JPH04227719A - アミンの製造方法 - Google Patents

アミンの製造方法

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JPH04227719A
JPH04227719A JP3133270A JP13327091A JPH04227719A JP H04227719 A JPH04227719 A JP H04227719A JP 3133270 A JP3133270 A JP 3133270A JP 13327091 A JP13327091 A JP 13327091A JP H04227719 A JPH04227719 A JP H04227719A
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    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L63/00Compositions of epoxy resins; Compositions of derivatives of epoxy resins

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウレタン基及び尿素基
を含有するアミンの新規な製造方法、この方法によって
得られたアミン、並びにエポキシド樹脂用弾性付与性硬
化剤としてのそれらの用途に関する。
【0002】
【従来の技術】エポキシド樹脂を基材とした合成樹脂は
、数多くのプラス的性質例えば有機及び無機の支持体に
対する良好な接着性、良好な耐溶媒性及び高い耐薬品性
により見分けられる。しかしながら、アミンで硬化され
たエポキシド樹脂は、それらの高い架橋密度に因り、脆
性であってガラス転移温度範囲は20℃を越える。この
ことは特に、ジフェニロールプロパン(ビスフェノール
A)とエピクロロヒドリンとを基材としたエポキシド樹
脂に当てはまる。それ故、これらの合成樹脂は、耐衝撃
性及び高い可撓性が必要とされるすべての応用分野にお
いて実用的要件を満たさない。このことは特に、収縮ク
ラックの永続的な結合(例えば、コンクリートにおいて
)が必要とされる建築工業に当てはまる。
【0003】内的な弾性増大は架橋密度の低減により或
る程度達成され得、一方外的な弾性増大は可塑剤の添加
により達成され得る。タール、フタル酸エステル、高沸
アルコール又はビニルポリマーのような外的弾性付与剤
は反応性でなく、ポリマー網状構造中に組込まれない。 それらは、空間を満たすことにより膨張を起こすにすぎ
ない。架橋密度の低減による内的な弾性増大は、硬化剤
の官能価を低減させることにより達成され得る。しかし
ながら、この目的のために長い間広範にかつ成功的に用
いられてきたところの二量化脂肪酸を基材とした長鎖の
低官能性アミノアミドは、すべての分野で適するとは限
らない。
【0004】エポキシド樹脂の良好で永続的な弾性増大
は、ポリウレタンとの組合わせにより得られ得る。かく
して例えば、エポキシド樹脂、多官能性カルバミン酸ア
リールエステル及びポリアミンの弾性化された合成樹脂
が、独国特許公開明細書第1,252,606号に記載
されている。しかしながら、これらのやり方により製造
された合成樹脂は、2つの有意的な欠点を有する。第1
に、三成分系の使用は必ずしも単純であるとは限らない
。第2に、フェノール又は置換フェノールがかかる合成
樹脂の硬化中放出され、そしてそれらは化学的に結合さ
れない故長期的には該合成樹脂から移行し、その結果当
該製品の性質が損われることになる。
【0005】独国特許公告明細書第2,418,041
号には、弾性化された成形品及びシート品を製造するに
際して、或るプレポリマー状ケチミン又はエナミンの加
水分解により得られたアミン化合物と或るエポキシド化
合物とが反応される方法が記載されている。この方法に
より、化学的に抵抗性でかつ堅固に接着する、改善され
た性質を有する製品が製造され得る。しかしながら、こ
の方法は比較的複雑であり、それ故費用がかかる。更に
、該方法は普遍的に適用可能ではなく、何故なら、発明
者自身の実験により示されているように、ケチミン構造
を完全に保持したままヒドロキシケチミンと反応され得
るのは脂肪族ポリイソシアネートを基材としたイソシア
ネートプレポリマーのみであるからである。独国特許公
開明細書第2,338,256号によれば、高分子量の
アミン末端ポリエーテルウレタン尿素が、遊離イソシア
ネート基を含有するプレポリマーとアミンとを高希薄溶
