JPH04228114A - 光記録装置のデータ再生回路 - Google Patents
光記録装置のデータ再生回路Info
- Publication number
- JPH04228114A JPH04228114A JP41468590A JP41468590A JPH04228114A JP H04228114 A JPH04228114 A JP H04228114A JP 41468590 A JP41468590 A JP 41468590A JP 41468590 A JP41468590 A JP 41468590A JP H04228114 A JPH04228114 A JP H04228114A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse train
- pit
- circuit
- data
- reproduction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title abstract description 9
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims abstract description 10
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 claims abstract 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 62
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 11
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 claims description 11
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 21
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 5
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 5
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 2
- 230000005374 Kerr effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転する記録媒体にレー
ザビームを照射する事により情報の記録及び再生を行な
う光記録装置あるいは光磁気記録装置に関し、特に記録
された情報を電気的に再生する為のデータ再生回路に関
する。
ザビームを照射する事により情報の記録及び再生を行な
う光記録装置あるいは光磁気記録装置に関し、特に記録
された情報を電気的に再生する為のデータ再生回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の光記録装置の一例を示す。
この例は記録媒体の磁化反転を利用して光学的に情報記
録を行なうものである。但し、本発明の適用範囲はこの
タイプに限られるものではなく、記録媒体の熱変形ある
いは相転移を利用したタイプ等様々な種類の光記録装置
が含まれる。
録を行なうものである。但し、本発明の適用範囲はこの
タイプに限られるものではなく、記録媒体の熱変形ある
いは相転移を利用したタイプ等様々な種類の光記録装置
が含まれる。
【0003】図示する様に、光記録装置は書き込み信号
に同期してレーザビームを照射する為の半導体レーザ1
01と、偏光フィルタ102及び半透明鏡103を介し
て回転する情報記録媒体104にレーザビームを照射す
る為の対物レンズ105とを備えている。媒体104の
近傍には磁化反転を起こさせる為の補助磁界用コイル1
06が配置されている。さらに、媒体104から反射し
且つ半透明鏡103によって分離されたレーザビームを
検光フィルタ107を介して受光するとともに対応する
検出信号を出力する為の光検出素子108を具備してい
る。
に同期してレーザビームを照射する為の半導体レーザ1
01と、偏光フィルタ102及び半透明鏡103を介し
て回転する情報記録媒体104にレーザビームを照射す
る為の対物レンズ105とを備えている。媒体104の
近傍には磁化反転を起こさせる為の補助磁界用コイル1
06が配置されている。さらに、媒体104から反射し
且つ半透明鏡103によって分離されたレーザビームを
検光フィルタ107を介して受光するとともに対応する
検出信号を出力する為の光検出素子108を具備してい
る。
【0004】図4にバイナリビット列からなるデータが
記録された情報記録媒体104の模式的構造を示す。媒
体104はディスク基板109とその上に被覆された磁
気記録層110とからなる。磁気記録層110の表面に
はトラックが形成されており、トラックに沿ってビット
列に対応したピット列が配列されている。実線で示すピ
ット111は一方向に磁化されておりバイナリビットデ
ータ1を記録するとともに、点線で示すピット112は
反対方向に磁化されておりバイナリビットデータ0を記
録する。
記録された情報記録媒体104の模式的構造を示す。媒
体104はディスク基板109とその上に被覆された磁
気記録層110とからなる。磁気記録層110の表面に
はトラックが形成されており、トラックに沿ってビット
列に対応したピット列が配列されている。実線で示すピ
ット111は一方向に磁化されておりバイナリビットデ
ータ1を記録するとともに、点線で示すピット112は
反対方向に磁化されておりバイナリビットデータ0を記
録する。
