JPH04228689A - 液体の回収方法および縦型連続式ダイジェスタ - Google Patents
液体の回収方法および縦型連続式ダイジェスタInfo
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- JPH04228689A JPH04228689A JP3095069A JP9506991A JPH04228689A JP H04228689 A JPH04228689 A JP H04228689A JP 3095069 A JP3095069 A JP 3095069A JP 9506991 A JP9506991 A JP 9506991A JP H04228689 A JPH04228689 A JP H04228689A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
- D21C7/00—Digesters
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
- D21C9/00—After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
- D21C9/02—Washing ; Displacing cooking or pulp-treating liquors contained in the pulp by fluids, e.g. wash water or other pulp-treating agents
- D21C9/04—Washing ; Displacing cooking or pulp-treating liquors contained in the pulp by fluids, e.g. wash water or other pulp-treating agents in diffusers ; Washing of pulp of fluid consistency without substantially thickening
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【従来の技術およびその課題】紙パルプを製造するセル
ローズファイバ材の連続式蒸煮（ｄｉｇｅｓｔｉｏｎ）
において、パルプの均一処理を行うためには液体の内部
循環を効果的に行うことが重要である。これは典型的に
はダイジェスタ内の特定の高さに配置したスクリーンガ
ードルを利用することにより、スクリーンから回収され
た液体を高圧蒸気で処理して加熱し、その後ダイジェス
タ内を垂直方向に延出する中央パイプに再循環する連続
式ダイジェスタにおいて達成される。スクリーンが詰ま
らないようにするために、スクリーンを数分（例えば、
３乃至５分）毎に切替える必要がある。
ローズファイバ材の連続式蒸煮（ｄｉｇｅｓｔｉｏｎ）
において、パルプの均一処理を行うためには液体の内部
循環を効果的に行うことが重要である。これは典型的に
はダイジェスタ内の特定の高さに配置したスクリーンガ
ードルを利用することにより、スクリーンから回収され
た液体を高圧蒸気で処理して加熱し、その後ダイジェス
タ内を垂直方向に延出する中央パイプに再循環する連続
式ダイジェスタにおいて達成される。スクリーンが詰ま
らないようにするために、スクリーンを数分（例えば、
３乃至５分）毎に切替える必要がある。
【０００２】ほとんどの市販の装置においては、スクリ
ーンは典型的には上部スクリーンと下部スクリーンの対
にて設けられる。各スクリーンは該スクリーンと対応す
るヘッダを備え、容器周部の対向側に、典型的にはヘッ
ダからの２つの出口が設けられる。典型的な市販の装置
においては、上部スクリーンからの回収が３乃至５分行
