JPH0422797A - エンジン駆動式ポンプの運転状況検出方法およびポンプの軸受に対する潤滑水の供給方法 - Google Patents
エンジン駆動式ポンプの運転状況検出方法およびポンプの軸受に対する潤滑水の供給方法Info
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- JPH0422797A JPH0422797A JP12782190A JP12782190A JPH0422797A JP H0422797 A JPH0422797 A JP H0422797A JP 12782190 A JP12782190 A JP 12782190A JP 12782190 A JP12782190 A JP 12782190A JP H0422797 A JPH0422797 A JP H0422797A
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- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、例えば水路に配備されている排水機場に設置
されて、雨水の排水などに用いられエンジン駆動式室軸
ポンプの運転状況検出方法およびポンプの軸受に対する
潤滑水の供給方法に関する[従来の技術] 例えば室軸ポンプの軸受として、自揚水によってflf
l滑および冷却がなされて、安定運転を継続できるセラ
ミックス軸受が採用されている。
されて、雨水の排水などに用いられエンジン駆動式室軸
ポンプの運転状況検出方法およびポンプの軸受に対する
潤滑水の供給方法に関する[従来の技術] 例えば室軸ポンプの軸受として、自揚水によってflf
l滑および冷却がなされて、安定運転を継続できるセラ
ミックス軸受が採用されている。
この種の軸受では、ポンプの起動直後のきわめて短い時
間だけドライ運転がなされ、この短い時間が紅過すると
、直ちに自揚水によって潤滑および冷却されて安定運転
に入る。即ち、セラミックス軸受では、ドライ運転が短
時間に制限されることになる。
間だけドライ運転がなされ、この短い時間が紅過すると
、直ちに自揚水によって潤滑および冷却されて安定運転
に入る。即ち、セラミックス軸受では、ドライ運転が短
時間に制限されることになる。
一方、都市化の急激な進展に伴い、水路に配備されてい
る揚水機場への雨水流入量が大量かつ急激なものとなり
つつある。このような状況には、排水機場における吸水
井の水位が室軸ポンプの揚水遮断水位以下に低下しても
ドライ運転を継続して、ポンプの運転状態を先行させる
先行待機運転や気中管理運転を行うことによって対応し
ている前記先行待機運転や気中管理運転に使用される室
軸ポンプでは、長時間ドライ運転が継続されることにな
り、この間、軸受に対して潤滑水が供給されなくなる。
る揚水機場への雨水流入量が大量かつ急激なものとなり
つつある。このような状況には、排水機場における吸水
井の水位が室軸ポンプの揚水遮断水位以下に低下しても
ドライ運転を継続して、ポンプの運転状態を先行させる
先行待機運転や気中管理運転を行うことによって対応し
ている前記先行待機運転や気中管理運転に使用される室
軸ポンプでは、長時間ドライ運転が継続されることにな
り、この間、軸受に対して潤滑水が供給されなくなる。
したがって、先行待機運転や気中管理運転を行う室軸ポ
ンプには、ドライ運転時間が短時間に制限されるセラミ
ックス軸受を採用し得なかった。
ンプには、ドライ運転時間が短時間に制限されるセラミ
ックス軸受を採用し得なかった。
このような問題を解決するために、軸受に対して外部か
ら潤滑水を供給することが考えられるがこの場合、揚水
運転中であるのにもかかわらず、外部から潤滑水の供給
を続けることは無意味である。したがって、吸水井の水
位を測定することにより、その水位が予め設定した水位
、つまり室軸ポンプの揚水開始水位よりも低い水位に低
下した場合に、軸受に対して潤滑水の供給を行う方法が
採用されていた。
ら潤滑水を供給することが考えられるがこの場合、揚水
運転中であるのにもかかわらず、外部から潤滑水の供給
を続けることは無意味である。したがって、吸水井の水
位を測定することにより、その水位が予め設定した水位
、つまり室軸ポンプの揚水開始水位よりも低い水位に低
下した場合に、軸受に対して潤滑水の供給を行う方法が
採用されていた。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、このように、吸水井の揚水開始水位よりも低い
水位のみに基づいて軸受に対する潤滑水の供給を行う方
法では、吸水井の水面が平穏である場合と波立っている
場合を考慮しなければならないので、通常は波立ってい
る場合を考慮して、潤滑水の供給停止水位を余裕をみて