液にて反応させることにより製造され、そして次いでエ
ポキシド樹脂で硬化される。この方法に必要とされる溶
媒特に芳香族系溶媒の使用は、技術上及び生理学上望ま
しくない。一方、溶媒不含の反応生成物の粘度は、実用
的使用にとって高すぎる。
【0006】それ故、ポリイソシアネートプレポリマー
と過剰量のジアミンとの制御的反応を達成するために、
例えばカナダ国特許第1,219,986号並びに欧州
特許第293,110号及び第82,983号に記載さ
れているようなブロックされた形態のポリイソシアネー
トを用いることがしばしば提案された。これらの刊行物
のすべてにおいて、好ましいブロッキング剤としてフェ
ノール又は置換フェノールが用いられることが共通して
いる。これらの物質はそれらの高い沸点のため、ポリア
ミンとの反応後反応混合物から除去され得ないかあるい
は不完全にしか除去され得ない。フェノール又は置換フ
ェノールがアミン混合物中又は合成樹脂中に残されてい
ると、既に述べた不利が生じることになる。上記の刊行
物はまた、ポリウレタン化学において慣用的に用いられ
ている他のブロッキング剤例えばオキシム、カプロラク
タム、マロン酸エステル又はアセト酢酸エステルも用い
られ得ることを記載している。しかしながら、これらの
ブロッキング剤はすべて、反応混合物から蒸留により除
去され得ないかあるいは完全には除去され得ないような
比較的高い沸点を有する。これらのブロッキング剤のい
ずれもエポキシド硬化中ポリマー構造中に組込まれ得な
いので、随意に置換された好ましいフェノールの代わり
にそれらを用いることは何ら利点をもたらさない。
【0007】第2級モノアミンでブロックされた有機ポ
リイソシアネートとイソシアネート反応性化合物との組
合わせ的使用が、独国特許公開明細書第3,221,5
58号から公知である。この刊行物によれば、特にモノ
アミンでブロックされた低分子量ポリイソシアネートが
比較的高分子量の有機ポリヒドロキシル化合物と組合わ
せられる。この刊行物には、アミンでブロックされたイ
ソシアネートプレポリマーと低分子量ポリアミンとの反
応に関する情報は何ら含まれていない。独国特許公開明
細書第3,311,516号は、少なくとも2個のOH
及び/又はNH基を含有する比較的高分子量の重付加生
成物、重縮合生成物又は単重合生成物と第2級モノアミ
ンでブロックされたポリイソシアネートとの組合わせに
関する。ブロックされたイソシアネートに対する特定的
に記載されている反応体は低分子量有機ポリアミンでは
なく、ポリウレタン化学においてそれ自体公知の比較的
高分子量のポリヒドロキシル化合物であるかあるいは低
分子量ジアミンとエポキシ樹脂との反応生成物として得
られる比較的高分子量のヒドロキシル含有及びアミノ含
有の化合物である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、専ら
エポキシド反応性成分を含有しかつエポキシド樹脂用硬
化剤として適するウレタン基及び尿素基を含有するアミ
ン特にポリアミンを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
より解決される。 本発明は特に、ウレタン基及び尿素基を含有するアミン
の製造方法において、A)  第2級モノアミンで可逆
的にブロックされたイソシアネート基を有しかつウレタ
ン基を含有するイソシアネートプレポリマーとB)  
少なくとも二官能性でありかつ合計で少なくとも2個の
第1級又は第2級アミノ基を有する、60〜500の分
子量を有するアミンとを該第2級モノアミンを分離放出
させながら反応させ、しかもこれらの反応体を成分A)
のブロックトイソシアネート基1個当たり1.25個よ
り多い成分B)の第1級及び/又は第2級アミノ基に相
当する割合で用いる、ことを特徴とする上記方法に関す
る。
【0010】本発明は更に、この方法により得られ得る
ウレタン基及び尿素基を含有するアミン、並びにエポキ
シド樹脂用弾性付与性硬化剤としてのそれらの用途に関
する。140〜180℃の焼付け温度が典型的に用いら
れることにかんがみて、第2級モノアミンでブロックさ
れたイソシアネートプレポリマーが充分に低い温度にお
いて低分子量ポリアミンと反応することが可能であるこ
とは特に予期されなかった。
【0011】イソシアネート基が第2級モノアミンでブ
ロックされているところの本発明に従って成分A)とし
て用いられるウレタン基含有のイソシアネートプレポリ
マーは、下記に挙げるタイプの或るウレタン基含有イソ