なわれ、その後終了し、下部スクリーンからの回収が３
乃至５分行われ、その後終了し、その工程が連続的に繰
返される。
ーンは典型的には上部スクリーンと下部スクリーンの対
にて設けられる。各スクリーンは該スクリーンと対応す
るヘッダを備え、容器周部の対向側に、典型的にはヘッ
ダからの２つの出口が設けられる。典型的な市販の装置
においては、上部スクリーンからの回収が３乃至５分行
なわれ、その後終了し、下部スクリーンからの回収が３
乃至５分行われ、その後終了し、その工程が連続的に繰
返される。
【０００３】上述の市販の装置はパルプの効果的処理を
提供するが、その工程と関連する１つの欠点がある。そ
の工程は高圧流の急激な変化を生じ、通常高圧流は上部
スクリーンに切替えたときピークに達し、下部スクリー
ンに切替えたとき底をつく。この急激な変化により、他
のミルは蒸気の発生が逆となる。
提供するが、その工程と関連する１つの欠点がある。そ
の工程は高圧流の急激な変化を生じ、通常高圧流は上部
スクリーンに切替えたときピークに達し、下部スクリー
ンに切替えたとき底をつく。この急激な変化により、他
のミルは蒸気の発生が逆となる。
【０００４】
【課題を解決するための手段、作用および効果】本発明
により、高圧蒸気流におけるそのような急激な変化を除
去または最小化する方法および装置の簡単な修正が提供
される。本発明の方法により、高圧蒸気を利用して材料
を処理する縦型容器内で垂直方向に離間して配設された
第１および第２の環状スクリーンから液体を回収する方
法が提供され、各スクリーンは各スクリーンに設けられ
た環状ヘッダと、各ヘッダに設けられて周方向に離間し
た第１および第２の液体出口とを備え、第１スクリーン
の第１出口は第２スクリーンの第１出口と垂直方向にほ
ぼ整合して配設され、第１スクリーンの第２出口は第２
スクリーンの第２出口と垂直方向にほぼ整合して配設さ
れ、上記方法は（ａ）第１スクリーンの第１出口および
第２スクリーンの第２出口から液体を同時に回収し、（
ｂ）その工程（ａ）における回収を終了し、（ｃ）第１
スクリーンの第２出口および第２スクリーンの第１出口
から液体を同時に回収し、（ｄ）その工程（ｃ）におけ
る回収を終了し、（ｅ）高圧蒸気流における急激な変動
を最小化するために好適な周期で工程（ａ）−（ｄ）を
繰返す、連続的な工程を含む。上記方法は各ヘッダを２
つのほぼ等しい容積部に分割する工程（ｆ）を更に含
むのが好ましく、各容積部の周方向中央がそのヘッダに
設けられた出口の一つとし、ヘッダからの液体の回収は
所定の時間でのヘッダの全体量の約半分のみとする。ス
クリーンを通過する材料を重力により各ヘッダの容積部
の周方向端部からそのヘッダの容積部に設けられた出口
に流す工程（ｇ）を更に含むことができる。この工程（
ｇ）は各容積部の周方向端部からその容積部に設けられ
た出口に向けて下方に傾斜する底部を設けることにより
行うのが好ましい。
により、高圧蒸気流におけるそのような急激な変化を除
去または最小化する方法および装置の簡単な修正が提供
される。本発明の方法により、高圧蒸気を利用して材料
を処理する縦型容器内で垂直方向に離間して配設された
第１および第２の環状スクリーンから液体を回収する方
法が提供され、各スクリーンは各スクリーンに設けられ
た環状ヘッダと、各ヘッダに設けられて周方向に離間し
た第１および第２の液体出口とを備え、第１スクリーン
の第１出口は第２スクリーンの第１出口と垂直方向にほ
ぼ整合して配設され、第１スクリーンの第２出口は第２
スクリーンの第２出口と垂直方向にほぼ整合して配設さ
れ、上記方法は（ａ）第１スクリーンの第１出口および
第２スクリーンの第２出口から液体を同時に回収し、（
ｂ）その工程（ａ）における回収を終了し、（ｃ）第１
スクリーンの第２出口および第２スクリーンの第１出口