【0005】次に図3及び図4を参照して従来の光記録
装置の動作を簡単に説明する。データを記録するには、
旧データの消去と新データの書き込みの手順を含む。先
ず、旧データの消去では、補助磁界用コイル106でビ
ットデータ0を書き込む方向に磁界を印加する。そして
強いレーザビームを照射し、キュリー点以上にトラック
を加熱する。これで全ピットがビットデータ0となる方
向に整えられ旧データは消去される。
装置の動作を簡単に説明する。データを記録するには、
旧データの消去と新データの書き込みの手順を含む。先
ず、旧データの消去では、補助磁界用コイル106でビ
ットデータ0を書き込む方向に磁界を印加する。そして
強いレーザビームを照射し、キュリー点以上にトラック
を加熱する。これで全ピットがビットデータ0となる方
向に整えられ旧データは消去される。
【0006】次に新データを書き込む。今度はビットデ
ータ1を書き込む方向に磁界をかける。そしてビットデ
ータ1をセットしなければならないピットだけを、キュ
リー点以上に再びレーザビームで加熱する。この結果、
ピット列に新データが記録される。
ータ1を書き込む方向に磁界をかける。そしてビットデ
ータ1をセットしなければならないピットだけを、キュ
リー点以上に再びレーザビームで加熱する。この結果、
ピット列に新データが記録される。
【0007】記録されたデータを読み出すには、レーザ
ビームが電磁波である性質を利用する。磁界を取り除き
、媒体104に向かって今度は弱いレーザビームを照射
する。先ず、このレーザビームを偏光フィルタ102を
通して特定方向の振動面だけを取り出し、これを媒体1
04に照射する。振動面は媒体で反射されると、各ピッ
トの磁化方向に応じてカー効果により回転する。この反
射光は、検光フィルタ107を通って一方向の振動面の
みが取り出され光検出素子108に到達する。ここで変
化する受光量に応じて記録データに対応した検出信号が
出力される。
ビームが電磁波である性質を利用する。磁界を取り除き
、媒体104に向かって今度は弱いレーザビームを照射
する。先ず、このレーザビームを偏光フィルタ102を
通して特定方向の振動面だけを取り出し、これを媒体1
04に照射する。振動面は媒体で反射されると、各ピッ
トの磁化方向に応じてカー効果により回転する。この反
射光は、検光フィルタ107を通って一方向の振動面の
みが取り出され光検出素子108に到達する。ここで変
化する受光量に応じて記録データに対応した検出信号が
出力される。
【0008】ところで図4に示した伝統的な記録方式に
おいては、所定の面積を有する個々のピットに各々ビッ
トデータを書き込む為に、データの記録密度がピットの
密度によって必然的に制限され大容量化が図れない。
おいては、所定の面積を有する個々のピットに各々ビッ
トデータを書き込む為に、データの記録密度がピットの
密度によって必然的に制限され大容量化が図れない。
【0009】そこで、近年情報記録密度の大容量化を狙
っていわゆるピットエッジ記録方式が提案されている。 図5にこの方式の原理を示す。図示する様に、ピットエ
ッジ記録方式によれば、2値ビットの一方の数値例えば
1をピットのエッジとして書き込むとともに、2値ビッ
トの他方の数値即ち0をエッジ間のスペースに書き込む
。この方式によれば、図4に示す伝統的な方式に比べ、
原理的にピットの数が半分でよいので情報記録密度を上
げる事ができる。ピットエッジ記録により書き込まれた
情報を読み取るには、所定の同期信号に従ってピットの
エッジを検出すればよい。
っていわゆるピットエッジ記録方式が提案されている。 図5にこの方式の原理を示す。図示する様に、ピットエ
ッジ記録方式によれば、2値ビットの一方の数値例えば
1をピットのエッジとして書き込むとともに、2値ビッ
トの他方の数値即ち0をエッジ間のスペースに書き込む
。この方式によれば、図4に示す伝統的な方式に比べ、
原理的にピットの数が半分でよいので情報記録密度を上
げる事ができる。ピットエッジ記録により書き込まれた
情報を読み取るには、所定の同期信号に従ってピットの
エッジを検出すればよい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】磁気記録層にレーザビ
ームを当て磁化反転を行なう際、レーザビームの照射時
間を一定にしても、情報記録媒体の温度の影響により実
際に形成されるピットの大きさが変動しピットエッジの
位置が一定にならない。この点を図6を参照して説明す
る。本図に示すグラフは縦軸に媒体面温度をとってあり
、横軸に時間を示している。媒体が比較的高い温度にあ
る場合には、レーザビームの照射を開始すると、媒体温
度は直ちに記録臨界温度あるいはキュリー点を越え磁化
反転が起こりピットのリーディングエッジが形成される
。所定時間経過した後レーザビームの照射を中止すると
媒体温度は降下するがキュリー点を下廻るまで比較的長
時間を有するのでピットのトレイリングエッジは後方に
ずれる。
ームを当て磁化反転を行なう際、レーザビームの照射時
間を一定にしても、情報記録媒体の温度の影響により実
際に形成されるピットの大きさが変動しピットエッジの
位置が一定にならない。この点を図6を参照して説明す
る。本図に示すグラフは縦軸に媒体面温度をとってあり
、横軸に時間を示している。媒体が比較的高い温度にあ
る場合には、レーザビームの照射を開始すると、媒体温
度は直ちに記録臨界温度あるいはキュリー点を越え磁化
反転が起こりピットのリーディングエッジが形成される
。所定時間経過した後レーザビームの照射を中止すると
媒体温度は降下するがキュリー点を下廻るまで比較的長
時間を有するのでピットのトレイリングエッジは後方に
ずれる。
【0011】一方媒体の温度が比較的低い場合には、レ
