JPH04227872A - 塗膜生成物噴霧装置 - Google Patents

塗膜生成物噴霧装置

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JPH04227872A
JPH04227872A JP3156170A JP15617091A JPH04227872A JP H04227872 A JPH04227872 A JP H04227872A JP 3156170 A JP3156170 A JP 3156170A JP 15617091 A JP15617091 A JP 15617091A JP H04227872 A JPH04227872 A JP H04227872A
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JP
Japan
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coating product
flow rate
atomizer
coating
actuator
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JP3156170A
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Eric Prus
プリュ エリック
Pierre Chabert
ピエール シャベール
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Sames SA
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Sames SA
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Publication date
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/08Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area responsive to condition of liquid or other fluent material to be discharged, of ambient medium or of target ; responsive to condition of spray devices or of supply means, e.g. pipes, pumps or their drive means
    • B05B12/085Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area responsive to condition of liquid or other fluent material to be discharged, of ambient medium or of target ; responsive to condition of spray devices or of supply means, e.g. pipes, pumps or their drive means responsive to flow or pressure of liquid or other fluent material to be discharged
    • B05B12/087Flow or presssure regulators, i.e. non-electric unitary devices comprising a sensing element, e.g. a piston or a membrane, and a controlling element, e.g. a valve
    • B05B12/088Flow or presssure regulators, i.e. non-electric unitary devices comprising a sensing element, e.g. a piston or a membrane, and a controlling element, e.g. a valve the sensing element being a flexible member, e.g. membrane, diaphragm, bellows
