的簡単で融通性のある回転子スロット
絶縁装置を提供することである。
【０００９】本発明の上記および他の目的と利点は、以
下の実施例の説明と添付図面から一層明らかとなろう。
下の実施例の説明と添付図面から一層明らかとなろう。
【００１０】
【実施例の記載】図１に示すように、回転子スロット内
の銅バー巻線４を回転子鉄５から絶縁するためにＬ形ス
ロット外装２、３をサブスロットカバー１と組み合わせ
て使用することは公知である。スロット外装と同様にサ
ブスロットカバーはスロットとサブスロット１０の全長
にわたって延在するように作製され、そしてサブスロッ
トカバーは図１に例示したような比較的複雑な断面をも
つように作製され得る。
の銅バー巻線４を回転子鉄５から絶縁するためにＬ形ス
ロット外装２、３をサブスロットカバー１と組み合わせ
て使用することは公知である。スロット外装と同様にサ
ブスロットカバーはスロットとサブスロット１０の全長
にわたって延在するように作製され、そしてサブスロッ
トカバーは図１に例示したような比較的複雑な断面をも
つように作製され得る。
【００１１】このようなサブスロットカバーは、冷却ガ
スを銅バー巻線内部の半径方向通路６に流すサブスロッ
トを有する回転子設計に包含される。従って、サブスロ
ットカバーは、空気または水素のような冷却ガスがサブ
スロット１０から銅バー巻線内部の半径方向通路６を通
るようにするために通常２〜４インチピッチで隔設した
開口を必要とする。しかし、サブスロットカバー絶縁体
における開口により沿面放電路が生じ、これは運転中冷
却ガス中に含まれる炭素粉塵のような導電性粒子で汚染
される可能性がある。従って、図１に示したような従来
のサブスロットカバーは、比較的厚い上に極めて複雑な
形状をとらざるをえないことが多い。図１に示したよう
に、Ｌ形スロット外装要素の短い脚がサブスロットカバ
ーの各側の狭いスリット内に挿入され接着剤でそこに接
合され、次いで回転子スロット内への組込みがなされる
。その後、銅バー巻線４と沿面放電防止ブロック７とダ
ブテール形くさび８がスロットに組み込まれる。沿面放
電防止ブロック７は銅バー巻線をダブテール形くさびか
ら絶縁し、くさびは回転子の作動中巻線にかかる半径方
向外方の力に対抗する。
スを銅バー巻線内部の半径方向通路６に流すサブスロッ
トを有する回転子設計に包含される。従って、サブスロ
ットカバーは、空気または水素のような冷却ガスがサブ
スロット１０から銅バー巻線内部の半径方向通路６を通
るようにするために通常２〜４インチピッチで隔設した
開口を必要とする。しかし、サブスロットカバー絶縁体
における開口により沿面放電路が生じ、これは運転中冷
却ガス中に含まれる炭素粉塵のような導電性粒子で汚染
される可能性がある。従って、図１に示したような従来
のサブスロットカバーは、比較的厚い上に極めて複雑な
形状をとらざるをえないことが多い。図１に示したよう
に、Ｌ形スロット外装要素の短い脚がサブスロットカバ
ーの各側の狭いスリット内に挿入され接着剤でそこに接
合され、次いで回転子スロット内への組込みがなされる
。その後、銅バー巻線４と沿面放電防止ブロック７とダ
ブテール形くさび８がスロットに組み込まれる。沿面放
電防止ブロック７は銅バー巻線をダブテール形くさびか
ら絶縁し、くさびは回転子の作動中巻線にかかる半径方
向外方の力に対抗する。
【００１２】図２に示すように、本発明者は、従来材料
製の２つのスロット外装１２、１３を、外装延長部１２
ａ、１３ａがサブスロット１０内に途中まで延在しかつ
サブスロットの側面から離間するように、余分な折曲げ
部または非半径方向外装部分を備えるように設計した。 導体（銅バー巻線）４、半径方向通路６、沿面放電防止
ブロック７、ダブテール形くさび８のような他の要素は
図１に示したものと実質上同じである。例示した構成に
より与えられる追加的な沿面放電路長により、下端導体
４とサブスロット１０との間のサブスロットカバーが不
要になる。サブスロットカバーが無いので、比較的廉価
な組立てと、回転子の比較的均等な冷却が可能になる。
製の２つのスロット外装１２、１３を、外装延長部１２
ａ、１３ａがサブスロット１０内に途中まで延在しかつ