シアネートプレポリマーと下記に挙げるタイプの或るモ
ノアミンとを0〜100℃好ましくは20〜50℃の温
度にて反応させることにより製造される。このブロッキ
ング反応のために用いられるべき第2級モノアミンの量
は、ブロックされるべきイソシアネート基の量に少なく
とも当量であるべきである。ある場合には完全な反応を
確実にするために、わずかに過剰の第2級モノアミンが
得策である。この過剰は一般に、ブロックされるべきイ
ソシアネート基を基準として20モル%より多くなく、
好ましくは10モル%より多くない。該ブロッキング反
応は、不活性溶媒例えば下記に例示するタイプのラッカ
ー用溶媒の存在下で行われ得る。
【0012】ウレタン基を含有するイソシアネートプレ
ポリマーは有利には、線状又は分枝状のポリアルキレン
エーテルポリオールとジ又はポリイソシアネートとの反
応により得られ得る。該ポリアルキレンエーテルポリオ
ールは、適当な開始化合物をアルコキシ化する公知の方
法により製造される。かかるポリエーテルは、典型的に
は500〜10,000好ましくは1,000〜6,0
00の平均分子量(ヒドロキシル官能価とヒドロキシル
基含有率とから計算される。)を有する。適当な開始化
合物には、例えば単純なポリオール、水、少なくとも2
個のNH結合を有する有機ポリアミン、並びにかかる化
合物の混合物が含まれる。アルコキシ化反応用に適した
アルキレンオキシドは特にエチレンオキシド及び/又は
プロピレンオキシドであり、これらはアルコキシ化反応
のためにいかなる順序でも用いられ得あるいは混合物と
して用いられ得る。1.5〜4の平均ヒドロキシル官能
価を有するポリエーテルアルコールがイソシアネートプ
レポリマーの製造に用いられるように、一価のポリエー
テルアルコールも原則的に添加され得る。イソシアネー
トプレポリマーの製造のために用いられるポリエーテル
アルコールの平均ヒドロキシル官能価は、好ましくは2
〜4である。
【0013】イソシアネートプレポリマーの製造のため
に適したポリイソシアネートはいかなる有機ポリイソシ
アネートでもよく、好ましくは166〜500の分子量
範囲のジイソシアネート(この分子量範囲は好ましくは
166〜300である。)である。適当な例には、脂肪
族及び/又は環状脂肪族ジイソシアネート例えばヘキサ
メチレンジイソシアネート、1,3−及び1,4−ジイ
ソシアナトシクロヘキサン及びこれらの異性体の混合物
、1−イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−イ
ソシアナトメチル−シクロヘキサン(イソホロンジイソ
シアネート)及び4,4′−ジイソシアナト−ジシクロ
ヘキシルメタンが含まれる。しかしながら、芳香族ポリ
イソシアネートが、それらの低い反応温度のため一層好
ましい。それらの例には、2,4−ジイソシアナトトル
エン及びその商業用混合物(好ましくは、混合物を基準
として35重量%までの量の2,6−ジイソシアナトト
ルエンを含有する。)、4,4′−ジイソシアナトジフ
ェニルメタン及びこれと2,4′−及び随意に2,2′
−ジイソシアナトジフェニルメタン及び/又は高級の同
族体との商業用混合物が含まれる。
【0014】ポリエーテルアルコールは、ジ又はポリイ
ソシアネートと公知のように反応されることによりイソ
シアネート基含有のポリマーに変換される。或る量のウ
レタン基を介する追加的な鎖延長が許容又は所望される
場合、ポリアルキレンエーテルポリオールは、1.5〜
2.5好ましくは1.8〜2.2のNCO/OH比にて
ジ又はポリイソシアネートと反応される。鎖延長反応が
所望されない場合は、実質的に一層過剰のジ又はポリイ
ソシアネートが用いられ(好ましくは、3〜5のNCO
/OH比に相当する。)、しかして過剰のジ又はポリイ
ソシアネートは反応後例えば薄層蒸留により(ジ−又は
ポリイソシアネートが蒸留され得る場合)あるいは溶媒
抽出により(それらが蒸留可能でない場合)除去される
【0015】本発明に従って成分A)として用いられる
ブロックトイソシアネートプレポリマーの製造のために
用いられる第2級モノアミンは、第2級アミノ基を含有
するいかなる有機化合物でもよいが、好ましくは第2級
アミノ基以外はイソシアネート基に対して不活性である
。例えば、該モノアミンは次式
【化1】 〔式中、R及びR′は同一でも異なっていてもよく、1
〜18個好ましくは1〜6個の炭素原子を有する脂肪族
炭化水素基あるいは6〜13個好ましくは6〜9個の炭
素原子を有する環状脂肪族炭化水素基を表し、あるいは