ーザビームの照射を開始してもキュリー点を越えるまで
に比較的長い時間を要しピットのリーディングエッジは
後方にずれる。一方、所定時間経過後レーザビームの照
射を中止すると、媒体温度は直ちにキュリー点を下廻り
ピットのトレイリングエッジが形成される。図6から明
らかな様に、媒体温度が高い場合にはピットが大きくな
り、媒体温度が低い場合にはピットが小さくなる。従っ
て、媒体温度の局所的変動に起因してピットの大きさが
ばらつきエッジ位置が一定しない。
ーザビームの照射を開始してもキュリー点を越えるまで
に比較的長い時間を要しピットのリーディングエッジは
後方にずれる。一方、所定時間経過後レーザビームの照
射を中止すると、媒体温度は直ちにキュリー点を下廻り
ピットのトレイリングエッジが形成される。図6から明
らかな様に、媒体温度が高い場合にはピットが大きくな
り、媒体温度が低い場合にはピットが小さくなる。従っ
て、媒体温度の局所的変動に起因してピットの大きさが
ばらつきエッジ位置が一定しない。
【0012】ピットエッジ記録方式により書き込まれた
情報を再生する際には、光検出素子から出力された検出
信号を所定の同期信号に従って処理しピットのエッジ位
置を検出していた。従来、ピットのリーディングエッジ
及びトレイリングエッジの両方の検出に対して共通の同
期化回路が用いられていた。しかしながら、図6から明
らかな様に、媒体温度の変化に伴うリーディングエッジ
とトレイリングエッジのずれ方向が反対である為、共通
の同期信号を用いた同期化に誤差が生じ正確且つ有効な
ピットエッジの検出が困難である為、完全なデータの再
生が損なわれるという問題点があった。
情報を再生する際には、光検出素子から出力された検出
信号を所定の同期信号に従って処理しピットのエッジ位
置を検出していた。従来、ピットのリーディングエッジ
及びトレイリングエッジの両方の検出に対して共通の同
期化回路が用いられていた。しかしながら、図6から明
らかな様に、媒体温度の変化に伴うリーディングエッジ
とトレイリングエッジのずれ方向が反対である為、共通
の同期信号を用いた同期化に誤差が生じ正確且つ有効な
ピットエッジの検出が困難である為、完全なデータの再
生が損なわれるという問題点があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した従来の技術の問
題点に鑑み、本発明は媒体温度の変化に拘らず正確なピ
ットエッジの検出及びデータの再生が可能な方式を提供
する事を目的とする。
題点に鑑み、本発明は媒体温度の変化に拘らず正確なピ
ットエッジの検出及びデータの再生が可能な方式を提供
する事を目的とする。
【0014】本発明にかかるデータ再生回路は、光検出
素子から出力されるピット列に対応した一次検出信号を
処理して該ピット列に含まれる個々のピットのリーディ
ングエッジに対応した第1検出パルス列及びトレイリン
グエッジに対応した第2検出パルス列を生成する為の分
離回路を具備している。この分離回路には、第1同期化
回路が接続されており所定の同期信号に基づいて第1検
出パルス列を同期化処理し第1再生パルス列を生成する
。さらに、該分離回路には別の第2同期化回路が接続さ
れており所定の同期信号に基いて第1検出パルス列とは
独立的に第2検出パルス列を同期化処理し第2再生パル
ス列を生成する。これら一対の第1及び第2同期化回路
には合成回路が接続されており、第1再生パルス列及び
第2再生パルス列をマッチング合成して記録データに対
応した2値ビット列からなる再生データを生成する。
素子から出力されるピット列に対応した一次検出信号を
処理して該ピット列に含まれる個々のピットのリーディ
ングエッジに対応した第1検出パルス列及びトレイリン
グエッジに対応した第2検出パルス列を生成する為の分
離回路を具備している。この分離回路には、第1同期化
回路が接続されており所定の同期信号に基づいて第1検
出パルス列を同期化処理し第1再生パルス列を生成する
。さらに、該分離回路には別の第2同期化回路が接続さ
れており所定の同期信号に基いて第1検出パルス列とは
独立的に第2検出パルス列を同期化処理し第2再生パル
ス列を生成する。これら一対の第1及び第2同期化回路
には合成回路が接続されており、第1再生パルス列及び
第2再生パルス列をマッチング合成して記録データに対
応した2値ビット列からなる再生データを生成する。
【0015】好ましくは、該分離回路は一時検出信号を
微分処理してピットのリーディングエッジに対応した一
方極性のピークとトレイリングエッジに対応した他方極
性のピークとを交互に含む微分信号を生成する微分回路
と、この微分信号を波形整形して一方極性ピークに対応
したパルスを有する第1検出パルス列と他方極性ピーク
に対応したパルスを有する第2検出パルス列とを生成す
る波形整形回路とから構成されている。
微分処理してピットのリーディングエッジに対応した一
方極性のピークとトレイリングエッジに対応した他方極
性のピークとを交互に含む微分信号を生成する微分回路
と、この微分信号を波形整形して一方極性ピークに対応
したパルスを有する第1検出パルス列と他方極性ピーク
に対応したパルスを有する第2検出パルス列とを生成す
る波形整形回路とから構成されている。
【0016】さらに好ましくは、該合成回路は第1再生
パルス列を一旦第1再生ビット列としてラッチする為の
第1シフトレジスタと、第2再生パルス列を一旦第2再
生ビット列としてラッチする為の第2シフトレジスタと
、第1再生ビット列と第2再生ビット列の先頭ビットを
マッチングした後加算処理を行ない再生データを生成す
る為のアダーとから構成されている。
パルス列を一旦第1再生ビット列としてラッチする為の
第1シフトレジスタと、第2再生パルス列を一旦第2再
生ビット列としてラッチする為の第2シフトレジスタと