サブスロットの側面から離間するように、余分な折曲げ
部または非半径方向外装部分を備えるように設計した。 導体（銅バー巻線）４、半径方向通路６、沿面放電防止
ブロック７、ダブテール形くさび８のような他の要素は
図１に示したものと実質上同じである。例示した構成に
より与えられる追加的な沿面放電路長により、下端導体
４とサブスロット１０との間のサブスロットカバーが不
要になる。サブスロットカバーが無いので、比較的廉価
な組立てと、回転子の比較的均等な冷却が可能になる。
【００１３】図２に示すように、外装両半分における余
分な折曲げ部は、有効沿面放電路長が寸法ｘ、ｙおよび
ｚの和であるような態様でサブスロット内に半径方向に
延在する。従って、各延長部１２ａ、１３ａの最小長さ
は所要沿面放電距離のほぼ半分でよい。なぜなら追加長
さの内側および外側表面の両方が下端導体と回転子鉄と
の間の沿面放電距離に寄与するからである。
分な折曲げ部は、有効沿面放電路長が寸法ｘ、ｙおよび
ｚの和であるような態様でサブスロット内に半径方向に
延在する。従って、各延長部１２ａ、１３ａの最小長さ
は所要沿面放電距離のほぼ半分でよい。なぜなら追加長
さの内側および外側表面の両方が下端導体と回転子鉄と
の間の沿面放電距離に寄与するからである。
【００１４】本発明の改良された回転子スロット絶縁を
長方形スロットを使用する場合について例示したが、も
ちろん、本発明の概念は、テーパ付きスロットにも等し
く適用される。さらに、開示した実施例の概念は、サブ
スロットを有する任意の回転子スロットに有用である。 すなわち、本概念は、半径方向流回転子設計と２重冷却
式回転子設計のすべてに、極数または１極当たりのコイ
ル数に関係なく適用され、また、サブスロットを有する
任意の従来冷却方式の回転子にも適用され得る。
長方形スロットを使用する場合について例示したが、も
ちろん、本発明の概念は、テーパ付きスロットにも等し
く適用される。さらに、開示した実施例の概念は、サブ
スロットを有する任意の回転子スロットに有用である。 すなわち、本概念は、半径方向流回転子設計と２重冷却
式回転子設計のすべてに、極数または１極当たりのコイ
ル数に関係なく適用され、また、サブスロットを有する
任意の従来冷却方式の回転子にも適用され得る。
【００１５】上記の利点に加えて、導体を直接サブスロ
ットに露呈することは界磁巻線のアンペア回数能力を向
上させることに注意されたい。本絶縁装置はこの利点を
有する。なぜなら、サブスロットカバーとその複雑な形
状を無くしてあるので下端導体の底面がサブスロット内
の冷却ガス流に直接露出するからである。従って、この
ような露出は、冷却ガスに露出される導体総面積を増大
するので、温度上昇は先行技術において生じた上昇より
少なくなる。
ットに露呈することは界磁巻線のアンペア回数能力を向
上させることに注意されたい。本絶縁装置はこの利点を
有する。なぜなら、サブスロットカバーとその複雑な形
状を無くしてあるので下端導体の底面がサブスロット内
の冷却ガス流に直接露出するからである。従って、この
ような露出は、冷却ガスに露出される導体総面積を増大
するので、温度上昇は先行技術において生じた上昇より
少なくなる。
【００１６】ここに開示した実施例の別の利点は、回転
子の軸方向温度分布をいっそう均等にすることである。 すなわち、従来の回転子は一般に、サブスロットのマニ
ホルド効果により軸方向中心において比較的低温そして
回転子の各端に向かって比較的高温になる。マニホルド
効果は、サブスロットガス速度が大きい第１または端の
半径方向ダクトへの比較的大きな変向損失を生みだすと
ともに、サブスロットガス速度が、冷却ガスが経路に沿
って各半径方向ダクト内に抽気される結果として低くな
る回転子の軸方向中心近くで、半径方向ダクトへの比較
的小さな変向損失を生みだすものである。サブスロット
カバーにより生じる絶縁性障壁を排除することにより、
比較的多くの熱が回転子スロットの端部近くで回転子巻
線から除去されそして機械の軸方向中心近くでそれだけ
除熱が減るので、例えば図２の回転子の軸方向温度分布
の均等化が増す。
子の軸方向温度分布をいっそう均等にすることである。 すなわち、従来の回転子は一般に、サブスロットのマニ