窒素原子と一緒に複素環式5員又は6員環(随意に、更
なるヘテロ原子(窒素又は酸素)を含有する。)を形成
する。〕に相当する化合物であり得る。
【0016】次のものは、適当な又は好ましい第2級モ
ノアミンの例である。ジメチルアミン、ジエチルアミン
、ジイソプロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、ジイ
ソブチルアミン、N−メチル−n−ヘキシルアミン、N
−メチル−ステアリルアミン、N−エチル−シクロヘキ
シルアミン、ジシクロヘキシルアミン、ピペリジン、ヘ
キサメチレンイミン、ピロリジン及びモルホリン。第2
級アミノ基に加えて別のイソシアネート反応性基しかし
第2級アミノ基よりも反応性の劣るものを含有する第2
級モノアミンも適当であり、しかし好ましさの点で劣る
。このタイプの化合物には、例えばジエタノールアミン
又はジイソプロパノールアミンのようなアミノアルコー
ルが含まれる。
【0017】反応混合物から蒸留により容易に除去され
得るような低い沸点を有する第2級モノアミンが特に適
している。かかるアミンの典型的なものは、例えばジメ
チルアミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、
ジ−n−ブチルアミン、ピロリジン、ピペリジン、モル
ホリン又はN−メチル−シクロヘキシルアミンである。 ジイソプロピルアミンが特に好ましく、何故なら特に低
い反応温度が用いられ得るようになりかつその低い沸点
(84℃)のため反応混合物から容易に除去され得るか
らである。本発明に従って成分A)として用いられるべ
きブロックトイソシアネートプレポリマーの製造のため
に、通常の溶媒例えばブチルアセテート、プロピレング
リコールモノメチルエーテルアセテート、トルエン、キ
シレン又はかかる溶媒の混合物が用いられ得る。
【0018】成分B)は、60〜500好ましくは60
〜300の分子量を有しかつ1分子当たり合計で少なく
とも2個の第1級及び/又は第2級アミノ基好ましくは
1分子当たり2個の第1級アミノ基を有する有機ポリア
ミンから成る。例えば次のものが適している。エチレン
ジアミン、1,2−ジアミノプロパン、1,3−ジアミ
ノプロパン、1,4−ジアミノブタン、1,6−ジアミ
ノヘキサン、2,2,4−及び/又は2,4,4−トリ
メチルヘキサメチレンジアミン、並びに2個又はそれ以
上の第1級アミノ基に加えて第2級アミノ基を含有する
ポリアミン例えばジエチレントリアミン又はトリエチレ
ンテトラアミン。しかしながら、特に好ましいものは、
上記の分子量範囲を有しかつ1個又はそれ以上の環状脂
肪族環を有するポリアミン特にジアミンである。これら
のものには、例えば1,4−ジアミノシクロヘキサン、
4,4′−ジアミノジシクロヘキシルメタン、1,3−
ジアミノシクロペンタン、4,4′−ジアミノシクロヘ
キシルプロパン−(2,2)、3,3′−ジアミノジシ
クロヘキシルプロパン−(2,2)、4−イソプロピル
−1,2−ジアミノシクロヘキサン、3,3′−ジメチ
ル−4,4′−ジアミノジシクロヘキシルメタン、3−
アミノメチル−3,3,5−トリメチルシクロヘキシル
アミン(イソホロンジアミン)、並びに“TCD−ジア
ミン(TCD−Diamin)”の名でヘキスト社によ
り市販されている商業用ビス−アミノメチル−トリシク
ロデカンが含まれる。
【0019】本発明による方法において、ポリアミンB
)は、成分A)のブロックトイソシアネート基1個当た
り1.25個より多い成分B)の第1級及び/又は第2
級アミノ基を与える量で用いられる。成分B)の第1級
及び/又は第2級アミノ基対成分A)のブロックトイソ
シアネート基のモル比は、好ましくは1.5:1ないし
20:1特に2:1ないし10:1である。本発明によ
る反応は、20〜180℃好ましくは60〜140℃の
温度範囲内で行われる。過剰のアミン成分B)は原則的
に例えば薄層蒸留により反応後除去され得るが、しかし
本発明の好ましい態様では該アミンは反応混合物中に残
されて粘度及び反応の調整剤として機能する。遊離アミ
ン対反応生成物の比率は比較的広い範囲内で変えられ得
、そのため硬化剤は粘度及び反応性の所与の要件に適合
され得る。
【0020】本発明の特に好ましい態様では、ブロッキ
ング剤は、A)とB)との反応中及び/又は反応後蒸留
により反応混合物から除去される。この特に好ましい処
理操作は、ブロッキングのために用いられるモノアミン
の沸点がアミン成分B)の沸点より実質的に低い場合、
常に困難なく行われ得る。しかしながら、ブロッキング