、第1再生ビット列と第2再生ビット列の先頭ビットを
マッチングした後加算処理を行ない再生データを生成す
る為のアダーとから構成されている。
【0017】
【作用】上述した本発明にかかるデータ再生回路の構成
によれば、一次検出信号は微分処理及び波形整形処理を
施され、ピットのリーディングエッジに対応した第1検
出パルス列とピットのトレイリングエッジに対応した第
2検出パルス列とに分離される。分離された第1検出パ
ルス列及び第2検出パルス列は互いに独立的に同期化処
理を施され対応する第1再生パルス列及び第2再生パル
ス列が生成される。この時、各ピットのリーディングエ
ッジは媒体温度の上昇に伴って相対的に前方にずれるが
、個々のリーディングエッジにおいてそのずれ方向は共
通であるので、第1検出パルス列の同期化処理に誤りが
生ずる惧れが少なく忠実な第1再生パルス列が得られる
。同様に、各ピットのトレイリングエッジは媒体温度の
上昇に伴って何れも後方にずれるので第2検出パルス列
内におけるパルス間隔に時間的な誤差は少なく正確な同
期化処理を行ない忠実な第2再生パルス列を得る事がで
きる。最後に、合成回路により、一対の第1再生パルス
列及び第2再生パルス列は互いにマッチングをとりなが
ら合成されるので正確な再生データを得る事ができる。
によれば、一次検出信号は微分処理及び波形整形処理を
施され、ピットのリーディングエッジに対応した第1検
出パルス列とピットのトレイリングエッジに対応した第
2検出パルス列とに分離される。分離された第1検出パ
ルス列及び第2検出パルス列は互いに独立的に同期化処
理を施され対応する第1再生パルス列及び第2再生パル
ス列が生成される。この時、各ピットのリーディングエ
ッジは媒体温度の上昇に伴って相対的に前方にずれるが
、個々のリーディングエッジにおいてそのずれ方向は共
通であるので、第1検出パルス列の同期化処理に誤りが
生ずる惧れが少なく忠実な第1再生パルス列が得られる
。同様に、各ピットのトレイリングエッジは媒体温度の
上昇に伴って何れも後方にずれるので第2検出パルス列
内におけるパルス間隔に時間的な誤差は少なく正確な同
期化処理を行ない忠実な第2再生パルス列を得る事がで
きる。最後に、合成回路により、一対の第1再生パルス
列及び第2再生パルス列は互いにマッチングをとりなが
ら合成されるので正確な再生データを得る事ができる。
【0018】
【実施例】以下図面を参照して本発明の好適な実施例を
詳細に説明する。図1は光記録装置に内蔵される本発明
にかかるデータ再生回路の実施例を示すとともに、説明
の都合上合わせてピットエッジ記録方式によるデータ記
録回路も示してある。
詳細に説明する。図1は光記録装置に内蔵される本発明
にかかるデータ再生回路の実施例を示すとともに、説明
の都合上合わせてピットエッジ記録方式によるデータ記
録回路も示してある。
【0019】先ずデータ記録回路から説明する。外部か
ら入力された一次記録データは2/7変調回路1に供給
される。この変調回路1は一次記録データの2値ビット
列に対して所定のコードに従ってビットデータ1を挿入
する為のものであり、後に行なわれる検出信号の同期化
処理を可能にするものである。2/7変調された記録デ
ータの2値ビット列においては最低で2個の0ビットが
又最高で7個の0ビットデータが連続して配置される。 変調回路1にはNRZI化回路2が接続されている。変
調された記録データはこの回路2によってNRZI化さ
れ記録すべきピット配列に対応したデータが得られる。 NRZI化回路2には書き込み回路3が接続されており
、NRZI変換されたデータに従って書き込み信号を半
導体レーザ4に供給する。半導体レーザ4は書き込み信
号に同期して間欠的にレーザビームを照射し図示しない
情報記録媒体のトラックにピット列を形成する。
ら入力された一次記録データは2/7変調回路1に供給
される。この変調回路1は一次記録データの2値ビット
列に対して所定のコードに従ってビットデータ1を挿入
する為のものであり、後に行なわれる検出信号の同期化
処理を可能にするものである。2/7変調された記録デ
ータの2値ビット列においては最低で2個の0ビットが
又最高で7個の0ビットデータが連続して配置される。 変調回路1にはNRZI化回路2が接続されている。変
調された記録データはこの回路2によってNRZI化さ
れ記録すべきピット配列に対応したデータが得られる。 NRZI化回路2には書き込み回路3が接続されており
、NRZI変換されたデータに従って書き込み信号を半
導体レーザ4に供給する。半導体レーザ4は書き込み信
号に同期して間欠的にレーザビームを照射し図示しない
情報記録媒体のトラックにピット列を形成する。
【0020】次にデータ再生回路を説明する。ピット列
の形成された情報記録媒体から反射された読み取り光を
受光する様に光検出素子6が配置されている。光検出素
子6は実際に形成されたピット列に対応した検出信号を
出力する。この検出信号は分離回路に入力される。分離
回路は、該検出信号を処理してピット列に含まれる個々
のピットのリーディングエッジに対応した第1検出パル
ス列及びトレイリングエッジに対応した第2検出パルス
列を生成する。本実施例においては、この分離回路は光
検出素子6に接続された微分回路7と後段の波形整形回
路8とから構成されている。微分回路7は、検出信号を
微分処理してピットのリーディングエッジに対応した一
方極性のピークとトレイリングエッジに対応した他方極
性のピークとを交互に含む微分信号を生成する。又、波
形整形回路8は微分信号を波形整形して一方極性ピーク
に対応したパルスを有する第1検出パルス列と他方極性
ピークに対応したパルスを有する第2検出パルス列とを
生成する。
の形成された情報記録媒体から反射された読み取り光を