高目に設定しておく必要があった。
水位のみに基づいて軸受に対する潤滑水の供給を行う方
法では、吸水井の水面が平穏である場合と波立っている
場合を考慮しなければならないので、通常は波立ってい
る場合を考慮して、潤滑水の供給停止水位を余裕をみて
高目に設定しておく必要があった。
ところが、このような制御方法では、水面が比較的穏や
かな場合において、揚水運転中であるのにもかかわらず
、潤滑水の供給がなされることになる。つまり、ポンプ
の運転状況を正確に知ることができず、そのため、無駄
な潤滑水の供給が長時間にわたって続けられ、軸受に対
する無駄な注水を省略することができなかった。
かな場合において、揚水運転中であるのにもかかわらず
、潤滑水の供給がなされることになる。つまり、ポンプ
の運転状況を正確に知ることができず、そのため、無駄
な潤滑水の供給が長時間にわたって続けられ、軸受に対
する無駄な注水を省略することができなかった。
本発明は、このような事情に鑑み、かつエンジンの冷却
水循環系とポンプの羽根車下流側流路とで熱交換部を形
成して、ポンプの自揚水によりエンジン冷却水を強制冷
却して、冷却効率の向上を図るように構成した場合、揚
水運転時と気中運転時において熱交換部入口のエンジン
冷却水温度と、熱交換部出口のエンジン冷却水温度とに
温度差が生じる点に着目してなされたもので、ポンプの
運転状況を正確に検知することができるエンジン駆動式
ポンプの運転状況検出方法、ならびに、軸受に対する潤
滑水の供給を確実にしかも最小必要限に制御して行うこ
とができるエンジン駆動式ポンプの軸受に対する潤滑水
の供給方法の提供を目的としている。
水循環系とポンプの羽根車下流側流路とで熱交換部を形
成して、ポンプの自揚水によりエンジン冷却水を強制冷
却して、冷却効率の向上を図るように構成した場合、揚
水運転時と気中運転時において熱交換部入口のエンジン
冷却水温度と、熱交換部出口のエンジン冷却水温度とに
温度差が生じる点に着目してなされたもので、ポンプの
運転状況を正確に検知することができるエンジン駆動式
ポンプの運転状況検出方法、ならびに、軸受に対する潤
滑水の供給を確実にしかも最小必要限に制御して行うこ
とができるエンジン駆動式ポンプの軸受に対する潤滑水
の供給方法の提供を目的としている。
[課題を解決するための手段]
前記目的を達成するために、第1の発明は、エンジンの
冷却水循環系とポンプの羽根車下流側流路とで熱交換部
を形成し、この熱交換部入口のエンジン冷却水温度と、
熱交換部出口のエンジン冷却水温度との温度差に基づい
てポンプの運転状況を検出するようにしたものである。
冷却水循環系とポンプの羽根車下流側流路とで熱交換部
を形成し、この熱交換部入口のエンジン冷却水温度と、
熱交換部出口のエンジン冷却水温度との温度差に基づい
てポンプの運転状況を検出するようにしたものである。
また、第2の発明は、エンジンの冷却水循環系とポンプ
の羽根車下流側流路とで熱交換部を形成し、この熱交換
部入口のエンジン冷却水温度と、熱交換部出口のエンジ
ン冷却水温度との温度差に基づいて、潤滑水供給系から
ポンプ主軸の軸受に対する潤滑水の供給停止を制御する
ようにしたものである。
の羽根車下流側流路とで熱交換部を形成し、この熱交換
部入口のエンジン冷却水温度と、熱交換部出口のエンジ
ン冷却水温度との温度差に基づいて、潤滑水供給系から
ポンプ主軸の軸受に対する潤滑水の供給停止を制御する
ようにしたものである。
[作用]
本発明によれば、ポンプの揚水運転によりエンジンが高
負荷正転している場合には、熱交換部入口のエンジン冷
却水温度と、熱交換部出口のエンジン冷却水温度との温
度差が大きくなり、ポンプの気中運転によりエンジンが
低負荷運転している場合には、熱交換部入口のエンジン
冷却水温度と、熱交換部出口のエンジン冷却水温度との
温度差が小さくなる。つまり、熱交換部入口のエンジン
冷却水温度と、熱交換部出口のエンジン冷却水温度との
温度差を検出することによってポンプの揚水運転および
気中運転などの運転状況を知ることができる。
負荷正転している場合には、熱交換部入口のエンジン冷
却水温度と、熱交換部出口のエンジン冷却水温度との温
度差が大きくなり、ポンプの気中運転によりエンジンが
低負荷運転している場合には、熱交換部入口のエンジン
冷却水温度と、熱交換部出口のエンジン冷却水温度との
温度差が小さくなる。つまり、熱交換部入口のエンジン
冷却水温度と、熱交換部出口のエンジン冷却水温度との
温度差を検出することによってポンプの揚水運転および
気中運転などの運転状況を知ることができる。
また、ポンプが揚水運転されているか、気中運転されて
いるかを知ることによって、気中運転時には潤滑水供給
系からポンプ主軸の軸受に対して潤滑水を供給し、揚水
運転時には潤滑水の供給を停止することができる。