剤は反応混合物中に完全に又は部分的に残され得、何故
なら当該技術で公知のブロッキング剤とは対照的に、第
2級モノアミンはエポキシド硬化中ポリマー構造中に組
込まれることになるからである。ある場合にはブロッキ
ング剤をアミン混合物中に残すことが望ましく、何故な
ら官能価の低下の結果として弾性の更なる増大がもたら
されることになるからである。
【0021】本発明による方法の生成物はかくして、A
)とB)との反応並びにブロッキング剤及び過剰の成分
B)の蒸留除去から得られるウレタン基及び尿素基含有
のアミン好ましくはポリアミンであるか、あるいはi)
かかるアミン好ましくはポリアミンとii)完全には蒸
留により除去されなかった成分A)用のブロッキング剤
及び/又は iii)過剰のポリアミンB)との混合物
である。これらの混合物は一般に、成分i)、ii)及
び iii)の総重量を基準として少なくとも2.5重
量%好ましくは10重量%より少なくない成分i)、3
5重量%までの成分ii)及び/又は75重量%までの
成分iii)を含有する(これらの百分率の合計は10
0になる。)。ウレタン基含有及び尿素基含有のポリア
ミン(成分i))の中で、本発明にとって特に好ましい
ものは、1分子当たり平均して1.5〜4個の第1級及
び/又は第2級アミノ基を含有しかつ1,000〜7,
500の平均分子量(出発物質の化学量論から計算され
る。)を有する。本発明による方法の生成物中の第1級
アミノ基の割合は、好ましくは0.5〜20重量%であ
る。22℃における該生成物の粘度は、好ましくは5,
000〜300,000mPasである。200,00
0mPas/22℃を越える粘度において、該生成物の
後続的使用は、好ましくは上記のタイプの粘度調整剤と
組合わせて用いられる。
【0022】本発明による生成物とエポキシド樹脂との
混合物は、熱硬化性及び常温硬化性である。適当なエポ
キシド樹脂は1分子当たり平均して1個より多いエポキ
シド基を含有し、しかして多価アルコール(例えば、ブ
タンジオール、ヘキサンジオール、グリセロール又は水
素化ジフェニロールプロパン)あるいは多価フェノール
(例えば、レゾルシン、ジフェニロールプロパン又はフ
ェノールアルデヒド縮合物)のグリシジルエーテルであ
り得る。多塩基カルボン酸例えばヘキサヒドロフタル酸
又は二量化脂肪酸のグリシジルエーテルもまた用いられ
得る。エピクロロヒドリン及びジフェニロールプロパン
を基材とした340〜450の分子量を有する液状エポ
キシド樹脂を用いることも特に好ましい。混合物の粘度
は、所望するなら、単官能性エポキシド化合物により低
減され得、それにより加工性が向上される。かかるエポ
キシド化合物の例には、脂肪族及び芳香族グリシジルエ
ーテル例えばブチルグリシジルエーテル及びフェニルグ
リシジルエーテル、グリシジルエステル例えばグリシジ
ルアクリレート、並びにスチレンオキシド又は1,2−
エポキシドデカンのようなエポキシドが含まれる。
【0023】本発明による方法の生成物は、本発明によ
りそれらを使用する前に、エポキシド樹脂化学から公知
のタイプの他のアミン硬化剤と混合され得る。これらの
硬化剤の例には、この分野に用いられる通常のアミン硬
化剤例えば随意にイミダゾリン基を含有するポリアミノ
アミドが含まれる。
【0024】すぐに用いられる混合物を製造するために
、通常の助剤及び添加剤例えば充填剤、顔料、反応促進
剤及び粘度調整剤が、エポキシド樹脂及び本発明による
硬化剤と組合わせて添合され得る。かかる添加剤の例に
は、サリチル酸、ビス−(ジメチル−アミノメチル)−
フェノール及びトリス−(ジメチル−アミノメチル)−
フェノールのような反応促進剤,砂、粉末状岩石、シリ
カ、粉末状アスベスト、カオリン、タルク、金属粉末、
タール、タールピッチ、アスファルト、コルクくず及び
ポリアミドのような充填剤,フタル酸エステルのような
可塑剤並びに例えばベンジルアルコールのような他の粘
度調整剤が含まれる。本発明の方法の生成物が硬化剤の
全部又は一部として用いられているところのエポキシド
樹脂と硬化剤との組合わせは、改善された可撓性と弾性
とともに良好な接着性、耐薬品性及び高い耐衝撃性が必
要とされるすべての応用分野において、被膜、接着剤、
封止剤及び成形品の製造のために適する。
【0025】
【実施例】下記の例に記載されている百分率はすべて重
量百分率である。本方法の生成物中の第1級又は第2級
アミノ基の量は、滴定法で測定された。例A)  第2
級モノアミンでブロックされたイソシアネートプレポリ