から液体を同時に回収し、（ｄ）その工程（ｃ）におけ
る回収を終了し、（ｅ）高圧蒸気流における急激な変動
を最小化するために好適な周期で工程（ａ）−（ｄ）を
繰返す、連続的な工程を含む。上記方法は各ヘッダを２
つのほぼ等しい容積部に分割する工程（ｆ）を更に含
むのが好ましく、各容積部の周方向中央がそのヘッダに
設けられた出口の一つとし、ヘッダからの液体の回収は
所定の時間でのヘッダの全体量の約半分のみとする。ス
クリーンを通過する材料を重力により各ヘッダの容積部
の周方向端部からそのヘッダの容積部に設けられた出口
に流す工程（ｇ）を更に含むことができる。この工程（
ｇ）は各容積部の周方向端部からその容積部に設けられ
た出口に向けて下方に傾斜する底部を設けることにより
行うのが好ましい。
【０００５】本発明の他の観点によれば、特定の縦型連
続式ダイジェスタが提供される。このダイジェスタは次
のような構成要素を有している。上部の材料入口と、底
部の材料出口を有する縦型容器と、該容器での材料処理
を容易にする高圧蒸気供給装置と、該縦型容器内で垂直
方向に離間して配設された第１および第２の環状スクリ
ーンとを備え、各スクリーンはこのスクリーンと組み合
わされた環状ヘッダと、各ヘッダと組み合わされて周方
向に離間した第１および第２の液体出口とを有し、第１
スクリーンの第１出口は第２スクリーンの第１出口と垂
直方向でほぼ整合して配設され、第１スクリーンの第２
出口は第２スクリーンの第２出口と垂直方向でほぼ整合
して配設され、更にヘッダ出口から液体を選択的に回収
するポンプ及びバルブ装置（ｐｕｍｐ ａｎｄ ｖａｌ
ｖｅ ｍｅａｎｓ）を備える。また、本発明により、各
ヘッダを２つの略等しい容積部に分割する垂直壁装置が
提供され、該ヘッダに設けられた出口は各容積部のほぼ
周方向中央にあり、更に各容積部と組み合わされ、各容
積部の壁装置からその容積部に設けられた出口に向けて
下方に傾斜する底部が提供され、スクリーンを通過する
材料は壁部に付着せずに、該材料がそれに設けられたそ
の容積部に設けられた出口に向けて移動する。該下方に
傾斜する底部はあげ底を設けるのが好ましい。
続式ダイジェスタが提供される。このダイジェスタは次
のような構成要素を有している。上部の材料入口と、底
部の材料出口を有する縦型容器と、該容器での材料処理
を容易にする高圧蒸気供給装置と、該縦型容器内で垂直
方向に離間して配設された第１および第２の環状スクリ
ーンとを備え、各スクリーンはこのスクリーンと組み合
わされた環状ヘッダと、各ヘッダと組み合わされて周方
向に離間した第１および第２の液体出口とを有し、第１
スクリーンの第１出口は第２スクリーンの第１出口と垂
直方向でほぼ整合して配設され、第１スクリーンの第２
出口は第２スクリーンの第２出口と垂直方向でほぼ整合
して配設され、更にヘッダ出口から液体を選択的に回収
するポンプ及びバルブ装置（ｐｕｍｐ ａｎｄ ｖａｌ
ｖｅ ｍｅａｎｓ）を備える。また、本発明により、各
ヘッダを２つの略等しい容積部に分割する垂直壁装置が
提供され、該ヘッダに設けられた出口は各容積部のほぼ
周方向中央にあり、更に各容積部と組み合わされ、各容
積部の壁装置からその容積部に設けられた出口に向けて
下方に傾斜する底部が提供され、スクリーンを通過する
材料は壁部に付着せずに、該材料がそれに設けられたそ
の容積部に設けられた出口に向けて移動する。該下方に
傾斜する底部はあげ底を設けるのが好ましい。
【０００６】本発明の主目的は高圧蒸気流における急激
な変化を最小化するために、連続式ダイジェスタからの
液体の有効な回収を行うことである。本発明のこの目的
および他の目的は本発明の詳細な説明を参照し、更に添
付特許請求の範囲から明らかとなるであろう。
な変化を最小化するために、連続式ダイジェスタからの
液体の有効な回収を行うことである。本発明のこの目的