いるかを知ることによって、気中運転時には潤滑水供給
系からポンプ主軸の軸受に対して潤滑水を供給し、揚水
運転時には潤滑水の供給を停止することができる。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明を適用した室軸ポンプを示し、図におい
て、室軸ポンプ1の主軸2は羽根車3上側のガイドベー
ン3Aの基部に固定された軸受4と、揚水管5内で吸水
井6の床面7と略同じ高さレベルに固定されている軸受
8によって回転自在に軸支され、例えばディーゼルエン
ジン10により回転駆動される。
て、室軸ポンプ1の主軸2は羽根車3上側のガイドベー
ン3Aの基部に固定された軸受4と、揚水管5内で吸水
井6の床面7と略同じ高さレベルに固定されている軸受
8によって回転自在に軸支され、例えばディーゼルエン
ジン10により回転駆動される。
前記軸受4,8はそれぞれ炭化ケイ素などのセラミック
スによって形成されており、それぞれに潤滑水供給系9
から潤滑および冷却用の潤滑水が供給されるようになっ
ている。
スによって形成されており、それぞれに潤滑水供給系9
から潤滑および冷却用の潤滑水が供給されるようになっ
ている。
潤滑水供給系9は潤滑水供給源9Aと、この潤滑水供給
源9Aと軸受4,8を連通させる管路9Bおよび該管路
9Bに介設した、例えば電磁弁や電動ボール弁などの弁
9Cによって構成されている。したがって、弁9Cの開
弁時に潤滑水供給源9Aから軸受4,8に潤滑水の供給
がなされ、弁9Cの閉弁時には軸受4,8に対する潤滑
水の供給が止められる。
源9Aと軸受4,8を連通させる管路9Bおよび該管路
9Bに介設した、例えば電磁弁や電動ボール弁などの弁
9Cによって構成されている。したがって、弁9Cの開
弁時に潤滑水供給源9Aから軸受4,8に潤滑水の供給
がなされ、弁9Cの閉弁時には軸受4,8に対する潤滑
水の供給が止められる。
エンジンlOの冷却水循環系11の一部と揚水管5の下
流側の吐出管5Aとで熱交換部12が形成されている。
流側の吐出管5Aとで熱交換部12が形成されている。
そして、この熱交換部12の入口に、熱交換される前の
エンジン冷却水温度を検知する第1温度センサ13が臨
んでおり、熱交換部12の出口に、熱交換された後のエ
ンジン冷却水温度を検知する第2温度センサ14が臨ん
でいる第1温度センサエ3からの検出信号c1および第
2温度センサ14からの検出信号c2は、それぞれ制御
手段15に入力され、ここでは第1温度センサ13によ
って検出された温度と、第2温度センサ14によって検
出された温度との温度差が演算検出され、温度差の大き
い揚水運転中に弁9Cを閉弁させる閉弁信号shを出力
し、温度差の小さい気中運転中に弁9cを開弁させる開
弁信号Opを出力する。また、制御手段15からの出力
信号c3は表示器16に表示される。
エンジン冷却水温度を検知する第1温度センサ13が臨
んでおり、熱交換部12の出口に、熱交換された後のエ
ンジン冷却水温度を検知する第2温度センサ14が臨ん
でいる第1温度センサエ3からの検出信号c1および第
2温度センサ14からの検出信号c2は、それぞれ制御
手段15に入力され、ここでは第1温度センサ13によ
って検出された温度と、第2温度センサ14によって検
出された温度との温度差が演算検出され、温度差の大き
い揚水運転中に弁9Cを閉弁させる閉弁信号shを出力
し、温度差の小さい気中運転中に弁9cを開弁させる開
弁信号Opを出力する。また、制御手段15からの出力
信号c3は表示器16に表示される。
前記室軸ポンプ1では、吸水口の深さがこれ以下では空
気を吸込んでしまうポンプ固有の最低水位LWLよりも
上方に羽根車3が6首されるとともに、羽根車3の入口
3a下方、つまり羽根車室に開口され、かつその途中に
気水切替用吸気弁17を介装した吸気管18を装セ11
シている。したがって、水位降下時には吸水位が最低水
位(揚水遮断水位)LWLになったときに、吸気弁17
を開成して羽根車3の入口3aに空気を送り込んで揚水
運転から気中運転に切替え、水位上A時には。
気を吸込んでしまうポンプ固有の最低水位LWLよりも
上方に羽根車3が6首されるとともに、羽根車3の入口
3a下方、つまり羽根車室に開口され、かつその途中に
気水切替用吸気弁17を介装した吸気管18を装セ11
シている。したがって、水位降下時には吸水位が最低水
位(揚水遮断水位)LWLになったときに、吸気弁17
を開成して羽根車3の入口3aに空気を送り込んで揚水
運転から気中運転に切替え、水位上A時には。
吸水井6の水位が羽根車3の入口3aレベルHWLにな
ったとき、吸気弁17を閉成し、残留空気を吸い揚げな
がら気中運転から揚水運転に切替えるようになっている
。
ったとき、吸気弁17を閉成し、残留空気を吸い揚げな