マー(プレポリマーA))の製造プロピレングリコール
のプロポキシ化後このプロポキシ化生成物をエトキシ化
する(PO:EO重量比=86:14)ことにより製造
されたOH価28のポリエーテルジオール2,000グ
ラムを、1.9%の一定のイソシアネート含有率が得ら
れるまで70℃にて2,4−ジイソシアナトトルエン1
74グラムとプレポリマー化した。この反応混合物を室
温まで冷却した後、ジイソプロピルアミン106グラム
を速やかに添加しそしてこの混合物が遊離イソシアネー
トをもはや含有しなくなるまでかくはんを続行した。ブ
ロックトイソシアネート基含有率(NCOとして計算し
て)は1.84%であった。
【0026】例1 444グラムのイソホロンジアミンを2,280グラム
のブロックトプレポリマーA)に添加し、そしてこの混
合物をかくはんしながら70℃に加熱した。圧力を20
ミリバールに低減して、放出されたジイソプロピルアミ
ンを蒸留した。真空下で5時間かくはんした後反応は完
了した(このことは、留出物がもはや得られ得ないこと
により認められる。)。第1級アミノ基の含有率は1.
56%であった。得られたポリアミンの粘度は150,
000mPas/22℃であった。“エポキシド樹脂の
硬化”ジフェニロールプロパンとエピクロロヒドリンと
の商業用エポキシド樹脂(平均エポキシ当量190)1
9グラムを、上記のポリアミン44グラムと混合した。 この生成物を、100℃に1時間加熱することにより硬
化した。40のショア硬度Dを有する強靱で弾性の合成
樹脂が得られた。
【0027】例2 388グラムの商業用ビス−アミノメチル−トリシクロ
デカン(ヘキスト社の“TCD−ジアミン(TCD−D
iamin)”)を、2,280グラムのブロックトプ
レポリマーA)に添加した。70℃に加熱した後、遊離
したジイソプロピルアミンを減圧下で蒸留除去した。得
られたポリアミンは、1.52%の第1級アミノ基を含
有していた。この混合物の粘度は200,000mPa
s/22℃であった。“エポキシド樹脂の硬化”ジフェ
ニロールプロパンとエピクロロヒドリンとの商業用エポ
キシド樹脂(平均エポキシ当量190)19グラムを、
上記のポリアミン42グラムと混合した。この混合物は
室温において硬化し、また約2時間のポットライフを有
していた。硬化した合成樹脂は、38のショア硬度Dを
有していた。
【0028】例3 129グラムのN−(2−アミノエチル)−ピペラジン
を、2,280グラムのブロックトプレポリマーA)に
添加した。この混合物を70℃に加熱した後、遊離した
ジイソプロピルアミンを減圧下で蒸留除去した。反応が
完了した後、反応生成物をベンジルアルコールで希釈し
て70%の固体含有率にした。この混合物は、60,0
00mPas/22℃の粘度を有していた。第1級アミ
ノ基含有率は0.22%であり、第2級アミノ基含有率
は0.19%であった。
【0029】例4 257.5グラムのジエチレントリアミンを、2,28
0グラムのブロックトプレポリマーA)に添加した。こ
の混合物を70℃に加熱した後、遊離したジイソプロピ
ルアミンを減圧下にて蒸留除去した。得られたポリアミ
ンは、82,000mPas/23℃の粘度を有してい
た。 第1級アミノ基含有率は2.49%であり、第2級アミ
ノ基含有率は1.04%であった。
【0030】例5 158グラムの2,2,4−及び2,4,4−トリメチ
ルヘキサメチレンジアミンの異性体混合物を、2,28
0グラムのブロックトプレポリマーA)に添加した。こ
の混合物を70℃に加熱した後、遊離したジイソプロピ
ルアミンを減圧下にて蒸留除去した。得られたポリアミ
ンは、150,000mPas/22℃の粘度を有して
いた。第1級アミノ基含有率は0.6%であった。“エ
ポキシド樹脂の硬度”ジフェニロールプロパンとエピク
ロロヒドリンとの商業用エポキシド樹脂(平均エポキシ
ド当量190)19グラムを、上記のポリアミン115
グラムと混合した。この生成物を、100℃に1時間加
熱することにより硬化した。42のショア硬度Aを有す
る弾性の合成樹脂が得られた。
【0031】B)  第2級モノアミンでブロックされ
たイソシアネートプレポリマー(プレポリマーB))の
製造トリメチロールプロパンのプロポキシ化により製造
されたOH価48のポリエーテルポリオール3,000
グラム及び2,4−ジイソシアナトトルエン1,400
グラムを、かくはんしながら5時間70℃に加熱した。 次いで、過剰のジイソシアネートを真空下で薄層蒸留に
より除去した。イソシアネート末端基を含有しかつ3.