および他の目的は本発明の詳細な説明を参照し、更に添
付特許請求の範囲から明らかとなるであろう。
【０００７】
【実施例】本発明による切替えシステムおよび方法が採
用されている例示の連続式ダイジェスタ（例えば、米国
特許第４，５４７，２６４号明細書を参照）の全体が図
面に符号１０で示され、該ダイジェスタは上部の材料（
チップ）入口１１と、底部の処理済材料（セルローズパ
ルプ）出口１１´とを有する縦型容器を備える。このダ
イジェスタはこの中に配置される、一対の周方向に離間
して配設された環状スクリーン１２，１３を備え、各ス
クリーンはそのスクリーンに設けられた環状ヘッダ１４
，１５を有する。各ヘッダは周方向にほぼ連続した空洞
を提供する。また、垂直方向に離間して配設された第２
の対の環状スクリーン１６，１７を容器１０に設けるの
が好ましく、これらのスクリーンは第１対のスクリーン
１２，１３から垂直方向に離間して配設され、これらの
スクリーンに設けられたヘッダ１８，１９を有する。
用されている例示の連続式ダイジェスタ（例えば、米国
特許第４，５４７，２６４号明細書を参照）の全体が図
面に符号１０で示され、該ダイジェスタは上部の材料（
チップ）入口１１と、底部の処理済材料（セルローズパ
ルプ）出口１１´とを有する縦型容器を備える。このダ
イジェスタはこの中に配置される、一対の周方向に離間
して配設された環状スクリーン１２，１３を備え、各ス
クリーンはそのスクリーンに設けられた環状ヘッダ１４
，１５を有する。各ヘッダは周方向にほぼ連続した空洞
を提供する。また、垂直方向に離間して配設された第２
の対の環状スクリーン１６，１７を容器１０に設けるの
が好ましく、これらのスクリーンは第１対のスクリーン
１２，１３から垂直方向に離間して配設され、これらの
スクリーンに設けられたヘッダ１８，１９を有する。
【０００８】本発明により、各環状ヘッダ１４，１５，
１８，１９は各環状ヘッダに設けらた第１および第２液
体出口を有し、この液体出口はダイジェスタ１０の周方
向に離間して配設される（好ましくは略１８０°離間し
て配設される）。第１出口２１，２３，２５，２７はヘ
ッダ１４，１５，１８，１９にそれぞれ設けられ、第２
出口２２，２４，２６，２８も同様である。
１８，１９は各環状ヘッダに設けらた第１および第２液
体出口を有し、この液体出口はダイジェスタ１０の周方
向に離間して配設される（好ましくは略１８０°離間し
て配設される）。第１出口２１，２３，２５，２７はヘ
ッダ１４，１５，１８，１９にそれぞれ設けられ、第２
出口２２，２４，２６，２８も同様である。
【０００９】容器１０から液体を回収する装置が設けら
れ、この装置は各出口２１乃至２８で操作可能に接続さ
れている。そのような回収装置は１以上のポンプ３２，
３３で形成するのが好ましい。ポンプ３２，３３は回収
された液体を加熱し、容器１０の内部に戻す装置に接続
され、そのような装置は高圧蒸気で加熱された従来のヘ
ッダ３５，３５´と、上部および下部の各スクリーンセ
ット用の中央配管３６，３６´とで形成される。所定の
出口から液体を選択的に回収する一方、他の出口からの
回収を防止する装置が更に設けられる。そのような選択
的回収装置は例えばソレノイド制御バルブのような複数
のバルブ４０乃至４７を備え、各バルブは各出口２１乃
至２８に設けられ、所定の順序に従ってバルブ４０乃至
４７の操作を選択的に制御する共通の電気制御素子を備
える。ダイジェスタ１０の操作中、セルローズチップ材
は水準Ｌ（図１を参照）を維持するのが好ましく、チッ
プは容器１０の操作中、スクリーン１２，１３，１６，
１７と接触する。
れ、この装置は各出口２１乃至２８で操作可能に接続さ
れている。そのような回収装置は１以上のポンプ３２，
３３で形成するのが好ましい。ポンプ３２，３３は回収