がら気中運転から揚水運転に切替えるようになっている
。
なお、吸気弁17の開閉は、図示されていない水位計に
よって、前記揚水開始水位HWLまたは揚水遮断水位L
WLを検知し、ここから吸気弁17に出力される信号に
基づいてなされる。
よって、前記揚水開始水位HWLまたは揚水遮断水位L
WLを検知し、ここから吸気弁17に出力される信号に
基づいてなされる。
つぎに、室軸ポンプの運転状況検出方法、ならびに軸受
4,8に対する潤滑水の供給方法について説明する。
4,8に対する潤滑水の供給方法について説明する。
エンジンlOによって主軸2が回転駆動されている室軸
ポンプlの運転状態において、吸水井6の水位が揚水開
始水位HWL以上であれば、吸気管18の吸気弁17は
閉弁されており、羽根車3によって木が吸い揚げられる
ので揚水運転がなされる。
ポンプlの運転状態において、吸水井6の水位が揚水開
始水位HWL以上であれば、吸気管18の吸気弁17は
閉弁されており、羽根車3によって木が吸い揚げられる
ので揚水運転がなされる。
揚水運転によりエンジン10が高負荷運転されることで
、冷却水循環系11の上流側、つまり熱交換部12の入
口側の冷却水温度が高くなり、しかもポンプの自揚水に
よりエンジン10の冷却水は熱交換部12内で冷却され
るため、この熱交換部12人口のエンジン冷却水温度と
、熱交換部12出口のエンジン冷却水温度との温度差が
大きくなり、これが制御手段15によって演算検出−さ
れここから出力される信号c3が表示器16に入力され
て、表示がなされることにより、室軸ポンプ1が揚水運
転中であることを知ることができる一方、制御手段15
から閉弁信号shを出力し、弁9Cが閉弁されるので、
軸受4,8は羽根車3によって吸い揚げられる自揚水に
よって潤滑および冷却される。
、冷却水循環系11の上流側、つまり熱交換部12の入
口側の冷却水温度が高くなり、しかもポンプの自揚水に
よりエンジン10の冷却水は熱交換部12内で冷却され
るため、この熱交換部12人口のエンジン冷却水温度と
、熱交換部12出口のエンジン冷却水温度との温度差が
大きくなり、これが制御手段15によって演算検出−さ
れここから出力される信号c3が表示器16に入力され
て、表示がなされることにより、室軸ポンプ1が揚水運
転中であることを知ることができる一方、制御手段15
から閉弁信号shを出力し、弁9Cが閉弁されるので、
軸受4,8は羽根車3によって吸い揚げられる自揚水に
よって潤滑および冷却される。
揚水運転の継続によって、水位が揚水開始水位HWL未
満に低下しても、揚水遮断水位LWLに低下するまでの
間は、吸気弁17の開成状態が保持されるとともに、自
揚水による軸受4,8に潤滑および冷却がなされる。
満に低下しても、揚水遮断水位LWLに低下するまでの
間は、吸気弁17の開成状態が保持されるとともに、自
揚水による軸受4,8に潤滑および冷却がなされる。
水位が揚水遮断水位LWL付近に低下すると、吸気弁1
7を開成して羽根車3の入口3aに空気を送り込んで揚
水運転から気中運転に切替えられる。この気中運転時に
は、エンジンが低負荷運転されるので、熱交換部12の
入口側の冷却水温度が前述の高負荷運転時よりも低くな
り、しかもポンプの自揚水によって冷却されることがな
いのでこの熱交換部12人口のエンジン冷却水温度と、
熱交換部12出口のエンジン冷却水温度との温度差が小
さくなり、これが制御手段15によって演算検出され、
制御手段15から表示器16に入力されていた信号C3
が変換されて表示がなされることになり、室軸ポンプ1
が気中運転中であることを知ることができる。
7を開成して羽根車3の入口3aに空気を送り込んで揚
水運転から気中運転に切替えられる。この気中運転時に
は、エンジンが低負荷運転されるので、熱交換部12の
入口側の冷却水温度が前述の高負荷運転時よりも低くな
り、しかもポンプの自揚水によって冷却されることがな
いのでこの熱交換部12人口のエンジン冷却水温度と、
熱交換部12出口のエンジン冷却水温度との温度差が小
さくなり、これが制御手段15によって演算検出され、
制御手段15から表示器16に入力されていた信号C3
が変換されて表示がなされることになり、室軸ポンプ1
が気中運転中であることを知ることができる。
また、制御手段15から開弁信号Opを出力し、弁9C
が開弁されるので、潤滑水供給系9から軸受4.8に対
して潤滑水が供給され、軸受4゜8の潤滑および冷却が
なされる。したがって、室軸ポンプが気中運転に切替え
られて、自揚水により、軸受4,8が潤滑されなくなっ
ても、潤滑水供給系9から供給される潤滑水によって潤
滑がなされるので安定運転を継続することができる。
が開弁されるので、潤滑水供給系9から軸受4.8に対
して潤滑水が供給され、軸受4゜8の潤滑および冷却が
なされる。したがって、室軸ポンプが気中運転に切替え