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • B05B12/14Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for supplying a selected one of a plurality of liquids or other fluent materials or several in selected proportions to a spray apparatus, e.g. to a single spray outlet

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  • Nozzles (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、塗料、プライマー(
下塗り塗料)またはワニスなどの塗膜生成物を噴霧する
ための装置に関し、より具体的には、噴霧される物質の
瞬間流量をより良く制御するとともに、塗膜生成物が変
更される際に浪費される量を減少することの可能な装置
に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】塗料、プライマー(下塗り
塗料)またはワニスなどの塗膜生成物を噴霧するための
装置にあっては、該生成物の瞬間流量を常に所定値に維
持することが、塗装の品質を高めるうえで重要である。 他の条件が同じであれば、生成物の流量は付着される塗
膜の厚さ、噴霧の細かさや噴霧される生成物の乾燥度、
従ってまた、付着される塗膜の外観を決定する。これら
のパラメータが噴霧中に変化する場合は、塗装品質を維
持するために生成物の流量もそれに合わせて所定量だけ
修正されなければならない。
【0003】一般的に可動である1つまたは通常は複数
の噴霧器(静電噴霧器など)を順番に通過する同じよう
な対象物を自動的に塗装する装置では、必要な流量変化
は広範囲でかつ速い。例えば自動車の車体を例にとると
、噴霧器がサイドウィンドウの周囲からドア下方部まで
を塗装するのに約1m /秒の速度で移動する場合、流
量は0.2秒の間に100cm3 /秒から500cm
3 /秒へ増加されねばならない。
【0004】例えば複数の色彩の塗料のように異なった
多種の塗膜生成物を噴霧する装置であって、しかも、塗
膜生成物変更ユニットの多岐管の下流側に位置する噴霧
器や生成物送給管、ポンプなどがすべての生成物にとっ
て共通である場合には、各変更ごとにこれらすべての部
材から生成物が除去され、これらを洗浄した後に新たな
生成物を充填することが必要となる。この操作中は、生
成物の流量を極めて大幅に増大させ、乱流を発生させて
洗浄効果を高めるとともに、変更に要する時間を節約す
ることが好ましい。
【0005】さらに、塗膜生成物の変更が非常に頻繁(
例えば1分間隔)になされ、かつ短時間に完了されねば
ならない場合、除去、洗浄及び充填操作は極めて素早く
、しかもコスト並びに環境保護の観点から洗浄物の消費
と生成物の浪費を抑えて、行われねばならない。そこで
、現在使用中の生成物の噴霧が完了する前に共通部分の
除去・洗浄を開始し、生成物を洗浄物及び/または圧縮
空気により追出すことが知られている。勿論、この後者
が噴霧器に到達する前に、噴霧作業は中断される。この
間にあっては、噴霧される物質の流量を維持ないし調整
することは、とくに困難な問題である。蓋し、洗浄物等
はしばしばその物性(粘度、圧縮性、熱または電気伝導
性、密度、誘電率など)が塗膜生成物と大きく異なり、
その結果、共通部分の入口での流体の圧力さらには流量
の維持ないし調整が、噴霧される物質の瞬間流量を制御
するのに十分ではないからである。
【0006】従来の装置はこれらの要求を満足させるも
のではなかった。塗膜生成物が洗浄物等により駆逐され
る際に、共通部分の入口における後者の圧力は米国特許
第4,311,724 号で提案されたようにして調整
され得る。 しかしながら、この種の装置は上述したすべての問題点
を有している。
【0007】フランス特許第2,552,345 号は
、噴霧器の入口で塗膜生成物にかかる圧力を安定させる
ことを教示している。この解決策は、特に例えば温度変
化により粘度が変わる場合、噴霧される物質の流量の望
ましくない変化をもたらす原因のすべてを除去すること
はできない。
【0008】ヨーロッパ特許第292,278 号は噴
霧器の近くに容積式ポンプを載置することを開示してい
るが、このような構成は多数の欠点を有している。歯車
容積式ポンプは磨耗しやすく、磨耗が進行するにつれて
実際の流量はだんだんと公称値からずれていくため、ポ
ンプの速度を増加することによって補正する必要が生じ
る。また、塗膜生成物は今日ではエマルジョンないし二