された液体を加熱し、容器１０の内部に戻す装置に接続
され、そのような装置は高圧蒸気で加熱された従来のヘ
ッダ３５，３５´と、上部および下部の各スクリーンセ
ット用の中央配管３６，３６´とで形成される。所定の
出口から液体を選択的に回収する一方、他の出口からの
回収を防止する装置が更に設けられる。そのような選択
的回収装置は例えばソレノイド制御バルブのような複数
のバルブ４０乃至４７を備え、各バルブは各出口２１乃
至２８に設けられ、所定の順序に従ってバルブ４０乃至
４７の操作を選択的に制御する共通の電気制御素子を備
える。ダイジェスタ１０の操作中、セルローズチップ材
は水準Ｌ（図１を参照）を維持するのが好ましく、チッ
プは容器１０の操作中、スクリーン１２，１３，１６，
１７と接触する。
【００１０】本発明の方法により、コントローラ４９は
特定の工程を行うためにスクリーンに設けられたバルブ
４０乃至４７等を制御するように、各対のスクリーン、
即ち上部スクリーンセットと下部スクリーンセットに設
けられたバルブを制御するように作用する。例えば、コ
ントローラ４９はバルブ４４，４７が閉じているときバ
ルブ４５，４６を開くように、バルブ４５，４６を制御
する。ポンプ３３が所定時間の間、例えば３乃至５分間
バルブ４５，４６を通して液体を回収後、バルブ４５，
４６を閉じ、その後コントローラはバルブ４４，４７を
開き、３乃至５分間バルブ４４，４７を通して液体を回
収する。
特定の工程を行うためにスクリーンに設けられたバルブ
４０乃至４７等を制御するように、各対のスクリーン、
即ち上部スクリーンセットと下部スクリーンセットに設
けられたバルブを制御するように作用する。例えば、コ
ントローラ４９はバルブ４４，４７が閉じているときバ
ルブ４５，４６を開くように、バルブ４５，４６を制御
する。ポンプ３３が所定時間の間、例えば３乃至５分間
バルブ４５，４６を通して液体を回収後、バルブ４５，
４６を閉じ、その後コントローラはバルブ４４，４７を
開き、３乃至５分間バルブ４４，４７を通して液体を回
収する。
【００１１】同様な操作手順を上部のスクリーンセット
１２，１３にも実行することができる。
１２，１３にも実行することができる。
【００１２】米国特許第４，５４７，２６４号明細書に
開示されているような従来の装置に対し、本発明により
望ましい２つの修正がなされている。第１の修正は各ヘ
ッダ１４，１５，１８，１９に傾斜底部を設けた点であ
る。この底部は参照符号７１により示されている。第２
の修正は各ヘッダを第１および第２の容積部に、例えば
、図４に示すように出口２７が設けられた１つの容積部
と、ヘッダ１９の出口２６が設けられた他の容積部とに
分割する垂直壁装置７２を設けた点にある。これらの容
積部はほぼ等しく、出口（例えば、２６，２７）はこれ
らの容積部の略周方向中央にある。
開示されているような従来の装置に対し、本発明により
望ましい２つの修正がなされている。第１の修正は各ヘ
ッダ１４，１５，１８，１９に傾斜底部を設けた点であ
る。この底部は参照符号７１により示されている。第２
の修正は各ヘッダを第１および第２の容積部に、例えば
、図４に示すように出口２７が設けられた１つの容積部
と、ヘッダ１９の出口２６が設けられた他の容積部とに
分割する垂直壁装置７２を設けた点にある。これらの容
積部はほぼ等しく、出口（例えば、２６，２７）はこれ
らの容積部の略周方向中央にある。
【００１３】好ましくはヘッダ（例えば、１９）のあげ
底を設けた底部７１は各出口において、壁部７２からこ
の壁部が設けられたその容積部の周方向中央に向かい下
方に傾斜する。例えば、出口２７に関し、図３の下方に
傾斜する底部７１を参照。下方に傾斜する底部７１はス
クリーンを通過する材料が重力により、最も流れが少な
い近接する壁部７２からその容積部に設けられた出口（