2%のイソシアネート含有率を有するプレポリマーが得
られた。このプレポリマー1,000グラムに、ジ−n
−ブチルアミン103グラムを室温にて速やかに滴下的
に添加した。この混合物の温度は約40℃に上昇した。 この混合物を、生成物が検出可能なイソシアネート分を
有さなくなるまで、加熱することなくかくはんした。こ
の生成物は、2.9%のブロックトNCO基を含有して
いた。
【0032】例6 1,448グラムのブロックトプレポリマーB)を、5
10グラムのイソホロンジアミンと混合した。この混合
物を100℃に加熱し、そして遊離したジブチルアミン
を減圧下で蒸留除去した。得られたポリアミンは、4.
0%の第1級アミノ基含有率を有していた。その粘度は
、60,000mPas/22℃であった。
【0033】C)  第2級モノアミンでブロックされ
たイソシアネートプレポリマー(プレポリマーC))の
製造68グラムのピペリジンを、1,000グラムのB
)に記載の薄層蒸留されたNCOプレポリマーに室温に
て速やかに滴下的に添加した。この混合物の温度は、約
40℃に上昇した。この混合物を、生成物が検出可能な
イソシアネート分を有さなくなるまで、加熱することな
くかくはんした。この生成物は、3.0%のブロックト
NCO基を含有していた。
【0034】例7 1,400グラムのブロックトプレポリマーC)を、5
10グラムのイソホロンジアミンと混合した。この混合
物を100℃に加熱し、そして遊離したピペリジンを減
圧下で蒸留除去した。得られたポリアミンは、4.0%
の第1級アミノ基含有率を有していた。その粘度は、6
0,000mPas/22℃であった。
【0035】D)  第2級モノアミンでブロックされ
たイソシアネートプレポリマー(プレポリマーD))の
製造プロピレングリコールのプロポキシ化により製造さ
れた分子量2,000のポリエーテルポリオール1,0
00グラム及びイソホロンジイソシアネート211グラ
ムを100℃にて反応させて、3.1%のイソシアネー
ト含有率を有するイソシアネートプレポリマーを生成さ
せた。このプレポリマーを室温まで冷却した後91グラ
ムのジイソプロピルアミンを速やかに滴下的に添加し、
そしてこの混合物をもはや遊離イソシアネートを含有し
なくなるまでかくはんした。この生成物は、2.9%の
ブロックトイソシアネート基を含有していた。
【0036】例8 1,450グラムのブロックトプレポリマーD)を、4
36グラムの商業用ビス−アミノメチル−トリシクロデ
カン(ヘキスト社の“TCD−ジアミン(TCD−Di
amin)”)と混合した。この混合物を70℃に加熱
し、そして遊離したジイソプロピルアミンを減圧下で蒸
留した。反応が完了した後、この生成物をベンジルアル
コールで希釈して90%の固体含有率にした。この混合
物の粘度は、50,000mPas/22℃であった。 第1級アミノ基含有率は2.65%であった。
【0037】E)  第2級モノアミンでブロックされ
たイソシアネートプレポリマー(プレポリマーE))の
製造プロピレングリコールのプロポキシ化後このプロポ
キシ化生成物をエトキシ化する(PO:EO重量比=8
6:14)ことにより製造されたOH価28のポリエー
テルジオール2,000グラムを、1.5%の一定のイ
ソシアネート含有率が得られるまで70℃にて4,4′
−ジイソシアナトジフェニルメタン225グラムとプレ
ポリマー化した。室温まで冷却した後、ジイソプロピル
アミン81グラムを室温にて速やかに滴下的に添加した
。この混合物が遊離イソシアネートを含有しなくなるま
で、かくはんを続行した。得られた生成物は、1.45
%のブロックトイソシアネート基を含有していた。
【0038】例9 2,895グラムのブロックトプレポリマーE)を、4
36グラムの商業用ビス−アミノメチル−トリシクロデ