相状の形態が増えており、この種の紡糸ポンプにこれら
を通すとその均質性が影響を受けるか、或いは、特に金
属顔料を含む塗膜生成物の金属感などの特性を破壊する
ことがある。さらに、ポンプの駆動軸のシールは完全で
はありえず、塗膜生成物の漏洩を惹起する。そのような
漏洩は、ポンプが噴霧エリアから離れた場所に設置され
ているならば許容できるけれども、ポンプが噴霧器に近
接している時は、特に噴霧器が塗装対象物の上方または
その周囲を移動する場合に、該対象物を汚損する結果と
なるので、避けなければならない。最後に、この種のポ
ンプは電気モータにより駆動されるが、このモータが生
成物(しばしば非常に可燃性である)が噴霧されるエリ
ア内に配される際は、該モータは防爆性を備えていなけ
ればならない。そのようなモータは重くて高価であり、
従って、噴霧器及びそのモータを高速かつ高加速で移動
する多軸ロボットアームに取付けることは、該モータの
もたらす過度に大きな慣性のゆえに、不可能となる。
【0009】本発明は上述した要求に対してより良い対
策を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明に係る塗
膜生成物噴霧装置は、少なくとも1つの噴霧器と、噴霧
器を塗膜生成物送給装置に接続する分配管と、噴霧器に
供給される該塗膜生成物の流量を制御する手段とからな
り、流量制御手段はアクチュエータと流量測定手段とを
含み、少なくとも流量測定手段が噴霧器に近接して配さ
れてなることを特徴とするものである。
【0011】本発明の好ましい実施例にあっては、流量
制御手段のアクチュエータが噴霧器に近接しており、こ
のアクチュエータは好ましくは圧力調整装置からなる。 このような構成は非常に低い慣性、非常に短い応答時間
及び空気圧制御といった利点を有する。これが上述した
タイプの制御システムに用いられる場合、噴霧器の直近
上流で流量を監視し効果的に調整することを可能にする
。流量を正確に制御して素早く調整することは、装置が
静電式ボウルまたはディスクタイプでない場合、及び/
または噴霧器が塗装対象物の近くで高速・高加速で移動
する多軸(ロボット)アームにより担持される場合に、
特にメリットがある。
【0012】流量の瞬間変化がそれ程急激でない装置、
例えば塗装対象物のそれぞれの部分に向けられた多数の
回転ボウル式静電噴霧器を用いた装置などでは、流量測
定手段からのエラー信号が常に噴霧器に供給される塗膜
生成物の瞬間流量に対応するという単純な事実のために
、分配管の上流(従って噴霧器から離間した地点)に位
置するアクチュエータが満足できる結果をもたらすであ
ろう。そのようなアクチュエータはポンプで良い。
【0013】装置の状況並びに特性により、種々のタイ
プの流量計が上述したような瞬間流量の測定手段として
利用できる。
【0014】多くの場合、ファラデーの誘導法則に基づ
く電磁流量計を用いることが好ましい。測定を実行する
のに必要な移動伝導体が塗膜生成物自体であるとすると
、この種の流量計は、最近盛んに使用されている水性塗
料などの、十分に良好な電気伝導性を有する塗膜生成物
の場合にのみ適している。該流量計は流速に感応し、そ
れから直ちに流量が演繹される。この種の流量計は洗浄
しやすく、かつ塗膜生成物の流量に対してほぼ何の悪影
響も与えない。但し、塗膜生成物が通過する管部分に磁
界を発生させるために外部の動力源を必要とする。実際
上はスパークや加熱の危険はなく、従って、塗膜生成物
が可燃性であっても該流量計を噴霧器の近くに配するこ
とができる。その重量と頑丈さの故に、該流量計は高速
の多軸マニピュレータの端部に取付けられ得る。
【0015】塗膜生成物により運ばれる粒子または生成
物自体の粒子のドップラー効果に基づく超音波流量計を
使用することもできる。これも外部動力源を必要とする
。この種の流量計もまた、流速に感応する。
【0016】ある地点から他の地点までの熱量の移動時
間を測定する熱流量計を用いても良い。この種の装置に
おいては、少量の熱がある地点で塗膜生成物に伝えられ
、数センチメートル離れた地点で温度が上昇するまでの
時間が測定される。従って、流速に感応するものである
。この装置もまた、熱を生じさせるための外部動力源を
必要とする。
【0017】塗膜生成物の容積に感応する歯車式流量計
も使用可能である。そのような流量計の使用は本技術分
野では普通に行われているところであるが、にもかかわ
らず、コロイドエマルジョンを含む幾つかの生成物の均
質性を損なうか、または研磨性の塗膜生成物によって早
い時点で磨耗してしまうことがある。加えて、この流量
計は上述したタイプのものよりも洗浄が難しい。