ホルド効果により軸方向中心において比較的低温そして
回転子の各端に向かって比較的高温になる。マニホルド
効果は、サブスロットガス速度が大きい第１または端の
半径方向ダクトへの比較的大きな変向損失を生みだすと
ともに、サブスロットガス速度が、冷却ガスが経路に沿
って各半径方向ダクト内に抽気される結果として低くな
る回転子の軸方向中心近くで、半径方向ダクトへの比較
的小さな変向損失を生みだすものである。サブスロット
カバーにより生じる絶縁性障壁を排除することにより、
比較的多くの熱が回転子スロットの端部近くで回転子巻
線から除去されそして機械の軸方向中心近くでそれだけ
除熱が減るので、例えば図２の回転子の軸方向温度分布
の均等化が増す。
【００１７】加えて、回転子スロット絶縁に対する本発
明概念は明らかに占有空間を少なくし、従って銅導体と
回転子鉄とサブスロット域に比較的大きな余地を与える
。さらに、これは、外装表面の両側を利用することによ
り、導体と回転子鉄との間に所要の沿面放電路をもたら
す。従って、沿面放電路はほとんど全体的に半径方向軸
方向面にある。このような特性は、開放強制冷却機械に
おいてしばしば存在する冷却ガスからの炭素粉塵および
汚染物を捕集しない自己浄化性表面を維持する観点から
望ましい。本発明設計における半径方向表面は、高速ガ
ス流と、汚染物を半径方向外方に引張る遠心力との複合
効果により付着物のない状態を保つ。
明概念は明らかに占有空間を少なくし、従って銅導体と
回転子鉄とサブスロット域に比較的大きな余地を与える
。さらに、これは、外装表面の両側を利用することによ
り、導体と回転子鉄との間に所要の沿面放電路をもたら
す。従って、沿面放電路はほとんど全体的に半径方向軸
方向面にある。このような特性は、開放強制冷却機械に
おいてしばしば存在する冷却ガスからの炭素粉塵および
汚染物を捕集しない自己浄化性表面を維持する観点から
望ましい。本発明設計における半径方向表面は、高速ガ
ス流と、汚染物を半径方向外方に引張る遠心力との複合
効果により付着物のない状態を保つ。
【００１８】以上、本発明を現在のところ最も好適と考
えられる実施例について説明したが、もちろん、本発明
は開示した実施例に限定されるものでなく、本発明の範
囲内の様々な改変と等価構成を包含するものである。
えられる実施例について説明したが、もちろん、本発明
は開示した実施例に限定されるものでなく、本発明の範
囲内の様々な改変と等価構成を包含するものである。
【図１】先行技術によるＬ形スロット外装とサブスロッ
トカバーを例示する、回転電気機械回転子のスロットと
サブスロットの断面図である。
トカバーを例示する、回転電気機械回転子のスロットと
サブスロットの断面図である。
【図２】サブスロット内に半径方向に延在しそしてサブ
スロットカバーを不要にする本発明の特殊成形スロット
外装を例示する回転子スロットの断面図である。
スロットカバーを不要にする本発明の特殊成形スロット
外装を例示する回転子スロットの断面図である。
４ 巻線
５ 回転子鉄
６ 半径方向通路
７ 沿面放電防止ブロック
１０ サブスロット
１２ スロット外装
１３ スロット外装
１２ａ 外装延長部
１３ａ 外装延長部
Claims (10)
- 【請求項１】 導体を内部に配置した軸方向延在スロ
ットと、該スロットより幅が小さいサブスロットとを有
する金属製回転子を含む回転電気機械において使用され
るスロット外装であって、各スロットの各側に沿って前
記導体と前記回転子金属との間に軸方向かつ半径方向に
延在しそして前記スロットから前記サブスロット内に、
ずれた態様で、半径方向内方に延在する絶縁層からなる
スロット外装。 - 【請求項２】 各絶縁層が前記導体と前記回転子金属
との間の沿面放電の防止に充分な距離だけ前記サブスロ
ット内に延在する請求項１記載のスロット外装。 - 【請求項３】 各絶縁層が絶縁性サブスロットカバー
を不要にするに充分な距離だけ前記サブスロット内に延
在する請求項１記載のスロット外装。 - 【請求項４】 前記延在距離は前記導体と前記回転子
金属との間の沿面放電を防止する距離の少なくとも半分
である、請求項３記載のスロット外装。 - 【請求項５】 各々が第１および第２半径方向側面を