受光する様に光検出素子6が配置されている。光検出素
子6は実際に形成されたピット列に対応した検出信号を
出力する。この検出信号は分離回路に入力される。分離
回路は、該検出信号を処理してピット列に含まれる個々
のピットのリーディングエッジに対応した第1検出パル
ス列及びトレイリングエッジに対応した第2検出パルス
列を生成する。本実施例においては、この分離回路は光
検出素子6に接続された微分回路7と後段の波形整形回
路8とから構成されている。微分回路7は、検出信号を
微分処理してピットのリーディングエッジに対応した一
方極性のピークとトレイリングエッジに対応した他方極
性のピークとを交互に含む微分信号を生成する。又、波
形整形回路8は微分信号を波形整形して一方極性ピーク
に対応したパルスを有する第1検出パルス列と他方極性
ピークに対応したパルスを有する第2検出パルス列とを
生成する。
【0021】波形整形回路8には第1同期化回路9が接
続されており、所定の同期信号に基いて第1検出パルス
列を同期化処理し第1再生パルス列を生成する。又、第
2同期化回路10も接続されており、所定の同期信号に
基いて第1検出パルス列とは独立的に第2検出パルス列
を同期化処理し第2再生パルス列を生成する。これら同
期化回路9及び10は例えば各々PLL回路から構成さ
れ、2値ビット列の時間配列に対応した同期信号あるい
はクロック信号に基いて検出パルス列に含まれるパルス
の抜き取りを行ない正確に同期化された再生パルス列を
出力する。
続されており、所定の同期信号に基いて第1検出パルス
列を同期化処理し第1再生パルス列を生成する。又、第
2同期化回路10も接続されており、所定の同期信号に
基いて第1検出パルス列とは独立的に第2検出パルス列
を同期化処理し第2再生パルス列を生成する。これら同
期化回路9及び10は例えば各々PLL回路から構成さ
れ、2値ビット列の時間配列に対応した同期信号あるい
はクロック信号に基いて検出パルス列に含まれるパルス
の抜き取りを行ない正確に同期化された再生パルス列を
出力する。
【0022】一対の同期化回路9及び10には合成回路
11が接続されており、第1再生パルス列及び第2再生
パルス列をマッチング合成して2値ビット列からなる再
生データを生成する。この合成回路11は、例えば第1
再生パルス列を一旦第1再生ビットデータ列としてラッ
チする為の第1シフトレジスタと、第2再生パルス列を
一旦第2再生ビットデータ列としてラッチする為の第2
シフトレジスタと、第1再生ビットデータ列と第2再生
ビットデータ列の先頭ビットデータをマッチングした後
加算処理を行ない再生データを生成する為のアダーとか
ら構成されている。両ビットデータ列の先頭ビットのマ
ッチングは、例えば情報記録媒体のトラックに形成され
た各セクタの先頭に位置するマーク信号等に基いて行な
う事ができる。第1再生パルス列及び第2再生パルス列
は互いに独立した同期化処理により得られるので、この
マッチング処理を行なわないとクロック信号の周期単位
で両再生パルス列がタイミング的にずれる惧れがある。 合成回路11には2/7復調回路12が接続されている
。合成回路11から出力される再生データは2/7変調
回路1によって2/7変換が施されたものである。従っ
て、この再生データを復調回路12によってデコードし
入力された一次記録データに対応した再生データを得る
。
11が接続されており、第1再生パルス列及び第2再生
パルス列をマッチング合成して2値ビット列からなる再
生データを生成する。この合成回路11は、例えば第1
再生パルス列を一旦第1再生ビットデータ列としてラッ
チする為の第1シフトレジスタと、第2再生パルス列を
一旦第2再生ビットデータ列としてラッチする為の第2
シフトレジスタと、第1再生ビットデータ列と第2再生
ビットデータ列の先頭ビットデータをマッチングした後
加算処理を行ない再生データを生成する為のアダーとか
ら構成されている。両ビットデータ列の先頭ビットのマ
ッチングは、例えば情報記録媒体のトラックに形成され
た各セクタの先頭に位置するマーク信号等に基いて行な
う事ができる。第1再生パルス列及び第2再生パルス列
は互いに独立した同期化処理により得られるので、この
マッチング処理を行なわないとクロック信号の周期単位
で両再生パルス列がタイミング的にずれる惧れがある。 合成回路11には2/7復調回路12が接続されている
。合成回路11から出力される再生データは2/7変調
回路1によって2/7変換が施されたものである。従っ
て、この再生データを復調回路12によってデコードし
入力された一次記録データに対応した再生データを得る
。
【0023】最後に図2を参照して図1に示すデータ記
録回路及びデータ再生回路の動作を詳細に説明する。図
2に示すタイミングチャートの第1段目の波形は2/7
変調された後の記録データを示す。図示する様に、記録
データは2値ビット列からなり、ビットデータ1はハイ
レベルパルスで表わされており、ビットデータ0は低レ
ベルで表わされている。即ち、ハイレベルにあるパルス
とパルスの間には所定のクロック信号の周期に従って分
離された0ビットデータが位置している。
録回路及びデータ再生回路の動作を詳細に説明する。図
2に示すタイミングチャートの第1段目の波形は2/7
変調された後の記録データを示す。図示する様に、記録
データは2値ビット列からなり、ビットデータ1はハイ
レベルパルスで表わされており、ビットデータ0は低レ
ベルで表わされている。即ち、ハイレベルにあるパルス
とパルスの間には所定のクロック信号の周期に従って分
離された0ビットデータが位置している。
【0024】2段目の波形はNRZI変換された後の記
録データを示している。この波形は、1番目のビットデ
ータ1に対応して立ち上がり2番目のビットデータ1に