【0018】塗膜生成物の流速だけでなく質量にも感応
するタービン式流量計を用いることもできる。その場合
は、異なった塗膜生成物ごとに校正の必要がある。
【0019】装置の一部を振動させて生じるコリオリの
加速度に基づく質量流量計もまた、使用可能である。こ
の種の装置は、加速度の偽変化に感応するため、高速で
移動する噴霧器に用いることは困難である。他方、洗浄
は比較的容易である。
【0020】これらすべての流量計は、一般に低いイン
ダクタンスを特徴とする電子回路中に、電力消費量の非
常に小さい(最大でも数百ミリワット)送り及び/また
は読取り手段を備えている。従って、スパークに対する
保護は、上述した従来例におけるようにそれ自身噴霧器
の近くに取付けられるポンプに必然的に近接して配され
るポンプモータの場合よりも、遥かに容易である。モー
タは誘導性が高く、通常は約100ワットを吸収する。 このため、上述した流量計の電気回路は、当然のことな
がら発火の危険に対して高レベルの安全性を内在してい
なければならない。他方、この種のポンプのモータは環
境への安全性をも高める必要があり、その結果として少
なくとも数キログラムの重量増加を伴う。このことが、
容積式ポンプとその駆動モータを多軸マニピュレータの
アームに取付けることのできない主な理由である。
【0021】最後に、装置が静電式の場合には、流量計
に高電圧を加えることができるが、読取り装置は通常接
地される。上述したすべての流量計にとって、読取り回
路内に絶縁インターフェイス(例えば光電式トランスデ
ューサや光学繊維伝達装置など)を挿入して、電気アー
クや電流漏れの危険を除去することは、比較的容易であ
る。
【0022】本発明のさらなる詳細及び利点は、添付図
面を参照して以下詳述する実施例の記載からより明確に
なるであろう。
【0023】
【実施例】図は、自動車の車体11に塗膜生成物を噴霧
するための自動装置を示している。この装置は主として
、多軸アーム12と、このアームの末端部分に担持され
た塗膜生成物噴霧器13と、塗膜生成物変更ユニット1
4と、コンピュータを中核とする制御ユニット15とか
らなる。この実施例では、塗膜生成物は水性塗料であり
、噴霧器13は空気噴霧器である。静電式の噴霧器を用
いる場合には、高圧の噴霧器と通常接地される塗膜生成
物変更ユニット14の間に、絶縁・分離手段(例えば中
間貯蔵タンクなど)を設けることが必要となる。塗膜生
成物変更ユニット14は公知のものであって、複数の塗
膜生成物用の送給バルブP1〜P4が接続された多岐管
18と、洗浄物送給バルブN及び圧縮空気送給バルブA
を有する。これらすべてのバルブは制御ユニット15に
より制御され、それぞれの加圧分配回路(図示せず)に
連結されている。
【0024】多軸アーム12は、車体11を搬送するコ
ンベア21と平行な案内レール20に取付けられている
。このアームは車体の全長に亙って、かつ端部を塗装す
る際には全長を超えて、移動するようになっている。 多岐管18の出口は、ホース22を介して噴霧器13に
接続されており、このホースは多軸アーム12の動きを
妨げないように十分な長さを有している。ホース22の
端部はアーム内に嵌入し、すべての関節を通って噴霧器
13を担持するアームの末端部分23に至る。
【0025】本発明の重要な特徴として、装置は噴霧器
に供給される塗膜生成物の流量を制御する手段を有し、
この手段は、制御回路15とアクチュエータ25及び噴
霧器に供給される塗膜生成物の瞬間流量を測定するため
の手段26の間の制御ループをなす。また、少なくとも
測定手段26は噴霧器13の近くに配されている。第2
図に示されたように、これは多軸アーム12の末端部分
23に担持されている。
【0026】この実施例では、上述したタイプの電磁流
量計が用いられている。それはホース22が接続された
塗膜生成物入口28と、アクチュエータ25を介して噴
霧器13に接続された塗膜生成物出口30とを有してい
る。この流量計は、電線31を介して電力を受取り、流
量に対応する信号を電線32を介して返す。後者は制御
ユニット15の測定値入力33に接続されている。入口
28と出口30は、磁界を横断する単純な内部管部材3
5によって相互に接続されている。この管部材は損失水
頭を加えることが殆どないので、特に塗膜生成物の変更
及び洗浄サイクルの間に、流量計はドリフトによる影響
なしに高い流量過負荷を支持することができる。
【0027】アクチュエータ25は本技術分野で「圧力
調整器」として広く知られているもので、流量計26と
噴霧器13の間に挿入されており、調整可能な圧力降下
として作用する。流体(通常は圧縮空気である)パイプ
37が、アクチュエータを作動させるために制御ユニッ
