JPH0422834Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0422834Y2 JPH0422834Y2 JP5785086U JP5785086U JPH0422834Y2 JP H0422834 Y2 JPH0422834 Y2 JP H0422834Y2 JP 5785086 U JP5785086 U JP 5785086U JP 5785086 U JP5785086 U JP 5785086U JP H0422834 Y2 JPH0422834 Y2 JP H0422834Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support member
- corona discharge
- rotating
- running
- product
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004070 electrodeposition Methods 0.000 description 1
- 239000002932 luster Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、合成樹脂や金属製品にシルク印刷
やホツトスタンプ等を施すために、その印刷面又
は塗装面を前処理する装置に関する。
やホツトスタンプ等を施すために、その印刷面又
は塗装面を前処理する装置に関する。
(従来の技術)
合成樹脂や金属製品にシルク印刷やホツトスタ
ンプ等を施すときには、その表面に微細な粗面を
形成して、当該部分のインクの乗りを良くしなけ
れば、きれいな印刷ができない。
ンプ等を施すときには、その表面に微細な粗面を
形成して、当該部分のインクの乗りを良くしなけ
れば、きれいな印刷ができない。
そこで、上記粗面を形成するために、従来のガ
スバーナーで当該印刷面又は塗装面を軽く焼くよ
うにしていた。
スバーナーで当該印刷面又は塗装面を軽く焼くよ
うにしていた。
(本考案が解決しようとする問題点)
上記のように従来は、ガスバーナーを用いて当
該印刷面又は塗装面を焼くようにしていたので、
その部分の光沢が無くなるという問題点があつ
た。
該印刷面又は塗装面を焼くようにしていたので、
その部分の光沢が無くなるという問題点があつ
た。
しかも、高温のために当該製品が変形すること
があり、特に、肉厚の薄い製品については、その
変形が激しいので、結局このガスバーナーを用い
た前処理装置は、肉厚の薄い製品には使えないと
いう問題もあつた。
があり、特に、肉厚の薄い製品については、その
変形が激しいので、結局このガスバーナーを用い
た前処理装置は、肉厚の薄い製品には使えないと
いう問題もあつた。
さらに、上記ガスバーナーの炎にムラがあるの
で、その処理の均一化という点でも多くの問題を
含んでいた。
で、その処理の均一化という点でも多くの問題を
含んでいた。
この考案は、ガスバーナーを用いずにコロナ放
電を利用し、ガスバーナーが有していたもろもろ
の問題点を全て解消することを目的にする。
電を利用し、ガスバーナーが有していたもろもろ
の問題点を全て解消することを目的にする。
(問題点を解決する手段)
この考案は、上記の目的を達成するために、そ
の構成を次のようにしている。
の構成を次のようにしている。
すなわち、一対の回転体にチエーン等の無端走
行体を巻掛け、この無端走行体に、筒状の製品を
かぶせる支持部材を回転自在に設け、当該走行体
を走行させて上記支持部材を移動させるととも
に、この支持部材の移動過程に、その移動軌跡に
近接させつつそれと平行にしたコロナ放電電極を
設け、さらに、上記支持部材にはそれと一体回転
する回転部体を設けるとともに、上記コロナ放電
電極にほぼ対応する位置に、上記支持部材の回転
部体と接触する回転駆動部材を設ける構成にして
いる。
行体を巻掛け、この無端走行体に、筒状の製品を
かぶせる支持部材を回転自在に設け、当該走行体
を走行させて上記支持部材を移動させるととも
に、この支持部材の移動過程に、その移動軌跡に
近接させつつそれと平行にしたコロナ放電電極を
設け、さらに、上記支持部材にはそれと一体回転
する回転部体を設けるとともに、上記コロナ放電
電極にほぼ対応する位置に、上記支持部材の回転
部体と接触する回転駆動部材を設ける構成にして
いる。
(本考案の作用)
上記支持部材に筒状の製品をかぶせれば、無端
走行体の走行にともなつて当該製品が移動する。
そして、この支持部材の移動過程で、その支持部
材にかぶせた製品がコロナ放電電極位置を通過す
るが、このときの放電現象によつて、当該製品の
表面が粗面処理させる。しかも、この支持部材の
回転部体は、コロナ放電電極に対応する位置で、
回転駆動部材に接触して回転するので、筒状の製