対応して立ち下がる。続いて3番目のビットデータ1に
対して立ち上がり4番目のビットデータ1に応答して立
ち下がる。この様に、ビットデータ1に対応して交互に
立ち上がり及び立ち下がりを行なう事により記録すべき
ピット列を表わす信号が得られる。換言すると、NRZ
I変換された記録データの立ち上がりはピットのリーデ
ィングエッジに対応し、同じく立ち下がりはピットのト
レイリングエッジに対応する。
録データを示している。この波形は、1番目のビットデ
ータ1に対応して立ち上がり2番目のビットデータ1に
対応して立ち下がる。続いて3番目のビットデータ1に
対して立ち上がり4番目のビットデータ1に応答して立
ち下がる。この様に、ビットデータ1に対応して交互に
立ち上がり及び立ち下がりを行なう事により記録すべき
ピット列を表わす信号が得られる。換言すると、NRZ
I変換された記録データの立ち上がりはピットのリーデ
ィングエッジに対応し、同じく立ち下がりはピットのト
レイリングエッジに対応する。
【0025】3段目の図形は実際にトラックに形成され
たピット列を示す。実線で示すピットは標準状態におけ
る各ピットの寸法を示している。仮に、情報記録媒体の
温度が標準状態に比べ高くなると、各ピットは点線で示
す様にその寸法がレーザビームの走査方向に延びる。こ
の時、各ピットのリーディングエッジとトレイリングエ
ッジは互いに反対方向にずれるので、図示する様にリー
ディングエッジを基準として見ると、トレイリングエッ
ジは各々後方に後退している。
たピット列を示す。実線で示すピットは標準状態におけ
る各ピットの寸法を示している。仮に、情報記録媒体の
温度が標準状態に比べ高くなると、各ピットは点線で示
す様にその寸法がレーザビームの走査方向に延びる。こ
の時、各ピットのリーディングエッジとトレイリングエ
ッジは互いに反対方向にずれるので、図示する様にリー
ディングエッジを基準として見ると、トレイリングエッ
ジは各々後方に後退している。
【0026】第4段目の波形は光検出素子から出力され
た検出信号を示している。この検出信号は標準状態に比
べて各ピットの寸法が増大した場合における例を示して
いる。即ち、点線で示すピット列に対応している。図か
ら明らかな様に、読み取り光が各ピットを通過している
間は光検出素子の受光量が大きくなるのでハイレベルを
有し隣り合うピットとピットの間では読み取り光が検光
フィルタによって遮断されるのでローレベルを有する。
た検出信号を示している。この検出信号は標準状態に比
べて各ピットの寸法が増大した場合における例を示して
いる。即ち、点線で示すピット列に対応している。図か
ら明らかな様に、読み取り光が各ピットを通過している
間は光検出素子の受光量が大きくなるのでハイレベルを
有し隣り合うピットとピットの間では読み取り光が検光
フィルタによって遮断されるのでローレベルを有する。
【0027】5段目の波形は検出信号を微分処理して得
られる微分信号を表わしている。この微分信号は検出信
号の立ち上がりで一方向即ち正方向の極性のピークを有
し、検出信号の立ち下がりに対応して他方向即ち負方向
の極性のピークを有する。換言すると、微分信号の正方
向極性ピークは実際に形成されたピットのリーディング
エッジに対応し、負方向極性のピークはトレイリングエ
ッジに対応している。
られる微分信号を表わしている。この微分信号は検出信
号の立ち上がりで一方向即ち正方向の極性のピークを有
し、検出信号の立ち下がりに対応して他方向即ち負方向
の極性のピークを有する。換言すると、微分信号の正方
向極性ピークは実際に形成されたピットのリーディング
エッジに対応し、負方向極性のピークはトレイリングエ
ッジに対応している。
【0028】第6段目の波形は微分信号を波形整形し且
つピークの極性に応じて分離された第1検出パルス列を
示している。第1検出パルス列に含まれる各パルスはピ
ットのリーディングエッジに記録されたビットデータ1
を表わしている。
つピークの極性に応じて分離された第1検出パルス列を
示している。第1検出パルス列に含まれる各パルスはピ
ットのリーディングエッジに記録されたビットデータ1
を表わしている。
【0029】7段目の波形は同じく微分信号を波形処理
した後ピークの極性に応じて分離された第2検出パルス
列を示している。図示する様に、第2検出パルス列に含
まれる各パルスはピットのトレイリングエッジに記録さ
れたビットデータ1を表わしている。図から明らかな様
に、各パルスの位置は標準状態で形成されるピットのト
レイリングエッジの位置からずれておりクロック信号に
は正確に同期していない。図2に示すタイミングチャー
トは各ピットのリーディングエッジを基準にして描かれ
ているので、第2検出パルス列のみに位相のずれが表わ
れているが、現実には第1検出パルス列及び第2検出パ
ルス列の各々においてクロック信号からの相対的な位相
のずれが生じているのである。
した後ピークの極性に応じて分離された第2検出パルス
列を示している。図示する様に、第2検出パルス列に含
まれる各パルスはピットのトレイリングエッジに記録さ
れたビットデータ1を表わしている。図から明らかな様
に、各パルスの位置は標準状態で形成されるピットのト
レイリングエッジの位置からずれておりクロック信号に
は正確に同期していない。図2に示すタイミングチャー
トは各ピットのリーディングエッジを基準にして描かれ
ているので、第2検出パルス列のみに位相のずれが表わ
れているが、現実には第1検出パルス列及び第2検出パ
ルス列の各々においてクロック信号からの相対的な位相
のずれが生じているのである。
【0030】第8段目の波形は第1検出パルス列を所定
のクロック信号に基いて同期化処理された第1再生パル
ス列を示す。この同期化処理により、第1検出パルス列