ト15に接続されている。このパイプは膜ピストン39
により部分的に画成されたチャンバー38に開口してい
て、該ピストンは、塗膜生成物の通路中に位置し生成物
の瞬間流量を調整するために固定座に対して移動するよ
う構成された弁40に連結されている。弁40はピスト
ン39により開放され、スプリング42によって閉塞さ
れる。流体パイプ45が噴霧器13を制御する。噴霧及
び噴霧成形用の空気入口は図示されていない。制御ユニ
ット15は図示しないコンピュータから流量設定値を受
取る(47)。他軸アーム12の足元に設けられた回収
タンク46は、特に塗膜生成物の変更及び洗浄サイクル
の間、過剰な塗膜生成物や洗浄物を回収する。
【0028】上記した装置の作動について、以下に説明
する。今、車体11がバルブP1ないしP4のいずれか
1つから供給される塗膜生成物によって塗装されている
とする。例えば、バルブP1からの塗膜生成物が多岐管
18とホース22内を流れ、流量計26とアクチュエー
タ25を介して噴霧器13から噴霧されているとする。 電線32を介して流量計26は測定された瞬間流量に対
応する信号を制御ユニット15に送り、後者はそれを4
7で受取った設定値と比較する。制御ユニット15は、
測定値が設定値と一致するようになるまで、パイプ37
を介してアクチュエータ25の制御流体の圧力を調整す
る。噴霧器13は多軸アーム13によって車体11の周
囲を動き回っているので、それが向けられている部分の
表面積は常に変化しており、従って、塗膜生成物の流量
も47での設定値を修正することとフィードバックルー
プの反応に基づき常に調整される。流量計が多軸アーム
の末端部分、即ち噴霧器の直近上流に位置しているため
、要求された流量変化に効果的にかつ素早く対応するこ
とが可能になり、位相差や位相遅れの虞を完全に除去す
ることができる。
【0029】ここで、すべての塗膜生成物に共通なホー
ス22内の生成物の量は、各車体に噴霧される量と同レ
ベルになっている。従って、できるだけそれを利用して
塗装中の車体に噴霧することの利点は、明らかである。 そこで、ホース中の生成物の利用可能な量が経験などか
ら塗装中の車体の塗装を完了するのに十分であることが
分かっており、しかも次の車体は別の塗膜生成物で塗装
されねばならない場合には、現在の塗膜生成物の送給を
例えばバルブP1を閉じることで遮断し、洗浄物用のバ
ルブNを開放する。洗浄物は異なった特性を有している
けれども、流量計とアクチュエータは噴霧器の直近上流
に位置しており、塗装の最終局面まで塗膜生成物だけが
これらを通過するから、これらの作動が妨げられること
はない。
【0030】供給回路の共通部分の洗浄を行うためには
、噴霧を中断し、流量を零にして噴霧器13を回収タン
ク46の開口に向ける。それから流量を最大限まで増加
させて共通部分の洗浄を行う。時間と洗浄物を節約する
ために、バルブAとバルブNを交互に開閉して洗浄物と
圧縮空気を交互に供給する。共通部分が完全に洗浄され
たなら、バルブNを最終的に閉じてからバルブAを開き
、共通部分に残っている洗浄物を排出する。その後バル
ブAが閉じられ、バルブP1〜P4のいずれか(例えば
P2)を開いて新たな塗膜生成物の供給を開始する。 時間節約のため、当初は新たな塗膜生成物の分配圧力を
用いて最大流量で共通部分の充填を行い、電線32への
流量信号の出現を監視する。新たな塗膜生成物が流量計
に到達すると、後者がその流量(この時点では制御され
ていない)を測定する。コンピュータはリターン信号に
応答してアクチュエータ25の制御を行う。これによっ
て噴霧器は遮断されて、次の車体のための待機状態に入
る。車体が到着すると直ちに新たな流量設定値が47で
制御ユニット15に提供され、多軸アーム12の予定運
動に基づき決定された流量変化に従いながら、新たな塗
膜生成物での車体の塗装が始まる。
【0031】
【発明の効果】上述したように、本発明にかかる塗膜生
成物噴霧装置では、流量制御手段の少なくとも流量測定
手段を噴霧器に近接して配することとしたので、噴霧さ
れるべき塗膜生成物の流量を正確かつ素早く調整するこ
とが可能になり、塗装の品質を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る塗膜生成物噴霧装置を
示す概略図である。
【図2】図1に一点鎖線で囲った部分(II)の一部破
断拡大図である。
【符号の説明】
12  多軸アーム 13  噴霧器 14  塗膜生成物変更ユニット 23  末端部分 25  アクチュエータ 26  電磁流量計

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも1つの噴霧器と、該噴霧器