品の周面が均一に処理される。
走行体の走行にともなつて当該製品が移動する。
そして、この支持部材の移動過程で、その支持部
材にかぶせた製品がコロナ放電電極位置を通過す
るが、このときの放電現象によつて、当該製品の
表面が粗面処理させる。しかも、この支持部材の
回転部体は、コロナ放電電極に対応する位置で、
回転駆動部材に接触して回転するので、筒状の製
品の周面が均一に処理される。
(本考案の効果)
コロナ放電現象を利用して、筒状の製品の表面
を粗面処理するようにしたので、ガスバーナーの
ように当該製品の光沢を失わせたり、それを変形
させたりするようなことがなく、しかも均一の処
理が可能になる。
を粗面処理するようにしたので、ガスバーナーの
ように当該製品の光沢を失わせたり、それを変形
させたりするようなことがなく、しかも均一の処
理が可能になる。
(本考案の実施例)
図示の実施例は、この考案の回転体であるギヤ
1と2間、3と4間のそれぞれに、無端走行体と
してのチエーン5,6を平行に巻掛けている。そ
して、これら一対のチエーン5,6間に、取付板
7を固定しているが、この取付板7はチエーン
5,6の走行方向に一定の間隔を保つて多数設け
ている。
1と2間、3と4間のそれぞれに、無端走行体と
してのチエーン5,6を平行に巻掛けている。そ
して、これら一対のチエーン5,6間に、取付板
7を固定しているが、この取付板7はチエーン
5,6の走行方向に一定の間隔を保つて多数設け
ている。
上記各取付板7の中央には支持部材aを起立さ
せているが、その支持部材aの回転軸8は、上記
取付板7を貫通するとともに、この取付板7の裏
面に設けた軸受9で回転自在に支持されている。
せているが、その支持部材aの回転軸8は、上記
取付板7を貫通するとともに、この取付板7の裏
面に設けた軸受9で回転自在に支持されている。
この取付板7の上方における回転軸8には、導
電性の円柱部10を設けるとともに、この円柱部
10の下端に合成樹脂からなる絶縁部11を設け
ている。また、取付板7の下方における回転軸8
には、回転部体としてのピニオン12を固定して
いる。したがつて、上記ギヤ1〜4を回転させる
と、各支持部材aがチエーン5,6の走行方向に
移動する。
電性の円柱部10を設けるとともに、この円柱部
10の下端に合成樹脂からなる絶縁部11を設け
ている。また、取付板7の下方における回転軸8
には、回転部体としてのピニオン12を固定して
いる。したがつて、上記ギヤ1〜4を回転させる
と、各支持部材aがチエーン5,6の走行方向に
移動する。
そして、上記支持部材aの移動軌跡い近接しつ
つそれと平行する両側位置に、コロナ放電電極1
3,14を設けている。また、支持部材aのピニ
オン12が移動する過程でそれがかみ合うラツク
15を設けているが、このラツク15がこの考案
の回転駆動部材を構成する。
つそれと平行する両側位置に、コロナ放電電極1
3,14を設けている。また、支持部材aのピニ
オン12が移動する過程でそれがかみ合うラツク
15を設けているが、このラツク15がこの考案
の回転駆動部材を構成する。
しかして、第1図においてギヤ1〜4を時計方
向に回すと、支持部材aが矢印16方向に移動す
る。このときギヤ1,3の下方から回つてきた支
持部材aの円柱部10に、図示していない筒状の
製品をかぶせる。
向に回すと、支持部材aが矢印16方向に移動す
る。このときギヤ1,3の下方から回つてきた支
持部材aの円柱部10に、図示していない筒状の
製品をかぶせる。
この製品をかぶせた支持部材aは、上記矢印1
6方向に移動して、コロナ放電電極13,14に
対向する。支持部材aがコロナ放電電極13,1
4に対向すると、この電極13,14と上記円柱
部10間の電圧が大きくなり、コロナ放電を発生
する。このときの放電現象で、支持部材aにかぶ
せた上記筒状の製品の表面が粗面に仕上げられ
る。
6方向に移動して、コロナ放電電極13,14に
対向する。支持部材aがコロナ放電電極13,1
4に対向すると、この電極13,14と上記円柱
部10間の電圧が大きくなり、コロナ放電を発生
する。このときの放電現象で、支持部材aにかぶ
せた上記筒状の製品の表面が粗面に仕上げられ
る。
そして、支持部材aがコロナ放電電極13,1
4に対向したときは、上記回転軸8に設けたピニ
オン12がラツク15にかみ合うので、その移動
にともなつて支持部材aが回転する。したがつ
て、コロナ放電電極13,14の長さに対応した
時間だけ当該製品がコロナ放電電極13,14と
対向するが、その対向している間、この製品が回
転し続ける。
4に対向したときは、上記回転軸8に設けたピニ
オン12がラツク15にかみ合うので、その移動
にともなつて支持部材aが回転する。したがつ
て、コロナ放電電極13,14の長さに対応した
時間だけ当該製品がコロナ放電電極13,14と