有する複数の軸方向に延在するスロットと、サブスロッ
トと、前記スロット側面と前記サブスロットを連結する
非半径方向部分と、前記スロット内に配置した複数の導
体とを具備し、電気絶縁体が前記導体と前記側面および
各スロットの前記非半径方向部分との間に配置されてい
るような回転電気機械において、第１の実質的に半径方
向の部分が前記スロットの前記第１および第２側面に沿
って前記導体と前記金属回転子との間に延在し、そして
第２半径方向部分がさらに対応サブスロット内に延在し
、そして両半径方向延在部分がスロット・サブスロット
遷移部における第３の非半径方向部分により連結されて
いるようなスロット外装からなる改良スロット絶縁装置
。 - 【請求項６】 各スロット外装の前記第１および第２
半径方向延在部分は周方向に互いにずれている、請求項
５記載のスロット絶縁装置。 - 【請求項７】 前記第２および第３外装部分は前記導
体と前記回転子との間の沿面放電の防止に充分な合計長
さを有する、請求項５記載のスロット絶縁装置。 - 【請求項８】 前記第２および第３外装部分の合計長
さが、絶縁サブスロットカバーを使用することなく前記
導体と前記回転子との間の沿面放電を防止するに充分で
ある、請求項５記載のスロット絶縁装置。 - 【請求項９】 前記第３外装部分は前記第２部分を前
記サブスロット側面から離間するに充分長い、請求項５
記載のスロット絶縁装置。 - 【請求項１０】 前記導体は前記サブスロットから冷
却材を受入れる開口を有する請求項５記載のスロット絶
縁装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US531,066 | 1990-05-31 | ||
| US07/531,066 US5065064A (en) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | Rotor slot insulation in rotors with subslots |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04229036A true JPH04229036A (ja) | 1992-08-18 |
Family
ID=24116110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3145256A Pending JPH04229036A (ja) | 1990-05-31 | 1991-05-22 | サブスロット付き回転子における回転子スロット絶縁 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5065064A (ja) |
| EP (1) | EP0459716B1 (ja) |
| JP (1) | JPH04229036A (ja) |
| KR (1) | KR910020989A (ja) |
| CN (1) | CN1056961A (ja) |
| AT (1) | ATE114085T1 (ja) |
| DE (1) | DE69105041T2 (ja) |
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- 1991-05-24 DE DE69105041T patent/DE69105041T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-05-24 AT AT91304722T patent/ATE114085T1/de not_active IP Right Cessation
- 1991-05-24 EP EP91304722A patent/EP0459716B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-05-28 CN CN91103674A patent/CN1056961A/zh active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000111 |