    を塗膜生成物送給装置に接続する分配管と、該噴霧器に
    供給される該塗膜生成物の流量を制御する手段とからな
    る塗膜生成物噴霧装置であって、該流量制御手段はアク
    チュエータと流量測定手段とを含み、少なくとも該流量
    測定手段が該噴霧器に近接して配されてなる塗膜生成物
    噴霧装置。
  2. 【請求項2】  前記塗膜生成物送給装置が、塗膜生成
    物変更ユニットとすすぎ及び/または追出し物質送給ユ
    ニットとを有する請求項1記載の塗膜生成物噴霧装置。
  3. 【請求項3】  前記アクチュエータが前記噴霧器に近
    接している請求項1記載の塗膜生成物噴霧装置。
  4. 【請求項4】  前記アクチュエータが圧力調整装置で
    ある請求項3記載の塗膜生成物噴霧装置。
  5. 【請求項5】  前記流量制御手段が前記分配管の上流
    に位置するアクチュエータを有する請求項1記載の塗膜
    生成物噴霧装置。
  6. 【請求項6】  前記アクチュエータがポンプである請
    求項5記載の塗膜生成物噴霧装置。
  7. 【請求項7】  前記噴霧器が可動支持体により担持さ
    れ、前記流量制御手段が当該可動支持体により担持され
    てなる請求項1記載の塗膜生成物噴霧装置。
  8. 【請求項8】  前記噴霧器が可動支持体により担持さ
    れ、前記アクチュエータが当該可動支持体により担持さ
    れてなる請求項1記載の塗膜生成物噴霧装置。
  9. 【請求項9】  前記流量測定手段が電磁流量計からな
    る請求項1記載の塗膜生成物噴霧装置。
  10. 【請求項10】  前記流量測定手段が歯車式流量計か
    らなる請求項1記載の塗膜生成物噴霧装置。
  11. 【請求項11】  前記流量測定手段が超音波流量計か
    らなる請求項1記載の塗膜生成物噴霧装置。
  12. 【請求項12】  前記流量測定手段が熱流量計からな
    る請求項1記載の塗膜生成物噴霧装置。
  13. 【請求項13】  前記塗膜生成物が、水性塗料などの
    比較的良好な電気伝導体である請求項1記載の塗膜生成
    物噴霧装置。
  14. 【請求項14】  前記可動支持体が多軸アームからな
    り、前記噴霧器は該アームの末端部分に取付けられ、前
    記流量測定手段及び/またはアクチュエータは該アーム
    の好ましくは該末端部分により担持される請求項7記載
    の塗膜生成物噴霧装置。
  15. 【請求項15】  前記可動支持体が多軸アームからな
    り、前記噴霧器は該アームの末端部分に取付けられ、前
    記流量測定手段及び/またはアクチュエータは該アーム
    の好ましくは該末端部分により担持される請求項8記載
    の塗膜生成物噴霧装置。
JP3156170A 1990-05-31 1991-05-31 塗膜生成物噴霧装置 Pending JPH04227872A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9006770A FR2662620A1 (fr) 1990-05-31 1990-05-31 Installation de projection de produit de revetement pulverise a debit controle.
FR9006770 1990-05-31

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04227872A true JPH04227872A (ja) 1992-08-17

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ID=9397135

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3156170A Pending JPH04227872A (ja) 1990-05-31 1991-05-31 塗膜生成物噴霧装置

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0459892B1 (ja)
JP (1) JPH04227872A (ja)
CA (1) CA2043549A1 (ja)
DE (1) DE69103218T2 (ja)
ES (1) ES2059078T3 (ja)
FR (1) FR2662620A1 (ja)

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