例えば、２７）に向かって流れる。
底を設けた底部７１は各出口において、壁部７２からこ
の壁部が設けられたその容積部の周方向中央に向かい下
方に傾斜する。例えば、出口２７に関し、図３の下方に
傾斜する底部７１を参照。下方に傾斜する底部７１はス
クリーンを通過する材料が重力により、最も流れが少な
い近接する壁部７２からその容積部に設けられた出口（
例えば、２７）に向かって流れる。
【００１４】本発明により、上部スクリーンから回収し
、その後下部スクリーンから回収する結果通常発生する
高圧蒸気流の急激な変化を最小化することが可能となる
ことが分かるであろう。本発明に関し、最も実際的で、
かつ好ましい実施例であると現在考えられるものについ
て図示し、記述したが、すべての均等な構造物および方
法を含むように添付特許請求の範囲について最も広い解
釈をすべき本発明の範囲内で多くの変更が行えることは
当業者には明らかとなるであろう。
、その後下部スクリーンから回収する結果通常発生する
高圧蒸気流の急激な変化を最小化することが可能となる
ことが分かるであろう。本発明に関し、最も実際的で、
かつ好ましい実施例であると現在考えられるものについ
て図示し、記述したが、すべての均等な構造物および方
法を含むように添付特許請求の範囲について最も広い解
釈をすべき本発明の範囲内で多くの変更が行えることは
当業者には明らかとなるであろう。
【図１】本発明による例示の連続式ダイジェスタの図解
的側面図。
的側面図。
【図２】図１のダイジェスタの変形例の図解的側面詳細
図。
図。
【図３】１ヘッダの容積部の傾斜底部を示す縦断面詳細
図。
図。
【図４】図１のダイジェスタのヘッダの１つの横断面図
。
。
１０ ダイジェスタ
１１ 入口
１１´出口
１２ 環状スクリーン
１３ 環状スクリーン
１４ 環状ヘッダ
１５ 環状ヘッダ
１６ 環状スクリーン
１７ 環状スクリーン
１８ 環状ヘッダ
１９ 環状ヘッダ
２１ 第１出口
２２ 第２出口
２３ 第１出口
２４ 第２出口
２５ 第１出口
２６ 第２出口
２７ 第１出口
２８ 第２出口
３２ ポンプ
３３ ポンプ
３５ ヘッダ
３５´ヘッダ
３６ 配管
３６´配管
４０ バルブ
４１ バルブ
４２ バルブ
４３ バルブ
４４ バルブ
４５ バルブ
４６ バルブ
４７ バルブ
４９ コントローラ
７１ 底部
７２ 壁部
Claims (12)
- 【請求項１】 高圧蒸気を利用して材料を処理する縦
型容器内の垂直方向に離間して配設された第１および第
２の環状スクリーンから液体を回収する方法において、
各スクリーンはそれぞれのスクリーンに設けられた環状
ヘッダと、各ヘッダに設けられて周方向に離間した第１
および第２の液体出口とを備え、前記第１スクリーンの
第１出口は前記第２スクリーンの第１出口と垂直方向に
ほぼ整合して配設され、前記第１スクリーンの第２出口
は前記第２スクリーンの第２出口と垂直方向にほぼ整合
して配設され、該方法は （ａ） 前記第１スクリーンの第１出口および前記第２
スクリーンの第２出口から液体を同時に回収し、（ｂ）
前記工程（ａ）の回収を終了し、（ｃ） 前記第１ス
クリーンの第２出口および前記第２スクリーンの第１出
口から液体を同時に回収し、（ｄ） 前記工程（ｃ）の
回収を終了し、（ｅ） 高圧蒸気流の急激な変化を最小
化するために好適な周期で前記工程（ａ）から前記工程
（ｄ）を繰返す工程を含む液体の回収方法。 - 【請求項２】 各ヘッダを二つのほぼ等容積部に分割
する工程（ｆ）を含み、各容積部の周方向中央がそのヘ
ッダに設けられた出口の一つとし、前記ヘッダからの所
定の時間における液体の回収は前記ヘッダの全量の略半
分の量のみとする請求項１に記載の液体の回収方法。 - 【請求項３】 粉砕したセルローズファイバ材を蒸煮
中、前記工程（ａ）から前記工程（ｆ）を実行する請求