られて、自揚水により、軸受4,8が潤滑されなくなっ
ても、潤滑水供給系9から供給される潤滑水によって潤
滑がなされるので安定運転を継続することができる。
気中運転の継続によって、吸水井6の水位が上昇して、
揚水開始水位HWLに達すると、前述のように揚水運転
に切替えられ、軸受4,8は自揚水によって潤滑される
。
揚水開始水位HWLに達すると、前述のように揚水運転
に切替えられ、軸受4,8は自揚水によって潤滑される
。
このように、室軸ポンプlの気中運転中は、潤滑水供給
系9から供給される潤滑水によって軸受4.8の潤滑お
よび冷却がなされるので、ドライ運転が長時間継続され
る先行待機運転や気中管理運転を行う室軸ポンプ1にも
、セラミックス軸受4.8を採用することができる。
系9から供給される潤滑水によって軸受4.8の潤滑お
よび冷却がなされるので、ドライ運転が長時間継続され
る先行待機運転や気中管理運転を行う室軸ポンプ1にも
、セラミックス軸受4.8を採用することができる。
なお、本発明は、前記実施例で述べた室軸ポンプ1のみ
に限らず、気中運転を行うことのできる他のポンプにも
採用できることはいうまでもない[発明の効果] 本発明は1.前述のように構成されているので、つぎに
記載されるような効果を奏する。
に限らず、気中運転を行うことのできる他のポンプにも
採用できることはいうまでもない[発明の効果] 本発明は1.前述のように構成されているので、つぎに
記載されるような効果を奏する。
請求項(1)に記載のポンプの運転状況検出方法によれ
ば、揚水運転時と気中運転時によって異る熱交換部入口
のエンジン冷却水温度と、熱交換部出口のエンジン冷却
水温度との温度差を検出することによって、ポンプの揚
水運転および気中運転などの運転状況を正確に検出する
ことができる請求項(2)に記載のポンプの軸受に対す
る潤滑水の供給方法によれば、熱交換部入口のエンジン
冷却水温度と、熱交換部出口のエンジン冷却水温度との
温度差を検出することによって、ポンプが揚水運転され
ているか、気中運転されているかを知ることができるの
で、自揚水によって軸受を潤滑することのできる揚水運
転時には、潤滑水供給系を閉成し、また自揚水によって
軸受を潤滑することのできない気中運転時には、潤滑水
供給系を開成して、ここから供給される潤滑水によって
軸受を潤滑および冷却して安定運転を継続させることが
できる。したがって、従来より不可能とされていた先行
待機運転や気中管理運転を行うポンプにも、セラミック
ス軸受の採用が可能になり、汎用性の向上が実現できる
。 しかも、軸受に対する潤滑水の供給量を必要最小
限に抑えることができるから、潤滑水およびこれを供給
するための動力などの節減を達成できる。
ば、揚水運転時と気中運転時によって異る熱交換部入口
のエンジン冷却水温度と、熱交換部出口のエンジン冷却
水温度との温度差を検出することによって、ポンプの揚
水運転および気中運転などの運転状況を正確に検出する
ことができる請求項(2)に記載のポンプの軸受に対す
る潤滑水の供給方法によれば、熱交換部入口のエンジン
冷却水温度と、熱交換部出口のエンジン冷却水温度との
温度差を検出することによって、ポンプが揚水運転され
ているか、気中運転されているかを知ることができるの
で、自揚水によって軸受を潤滑することのできる揚水運
転時には、潤滑水供給系を閉成し、また自揚水によって
軸受を潤滑することのできない気中運転時には、潤滑水
供給系を開成して、ここから供給される潤滑水によって
軸受を潤滑および冷却して安定運転を継続させることが
できる。したがって、従来より不可能とされていた先行
待機運転や気中管理運転を行うポンプにも、セラミック
ス軸受の採用が可能になり、汎用性の向上が実現できる
。 しかも、軸受に対する潤滑水の供給量を必要最小
限に抑えることができるから、潤滑水およびこれを供給
するための動力などの節減を達成できる。
図面は本発明を適用した室軸ポンプの実施例を示す概略
構成図である。 ■・・・ポンプ(室軸ポンプ) 2・・・主軸 3・・・羽根車 4.8・・・軸受 9・・・潤滑水供給系 10・・・エンジン 11・・・冷却水循環系 12・・・熱交換部 特許 出 願人 株式会社 クボタ
構成図である。 ■・・・ポンプ(室軸ポンプ) 2・・・主軸 3・・・羽根車 4.8・・・軸受 9・・・潤滑水供給系 10・・・エンジン 11・・・冷却水循環系 12・・・熱交換部 特許 出 願人 株式会社 クボタ
Claims (2)
- (1)エンジン駆動式ポンプにおいて、エンジンの冷却
水循環系とポンプの羽根車下流側流路とで熱交換部を形
成し、この熱交換部入口のエンジン冷却水温度と、熱交
換部出口のエンジン冷却水温度との温度差に基づいてポ
ンプの運転状況を検出するようにしたことを特徴とする