の位相のずれが補正されタイミングのとれた第1再生パ
ルス列が得られる。
のクロック信号に基いて同期化処理された第1再生パル
ス列を示す。この同期化処理により、第1検出パルス列
の位相のずれが補正されタイミングのとれた第1再生パ
ルス列が得られる。
【0031】同様に、第9段目の波形は第2再生パルス
列を示しており、同期化処理により位相のずれが取り除
かれタイミングのとれたパルス列が得られる。ところで
、第1再生パルス列及び第2再生パルス列は互いに独立
的に同期化処理が施されているので、このままでは両パ
ルス列間に一定の位相差が存在している。
列を示しており、同期化処理により位相のずれが取り除
かれタイミングのとれたパルス列が得られる。ところで
、第1再生パルス列及び第2再生パルス列は互いに独立
的に同期化処理が施されているので、このままでは両パ
ルス列間に一定の位相差が存在している。
【0032】最後に第10段目の波形は合成回路により
得られた再生データを示している。第1再生パルス列と
第2再生パルス列は、例えばトラックの各セクタの先頭
部分に形成されたマークの検出に同期したタイミング信
号に基いて互いにマッチングされた後合成される。この
結果、第1再生パルス列と第2再生パルス列との間の一
定の位相差は除去され2/7変調後の記録データに正確
に対応した再生データを得る事ができる。
得られた再生データを示している。第1再生パルス列と
第2再生パルス列は、例えばトラックの各セクタの先頭
部分に形成されたマークの検出に同期したタイミング信
号に基いて互いにマッチングされた後合成される。この
結果、第1再生パルス列と第2再生パルス列との間の一
定の位相差は除去され2/7変調後の記録データに正確
に対応した再生データを得る事ができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、い
わゆるピットエッジ記録方式に基いて書き込まれたピッ
ト列から反射した読み取り光を光電変換して検出信号を
得た後、該検出信号を処理してピット列に含まれる個々
のピットのリーディングエッジに対応した第1検出パル
ス列とトレイリングエッジに対応した第2検出パルス列
とに分離している。分離された各検出パルス列を互いに
独立的に同期化処理する事により正確な第1再生パルス
列及び第2再生パルス列を得ている。これら一対の再生
パルス列をマッチング合成して再生データを得ている。 従って、従来に比べ、同期化処理における誤差が少なく
より忠実な記録データの再生が行なえるという効果があ
る。
わゆるピットエッジ記録方式に基いて書き込まれたピッ
ト列から反射した読み取り光を光電変換して検出信号を
得た後、該検出信号を処理してピット列に含まれる個々
のピットのリーディングエッジに対応した第1検出パル
ス列とトレイリングエッジに対応した第2検出パルス列
とに分離している。分離された各検出パルス列を互いに
独立的に同期化処理する事により正確な第1再生パルス
列及び第2再生パルス列を得ている。これら一対の再生
パルス列をマッチング合成して再生データを得ている。 従って、従来に比べ、同期化処理における誤差が少なく
より忠実な記録データの再生が行なえるという効果があ
る。
【図1】本発明にかかるデータ再生回路を示す模式的ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】図1に示すデータ再生回路の動作を説明する為
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【図3】光磁気記録装置の全体的な構成を示す模式図で
ある。
ある。
【図4】記録すべき2値ビット列を1対1の関係でピッ
ト列として記録する方式を説明する為の模式図である。
ト列として記録する方式を説明する為の模式図である。
【図5】2値ビット列をピット列のエッジ配列として書
き込む記録方式を説明する為の模式図である。
き込む記録方式を説明する為の模式図である。
【図6】情報記録媒体の温度変化に応じてピットの大き
さが変動する事を説明する為の線図である。
さが変動する事を説明する為の線図である。
1 2/7変調回路
2 NRZI化回路
3 書き込み回路
4 半導体レーザ
6 光検出素子
7 微分回路
8 波形整形回路
9 第1同期化回路
10 第2同期化回路
11 合成回路
12 2/7復調回路
Claims (3)
- 【請求項1】 2値ビット列からなる記録データに基
づいて、情報記録媒体に対して書き込み光を同期的に照
射してピット列を形成し、2値ビットの一方をピットの
エッジとして書き込むとともに2値ビットの他方をエッ
ジ間のスペースに書き込んだ後、ピット列から反射した
読み取り光を光電変換して得られる検出信号に基いて再
生データを出力するデータ再生回路において、該検出信
号を処理してピット列に含まれる個々のピットのリーデ
ィングエッジに対応した第1検出パルス列及びトレイリ
ングエッジに対応した第2検出パルス列を生成する為の
分離回路と、所定の同期信号に基づいて第1検出パルス
列を同期化処理し第1再生パルス列を生成する為の第1
同期化回路と、所定の同期信号に基いて第1検出列とは
独立的に第2検出パルス列を同期化処理し第2再生パル
ス列を生成する為の第2同期化回路と、第1再生パルス
列及び第2再生パルス列をマッチング合成して2値ビッ
ト列からなる再生データを生成する合成回路とを含む事
を特徴とするデータ再生回路。 - 【請求項2】 該分離回路は、検出信号を微分処理し
てピットのリーディングエッジに対応した一方極性のピ
ークとトレイリングエッジに対応した他方極性のピーク
とを交互に含む微分信号を生成する微分回路と、該微分
信号を波形整形して一方極性ピークに対応したパルスを