対向するが、その対向している間、この製品が回
転し続ける。
このようにコロナ放電電極13,14と対向し
た当該製品が回転するので、その周方向の足面が
万遍なく粗面処理されることになる。
た当該製品が回転するので、その周方向の足面が
万遍なく粗面処理されることになる。
上記のようして粗面処理を施した当該製品を、
濡れ性試験にかけたが、ガスバーナーを用いた場
合よりも、数倍勝る良好な結果が得られた。
濡れ性試験にかけたが、ガスバーナーを用いた場
合よりも、数倍勝る良好な結果が得られた。
なお、上記実施例ではコロナ放電電極13,1
4を、支持部材aの走行方向両側に設けたが、そ
れを片側だけに設けてもよい。ただし、当該コロ
ナ放電電極を両側に設けた方が、その処理時間が
速くなる。
4を、支持部材aの走行方向両側に設けたが、そ
れを片側だけに設けてもよい。ただし、当該コロ
ナ放電電極を両側に設けた方が、その処理時間が
速くなる。
また、上記実施例では、支持部材aを回転させ
る回転部体としてピニオン12を用い、回転駆動
部材としてラツク15を用いたが、回転部体をゴ
ムローラで構成し、回転駆動部材を板ゴムで構成
してもよく、要は、支持部材aがコロナ放電電極
に対向した時点で、それが回転する構成になつて
いればよいものである。
る回転部体としてピニオン12を用い、回転駆動
部材としてラツク15を用いたが、回転部体をゴ
ムローラで構成し、回転駆動部材を板ゴムで構成
してもよく、要は、支持部材aがコロナ放電電極
に対向した時点で、それが回転する構成になつて
いればよいものである。
図面第1図は正面図、第2図は平面図である。
1〜4……回転体としてのギヤ、5,6……無
端走行体としてのチエーン、a……支持部材、1
2……回転部体としてのピニオン、13,14…
…コロナ放電電極、15……回転駆動部材として
のラツク。
端走行体としてのチエーン、a……支持部材、1
2……回転部体としてのピニオン、13,14…
…コロナ放電電極、15……回転駆動部材として
のラツク。
Claims (1)
- 一対の回転体にチエーン等の無端走行体を巻掛
け、これら無端走行体に、筒状の製品をかぶせる
支持部材を回転自在に設け、当該走行体を走行さ
せて上記支持部材を移動させるとともに、この支
持部材の移動過程に、その移動軌跡に近接させつ
つそれと平行にしたコロナ放電電極を設け、さら
に、上記支持部材にはそれと一体回転する回転部
体を設るとともに、上記コロナ放電電極にほぼ対
応する位置に、上記支持部材の回転部体と接触す
る回転駆動部材を設けてなる印刷又は塗装用前処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5785086U JPH0422834Y2 (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5785086U JPH0422834Y2 (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62170139U JPS62170139U (ja) | 1987-10-28 |
JPH0422834Y2 true JPH0422834Y2 (ja) | 1992-05-26 |
Family
ID=30887918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5785086U Expired JPH0422834Y2 (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0422834Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000030766A1 (fr) * | 1998-11-25 | 2000-06-02 | Surfcoat Co., Ltd. | Procede et dispositif d'impression ou de revetement |
-
1986
- 1986-04-17 JP JP5785086U patent/JPH0422834Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000030766A1 (fr) * | 1998-11-25 | 2000-06-02 | Surfcoat Co., Ltd. | Procede et dispositif d'impression ou de revetement |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62170139U (ja) | 1987-10-28 |
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