カン(ヘキスト社の“TCD−ジアミン(TCD−Di
amin)”)と混合した。この混合物を70℃に加熱
し、そして遊離したジイソプロピルアミンを減圧下で蒸
留除去した。反応の完了後、この生成物をベンジルアル
コールで希釈して90%の固体含有率にした。この混合
物の粘度は、60,000mPas/22℃であった。 第1級アミノ基含有率は1.51%であった。
【0039】本発明は次の態様を含む。 (1)  ウレタン基及び尿素基を含有するアミンの製
造方法において、 A)  ウレタン基を含有しかつイソシアネート基が第
2級モノアミンで可逆的にブロックされているイソシア
ネートプレポリマーと B)  少なくとも二官能性でありかつ合計で少なくと
も2個の第1級又は第2級アミノ基を有する、60〜5
00の分子量を有するアミンとを該第2級モノアミンを
分離放出させながら反応させ、しかもこれらの反応体を
反応混合物が成分A)のブロックトイソシアネート基1
個当たり1.25個より多い成分B)の第1級及び/又
は第2級アミノ基を含有するような量的割合で用いる、
ことを特徴とする上記方法。
【0040】(2)  ブロックトイソシアネートプレ
ポリマーA)を、500〜10,000の分子量を有す
るポリエーテルポリオールと過剰の有機ポリイソシアネ
ートと反応させそして次いで残存する遊離イソシアネー
ト基を第2級モノアミンと反応させることにより製造す
る、上記第1項の方法。 (3)  用いられる第2級モノアミンが、成分A)と
成分B)との反応後蒸留により反応混合物から除去され
得るタイプのものである、上記第2項の方法。 (4)  用いられる第2級モノアミンがジイソプロピ
ルアミンである、上記第3項の方法。 (5)  成分A)と成分B)を、2:1ないし10:
1の成分B)の第1級及び/又は第2級アミノ基対成分
A)のブロックトイソシアネート基のモル比に相当する
量で用いる、上記第1項の方法。
【0041】(6)  少なくとも1個の環状脂肪族環
を含有するジ第1級ジアミンを成分B)として用いる、
上記第1項の方法。 (7)  反応を60〜140℃にて行いかつ遊離した
ブロッキング剤を蒸留により反応混合物から除去する、
上記第1項の方法。 (8)  上記第1項の方法により製造された、ウレタ
ン基及び尿素基を含有するアミン。 (9)  アミンを用いてエポキシド樹脂を硬化する方
法において、該アミンがウレタン基及び尿素基を含有し
かつ上記第1項の方法に従って製造されることを特徴と
する方法。
【0042】本発明は説明の目的のために上記に詳述さ
れているけれども、かかる詳述は専ら該目的のためであ
ること、並びに特許請求の範囲により限定され得る場合
を除いて本発明の精神及び範囲から逸脱することなく種
々の変更態様が本発明において当業者によりなされ得る
ことが理解されるべきである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ウレタン基及び尿素基を含有するアミ
    ンの製造方法において、 A)  ウレタン基を含有しかつイソシアネート基が第
    2級モノアミンで可逆的にブロックされているイソシア
    ネートプレポリマーと B)  少なくとも二官能性でありかつ合計で少なくと
    も2個の第1級又は第2級アミノ基を有する、60〜5
    00の分子量を有するアミンとを該第2級モノアミンを
    分離放出させながら反応させ、しかもこれらの反応体を
    反応混合物が成分A)のブロックトイソシアネート基1
    個当たり1.25個より多い成分B)の第1級及び/又
    は第2級アミノ基を含有するような量的割合で用いる、
    ことを特徴とする上記方法。
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