有する第1検出パルス列と他方極性ピークに対応したパ
ルスを有する第2検出パルス列とを生成する波形整形回
路とからなる事を特徴とする請求項1に記載のデータ再
生回路。 - 【請求項3】 該合成回路は、第1再生パルス列を一
旦第1再生ビット列としてラッチする為の第1シフトレ
ジスタと、第2再生パルス列を一旦第2再生ビット列と
してラッチする為の第2シフトレジスタと、第1再生ビ
ット列と第2再生ビット列の先頭ビットをマッチングし
た後加算処理を行ない再生データを生成する為のアダー
とを含む事を特徴とする請求項1に記載のデータ再生回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41468590A JPH04228114A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 光記録装置のデータ再生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41468590A JPH04228114A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 光記録装置のデータ再生回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04228114A true JPH04228114A (ja) | 1992-08-18 |
Family
ID=18523135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41468590A Pending JPH04228114A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 光記録装置のデータ再生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04228114A (ja) |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP41468590A patent/JPH04228114A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4835759A (en) | Method and apparatus for compensating variation of read data in an optical data storage | |
KR100345817B1 (ko) | 정보 재생 장치와 정보 기록 장치 및 기준 마크 검출 회로 | |
US5148422A (en) | Optical recording medium having a data recording track with offset data storing regions | |
US5233589A (en) | Method for recording/reproducing information having a function of correcting variations in the interval in reproduced data and apparatus for realizing same | |
JPS61253674A (ja) | 光ディスク | |
JPH06150578A (ja) | 光学式情報再生装置 | |
US6400653B1 (en) | Information recording/reproducing apparatus to record/reproduce information on a recording medium recorded with an address mark | |
US6314061B1 (en) | Linear high density magneto-optical recording apparatus | |
US6567348B1 (en) | Method for recording mark length shorter than channel bit length on magneto-optical medium | |
JP2785368B2 (ja) | ディスク状記録媒体、ディスク状記録体の再生方法及び記録方法 | |
KR100364193B1 (ko) | 광기록 장치, 광재생 장치 및 광기록 매체 | |
KR19990063012A (ko) | 광디스크의 신호처리방법 및 광디스크장치 | |
JPH04228114A (ja) | 光記録装置のデータ再生回路 | |
JP3503764B2 (ja) | 光磁気記録方法及び光磁気記録装置 | |
JP2899477B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JPH0676399A (ja) | 光磁気記録方法、その記録装置およびその再生装置 | |
JP2848576B2 (ja) | 光磁気記録再生装置 | |
JPS60258766A (ja) | 光情報記録再生装置 | |
JP3450483B2 (ja) | 光学式記録媒体再生装置 | |
JPH0636283B2 (ja) | 光学的記録再生装置および方法 | |
JP3366654B2 (ja) | 光磁気ディスク再生装置 | |
JP2830228B2 (ja) | トラッキング方法 | |
JP2745712B2 (ja) | 信号記録方法及び信号再生方法 | |
JP3274750B2 (ja) | 光情報再生装置の信号検出回路 | |
JPH06176430A (ja) | 光磁気記録再生装置 |