エンジン駆動式ポンプの運転状況検出方法。 - (2)エンジン駆動式ポンプにおいて、エンジンの冷却
水循環系とポンプの羽根車下流側流路とで熱交換部を形
成し、この熱交換部入口のエンジン冷却水温度と、熱交
換部出口のエンジン冷却水温度との温度差に基づいて、
潤滑水供給系からポンプ主軸の軸受に対する潤滑水の供
給停止を制御するようにしたことを特徴とするエンジン
駆動式ポンプの軸受に対する潤滑水の供給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2127821A JP2673736B2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | エンジン駆動式ポンプの運転状況検出方法およびポンプの軸受に対する潤滑水の供給方法 |
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JP2127821A JP2673736B2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | エンジン駆動式ポンプの運転状況検出方法およびポンプの軸受に対する潤滑水の供給方法 |
Publications (2)
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JPH0422797A true JPH0422797A (ja) | 1992-01-27 |
JP2673736B2 JP2673736B2 (ja) | 1997-11-05 |
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ID=14969500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2127821A Expired - Lifetime JP2673736B2 (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | エンジン駆動式ポンプの運転状況検出方法およびポンプの軸受に対する潤滑水の供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2673736B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10266991A (ja) * | 1997-01-22 | 1998-10-06 | Seiko Seiki Co Ltd | ターボ分子ポンプ |
JP2011226420A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Torishima Pump Mfg Co Ltd | 立軸ポンプ設備 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5783226U (ja) * | 1980-11-11 | 1982-05-22 | ||
JPS61210215A (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-18 | Kubota Ltd | 熱交換方法 |
JPS6323599U (ja) * | 1986-07-29 | 1988-02-16 |
-
1990
- 1990-05-16 JP JP2127821A patent/JP2673736B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5783226U (ja) * | 1980-11-11 | 1982-05-22 | ||
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JPS6323599U (ja) * | 1986-07-29 | 1988-02-16 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH10266991A (ja) * | 1997-01-22 | 1998-10-06 | Seiko Seiki Co Ltd | ターボ分子ポンプ |
JP2011226420A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Torishima Pump Mfg Co Ltd | 立軸ポンプ設備 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2673736B2 (ja) | 1997-11-05 |
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