項２に記載の液体の回収方法。 - 【請求項４】 前記スクリーンを通過する材料を重量
により各ヘッダの容積部の周方向端部からそのヘッダの
容積部に設けられた出口に流す工程（ｇ）を含む請求項
３に記載の液体の回収方法。 - 【請求項５】 前記工程（ｇ）は各容積部の各周方向
端部からその容積部に設けられた前記出口に向けて下方
に傾斜する底部を設けることにより行われる請求項４に
記載の液体の回収方法。 - 【請求項６】 前記スクリーンを通過する材料を重力
により各ヘッダの容積部の前記周方向端部からそのヘッ
ダの容積部に設けられた前記出口に流す工程（ｇ）を含
む請求項２に記載の液体の回収方法。 - 【請求項７】 前記工程（ｇ）は各容積部の各周方向
端部からその容積部に設けられた前記出口に向けて下方
に傾斜する底部を設けることにより行われる請求項６に
記載の液体の回収方法。 - 【請求項８】 前記工程（ａ）および（ｃ）は夫々略
３分乃至５分間実行される請求項１に記載の液体の回収
方法。 - 【請求項９】 上部の材料入口と、底部の材料出口と
を有する縦型容器と、該容器内での材料処理を容易化す
る高圧蒸気供給装置と、前記縦型容器内で垂直方向に離
間して配設された第１および第２の環状スクリーンとを
備え、各スクリーンはそのスクリーンに設けられた環状
ヘッダと、各ヘッダに設けられ周方向に離間して配設さ
れた第１および第２の液体出口とを有し、前記第１スク
リーンの第１出口は前記第２スクリーンの第１出口と垂
直方向にほぼ整合して配設され、前記第１スクリーンの
第２出口は前記第２スクリーンの第２出口と垂直方向に
ほぼ整合して配設され、更に前記ヘッダ出口から液体を
選択的に回収するポンプ及びバルブ装置と、各ヘッダを
２つのほぼ等しい容積部に分割し、各ヘッダに設けられ
た出口が各容積部の略周方向中央に配設される垂直壁装
置と、各容積部に設けられ、各容積部の前記壁装置から
その容積部に設けられた前記出口に向けて延出する下方
に傾斜する底部とを備え、スクリーンを通過する材料は
壁部に付着せず、該材料がその中を移動する前記容積部
に設けられた前記出口に向けて移動する縦型連続式ダイ
ジェスタ。 - 【請求項１０】 前記下方に傾斜する底部はあげ底で
ある請求項９に記載の縦型連続式ダイジェスタ。 - 【請求項１１】 （ａ）前記第１スクリーンの第１出
口および前記第２スクリーンの第２出口から液体を同時
に回収し、（ｂ）前記工程（ａ）における回収を終了し
、（ｃ）前記第１スクリーンの第２出口および前記第２
スクリーンの第１出口から液体を同時に回収し、（ｄ）
前記工程（ｃ）における回収を終了し、（ｅ）高圧蒸気
流の急激な変化を最小化するために好適な周期で前記工
程（ａ）から前記工程（ｄ）を繰返す各操作工程を実行
するために前記ポンプ及びバルブ装置の操作を制御する
制御装置を備える請求項９に記載の縦型連続式ダイジェ
スタ。 - 【請求項１２】 前記下方に傾斜する底部はあげ底で
ある請求項１１に記載の縦型連続式ダイジェスタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/516,519 US5069752A (en) | 1990-04-30 | 1990-04-30 | Digester screen switching |
| US516519 | 1990-04-30 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP (1) | JPH04228689A (ja) |
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| FI (1) | FI912030A (ja) |
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